JP3752382B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、テレビジョンチューナや、FMラジオチューナなどの電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の電子機器を示す斜視図、図5は、従来の電子機器を示す断面図、図6は、従来の電子機器からカバーを外した状態を示す斜視図である。
図4〜図6に示すように、従来の電子機器、例えばテレビジョンチューナなどの電子機器は、導電性の金属板などを折り曲げて形成された箱型の枠体1を有し、この枠体1は、4つの側壁1aと、その上部に開放された開口部1bと、下部に開放された開口部1cとを有している。また、開口部1bに近接した側壁1aの外周部には、外方に突出した複数個の凸部1eが設けられている。
また、枠体1は、枠体1内に設けられ、該枠体1の側壁1aと電気的に接続された複数枚(例えば2枚)のシールド板4を有し、このシールド板4は、枠体1の開口部1cに対して垂直であって、且つ枠体1の内部を複数個の領域に仕切るように配置されている。
【0003】
プリント配線基板2は、平板状の例えばガラス入りエポキシ樹脂材料から成り、図示していないが、一方の面側には、集積回路(IC)やコイルなどが載置され、他方の面側には、チップ抵抗器やチップコンデンサーなどが載置されている。
また、プリント配線基板2は、枠体1の開放部1cに一方の面側を内側にして枠体1に仮止めされて配置され、プリント配線基板2の他方の面側の接地パターンは、枠体1と半田によって電気的に接続され、これによって、プリント配線基板2が枠体1に固定されている。この固定された状態で、枠体1の内部のシールド板4に区切られた複数個(例えば3個)の領域に収納された電子回路は、シールド板4によって、各電子回路の相互の干渉が防止されている。
【0004】
カバー3は、導電性の金属板を切断、折り曲げ加工することによって形成され、平板部3aと、平板部3aの外周部を折り曲げて形成された複数個の爪部3bとを有している。また、平板部3aにおける前記シールド板4の上方に位置する箇所には、略U字状の切り込み部3eが形成されていると共に、これらの略U字状の領域に平板部3aから下方に突出された略くの字状に曲げ加工された舌片部3fが形成されている。また、舌片部3fの付け根部3gは、舌片部3fの配置されている箇所によっては、爪部3bの近傍に配置される。
また、カバー3は、爪部3bが、枠体1に設けられた凸部1eに係止されて、開口部1bを覆うように取り付けられている。
【0005】
このような構成において、カバー3の爪部3bが、枠体1の凸部1eに係止されることにより、カバー3が、枠体1に取り付けられる。この結果、カバー3が、爪部3b、凸部1e及び側壁1aを介して接地される。
また、カバー3は、下方に突出された舌片部3fがシールド板4の上端部4aに接触するためシールド板4及び側壁1aを介して接地される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の電子機器は、カバー3とシールド板4との間に働く圧力が舌片部3fの付け根部3gに集中する。このためこの圧力が強いと、ときとして、カバー3の爪部3bが、枠体1の凸部1eから外れ、しかも、カバー3と枠体1との接触が不安定になるという問題点があった。そして、また、舌片部3fの長さが長いと、枠体1内のシールド板4とカバー3との接触が弱く、接触が不安定になるという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明の電子機器では、上述の問題点を解決するものであり、その目的は、枠体1とシールド板4とカバー3とが確実に接触し、シールド効果を高く保つことの出来る電子機器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子機器は、側壁と開口部とを有する導電性の箱型の枠体と、該枠体内に設けられ、該枠体と電気的に接続されたシールド板と、爪部を有し、該爪部を前記側壁に係止して前記枠体の前記開口部を覆うように配設されたカバーとを備え、該カバーには、前記シールド板の上端部と対向する位置で前記枠体内部に突出する突部と、前記爪部の近傍で、該突部と前記爪部との間に設けられた長孔とが形成され、前記カバーの前記突部が前記シールド板の上端部に弾接していることである。
【0009】
また、本発明の電子機器は、長孔が、枠体の側壁と平行に設けられていることである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の電子機器について説明する。
図1は、本発明の電子機器を示す斜視図、図2は、本発明の電子機器を示す断面図、図3は、本発明の電子機器からカバーを外した状態を示す斜視図である。なお、従来の電子機器と同一構成については、同一符号を付与してある。
【0011】
図1〜図3に示すように、本発明の電子機器、例えばテレビジョンチューナなどの電子機器は、導電性の金属板などを折り曲げて形成された箱型の枠体1を有し、この枠体1は、四方を囲む4つの側壁1aと、その上部に開放された開口部1bと、下部に開放された開口部1cとを有している。また、開口部1bに近接した側壁1aの外周部には、外方に突出した複数個の凸部1eが設けられている。
また、枠体1は、枠体1内に設けられ、該枠体1の側壁1aと電気的に接続された複数枚(例えば2枚)のシールド板4を有し、このシールド板4は、枠体1の開口部1cに対して垂直であって、且つ枠体1の内部を複数個の領域に仕切るように配置されている。
【0012】
プリント配線基板2は、平板状の例えばガラス入りエポキシ樹脂材料から成り、図示していないが、一方の面側には、集積回路(IC)やコイルなどが載置され、他方の面側には、チップ抵抗器やチップコンデンサーなどが載置されている。
また、プリント配線基板2は、枠体1の開放部1cに一方の面側を内側にして枠体1に仮止めされて配置され、プリント配線基板2の他方の面側の接地パターンは、枠体1と半田によって電気的に接続され、これによって、プリント配線基板2が枠体1に固定されている。この固定された状態で、枠体1の内部のシールド板4に区切られた複数個(例えば3個)の領域に収納された電子回路は、シールド板4によって、各電子回路の相互の干渉が防止されている。
【0013】
カバー3は、導電性の金属板を切断、折り曲げ加工することによって形成され、平板部3aと、平板部3aの外周部を下方に折り曲げて形成された複数個の爪部3bとを有している。また、平板部3aには、複数個の幅狭なスリット状の長孔3cと、該長孔3cの近傍にそれぞれ設けられ、平板部3aから下方に突出された略半球状の突部3dとが設けられている。また、長孔3cは、前記爪部3bの近傍で、且つ爪部3bに平行に設けられ、そして、前記突部3dと爪部3bとの間に設けられている。
また、カバー3は、爪部3bが、枠体1に設けられた凸部1eに係止されて、開口部1bを覆うように取り付けられている。
また、長孔3cは、カバー3が枠体1に取り付けられとき枠体1の側壁1aと平行に形成され、且つ、突部3dと側壁1aとの間に設けられている。
【0014】
このような構成において、カバー3の爪部3bが、枠体1の凸部1eに係止されることにより、カバー3が、枠体1に取り付けられる。この結果、カバー3が、爪部3b、凸部1e及び側壁1aを介して接地される。
また、カバー3は、突部3dがシールド板4の上端部4aに当接するためシールド板4及び側壁1aを介して接地される。
【0015】
なお、上述の本発明の電子機器における、カバー3の長孔3cは、カバー3の突部3dと枠体1の側壁1aとの間にひとつのみ設けられた実施の形態について説明したが、これに限定されず、長孔を平行に複数本設けても良い。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の電子機器によれば、カバーの突部とシールド板との接触圧力が強くとも、この圧力は、長孔によって吸収されるのでカバーの爪部に加えられることがなく、よって、爪部が枠体の凸部から外れることはない。このため、カバーと枠体との接触が確実に行うことができ、よって、カバーによるシールド効果が高くなり、枠体内に収納されたそれぞれの電子回路が外来雑音の影響を受けることを防止し、また、電子回路が発生する雑音電波が枠体から外部へ漏れることを防ぐことが出来るという効果を奏する。
【0017】
また、本発明の電子機器によれば、長孔が、枠体の側壁と平行に設けられていることから、カバーの接触圧力が強くとも、側壁と平行に設けられた長孔によって、側壁側にかかる圧力を確実に吸収でき、このことからカバーと枠体との接触が一層確実に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の電子機器の実施の形態を示す断面図である。
【図3】本発明の電子機器からカバーを外した状態を示す斜視図である。
【図4】従来の電子機器を示す斜視図である。
【図5】従来の電子機器を示す断面図である。
【図6】従来の電子機器からカバーを外した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 枠体
1a 側壁
1b、1c 開口部
3 カバー
3a 平板部
3b 爪部
3c 長孔
3d 突部
3f 舌片部
4 シールド板
4a 上端部
Claims (2)
- 側壁と開口部とを有する導電性の箱型の枠体と、該枠体内に設けられ、該枠体と電気的に接続されたシールド板と、爪部を有し、該爪部を前記側壁に係止して前記枠体の前記開口部を覆うように配設されたカバーとを備え、該カバーには、前記シールド板の上端部と対向する位置で前記枠体内部に突出する突部と、前記爪部の近傍で、該突部と前記爪部との間に設けられた長孔とが形成され、前記カバーの前記突部が前記シールド板の上端部に弾接していることを特徴とする電子機器。
- 前記長孔が、前記枠体の前記側壁と平行に設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
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- 1998-04-22 JP JP11175998A patent/JP3752382B2/ja not_active Expired - Fee Related
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