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JP3751066B2 - 自動接ぎ木装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主としてウリ科の野菜の苗を対象とした自動接ぎ木装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動接ぎ木装置の一例が、特開平7‐135852号公報に開示されている。この自動接ぎ木装置では、台木トレイから台木用の苗が取り出されて上側部分が切断され、穂木トレイから穂木用の苗が取り出されて下側部分が切断され、上側部分が切断された台木の上端に、下側部分が切断された穂木の下端が接合されて接ぎ木処理され、この接ぎ木処理後の苗が仮植トレイに移植されていくように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特にウリ科の野菜の苗の接ぎ木処理においては、台木用の苗の上側部分を切断する場合に一対の子葉の全てを切断するのではなく、片葉を残して上側部分を切断して接ぎ木処理を行う(台木用の苗の残された子葉を、接ぎ木処理後の成長の栄養源とする為)。
このように片葉が残された台木用の苗の上端に穂木用の苗を接合する際、仮植トレイへの移植後において台木用の苗の片葉が、接ぎ木処理された上側の穂木用の苗の子葉の日陰にならないように、台木用の苗の片葉の向きと穂木用の苗の子葉の向きとを交差(例えば直交状態)させる必要がある。
本発明は前述のような自動接ぎ木装置において、台木用の苗の上側部分を片葉を残して適切に切断できるように、接合時に台木用の苗の片葉の向きと穂木用の苗の子葉の向きとを、適切に交差させることができるように構成することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔I〕
台木トレイ及び穂木トレイにおいて、台木用の苗及び穂木用の苗を発芽させた場合、各台木用の苗の子葉及び各穂木用の苗の子葉の向きは一定ではなく、色々な方向に向いている。
請求項1の特徴によれば例えば図6,7,8に示すように、台木トレイ2から台木用の苗1が取り出されると、台木用の苗1の子葉がどのような方向に向いていても、第1苗揃え機構14により台木用の苗1の子葉が所定の向きに揃えられる。このように台木トレイ2から取り出される台木用の苗1の子葉の向きが所定の向きに揃えられていると、台木用の苗1の上側部分を第1切断機構により片葉を残して切断する際、この切断が精度良く行える。
【0005】
穂木トレイから取り出された穂木用の苗の下側部分を切断する場合、この後の接ぎ木処理が確実に行われるようにする為に、穂木用の苗の下側部分を斜めに切断することがある。そして、片葉が残された台木用の苗の上端に穂木用の苗を接合する際、台木用の苗の片葉の向きと穂木用の苗の子葉の向きとを交差させるように接合する為に、穂木用の苗の下側部分を斜めに切断する場合、子葉に対して所定の向きに切断する必要がある。
請求項1の特徴によれば例えば図6,7,8に示すように、穂木トレイ5から穂木用の苗4が取り出されると、穂木用の苗4の子葉がどのような方向に向いていても、第2苗揃え機構15により穂木用の苗4の子葉が所定の向きに揃えられる。このように穂木トレイ5から取り出される穂木用の苗4の子葉の向きが所定の向きに揃えられていると、穂木用の苗4の下側部分を第2切断機構により所定の向きに斜めに切断する際、この切断が精度良く行える。
【0006】
片葉を残した状態での台木用の苗の上側部分の切断、及び穂木用の苗の下側部分の切断の終了後において、前述のように台木用の苗の片葉の向きと穂木用の苗の子葉の向きとを交差させるように接合する。
請求項1の特徴によれば例えば図6,7,8に示すように、台木用の苗1の子葉及び穂木用の苗4の子葉がどのような方向に向いていても、第1及び第2苗揃え機構14,15により、台木用の苗1の子葉及び穂木用の苗4の子葉が所定の向きに揃えられている。これにより例えば図10に示すように、接ぎ木機構19,20によって上側部分が切断された台木用の苗1の上端に、下側部分が切断された穂木用の苗4の下端を所定姿勢(台木用の苗1の片葉の向きと穂木用の苗4の子葉の向きとが交差する状態)に接合する操作も、精度良く行える。
【0007】
〔II〕 また、自動接ぎ木装置においては、台木用の苗を収容した台木トレイを搬送する台木トレイ搬送機構、穂木用の苗を収容した穂木トレイを搬送する穂木トレイ搬送機構、並びに、接ぎ木処理後の苗の仮植用の仮植トレイを搬送する仮植トレイ搬送機構を備えて、多数の台木トレイ、穂木トレイ及び仮植トレイを搬送しながら、流れ作業的に接ぎ木処理及び移植を行うように構成する。
このように構成すると、全ての台木用の苗及び穂木用の苗が抜き取られた空の台木トレイ及び穂木トレイが出てくるので、この空の台木トレイ及び穂木トレイを回収して搬送していく回収搬送機構が必要になる。
【0008】
そこでこの発明のように構成すると、例えば図1及び図2に示すように、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6の終端付近で、仮植トレイ搬送機構9の上側(又は下側)に空間が生じることになるのであり、この空間に空の台木トレイ及び穂木トレイを回収して搬送していく回収搬送機構23を配置することができる。
台木トレイ搬送機構3と穂木トレイ搬送機構6とが平行で且つ同じ高さの位置に配置されているので、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6の終端部に接続される回収搬送機構23も、支障なく配置することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に自動接ぎ木装置の全体平面が示され、図2の自動接ぎ木装置の全体側面が示されている。
図1及び図2に示すように、台木用の苗1を収容した台木トレイ2を上下複数段に支持する台木ストッカー10、穂木用の苗4を収容した穂木トレイ5を上下複数段に支持する穂木ストッカー11、接ぎ木処理後の苗7を移植するための仮植トレイ8を上下複数段に支持する仮植ストッカー12が備えられて、各々が横方向に並列配置される。図12及び図20に示すように台木トレイ2、穂木トレイ5及び仮植トレイ8は、収容セルが縦横に配列形成されたプラスティック製の比較的軟弱な容器なので、稲用の苗や野菜を栽培するプラスティック製の育苗箱13に嵌め入れられて取り扱われる。
【0010】
図1及び図2に示すように、台木トレイ2を搬送する台木トレイ搬送機構3、穂木トレイ5を搬送する穂木トレイ搬送機構6、仮植トレイ8を搬送する仮植トレイ搬送機構9が備えられている。
台木トレイ搬送機構3と穂木トレイ搬送機構6とが、平面視で平行で且つ同じ高さの位置に配置されており、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6の下手側(紙面右側)に、後述する第1及び第2取り出し機構21,22、第1及び第2苗揃え機構14,15、第1及び第2カッター16,17(第1及び第2切断機構に相当)(図17参照)、第3カッター18(図19参照)、第1及び第2ロボットハンド19,20(接ぎ木機構及び移植機構に相当)、クリップ供給機構30(図18参照)が配置されている。
【0011】
図1及び図2に示すように、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6よりも低い位置において、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6と平行にこれらよりも後方に延長されて、仮植トレイ搬送機構9が配置されている。台木用の苗1及び穂木用の苗4が全て取り出された空の台木トレイ2及び穂木トレイ5が、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6の終端から出てくると、この空の台木トレイ2及び穂木トレイ5を回収して搬送するローラコンベア型式の回収搬送機構23が備えられており、回収搬送機構23が仮植トレイ搬送機構9の上方位置において、仮植トレイ搬送機構9と交差するように配置されている。
【0012】
台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6は、台木トレイ2及び穂木トレイ5を連続的に搬送する斜め下向きに配置されたベルトコンベア24(前半側)、及び台木トレイ2及び穂木トレイ5を間欠的に搬送する水平のベルトコンベア25(後半側)によって構成されている。仮植トレイ搬送機構9は、仮植トレイ8を連続的に搬送する斜め下向き及び水平に配置されたベルトコンベア26(前半側及び後半側)、及び仮植トレイ8を間欠的に搬送する水平のベルトコンベア27(中半側)によって構成されている。
【0013】
次に、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6の終端に配置される第1及び第2取り出し機構21,22、第1及び第2苗揃え機構14,15について説明する。図3,13,14に示すように、台木トレイ2及び穂木トレイ5において、最前列の台木用の苗1及び穂木用の苗4の各々に対応して、一対の挟持アーム28及び一対のカッターアーム29が備えられ、第1及び第2取り出し機構21,22が構成されている。
【0014】
図3及び図15(イ)(ロ)に示すように、所定の狭い間隔を置いて一対の支持板31が対向するように配置され、一対の支持板31に振動を与える加振機構(図示せず)を備えて、第1及び第2苗揃え機構14,15が構成されている。一対の支持板31において入口側(紙面左側)が広がるように切り欠かれて、終端側(紙面右側)に一対のピン32が固定されており、終端側(紙面右側)が低くなるように一対の支持板31が傾斜して配置されている。
【0015】
次に、この自動接ぎ木装置の全体の流れについて説明する。
図1及び図2に示すように台木ストッカー10及び穂木ストッカー11から、台木用の苗1を収容した台木トレイ2、及び穂木用の苗4を収容した穂木トレイ5が、作業者によって一つずつ取り出され、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6に置かれていき、仮植ストッカー12から土37の入った仮植トレイ8が、作業者によって一つずつ取り出されて、仮植トレイ搬送機構9に置かれる。
【0016】
台木トレイ2及び穂木トレイ5が台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6の終端に達すると、図3,4,13,14に示すように第1及び第2取り出し機構21,22の挟持アーム28が、最前列の台木用の苗1及び穂木用の苗4の各々を挟持し、これと同時にカッターアーム29が台木用の苗1及び穂木用の苗4の下端を挟み込んで切断する。
次に第1及び第2取り出し機構21,22が上昇して、最前列の台木用の苗1及び穂木用の苗4が台木トレイ2及び穂木トレイ5から抜き取られ、図5に示すように第1及び第2取り出し機構21,22が、紙面右方に約90°向きを変えて図6に示すように紙面右方に伸長する。
【0017】
これにより、第1及び第2取り出し機構21,22に挟持されていた台木用の苗1及び穂木用の苗4が、図6及び図15(イ)に示すように、第1及び第2苗揃え機構14,15の一対の支持板31の間に挿入されていく。この場合、図14に示すように挟持アーム28の内側に横長の凹部28aが形成されており、第1及び第2取り出し機構21,22により台木用の苗1及び穂木用の苗4が、一対の支持板31の間に挿入される際に、台木用の苗1及び穂木用の苗4が凹部28a内である程度移動して、一対の支持板31の間に円滑に進入して行くようにしている。
挿入の終了後に第1及び第2取り出し機構21,22の挟持アーム28が台木用の苗1及び穂木用の苗4を離し、第1及び第2取り出し機構21,22が下方に移動して第1及び第2苗揃え機構14,15から離れ、図7に示すように紙面左方に収縮し、図11に示すように約90°向きを変えて最初の状態に戻る。
【0018】
前述のようにして、台木用の苗1及び穂木用の苗4が第1及び第2苗揃え機構14,15の一対の支持板31の間に挿入されると、図7に示すように加振機構により一対の支持板31に振動が加えられる。これにより、終端側(紙面右側)が低くなるように一対の支持板31が傾斜していること、及び支持板31への振動によって、台木用の苗1及び穂木用の苗4が支持板31の終端側に移動していき、図8及び図15(ロ)に示すように、先頭の台木用の苗1及び穂木用の苗4が支持板31の一対のピン32に接当して、一対の子葉が所定の向き(一対のピン32に沿う向き)に決められる。
そして、後続の台木用の苗1及び穂木用の苗4も、先頭の台木用の苗1及び穂木用の苗4に押し当てられて、一対の子葉が所定の向き(一対のピン32に沿う向き)に揃えられるのであり、以上のようにして一対の支持板31に支持される全ての台木用の苗1及び穂木用の苗4の一対の子葉が、所定の向き(一対のピン32に沿う向き)に揃えられる。
【0019】
次に図9及び図16に示すように、第1ロボットハンド19が第1苗揃え機構14の先頭の台木用の苗1を取り出して第1カッター16の位置まで運び、図17に示すように第1カッター16により、台木用の苗1の上側部分が片葉を残して斜めに切断される。これと同時に、第2ロボットハンド20が第2苗揃え機構15の先頭の穂木用の苗4を取り出して第2カッター17の位置まで運び、図17に示すように第2カッター17により、穂木用の苗4の下側部分が斜めに切断される。
【0020】
次に、第1及び第2ロボットハンド19,20が中央側に移動してきて、図10及び図18に示すように、第1及び第2ロボットハンド19,20により、上側部分が切断された台木用の苗1の上端に、下側部分が切断された穂木用の苗4の下端が接合され、クリップ供給装置30によりクリップ35が接合部分に挟み付けられて、一回の接ぎ木処理を終了する。この場合、台木用の苗1の片葉と穂木用の苗4の子葉が略直交するように、台木用の苗1に穂木用の苗4が接合される。
【0021】
一回の接ぎ木処理が終了すると図19に示すように第3カッター18により、接ぎ木処理後の苗7の上端から下側に所定長さの位置が切断されて、接ぎ木処理後の苗7の高さが設定高さに揃えられるのであり、この後に第1ロボットハンド19により接ぎ木処理後の苗7が、図11及び図20に示すように仮植トレイ8の土37に移植される。この場合、仮植トレイ8の土37に事前に縦穴37aが形成されており、この縦穴37aに接ぎ木処理後の苗7が挿入されて移植が行われる。
【0022】
以上のようにして、一つの台木用の苗1及び穂木用の苗4の接合及び移植を繰り返していくのであり、一つの仮植トレイ8への移植が終了すると、図1及び図2に示すように仮植トレイ8が紙面右方に搬送され、養生ストッカー33に上下複数段に支持されていく。
台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6の終端において、台木トレイ2及び穂木トレイ5から、全ての台木用の苗1及び穂木用の苗4が抜き取られると、空の台木トレイ2及び穂木トレイ5が、回収搬送機構23により図1の紙面下方に搬送されて、収納コンテナ34に回収されていく。
【0023】
〔発明の実施の別形態〕
図18及び図19に示すクリップ35を使用せずに、台木用の苗1及び穂木用の苗4の接合部分に瞬間接着剤を着けるようにしてもよい。図1及び図2に示す構成において、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6と、仮植トレイ搬送機構9との上下関係を逆転させて、上側に仮植トレイ搬送機構9を配置し、下側に台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6、回収搬送機構23を配置してもよい。
【0024】
図3及び図15(イ)(ロ)に示す第1及び第2苗揃え機構14,15において、第1及び第2苗揃え機構14,15の支持板31の延出方向と直交する方向で、斜め上方から台木用の苗1及び穂木用の苗4に吹き下ろすように圧縮空気を噴射する噴射機構を備えても良い。
これにより、台木用の苗1及び穂木用の苗4が第1及び第2苗揃え機構14,15の支持板31に支持された際(図15(イ)の状態)、又はこの後に支持板31に振動が加えられる際(図7の状態)に、噴射機構から圧縮空気を噴射すると、圧縮空気により台木用の苗1及び穂木用の苗4が、一対のピン32に沿う向きにある程度揃えられる(櫛で髪をとかすような状態)。従って、第1及び第2苗揃え機構14,15により、台木用の苗1及び穂木用の苗4がさらに良く揃えられる。
【0025】
【発明の効果】
請求項1の特徴によると自動接ぎ木装置において、台木トレイ及び穂木トレイから取り出された台木用の苗の子葉及び穂木用の苗の子葉を、所定の向きに揃えるように構成することにより、台木用の苗の上側部分における片葉を残しての精度良い切断、穂木用の苗の下側部分の精度良い切断(特に所定の向きの斜めの切断)、並びに、台木用の苗の片葉の向きと穂木用の苗の子葉の向きとを交差させての精度良い接ぎ木処理が行えるようになって、自動接ぎ木装置における接ぎ木処理の活着率を高めることができる。
【0026】
また、自動接ぎ木装置において、台木トレイ搬送機構、穂木トレイ搬送機構、回収搬送機構及び仮植トレイ搬送機構を備えた場合、これらを立体交差状に配置することによって、空いた空間に回収搬送機構を配置することができるようになって、自動接ぎ木装置の全体のコンパクト化を図ることができた。
【0027】
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動接ぎ木装置の全体平面図
【図2】自動接ぎ木装置の全体側面図
【図3】第1及び第2取り出し機構が台木用の苗及び穂木用の苗を挟持する前の状態を示す平面図
【図4】図3の状態の次に、第1及び第2取り出し機構が台木用の苗及び穂木用の苗を挟持した状態を示す平面図
【図5】図4の状態の次に、第1及び第2取り出し機構が台木用の苗及び穂木用の苗を取り出し、約90°向きを変えた状態を示す平面図
【図6】図5の状態の次に、第1及び第2取り出し機構が伸長して台木用の苗及び穂木用の苗を、第1及び第2苗揃え機構に挿入した状態を示す平面図
【図7】図6の状態の次に、第1及び第2取り出し機構が収縮し、第1及び第2苗揃え機構に振動が加えられて、台木用の苗及び穂木用の苗の一対の子葉の向きが揃えられる状態を示す平面図
【図8】図7の状態の次に、台木用の苗及び穂木用の苗の一対の子葉の向きが揃えられて、第1及び第2苗揃え機構の終端側に達した状態を示す平面図
【図9】図8の状態の次に、第1及び第2苗揃え機構の終端側から第1及び第2ロボットハンドにより、台木用の苗及び穂木用の苗が取り出されて第1及び第2カッターの位置に運ばれた状態を示す平面図
【図10】図9の状態の次に、上側部分が切断された台木の苗の上端に下側部分が切断された穂木の苗の下端が、第1及び第2ロボットハンドにより所定姿勢で接合されて接ぎ木処理が行われた状態を示す平面図
【図11】図10の状態の次に、接ぎ木処理後の苗が第1ロボットハンドにより仮植トレイに移植された状態を示す平面図
【図12】台木トレイ及び穂木トレイの状態を示す斜視図
【図13】第1及び第2取り出し機構が台木用の苗及び穂木用の苗を挟持して取り出した状態を示す側面図
【図14】第1及び第2取り出し機構における挟持アーム付近の平面図
【図15】第1及び第2苗揃え機構の斜視図
【図16】第1及び第2ロボットハンドが第1及び第2苗揃え機構の終端側から台木用の苗及び穂木用の苗を挟持して取り出した状態を示す側面図
【図17】第1カッターにより台木用の苗の上側部分が切断される状態、及び第2カッターにより穂木用の苗の下側部分が切断される状態を示す側面図
【図18】上側部分が切断された台木の苗の上端に下側部分が切断された穂木の苗の下端が、第1及び第2ロボットハンドにより所定姿勢で接合され、接合部分にクリップが挟み付けられて接ぎ木処理が行われた状態を示す側面図
【図19】第3カッターにより接ぎ木処理後の苗の下側部分が切断される状態を示す側面図
【図20】第3カッターにより下側部分が切断された接ぎ木処理後の苗が、第1ロボットハンドにより仮植トレイに移植される状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 台木用の苗
2 台木トレイ
3 台木トレイ搬送機構
4 穂木用の苗
5 穂木トレイ
6 穂木トレイ搬送機構
7 接ぎ木処理後の苗
8 仮植トレイ
9 仮植トレイ搬送機構
14 第1苗揃え機構
15 第2苗揃え機構
16 第1切断機構
17 第2切断機構
19,20 接ぎ木機構、移植機構
23 回収搬送機構

Claims (1)

  1. 台木トレイ(2)から取り出された台木用の苗(1)の子葉を、所定の向きに揃える第1苗揃え機構(14)と、穂木トレイ(5)から取り出された穂木用の苗(4)の子葉を、所定の向きに揃える第2苗揃え機構(15)とを備え、
    前記第1苗揃え機構(14)によって子葉が所定の向きに揃えられた台木用の苗(1)を片葉を残してその上側部分を切断する第1切断機構(16)と、前記第2苗揃え機構(15)によって子葉が所定の向きに揃えられた穂木用の苗(4)の下側部分を切断する第2切断機構(17)とを備えると共に、
    前記上側部分が切断された台木用の苗(1)の上端に、前記下側部分が切断された穂木用の苗(4)の下端を所定姿勢で接合して接ぎ木処理する接ぎ木機構(19),(20)と、前記接ぎ木処理後の苗(7)を仮植トレイ(8)に移植する移植機構(19),(20)とを備えてある自動接ぎ木装置であって、
    台木用の苗(1)を収容した前記台木トレイ(2)を搬送する台木トレイ搬送機構(3)と、穂木用の苗(4)を収容した前記穂木トレイ(5)を搬送する穂木トレイ搬送機構(6)と、接ぎ木処理後の苗(7)の仮植用の前記仮植トレイ(8)を搬送する仮植トレイ搬送機構(9)とを備えて、
    前記台木トレイ搬送機構(3)と前記穂木トレイ搬送機構(6)とを平面視で平行で且つ同じ高さの位置に配置し、
    前記台木トレイ搬送機構(3)及び穂木トレイ搬送機構(6)よりも低い位置又は高い位置において、前記仮植トレイ搬送機構(9)を台木トレイ搬送機構(3)及び穂木トレイ搬送機構(6)と平行にこれらよりも後方に延長して配置すると共に、
    前記台木トレイ搬送機構(3)及び穂木トレイ搬送機構(6)の終端から台木用の苗(1)及び穂木用の苗(4)が全て取り出された空の台木トレイ(2)及び穂木トレイ(5)を搬出する回収搬送機構(23)を、前記仮植トレイ搬送機構(9)の上方位置又は下方位置において、前記仮植トレイ搬送機構(9)と交差するように配置してある自動接ぎ木装置。
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