JP3751172B2 - Wiring flooring - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、配線溝内に収容されるケーブルの飛び出しを防ぐことができる配線用床材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、配線用床材として、例えば、実公平4−36351号に示すものがあった。この配線用床材21は、図15に示すように、方形のブロック状部22と、そのブロック状部22の下縁全周から側方に鍔状に延びる張出部23とからなっていた。そして、この配線用床材21は、隣合う配線用床材21、21の張出部23、23が互いに突き合わされるようにして、位置決めされて設置された。こうして、突き合わされる張出部23、23によって離れて配置されるブロック状部22、22間は、ケーブル(図示せず)を収容する配線溝24となっていた。そして、この配線溝24は、ケーブルの収容後に、配線溝24を挟むブロック状部22、22の上縁に掛け渡されるようにして載置される蓋板25によって覆われた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の配線用床材21にあっては、ケーブルには、通常、巻癖が残っているため、ケーブルは、配線溝24内に整然とは収容されず、一度配線溝24内に収容されたケーブルであっても、順次配線作業を進めていくうちに、配線経路においてケーブルが配線溝24から飛び出してしまう箇所が多数生じることがあった。よって、ケーブルの配線後、かかる飛び出し箇所を、再度配線溝24内に収容する作業を必要とした。さらに、前記飛び出し箇所を再び配線溝24内に収容すると、新たな箇所でケーブルが配線溝24から飛び出すというように、作業は、非常に面倒であった。
【0004】
ここで、ケーブルを配線溝24内に収容する都度、その部分を蓋板25で覆い、飛び出しを防止する方法もあるが、この場合には、ケーブルの他に蓋板25を持ちながら配線作業をする必要があり、その作業は極めて面倒であった。また、蓋板25は、通常、配線用床材21に載置されるだけなので、ケーブルが、蓋板25を持ち上げるようにして、配線溝24から飛び出すこともあり、この場合には、再び蓋板25の載置作業を行わなければならなかった。
【0005】
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、配線溝内に収容されるケーブルの飛び出しを、容易に防ぐことができる配線用床材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る配線用床材は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る配線用床材は、床を形成すべく複数のブロック状部を備え、それらブロック状部が、配線溝を形成するよう所定間隔をおいて並ぶものである。そして、前記ブロック状部から前記配線溝側に延びて、前記配線溝内に収容されるケーブルの上方を覆ってそのケーブルの飛び出しを防止する、飛出防止片を有する。この飛出防止片は、前記ケーブルが前記配線溝へ入るように開口した位置と、前記配線溝内に収容された前記ケーブルの飛び出しを防止するように閉じた位置との間を開閉動できるように形成されている。そして、前記飛出防止片は、前記開口した位置から前記閉じた位置に弾性的に復帰する。
【0007】
こうして、この配線用床材は、複数のブロック状部が所定間隔をおいて並び、それらブロック状部間が配線溝となっている。そして、ケーブルは、飛出防止片を開口した位置にすることで、配線溝内に入れられる。その後、飛出防止片を閉じた位置にすることで、配線溝内に収容されたケーブルの飛び出しが防止される。なお、ここにおいて、ケーブルを配線溝内に入れると、飛出防止片は、開口した位置から閉じた位置に弾性的に復帰、つまり自動的に復帰する。
【0008】
また、請求項2に記載の発明に係る配線用床材のように、前記飛出防止片は、前記開口した位置と、前記閉じた位置との間を開閉動できるように、変形可能に形成されてもよい。こうして、この飛出防止片は、変形可能に形成されており、その変形によって、開口した位置と閉じた位置との間を開閉動できるようになっている。
【0009】
【0010】
また、請求項3に記載の発明に係る配線用床材のように、前記飛出防止片は、前記閉じた位置から下方に移動することで、前記開口した位置となるのが望ましい。これにより、ケーブルを、閉じた位置にある飛出防止片の上方から下方に押し込むようにすれば、飛出防止片は、下方に移動し開口した位置となり、ケーブルを容易に、配線溝内に入れることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る配線用床材の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1ないし図5は、本発明に係る配線用床材の第一の実施の形態を示す。図中符号1は、基礎床面、2は、基礎床面1に設置される配線用床材である。配線用床材2は、例えば、ポリエチレン樹脂等の合成樹脂材料からなり、床を形成すべく、平面視が略正方形で、上面が平な所定高さのブロック状部3を備えている。配線用床材2、2は、このブロック状部3、3が、前後左右に通る配線溝4を形成するよう所定間隔をおいて基礎床面1に配置される。ここで、ブロック状部3には、その上面3aの縁部全周に、帯状に一段下がった段部3bが形成されている。
【0013】
そして、配線用床材2は、配線溝4内に収容されるケーブル5の上方を覆ってそのケーブル5の飛び出しを防止する飛出防止片6が、ブロック状部3の上部にて、そのブロック状部3と一体に樹脂成形されている。この飛出防止片6は、ブロック状部3の一辺につきその両端部分の側面から、上面が段部3bと同一面となるようにして、配線溝4側に水平に延びており、その延びる先端部分は、上面側が傾斜面6aとなって、先細に形成されている。そして、この飛出防止片6は、その延びる先端が隣合って設置される他の配線用床材2が有する他の飛出防止片6の先端と相互に当接し合うように、延びており、配線溝4を形成するための位置決め手段をも兼ねている。
【0014】
さらに、飛出防止片6は、基端部分に、下面側が半円状に切り欠かれるようにして、ヒンジとなる薄肉部6bが形成されており、飛出防止片6は、この材料の持つ弾性により、薄肉部6bにおいて弾性的に折れ曲がるようにして、変形可能となっている。こうして、飛出防止片6は、下方に傾くように折れ曲がって、両先端が開いて、ケーブル5が配線溝4へ入るように開口した位置(図2において2点鎖線で示す)と、水平に延びて、両先端が当接して、配線溝4内に収容されたケーブル5の飛び出しを防止するように閉じた位置(図2において実線で示す)との間を回動するようにして、開閉動できるようになっている。このように、飛出防止片6は、閉じた位置から下方に傾くように移動することで開口した位置となり、また、開口した位置から閉じた位置には、弾性的に復帰することができる。
【0015】
また、飛出防止片6は、閉じた位置にあるとき、基端部分の薄肉部6bにおいて、上面側でブロック状部3とつながっており、先端部分において、下面側で他の配線用床材2の他の飛出防止片6と当接しているので、互いの先端部分が干渉するように、他の配線用床材2と衝突すると、薄肉部6bを中心として、先端部分が下方に回転するようにモーメント力が作用する。その結果、飛出防止片6は、薄肉部6bが変形して、下方に傾くように移動する(図5参照)。
【0016】
ケーブル5が、配線溝4内に収容された後には、隣合う配線用床材2、2間が、連結具7によって連結される(図3参照)。この連結具7は、帯状の板材からなり、両端部分には、下方に向かって直角に折曲がった被係合部7a、7aが形成されている。一方、配線用床材2には、そのブロック状部3の段部3bに、前記被係合部7aが挿入されて、その被係合部7aと係合する係合部としての係合孔3cが形成されている。こうして、隣合う配線用床材2、2は、連結具7の被係合部7a、7aが、配線用床材2、2の係合孔3c、3cに挿入されることで、互いに連結される。このとき、連結具7の上面が、段部3b、3bと同一面となるように、段部3b、3bが切り欠かれている。その後、蓋板8、8が、隣合う配線用床材2、2の段部3b、3bに架け渡されるようにして、配線溝4の上面側が塞がれ(図4参照)、次いで、配線用床材2、2のブロック状部3、3および蓋板8、8の上にカーペット(図示せず)が敷かれる。
【0017】
次に、以上の構成からなる配線用床材2の作用効果について説明する。この配線用床材2、2は、ブロック状部3、3が所定間隔をおいて基礎床面1に配置されるようにして、設置され、ブロック状部3、3間が、配線溝4となっている。そして、ブロック状部3、3から配線溝4側に水平に延びて、閉じた位置にある飛出防止片6、6の上方から、ケーブル5を下方に押し込むようにすると、飛出防止片6、6は、変形して下方に傾くように移動し、開口した位置となる。そして、ケーブル5が配線溝4内に入ると、飛出防止片6、6は、開口した位置から閉じた位置に弾性的に復帰、つまり自動的に復帰する。このように、ケーブル5を下方に押し込むようにするだけで、飛出防止片6、6は、開口した位置となって、ケーブル5を配線溝4内に入れることができ、その後、飛出防止片6、6は、開口した位置から閉じた位置に自動的に復帰するので、ケーブル5の収容作業を容易に行うことができる。こうして、ケーブル5は、配線溝4内に収容され、そのケーブル5は、閉じた位置にある飛出防止片6、6によって、配線溝4からの飛び出しが容易に防止される。
【0018】
また、飛出防止片6は、隣合って設置される他の配線用床材2の他の飛出防止片6と相互に当接し合うように延びて、配線溝4を形成するための位置決め手段となっているので、配線溝4が確実に確保される。しかも、この飛出防止片6は、ケーブル5の上方を覆うような上方位置にあるため、前記当接状態を目視し易いとともに、ケーブル5を配線溝4内に入れた後であっても、そのケーブル5が障害とならず、位置合わせがきちんと行われているか、その当接状態を目視によって容易に確認することができる。
【0019】
また、配線用床材2が、気温の上昇により膨張した場合に、隣合って設置される他の配線用床材2の他の飛出防止片6と当接する飛出防止片6は、他の配線用床材2の他の飛出防止片6と衝突し、変形して下方、つまり配線溝4内に傾くように移動する(図5参照)。従って、この配線用床材2の膨張を、変形可能な飛出防止片6によって吸収することができ、床全体が反り上がるようなことがない。
【0020】
図6および図7は、本発明に係る配線用床材の第二の実施の形態を示す。この配線用床材11は、第一の実施の形態と同様に、例えば、合成樹脂材料からなるが、床を形成するよう、上面が平らな所定高さのブロック状部12が、複数備わっている。そして、それらブロック状部12、12は、この配線用床材11の内部に配線溝13を形成するよう所定間隔をおいて、図示実施の形態においては、左右および前後に3個ずつ並んでいる。中央のブロック状部12は、平面視が略正方形であり、その左右に位置するブロック状部12、12は、中央のブロック状部12を左右の部分に半割りした形状、中央のブロック状部12の前後に位置するブロック状部12、12は、中央のブロック状部12を前後の部分に半割りした形状、コーナーのブロック状部12、12は、中央のブロック状部12を前後および左右の部分に半割りした形状をしている。そして、それらブロック状部12、12の上面12a、12aの、配線溝13に面する部分が、帯状に一段下がって段部12b、12bが形成されている。また、これらブロック状部12、12は、薄板状の連結部14によって、互いに連結されている。そして、この連結部14は、配線溝13の底面となるものであり、ブロック状部12、12と一体に樹脂成形される。
【0021】
そして、配線用床材11は、配線溝13内に収容されるケーブル5の上方を覆ってそのケーブル5の飛び出しを防止する飛出防止片15、15が、ブロック状部12の上部にて、ブロック状部12、12と一体に樹脂成形されている。この飛出防止片15は、第一の実施の形態に示す飛出防止片と断面が同一形状であり、中央のブロック状部12の各辺の中央の側面から、上面が段部12bと同一面となるようにして、配線溝13側に水平に延びて配線溝13の中心に達している。さらに、中央のブロック状部12の左右および前後に位置する他のブロック状部12からも、前記中央のブロック状部12から延びる飛出防止片15と相互に当接し合うように、同一形状の飛出防止片15が配線溝13側に延びている。そして、飛出防止片15は、第一の実施の形態と同様に、薄肉部15aにおいて弾性的に折れ曲がるようにして、変形可能となっている。こうして、飛出防止片15、15は、下方に傾くように折れ曲がって、両先端が開いて、ケーブル5が配線溝13へ入るように開口した位置(図7において2点鎖線で示す)と、水平に延びて、両先端が当接して、配線溝13内に収容されたケーブル5の飛び出しを防止するように閉じた位置(図7において実線で示す)との間を回動するようにして、開閉動できるようになっている。そして、飛出防止片15、15は、開口した位置から閉じた位置には、弾性的に復帰することができる。
【0022】
ケーブル5が、配線溝13内に収容された後には、第一の実施の形態と同様に、蓋板(図示せず)が、隣合うブロック状部12、12の段部12b、12bに架け渡されるようにして、配線溝13の上面側が塞がれ、次いで、配線用床材11のブロック状部12、12および蓋板(図示せず)の上にカーペット(図示せず)が敷かれる。
【0023】
第二の実施の形態に示す配線用床材11の作用効果は、第一の実施の形態とほぼ同様であるが、第二の実施の形態においては、飛出防止片15は、位置決め手段としては機能していない。
【0024】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、第一の実施の形態に示す配線用床材2の飛出防止片6は、水平に延びる閉じた位置から下方に回動するようにして移動することで開口した位置とならなくとも、水平に延びる閉じた位置から上方に回動するようにして移動することで開口した位置となってもよい。
【0025】
また、第一の実施の形態に示す配線用床材2の飛出防止片6は、ブロック状部3の一辺につきその両端部分の側面から延びるものでなくとも、図8に示すように、ブロック状部3の一辺につきその中央の側面から延びるものであってもよい。また、第一の実施の形態に示す配線用床材2の飛出防止片6は、図9に示すように、配線溝4、4が交差する部分に、集中するように、ブロック状部3の一辺につきその両端部分の側面から台形状に広がるように延びるものであってもよい。
【0026】
また、第一の実施の形態に示す配線用床材2の飛出防止片6は、図10に示すように、その延びる先端が隣合って設置される他の配線用床材2の飛出防止部X1と相互に当接し合うように、延びてもよい。ここで、他の配線用床材2の飛出防止部X1は、飛出防止片6とほぼ同様の形状であるが、基端部分に薄肉部6bはなく、変形困難に形成されており、また、先端部分は、飛出防止片6の先端部分の傾斜面6aとちょうど合うように下面側が傾斜面X2となって、先細に形成されている。従って、配線用床材2が、気温の上昇により膨張した場合に、隣合って設置される他の配線用床材2の飛出防止部X1と当接する飛出防止片6は、他の配線用床材2の飛出防止部X1と衝突し、飛出防止片6の傾斜面6aが飛出防止部X1の傾斜面X2上を滑るようにして、変形して下方、つまり配線溝4内に傾くように移動する(図示せず)。
【0027】
また、第一の実施の形態に示す配線用床材2の飛出防止片6は、図11に示すように、ブロック状部3の一辺につきその片方端部分のみの側面から延びて、その延びる先端が隣合って設置される他の配線用床材2のブロック状部3の側面と当接するものであってもよい。
【0028】
また、第一の実施の形態に示す配線用床材2の飛出防止片6は、図12に示すように、図11に示す飛出防止片6の先端が、隣合って設置される他の配線用床材2のブロック状部3の側面と当接することなく、若干の隙間Sが設けられるように形成されてもよい。同様にして、図1、図8、図9に示す配線用床材2、2においても、飛出防止片6、6は、相互に当接し合わなくとも、先端間に若干の隙間が設けられるように形成されてもよく、また、図10に示す配線用床材2においても、飛出防止片6は、他の配線用床材2の飛出防止部X1と相互に当接し合わなくとも、先端間に若干の隙間が設けられるように形成されてもよい。
【0029】
また、第一の実施の形態に示す配線用床材2の飛出防止片6は、図13に示すように、その延びる先端部分に、下方に折れ曲がった被掛止部としての被掛止片Y1が設けられて、他の配線用床材2のブロック状部3の段部3bに形成された掛止部としての掛止孔Z1に挿入されてもよい。この被掛止片Y1の先端部分には、飛出防止片6の基端側に向かって突出する第1の爪部Y2が形成されており、その第1の爪部Y2が、掛止孔Z1に形成された第2の爪部Z2と掛かり合うようにして、この被掛止片Y1は、掛止孔Z1に掛止される。ここで、飛出防止片6は、基端部分が、上面側が半円状に切りかかれるようにして、ヒンジとなる薄肉部6bが形成されており、飛出防止片6は、薄肉部6bにおいて変形可能となっている。こうして、飛出防止片6は、上方に傾くように折れ曲がって、先端が開いて、ケーブル5が配線溝4へ入るように開口した位置(図13において2点鎖線で示す)と、水平に延びるとともに、被掛止片Y1が掛止孔Z1に挿入されて、配線溝4内に収容されたケーブル5の飛び出しを防止するように閉じた位置(図13において実線で示す)との間を開閉動できるようになっている。また、ここで、飛出防止片6が、開口した位置から閉じた位置に弾性的に復帰するのであれば、被掛止片Y1の第1の爪部Y2や掛止孔Z1の第2の爪部Z2は、なくともよい。
【0030】
また、第一の実施の形態に示す配線用床材2の飛出防止片6は、図14に示すように、その延びる先端部分が隣合って設置される他の配線用床材2の飛出防止部X1と上下に若干離れて重なるように、延びてもよい。ここで、配線用床材2の飛出防止片6の先端部分は、上に開口する凹部P1が形成されるように折れ曲がっている。そして、凹部P1の底面には、たとえば、突起状の目印P2が形成されている。一方、他の配線用床材2の飛出防止部X1は、飛出防止片6と同様にブロック状部3から配線溝4側に延びているが、基端部分に薄肉部6bはなく、変形困難に形成されており、また、先端は、飛出防止片6の目印P2と対向できるように、下方に折れ曲がった指示片X3が形成されている。こうして、目印P2と指示片X3とを対向するように、この配線用床材2と他の配線用床材2とを設置することで、配線溝4が確保でき、これら目印P2および指示片X3は、配線溝4を形成するための位置決め手段となっている。また、この配線用床材2と、隣合って設置される他の配線用床材2とを、離すように移動させると、飛出防止片6の折れ曲がった先端P3と、飛出防止部X1の先端である指示片X3とが、係合して、それ以上の移動を阻止する。
【0031】
また、第一の実施の形態に示す配線用床材2の飛出防止片6は、ブロック状部3と一体に樹脂成形されなくとも、ブロック状部3と別体に形成されて、それらブロック状部3と飛出防止片6とが、ネジその他の固着具等によって一体化するものであってもよい。
【0032】
また、第一の実施の形態に示す配線用床材2の飛出防止片6は、開口した位置と閉じた位置との間を開閉動できるよう、変形可能に形成されなくとも、ブロック状部3と別体に形成されて、例えば、ブロック状部3に収納されることで開口した位置となり、配線溝4側に延びるようにスライド移動することで閉じた位置となって、開閉動するものであってもよい。この構造にあっては、配線用床材2が、気温の上昇により膨張した場合には、隣合って設置される他の配線用床材2、または、他の飛出防止片6と当接する飛出防止片6は、他の配線用床材2、または、他の飛出防止片6と衝突し、ブロック状部3側に押し戻されるように移動する。従って、この配線用床材2の膨張を、スライド移動できる飛出防止片6によって吸収することができる。また、この構造において、飛出防止片6を、開口した位置から閉じた位置に弾性復帰するように、バネ等を使用して、付勢することもできる。
【0033】
また、第二の実施の形態に示す配線用床材11においても、飛出防止片15の構造を、第一の実施の形態に示す飛出防止片6に倣って、種々の形状または構造に変更することができるのは勿論である。
【0034】
また、図15(従来例)に示されるような、張出部23付きの配線用床材21のブロック状部22に、前述の飛出防止片6や飛出防止部X1と同様のものを設けることも可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上、詳述したところから明らかなように、この発明に係る配線用床材によれば、次の効果がある。
【0036】
請求項1または2に記載された配線用床材によれば、ブロック状部から配線溝側に延びる飛出防止片を開口した位置にすることで、ケーブルを配線溝内に入れることができ、飛出防止片を閉じた位置にすることで、ケーブルの飛び出しを防止することができるので、配線溝内に収容されるケーブルの飛び出しを、容易に防ぐことができる。
【0037】
しかも、ケーブルを配線溝内に入れると、飛出防止片は、開口した位置から閉じた位置に自動的に復帰するので、ケーブルの収容作業を容易に行うことができる。
【0038】
また、請求項3に記載された配線用床材によれば、ケーブルを配線溝内に入れる際に、そのケーブルを、飛出防止片の上方から下方に押し込むようにするだけでよいので、ケーブルの収容作業を一層容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る配線用床材の第一の実施の形態の、平面図である。
【図2】 同じく、図1におけるA−A線による部分拡大断面図である。
【図3】 同じく、図1におけるB−B線による部分拡大断面図である。
【図4】 同じく、ケーブルが配線溝内に収容された状態を示す、図2相当の部分拡大断面図である。
【図5】 同じく、配線用床材が膨張した状態を示す、図2相当の部分拡大断面図である。
【図6】 この発明に係る配線用床材の第二の実施の形態の、平面図である。
【図7】 同じく、図6におけるC−C線による部分拡大断面図である。
【図8】 この発明に係る配線用床材の他の実施の形態の、平面図である。
【図9】 この発明に係る配線用床材のさらに他の実施の形態の、要部を示す平面図である。
【図10】 この発明に係る配線用床材のさらに他の実施の形態の、部分拡大断面図である。
【図11】 この発明に係る配線用床材のさらに他の実施の形態の、平面図である。
【図12】 この発明に係る配線用床材のさらに他の実施の形態の、平面図である。
【図13】 この発明に係る配線用床材のさらに他の実施の形態の、部分拡大断面図である。
【図14】 この発明に係る配線用床材のさらに他の実施の形態の、部分拡大断面図である。
【図15】 従来の配線用床材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基礎床面 5 ケーブル
11 配線用床材 12 ブロック状部
13 配線溝 15 飛出防止片[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wiring floor material that can prevent a cable accommodated in a wiring groove from jumping out.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a flooring material for wiring, for example, there is one shown in Japanese Utility Model Publication No. 4-36351. As shown in FIG. 15, the
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the
[0004]
Here, every time the cable is accommodated in the
[0005]
The present invention has been made to solve the above-described conventional drawbacks, and an object of the present invention is to provide a wiring floor material that can easily prevent a cable accommodated in a wiring groove from jumping out. It is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the object, the wiring floor material according to the present invention has the following configuration. That is,
The flooring material for wiring according to the invention described in
[0007]
In this way, the wiring floor material has a plurality of block-like portions arranged at a predetermined interval, and a space between the block-like portions is a wiring groove. And a cable is put in a wiring groove | channel by making it the position which opened the protrusion prevention piece. Thereafter, the jumping-out prevention piece is set in the closed position, thereby preventing the cable accommodated in the wiring groove from jumping out. Here, when the cable is inserted into the wiring groove, the pop-out preventing piece is elastically returned from the opened position to the closed position, that is, automatically restored.
[0008]
Moreover, like the flooring material for wiring according to the second aspect of the present invention, the pop-out prevention piece is formed to be deformable so that it can be opened and closed between the opened position and the closed position. May be. Thus, the pop-out preventing piece is formed to be deformable, and can be opened and closed between the opened position and the closed position by the deformation.
[0009]
[0010]
Moreover, like the flooring material for wiring according to the invention described in
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a wiring floor material according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
1 to 5 show a first embodiment of a wiring floor according to the present invention. In the figure,
[0013]
The
[0014]
Further, the pop-
[0015]
Further, when the pop-out preventing
[0016]
After the
[0017]
Next, the effect of the
[0018]
Further, the jump-out preventing
[0019]
Further, when the
[0020]
6 and 7 show a second embodiment of a wiring floor according to the present invention. As in the first embodiment, the
[0021]
And the
[0022]
After the
[0023]
The operational effect of the
[0024]
In addition, this invention is not necessarily limited to embodiment mentioned above, A various other change is possible. For example, the pop-
[0025]
Further, even if the pop-out preventing
[0026]
Moreover, as shown in FIG. 10, the jumping
[0027]
Further, as shown in FIG. 11, the pop-out preventing
[0028]
Moreover, as shown in FIG. 12, the pop-
[0029]
Further, as shown in FIG. 13, the pop-out preventing
[0030]
Further, as shown in FIG. 14, the pop-out preventing
[0031]
Further, the pop-out preventing
[0032]
Further, the pop-out preventing
[0033]
Also, in the
[0034]
Further, as shown in FIG. 15 (conventional example), the block-
[0035]
【The invention's effect】
As is apparent from the above detailed description, the wiring flooring according to the present invention has the following effects.
[0036]
According to the flooring material for wiring described in
[0037]
Moreover , when the cable is inserted into the wiring groove, the pop-out preventing piece automatically returns from the opened position to the closed position, so that the cable can be easily accommodated.
[0038]
Moreover, according to the flooring material for wiring described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a first embodiment of a wiring floor material according to the present invention.
2 is a partially enlarged cross-sectional view taken along line AA in FIG.
3 is a partially enlarged cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
4 is a partially enlarged cross-sectional view corresponding to FIG. 2 showing a state in which the cable is housed in the wiring groove. FIG.
FIG. 5 is a partially enlarged cross-sectional view corresponding to FIG. 2 and showing a state where the wiring floor material is expanded.
FIG. 6 is a plan view of a second embodiment of a wiring floor material according to the present invention.
7 is a partially enlarged cross-sectional view taken along line CC in FIG.
FIG. 8 is a plan view of another embodiment of a wiring floor material according to the present invention.
FIG. 9 is a plan view showing an essential part of still another embodiment of a wiring floor material according to the present invention.
FIG. 10 is a partially enlarged cross-sectional view of still another embodiment of a wiring floor material according to the present invention.
FIG. 11 is a plan view of still another embodiment of a wiring floor material according to the present invention.
FIG. 12 is a plan view of still another embodiment of a wiring floor material according to the present invention.
FIG. 13 is a partially enlarged cross-sectional view of still another embodiment of a wiring floor material according to the present invention.
FIG. 14 is a partially enlarged sectional view of still another embodiment of a wiring floor material according to the present invention.
FIG. 15 is a perspective view showing a conventional wiring flooring.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記ブロック状部から前記配線溝側に延びて、前記配線溝内に収容されるケーブルの上方を覆ってそのケーブルの飛び出しを防止する、飛出防止片を有し、
前記飛出防止片は、前記ケーブルが前記配線溝へ入るように開口した位置と、前記配線溝内に収容された前記ケーブルの飛び出しを防止するように閉じた位置との間を開閉動できるように形成され、かつ、
前記飛出防止片は、前記開口した位置から前記閉じた位置に弾性的に復帰することを特徴とする配線用床材。A wiring floor material comprising a plurality of block-shaped portions to form a floor, and the block-shaped portions are arranged at predetermined intervals so as to form a wiring groove,
Extending from the block-like part to the wiring groove side, covering the upper part of the cable accommodated in the wiring groove and preventing the cable from jumping out,
The pop-out preventing piece can be opened / closed between a position where the cable is opened so as to enter the wiring groove and a position where the cable accommodated in the wiring groove is prevented from popping out. Formed , and
The wiring flooring , wherein the pop-out prevention piece elastically returns from the opened position to the closed position .
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