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JP3744255B2 - アクセス解析方法及び装置及びアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
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JP3744255B2 - アクセス解析方法及び装置及びアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

アクセス解析方法及び装置及びアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクセス解析方法及び装置及びアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体に係り、特に、インターネットを介してクライアント端末からwebサーバへwebページの情報を要求する際の、クライアント端末とwebサーバ間の送受信データを監視し、送受信データから得られる、クライアント端末とそのアクセス状況に関する情報を逐次記録し、その記録された情報を解析するアクセス解析方法及び装置及びアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今のインターネットの普及に伴い、パソコンを始めとするさまざまな端末が世界中のネットワークに接続し、手元の端末から世界中のあらゆる情報を得ることができるようになっている。
また、これとは逆に、様々な企業・個人がホームページを持ち、インターネット上で公開することで、個々の情報発信が盛んになっている。
【0003】
このようなホームページをインターネット上に開設した場合、基本的にホームページからは情報を送信するのみで、そのホームページを読んでいる読者からの反応などを得ることは難しく、片方向の情報のやりとりになりがちで、ホームページ開設者は、ホームページ内のどのwebページが人気があるのか、どんな人が見てくれているのか、どんな時間に見に来てくれているのか、などといった情報を得ることは困難である。
【0004】
このような問題を解決するために、例えば、webサーバが記録するwebサーバへのアクセス状況のログファイルや、webページにログを採るプログラムを仕掛けておくなどして、webページへのアクセス状況を記録し、それを統計処理などをして解析する方法がある。
従来、このような方法においては、webページへ総アクセス数などをカウントし、管理者が予め定めた単位(日・時など)、もしくは、ユーザがその都度指定する単位で集計し、その結果を表示・通知している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アクセス数が膨大な場合には日毎の集計では数が膨大になり、また、アクセスが稀である場合には、秒単位での集計では単位が細か過ぎ、全体の傾向をつかむような解析は不可能であり、このような場合には、解析するユーザが最適な単位を手さぐりで見つけ出してユーザの望む結果を出力しており、アクセス数が不明な場合などは、何度も解析し直す手間がかかるという問題がある。
【0006】
また、アクセスが頻繁になるサーバのアクセスログを記録する場合などは、頻繁にアクセスログを記録する必要があるため、アクセスログを記録するディスク等の記憶装置を頻繁にアクセスしなくてはならず、記憶装置に大きな負荷が係りやすく、また、アクセスログが膨大になり、記憶装置の容量が溢れる恐れがある。
【0007】
さらに、そのようなアクセスが頻繁にあるサーバのアクセスを解析する場合に、詳細な解析を行っていては、解析処理が複雑になるためサーバに対して負荷がかかる恐れがあり、また、解析結果を利用者に送信する場合にも、解析結果が膨大であれば、ネットワークの帯域を専有したりすることで、サーバが通常行っているサービスに影響を与えかねない。
【0008】
また、アクセス解析を利用する利用者の端末によっては、解析結果を表示する装置によって、例えば、グラフィックディスプレイを利用する場合には、グラフィック表示が可能であれば、比較的荒い解像度でのグラフ表示が望まれるし、文字のみの表示が可能な表示装置であれば、数値や文字で結果を提供するべきである。プリンタを利用して紙に印刷する場合には、モノクロプリンタならできるだけ高い解像度でのグラフ印刷が望まれるし、カラープリンタなら色を利用してより判りやすい結果表示が適しているだろう。
【0009】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、上述のようなサーバやクライアント、もしくは、それらを結ぶネットワークに関する制約条件を鑑み、webサーバのアクセス頻度に応じたアクセス解析結果を提供することを可能とし、サーバやクライアント端末の状況を判断して、最適な解析結果を提供することが可能なアクセス解析方法及び装置及びアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0010】
本発明の更なる目的は、アクセス頻度の変化が多いwebサーバに対しては、従来のような固定された単位でのアクセス集計ではなく、アクセスの頻度に応じて単位を変化させて集計し、サーバやその周辺装置・ネットワークなどの負荷が小さく、有用な解析結果を提供することが可能なアクセス解析方法及び装置及びアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
本発明は、クライアント端末がインターネットを介してwebサーバに接続され、webページ情報を要求する際の状況を統計的に解析するアクセス解析方法において、
クライアント端末とwebサーバとの間の送受信データを監視するデータ監視ステップ(ステップ1)と
監視結果に基づいて、少なくともクライアント端末の状況、アクセス状況、要求先情報を含む送受信状態情報を記憶手段に記録するデータ記録ステップ(ステップ2)と
解析要求元のクライアント端末から解析要求が発行されると(ステップ3)、記憶手段に格納されている情報を取得し、webサーバへのクライアント端末のアクセス解析を行うアクセス解析ステップ(ステップ4)と
アクセス解析結果をwebサーバを介して解析要求元のクライアント端末へ出力する出力ステップ(ステップ5)と
を行い、
アクセス解析ステップ(ステップ4)において、
記憶手段に格納されている情報から、クライアント端末がwebサーバへwebページを要求するアクセス頻度を計算するアクセス頻度ステップを行い、
アクセス頻度ステップにおいて、
クライアント端末からwebサーバへのwebページへのアクセス要求の量や該アクセス要求の間隔に応じて、解析を行う統計処理に使われる粒度を決定するステップを行う。
【0012】
本発明はクライアント端末がインターネットを介してwebサーバに接続され、webページ情報を要求する際の状況を統計的に解析するアクセス解析方法において、
クライアント端末とwebサーバとの間の送受信データを監視するデータ監視ステップと
監視結果に基づいて、少なくともクライアント端末の状況、アクセス状況、要求先情報を含む送受信状態情報を記憶手段に記録するデータ記録ステップと、
解析要求元のクライアント端末から解析要求が発行されると、記憶手段に格納されている情報を取得し、webサーバへのクライアント端末のアクセス解析を行うアクセス解析ステップと、
アクセス解析結果をwebサーバを介して解析要求元のクライアント端末へ出力する出力ステップと、
を行い、
アクセス解析ステップにおいて、
アクセス解析を行う装置自身、または、webサーバの処理負荷を調査し、
処理負荷の度合いに応じて、通常のサービスへ影響を与えない程度の解析処理を行う。
【0015】
2は、本発明の原理構成図である。
本発明は、複数のクライアント端末2とwebサーバ1がインターネット3を介して接続されるシステムにおいて、クライアント端末1がwebページ情報を要求する際の状況を統計的に解析するアクセス解析装置であって、
クライアント端末2Aとwebサーバ1との間の送受信データを監視するデータ監視手段110と、
監視結果に基づいて、クライアント端末2Aの情報、アクセス状況、要求先情報を含む送受信状態情報を記憶手段130に記録するデータ記録手段120と、
解析要求元のクライアント端末2Bから解析要求が発行されると、記憶手段120に格納されている情報を取得し、webサーバ1へのクライアント端末2Aのアクセス状況や、該webサーバ1、該クライアント端末2Aまたは、インターネット3の状況を判断し、解析のための条件を設定する状況判断手段150と、
状況判断手段150で得られた条件に基づいて記憶手段情報を解析してwebサーバを介して解析要求元のクライアント端末2Bへ出力する統計処理手段160とを有する。
【0016】
本発明は、状況判断手段150において、記憶手段130に格納されている情報から、クライアント端末2Aがwebサーバ1へwebページを要求するアクセス頻度を計算するアクセス頻度計算手段を含む。
本発明は、アクセス頻度計算手段において、クライアント端末2Aからwebサーバ1へのwebページへのアクセス要求の量や該アクセス要求の間隔に応じて、統計処理手段で使われる粒度を決定する粒度決定手段を含む。
【0017】
本発明は、状況判断手段150において、解析要求元のクライアント端末2Bに関する状況を判断する端末判断手段を含み、統計処理手段160において、端末判断手段の判断に基づいてクライアント端末2Bの表示装置や印刷装置の画面サイズや解像度、カラー・モノクロ出力の可否、または、ユーザの希望する解析結果の出力形態に応じて、アクセス解析結果を出力する手段を含む。
【0018】
本発明は、状況判断手段150において、webサーバ1とwebページアクセス解析を要求したクライアント端末2A間のネットワーク3の帯域について調査する帯域調査手段を含み、統計処理手段160において、帯域調査手段の調査結果に基づいて、ネットワークの混雑の度合いや、該ネットワーク3の速度に応じて、webサーバ1を介して解析要求元のクライアント端末2Bにアクセス解析結果を出力する手段を含む。
【0019】
本発明は、状況判断手段150において、アクセス解析を行う装置自身、または、webサーバの処理負荷を調査する負荷調査手段と、処理負荷の度合いに応じて、通常のサービスへ影響を与えない程度の解析処理を行う手段を含む。
本発明は、複数のクライアント端末とwebサーバがインターネットを介して接続されるシステムにおいて、クライアント端末がwebページ情報を要求する際の状況を統計的に解析するアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体であって、
コンピュータに、
クライアント端末とwebサーバとの間の送受信データを監視するデータ監視ステップと、
監視結果に基づいて、クライアント端末の情報、アクセス状況、要求先情報を含む送受信状態情報を記憶手段に記憶するデータ記録ステップと、
解析要求元のクライアント端末から解析要求が発行されると、記憶手段に格納されている情報を取得し、webサーバへのクライアント端末のアクセス状況や該webサーバ、該クライアント端末または、インターネットの情報を判断し、解析処理のための条件を設定する状況判断ステップと、
状況判断ステップで得られた条件に基づいて、記憶手段の情報を解析し、webサーバを介して解析要求元のクライアント端末へ出力させる統計処理ステップと、を実行させる
【0020】
本発明は、状況判断ステップにおいて、記憶手段に格納されている情報から、クライアント端末がwebサーバへwebページを要求するアクセス頻度を計算するアクセス頻度解析ステップと、
クライアント端末からwebサーバへのwebページへのアクセス要求の量や該アクセス要求の間隔に応じて、解析を行う統計処理に使われる粒度を決定する粒度決定ステップと、
解析要求元のクライアント端末に関する状況を判断する端末判断ステップと、
webサーバと解析要求元のクライアント端末間のネットワークの帯域について調査する帯域調査ステップと、
アクセス解析を行う装置自身、または、webサーバの処理負荷を調査し、該処理負荷の度合いに応じて、通常のサービスへ影響を与えない程度の解析処理を行うステップの少なくとも1つのステップを行う
【0021】
本発明は、統計処理ステップにおいて、webページのアクセス解析要求元のクライアント端末に関する状況に基づいて該クライアント端末の表示装置や印刷装置の画面サイズや解像度、カラー・モノクロ出力の可否、または、ユーザの希望する解析結果の出力形態に応じて、アクセス解析結果を出力するステップと、
ネットワークの帯域の調査結果による該ネットワークの混雑の度合いや、該ネットワークの速度に応じて、webサーバを介して解析要求元のクライアント端末にアクセス解析結果を出力するステップの少なくとも1つのステップを行う
【0022】
上述のように、本発明では、webサーバやクライアント端末・ネットワークにかける負荷を減らしつつ、アクセス解析者に有用な解析結果を提供することが可能となる。
また、状況判断処理において、クライアント端末からwebサーバへのアクセス頻度を計算することにより、例えば、統計処理に用いる時間・分・秒などといった時間間隔を自動的に決定することが可能となる。
【0023】
また、状況判断時に、アクセス解析を要求したクライアント端末の表示装置・出力装置に関する情報を調査する解析要求元クライアント端末調査を付加することにより、クライアント端末のディスプレイ装置やプリンタの種類、例えば、カラー画面やモノクロ印刷、テキスト出力等といった出力媒体に合わせた解析結果を自動的に選択し、クライアント端末に送信することが可能となる。
【0024】
また、状況判断時に、webサーバとクライアント端末間のネットワーク状態を調査するネットワーク帯域監視を行うことにより、ネットワークの混雑の度合いやネットワークの速度に応じて、ネットワークの流量が大きければ解析結果をより詳しいものにしたり、逆に流量が小さければ解析結果を概略に留めるなどのように、解析結果を自動的に変化させることが可能となる。
【0025】
さらに、状況判断時に、webサーバにかかっている負荷を見るサーバ負荷監視を行うことにより、アクセス解析がwebサーバにかかる負荷を自動的に調節し、webサーバが通常行っているサービスに影響がない程度でアクセス解析を行うことが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図3は、本発明のアクセス解析システムの構成を示す。
同図に示すアクセス解析システムは、webサーバ1、クライアント端末2、インターネット3、及びアクセス解析装置100から構成される。
webサーバ1は、クライアント端末2からの要求を受けて、任意のwebページの情報を出力するサーバである。
【0027】
クライアント端末2は、webサーバ1に所望のwebページ情報を要求するものである。
インターネット3は、クライアント端末2とwebサーバ1の間の情報を交換する通信路である。
アクセス解析装置100は、クライアント端末2が何等かの手段でwebサーバ1に情報を要求する形態で、そのアクセス状況を逐次記録し、統計的に解析を行うものである。
【0028】
以下では、クライアント端末2がインターネット3を介してwebサーバ1へwebページを要求する場合のアクセス状況を解析する場合について説明する。
アクセス解析装置100は、データ監視部110、データベース記録部120、アクセスデータベース130、データベース読み出し部140、状況判断部150、統計処理部160から構成される。
【0029】
データ監視部110は、クライアント端末2とwebサーバ1との間の情報のやり取りを監視する。
データベース記録部120は、クライアント端末2の情報やwebサーバ1のアクセス要求の状況を記録する。
アクセスデータベース130は、クライアント端末2の情報やwebサーバ1へのアクセス要求の状況を格納する。
【0030】
データベース読み出し部140は、アクセスデータベース130から利用者が要求する範囲のデータを読み出す。
状況判断部150は、データベース読み出し部140から得られた各種状況情報を判断する。
統計処理部160は、状況判断部150においてアクセスデータベース130から読み出されたデータに基づいて種々判断され、設定された条件に基づいて統計処理を加える。
【0031】
次に、上記の構成におけるアクセス解析装置の動作を説明する。
図4は、本発明のアクセス解析装置の動作を示すフローチャートである。
まず、クライアント端末2からwebサーバ1へwebページの要求が発生すると(ステップ101)、データベース監視部110は、その要求の内容を判別し(ステップ102)、通常のwebページの要求である場合には、データ監視部110がクライアント端末2の情報とアクセス日時や要求先ページアドレスなどを取り出す(ステップ103、104)。
【0032】
データベース記録部120は、アクセスログを記録するアクセスデータベース130の容量をチェックする(ステップ105)。
次に、ステップ103、104で得られたそれぞれの情報を、データベース記録部120がアクセスデータベース130に逐次記録する(ステップ106)。
次に、webサーバ1は要求されたwebページの情報をクライアント端末2に送信し(ステップ107)、再び要求があるまで待機する。
【0033】
ステップ102において、クライアント端末2からの要求が、「アクセス解析」の場合には、アクセス解析要求者からの解析要求とその内容を受ける(ステップ108)。
次に、データベース読み出し部140は、解析要求で指定された範囲(期間等)をアクセスデータベース130に設定し(ステップ109)、アクセスデータベース130から要求範囲内のアクセス情報を取り出す(ステップ110)。
【0034】
次に、状況判断部150は、データベース読み出し部140から得られた情報を基に、最適な解析条件を決定する(ステップ111)。
次に、状況判断部150が判断した条件に従い、統計処理部160がアクセスデータベース130に記録されたアクセス情報に対して統計処理を施し、クライアント端末2が表示・出力可能な形式に変換する(ステップ112)。
【0035】
次に、統計処理部9が出力した解析結果をwebサーバ1がクライアント端末2に送信し、クライアント端末2は受け取った解析結果を表示もしくは出力する(ステップ107)。
【0036】
【実施例】
以下、図面と共に本発明の実施例を説明する。
[第1の実施例]
本実施例は、前述の図3、図4に基づいて説明する。
図4において、まず、クライアント端末2からwebサーバ1へwebページの要求が発生すると(ステップ101)、データ監視部110は、その要求の内容を判別し(ステップ102)、「通常のwebページの要求」である場合には、データ監視部110がクライアント端末2の情報とアクセス日時や要求先ページアドレスなどを取り出す(ステップ103、104)。
【0037】
図5は、本発明の第1の実施例のクライアント端末から送信されるデータの例である。同図に示すデータは、クライアント端末2がwebサーバ1へwebページの要求を行う際の例である。
図6は、本発明の第1の実施例のwebサーバの応答データの例である。同図に示すデータは、webサーバ1がクライアント端末2から図5に示すデータを受信した際に、クライアント端末2に応答するデータである。
【0038】
図7は、本発明の第1の実施例のデータベースに記録可能な情報の例である。同図に示す情報は、図5と図6に示す情報のクライアント端末2とwebサーバ1との間の情報のやり取りの中からアクセスデータベース130に記録可能な情報を抜粋した例である。
クライアント端末2とwebサーバ1との情報のやり取りから所望の情報を抜き出す場合、クライアント端末2に関する情報は、クライアント端末2から送信されるデータから、アクセスの状況に関する情報は、webサーバ1が応答するデータから、それぞれ抽出することができる。
【0039】
例えば、クライアント端末2に関する情報としては、図5において1行目の「GET」メッセージでクライアント端末2が要求するwebページのアドレスがわかり、2行目の「User−Agent」でクライアント端末2の種類がわかり、3行目の「Host」でクライアント端末2のアドレスがわかり、4行目の「Referer」でクライアント端末2がどのwebページからリンクを辿って所望のwebページを要求してきたかがわかる。
【0040】
また、アクセスの状況に関する情報としては、図6において2行目の「Date」でアクセス日時がわかり、3行目の「Server」でwebサーバ1の種類がわかり、4行目の「Last−modified」で要求先webページの作成日時がわかり、5行目の「Content−type」で要求先webページの種類がわかり、6行目の「Content−length」で要求先webページの大きさがわかる。
【0041】
図7に示すアクセスデータベース130においては、左から順に、アクセス日時、クライアント端末アドレス、クライアント端末使用ブラウザ、クライアント端末種別、リンク元アドレス、のそれぞれの情報を「,」で区切って並べ、webサーバ1にアクセスされた順に上から記載したものである。
次に、データ記録部120は、アクセスログを記録するアクセスデータベース130の容量をチェックする(ステップ105)。
【0042】
次に、上記のステップ103、ステップ104で得られたそれぞれの情報を、データベース記録部120がアクセスデータベース130に逐次記録する(ステップ106)。このとき、ステップ104、ステップ105でチェックしたアクセスデータベース130の残容量に応じて、記録する内容を増減させる。例えば、残容量が少なければ、アクセスの日付とアクセス先アドレスとクライアント端末アドレスのみを記録し、残容量が豊富にある場合には、アクセス日時や時間・分・秒、クライアント端末のアドレスや使用ブラウザ・OS、等の情報を得られるぶんだけすべて記録する。また、残容量がかなり少なく、新規に情報を記録することができない状況であれば、必要に応じて、アクセスデータベース130中の過去の情報を適宜削除、もしくは、例えば、アクセス日時のうち、分・秒の情報を削るなどして、アクセスデータベース130の残容量を増やす処理を行ってもよい。
【0043】
次に、webサーバ1は、要求されたwebページの情報をクライアント端末2に送信し(ステップ107)、再び要求があるまで待機する。
ステップ102において、データ監視部110において、クライアント端末2からの要求が「アクセス解析」である判断された場合には、アクセス解析要求者からの解析要求とその内容を受ける(ステップ108)。例えば、「2月の10日中の、〔http://www.ntt.co.jp/index.html〕へのアクセスに関して統計解析を行う」という処理をwebサーバ1がクライアント端末2から受け取る。受け取る方法は、例えば、CGIプログラムやフォーム入力などを用いる。
【0044】
次に、データベース読み出し装置140は、解析要求で指定された範囲(期間等)をアクセスデータベース130に設定し(ステップ109)、アクセスデータベース130から要求範囲内のアクセス情報を取り出す(ステップ110)。
次に、状況判断部150は、データベース読み出し部140から得られた情報を基に、最適な解析条件を決定する(ステップ111)。
【0045】
次に、状況判断部150が判断した条件に従い、統計処理部160がアクセスデータベース130に記録されたアクセス情報に対して統計処理を施し、クライアント端末2が表示・出力可能な形式に変換する(ステップ112)。
次に、統計処理部9が出力した解析結果をwebサーバ1がクライアント端末2に送信し、クライアント端末2は受け取った解析結果を表示もしくは出力する(ステップ107)。
【0046】
すなわち、本実施例において、アクセス解析における統計処理をwebページ管理者が一意に設定するのではなく、webサーバとwebページ解析を要求するクライアント端末2に関する状況を判断して自動的に最適な値に設定されるため、さまざまな制約条件のもとに、解析処理に関わる状況に柔軟で効果的な統計結果を得ることができる。
【0047】
[第2の実施例]
図8は、本発明の第2の実施例のアクセス解析システムの構成を示す。同図において、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図8に示す構成は、アクセス解析装置100にアクセス頻度計算部170を付加した構成である。
【0048】
アクセス頻度計算部170は、データベース読み出し部140が読み出したデータからアクセスの頻度を計算し、統計処理に必要な粒度を決定する。
これにより、状況判断部150は、データベース読み出し部140とアクセス頻度計算部170から得られた各種状況情報を判断する。
次に、上記の構成における動作を説明する。
【0049】
図9は、本発明の第2の実施例のアクセス解析装置の動作を示すフローチャートである。
同図に示すフローチャートにおいて、まず、クライアント端末2からwebサーバ1へwebページの要求が発生すると(ステップ201)、データ監視部110は、その要求の内容を判別し(ステップ202)、通常のwebページの要求である場合には、データ監視部110がクライアント端末2の情報とアクセス日時や要求先ページアドレスなどを取り出す(ステップ203)。
【0050】
クライアント端末2がwebサーバ1へwebページの要求を行う際のクライアント端末2から送信されるデータは、前述の第1の実施例の図5と同様であり、webサーバ1がクライアント端末2から図5に示すデータを受信した際に、クライアント端末2に応答するデータも図6と同様である。また、図5と図6に示す情報のwebサーバ1とクライアント端末2間のやり取りの中からアクセスデータベース130に記録されるデータについても第1の実施例の図7と同様であるため、各データに関する説明は省略する。
【0051】
次に、データベース記録部120は、アクセスログを記録するアクセスデータベース130の容量をチェックする(ステップ205)。
次に、ステップ203、204で得られたそれぞれの情報を、データベース記録部120がアクセスデータベース130に逐次記録する(ステップ206)。このとき、ステップ204、205でチェックしたアクセスデータベース130の残容量に応じて、記録する内容を増減させる。当該増減方法については、前述第1の実施例と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0052】
次に、webサーバ1は、要求されたwebページの情報をクライアント端末2に送信し(ステップ207)、再び要求があるまで待機する。
ステップ202において、データ監視部110において、クライアント端末2からの要求が「アクセス解析」と判断された場合には、アクセス解析者からの解析要求とその内容を受ける(ステップ208)。当該解析要求の処理については前述の第1の実施例と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0053】
次に、データベース読み出し部140は、解析要求で指定された範囲(期間等)をアクセスデータベース130に設定し(ステップ209)、アクセスデータベース130から要求範囲内のアクセス情報を取り出す(ステップ210)。
次に、アクセス頻度計算部170は、アクセスデータベース130から取得した範囲でのアクセス頻度を調査する(ステップ211)。アクセス頻度の計算としては、例えば、1日の間のアクセス数を合計し、それを平均したものを利用してもよい。本実施例では、1日のアクセス数をアクセス頻度と考える。
【0054】
次に、状況判断部150は、アクセス頻度計算部170から得られた情報を基に、最適な解析条件を決定する(ステップ212)。
例えば、アクセス頻度に関しては、図10に示すようなアクセス頻度−粒度対応表を参照して、アクセス頻度から粒度を判定してもよい。図10は、本発明の第2の実施例のアクセス頻度とその時に使用されるべき統計処理の粒度とが対応している対応表の例を示す。このアクセス頻度−粒度対応表は、アクセス頻度と、そのときに使用されるべき統計処理の粒度とが対応している表である。本実施例では、図10に示す対応表において、1日のアクセス数が1未満であれば、日毎の集計をとる粒度とし、1日のアクセス数が1以上50未満であれば、午前・午後の半日毎の粒度とし、1日のアクセス数が50以上500未満であれば、時間毎の粒度とし、1日のアクセス数が500以上であれば、分毎の集計をとる粒度とする。
【0055】
次に、状況判断部150が決定した最適な解析条件に従い、統計処理部160がアクセスデータベース130に記録されたアクセス情報に対して統計処理を施す。例えば、アクセス頻度から統計処理の粒度を決定する、等の条件である。統計処理の結果は、クライアント端末2が表示・出力可能な形式に変換される(ステップ213)。
【0056】
次に、統計処理部160が出力した解析結果をwebサーバ1がクライアント端末2に送信し、クライアント端末2は、受け取った解析結果を表示もしくは出力する(ステップ207)。
即ち、本実施例において、アクセス解析における統計処理をwebページ管理者が一意に設定するのではなく、アクセスデータベース130に記録されたwebページへのアクセス頻度によって、自動的に最適な値に設定されるため、さまざまな制約条件のもとに、解析処理に関わる状況に柔軟で効果的な統計結果を得ることができる。
【0057】
[第3の実施例]
図11は、本発明の第3の実施例のアクセス解析システムの構成を示す。同図において、図3と同一構成部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
図11に示す構成は、図3に示すアクセス解析装置100に解析要求元クライアント端末調査部180が付加された構成である。
【0058】
解析要求元クライアント端末調査部180は、解析要求を出したクライアント端末2に関する情報、とりわけ、クライアント端末2の表示装置について調査する。
これにより状況判断部150は、データベース読み出し部140と解析要求元クライアント端末調査部180から得られた各種状況情報を判断する。
【0059】
次に、上記の構成における動作を説明する。
図12は、本発明の第3の実施例のアクセス解析システムの動作を示すフローチャートである。
まず、クライアント端末2からwebサーバ1へwebページの要求が発生すると(ステップ301)、データ監視部110は、その要求の内容を判別し(ステップ302)、「通常のwebページの要求」である場合には、データ監視部110がクライアント端末2の情報とアクセス日時や要求先ページアドレスなどを取り出す(ステップ303、304)。
【0060】
なお、クライアント端末2がwebサーバ1へwebページの要求を行う際のクライアント端末2から送信されるデータは、前述の第1の実施例の図5と同様であり、webサーバ1がクライアント端末2から図5に示すデータを受信した際に、クライアント端末2に応答するデータも図6と同様である。また、図5と図6に示す情報のwebサーバ1とクライアント端末2間のやり取りの中からアクセスデータベース130に記録されるデータについても第1の実施例の図7と同様であるため、各データに関する説明は省略する。
【0061】
次に、データベース記録部120は、アクセスログを記録するアクセスデータベース130の容量をチェックする(ステップ305)。
次に、ステップ303、ステップ304で得られたそれぞれの情報を、データベース記録部120がアクセスデータベース130に逐次記録する(ステップ306)。なお、アクセスデータベース130の残容量のチェックの結果、記録する内容の増減の方法は、前述の第1の実施例と同様であるので、その説明は省略する。
【0062】
次に、webサーバ1は要求されたwebページの情報をクライアント端末2に送信し(ステップ307)、再び要求があるまで待機する。
ステップ302において、クライアント端末2からの要求が「アクセス解析」である場合には、webページ管理者からの解析要求とその内容を受ける(ステップ308)。
【0063】
次に、解析要求元クライアント端末調査部180が、クライアント端末2の情報を調査する(ステップ309)。ここでは、クライアント端末2が使用しているブラウザに関する情報、もしくは、表示装置に関する情報を取得する。
例えば、クライアント端末2がどのWWWブラウザを使用しているか、という情報は、クライアント端末2がwebサーバ1にhttpプロトコルを利用して通信する際に送られる情報に含まれており、図5の例においては、「User−Agent」行が相当し、この場合のクライアント端末2の使用WWWブラウザは、「Mozila/2.02Gold」だということがわかる。
【0064】
また、例えば、クライアント端末2がどういったコンピュータを使用しているか、という情報は、クライアント2が使用しているWWWブラウザの調査と同様にして、図6においては、「User−Agent」行が相当し、この場合のクライアント端末2のコンピュータは、「WinNT」を使用していることがわかる。
【0065】
また、例えば、クライアント端末2の表示装置がどういった解像度でどの程度のサイズのものを使用しているかといった情報は、webページに埋め込んだスクリプトプログラム(例えば、JavaScriptなど)をhttpプロトコルを通じてクライアント端末2が取り込み、クライアント端末2上で実行させることにより、webサーバ1に通知させることが可能である。
【0066】
また、例えば、解析要求を出したクライアント端末2の表示装置によらず、クライアント端末2側で希望の出力形態を指定させることも可能である。解析要求のwebページに、クライアント端末2が希望する解析結果の形態を入力できるようなフォームを用意し、それをwebサーバ1に送信させることで、例えば、通常のディスプレイ上でWWWブラウザを使用しているが、解析結果はカラープリンタに出力したい場合や、比較的画面サイズが小さい携帯端末に解析結果を保存して持ち歩きたいためテキストのみの情報で解析結果を得たい、などの場合が考えられる。
【0067】
次に、データベース読み出し部140は、解析要求で指定された範囲(期間等)をアクセスデータベース130に設定し(ステップ310)、アクセスデータベース130から要求範囲内のアクセス情報を取り出す(ステップ311)。
次に、状況判断部150は、データベース読み出し部140と解析要求元クライアント装置調査部180から得られた情報を基に、最適な解析条件を決定する(ステップ312)。
【0068】
例えば、解析要求元クライアント端末に関しては、グラフィックディスプレイを利用する場合には、グラフィック表示が可能であれば、比較的荒い解像度でのグラフ表示が望まれるし、携帯端末などの文字のみの表示が可能な小さな表示装置であれば、数値や文字で結果を提供するべきである。プリンタを利用して紙に印刷する場合には、モノクロプリンタなら、できるだけ高い解像度でのグラフ印刷が望まれるし、カラープリンタなら、色を利用するなどしてよりわかりやすい結果表示が適しているだろう。
【0069】
次に、状況判断部150が決定した最適な解析条件に従い、統計処理部160がアクセスデータベース130に記録されたアクセス情報に対して統計処理を施す。例えば、クライアント端末2が備えている表示装置もしくは、出力装置などに関する情報を取得し、クライアント端末2が表示もしくは、出力するにあたり、表示装置もしくは、出力装置に適した解析結果を生成する、等の条件である。統計処理の結果は、クライアント端末2が表示・出力可能な形式に変換される(ステップ313)。
【0070】
次に、統計処理部160が出力した解析結果をwebサーバ1がクライアント端末2に送信し、クライアント端末2は、受け取った解析結果を表示・もしくは出力する(ステップ307)。
即ち、本実施例において、アクセス解析における統計処理をwebページ管理者が一意に設定するのではなく、クライアント端末の表示装置に関する状況によって自動的に最適なものに設定されるため、さまざまな制約条件のもとに、解析処理に関わる状況に柔軟で効果的な統計結果を得ることができる。
【0071】
[第4の実施例]
図13は、本発明の第4の実施例のアクセス解析システムの構成を示す。同図において、図3と同一構成部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
図13に示すアクセス解析システムは、図3に示すアクセス解析装置100にネットワーク帯域調査部190を付加した構成である。
【0072】
ネットワーク帯域調査部190は、解析要求を読み出したクライアント端末2とwebサーバ1との間のネットワーク3が持つ帯域の太さを読み取る。これにより、状況判断部150は、データベース読み出し部140とネットワーク帯域調査部190とから得られた各種状況情報を判断する。
次に、上記の構成におけるアクセス解析システムの動作を説明する。
【0073】
図14は、本発明の第4の実施例のアクセス解析システムの動作を示すフローチャートである。
まず、クライアント端末2からwebサーバ1へwebページの要求が発生すると(ステップ401)、データ監視部110は、その要求の内容を判別し(ステップ402)、「通常のwebページの要求」である場合には、データ監視部110がクライアント2の情報とアクセス日時や要求先ページアドレスなどを取り出す(ステップ403、404)。
【0074】
なお、クライアント端末2がwebサーバ1へwebページの要求を行う際のクライアント端末2から送信されるデータは、前述の第1の実施例の図5と同様であり、webサーバ1がクライアント端末2から図5に示すデータを受信した際に、クライアント端末2に応答するデータも図6と同様である。また、図5と図6に示す情報のwebサーバ1とクライアント端末2間のやり取りの中からアクセスデータベース130に記録されるデータについても第1の実施例の図7と同様であるため、各データに関する説明は省略する。
【0075】
次に、データベース記録部120は、アクセスログを記録するアクセスデータベース130の容量をチェックする(ステップ405)。
次に、ステップ403、ステップ404で得られたそれぞれの情報を、データベース記録部120がアクセスデータベース130に逐次記録する(ステップ406)。なお、アクセスデータベース130の残容量のチェックの結果、記録する内容の増減の方法は、前述の第1の実施例と同様であるので、その説明は省略する。
【0076】
次に、webサーバ1は要求されたwebページの情報をクライアント端末2に送信し(ステップ407)、再び要求があるまで待機する。
ステップ402において、クライアント端末2からの要求が「アクセス解析」である場合には、webページ管理者からの解析要求とその内容を受ける(ステップ408)。
【0077】
次に、ネットワーク帯域調査部190は、要求元クライアント端末2とwebサーバ1間のネットワーク3を調査し、その帯域幅をみる(ステップ409)。
例えば、webサーバ1側からクライアント端末2に対してダミーのアクセス要求を出し、この要求に対してクライアント端末2から返答が戻ってくるまでの時間を計測し、これを継続的に行うことで、平均の反応時間を求めておく。実際には、アクセス解析要求があった場合に、先と同様のダミー要求をクライアント端末2に出して、その反応時間を求め、平均との差を用いてもよい。
【0078】
また、例えば、webサーバ1が送受信しているデータを常に監視しているデータ監視部110が、ある時間単位、例えば、1秒間や1分間、1時間に流れるデータの量を計測し、それを記録することで、webサーバ1が送受信するデータの最大流量や平均流量などを算出しておき、アクセス要求があった時のデータの流量と、これらの最大流量や平均流量を比較してもよい。
【0079】
次に、データベース読み出し部140は、解析要求で指定された範囲(期限等)をアクセスデータベース130に設定し(ステップ410)、アクセスデータベース130から要求範囲内のアクセス情報を取り出す(ステップ411)。
次に、状況判断部150は、データベース読み出し部140とネットワーク帯域調査部190から得られた情報を基に、最適な解析条件を決定する(ステップ412)。
【0080】
例えば、ネットワーク帯域に関しては、webサーバ1の送受信データの流量が通常より速い・広いならば、詳細な解析結果をもった大きいデータをクライアント端末2に送信しても構わないし、流量が狭ければ、解析結果の概要がわかる程度の小さいデータを送信するようにすべきである。
次に、状況判断部150が決定した最適な解析条件に従い、統計処理部160がアクセスデータベース130に記録されたアクセス情報に対して統計処理を施す。例えば、クライアント端末2とwebサーバ1間のネットワークの帯域幅に応じて、統計処理を簡略化したり詳細にしたりと変化させる、などの条件である。統計処理の結果は、クライアント端末2が表示・出力可能な形式に変換される(ステップ413)。
【0081】
次に、統計処理部160が出力した解析結果をwebサーバ1がクライアント端末2に送信し、クライアント端末2は受け取った解析結果を表示、もしくは、出力する(ステップ407)。
即ち、本実施例において、アクセス解析における統計処理をwebページ管理者が一意に設定するのではなく、クライアント端末2とwebサーバ1間のネットワーク帯域によって自動的に最適な値に設定されるため、さまざまな制約条件のもとに、解析処理に関わる状況に柔軟で効果的な統計結果を得ることができる。
【0082】
[第5の実施例]
図15は、本発明の第5の実施例のアクセス解析システムの構成を示す。同図において、図3と同一構成部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
図15に示すアクセス解析システムは、図3に示すアクセス解析装置100にサーバ負荷調査部210を付加した構成である。
【0083】
サーバ負荷調査部210は、解析要求時におけるwebサーバ1の負荷状態を監視する。これにより、状況判断部150は、データベース読み出し部140とサーバ負荷調査部210とから得られた各種状況情報を判断する。
次に、上記の構成におけるアクセス解析システムの動作を説明する。
図16は、本発明の第5の実施例のアクセス解析システムの動作を示すフローチャートである。
【0084】
まず、クライアント端末2からwebサーバ1へwebページの要求が発生すると(ステップ501)、データ監視部110は、その要求の内容を判別し(ステップ502)、「通常のwebページの要求」である場合には、データ監視部110がクライアント2の情報とアクセス日時や要求先ページアドレスなどを取り出す(ステップ503、504)。
【0085】
なお、クライアント端末2がwebサーバ1へwebページの要求を行う際のクライアント端末2から送信されるデータは、前述の第1の実施例の図5と同様であり、webサーバ1がクライアント端末2から図5に示すデータを受信した際に、クライアント端末2に応答するデータも図6と同様である。また、図5と図6に示す情報のwebサーバ1とクライアント端末2間のやり取りの中からアクセスデータベース130に記録されるデータについても第1の実施例の図7と同様であるため、各データに関する説明は省略する。
【0086】
次に、データベース記録部120は、アクセスログを記録するアクセスデータベース130の容量をチェックする(ステップ505)。
次に、ステップ403、ステップ504で得られたそれぞれの情報を、データベース記録部120がアクセスデータベース130に逐次記録する(ステップ506)。なお、アクセスデータベース130の残容量のチェックの結果、記録する内容の増減の方法は、前述の第1の実施例と同様であるので、その説明は省略する。
【0087】
次に、webサーバ1は要求されたwebページの情報をクライアント端末2に送信し(ステップ507)、再び要求があるまで待機する。
ステップ502において、クライアント端末2からの要求が「アクセス解析」である場合には、webページ管理者からの解析要求とその内容を受ける(ステップ508)。
【0088】
次に、サーバ負荷監視部210は、解析要求時点でのwebサーバ1にかかっている負荷を調査する(ステップ509)。
例えば、webサーバ1がUNIXマシンであれば、ロードアベレージを取得してもよいし、そうでない場合も、比較的短い時間で終わる計算プログラムなどを定期的にある時間間隔のもとで実行することで、その終了時間を記録しておくことで、最大計算時間・最速計算時間・平均計算時間を算出しておき、解析要求があったときの計算時間とこれらを比較してもよい。
【0089】
次に、データベース読み出し部140は、解析要求で指定された範囲(期間等)をアクセスデータベース130に設定し(ステップ510)、アクセスデータベース130から要求範囲内のアクセス情報を取り出す(ステップ511)。
次に、状況判断部150は、データベース読み出し部140、サーバ負荷監視部210から得られた情報を基に、最適な解析条件を決定する(ステップ512)。
【0090】
例えば、サーバ負荷に関しては、webサーバ1の負荷が高い状態で詳細な統計解析を行うと、webサーバ1の通常行っているサービスへの影響を与えてしまうため、webサーバ1の負荷が高い状態ならば簡単な解析処理を行い、webサーバ1の負荷が軽いならば詳細な解析処理を行うようにすべきである。
次に、状況判断部150が決定した最適な解析条件に従い、統計処理部160がアクセスデータベース130に記録されたアクセス情報に対して統計処理を施す。例えば、webサーバ1の負荷に応じて、統計処理を簡略化したり、詳細にしたりと変化させる、等の条件である。統計処理の結果は、クライアント端末2が表示・出力可能な形式に変換される(ステップ513)。
【0091】
次に、統計処理部160が出力した解析結果をwebサーバ1がクライアント端末2に送信し、クライアント端末2は受け取った解析結果を表示、もしくは出力する(ステップ507)。
即ち、本実施例において、アクセス解析における統計処理をwebページ管理者が一意に設定するのではなく、webサーバ1の負荷状態に応じて自動的に最適な値に設定されるため、さまざまな制約条件のもとに、解析処理に関わる状況に柔軟で効果的な統計結果を得ることができる。
【0092】
なお、上記の第1の実施例の構成に、第2の実施例のアクセス頻度計算部170、第3の実施例の解析要求元クライアント端末調査部180、第4の実施例のネットワーク帯域調査部190、第5の実施例のサーバ負荷調査部210のいずれかを1つまたは、複数付加して構成することも可能であり、その組み合わせも自由である。例えば、第1の実施例の構成に、第2の実施例のアクセス頻度計算部170と第3の実施例の解析要求元クライアント端末調査部180を付加することにより、アクセス頻度に対応する粒度による解析結果を解析要求元のクライアント端末の状況・環境に応じて当該クライアント装置に提供することが可能となる。
【0093】
また、当該アクセス解析装置100は、図3、図8、図11、図13、及び図15において、ネットワーク3に接続され、webサーバ1とは独立に構成されているように示されているが、この例に限定されることなく、webサーバ1に含まれる構成としてもよい。
また、上記の第1〜第5の実施例におけるアクセス解析装置100の動作をプログラムとして構築し、アクセス解析装置として利用されるコンピュータに接続されるディスク装置や、フロッピーディスクやCD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際にインストールすることにより、容易に本発明を実現することが可能となる。
【0094】
なお、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。
【0095】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、webページへのアクセスを解析する処理において、webサーバやクライアント端末、もしくはそれらを結ぶネットワークに関する制約条件を鑑み、特に、webサーバへのアクセス頻度に応じて集計の単位を変化させて統計処理を行うことにより、webサーバへのアクセス数の変化が大きい場合でも、アクセス数が大きい期間は分刻みや秒刻みなどの細かい単位で集計を行い、アクセス数が少ない期間では時間単位などの比較的大きい単位で集計を行うことができる。
【0096】
また、アクセス解析を要求するクライアント端末の表示装置・出力装置に関する状況に応じて、解析結果の出力形態を変化させることにより、クライアント端末の表示装置・出力装置である、例えば、比較的解像度は荒いが、画面転換や動画像の表示が可能なディスプレイ機器では、グラフィカルなグラフを描き、注目すべき点をカラーや点滅などを使って表示させることができる。例えば、解像度は高いがモノクロで静止画プリンタ装置であれば、精密で正確なグラフと膨大な量の数値データと一緒に1枚の紙に出力することができる。例えば、表示範囲が限られ、しかも文字情報のみ表示可能な携帯端末であれば、膨大な解析結果から代表データを表形式で数値化したものを出力させる、等してそれぞれに適した解析結果を出力することができるようになる。
【0097】
また、webサーバとクライアント端末間のネットワーク帯域を調査し、ネットワークの混雑の度合いや速度に応じて解析結果をより詳しくしたり、概略にどどめるなど変化させることにより、例えば、携帯端末で無線ネットワークのような比較的遅い回線を使ってアクセス解析をする場合でも、少ないデータ量でも確実に解析結果を理解できるように、データに関係ない表やグラフなどの飾りを排し、文字と数値のみで構成されるような結果表示にし、また、途中で回線が切れても構わないように、例えば、データを上位順にソートするなどして、大切な情報を先に送るような工夫をすることができる。
【0098】
また、webページのアクセス解析装置、もしくは、webサーバにかかっている負荷を調査し、負荷の度合いに応じてサーバの他の通常業務に影響のない程度に解析作業を変化させることにより、アクセス解析に伴う統計処理に時間が係り、他のクライアント端末からwebページが要求されても要求の応答に時間がかかり、なかなかwebページが表示されなかったり、解析対象のデータベースが非常に大きいため、データベース読み出しに伴ってデータベース装置へのアクセスが頻繁になり、データベースへの負荷が高くなってしまう、といったことを回避することができる。
【0099】
以上のように、アクセス解析者が意識することなく、webサーバやクライアント端末、ネットワークなどのそれぞれの状況に適した解析結果を提供することが可能になり、アクセス解析者に有用な解析結果を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明のアクセス解析システムの構成図である。
【図4】本発明のアクセス解析システムの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例のクライアント端末から送信されるデータの例である。
【図6】本発明の第1の実施例のwebサーバの応答データの例である。
【図7】本発明の第1の実施例のデータベースに記録可能な情報の例である。
【図8】本発明の第2の実施例のアクセス解析システムの構成図である。
【図9】本発明の第2の実施例のアクセス解析システムの動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施例のアクセス頻度とその時に使用されるべき統計処理の粒度とが対応している対応表の例である。
【図11】本発明の第3の実施例のアクセス解析システムの構成図である。
【図12】本発明の第3の実施例のアクセス解析システムの動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第4の実施例のアクセス解析システムの構成図である。
【図14】本発明の第4の実施例のアクセス解析システムの動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第5の実施例のアクセス解析システムの構成図である。
【図16】本発明の第5の実施例のアクセス解析システムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 webサーバ
2 クライアント端末
3 ネットワーク
100 アクセス解析装置
110 データ監視部、データ監視手段
120 データベース記録部、データ記録手段
130 アクセスデータベース、記憶手段
140 データベース読み出し部
150 状況判断部、解析手段
160 統計処理部、統計処理手段
170 アクセス頻度計算部
180 解析要求元クライアント端末調整部
190 ネットワーク帯域調査部
210 サーバ負荷調査部

Claims (11)

  1. クライアント端末がインターネットを介してwebサーバに接続され、webページ情報を要求する際の状況を統計的に解析するアクセス解析方法において、
    前記クライアント端末と前記webサーバとの間の送受信データを監視するデータ監視ステップと
    監視結果に基づいて、少なくとも前記クライアント端末の状況、アクセス状況、要求先情報を含む送受信状態情報を記憶手段に記録するデータ記録ステップと
    解析要求元のクライアント端末から解析要求が発行されると、前記記憶手段に格納されている情報を取得し、前記webサーバへの前記クライアント端末のアクセス解析を行うアクセス解析ステップと
    アクセス解析結果を前記webサーバを介して前記解析要求元のクライアント端末へ出力する出力ステップと
    を行い、
    前記アクセス解析ステップにおいて、
    前記記憶手段に格納されている情報から、前記クライアント端末が前記webサーバへwebページを要求するアクセス頻度を計算するアクセス頻度ステップを行い、
    前記アクセス頻度ステップにおいて、
    前記クライアント端末から前記webサーバへのwebページへのアクセス要求の量や該アクセス要求の間隔に応じて、解析を行う統計処理に使われる粒度を決定するステップを行う、ことを特徴とするアクセス解析方法。
  2. クライアント端末がインターネットを介してwebサーバに接続され、webページ情報を要求する際の状況を統計的に解析するアクセス解析方法において、
    前記クライアント端末と前記webサーバとの間の送受信データを監視するデータ監視ステップと
    監視結果に基づいて、少なくとも前記クライアント端末の状況、アクセス状況、要求先情報を含む送受信状態情報を記憶手段に記録するデータ記録ステップと、
    解析要求元のクライアント端末から解析要求が発行されると、前記記憶手段に格納されている情報を取得し、前記webサーバへの前記クライアント端末のアクセス解析を行うアクセス解析ステップと、
    アクセス解析結果を前記webサーバを介して前記解析要求元のクライアント端末へ出力する出力ステップと、
    を行い、
    前記アクセス解析ステップにおいて、
    アクセス解析を行う装置自身、または、前記webサーバの処理負荷を調査し、
    前記処理負荷の度合いに応じて、通常のサービスへ影響を与えない程度の解析処理を行う、ことを特徴とするアクセス解析方法。
  3. 複数のクライアント端末とwebサーバがインターネットを介して接続されるシステムにおいて、クライアント端末がwebページ情報を要求する際の状況を統計的に解析するアクセス解析装置であって、
    前記クライアント端末と前記webサーバとの間の送受信データを監視するデータ監視手段と、
    監視結果に基づいて、前記クライアント端末の情報、アクセス状況、要求先情報を含む送受信状態情報を記憶手段に記録するデータ記録手段と、
    解析要求元のクライアント端末から解析要求が発行されると、前記記憶手段に格納されている情報を取得し、前記webサーバへのクライアント端末のアクセス状況や、該webサーバ、該クライアント端末または、前記インターネットの状況を判断し、解析のための条件を設定する状況判断手段と、
    前記状況判断手段で得られた前記条件に基づいて前記記憶手段情報を解析して前記webサーバを介して前記解析要求元のクライアント端末へ出力する統計処理手段とを有することを特徴とするアクセス解析装置。
  4. 前記状況判断手段は、
    前記記憶手段に格納されている情報から、前記クライアント端末が前記webサーバへwebページを要求するアクセス頻度を計算するアクセス頻度計算手段を含む請求項記載のアクセス解析装置。
  5. 前記アクセス頻度計算手段は、
    前記クライアント端末から前記webサーバへのwebページへのアクセス要求の量や該アクセス要求の間隔に応じて、前記統計処理手段で使われる粒度を決定する粒度決定手段を含む請求項記載のアクセス解析装置。
  6. 前記状況判断手段は、
    前記解析要求元のクライアント端末に関する状況を判断する端末判断手段を含み、
    前記統計処理手段は、
    前記端末判断手段の判断に基づいて前記クライアント端末の表示装置や印刷装置の画面サイズや解像度、カラー・モノクロ出力の可否、または、ユーザの希望する解析結果の出力形態に応じて、前記アクセス解析結果を出力する手段を含む請求項記載のアクセス解析装置。
  7. 前記状況判断手段は、
    前記webサーバとwebページアクセス解析を要求したクライアント端末間のネットワークの帯域について調査する帯域調査手段を含み、
    前記統計処理手段は、
    前記帯域調査手段の調査結果に基づいて、前記ネットワークの混雑の度合いや、該ネットワークの速度に応じて、前記アクセス解析結果を出力する手段を含む請求項記載のアクセス解析装置。
  8. 前記状況判断手段は、
    アクセス解析を行う装置自身、または、前記webサーバの処理負荷を調査する負荷調査手段と、
    前記処理負荷の度合いに応じて、通常のサービスへ影響を与えない程度の解析処理を行う手段を含む請求項記載のアクセス解析装置。
  9. 複数のクライアント端末とwebサーバがインターネットを介して接続されるシステムにおいて、クライアント端末がwebページ情報を要求する際の状況を統計的に解析するアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体であって、
    コンピュータに、
    前記クライアント端末と前記webサーバとの間の送受信データを監視するデータ監視ステップと、
    監視結果に基づいて、前記クライアント端末の情報、アクセス状況、要求先情報を含む送受信状態情報を記憶手段に記憶するデータ記録ステップと、
    解析要求元のクライアント端末から解析要求が発行されると、前記記憶手段に格納されている情報を取得し、前記webサーバへのクライアント端末のアクセス状況や該webサーバ、該クライアント端末または、前記インターネットの情報を判断し、解析処理のための条件を設定する状況判断ステップと、
    前記状況判断ステップで得られた前記条件に基づいて、前記記憶手段の情報を解析し、前記webサーバを介して解析要求元のクライアント端末へ出力させる統計処理ステップ と、を実行させることを特徴とするアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体。
  10. 前記状況判断ステップは、
    前記記憶手段に格納されている情報から、前記クライアント端末が前記webサーバへwebページを要求するアクセス頻度を計算するアクセス頻度解析ステップと、
    前記クライアント端末から前記webサーバへのwebページへのアクセス要求の量や該アクセス要求の間隔に応じて、解析を行う統計処理に使われる粒度を決定する粒度決定ステップと、
    解析要求元のクライアント端末に関する状況を判断する端末判断ステップと、
    前記webサーバと前記解析要求元のクライアント端末間のネットワークの帯域について調査する帯域調査ステップと、
    アクセス解析を行う装置自身、または、前記webサーバの処理負荷を調査し、該処理負荷の度合いに応じて、通常のサービスへ影響を与えない程度の解析処理を行うステップの少なくとも1つのステップを行う、請求項9記載のアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体。
  11. 前記統計処理ステップは、
    webページのアクセス解析要求元のクライアント端末に関する状況に基づいて該クライアント端末の表示装置や印刷装置の画面サイズや解像度、カラー・モノクロ出力の可否、または、ユーザの希望する解析結果の出力形態に応じて、前記アクセス解析結果を出力するステップと、
    前記ネットワークの帯域の調査結果による該ネットワークの混雑の度合いや、該ネットワークの速度に応じて、前記webサーバを介して前記解析要求元のクライアント端末に前記アクセス解析結果を出力するステップの少なくとも1つのステップを行う請求項または、10記載のアクセス解析プログラムを格納した記憶媒体。
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