JP3741392B2 - Anti-clogging device for doors - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回動式ドアに適用されて子供等が不用意に手や指を挟まないようにする扉用指詰防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の指詰防止装置は、実公昭60−36690号公報などで知られており、扉と扉受けとの間に隙間形成用の緩衝体を介在させることにより、扉を不用意に閉めた際にも手や指を挟み込むことがないようにするものである。
【0003】
図23(a),(b)は前記公報記載の装置を示し、ドアノブaの回動に連動して接点が閉じるスイッチbと、スイッチbの接点が閉じたとき摺動芯cが吸引されるようにした電磁石dとを扉eに設けると共に、摺動芯cの先端側に設けられた緩衝体fと、緩衝体fと電磁石dとの間に設けられて摺動芯cが吸引される方向と逆方向に緩衝体fを付勢する復帰スプリングgとを備えた構造である。そして、扉eを開くときドアノブaを回すと、それに連動してスイッチbが入って電磁石2が作動し、緩衝体fを復帰スプリングgの付勢力に抗して引き込ませて、扉eの開操作を可能にする。また、扉eを開状態にした後にドアノブaから手を放すと、スイッチbが切れて電磁石2の作動が止まり、緩衝体fを復帰スプリングgの付勢力によって同(b)の如く突出させ、扉eと扉受hとの間に緩衝体aに応じて隙間Tを確保する。また、緩衝体fの突出状態を元の状態にするにはドアノブaを回すこととなる。符号jはトランス、符号kは整流器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような、従来の装置では、扉eに対しスイッチbに関連する部材と電磁石dに関連する部材との双方を取り付けなくてはならないことに加え、スイッチbをドアノブaに連動するよう配置しなければならないことから、取付位置的に規制されると共に、取付作業が容易ではない。また、スイッチbと電磁石dとを接続する配線も必要となり、外観を維持するためには扉e自体を分解しなくてはならず、しかも、電磁石dを用いるため複雑な構造となる。
【0005】
本発明は、上記問題を解消するためになされたものであり、その目的は扉等に簡単に取り付けることができると共に、その場合にドアノブ等と関係なく任意の位置(例えば子供の手が届かない扉の高い位置等)に取り付けることができる扉用指詰防止装置を提供することにある。他の目的は、使い勝手に優れると共に、構成部材が配線やスイッチ等の如く複雑なものを避けて構成簡易に製作可能な扉用指詰防止装置を得ることにある。さらに、他の目的は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の目的を達成するため次のような技術手段を講じたものである。
第1の発明は、図1から図8に例示される如く、回動式の扉Aまたはその扉受Bに取り付けられて、扉Aを閉める際に、扉Aと扉受Bとの間に隙間形成用の緩衝体6を自動的に介在する扉用指詰防止装置1において、前記前提要件を具備する扉用指詰防止装置1において、緩衝体6をその自由端側に装着したアーム3と、扉Aまたは扉受Bに取り付けられて、一端壁に開口13aを設け、アーム3の取付基部17の略中間部を回動可能に枢支していると共に、取付基部17の基端側を上壁8側から内部に導入可能な取付基体であるケース2と、ケース2内に摺動可能に配置されて、取付基部17の基端側に嵌合していると共に、アーム3の回動と連動して開口13aから出没するラッチ部材4と、取付基部17とケース2側にその対応する各端を係止して、アーム3に対する付勢力を、ラッチ部材4がケース2内に収納されるアーム回動方向と開口13aから突出するアーム回動方向とに切り換え可能な付勢手段5とを備え、緩衝体6が、ラッチ部材4をケース2内に収納した状態で扉Aと扉受Bとの間に介在される状態となる構成である。
【0007】
第2の発明は、図9から図15に例示される如く、上記前提要件を具備する扉用指詰防止装置21において、略L形をなし、L形の垂直部33bの自由端側に緩衝体36を装着しているアーム33と、扉Aまたは扉受Bに取り付けられて、アーム33を形成しているL形の水平部33aを、倒れた状態から起立状態に回動可能に枢支している取付基体32と、アーム33の水平部33aを取付基体32側に倒れる方向へ付勢する付勢手段35と、アーム33の水平部33aを付勢手段35の付勢力に抗して前記起立した状態に解除可能に係止しておくロック部材38とを備え、緩衝体36が、アーム33の水平部33aを前記倒した状態で扉Aと扉受Bとの間に介在される状態となる構成である。この第2発明では、アーム33が、主体となるL形の第1アーム34Aと、第1アーム34Aに長さ調整可能に連結される第2アーム34Bとを有し、この第2アーム34Bに緩衝体36を取り付けることが扉Aや扉受Bの形状に対し汎用性を向上することができる。
第3の発明は、図16から図22に例示される如く、上記前提要件を具備する扉用指詰防止装置61において、緩衝体66をその自由端側に装着している第2アーム73と、第2アーム73を前後方向へ回動可能に連結していると共に、その取付基部70側の外周に歯部70aを形成している第1アーム63と、第2アーム73を前方向へ付勢している付勢手段65と、扉Aまたは扉受Bに取り付けられて、第1アーム63を上下方向へ回動可能に枢支している取付基体62と、取付基体62に取り付けられて、第1アーム63の歯部70aと噛み合うピニオン67a付きのダンパー67とを備え、緩衝体66が、第2アーム73の前方向へ回動された状態で扉Aと扉受Bとの間に介在される状態となる構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図8に示す第1形態と、図9から図15に示す第2形態と、図16から図22に示す第3形態とについて説明する。これら3つの形態は、本発明の好適な具体例であるから技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0009】
(第1形態)図1(a),(b)は本発明装置を扉A側に適用した使用状態図、図2は前記装置を構成している主部材を示す概略分解斜視図、図3は前記装置を上から見た図、図4は同装置側面図、図5(a),(b)は図3のA−A線に沿う断面と非指詰防止状態での断面図、図6は図4のB−B線に沿う断面図、図7は図5の左側から見た図、図8は本発明装置を扉受B側に適用した使用状態図である。
この指詰防止装置1は、取付基体であるケース2と、ケース2に回動可能に支持されるアーム3と、アーム3の回動に連動して前後に摺動されるラッチ部材4と、アーム3に対する付勢力を2方向に切り換え可能な付勢手段としてのコイルバネ5と、アーム3の自由端に装着される緩衝体6とから構成されており、扉Aまたは扉受Bに対し両面接着テープCを介して取り付けられる。以下、各部材構成を明らかにした後、使用態様および作動等に言及する。
【0010】
(構成部材)ケース2,アーム3,ラッチ部材4はそれぞれ樹脂成形体で形成されている。この内、ケース2は、上下壁8,9と、両側壁10,11と、2個の窓穴12a付きの後端(右)壁12および出入り用開口13a付きの前端(左)壁13とで区画される容器状をなしている。両側壁10,11の外面側には、上壁8よりも側へ張り出した支持部14が一体に突出形成され、そこにアーム用支持穴14aを形成している。両支持部14の上部側には、上端から支持穴14aに通じるガイド凹部14bが設けられている。各側壁内面にはラッチガイド用の長溝15が対向して設けられている。この長溝15は側壁中間部にあって、前端壁13から貫通穴8bの左右位置側まで達している。また、両側壁10,11および上壁8の前端側は、その上側部分が下広がりの傾斜端面2aに形成されている。上壁8には、アーム3の取付基部側を内部に導入する2個の挿入穴7が設けられている。この挿入穴7はケース前後(左右)中心線に対称に設けられている。上壁8の中央部には矩形貫通穴8bが設けられている。下壁9のケース内に位置する部分には、ラッチガイド用の1対の長穴9aが前後方向に設けられると共に、中央部に小穴9bが設けられている。この小穴9bは一部が貫通穴8bの真下に位置し、穴内壁に一体に突設した係止軸9cを有している。
【0011】
アーム3は、メイン部3aの前(左)側を下向きに折り曲げた1対の装着片部16と、メイン部3aの両側にあって後(右)方へ一体に延びた1対の取付基部17とを有している。メイン部3aの後端部つまり両取付基部17の内側に位置する後端中間位置には矩形の小穴3bが設けられている。この小穴3bは係止軸9cと同様な穴内壁に一体に突設した係止軸3cを有している。また、装着片部16は、メイン部3aの前端を間に位置した両側に設けられてメイン部3aよりも多少前側へ張り出し、後述する如くここに取り付けられる緩衝体6によって覆われる。両取付基部17は平行に設けられており、その各外面の略中間部には支持穴14aに嵌合可能な軸部17aが設けられると共に、各後端側の対向内面にはラッチ部材4をアーム3の回動に連動して摺動するための軸部17bが設けられている。
【0012】
ラッチ部材4は、ケース2の内部に摺動自在に配置される大きさであり、前(左)側に設けられた当接部4aと、当接部4aから後(右)側部分に設けられて中間切欠部4bの両側に位置する1対の長片部18とからなっている。当接部4aは上下中間部を突出した山形状に形成されている。当接部4aおよび各長片部18の外側面には、ケース2の長溝15に嵌合可能な比較的長い水平ガイド片部18aが突設されている。また、各長片部18の外側面には、水平ガイド片部18aの後(右)端に近い位置にあってアーム3の軸部17bと嵌合可能な上下ガイド溝18bと、水平ガイド片部18aの中間よりも上下ガイド溝18b側の部位にあってケース2の長穴9aに嵌合可能なガイドリブ18cとがそれぞれ設けられている。上下ガイド溝18bは、その上端開口幅がテーパ部18dにより幅広に形成され、そのテーパ部18dよりも下部が一定の溝幅になっている。ガイドリブ18cは、水平ガイド片部18aの下に形成された上下溝部の下部に位置し、長片部18の下端面から少し突出している。
【0013】
緩衝体6は、軟質樹脂やラバー等により形成されて適度な弾性を有し、メイン部3aの前端と両側の装着片部16に対応する概略コ字形のブロックとなっている。コ字形の両側部6aには各装着片部16を差し込み可能な係合溝19aが設けられ、コ字形の中間部6bにはメイン部3aの前端を差し込み可能な係合溝19bがそれぞれ連続して設けられている。そして、この緩衝体6は、各係合溝19aに対応する装着片部16を、係合溝19bにメイン部3aの前端をそれぞれ押し込めることによりアーム3に取り付けられる。なお、この場合、緩衝体6は必要に応じ溝内に接着剤などを介在させることにより所定強度に装着される。
【0014】
(組立要領)以上の各部材は、組み付けられて一体ものの製品となるが、次にその組み付け手順例を概説する。この構造では、例えば、ケース2に対しラッチ部材4を配置した状態で、緩衝体6付きのアーム3をコイルバネ5と共に組み込む。ラッチ部材4は、ケース2の開口13a側から挿入、つまり各水平ガイド片部18aを対応する長溝15に嵌合した状態でケース2内に押し込む。すると、ラッチ部材4は、ケース2に対し長溝15に沿って前後(左右)に摺動自在に配置されると共に、各ガイドリブ18cの下端が対応する長穴9aの前端縁に嵌合してケース2から不用意に抜けでない状態になる。次に、例えば、コイルバネ5を貫通穴8bからラッチ部材4の中間切欠部4bに入れて、その下端係合部5aを小穴9b内の係止軸9cに掛け止める。すると、コイルバネ5の上端係合部5bは中間切欠部4b内にあって上向きに配置される。この状態から、アーム3の両取付基部17を支持片14と側壁10,11との間に位置させると共に、対応する挿入穴7に差し込む。そして、両軸部17aを対応するガイド凹部14bに位置させ取付基部17を下向きに押すと、各軸部17aがガイド凹部14bに沿って移動されて対応する支持穴14aに回動自在に係合する。その後、コイルバネ5の上端係合部5bを摘んで引っ張りつつ、小穴3bの係止軸3cに掛け止める。これによって組立が完了する。
【0015】
(部材同士の作動)以上の組立状態において、アーム3はコイルバネ5の付勢力により軸部17aを支点として上壁8側へ(逆時計回りに)回動されて倒れた状態になる。同時に、ラッチ部材4は、軸部17bと上下ガイド溝18bとの嵌合によってケース2の後壁12側に摺動されケース内に完全に収納された状態になる(以下、この状態を指詰防止状態と略称することもある)。また、ここでのコイルバネ5は、その上下端の係合部5a,5bがアーム3の回動支点である軸部17aよりもアーム3の自由端つまり緩衝体6側に位置しており、図5(b)に示す如くアーム3がコイルバネ5の付勢力に抗して時計回りに回動されて回動支点である軸部17a上(下端係合部5aと軸部17aとを通る線上)に達する間は図5(a)の如くアーム3を上壁8側へ倒す方向へ付勢している。
そして、コイルバネ5は、図5(b)に示す如くアーム3が回動されて、回動支点である軸部17a上(下端係合部5aと軸部17aとを通る線上)に達した後は同図の矢印方向つまりアーム3を後壁12側へ倒す方向へその付勢方向を切り換える。この場合、アーム3は、コイルバネ5の付勢力によって後壁12側へ回動されるが、途中で取付基部17が挿入穴7の対応する穴縁部に当たってそれ以上の回動が規制されて、同図の如く起立した状態に保持される。また、アーム3が時計回りに回動されと、軸部17bも同方向へ回動される結果、軸部17bが嵌合している上下ガイド溝18bの下側へ移動しつつラッチ部材4を押してケース2の開口13a側へ摺動する。図1(b)と図5(b)はこの状態を示しており、ラッチ部材4が摺動されて当接部4aをケース2の開口13aから突出している(以下、この状態を非指詰防止状態と略称することもある)。
【0016】
(使用態様)以下、扉用指詰防止装置の使用例および動作について図1,図8を参照しながら概説する。
ここで、指詰防止装置1は、通常、ケース2の下壁9に両面接着テープCが予め装着されており、使用者がその接着テープCの剥離紙を剥して図1(a)の如く扉(回転式ドアと同義)Aの内面に貼着する場合と、図8(a)に示す如く扉受(扉受枠と同義)Bの外面に貼着する場合と選択できる。なお、扉Aは、図示を省略しているが扉受Bに対し閉位置にロックするロック装置およびドアノブ等を従来と同様に有している。また、扉Aや扉受Bへの取付位置は、緩衝体6が扉Aと扉受Bとにわたって配置されるようにする。高さ的には任意の位置に取り付けることができるが、子供などが届かない高さに取り付けることが好ましい。
【0017】
(使用時の作動)先ず、扉Aが図1(a)と図8(a)の如く完全に閉じられているとする。この状態から扉Aを開方向へ回動操作する。この過程において、図1(a)の場合は、緩衝体6が扉受Bに当たるが、更に扉Aを開方向へ回動すると、アーム3がコイルバネ5の付勢力に抗して起立方向へ少し回動し(同図のd1)つつ扉受Bを通過する。完全に通過することにより、緩衝体6の当接状態がなくなって、アーム3はコイルバネ5の付勢力によって元の指詰防止状態つまりケース2の上壁8側へ回動される(同図のd2)。なお、図8(a)の場合は、扉Aを開方向へ回動操作した際、扉Aが緩衝体6に当たるが、更に扉Aを開方向へ回動すると、アーム3が緩衝体6を介してコイルバネ5の付勢力に抗して少し起立方向へ回動する(同図のd1)。これによって、扉Aは緩衝体6を容易に乗り越える。完全に乗り越えると、アーム3はコイルバネ5の付勢力によって元の指詰防止状態に回動される(同図のd2)。このように、扉Aは何れの場合も従来と同様な操作によって開方向へ回動できる。
【0018】
そして、扉Aの開放(人が通過できる)状態では、アーム3および緩衝体6が前側に倒れた元の状態になっている。したがって、この開放状態から扉Aを閉方向へ回動すると、図1(a)の場合は、扉Aが閉じる前に、緩衝体6が扉受Bの外面に当たって扉Aの閉方向への回動を規制し、扉Aと扉受Bとの間に緩衝体6に応じた隙間L1を確保できる。図8(a)の場合は、扉Aが扉受Bに近づくと緩衝体6に当たって扉Aの閉方向への回動が規制され、扉Aと扉受Bとの間に緩衝体6の大きさに応じた隙間L1を確保できる。これにより、扉Aを閉方向へ勢いよく閉めたとしても、子供等の指が扉Aと扉受Bとの間に誤って挟み込まれるという事故を確実に防止できる。
【0019】
また、扉Aを正規の閉位置に回動するには、扉Aの開放状態でアーム3をコイルバネ5の付勢力に抗して起立方向へ回動し、更にコイルバネ5の付勢方向が切り換えられる(バネチャージされる)まで回動してラッチ部材4の山形当接部4aをケース2の開口13aから突出した非指詰防止状態にする。この状態から、扉Aを従来と同様に閉位置まで回動操作する。すると、図1の場合は、同(b)の如く扉Aが扉受Bに接近し、当接部4aが扉受Bの縁に当たると(図8の場合は同(b)の如く扉Aが当接部4aに当たると)、ラッチ部材4が扉受B側から受ける応力によって(図8の場合はラッチ部材4が扉A側から受ける応力によって)、バネチャージされたコイルバネ5の付勢力を受けているアーム2を時計回り方向へ回動しつつ、ケース2内へ摺動されると共に、扉Aがラッチ部材4のケース内への摺動を伴って閉位置まで回動される。なお、ラッチ部材4がケース2内へ摺動される過程において、ガイド溝18bに嵌合している軸部17bも後側へ移動しつつ押されて上下ガイド溝18b内を上側へ動く結果、アーム3はコイルバネ5がバネチャージされる前の状態に戻るため元の図1(a)または図8(a)の実線で示す状態になる。
【0020】
以上のような、指詰防止装置1は次のような点で優れている。
▲1▼、装置構成部材はケース2,アーム3,ラッチ部材4,コイルバネ5,緩衝体6の5点と少なく、また従来の如くスイッチや電磁石などを用いる構造に対し装置組立が容易で安価に提供することができる。
▲2▼、使用する際は、扉Aに限らず、扉受Bに取り付けることも可能である。この場合、扉Aのドアノブ等との関係を要求されないので任意の高さ位置に設置することができることから、設置の容易性に加え、汎用性に優れている。しかも、取付手段としては接着両面テープC等を用いることができ、このように両面テープCを用いた場合は不要となった際の取り外しも簡単に行える。
▲3▼、扉Aや扉受Bに取り付けておくだけで、指詰防止作用が何も操作しなくてもを得られるのでセットし忘れることがなく、また扉Aを正規の閉位置にする場合にワンタッチで行えることから、操作的にも極めて便利なものとなる。
▲4▼、なお、大きさの異なる緩衝体6を用意しておくことにより、例えば、隙間L1の大きさを目的(例えば、指詰防止用隙間,薬品使用時等における室内換気用隙間,ペット動物等を通すための隙間)に応じて変更することができる。この点からも汎用性に優れている。
【0021】
(第2形態)図9(a),(b)は本発明装置を扉A側に適用した使用状態図、図10は前記装置を構成している主部材を示す概略分解斜視図、図11は前記装置を上から見た図、図12は同装置の側面図、図13は図12の左側から見た図、図14は図12の右側から見た図、図15はロック部材と付勢手段の組み込み構成を示す図である。
この指詰防止装置31は、取付基体であるベース32と、ベース32に回動可能に支持されるアーム33(第1アーム34Aおよびこれに連結される第2アーム34Bからなる)と、アーム33を一方向に付勢する付勢手段としてのコイルバネ35と、アーム33(第2アーム34B)の自由端側にドラム37を介在して回動自在に取り付けられる緩衝体36と、アーム33(第1アーム34A)の回動を規制するロック部材38とから構成されており、扉Aまたは扉受Bに対し両面接着テープCを介して取り付けられる。以下、各部材構成を明らかにした後、使用態様および作動等に言及する。
【0022】
(構成部材)ベース32,アーム33(第1アーム34Aと2アーム34B),ドラム37,ロック部材38はそれぞれ樹脂成形体で形成されている。この内、ベース32は、取付面となる上壁39と、両側壁40,41と、後(右)壁42とで区画されるアングル状をなし、上壁39と対向する下壁と第1アーム34Aを内部に入れる前(左)壁とを欠如している。上壁39の内面には、中間よりも側壁41側に位置して、コイルバネ35を両側から位置規制する1対のガイドリブ39aと両ガイドリブ39aの中間に位置して低い保持用ガイドリブ39bとが並設されている。符号39cは、後壁42にコイルバネ35の一端35aを掛け止める穴である。両側壁40,41の中央部には同軸線上に貫通穴40a,41aが設けられている。貫通穴40aには水平の係止穴40bが連通して設けられている。
【0023】
アーム33は、主体となる第1アーム34Aに対し第2アーム34Bを長さ調整可能に連結した構成である。ここで、第1アーム34Aは略L形をなし、L形の水平部33aがベース32に対し回動可能に支持され、垂直部33bがここに第2アーム34Bを連結する。水平部33aは両側壁43,44および下壁45で区画されている。側壁43には、貫通穴40aと対応する位置に設けられた貫通穴43aと、貫通穴43aと連通したキー穴43bとを有している。このキー穴43bは係止穴40bに対し90度変位した状態に設けられている。側壁43の内面には貫通穴43aの下側にリブ43cが設けられている。側壁44には、外面に突設されて貫通穴41aに嵌合する軸部44aと、内面に設けられて軸部44aよりも下壁45側でかつリブ43cに対向したリブ44bおよびコイルバネ35の他端35bを掛け止める係止リブ44cとを有している(図15参照)。リブ43cとリブ44bは後述するロック部材38の左右方向の動きをガイドするためのリブである。これに対し、垂直部33bは、各側壁43,44と連結した両側壁46,47と、下壁45と連結した下壁48と、前後(左右)壁49,50とで水平断面が略枠状をなしている。後壁50には切欠部50aが上下方向に形成されている。両側壁46,47の内面には、レール状のガイドリブ46a,47aが上下方向に対向して設けられている。前(左)壁49の上部側には、1対の上下スリット49aにより区画された弾性片部51が設けられている。この弾性片部51は、内面に形成されて上下複数の水平歯部からなるラッチ51aと、上外面に突設された摘み用リブ51bとを有している。
【0024】
一方、第2アーム34Bは、垂直部33bに差し込まれる連結部52と、ドラム37を回動自在に支持する保持部53と、連結部52と保持部53との間に設けられたフランジ部54とからなっている。また、連結部52は、水平断面が略E字形に形成されており、レール状のガイドリブ46a,47aに対応するE形の各面にそれぞれ設けられて、ガイドリブ46a,47aの内面に沿って摺動案内する1対のガイドリブ52aと、図12に示す如く複数(2個)の水平歯部で構成されて、上下任意のラッチ51aの水平歯部と係合可能なラッチ52bとを有している。これに対し、垂直部53は、フランジ部54に突設された1対の支持片部53aを有し、両支持片部53aの間にドラム37を支持可能になっている。
なお、ドラム37は、芯部37aの外周に中間連結部37bを介して筒本体37cを形成した構成であり、芯部37aの両側に軸部37dを突出している。そして、このドラム37は、軟質樹脂やラバー等により形成されて適度な弾性を有した筒状の緩衝体36を、筒本体37cの外周に必要に応じ接着剤などを介して装着した状態で、各軸部37dを前記支持片部53aに設けられた貫通穴53bに挿入することにより、回動自在に支持される。このようなドラム37と緩衝体36とは、例えば、両者を軟質材で一体に形成したり、軸部37dのみを硬質材で構成することも可能である。
【0025】
ロック部材38は、両側壁43,44の間隔よりも短い略L形をなし、L形の垂直部56の内面から水平部57に平行に突設されてコイルバネ35を挿入可能な軸部56aと、垂直部56の外面から突設されて貫通穴43aおよび貫通穴40aを通ってベース32の側壁40より突出可能な操作軸部56bと、垂直部56の上面に設けられた溝内から操作軸部56bの略中間部に至る長さで一体に突設されて、ベース32の係止穴40bに係脱するキー部56cとを有するブロックとして形成されている。また、垂直部56には、操作軸部56bの真下に位置してリブ43cを摺動自在に差込み可能なガイド溝56dが設けられている。水平部57には、軸部56aの真下に位置してリブ44bに摺動自在に嵌合するガイドスリット57aが設けられている。
【0026】
(組立要領)次に、以上の各部材の組み付け手順例を概説する。この構造では、ベース32に対し第1アーム34Aをロック部材38およびコイルバネ34と共に組み付ける工程と、第1アーム34Aに第2アーム34Bを取り付ける工程とに大別されるが、何れを先に行ってもよく、また上述した緩衝体36の取り付けについても同様である。先ず、第2アーム34Bを第1アーム34Aに取り付ける要領は、連結部52を垂直部33bの開口内に挿入する際、両側のガイドリブ52aを上下方向に延びているレール状のガイドリブ46a,47aの内側に位置した状態で押し込む。すると、弾性片部51が外側へ撓みながら連結部52の差し込みを許容し、押し込み力を開放すると、ラッチ51aの歯部に対しラッチ52bの歯部が係合して不動状態に取り付けられる。
【0027】
第1アーム34Aをロック部材38およびコイルバネ34と共にベース32に組み付ける場合は、先ず、コイルバネ34をロック部材38の軸部56aに挿通した状態で、ガイドスリット57aとリブ44bとの嵌合およびガイド溝56dとリブ43cとの嵌合状態を得るようにしてロック部材38を水平部33a内に位置決め配置する。この状態では、図15に示す如くロック部材38がコイルバネ34の付勢力によって側壁43側へ移動されて、操作軸部56bが貫通穴43aから外側へ突出されると共に、キー部56cもキー穴43bから突出している。その後、例えば、コイルバネ35の他端35bを係止リブ44c(と下壁45との間)に掛け止めてから、ベース32を組み付ける。この要領は、ロック部材38をコイルバネ34の付勢力に抗し側壁44側へ移動して操作軸部56bとキー部56cを側壁43内へ押し込めると共に、軸部44aと貫通穴41aおよび貫通穴43aと貫通穴40aが対応するよう水平部33aに対しベース32を配置する。そして、軸部44aが貫通穴41aに嵌合した後、ロック部材38をコイルバネ35の付勢方向である側壁43側へ移動させ、操作軸部56bおよびキー部56cを対応する貫通穴43aとキー穴43bに嵌合し、更に操作軸部56bをベース32の貫通穴40aへ挿通する。この状態では、キー部56cが側壁40の内面に当たり、操作軸部56bが貫通穴40aから少しだけ突出している。また、軸部56aに挿通されたコイルバネ35がその両側をガイドリブ39aにより、その下部側をガイドリブ39bによってそれぞれ保持ないしは位置規制されている。そして、コイルバネ35の一端35aをその付勢力に抗しつつベース32の上壁39に設けられた穴39に掛け止める。これによって組立が完了する。
【0028】
(部材同士の作動)以上の組立状態において、アーム33は、軸部44aと操作軸部56bを支点として水平部33aがコイルバネ35の付勢力によりベース32の上壁39側へ(図12の時計回りに)回動されて倒れた状態になっている(以下、この状態を指詰防止状態と略称することもある)。また、コイルバネ35は、ロック部材38が操作軸部56bを貫通穴40aから突出する方向、つまり側壁43側へ付勢している。そして、アーム33は、ロック部材38を内蔵した状態でコイルバネ35の付勢力に抗してベース33に対し起立する方向へ回動されて、キー穴43b内に位置していたキー部56cの端部がベース32の係止穴40bに対面したとき、ロック部材38がコイルバネ35の付勢力により側壁43内面に当接するまで移動されると同時に、キー部56cが係止穴40bに係合し、これによってアーム33の回動が規制される。アーム33の回動範囲は約90度に設計されており、アーム33の起立状態つまりキー部56cが係止穴40bに係合した状態(操作軸部56bが貫通穴40aから最も大きく突出した状態となっている)でその起立状態(以下、この状態を非指詰防止状態と略称することもある)を維持する。そして、アーム33を元の指詰防止状態にする場合は、操作軸部56を押してロック部材38をコイルバネ35の付勢力に抗して側壁44側へ移動することによりキー部56cと係止穴40bとの係合が解除されると同時に、アーム33がコイルバネ35の付勢力によって上壁39側へ倒れる。このように、ここでのコイルバネ35は、アーム33を倒すつまり指詰防止状態の方向へ付勢すると共に、ロック部材38を側壁43側つまりキー部56cを係止穴40bに係合する方向へ付勢している。
【0029】
また、この構造では、例えば、扉Aや扉受Bの形状等どによって第2アーム34B(つまりアーム33の垂直部)の長さを変更したいときに容易に対処することができる。その場合には、図12に示す如く、ラジオペンチ等を使用して摘み用リブ51bを外側へ引きながら、あるいはリブ51bを指で押し下げることでラッチ51aを外方へ位置(移動)させながら、第2アーム34Bを任意の長さだけ引き出し、リブ51bの引き力を開放する。すると、第2アーム34Bはその引き出し位置でラッチ51aの歯部にラッチ52bの歯部が係合して長さ調整される。なお、このアーム33については、第1と第2アーム34A,34Bとで構成して長さ調整可能にした例を開示したが、第2アーム34Bを第1アーム34Aに一体に形成し、簡略化することも可能である。
【0030】
(使用態様)以下、扉用指詰防止装置の使用例および動作について図9を参照しながら概説する。
ここで、指詰防止装置21は、通常、ベース32の上壁39に両面接着テープCが予め装着されており、使用者がその接着テープCの剥離紙を剥して図9(a)の如く扉(回動式ドアと同義)Aの内面に貼着したり、扉受B側に取り付けることも可能である。なお、扉Aは、図示を省略しているが扉受(扉受枠と同義)Bに対し閉状態にロックするロック装置およびドアノブ等を有している。また、例えば、扉Aへの取付位置的には、同図の如く指詰防止状態で水平部33aと垂直部33bとの内側コーナ部が扉Aの対応端面に重なるように配置するが、これに限らず、要は非指詰防止状態で緩衝体36が扉受B側に位置するよう配置すればよい。高さ的には任意の位置に取り付けることができるが、子供などが届かない高さに取り付けることが好ましい。そして、この取り付けに際しては、アーム33の垂直部の全寸(垂直部33bに比例する長さ)を、必要に応じ、前述した要領にて第2アーム34Bを介して調整することができる。
【0031】
(使用時の作動)この取付状態において、例えば、子供等が長期に不在で指詰防止装置21をある期間、必要としないような場合には非指詰防止状態にしておくと、扉Aは指詰防止装置21がない場合と同様に閉位置まで回動される。逆に、子供等が在宅し、あるいは室内の換気の必要性等から指詰防止装置21を使用する場合は、図9(a)の状態から扉Aを開方向へ回動操作して、同図の想像線に示す矢印方向へアーム33を回動する。この操作は、上記したように同拡大部に示す如く操作軸部56bをコイルバネ35の長さ方向の付勢力に抗して押し込めると、アーム33がコイルバネ35の回動方向の付勢力によって倒れて指詰防止状態に切り換えられる。そして、この指詰防止状態のセットが完了すると、扉Aは閉方向へ回動される過程において、図9(b)の如く扉Aが閉位置に達する前に、緩衝体36が扉受Bの外面に当たって扉Aの閉方向への回動が規制され、扉Aと扉受Bとの間に緩衝体36に応じた隙間L2を確保できる。これにより、扉Aを閉方向へ勢いよく閉めたとしても、子供等の指が扉Aと扉受Bとの間に誤って挟み込まれるという事故を確実に防止することができる。また、このような隙間L2は、例えば、ペット用猫や犬等が通れるようにより大きく確保したいこともあるが、その場合は上記したようにアーム33の垂直部の全寸(垂直部33bに比例する長さ)を、第2アーム34Bを介して長く調整することにより、必要とする大きさに容易に変更することができる。
【0032】
以上のような、指詰防止装置21は次のような点で優れている。
▲1▼、装置構成部材は取付基体であるベース32,アーム33,ロック部材8,コイルバネ35,緩衝体36だけで少なく、また従来の如くスイッチや電磁石などを用いる構造に対し装置組立が容易で安価に提供することができる。
▲2▼、使用する際は、扉Aに限らず、扉受Bにも取り付けることも可能である。また扉Aのドアノブ等との関係を要求されないので任意の高さ位置に設置することが可能であることから、設置の容易性に加え、汎用性に優れている。しかも、取付手段としては接着両面テープC等を用いることができ、このように両面テープCを用いた場合は不要となった際の取り外しも簡単に行える。
▲3▼、扉Aや扉受Bに取り付けて指詰防止状態にセットしておくだけで、指詰防止作用が何も操作しなくても得られるのでセットし忘れることがなく、また扉Aを閉位置に回動する場合に非指詰防止状態にワンタッチで切り換えるだけなので操作的にも優れている。
▲4▼、アーム33を第1,2アーム34A,34Bにて構成すると共に、アーム34Aの垂直部33aに対し第2アーム34Bを任意の長さで連結することにより、この指詰防止装置21は取り付ける扉Aや扉受Bの形状に規制されず、しかも隙間L2の大きさを目的(例えば、指詰防止用隙間,薬品使用時等における室内換気用隙間,ペット動物等を通すための隙間)に応じて任意の大きさに変更することができる。この点から汎用性に優れている。
【0033】
(第3形態)図16(a),(b)は本発明装置を扉側に適用した使用状態図で、同(b)は同(a)のA−A線に対応した断面で示す図、図17は前記装置を構成している主部材を示す概略分解斜視図、図18は取付基体構成を示す分解図、図19(a),(b)は第2アームを示し、同(b)は同(a)のA−A線に沿う断面図、図20は図16の実線で示す同装置の状態での正面図、図21は図20の右側から見た図、図21は図20のB−B線に沿う断面図である。
この指詰防止装置61は、取付基体62である蓋69付きケース68と、取付基体62に対し上下方向へ回動可能に支持された第1アーム63と、第1アーム63に対し前後方向へ回動可能に連結された第2アーム73と、第2アーム73を一方向に付勢する付勢手段としてのコイルバネ65と、第2アーム73の自由端に装着された緩衝体66と、第1アーム63の回動を制動するダンパー67とを備え、扉Aまたは扉受Bに対し両面接着テープCを介して取り付けられる。以下、各構成部材を明らかにした後、使用態様および作動等に言及する。
【0034】
(構成部材)取付基体62を構成しているケース68および蓋69と、第1アーム63と、第2アーム73はそれぞれ樹脂成形体で形成されている。この内、取付基体62は、使用状態で前側(取り付け側)となる面を全開したケース68と、前記全開部を閉じる蓋69とからなり、この蓋68を介して取り付けられるように設計されている。ケース68は、図18と図22に示す如く上下壁74,75と、側壁76,77と、後壁78とで区画される容器状をなし、側壁77の大半と側壁77から上壁74の一部を含むよう欠如して第1アーム63の上下方向の回動を許容する開口79を有している。つまり上壁74の切り欠かれた端面74aと、側壁77の切り欠かれた端面77aがストッパー面として作用する。ケース内部には、第1アーム63を回動可能に支持する筒状軸部78aと、ダンパー67を押さえる1対の保持片部78bとが設けられている。筒状軸部78aは後壁78の内面に突設し開口79側に位置している。各保持片部78bは、軸部78aと側壁76との間に位置しダンパー67のケース本体67bを間に配置可能な隙間を保って、後壁78と上下壁74,75の各内面から突設されている。各保持片部78bの先端面には押圧突部78cが設けられている。なお、符号68aは取付穴である。これに対し、蓋69は、取付穴68aに対応した取付穴69aを有し、ねじ80を用いてケース68に取り付けられる。また、蓋69の内面には、軸部78aの先端と係合する筒状受部69bと、ダンパー67を取り付ける取付溝69cとが設けられている。
【0035】
そして、ダンパー67は周知の制動用オイルダンパーなどであり、1対の取付片部67e付きケース本体67bと、ケース本体67b内に充填された流体の内部抵抗を利用して軸部等を介して所定の制動された速度に回動するピニオン67aとを有している。前記した取付溝69cは、筒状ケース本体67bの下部側と各取付片部67eとを受け入れて係合可能な形状をなし、押し込め操作によりダンパー67を蓋69に対し所定強度にて取り付けることができる。なお、取り付けられたダンパー67は、ケース68に蓋69を装着した状態で、ケース本体67bが1対の保持片部78bにより両側から挟み込まれると共に、各取付片部67eが対応する押圧突部78cに押されて抜け止めされる。
【0036】
第1アーム63は、軸部78aに回動可能に支持されると共に歯部70aを外周に有している取付基部70と、中間部71と、第2アーム73を回動可能に支持する保持部72とからなる。取付基部70は略二重筒状をなし、軸部78aを差し込み可能な内筒70bおよびこの内筒70bの端部側に連結された外筒70cとを有し、前記歯部70aが外筒70cの先端側外周にあって第1アーム63の回動範囲に対応して略90度の範囲に形成されている。中間部71は歯部70aと反対側の外筒70cから突出された平板状をなしている。保持部72は、断面略L形をなし、その垂直部の背面中間部に中間部71が連結していると共に、幅方向両側に設けられた貫通穴72b付きの片部72aと、L形の水平部の内面にあって前記垂直部と平行に突設された回動規制リブ72cと、L形の垂直部を形成している回動規制片72eとを有している。この回動規制リブ72cはL形垂直部である回動規制片72eよりも低くなっている。また、一方の片部72aの内面には、上端から貫通穴72bに通じ、かつ貫通穴72bに近づくにしたがって次第に浅くなるテーパー溝72dが設けられている。
【0037】
一方、第2アーム73は、片側が割ピン81を介して保持部72に回動可能に支持される連結部75と、その先端に緩衝体66を取り付ける装着部76と、連結部75と装着部76との間を形成して比較的長い中間片部77とからなり、全寸が第1アーム63よりも長いと共に、連結部75と装着部76が中間片部77に対しそれぞれ所定の傾きを持って一体化している。ここで、連結部75の端部側は、図19にも示す如く幅方向にあって、略半分(右側)だけが筒部75aに形成され、残りの部分に筒部75aの中心線に沿って設けられて軸用割ピン81を圧入可能な係止穴75bと、この係止穴75bよりも更に径小で係止穴75bの上側に平行に穿設されてコイルバネ65の一端65aを圧入可能な係止穴75cと、残りの部分(左側)の側端面にあって係止穴75bと同軸上に設けられた軸部75dと、外周に所定の傾きで突設された当接リブ75eとを有している。当接リブ75eは筒部75aの下側に位置しかつ幅方向に設けられている。
【0038】
緩衝体66は、軟質樹脂やラバー等により形成されて適度な弾性を有したブロックとなっている。また、装着部76を内部に差し込み可能な係合穴66aを有している。そして、この緩衝体66は、装着部76を係合穴66aに押し込めることにより第2アーム73に取り付けられる。なお、この場合、緩衝体66は必要に応じ穴内に接着剤などを介在させることにより所定強度に装着される。
【0039】
(組立要領)次に、以上の各部材について、その主要部の組み付け手順例を概説する。この構造では、ケース68と蓋69との間に第1アーム63を組み込む工程と、第1アーム63に第2アーム73を取り付ける工程とに大別されるが、何れを先に行ってもよく、また上述した緩衝体66の取り付けについても同様である。先ず、第1アーム63の組み込みは、軸部78aを内筒70bの内部に挿入した状態で、ダンパー68を予め配置した蓋69をケース68に配置し、3個のねじ80を取付穴69aから取付穴68aへ螺入操作して蓋69をケース68に一体化する。
【0040】
第1アーム63と第2アーム73との連結操作は、例えば、第2アーム73の連結部75に対し、係止穴75bに割ピン81の一端81aを圧入して組み付け、その割ピン81にコイルバネ65を巻き付けるように挿入すると共に係止穴75cにコイルバネ65の一端65aを圧入して組み付ける。この状態では、割ピン81の他端81bおよびコイルバネ65の他端65bが筒部75aからそれぞれ突出している。そして、第1アーム63の保持部72に対し連結部75を位置決めし(両貫通穴72bに軸部75cと割ピン81の他端81bとを対応させる)、例えば、貫通穴72bに他端81bを嵌合した後、軸部75cをテーパー溝72dから下向きに押して他方の貫通穴72bに嵌合する。その後、コイルバネ65の他端81bをその付勢力に抗しつつ当接リブ75dの内側に掛け止める。これによって組立が完了する。
【0041】
(部材同士の作動)以上のように、両アーム63,73を連結した状態では、第1アーム63に対し第2アーム73が軸部75cと他端81bを支点として回動可能に支持され、コイルバネ65の付勢力によって図22の状態で蓋69側へ近づく下(想像線で示す位置つまり図16(b)の状態で取付面である扉A側)方向へ回動され、かつ当接リブ75eが回動規制リブ72cに当接している。そして、第2アーム73はコイルバネ65の付勢力に抗して蓋69側から離れる方向へ回動されると、連結部75の端部が回動規制片72eに当接したときにその回動が規制される。図22の実線はこの状態を示している(以下、この状態を指詰防止の待機状態と略称することもある)。つまり、第2アーム73は蓋69とケース68との間にあって、通常、コイルバネ65の付勢力により蓋69側へ回動されている。
【0042】
また、上記したように、組立完了状態では、ケース68側の軸部78aが蓋69の受部69b内に係合しており、第1アーム63がその軸部78aを中心として上下方向へ回動可能に組み込まれている。この第1アーム63の回動は、中間部71が上壁74の端面74aと側壁77の端面77aとに当接する範囲θ(この例では50度)に規制される。そして、この状態では、ピニオン67aに歯部70aが噛み合っており、第1アーム63が回動するときはダンパー67によって制動された速さで回動される。また、扉A等への取付状態では、開口79を形成している側壁77の端面77aに位置している。つまり、通常時は、図20の実線に示す如く第1アーム63が取付基体62の開口79から略平行に突出していると共に、自重により下向きに荷重を受けて側壁77の端面77aに当接した状態で保持されている(以下、この状態を指詰防止状態と略称することもある)。そして、第1アーム63は、逆時計回りに回動操作されると、想像線に示す如く上壁74の端面74aと当接したときにその回動が規制され(以下、この状態を非指詰防止状態と略称することもある)、回動する力を開放すると、再び自重により側壁77の端面77aと当接するまで起立状態から水平状態に回動される。そして、この非指詰防止状態から指詰防止状態に回動される際には、第1アーム63がダンパー67によって制動された速度で回動されるのである。
【0043】
(使用態様)以下、扉用指詰防止装置61の使用例および動作について図16を参照しながら概説する。
ここで、指詰防止装置61は、通常、取付基体62の蓋69に両面接着テープCが予め装着されており、使用者がその接着テープCの剥離紙を剥して図16(a)の如く上記した指詰防止の待機状態で扉(回動式ドアと同義)Aの内面に貼着したり、扉受B側に取り付けることも可能である。なお、扉Aは、図示を省略しているが扉受(扉受枠と同義)Bに対し閉位置にロックするロック装置およびドアノブ等を有している。また、扉Aへの取付位置的には、同図の如く指詰防止の待機状態で緩衝体66が扉Aと扉受Bとにかけわたされるよう配置すればよい。高さ的には、任意の位置に取り付けることができるが、子供などが届かない高さに取り付けることが好ましい。
【0044】
(使用時の作動)先ず、扉Aが図16の実線に示す如く完全に閉じられているとする。この状態では、図16(b)の実線に示す如く第2アーム73がコイルバネ65の付勢圧に抗して蓋69側から離れる方向へ回動され、かつその回動途中で緩衝体66が扉受Bの内面に当接されている。この状態から扉Aを開方向へ回動操作する。この過程において、緩衝体66が扉受Bに当たっており、扉Aを開方向へ回動すると、第1アーム63に対し第2アーム73がコイルバネ65の付勢力に抗して蓋69側から更に離れる方向へ回動し(同図のd1)つつ扉受Bの内面を通過する。完全に通過することにより、緩衝体66の当接状態がなくなって、第2アーム73はコイルバネ65の付勢力によって指詰防止状態つまり蓋69側へ回動される(同図のd2)。このように、扉Aは従来と同様な操作によって開方向へ回動される。なお、上記した指詰防止の待機状態は第2アーム73が扉受Bの内面を通過可能になるd1の位置にほぼ一致している。
【0045】
そして、扉Aの開放(人が通過できる)状態では、第2アーム73および緩衝体66が扉A側に倒れた指詰防止状態となっている。したがって、この開放状態から扉Aを閉方向へ回動すると、扉Aが閉じる前に、緩衝体66が扉受Bの外面に当たって扉Aの閉方向への回動を規制し、扉Aと扉受Bとの間に緩衝体66に応じた隙間L3を確保できる。これにより、扉Aを閉方向へ勢いよく閉めたとしても、子供等の指が扉Aと扉受Bとの間に誤って挟み込まれるという事故を確実に防止できる。
【0046】
また、扉Aを正規の閉位置にするには、扉Aの開放状態で第1アーム63を第2アーム73と共に図16(a)の矢印(イ)方向、つまりケース68の開口79を形成している上壁74の端部74aに当たるまで回動操作して、扉Aを閉位置に回動する。すると、第1アーム63は、前記(イ)方向へ回動操作されてその回動操作力を開放すると、第2アーム73と共に自重により同図の矢印(ロ)方向つまり元の位置まで回動するが、この矢印(ロ)方向への回動は前述したようにダンパー67によって制動されていることから、ゆっくりと回動する。これによって、第1アーム63に連結された第2アーム73および緩衝体66は扉Aが閉位置に達するまで扉受Bに当たることなく、かつ閉位置になった状態で元の指詰防止の待機状態となる。
【0047】
以上のような、指詰防止装置61は次のような点で優れている。
▲1▼、装置構成部材は取付基体62,第1アーム63と第2アーム73,ダンパー67,コイルバネ65,割ピン81等の軸部材,緩衝体66であって少なく、また従来の如くスイッチや電磁石などを用いる構造に対し装置組立が容易で安価に提供することができる。
▲2▼、使用する際は、扉Aに限らず、扉受Bに取り付けることも可能である。この場合、扉Aのドアノブ等との関係を要求されないので任意の高さ位置に設置することができることから、設置の容易性に加え、汎用性に優れている。しかも、取付手段としては接着両面テープC等を用いることができ、このように両面テープCを用いた場合は不要となった際の取り外しも簡単に行える。
▲3▼、扉Aや扉受Bに取り付けておくだけで、指詰防止作用が何も操作しなくてもを得られるのでセットし忘れることがなく、また扉Aを正規の閉位置にする場合にワンタッチで行えることから、操作的にも極めて便利なものとなる。
▲4▼、なお、大きさの異なる緩衝体66を用意しておくことにより、例えば、隙間L3の大きさを目的(例えば、指詰防止用隙間,薬品使用時等における室内換気用隙間,ペット動物等を通すための隙間)に応じて変更することができる。この点からも汎用性に優れている。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明の扉用指詰防止装置にあっては、従来品に対し扉に限らず、扉受側に取り付けることもできることから設置の自由度が得られ、またドアノブ等との関係を要求されず任意の高さ位置に取り付けることができ、しかも取付構造も簡易になって、汎用性に富み、商品価値を向上できる。
また、指詰防止作用的には、アームを付勢手段で付勢することにより、緩衝体が扉と扉受との間に自動的に移動され、セットし忘れることがなく、確実性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態に係る本発明装置を扉側に適用した使用状態図である。
【図2】前記装置を構成している主要部材を示す概略分解斜視図である。
【図3】前記装置を上から見た図である。
【図4】前記装置の側面図である。
【図5】図3のA−A線に沿う断面と非指詰防止状態での断面図である。
【図6】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図7】図3の左側から見た図である。
【図8】第1形態に係る本発明装置を扉受側に適用した使用状態図である。
【図9】第2形態に係る本発明装置を扉側に適用した使用状態図である。
【図10】前記装置を構成している主要部材を示す概略分解斜視図である。
【図11】前記装置を上から見た図である。
【図12】前記装置の側面図である。
【図13】図12の左側から見た図である。
【図14】図12の右側から見た図である。
【図15】前記装置のロック部材と付勢手段との組み込み構成を示す図である。
【図16】第3形態に係る本発明装置を扉側に適用した使用状態図である。
【図17】前記装置を構成している主要部材を示す概略分解斜視図である。
【図18】前記装置の取付基体(ケース)構成を示す分解図である。
【図19】前記装置の第2アームを示す図である。
【図20】前記装置の正面図である。
【図21】図20の右側から見た図である。
【図22】図20のC−C線に沿う断面図である。
【図23】従来の扉用指詰防止装置例を示す図である。
【符号の説明】
1,21,61 指詰防止装置
2,62 ケース(取付基体)
3,33,63 アーム
4 ラッチ部材
5,35,65 コイルバネ(付勢手段)
6,36,66 緩衝体
8 ケースの上壁
13a ケースの開口
17 アームの取付基部
32 ベース(取付基体)
33a L形アームの水平部
33b L形アームの垂直部
34A,34B 第1と第2アーム
38 ロック部材
66,76 第1と第2アーム
67 ダンパー
67a ピニオン
69 蓋(取付基体)
76a 歯部
A 扉
B 扉受
L1,L2,L3 隙間
C 両面接着テープ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a door finger plugging prevention apparatus that is applied to a rotary door and prevents a child or the like from inadvertently pinching a hand or a finger.
[0002]
[Prior art]
This kind of finger clogging prevention device is known from Japanese Utility Model Publication No. 60-36690, and the door is inadvertently closed by interposing a buffer for forming a gap between the door and the door receiver. It prevents the fingers and fingers from getting caught.
[0003]
FIGS. 23 (a) and 23 (b) show the device described in the above publication, in which the contact b is closed in conjunction with the rotation of the door knob a, and the sliding core c is sucked when the contact of the switch b is closed. The electromagnet d thus formed is provided on the door e, and the buffer core f provided on the tip side of the slide core c and the buffer core f and the electromagnet d are provided to attract the slide core c. And a return spring g that urges the buffer body f in the opposite direction to the direction. When the door knob a is turned to open the door e, the switch b is turned on in conjunction with it to operate the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional apparatus, in addition to having to attach both a member related to the switch b and a member related to the electromagnet d to the door e, the switch b is linked to the door knob a. Since it must be arranged, the mounting position is restricted and the mounting operation is not easy. In addition, wiring for connecting the switch b and the electromagnet d is also necessary, and the door e itself must be disassembled in order to maintain the appearance, and the electromagnet d is used, resulting in a complicated structure.
[0005]
The present invention has been made in order to solve the above-mentioned problems, and the object thereof can be easily attached to a door or the like, and in that case, an arbitrary position (for example, a child's hand does not reach regardless of the door knob or the like). An object of the present invention is to provide a door finger clogging prevention device that can be attached to a high position of the door. Another object of the present invention is to provide a door-finger prevention device that is excellent in usability and that can be manufactured simply by avoiding complicated components such as wiring and switches. Further, other objects will be made clear in the contents described below.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention takes the following technical means in order to achieve the above object.
First 1 As shown in FIGS. 1 to 8, the invention of FIG. When the door A is closed by being attached to the rotary door A or its door receiver B, the door finger clogging automatically interposes a
[0007]
First 2 As illustrated in FIG. 9 to FIG. 15, the invention has a substantially L shape in the door finger
First Three As illustrated in FIGS. 16 to 22, the present invention relates to a door finger
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the first embodiment shown in FIGS. 1 to 8, the second embodiment shown in FIGS. 9 to 15, and the third embodiment shown in FIGS. 16 to 22 will be described. Since these three forms are preferable specific examples of the present invention, various technically preferable limitations are given. However, the scope of the present invention is described in particular in the following description to limit the present invention. As long as it is not, it is not restricted to these forms.
[0009]
(First Embodiment) FIGS. 1 (a) and 1 (b) are diagrams showing a state in which the device of the present invention is applied to the door A side, FIG. 2 is a schematic exploded perspective view showing a main member constituting the device, and FIG. FIG. 4 is a side view of the device, FIG. 5A and FIG. 5B are a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 4, FIG. 7 is a view seen from the left side of FIG. 5, and FIG. 8 is a use state diagram in which the device of the present invention is applied to the door receiver B side.
This finger clogging prevention device 1 includes a
[0010]
(Constituent members) The
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
(Assembly Procedure) The above members are assembled into an integrated product. Next, an example of the assembly procedure will be outlined. In this structure, for example, the
[0015]
(Operation of Members) In the above assembled state, the
Then, after the
[0016]
(Usage Mode) Hereinafter, usage examples and operations of the door-finger prevention device will be outlined with reference to FIGS.
Here, the finger clogging prevention device 1 is usually equipped with a double-sided adhesive tape C in advance on the
[0017]
(Operation in Use) First, it is assumed that the door A is completely closed as shown in FIGS. 1 (a) and 8 (a). From this state, the door A is turned in the opening direction. In this process, in the case of FIG. 1A, the
[0018]
And in the state where the door A is opened (a person can pass through), the
[0019]
In order to rotate the door A to the normal closed position, the
[0020]
The above-described finger plugging prevention device 1 is excellent in the following points.
(1) The number of component parts of the device is as small as five points:
(2) When using, it is possible to attach not only to the door A but also to the door receptacle B. In this case, since the relationship with the door knob etc. of the door A is not requested | required, since it can install in arbitrary height positions, it is excellent in versatility in addition to the ease of installation. Moreover, an adhesive double-sided tape C or the like can be used as the attaching means, and when the double-sided tape C is used in this way, it can be easily removed when it becomes unnecessary.
(3) Just by attaching to the door A or the door holder B, you can obtain the anti-fingering action without any operation, so don't forget to set it, and put the door A in the normal closed position Since it can be done with a single touch, it is extremely convenient in terms of operation.
(4) It should be noted that by preparing
[0021]
(Second Embodiment) FIGS. 9 (a) and 9 (b) are diagrams showing a state of use in which the device of the present invention is applied to the door A side, FIG. 10 is a schematic exploded perspective view showing a main member constituting the device, and FIG. FIG. 12 is a side view of the apparatus, FIG. 13 is a view from the left side of FIG. 12, FIG. 14 is a view from the right side of FIG. 12, and FIG. It is a figure which shows the built-in structure of a biasing means.
The finger clogging prevention device 31 includes a base 32 that is a mounting base, an
[0022]
(Constituent members) The
[0023]
The
[0024]
On the other hand, the
The
[0025]
The
[0026]
(Assembly Procedure) Next, an example of the procedure for assembling the above members will be outlined. In this structure, the
[0027]
When the
[0028]
(Operation of the members) In the above assembled state, the
[0029]
Further, with this structure, for example, it is possible to easily cope with the case where it is desired to change the length of the
[0030]
(Usage Mode) Hereinafter, an example of use and operation of the door-finger prevention device will be outlined with reference to FIG.
Here, in the finger plugging
[0031]
(Operation at the time of use) In this attached state, for example, when a child or the like is absent for a long time and the
[0032]
The above-described finger plugging
(1) The number of apparatus constituent members is only the
(2) When using, it is possible to attach not only to the door A but also to the door receptacle B. Moreover, since the relationship with the door knob of the door A etc. is not requested | required, since it can install in arbitrary height positions, in addition to the ease of installation, it is excellent in versatility. Moreover, an adhesive double-sided tape C or the like can be used as the attaching means, and when the double-sided tape C is used in this way, it can be easily removed when it becomes unnecessary.
(3) Just attach it to the door A or door holder B and set it in the finger-clogging prevention state. You can get the finger-clogging prevention action without any operation. When the is turned to the closed position, the non-fingering prevention state is simply switched with one touch, which is excellent in terms of operation.
(4) The
[0033]
(Third embodiment) FIGS. 16 (a) and 16 (b) are views showing the use of the device of the present invention on the door side, and FIG. 16 (b) is a cross-sectional view corresponding to the line AA in FIG. 17 is a schematic exploded perspective view showing a main member constituting the apparatus, FIG. 18 is an exploded view showing a mounting base structure, and FIGS. 19A and 19B show a second arm. ) Is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 20A, FIG. 20 is a front view of the same apparatus shown by the solid line in FIG. 16, FIG. 21 is a view seen from the right side of FIG. It is sectional drawing which follows the 20 BB line.
The finger
[0034]
(Constituent member) The
[0035]
The
[0036]
The
[0037]
On the other hand, the
[0038]
The
[0039]
(Assembly Procedure) Next, an example of an assembling procedure of the main part of each of the above members will be outlined. In this structure, the process is roughly divided into a process of incorporating the
[0040]
The connecting operation of the
[0041]
(Operation between members) As described above, in a state where both
[0042]
Further, as described above, in the assembled state, the
[0043]
(Usage Mode) Hereinafter, an example of use and operation of the door finger
Here, in the finger
[0044]
(Operation in Use) First, it is assumed that the door A is completely closed as shown by a solid line in FIG. In this state, as shown by the solid line in FIG. 16B, the
[0045]
When the door A is in an open state (a person can pass through), the
[0046]
Further, in order to place the door A in the normal closed position, the
[0047]
The finger
(1) The apparatus constituent members are the mounting
(2) When using, it is possible to attach not only to the door A but also to the door receptacle B. In this case, since the relationship with the door knob etc. of the door A is not requested | required, since it can install in arbitrary height positions, it is excellent in versatility in addition to the ease of installation. Moreover, an adhesive double-sided tape C or the like can be used as the attaching means, and when the double-sided tape C is used in this way, it can be easily removed when it becomes unnecessary.
(3) Just by attaching to the door A or the door holder B, you can obtain the anti-fingering action without any operation, so don't forget to set it, and put the door A in the normal closed position Since it can be done with a single touch, it is extremely convenient in terms of operation.
(4) It should be noted that by preparing the
[0048]
【The invention's effect】
As described above, the door finger clogging prevention device of the present invention can be installed not only on the door but also on the door receiving side with respect to the conventional product, so that the degree of freedom of installation can be obtained, and with the door knob etc. It can be mounted at any height position without requiring a relationship, and the mounting structure is simplified, so that the versatility and the commercial value can be improved.
In addition, in order to prevent finger clogging, the shock absorber is automatically moved between the door and the door support by urging the arm with the urging means, so that the set is not forgotten and has excellent reliability. ing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a usage state in which the device according to the first embodiment is applied to a door side.
FIG. 2 is a schematic exploded perspective view showing main members constituting the apparatus.
FIG. 3 is a top view of the device.
FIG. 4 is a side view of the device.
5 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 3 and a cross-sectional view in a non-finger-preventing state.
6 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
7 is a view from the left side of FIG. 3. FIG.
FIG. 8 is a view showing a usage state in which the device of the present invention according to the first embodiment is applied to the door receiving side.
FIG. 9 is a view showing a usage state in which the device according to the second embodiment is applied to the door side.
FIG. 10 is a schematic exploded perspective view showing main members constituting the device.
FIG. 11 is a top view of the device.
FIG. 12 is a side view of the device.
13 is a view seen from the left side of FIG.
14 is a view as seen from the right side of FIG.
FIG. 15 is a view showing a built-in configuration of the lock member and the biasing means of the device.
FIG. 16 is a view showing a usage state in which the device according to the third embodiment is applied to the door side.
FIG. 17 is a schematic exploded perspective view showing main members constituting the device.
FIG. 18 is an exploded view showing a configuration of a mounting base (case) of the apparatus.
FIG. 19 is a view showing a second arm of the device.
FIG. 20 is a front view of the device.
21 is a view from the right side of FIG.
22 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
FIG. 23 is a diagram showing an example of a conventional door finger clogging prevention device.
[Explanation of symbols]
1,21,61 Finger plug prevention device
2,62 case (mounting base)
3,33,63 arm
4 Latch members
5, 35, 65 Coil spring (biasing means)
6, 36, 66 buffer
8 Case top wall
13a Case opening
17 Arm mounting base
32 Base (mounting base)
33a Horizontal part of L-arm
33b Vertical part of L-shaped arm
34A, 34B first and second arms
38 Locking member
66,76 first and second arms
67 Damper
67a pinion
69 Lid (mounting base)
76a Teeth
A door
B Door holder
L1, L2, L3 clearance
C Double-sided adhesive tape
Claims (3)
前記緩衝体をその自由端側に装着したアームと、
前記扉または前記扉受に取り付けられて、一端壁に開口を設け、前記アームの取付基部の略中間部を回動可能に枢支していると共に、前記取付基部の基端側を上壁側から内部に導入可能なケースと、
前記ケース内に摺動可能に配置されて、前記取付基部の基端側に嵌合していると共に、前記アームの回動と連動して前記開口から出没するラッチ部材と、
前記取付基部と前記ケース側にその対応する各端を係止して、前記アームに対する付勢力を、前記ラッチ部材が前記ケース内に収納されるアーム回動方向と前記開口から突出するアーム回動方向とに切り換え可能な付勢手段とを備え、
前記緩衝体が、前記ラッチ部材を前記ケース内に収納した状態で前記扉と前記扉受との間に介在される状態となることを特徴とする扉用指詰防止装置。When the door is attached to a rotary door or its door holder and the door is rotated and closed, a buffer for gap formation is automatically interposed between the door and the door holder. In the prevention device,
An arm mounted on the free end side of the buffer,
Attached to the door or the door support, an opening is provided in one end wall, and a substantially intermediate portion of the mounting base of the arm is pivotally supported, and a base end side of the mounting base is an upper wall side A case that can be installed inside
A latch member that is slidably disposed in the case and is fitted to the proximal end side of the mounting base, and that latches in and out of the opening in conjunction with the rotation of the arm,
The mounting base and each corresponding end are locked to the case side, and the urging force to the arm is applied to the arm rotation direction in which the latch member is housed in the case and the arm rotation protruding from the opening. Urging means switchable between directions,
The door finger clogging prevention device, wherein the buffer is in a state of being interposed between the door and the door support in a state where the latch member is housed in the case.
略L形をなし、L形の垂直部の自由端側に前記緩衝体を装着しているアームと、
前記扉または前記扉受に取り付けられて、前記アームを形成しているL形の水平部を、倒れる状態から起立状態に回動可能に枢支している取付基体と、
前記アームの水平部を前記取付基体側に倒れる方向へ付勢する付勢手段と、
前記アームの水平部を前記付勢手段の付勢力に抗して前記起立した状態に解除可能に係止しておくロック部材とを備え、
前記緩衝体が、前記アームの水平部を前記倒した状態で前記扉と前記扉受との間に介在される状態となることを特徴とする扉用指詰防止装置。When the door is attached to a rotary door or its door holder and the door is rotated and closed, a buffer for gap formation is automatically interposed between the door and the door holder. In the prevention device,
An arm that is substantially L-shaped and has the buffer mounted on the free end of the L-shaped vertical portion;
An attachment base which is attached to the door or the door support and pivotally supports an L-shaped horizontal portion forming the arm so as to be pivotable from a falling state to an upright state;
An urging means for urging the horizontal portion of the arm in a direction of falling toward the mounting base;
A locking member that releasably locks the horizontal portion of the arm against the urging force of the urging means in the upright state;
The door finger clogging prevention device, wherein the buffer is in a state of being interposed between the door and the door support in a state where the horizontal portion of the arm is tilted down.
前記緩衝体をその自由端側に装着している第2アームと、
前記第2アームを前後方向へ回動可能に連結していると共に、その取付基部側の外周に歯部を形成している第1アームと、
前記第2アームを前方向へ付勢している付勢手段と、
前記扉または前記扉受に取り付けられて、前記第1アームを上下方向へ回動可能に枢支している取付基体と、
前記取付基体に取り付けられて、前記第1アームの歯部と噛み合うピニオン付きのダンパーとを備え、
前記緩衝体が、前記第2アームの前方向へ回動された状態で前記扉と前記扉受との間に介在される状態となることを特徴とする扉用指詰防止装置。When the door is attached to a rotary door or its door holder and the door is rotated and closed, a buffer for gap formation is automatically interposed between the door and the door holder. In the prevention device,
A second arm mounting the shock absorber on its free end side;
A first arm that connects the second arm so as to be pivotable in the front-rear direction, and forms a tooth portion on the outer periphery of the mounting base side;
Biasing means for biasing the second arm forward;
An attachment base that is attached to the door or the door support and pivotally supports the first arm in a vertical direction;
A damper with a pinion attached to the attachment base and meshing with the teeth of the first arm;
The door finger clogging prevention device, wherein the buffer is in a state of being interposed between the door and the door support in a state of being rotated forward of the second arm.
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