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JP3746482B2 - 空気式ロータリツール - Google Patents
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JP3746482B2 - 空気式ロータリツール - Google Patents

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Description

【0001】
発明の背景
本発明は、一般に空気式ロータリツール、特に、プラスチックハウジングと、圧縮空気を効率よく使用するための可変トルク構成とを備えた改良空気式ロータリツールに関する。
【0002】
本発明は特に、ボルトやナットなど固定部材を回転させるために、ソケットを備えた出力軸を回転させる動力式ツールに関する。このようなタイプのツールは、自動車の修理及び工業分野で用いられることが多い。従来、空気式ロータリツールは、金属の外側ハウジングと複数の内側金属部品を備える。こうしたツールは、その金属構造により強度・耐久性がある一方で、全てが金属からなる構造はツールを幾分重くしコストを高くする。ツールを流れる圧縮空気は、このタイプのツールに動力を与える。空気がツール内で膨張すると、内部モータの運動を誘起し、ツールに動力を与える。
【0003】
ツール製作者の目的は、全てが金属のツールと同じ位耐久性がありながら、プラスチックなど軽い材料で形成された部分を有し、したがって、ツールの重量及びコストを削減するのに適した空気式ロータリツールを提供することである。このようなツールを設計する際の困難性は、スチールなど強度の大きな金属に比べてプラスチックの剛性が小さいことである。例えば、仮にプラスチックのツールを硬い表面に当てると、ツール内部にある金属空気モータは、ハウジング及び出力軸に対しシフトしたり位置がずれたり、傾斜したりして、ツールが使用できなくなる場合がある。この問題のために、ツール製作者は、モータがハウジング内で傾斜しないよう複雑な内部モータ用ケーシングを作る必要があった。例えば、Geiger氏らによる米国特許第5、346、024号には、そのようなモータ用ケーシングとしてモータシリンダ15が記載されている。このケーシングは、一端が閉鎖された円筒状で、バックヘッド26及びボア(bore)27など複数の部品が閉端部から伸張している。シリンダ、バックヘッド及びボアは一体構造であるため、一端が閉鎖されたシリンダを製造するのが極めて困難になっている。したがって、このようなケーシングは製造コストが高く、他の部品用にプラスチックなど軽くて安価な材料を用いるコスト的な利点を相殺する可能性がある。したがって、軽い材料及び金属部品両方から安価に作ることのできるツールが望まれている。
【0004】
加えて、従来のロータリツールは、ユーザの入力に応じてトルクを調整する機構を備えていることが多い。このようなツールの一つは、トルク出力を調整するために、空気モータ内の背圧を利用している。モータ内の背圧が増加するほどモータのトルク出力は減少する。このようなデザインは、ツールに動力を与えるために圧縮空気の最大流れを利用するのにもかかわらず最大パワー以下で動作する点で非効率である。より低いトルク設定値では、大部分の空気がモータを迂回してモータに背圧を印加するため、動力がツールに供給されない。このように、より低い圧力で圧縮された空気を用いてトルクをより効率的に調整することのできるツールが必要とされる。さらに、モータ内の背圧を減らすことのできるツールは、同じ仕事量に対して使用する空気が少なく、より効率的に作動する。
【0005】
典型的に、空気モータはロータを備え、このロータは、圧縮空気が作用することでロータの回転を誘起する複数の羽根を有する。圧縮空気のポケットは、隣り合う羽根により仕切られたコンパートメント内に収容される。従来のロータリツールには、典型的に、空気モータから圧縮空気を排出するために、モータに一つの排出ポートが設けてある。各コンパートメントが排出ポートを通過すると、コンパートメント内の大部分の空気は、排出ポートを介してモータから排出される。コンパートメントが排出ポートを通過した後は、コンパートメント内に残った空気は、コンパートメント内に閉じ込められる。コンパートメントの容量は、コンパートメントがモータサイクルの終了に近づくほど減少する。コンパートメントは、ロータが回転を続けるために、コンパートメント内で空気を圧縮する必要がある。空気をコンパートメント内で圧縮すること(背圧)は、ロータの回転速度を減少させる。背圧はモータの効率を下げるため、空気モータ内の背圧による損失を低減する空気式ロータリツールが望ましい。
【0006】
発明の概要
本発明の複数の目的及び特徴として、主としてプラスチックからなるハウジングにより重量・コストを低減した空気式ロータリツールを提供すること、衝撃に対し内部部品の位置ずれが起きにくいプラスチックハウジングを備えたツールを提供すること、把持しやすいツールを提供すること、固定具なして部品を固定するプラスチックハウジングを備えたツールを提供すること、ユーザにより調整可能な4つの異なるレベル間でトルクを調整する空気式ロータリツールを提供すること、ツールに入る圧縮空気の流れを抑えてツールに入る空気量を減らすことで、モータのトルク出力を効率的に制御することのできる空気式ロータリツールを提供すること、モータ内の背圧を減らしモータ効率を向上させる空気式ロータリツールを提供することが挙げられる。
【0007】
本発明に係る空気式ロータリツールは、実質的にプラスチックから形成されたハウジングと、ハウジング内に配置された空気モータとを備える。ツールはさらに、プラスチックハウジングよりも剛性の高い材料からなり、空気モータ及びハウジングに実質的にモータの一端で係合するための第1の剛性支持体を有する。プラスチックハウジングよりも剛性の高い材料からなる第2の剛性支持体は、空気モータ及びハウジングに実質的にモータの他端で係合する。第1及び第2の剛性支持体は、空気モータを、ハウジング内で移動したり位置ずれしないように支持する。
【0008】
他の目的及び特徴は、一部は既に明らかであり、一部は以下で説明する。
【0009】
好適な実施形態の詳細な説明
添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。同一の符号は複数の図面にわたって同一の部材を表す。図1を参照して、全体を符号51で表す本発明に係る空気式ロータリツールは、ハウジング53と、ハウジングの前側に設けたマウラー機構(Maurer Mechanism)ケーシング55(広義には第1の剛性支持体)と、出力軸57と、ハウジング53の後側に配置されたエンドカバー59とを有する。ケーシング55は、ハウジング53の一部とみなすこともできる。この場合、ハウジングとケーシングとの間の領域が略一様で、ツール51を観たときに一つの連続的な輪郭に見えるようになる。出力軸57は、マウラー機構ケーシング55の前端部63から突出している。マウラー機構ケーシング55の後端部65は、ハウジング55に係合している。ガスケット67(図3及び図29)は、潤滑流体をツール51内に留めておくために、マウラー機構ケーシング55の後端部65とハウジング53との間をシールする。ガスケット67は紙など繊維質の材料から形成されるのが好ましいが、ゴム、コルク、プラスチック、他の適当な材料で形成してもよい。ツール51はさらに、ハウジング53から下方に伸びたグリップ71を備え、これによりユーザがツールをしっかり把持できるようになっている。グリップ71は、ゴムなどの軟質材料からなる外層部73を有し、ユーザの手に加わる圧力を吸収・緩和するとともに、グリップ71とユーザとの間の摩擦力を増やしてツール51が容易に把持できるようになっている。ツール51を作動するためのトリガ75がグリップ71の前側から突出している。さらに、ツール51は、圧縮空気をツールに供給するためのエアーインレット81を備えている。エアーインレット81は、グリップ71の下部に取付けられ、当該分野で公知のようにエアーホース(図示せず)を収容する。
【0010】
次に図2を参照して、ツール51はさらに、出力軸57の回転方向を選択するために、ハウジング53の後部に回転選択バルブ83を有する。回転選択バルブ83は、ハウジング53及びエンドカバー59内で回転可能で、ツール51内の圧縮空気の流れを変えて、出力軸57の回転方向を制御するようになっている。圧縮空気の流速を下げることでツール51のトルクを制御するためにエンドカバー59に取付けたトルクセレクタ85は、エンドカバー内で回転可能となっている。図の形態では、トルクセレクタ85は、4つのトルク設定値に対応した4つの異なる位置を有する。回転選択バルブ83及びトルクセレクタ85の機能は、後で詳細に説明する。
【0011】
加えて、グリップ71の下部には、エアーインレット81の近傍に排気口91が取付けてある(図3)。排気口91は、排気がツール51を出る際に排気がユーザから離れる方向に向かうとともに異物が排気口に入らないよう排気を拡散するための複数の小さな孔93を有する。。
【0012】
ツール51の内部機構についてツールの側断面図である図3を用いて説明する。ツール51を流れる気流の方向をA線で表す。圧縮空気は、A線に沿って、まずエアーインレット81を介してツール51内に入る。エアーインレット81は、嵌合部材81a、スイベルコネクタ81b及びエアーインレットシリンダ82を備え、これらを通して空気が流れるようになっている(図3〜3C)。プラスチックハウジング53の形成は、流動状態のプラスチックがインレットシリンダ82の外部を接触しながら囲むように成形することで行われる。インレットシリンダは、ハウジング53が形成される際にプラスチックが流れる環状溝82aを有する。プラスチックが硬化する際に、溝82a内の材料は、エアーインレットシリンダ82の溝と係合する突起82bを形成し、これによりエアーインレット81をハウジングに固定する。ハウジング53は、インレットシリンダをハウジング内で保持するのに固定装置が不要となるよう、インレットシリンダ82を十分に囲い込む。ハウジング53をエアーインレットシリンダ82の周囲に形成するための好適な成形方法は、関連分野で周知のプラスチック射出成形方法であり、後でさらに説明する。
【0013】
嵌合部材81aは、スイベルコネクタ81bがエアーインレット81の軸周りにピボット回転できるよう、スナップリング81cを介してスイベルコネクタに取付けてある。ボール・戻り止めなど、スナップリング81c以外の取付け方法も本発明の範囲内に含まれる。Oリング81dは、嵌合部材81cとスイベルコネクタ81bの間をシールし、エアーインレットに入る圧縮空気が漏出するのを防止する。スナップリング81c及びOリング81dは、嵌合部材81a上でのスイベルコネクタ81bの回転を妨げない。嵌合部材81aの上端と、エアーシリンダ82の下部内端は、ねじが切られている。嵌合部材81aは、嵌合部材のフランジ81eがインレットシリンダ82の下端に接触するまで、該下端に螺合される。別のOリング81fは、嵌合部材81aとインレットシリンダ82の間をシールし、これにより空気がインレットシリンダを通ってツールの機構部品に流れるようにしてある。六角形状のキー溝82dは、嵌合部材81aをインレットシリンダ82内で回転するための六角形状のキー(一部を82eで示す)を収容するように設計されており、嵌合部材がねじ82cと係合して嵌合部材を完全にシリンダ内に螺合するようになっている。キー溝82d及びキー82eは、キーから嵌合部材81aに力を伝達できれば、どのような嵌合形状(例えば、星型、四角形、五角形など)で形成してもよい。
【0014】
さらに、軟質材料、好ましくはゴムからなる外層部73は、プラスチック成形後にグリップ71上に成形される。好適な成形方法は、外層部73をグリップ71に直接形成し、外層部をグリップの表面に溶融させ、ユーザがより安全に保持できる表面を形成する方法である。この成形方法では、本質的にグリップ71より僅かに大きな金型が必要で、グリップと金型の間のスペースに流動ゴム材料を流し込み、ゴムを硬化してグリップの外層部73を形成する。ゴム外層部73はグリップ71に直接溶融するので、外層部はグリップ上にしっかりと嵌合し、さらなる保持手段は不要である。しっかりとした嵌合により、ツール51の使用時において、外層部73がグリップ71に対しシールした状態を保つことができるので、ユーザは、グリップと外層部との間が動くことなくツールをしっかり把持できる。
【0015】
インレット81を通過後、空気はチルトバルブ95を通過する。このバルブはトリガ75を引くことにより開放可能となっている(図3)。チルトバルブ95の詳しい構成・動作は、関連分野で周知であり本願では説明しない。空気は続いてインレット81の残り部分を通過し、回転選択バルブ83を通過する(図3、4)。回転選択バルブ83は、2つの部材、所定の位置に固定されたバルブ本体101(図4〜6)と、バルブ本体内で回転可能なバルブ部材103(図7、8)とを有する。バルブ本体101は、空気を回転選択バルブ83内に導入するための第1の開端部105を有する円筒体である。バルブ部材103は、バルブ本体101を流れる空気の向きを変え、第1のサイドポート107か第2のサイドポート109のいずれかを介して外側に出す。バルブ部材103は、圧縮空気の向きを変えるために、バルブ部材とともに回転可能な内側プレート115を有する。図4を参照して、第1の位置にある場合、プレート115は、空気を第1のサイドポート107を介して第1の通路117に導き、これにより、空気を空気モータ119(図17)(後述)に供給してモータに動力を与え、出力軸57を正方向に駆動する。第2の位置(図4では仮想的に示す)にある場合、プレート115は、空気を第2のサイドポート109を介して第2の通路121に導き、これにより、空気をモータ119に供給してモータに動力を与え、出力軸57を逆方向に駆動する。バルブ本体101は、上部ポート127をさらに有し、第1又は第2の通路117、121のいずれかを介して流れる空気と同時に、バルブ83に二次的な気流が生じるようにしてある。二次的な気流については後で説明する。
【0016】
空気式ロータリツール51は、インパクトレンチとして知られたロータリツールの一種である。マウラー機構ケーシング55内のマウラー機構131(図3)(後述)は、空気モータ119の高速回転エネルギを、出力軸57に対する不連続の高ねじりモーメントに変換する。高トルクインパクトは継続時間が制限されているので、高トルクを連続的に与えるよりも大きなモーメントを出力軸57に与えながら、オペレータはツール51を把持していることができる。インパクトツールは、固定具を締めたり弛めたりするなど高トルク設定値が要求される高トルク仕様に有用である。
【0017】
空気が回転選択バルブ83を通過すると、空気は通路を通って空気モータ119に向かう。空気用通路は、以下に詳述するようにいくつかの通路から形成するようにしてもよい。まず、空気は、第1又は第2の通路117、121を介して空気モータ119に向かう。第1の通路117を通った空気はトルクセレクタ85(図4)を通過する。上述したように、トルクセレクタ85は圧縮空気を制御し、これにより、ユーザがツール51に対し正確な出力トルクを設定できるようにしてある。エンドカバー59はハウジング53上に取付けてある(図3)。エンドカバー59に設けた4つのボルト穴133は、エンドカバー59及びマウラー機構ケーシング55をハウジング53に取付けるためのねじの切られたボルト135を収容する(図3、10)。エンドカバー59の穴133と嵌合するボルト135は、ハウジング53内に設けた細長のボルト溝137を通って、マウラー機構ケーシング55内に設けたねじの切られた穴(図示せず)に係合し、これにより、ツール各部品を同時に締め付ける(図2、4、9)。
【0018】
図9〜15を参照して、トルクセレクタ85は、エンドカバー59内で4つの異なる設定値の間を回転する。セレクタ85が各設定値まで回転すると、小突起138がエンドカバー59内の4つのノッチ139の1つに係合する。突起138は、弾力的に形成されセレクタ85から外側に突出しており、セレクタが回転しながら各ノッチ139に係合する。突起138を動かして突起をノッチ139から外すのに必要な力が増加することで、セレクタ85が異なる設定値の1つに位置することをユーザに指示することができる。図9、10は、第1の通路117を流れる空気が固定オリフィス143を通過する空気に限定される第1の設定値を示す。固定オリフィス143は、第1の通路117よりも断面積が小さく、第1の通路を流れる空気の流れを抑える。トルクセレクタ85は、さらなる空気が第1の通路117を通過するのを妨げる。第1の設定値の場合、第1の通路117を通過する空気量が最小であり、トルク出力は最も小さい。背面からセレクタ85を見た場合、トルクセレクタの矢印145は設定値1を指し示している。
【0019】
エンドカバー59はさらに、方向決めピン149(図10)を収容する方向決めソケット147を備える。方向決めピンは、エンドカバー59から伸びており、ツール各部品を収容するとともに互いの方向を揃える。方向決めピン149により、ツール各部品は、互いに適切に位置決め・方向付けられ、これにより、ツールが組み立てられて適切に機能することが保証される。方向決めピン149を収容する部品は、以下で詳細に説明する。
【0020】
図11、12を参照して、矢印145は設定値2を指し示しており、このときトルクセレクタ85の第1のポート151は、第1の通路117の下部153と位置合わせされ、トルクセレクタの第2のより大きなポート155は、第1の通路の上部157と位置合わせされる。この状態では、一部の空気が固定オリフィス143を迂回して、第1の通路117の上部157に流れる。より詳しくは、この空気は、第1の通路117の下部153、第1のポート151、セレクタの通路163、第2のポート155を通り、最後に第1の通路の上部157に流れる。同時に、空気は、設定値1の場合と同様に、固定オリフィス143を通過し続ける。このように、第1の通路117を通って空気モータ119に到達する空気の総量は、トルクセレクタ85と固定オリフィス143を通る空気の合計である。固定オリフィス143と同様、第1のポート151は、第1の通路117を介して流れる空気量を制御し、ツールの動力を抑える。
【0021】
図13、14を参照して、矢印145は設定値3を指し示しており、トルクセレクタ85の第2のポート155は、第1の通路117の下部153と位置合わせされ、トルクセレクタ85の第3のより大きなポート165は、第1の通路の上部157と位置合わせされる。第1の通路117を通過する空気の総量は、トルクセレクタ85と固定オリフィス143を通る空気の合計である。この設定値を選択した場合、第2のポート155及び固定オリフィス143の大きさにより、第1の通路117を流れる空気量が制御され、ツールの動力が抑えられる。
【0022】
最終位置(図15、16)において、矢印145は設定値4を指し示しており、トルクセレクタ145の第3のポート165は、第1の通路117の下部153と位置合わせされ、トルクセレクタの第3のポートと同じ大きさの第4のポート167は、第1の通路の上部157と位置合わせされる。第1の通路117を通過する空気の総量は、トルクセレクタ85及び固定オリフィス143を通過する空気の合計である。この設定値を選択した場合、第3のポート165及び固定オリフィス143の大きさにより、第1の通路117を通過する空気量が制御され、ツールの動力が正回転方向に最大許容トルクで制御される。トルクセレクタ85のポートの数を減らしたり増やしたりしてもよく、これは本発明の範囲内に含まれる。
【0023】
圧縮空気は、第1の通路117及びトルクセレクタ85を通過すると、空気モータ119内に導入される前に支持プレート168(広義には、第2の剛性支持体)を通過する(図3、16A、16B)。支持プレート168は、種々のツール部品を収容するための複数の開口部169を有する。ボルト135を収容するためのボルト用開口部169Aは、支持プレートの四隅に配置されている。回転選択バルブ用開口部169Bは、回転選択バルブ83が支持プレート168を貫通するのを可能にする。エンドカバー59の方向決めソケット147から伸びた方向決めピン149を収容するための方向決め用開口部169Cは、支持プレート168を貫通する。支持プレート168を貫通するボルト135、回転選択バルブ83、及び方向決めピン149とともに、エンドカバー59及び支持プレートは、適切な位置に配置される。方向決めピン149の挿入は、ツール各部品を1つの正確な構成に配置することにより、ツール各部品を適切に組み立てることを保証する。さらに、後で詳述するようにトルクセレクタ85から空気モータ119に空気を流すために、支持プレート168には、第1又は第2の通路117、121と協働する空気通路用開口部169Dが設けてある。支持プレート168はさらに、エンドカバー59及び空気モータ119と封止状に係合するために、プレート両面上にゴム材料からなる外層部170を有する。完全に組み立てられると、後で詳述するように、支持プレート168は、プラスチックエンドカバー59を支持し、これにより、ツール51の使用の際に、カバーが湾曲するのを防止するとともにモータ119を均一に支持する。支持プレート168は、好ましくはスチールから形成されるが、プラスチックエンドカバー59を支持するのに適した強度特性を備えた他の金属、非金属材料であってもよく、これらは本発明の範囲内に含まれる。
【0024】
第1の通路117、トルクセレクタ85及び支持プレート168を通過した後、圧縮空気は空気モータ119内に導かれる(図17)。図3、17に最もよく示すように、空気モータ119は、円筒状の支持スリーブ171、通路用スリーブ173、複数の羽根177を有するロータ175、第1のエンドキャップ179、及び第2のエンドキャップ181を備える。支持スリーブ171は、第1の開端部189及び第2の開端部191を有し、これにより、通路用スリーブ173が支持スリーブ内に取付けられるようになっている(図27、28)。第1のエンドキャップ179は第1の開端部189に取付けられ、第2のエンドキャップ181は第2の開端部191に取付けられる。第1及び第2のエンドキャップ179、181は、支持・通路用スリーブ171、173とは別個に形成されている。エンドキャップ179、181及びスリーブ171、173は、別個の部品として製造するのが経済的である。このような構成は、一方のエンドキャップとスリーブを一つの部品としたカップ状のモータハウジングを備えた従来公知の構成と大きく異なる。一端が閉鎖されたシリンダを作製し、シリンダの内側を加工するのは、開端部を有するシリンダを作製・加工する場合よりもコストが高いため、従来公知の構成は本発明に比べて製造コストが高い。
【0025】
本発明では、エンドキャップ179、181は、支持・通路用スリーブ171、179と係合し且つスリーブを支持し、これによりツール51を使用する際に生じる力の作用でハウジング53に対し傾斜するのを防止する。3つの異なる連結用段部は、空気モータ119、マウラー機構ケーシング55、及びハウジングを強固に連結するために協働する(図3)。第1のエンドキャップ179は、マウラー機構ケーシング55の後方内側段部195と係合可能な前方外側段部193を有する。段部193、195の係合によりマウラー機構ケーシング55と第1のエンドキャップ179は、円筒軸に沿って位置決めされるよう互いの方向が揃えられる。加えて、段部195の長さは、マウラー機構ケーシング55内で第1のエンドキャップ179を支持するのを補助し、これにより、ツールが(例えば落下して)大きな衝撃を受けたとしても2つの部品の相対位置がずれるのを防止する。第1のエンドキャップ179はさらに、支持スリーブ171(図3)と係合可能な後方外側段部201と、方向決めピン202(図25)とを有する。ピン202は、一端が第1のエンドキャップの孔202A(図26)内に収容され、他端が通路用スリーブ173の孔202B(図28)内に収容される。方向決めピン202は、第1のエンドキャップ179と通路用スリーブ173の方向を揃える。第1のエンドキャップ179及び通路用スリーブ173がともに環状であるので、方向決めピン202は、組み立て時に2つの部品の方向を適切に揃えるのに好都合である。
【0026】
通路用スリーブ173は、前部と後部が支持スリーブ171よりも短く、通路用スリーブ173の前面203は、第1のエンドキャップ179の後面205と平坦状に係合するように設計されている。支持スリーブ171は、前面203よりも前方に延設し、第1のエンドキャップ179の後方外側段部201と係合するとともに、支持プレート168から第2のエンドキャップ181の孔207を通って通路用スリーブ173の孔209内に伸びた方向決めピン149を収容する。段部201は、第1のエンドキャップ179を、支持・通路用スリーブ171、173と軸方向に位置合わせし、第1のエンドキャップとこれらスリーブとの位置ずれを防止する。方向決めピン149は、上述したピンと同様に、支持プレート168、第2のエンドキャップ181及び通路用スリーブ173の互いの方向を揃える。第1のエンドキャップ179の後方外側段部201と同様、第2のエンドキャップ181は、支持スリーブ171と係合する前方外側段部211を有する。エンドカバー59からマウラー機構ケーシング55に伸びた4つのボルト135は、ツール51の内部部品を圧縮し、エンドキャップ179、181を支持スリーブ171上に強固に当接させる。エンドカバー59、支持プレート168、ハウジング53、支持スリーブ173、通路用スリーブ173、エンドキャップ179、181、及びマウラー機構ケーシング55の相互作用によって、相当な剛性・強度を持った閉鎖円筒体が形成される。複数の連結段部と、ボルト135により誘起された圧縮力とにより、空気モータ119がハウジング53に対して傾くのが防止される。空気モータ119は、ハウジング53内でしっかりと嵌合し、モータが出力軸57に対して傾くのが防止される。
【0027】
ロータ175は、通路用スリーブ173内を回転可能である(図3、17)。ロータ175は、ロータ後端から伸びた支持軸213とロータ先端から伸びたスプライン軸215と一体的に構成された円筒体である。スプライン軸215は、スプラインの付いた部分221と平滑な部分223を有する。平滑部分223は、第1のエンドキャップ179内に設けた第1のボールベアリング225内で嵌合する。スプライン部分221は、第1のエンドキャップを超えて突出し、マウラー機構131と係合する。スプライン軸215のスプライン部分221は、マウラー機構131の溝孔227内で嵌合し、この機構はマウラー機構ケーシング55内で嵌合する(図3)。マウラー機構131は、ロータ175の高速回転エネルギを、出力軸57に対する不連続の高インパクトモーメントに変換する。これにより、ツール51が出力軸57に対し非常に大きな衝撃力を不連続的に供給しながら、ユーザはツールを把持できる。マウラー機構131は当業者に周知であり、その詳細は本願に含まれない。
【0028】
支持軸213は、第2のエンドキャップ181(図3)内に設けた第2のボールベアリング233内で嵌合する。スプライン軸215と支持軸213は、ロータ175の円筒軸Bにほぼ沿って伸びている。2組のボールベアリング225、233は、ロータが通路用スリーブ173内で自在に回転するのを可能にする。ロータ175の軸Bは、通路用スリーブ173の中心軸に対し偏心している。ロータ175は、羽根177を収容する複数の長溝235を有する(図17)。羽根177は、軽い材料からなり、溝235内で弛く嵌合し、エンドキャップ179、181及び通路用スリーブ173は、空気モータ119内のツール長軸方向に関し羽根177が移動するのを制限する。ロータ175が回転する際、羽根177はロータ175から半径方向外側に移動し、通路用スリーブ173の内面に接触する。ロータ175が回転する間、隣り合う羽根177同士が、圧縮空気を収容する複数のキャビティ237をモータ119内に形成する。各キャビティ237は、ロータ175が回転しながら、前羽根177と該羽根と隣り合う後羽根とにより形成される。キャビティ237がインレットポート245を通過する際に、圧縮空気が前羽根177を押圧し、ロータ175を回転させる。
【0029】
空気モータ119内を空気が移動しながらロータ175は回転し、エアーキャビティ237は、3つの段階、動力段階、排出段階、回復段階を通過する(図17)。空気は、トルクセレクタ85から吸気マニホルド247内に移動する。圧縮空気は続いて、吸気マニホルド247に形成されたインレットポート245を介して、ロータ175と通路用スリーブ173との間のキャビティ237内に強制移動する。ここで動力段階が開始する。圧縮空気は前羽根177を押圧し、羽根に作用する力により、ロータ175は矢印Fの方向に回転する。キャビティ237内での空気の容量が増えながらロータ175は回転し、羽根177間のスペースが増加する。羽根は溝235内で外側に移動を続け、羽根と通路用スリーブ173との間のシールを維持する。
【0030】
動力段階の終了時において、キャビティ237の容量は最大量に向けて増加中であり、前羽根177は、通路用スリーブ173と支持スリーブ171に設けた一組の初期段階排気口251を通過する(図17、21、27、28)。これらポート251は、動力段階と排出段階との遷移を示すものであり、膨張空気が空気モータ119内部から、空気モータとハウジング53との間の隙間スペース252にある低圧領域に逃げるのを可能にする。ポート251から逃げた空気は以下に述べるようにツール51から排出される。排出段階の初期状態では、キャビティ237の容量は、サイクル中の他のどの時間よりも大きく、最大値まで増えた後、キャビティがモータ119底部を通過してから減少し始める。後羽根177が初期段階排出ポート251を通過する際に、空気モータ119内の後羽根の前方では空気がいくらか残っている。ロータ175が回転を続けると、キャビティ237の容量は減少し、キャビティ内の空気圧は増加する。空気が圧縮されるとモータ119内に背圧が発生し、回転するロータ175からエネルギを奪い、ロータの回転を遅くする。モータ119内に背圧が形成するのを緩和するために、排出工程の最後には、終期段階排出ポート253が設けてあり、残りの空気を空気モータ119から排出マニホルド255内に逃げ出させるようになっている。この排気は続いて、以下に述べるようにツール51から排出される。終期排出ポート253の通過は、モータ119の第3段階、すなわちキャビティ237の容量が最小となる回復段階への遷移を示すものである。この段階で羽根177を動力段階の開始まで戻り、モータ119がサイクルを繰り返すことになる。
【0031】
ロータ175が回転しながら、羽根177は、通路用スリーブ173に合わせて、溝235内で半径方向内側と外側に連続的に移動する(図17)。ロータ175の回転は、羽根177に対し半径方向外側に力を作用させるが、ロータの回転が羽根を半径方向外側に押し出すのに十分な速さになるまでは、最初のうち羽根は半径方向外側に移動しない場合がある。この問題は、空気モータ119内に必要な潤滑油が存在することにより悪化する場合がある。溝137から羽根177が突出していないと、空気は、ロータ175を望むように回転することなく、空気モータ119を単に通過して初期段階排出バルブ251に到達する。この影響を打ち消すために、第1のエンドキャップ179(図25、26)及び第2のエンドキャップ181(図22〜24)はそれぞれ、羽根用吸気溝261を備えている。吸込みマニホルド247の圧縮空気の一部は、空気モータ119の一端に位置する羽根用吸気溝261を通過する。空気は、羽根177後方の溝261内に移動して羽根を溝235の外側に押し出す。その結果、モータ119を通過する空気は、突出した羽根を押すことができる。羽根用吸気溝261は、各羽根177が動力段階の大部分を通過する間、空気を各羽根177に供給する。吸気溝261は、羽根177が溝235から完全に伸張する状態に近くなる位置まで存在する。羽根177がロータ175の軸に向けて内側に移動し始めた後、羽根の後方にある空気は逃げる必要があり、このために、羽根用排気溝263が第1のエンドキャップ179及び第2のエンドキャップ181に形成されている。これらの溝により、羽根177後方の空気は、溝263を通って排出マニホルド255内に移動することができる。空気は続いて、終期段階排出ポート253から空気が出るのと同じようにしてモータ119から出る。
【0032】
初期段階排出ポート251を出た排気は、ハウジング53に設けた一対のオリフィス(図示せず)を通過し、グリップ71の排気口91に到達する(図3)。終期段階排出ポート253又は2つの羽根用排気溝263の一方を出て排出マニホルド255に導かれた排気は、異なる経路を通ってツール51外側に出る(図4)。この経路は、第2の通路121を通過した空気を、回転選択バルブ83に戻し、2つの対照的なオーバフロー用通路269に分流し、支持スリーブ171と第1のエンドキャップ179及びハウジング53との間の隙間スペース252に導く(図4)。残留排気は続いて、スペース252を通過して、一対のオリフィスに到達し、他の排気とともに排気口91から外部に出る。
【0033】
逆方向に動作する場合、ツール51は、空気がトルクセレクタ85を迂回することを除いて、実質的に同じ動作を行う。空気は、同じ空気インレット81を介してツール51内に入る。回転選択バルブ83は空気を第2の通路121に偏向し、空気は、ツール51内を上方に移動して排出マニホルド255に入る。空気は続いて、終期段階排出ポート253を通過して空気モータ119内に入り、羽根177の反対面に作用し、ロータ175に対し逆方向に力を与える。初期段階排出ポート251は、正方向と実質的に同じように機能する。羽根用吸気溝261及び羽根用排気溝263は、空気を反対方向に流すことを除いて、上述したのと同じように機能する。
【0034】
典型的に、空気式ロータリツールのほとんどの部分は、スチールなど強度の高い金属からできている。このようなツールは、適切な使用中に高ストレス・負荷にさらされるとともに、落としたりぶつけたりしたときの不連続的な衝撃にさらされる。スチールなどの金属は適度な強度を与えるが、一方で、全てが金属からなる構成では、重量が大きくなり材料のコストが高くなるという大きな欠点がある。本発明の構成は、ツールのハウジング53を軽量で安価なプラスチックで形成することにより、上述の問題点を取り除いている。加えて、支持スリーブ171及びエンドキャップ179、181の構成によれば、空気モータ用に高価なカップ状の部品を加工する必要性がない。こうした部品は従来から大きな欠点であった。本発明は、従来のような複雑な加工技術を必要としない部品を用い、衝撃負荷にも耐えることのできる、簡易なスリーブ171及びエンドキャップ179、181構成を採用している。さらに、スリーブ171及びエンドキャップ179、181構成は、4つのボルト135及び部品間の段部係合を利用して、ツール51内での傾斜を防止する。
【0035】
本発明はまた、本発明に係る空気式ロータリツール51の組立て方法に関する。ツール51は、以下の方法にしたがって簡単に組立てることができるように設計されている。以下に説明する方法は、ツール51及び上述した各種部品に適用される。空気モータ119を組立てるために、第1のエンドキャップ179の後方外側段部201を支持スリーブ171の端部に係合させる。続いて、ロータ175を、スプライン軸215が第1のエンドキャップ179を貫通して外側に突出するよう支持スリーブ171内に配置する。次に、複数の羽根177を、スリーブ171内でロータとともに回転可能となるようロータ175の溝235内に長手方向に挿入する。そして、第2のエンドキャップ181を、ロータ175が支持スリーブ内で回転可能となるよう、支持スリーブ171の反対側及び支持軸213に係合させ、空気モータ119の組立てを完了させる。組立てられた空気モータ119は、ハウジング53内に挿入される。
【0036】
次に、マウラー機構131を、マウラー機構の出力軸57がマウラー機構ケーシング55から突出するよう該ケーシングに挿入する。ガスケット67を、マウラー機構ケーシングの後端65に取付ける。ガスケット67は、ボルト135を、マウラー機構ケーシングの孔(図示せず)に挿入する前に貫通させるための4つのボルト開口部273を有する。続いて、マウラー機構ケーシング55の後端65をハウジング53に係合させ、これによりマウラー機構131を空気モータ119のスプライン軸215に連結させることができる。この状態で、マウラー機構131は、空気モータ119のロータ175とともに回転できる。そして、支持プレート168及びエンドカバー59を、ハウジング53の後部に当接させ、これにより空気モータ119をツールハウジング内に収容する。
【0037】
マウラー機構ケーシング55、ハウジング53、支持プレート168、及びエンドカバー59をまとめて固定するとともに、空気モータ119がハウジング内で適切に位置決めされるよう、複数のボルト135をエンドカバー、支持プレート及びハウジングに挿入する。上述したように、これらボルト135は、剛体であるマウラー機構ケーシング55に螺合し、これにより、支持プレート168及びエンドカバー59をハウジング53側に、ハウジングをマウラー機構ケーシング側に引張る。これら剛性ボルト135及び剛性マウラー機構ケーシング55は、ツール51を圧縮し(ハウジング53内の空気モータ119のエンドキャップ179、181及び支持スリーブ171の圧縮を含む。)、これによりエンドキャップを支持スリープ上に完全に当接させる。その結果、モータ、ハウジング、支持プレート168及びエンドカバー59は、協働して空気モータをツール内で適切に位置決めする。言い換えれば、空気モータ119は、2つの剛性部品、支持プレート168とマウラー機構ケーシング55の間に挟まれる。支持プレート168はさらにプラスチックエンドカバー59を支持し、これにより、ツール51を使用する際にカバーが湾曲するのを防止するとともにモータ119を均一に支持する。本願で説明した方法が好適であるが、工程の順序を入れ替えた場合も本発明の範囲内に含まれる。
【0038】
好適には、本方法は、ハウジング53を形成するのに、流動プラスチックを金型に流し込む工程を含む。流動プラスチックは、金型に流入してツール51のエアーインレット81を囲み、これにより、ハウジング内に締まり嵌めされたエアーインレットシリンダを備えたツールハウジング51を形成する。上述したように、インレットシリンダ81は、空気モータ119の使用により、動力源である空気がツール51内に導入するためのものである。エアーインレットシリンダ81の周囲にプラスチックハウジングを形成する他の方法も本発明の範囲内に含まれる。好適には、本方法は、ハウジング53の成形工程の後に、グリップ71を構成するハウジング53部分上に軟質材料からなる外層部73を成形する工程を含む。
【0039】
上述のように、本発明の複数の目的が達成され、他の有利な結果を得ることができる。
【0040】
本発明の範囲から外れることなく種々の改変が可能であり、したがって、上記説明に含まれる全ての事項及び添付図面に記載の全ての事項は、例示的なものとしてのみ解釈され限定的な意味で解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気式ロータリツールの側面図。
【図2】 図1のツールの背面図。
【図3】 図2の3−3線に沿ったツールの断面図。
【図3A】 図3のツールの拡大部分断面図であってグリップを示す。
【図3B】 インレットシリンダの側面図。
【図3C】 図3Bの3C−3C線に沿ったインレットシリンダの断面図。
【図4】 ツールのエンドカバーを外した状態での概略部分背面図であって、内部構造及び空気の流れを示す。
【図5】 バルブ本体の背面図。
【図6】 図5の6−6線に沿ったバルブ本体の断面図。
【図7】 バルブ部材の正面図。
【図8】 図7のバルブ部材の右側面図。
【図9】 トルクセレクタが設定値1のエンドカバーの背面図。
【図10】 エンドカバーの正面図であって図9のトルクセレクタの部分断面図を示す。
【図11】 トルクセレクタが設定値2のエンドカバーの背面図。
【図12】 エンドカバーの正面図であって図11のトルクセレクタの部分断面図を示す。
【図13】 トルクセレクタが設定値3のエンドカバーの背面図。
【図14】 エンドカバーの正面図であって図13のトルクセレクタの部分断面図を示す。
【図15】 トルクセレクタが設定値4のエンドカバーの背面図。
【図16】 エンドカバーの正面図であって図15のトルクセレクタの部分断面図を示す。
【図16A】 ツールの支持プレートの背面図。
【図16B】 図16Aの支持プレートの正面図。
【図17】 図1の17−17線に沿ったツールの概略部分断面図。
【図18】 ツールの支持スリーブの端面図。
【図19】 図18の19−19線に沿った支持スリーブの断面図。
【図20】 通路用スリーブの正面図。
【図21】 図20の21−21線に沿った通路用スリーブの断面図。
【図22】 第1のエンドキャップの背面図。
【図23】 図22の23−23線に沿った第1のエンドキャップの断面図。
【図24】 第1のエンドキャップの正面図。
【図25】 第2のエンドキャップの背面図。
【図26】 図25の26−26線に沿った第2のエンドキャップの断面図。
【図27】 図28の27−27線に沿った支持スリーブ及び通路用スリーブの断面図。
【図28】 図27の28−28線に沿った支持スリーブ及び通路用スリーブの断面図。
【図29】 ツールのガスケットの背面図。

Claims (13)

  1. 空気式ロータリツールにおいて、
    実質的にプラスチックから形成されたハウジングと、
    ハウジング内に配置された空気モータと、
    プラスチックハウジングよりも剛性の高い材料からなる第1の剛性支持体であって、空気モータ及びハウジングに、空気モータの一端側で係合するものと、
    プラスチックハウジングよりも剛性の高い材料からなる第2の剛性支持体であって、空気モータ及びハウジングに、空気モータの他端側で係合するものとを備え、
    第1及び第2の剛性支持体は、空気モータを、ハウジング内で移動したり位置ずれしないように支持することを特徴とするツール。
  2. 第2の剛性支持体は、空気モータとエンドカバーとの間に配置されたプレートを有することを特徴とする請求項1のツール。
  3. 第2の剛性支持体は金属からなることを特徴とする請求項2のツール。
  4. 第2の剛性支持体は、エラストマ材料からなり空気モータ及びプラスチックハウジングと封止状に係合する外層部を有する金属プレートであることを特徴とする請求項3のツール。
  5. 第1の剛性支持体は金属ケーシングを有し、ツールはさらに、モータにより回転駆動しケーシング内に配置された出力軸を備えることを特徴とする請求項3のツール。
  6. 第1の剛性支持体がマウラー機構ケーシングを有することを特徴とする請求項5のツール。
  7. ハウジング内を延伸し、第1及び第2の剛性支持体を連結する固定具をさらに備え、
    上記固定具は、第1と第2の剛性支持体の間で空気モータを締め付けることを特徴とする請求項1のツール。
  8. 上記固定具がボルトであることを特徴とする請求項7のツール。
  9. 上記ハウジングにはエンドカバーが取付けられ、これにより第2の剛性支持体がエンドカバーとハウジングとの間に収容され、
    ボルトはエンドカバーを貫通し、これにより、ハウジングが衝撃を受けた場合に空気モータがハウジングに相対的に移動しないよう、第2の剛性支持体とハウジングが協働して空気モータを安定した状態で支持することを特徴とする請求項8のツール。
  10. 第2の剛性支持体は、エンドカバーとハウジングを流体接続するための通路用開口部を有することを特徴とする請求項9のツール。
  11. 空気モータは、剛性ケーシングと、該ケーシングに相対的に回転自在にケーシング内に設けたロータとを備え、
    上記ケーシングは第2の剛性支持体に係合することを特徴とする請求項1のツール。
  12. 空気モータケーシングは、支持スリーブと、支持スリーブの第1の端部を実質的に閉鎖する第1のエンドキャップと、支持スリーブの第2の端部を実質的に閉鎖する第2のエンドキャップとを備えることを特徴とする請求項11のツール。
  13. ハウジング内を延伸し、第1及び第2の剛性支持体を連結する固定具をさらに備え、
    上記固定具は、第1と第2の剛性支持体の間で空気モータケーシングを締め付けることを特徴とする請求項12のツール。
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