JP3746945B2 - 人工呼吸器対応眼鏡 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、人工呼吸器に着脱可能な人工呼吸器対応眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人工呼吸器を着用したまま眼鏡を掛けようとしても、人工呼吸器が邪魔になってテンプルを耳に掛けることができないため、眼鏡を掛けることができないという課題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、人工呼吸器を着用したままで掛けることができる人工呼吸器対応眼鏡を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る人工呼吸器対応眼鏡は、人工呼吸器に着脱可能な人工呼吸器対応眼鏡であって、前記人工呼吸器はマスクと取付け部とベルトとを有し、前記取付け部はスリットを有し前記マスクを使用者の鼻にセットしたとき眉間付近に位置付けられるよう前記マスクに設けられ、前記ベルトは前記スリットを通り前記マスクを使用者の鼻にセットしたとき使用者の頭部に固定可能に設けられ、前記人工呼吸器対応眼鏡は、2つの支持部材とバネとを有し、各支持部材は、V字状に折れ曲がった形状を有し、一端にレンズが取り付けられ、各支持部材の長さ方向に対し垂直方向に伸びる軸部材により折れ曲がった角部で互いに回転可能に結合してあり、前記軸部材と各レンズとの間の互いに対向する位置に前記取付け部を互いの間に挟むための保持部を有し、前記バネは各保持部が互いに近づく方向に各支持部材を付勢するよう各支持部材の間に設けられていることを、特徴とする。
【0009】
本発明に係る人工呼吸器対応眼鏡は、バネの付勢力に抗して各支持部材を回転させて各保持部の間の間隔を広げ、各保持部で人工呼吸器の取付け部を互いの間に挟んで使用する。これにより、人工呼吸器を着用したままで掛けることができる。この場合、保持部で取付け部を挟んであるため、顔を動かしても落ちたりずれたりするのを防止することができる。使用しない場合には、各保持部の間の間隔を広げて各保持部を取付け部から外し、取り外すことができる。本発明に係る人工呼吸器対応眼鏡は、バネの付勢力で保持部が取付け部をしっかりと挟み、ずれ防止効果が高められている。
【0010】
第4の本発明に係る人工呼吸器対応眼鏡は、人工呼吸器に着脱可能な人工呼吸器対応眼鏡であって、前記人工呼吸器はマスクと取付け部とベルトとを有し、前記取付け部はスリットを有し前記マスクを使用者の鼻にセットしたとき眉間付近に位置付けられるよう前記マスクに設けられ、前記ベルトは前記スリットを通り前記マスクを使用者の鼻にセットしたとき使用者の頭部に固定可能に設けられ、前記取付け部は呼吸器側磁性体を有し、前記人工呼吸器を使用者に取り付けたときレンズが使用者の目にセットされる状態で前記呼吸器側磁性体に吸着可能な眼鏡側磁性体を有することを特徴とする。呼吸器側磁性体と眼鏡側磁性体は、両方が永久磁石から成っても、一方が永久磁石で他方が鉄板から成ってもよい。
【0011】
第4の本発明に係る人工呼吸器対応眼鏡は、眼鏡側磁性体を人工呼吸器の取付け部の呼吸器側磁性体に吸着させて使用する。これにより、人工呼吸器を着用したままで掛けることができる。この場合、眼鏡側磁性体が呼吸器側磁性体に吸着しているため、顔を動かしても落ちたりずれたりするのを防止することができる。使用しない場合には、眼鏡側磁性体の吸着力に抗して呼吸器側磁性体から眼鏡を引っ張れば、人工呼吸器から取り外すことができる。
【0012】
第1乃至第4の人工呼吸器対応眼鏡の用途の代表的な例を挙げれば、目の屈折異常矯正用である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本発明の第1乃至第3の実施の形態について説明する。
図1乃至図7は、本発明の第1の実施の形態を示している。
図1に示すように、人工呼吸器対応眼鏡10が、人工呼吸器1に着脱可能に取り付けられる。人工呼吸器1は、マスク2と取付け部3とベルト4と当て具(スペーサ)5とを有する。マスク2は、酸素吸入装置に接続可能なパイプ6を有し、使用者の鼻を覆うようになっている。取付け部3は、縦方向に伸びる2本のスリット7を有し、マスク2を使用者の鼻にセットしたとき眉間付近に位置付けられるようマスク2に一体的に設けられている。ベルト4は、スリット7を通りマスク2を使用者の鼻にセットしたとき使用者の頭部に固定可能に設けられている。当て具5は、ウレタン等の柔軟な材質から成り、取付け部3を挿入して取り付けるための溝孔8を有する。当て具5は、人工呼吸器1を着用したとき使用者の眉間付近に当たって人工呼吸器1を保持するための部材である。
【0014】
図2乃至図7に示すように、人工呼吸器対応眼鏡10は、フレーム11のブリッジ12の上部に、スリット7に着脱可能な係合部13を有している。係合部13は、2本のU字型の爪から成り、スリット7に差し込んで係合可能である。人工呼吸器対応眼鏡10は、目の屈折異常矯正用の眼鏡である。
【0015】
人工呼吸器対応眼鏡10は、係合部13を人工呼吸器1の取付け部3のスリット7に取り付けて使用し、人工呼吸器1を着用したままで掛けることができる。この場合、係合部13がスリット7に取り付けられているため、顔を動かしても落ちたりずれたりするのを防止することができる。さらに、人工呼吸器対応眼鏡10を人工呼吸器1の取付け部3に取り付けたならば、当て具5の溝孔8に取付け部3を挿入し、当て具5で係合部13を押さえることができる。使用しない場合には、係合部13をスリット7から外して、取り外すことができる。
【0016】
図8および図9は、本発明の第2の実施の形態を示している。
図8および図9に示すように、人工呼吸器対応眼鏡20が、人工呼吸器1に着脱可能に取り付けられる。人工呼吸器1は、第1の実施の形態で説明のものと同一の構成を有するため、重複した説明を省略する。
【0017】
人工呼吸器対応眼鏡20は、2つの支持部材21と連結部材22とを有する。各支持部材21は、固定部材23を介して一端にレンズ24が取り付けられている。各支持部材21は、連結部材22の長さ方向に対し垂直方向に伸びる軸部材25により中間部が連結部材22の各端部に回転可能に結合してある。各支持部材21は、連結部材22と各レンズ24との間の互いに対向する位置に取付け部3を互いの間に挟むための保持部26を有する。保持部26は、U字状の形状を有する。連結部材22は、下部にマスク2に対する支持部27を有する。
【0018】
人工呼吸器対応眼鏡20は、各支持部材21を連結部材22に対して回転させて各保持部26の間の間隔を広げ、各保持部26で人工呼吸器1の取付け部3を互いの間に挟んで使用する。これにより、人工呼吸器1を着用したままで掛けることができる。この場合、保持部26で取付け部3を挟んであるため、顔を動かしても落ちたりずれたりするのを防止することができる。さらに、人工呼吸器対応眼鏡20を人工呼吸器1の取付け部3に取り付けたならば、当て具5の溝孔8に取付け部3を挿入し、当て具5で支持部材21および連結部材22を押さえることができる。使用しない場合には、各保持部26の間の間隔を広げて各保持部26を取付け部3から外し、取り外すことができる。
【0019】
図10乃至図14は、本発明の第3の実施の形態を示している。
図10乃至図14に示すように、人工呼吸器対応眼鏡30が、人工呼吸器1に着脱可能に取り付けられる。人工呼吸器1は、第1の実施の形態で説明のものと同一の構成を有するため、重複した説明を省略する。なお、本実施の形態の人工呼吸器対応眼鏡の右側面図は、図14に示す左側面図と対称に表れる。
【0020】
人工呼吸器対応眼鏡30は、2つの支持部材31とバネ32とを有する。各支持部材31は、V字状に1回折れ曲がり、さらに反対側にV字状に1回折れ曲がった形状を有する。各支持部材31は、フレーム33を介して一端にレンズ34が取り付けられている。各支持部材31は、その長さ方向に対し垂直方向に伸びる軸部材35により折れ曲がった角部山側で互いに回転可能に結合してある。また、各支持部材31は、軸部材35と各レンズ34との間の互いに対向する位置の、折れ曲がった角部谷側付近に、取付け部3を互いの間に挟むための保持部36を有している。保持部36は、U字状の形状を有する。バネ32は、各保持部36が互いに近づく方向に各支持部材31を付勢するよう、各支持部材31の他端側、すなわち、軸部材35を挟んでレンズ34と反対側で、各支持部材31の間に固定されている。
【0021】
人工呼吸器対応眼鏡30は、バネ32の付勢力に抗して各支持部材31を回転させて各保持部36の間の間隔を広げ、各保持部36で人工呼吸器1の取付け部3を互いの間に挟んで使用する。これにより、人工呼吸器1を着用したままで掛けることができる。この場合、保持部36で取付け部3を挟んであるため、顔を動かしても落ちたりずれたりするのを防止することができる。さらに、人工呼吸器対応眼鏡30を人工呼吸器1の取付け部3に取り付けたならば、当て具5の溝孔8に取付け部3を挿入し、当て具5で支持部材31を押さえることができる。使用しない場合には、各保持部36の間の間隔を広げて各保持部36を取付け部3から外し、取り外すことができる。人工呼吸器対応眼鏡30は、バネ32の付勢力で保持部36が取付け部3をしっかりと挟み、ずれ防止効果が高められている。
【0022】
なお、人工呼吸器対応眼鏡は、磁力を用いて人工呼吸器1に着脱可能に取り付けられてもよい。すなわち、この場合、取付け部3は、呼吸器側磁性体として鉄製の台座を有する。人工呼吸器対応眼鏡は、人工呼吸器1を使用者に取り付けたときレンズが使用者の目にセットされる状態で台座に吸着可能な眼鏡側磁性体として、小型強力永久磁石を有する。この人工呼吸器対応眼鏡は、小型強力永久磁石を人工呼吸器1の取付け部3の台座に吸着させて使用する。これにより、人工呼吸器1を着用したままで掛けることができる。この場合、小型強力永久磁石が台座に吸着しているため、顔を動かしても落ちたりずれたりするのを防止することができる。使用しない場合には、小型強力永久磁石の吸着力に抗して台座から眼鏡を引っ張れば、人工呼吸器1から取り外すことができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明に係る人工呼吸器対応眼鏡によれば、人工呼吸器を着用したままで掛けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の人工呼吸器対応眼鏡を人工呼吸器とともに装着した状態を示す正面図である。
【図2】図1に示す人工呼吸器対応眼鏡の正面図である。
【図3】図1に示す人工呼吸器対応眼鏡の背面図である。
【図4】図1に示す人工呼吸器対応眼鏡の平面図である。
【図5】図1に示す人工呼吸器対応眼鏡の底面図である。
【図6】図1に示す人工呼吸器対応眼鏡の左側面図である。
【図7】図1に示す人工呼吸器対応眼鏡の右側面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の人工呼吸器対応眼鏡の平面図である。
【図9】図8に示す人工呼吸器対応眼鏡の底面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の人工呼吸器対応眼鏡の正面図である。
【図11】図10に示す人工呼吸器対応眼鏡の背面図である。
【図12】図10に示す人工呼吸器対応眼鏡の平面図である。
【図13】図10に示す人工呼吸器対応眼鏡の底面図である。
【図14】図10に示す人工呼吸器対応眼鏡の左側面図である。
【符合の説明】
1 人工呼吸器
2 マスク
3 取付け部
4 ベルト
5 当て具(スペーサ)
6 パイプ
7 スリット
8 溝孔
10,20,30 人工呼吸器対応眼鏡
13 係合部
21 支持部材
22 連結部材
31 支持部材
32 バネ
Claims (1)
- 人工呼吸器に着脱可能な人工呼吸器対応眼鏡であって、前記人工呼吸器はマスクと取付け部とベルトとを有し、前記取付け部はスリットを有し前記マスクを使用者の鼻にセットしたとき眉間付近に位置付けられるよう前記マスクに設けられ、前記ベルトは前記スリットを通り前記マスクを使用者の鼻にセットしたとき使用者の頭部に固定可能に設けられ、
前記人工呼吸器対応眼鏡は、2つの支持部材とバネとを有し、各支持部材は、V字状に折れ曲がった形状を有し、一端にレンズが取り付けられ、各支持部材の長さ方向に対し垂直方向に伸びる軸部材により折れ曲がった角部で互いに回転可能に結合してあり、前記軸部材と各レンズとの間の互いに対向する位置に前記取付け部を互いの間に挟むための保持部を有し、前記バネは各保持部が互いに近づく方向に各支持部材を付勢するよう各支持部材の間に設けられていることを、
特徴とする人工呼吸器対応眼鏡。
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