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JP3743385B2 - 心磁測定装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、心臓から発生する磁場を計測する心磁測定装置に関するものであり、さらに詳しくは被験者を拘束せず、かつ迅速に心磁計測することを可能にする心磁測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、心磁と呼ばれる心臓から発生する磁場分布を超伝導量子干渉素子(SQUID)によって計測し、心臓疾患の診断、予防に役立てようとする試みがなされてきた。
一般には心磁計と呼ばれるもので、心磁分布図を描かせたり、磁場源推定など心臓の位置との相対位置関係を保ちながら、心臓の状態を把握するものである。
【0003】
従来の心磁計測装置においては、被験者が仰臥位で寝た状態で、上からセンサアレイを位置決めし、磁場分布を計測していた。
このような従来の心磁計測装置は例えば特開平11−253412号公報に開示されており、上下両側から胸部を挟みこむようにして心磁を余すことなく計測する方法が提案されている。
【0004】
そして、特開平11−253412号公報には、ベッドを移動することにより被験者を対向するセンサ位置の計測点にセットする方法が開示されており、寝た状態で、すぐに計測できるため集団検診など、迅速に処理する用途に向くとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特開平11−253412号公報に開示されている従来の心磁測定装置においては、センサを極低温に冷却した状態で収納するクライオスタット(デュワー)を保持するための大型のガントリ及び大型の磁気シールドルームを必要とする。通常磁気シールドルームは数トンの重量があり、価格もミューメタルを多く使うために高価である。
【0006】
また、特開平11−253412号公報には高温超伝導素子を使用してクライオスタットを小型で平らな形状とし、全体構成をコンパクトにした例が示されているが、被験者の位置合わせを効率良く行うことは困難である。
また、被験者を上からまたは上下から挟みこむ方法は、セッティングまでの時間がかかり、また被験者に圧迫感があり好ましくない。
【0007】
また、長時間の計測をする場合、被験者が固定されることになり、リラックスした状態で計測することはできない。
また、ベッドが介在すると、その分センサから磁場源(心臓)が離れることになり、計測信号に与えるノイズの影響が大きくなり(S/Nの悪化)、ベッドとセンサの位置関係も振動で相対的なズレを生じ、振動ノイズを誘引することになる。
【0008】
また、ガントリを使ってクライオスタット(デュワー)を支える構造では、地盤振動によってガントリ及びデュワー内のセンサが振動する。従って、シールドルーム内の磁場が切られ、磁気的な雑音として計測されてしまう、という問題点がある。
このような問題点は、被験者を挟みこむ構造、ベッドがデュワーと別々の構造物であること、ガントリを使っていること等に起因している。
【0009】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、被験者に圧迫感を与えず、容易に被験者とセンサとの位置合わせを行うことを可能とし、剛性が高く振動等の影響を受けにくい、軽量・小型の心磁測定装置を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1においては、心臓から発生する磁場を計測する心磁測定装置において、被験者を載せるベッドと、マトリクス状に配置された複数の磁気センサが設けられる上向きの計測面を有し、前記磁気センサを上向きに保持するとともに内部にこの磁気センサを冷却する寒剤を収納し、前記計測面が前記被験者に近接するように前記ベッドの内部に固定されるデュワーとを有するとともに、前記デュワーは前記寒剤を充填するための開口部が形成されるフランジ面を有し、このフランジ面は前記計測面と同一平面、または前記計測面より高い位置で前記計測面に平行な位置に配置されることを特徴とする心磁測定装置である。
【0012】
本発明の請求項2においては、請求項1記載の心磁測定装置において、筒状で内部に侵入する磁気をシールドする磁気シールド筐体と、前記磁気シールド筐体内部から外部に渡って設けられるガイドレールと、前記ベッドの下部に設けられ、前記ベッドを前記ガイドレール上でスライドさせて前記磁気シールド筐体の内部及び外部に出入りさせる移動手段と、を設けたことを特徴とする心磁測定装置である。
【0013】
本発明の請求項3においては、請求項1記載の心磁測定装置において、前記デュワーの計測面上にマトリクス状に配置されると共に、複数の前記磁気センサとの相対位置が予め定められた位置に配置される複数の圧力センサを設け、複数の前記圧力センサの出力に基づいて前記被験者の前記計測面上における圧力分布を検出し、検出された圧力分布に基づいて前記被験者と前記磁気センサとの位置関係を検出することを特徴とする心磁測定装置である。
【0014】
本発明の請求項4においては、請求項3記載の心磁測定装置において、前記圧力センサは、内部にガスまたは液体が充填されて弾性を有する中空容器からなり、前記中空容器内の圧力を検出することにより前記圧力分布を検出することを特徴とする心磁測定装置である。
【0015】
本発明の請求項5においては、請求項1記載の心磁測定装置において、前記被験者の特徴点と輪郭の少なくとも一方を検出する画像検出手段を設け、検出された特徴点と輪郭の少なくとも一方に基づいて前記被験者と前記磁気センサとの位置関係を検出することを特徴とする心磁測定装置である。
【0016】
本発明の請求項6においては、請求項1記載の心磁測定装置において、前記ベッド及び前記デュワーが内部に設けられ、前記テーブル部を開口する開口部を有し外部から侵入する磁気をシールドするシールド部材からなる磁気シールド容器と、前記シールド部材よりなり、移動させることにより少なくとも前記開口部を閉じて前記計測面をシールドする磁気シールドドアと、を設けたことを特徴とする心磁測定装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例の構成を示す図であり、図2はデュワーと一体化されたベッドの構成を示す斜視図である。
【0019】
図1及び図2において、1はベッド、2は被験者、3はテーブル部、4は枕部、5はガイドレール上に乗ってベッド1全体を移動させる移動手段としての回転車、6はガイドレール、7はガイドレールを土台上に浮かせ支える支柱である。
そして、被験者2は枕部4に頭を載せ、ベッド1のテーブル部3の上面(テーブル面)に胸部または背部を接した状態(仰向けまたは腹這)で横たえられる。
【0020】
8はデュワーであり、内部に磁気を測定する磁気センサ(図示しない)及び磁気センサを冷却する寒剤が収納されている。
そして、81はデュワー8の計測面であり、計測面81の内側(デュワー8の内側)には複数の磁気センサ(図示しない)がマトリクス状に設けらている。
【0021】
そして、図2に示すように、デュワー8は、計測面81の外側が被験者の胸部または背部に近接するように、計測面81がテーブル部3に露出するか、あるいは極めて薄いテーブル板を隔ててベッド1の内部に固定されている。
【0022】
9はデュワー8の計測面81上に置かれ、被験者2がテーブル部3に加える圧力を検出する圧力センサ、10はデュワー8内の磁気センサから出力される信号を処理する増幅器、11は被験者2の例えば胸骨の上下端部などの特徴点及び輪郭を検出して画像信号として出力する画像検出手段としてのカメラである。
【0023】
そして、12はカメラ11を支える支柱、13はカメラ11から出力される画像信号、磁気センサから出力される心磁信号及び圧力センサ9から出力される圧力を計測処理し、輪郭、特徴点、心磁図及び圧力分布を出力するデータ収集処理器、14はデータ収集処理器13で処理された信号を重畳して画像表示するディスプレー、15は圧力センサを駆動する圧力センサドライバである。
【0024】
そして、16はパーマロイやアモルファス磁性体などの高透磁率材料で形成された円形筒状または方形筒状の磁気シールド筐体、17は磁気シールド筐体を支える枠、18は磁気シールド筐体16全体を支える支柱である。
【0025】
次に図1及び図2に示したデュワーの構成について図3を用いて詳細に説明する。
図3(a)、(b)はデュワーの構成を示す上面図及び断面図である。
図3において、デュワー8は、真空断熱層をもった2重容器から構成され、容器の材質はガラスエポキシ等の非磁性の繊維強化プラスチックである。
デュワー8内には磁気センサ(SQUIDセンサ)が保持され、液体窒素等の寒剤が注入される。
【0026】
810は真空層、811は液体窒素等の寒剤を納める寒剤層、812は寒剤を充填するための開口部に設けられて外気を遮断するためのパッキンであり、その表面はフランジ面813を形成している。
814は発砲ポリウレタン等の材質の断熱層で、815はパッキン812を貫通する寒剤を注液したり蒸発した寒剤を排気するための注液排気ポートである。816は真空層の間隙から脱ガスを排気するための排気弁である。
【0027】
81は被験者の胸部または背面にあてがわれる上向きの計測面であり、817は計測面81の内側(寒剤層811の内部)にマトリクス状に設けられたグラギオメータ、マグネトメータ等の複数の磁気センサであり、複数の磁気センサ817はセンサホルダ818によって上向きに保持されている。
そして、819は容器内を均一の温度に保持する伝熱材、820は磁気センサ817の出力信号をデュワー8外部に引き出して図1に示した増幅器10に入力するワイヤである。
【0028】
そして、図2に示すように、デュワー8全体は、計測面81の外側が被験者の胸部または背部に近接するように、図示しない固定具により計測面81の外側がベッド1のテーブル部3に露出するか、あるいは極めて薄いテーブル板(図示しない)を介してベッド1の内部に固定される。
【0029】
尚、図3においては、フランジ面813は計測面81と同一平面上に形成されているので、寒剤を漏洩させたり、蒸発を早めたりすることなく保持することができる。
【0030】
また、フランジ面813は、計測面81と同一平面に限らず、計測面81よりも高い位置で計測面81に平行な位置に配置するか、あるいはフランジ面813と計測面81となす角度が90度以上180度以下となる位置に配置しても寒剤を漏洩させたり、蒸発を早めたりすることなく保持することができる。
【0031】
次に圧力センサの構成について図4及び図5を用いて詳細に説明する。
図4において、19は薄いマットで、マット19上には複数の圧力センサ20がマトリクス状に貼り付けられている。
そして、圧力センサ20はエアまたは流体の充填された弾力性のある中空容器で構成され、外部に圧力を伝達するチューブ21がそれぞれに接続されている。
【0032】
図5は、図4に示した圧力センサの詳細及びその動作機構を説明するための図である。
図5において、22は電気式の圧力計であり、圧力センサ20を構成する中空容器内の圧力を検出して図示しない導出線により検出信号を外部に送出する。
そして、23は外部コントロールするための調整弁、24はガスまたは液体などの流体に圧力を印加する圧力ポンプまたはボンベである。
これらの圧力計22、調整弁23及び圧力ポンプ24により図1に示した圧力センサドライバ15が構成される。
【0033】
そして、図4に示した圧力センサ20が貼り付けられたマット19は、図1及び図2に示したデュワー8の計測面81上に配置され、複数の圧力センサ20は、計測面81上の被験者による圧力分布を測定する。
尚、マット19は、圧力センサ20と磁気センサ817に対して予め位置決めされて設置され、圧力センサ20の内部圧力は、被験者がいない時に圧力計22、調整弁23により予め一定の圧力になるよう調整される。
【0034】
次に、図1に示した心磁測定装置の動作を説明する。
まず、被験者2をベッド1のテーブル部3に胸部または背部を接した状態(仰向けまたは腹這)で横たえ、回転車5をガイドレール6上でスライドさせてベッド1を磁気シールド筐体16の内部に移動させる。
そして、磁気センサは被験者2の心磁を測定して増幅器10はその出力を信号処理する。
【0035】
この場合、ベッド1とデュワー8を一体に構成したので、デュワー8を保持するための大型のガントリは必要なく、磁気センサは地盤振動等によるガントリの振動の影響を受けずに低雑音で心磁を計測することができ、また、大型の磁気シールドルームを必要とすることもないため、システム全体を安価にすることができる。
【0036】
また、被験者2を上からまたは上下から挟みこむことはないため、セッティングの時間がかからず、被験者2に与える圧迫感を小さくすることができる。
また、磁気センサは磁場源(心臓)に近接して設けられるため、振動等による計測信号に与えるノイズの影響を小さくすることができる。
【0037】
そして、圧力センサ9は被験者2がテーブル部3及び計測面81に及ぼす圧力分布を検出し、カメラ11は被験者2の輪郭や特徴点を検出して画像信号として出力し、データ収集処理器13は、カメラ11から出力される画像信号、磁気センサから出力される心磁信号及び圧力センサ9から出力される圧力分布信号を処理する。
【0038】
そして、ディスプレー14は、データ収集処理器13で処理された信号に基づいて、例えば図6に示すように被験者の輪郭25、例えば胸骨の上下端等の特徴点26,27、圧力分布28、図示しない心磁図(心磁の空間的強度分布図)を重畳して表示させる。
【0039】
図6はディスプレーに表示される被験者の圧力分布及び体の輪郭の一例を示す図である。
図6において、被験者の肩甲骨及び臀部の突起部に体重が集中するため、圧力センサによって検出された圧力集中部として等高線状の圧力分布28が表示される。
【0040】
そして、肩甲骨及び臀部の突起部等の位置と被験者の心臓の位置を予め計測しておくことにより、圧力分布から実際の心臓位置29をほぼ特定することができ、圧力センサと磁気センサの相対位置が予め定められているので、心臓の位置が磁気センサの適当な位置にあるか否かを確認することができる。
【0041】
また、図6において、カメラによって検出された被験者の輪郭25及び特徴点26,27が表示される。
そして、被験者の輪郭と及び特徴点と被験者の心臓の位置との相対位置を予め計測しておくことにより、カメラによって検出された輪郭25及び特徴点26,27から実際の心臓位置29をほぼ特定することができ、その位置が磁気センサに対して適当な位置にあるか否かを確認することができる。
【0042】
このように、心磁測定中に圧力分布、輪郭、特徴点をディスプレー上で連続モニターすることにより、被験者のテーブル上での位置を連続して確認しながら心磁測定することができ、不適当な位置である場合は位置合わせの修正を効率的に行うことができる。
【0043】
また、長時間の計測をする場合にも、過度に被験者を拘束した状態にする必要がないため、被験者をリラックスした状態で計測することができる。
【0044】
図7及び図8は本発明のその他の実施例の構成を示す図である。
尚、図1と重複する部分は同一番号を付してその説明は適宜に省略する。
図7において、30は磁気シールド容器であり、その内部にはベッド1とデュワー8が設けられている。
31は被験者2をベッド1に載せるために磁気シールド容器30に設けられた開口部である。
【0045】
そして、32はシールド部材よりなる磁気シールドドア、33はガイドレール、34は回転車であり、磁気シールドドア32は回転車34によってガイドレール33上を移動することにより開口部31を閉じてカプセル化させる。
【0046】
この場合、ベッド1を動かさず磁気シールドドア32を動かすようにしたので、可動機構部を簡略化することができる。
可動機構部は剛性を高くする必要があるが、非磁性材料、非金属材料が必要になり設計上の制限が大きい。
しかし、図7に示したように心磁測定装置をカプセル化させた場合は、磁気シールドドア32の可動部は磁気シールド空間内部に入り込まないため、設計上の制限は緩和される。
【0047】
図8はベッド1を被験者の立位方向に回転させる回転手段35を設けたもので、この場合、デュワー8のフランジ面813は、フランジ面813と計測面81となす角度が90度以上180度以下となる位置に配置される。
【0048】
この場合、図示しない磁気シールド容器との整合性は悪くなるが、立位等の測定条件下での心磁測定に有効な構成となる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、デュワーとベッドとが一体となるように構成したので、装置の小型化が可能となり、シールドするべき空間を小さくすることができる。
従って装置が低コストになるばかりか、小さな部屋にも設置することができ、さらにシールド容器を小さくできるため軽量となり、移動計測車等の用途に供することが可能になる。
【0050】
また、本発明によれば、ガントリがないため、剛性が向上し地盤等の振動の影響を受けなくなり、信号品質を向上させることができる。
【0051】
また、本発明によれば、胸部上面から挟み込む構造でなく背面から計測することができるので、被験者に与える圧迫感を小さくすることができ、人体上部を拘束することがなくなり開放感を保つことができ、被験者をリラックスさせることができる。
【0052】
また、本発明によれば、被験者の圧力集中部、輪郭、特徴点は着衣のまま検出することができるため、検査にあたって脱衣等に伴うリードタイムは不必要であり、検査室の暖房やプライバシーに対する配慮を特に注意する必要はなくなる。従って、集団検診等に好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】デュワーと一体化されたベッドの構成を示す斜視図である。
【図3】デュワーの構成を示す上面図及び断面図である。
【図4】圧力センサの構成を説明するための図である。
【図5】図4に示した圧力センサの詳細及びその動作機構を説明するための図である。
【図6】ディスプレーに表示される被験者の圧力分布及び体の輪郭の一例を示す図である。
【図7】本発明のその他の実施例の構成を示す図である。
【図8】本発明のその他の実施例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ベッド
2 被験者
3 テーブル部
5 回転車
6 ガイドレール
8 デュワー
9 圧力センサ
11 カメラ
13 データ収集処理器
16 磁気シールド筐体
30 磁気シールド容器
31 開口部
32 磁気シールドドア
35 回転手段
81 計測面
811 寒剤層
813 フランジ面
817 磁気センサ

Claims (6)

  1. 心臓から発生する磁場を計測する心磁測定装置において、
    被験者を載せるベッドと、
    マトリクス状に配置された複数の磁気センサが設けられる上向きの計測面を有し、前記磁気センサを上向きに保持するとともに内部にこの磁気センサを冷却する寒剤を収納し、前記計測面が前記被験者に近接するように前記ベッドの内部に固定されるデュワーとを有するとともに、
    前記デュワーは前記寒剤を充填するための開口部が形成されるフランジ面を有し、このフランジ面は前記計測面と同一平面、または前記計測面より高い位置で前記計測面に平行な位置に配置されることを特徴とする心磁測定装置。
  2. 請求項1記載の心磁測定装置において、
    筒状で内部に侵入する磁気をシールドする磁気シールド筐体と、
    前記磁気シールド筐体内部から外部に渡って設けられるガイドレールと、
    前記ベッドの下部に設けられ、前記ベッドを前記ガイドレール上でスライドさせて前記磁気シールド筐体の内部及び外部に出入りさせる移動手段と、
    を設けたことを特徴とする心磁測定装置。
  3. 請求項1記載の心磁測定装置において、
    前記デュワーの計測面上にマトリクス状に配置されると共に、複数の前記磁気センサとの相対位置が予め定められた位置に配置される複数の圧力センサを設け、
    複数の前記圧力センサの出力に基づいて前記被験者の前記計測面上における圧力分布を検出し、検出された圧力分布に基づいて前記被験者と前記磁気センサとの位置関係を検出することを特徴とする心磁測定装置。
  4. 請求項3記載の心磁測定装置において、
    前記圧力センサは、内部にガスまたは液体が充填されて弾性を有する中空容器からなり、前記中空容器内の圧力を検出することにより前記圧力分布を検出することを特徴とする心磁測定装置。
  5. 請求項1記載の心磁測定装置において、
    前記被験者の特徴点と輪郭の少なくとも一方を検出する画像検出手段を設け、
    検出された特徴点と輪郭の少なくとも一方に基づいて前記被験者と前記磁気センサとの位置関係を検出することを特徴とする心磁測定装置。
  6. 請求項1記載の心磁測定装置において、
    前記ベッド及び前記デュワーが内部に設けられ、前記テーブル部を開口する開口部を有し外部から侵入する磁気をシールドするシールド部材からなる磁気シールド容器と、
    前記シールド部材よりなり、移動させることにより少なくとも前記開口部を閉じて前記計測面をシールドする磁気シールドドアと、を設けたことを特徴とする心磁測定装置。
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