JP3759675B2 - エリア別ネットワーク監視システムにおける監視端末のバックアップ方法 - Google Patents
エリア別ネットワーク監視システムにおける監視端末のバックアップ方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はあるエリア内を監視する監視端末に関し、特にエリア分散型又はエリア集中型ネットワーク監視システムにおいて各エリア内の監視を行う監視端末に障害が発生した際に、その監視端末をバックアップする監視端末のバックアップ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電力監視システム等のように広い地域の情報を管理するシステムにおいては、電力の管理地域を例えば電力会社の各支店単位で複数エリアに分割し、各エリア内の情報はそのエリア毎に設けられた監視端末によって独立に監視するという方法が用いられている。
【0003】
エリア毎に監視を行う代表的なシステム例としては、エリア別の情報を各エリア毎に設けられた複数のサーバに分けて監視するエリア分散型ネットワーク監視システムとエリア別の情報を1つのサーバで一括監視するエリア集中型ネットワーク監視システムとがある。監視端末は、前記サーバを経由して与えられるエリア内の情報を監視する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記監視端末は各エリア毎に設けられたスタンドアローン端末であり、監視端末に障害が発生するとそのエリアの監視業務が不可能となり、各エリア別の監視業務を実現するというネットワーク監視システム本来の機能に支障をきたすという問題があった。
【0005】
そのため、監視端末の障害時に備えて端末の二重化対策が取られてきた。しかしながら、電力設備等のような公共設備を監視するには安定性の高い高価な端末が使用され、またエリアによっては監視情報量の多さから複数の監視端末が必要となるなど、それらを全て二重化することは端末コストや保守等の面でシステムコストを上昇させるという問題点を有していた。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記問題点に鑑み、各エリア毎の監視は従来通り原則そのエリアの監視端末で行い、あるエリアの監視端末に障害が発生した場合にそのエリア内の監視業務をネットワークを通じて一時的に他のエリアの監視端末にバックアップさせることで、各エリア別の監視業務を中断することなく監視端末及び監視システムのコスト低減を図ったエリア別ネットワーク監視システムにおける監視端末のバックアップ方法を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、エリアサーバを監視するシステム監視装置と、各エリアの監視を行う複数のエリアサーバと、各エリアサーバに接続されてそのエリア内の監視情報を収集する 情報収集装置と、各エリアサーバに接続されてそのエリア内の前記監視情報を監視する監視端末と、で構成されたエリア分散型ネットワーク監視システムにおける監視端末のバックアップ方法であって、前記エリアサーバは、前記監視端末の障害検出時に前記システム監視装置に通知し、前記システム監視装置は、前記通知により、別のエリアサーバに対し前記障害が検出された監視端末のバックアップを指示し、指示された前記別のエリアサーバは、前記システム監視装置を介さず、障害を検出したエリアサーバから監視情報を受信し、前記別のエリアサーバの監視端末は、前記障害を検出したエリアサーバから受信した監視情報を自エリア内の監視情報と併せて監視する、ことを特徴とする監視端末のバックアップ方法が提供される。又、エリアサーバを監視するシステム監視装置と、各エリアの監視を行う複数のエリアサーバと、各エリアサーバに接続されてそのエリア内の監視情報を収集する 情報収集装置と、各エリアサーバに接続されてそのエリア内の前記監視情報を監視する監視端末と、で構成されたエリア分散型ネットワーク監視システムにおける監視端末のバックアップ方法であって、前記エリアサーバは、前記監視端末の障害検出時に前記システム監視装置に監視端末変更依頼し、前記システム監視装置は、前記監視端末変更依頼により別のエリアサーバに対し前記障害が検出された監視端末のバックアップを指示し、指示された前記別のエリアサーバは、前記システム監視装置を介さず、障害を検出したエリアサーバから監視情報を受信し、前記別のエリアサーバの監視端末は、前記障害を検出したエリアサーバから受信した監視情報を自エリア内の監視情報と併せて監視する、ことを特徴とする監視端末のバックアップ方法が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1及2は本発明が適用されるエリア別の監視を行うシステム構成例を示したものである。
図1はエリア別の情報を各エリア毎に設けられた複数のサーバに分けて監視するエリア分散型ネットワーク監視システムの一例を、そして図2はエリア別の情報を1つのサーバで一括監視するエリア集中型ネットワーク監視システムの一例をそれぞれ示している。
【0015】
図1のエリア分散型ネットワーク監視システムでは、システム監視装置10は、例えば電力会社の中央監視センター等に配置され、各エリアA〜C毎に設けられたサーバの状態を監視し制御する。エリアAについていえば、エリアAサーバ11は、例えば市や区単位に設けられた電力会社の支店等が存在するエリアAの監視情報を情報収集装置17に命じて収集し、その収集した監視情報を配下の監視端末14に送信する。監視端末14は、与えられた監視情報によってエリアA内の監視を行う。他のエリアB及びCについても同様である。
【0016】
図2のエリア集中型ネットワーク監視システムでは、サーバ21及びシステム監視装置20は、各々1台だけ設置され、エリアA〜C毎の監視情報を各エリア内に設けられた情報収集装置25〜27に命じて収集し、その収集した監視情報を各エリアに対応する監視端末22〜24へ送信する。各監視端末22〜24は、与えられた監視情報によって対応エリア内の監視を行う。
【0017】
図3〜7は、図1及び2の各監視システムにおける本発明の基本的な処理フロー例を示したものである。
図3は、システム監視装置の基本処理フロー例を示したものである。
図3において、システム監視装置10,20は、サーバ管理のために周期的に配下の各サーバ11〜13、21に対してサーバ情報の送信を要求し、各サーバから現在のサーバ情報を受信する(S101及び102)。そして、必要ならシステム管理テーブルを更新する(S108)。
【0018】
このように、本発明が適用されるエリア別の監視システムでは、中央のシステム監視装置10、20は基本的にはサーバの管理・制御だけを行い、各エリア内の管理は対応する各サーバ11〜13、21がそれぞれ独立して行う。
【0019】
ここで、例えば図1のエリアAの監視端末14に障害が発生すると、本発明ではシステム監視装置10、20がサーバ11、21から監視端末変更依頼を受信する(S103)。これにより、システム監視装置10、20はシステム管理テーブルを検索し、エリアAを監視する端末を他のエリアB又はCの監視端末15、16、23又は24に変更するよう指示する(S104及び105)。その後、前記変更を指示した監視端末を有する他のエリアのサーバ12又は13、21から監視端末の変更設定の報告を受信すると、エリアAで収集された監視情報を変更後の監視端末15、16、23又は24へ転送するサーバ間の通信路を設定し、最後にシステム管理テーブルを更新する(S106〜108)。
【0020】
なお、前記通信路は、システム監視装置10、20を介さず、通信時にサーバ同士で設定するように構成してもよい(図3の点線参照)。また前記エリアAの監視端末14が後述するように手動設定やサーバの自動制御によって変更された場合には、監視端末変更依頼(S103)を受信することなく直接監視端末変更報告を受信する(S106)。この場合には、前記ステップS106以降の処理が実行される。
【0021】
図4及び5は、本発明によるサーバの基本処理フロー例を示したものである。また、図6及び7は、監視端末及び情報収集装置のそれぞれの基本処理フロー例を示したものである。
図4において、システム監視装置10,20からの周期的なサーバ情報の送信要求に対してその時点におけるサーバ状態を報告するのは図3の説明で述べた通りである(S209及び210)。
【0022】
サーバ11〜13、21は、また各エリア毎に設けられた情報収集装置17〜19、25〜27に対して周期的にエリア内の監視情報を要求する(S201)。図7に示すように、監視情報を要求された情報収集装置17〜19、25〜27は、その配下にある被監視端末等の状態を監視してその結果を対応サーバに報告する(S401〜403)。
【0023】
前記監視情報報告を受けたサーバ11〜13、21は(S202)、次にその監視情報報告を配下の各エリアに対応した監視端末14〜16、22〜24に送信する(S203)。図6に示すように、各監視端末14〜16、22〜24は、サーバ11〜13、21から受信した監視情報を処理してディスプレイ表示やアラーム処理等の各種処理を行いその処理の終了をサーバ11〜13、21へ報告する(S301〜303)。また、各監視端末14〜16、22〜24はそのディスプレイや記憶装置等の各種備品の定期診断をおこない、以上を検出した時には監視端末障害をサーバ11〜13、21へ通知する(S304〜306)。
【0024】
図4に戻って、サーバ11〜13、21は監視情報の送信からその処理終了報告を受信すると(S205)、所定時間後に再び監視情報の送信処理を開始する。もし、終了報告受信前に所定の応答時間がタイムアウトしてしまった場合には(S204)、何らかの監視端末障害若しくは通信路障害等が発生したものとして監視端末の障害処理を開始する。前記障害処理は、図6で示した監視端末からの異常通知によっても開始される(S306及び206)。
【0025】
前記障害処理では、サーバに備えられた保守・運用コンソール等に警告表示やアラーム出力が行われ(S218)、その際に障害処理を手動/自動制御で行うかの判断がなされる(S208)。手動処理の設定の場合には、オペレータが前記コンソール等からバックアップ用の監視端末への切換情報を入力する(S208)。バックアップ用の監視端末には他のエリアの監視端末が選ばれる。この情報は監視端末変更報告としてシステム監視装置10、20へ通知される(S215及び106)。この後の処理は図3で説明した通りである(S107及び108)。
【0026】
自動処理設定がなされていた場合には、障害監視端末を収容するサーバは監視端末の障害情報を含む監視端末変更依頼をシステム監視装置10、20へ送出する(S211)。図3で説明した処理S103〜105によりシステム監視装置10、20から監視端末変更指示を受信したサーバは、障害監視端末の切り離し処理やバックアップ指定された監視端末に対して他のエリアの監視情報を処理するのに必要な設定を行う。その際、指定された監視端末では情報処理量や必要な記憶容量等が増大するためその正常性がチェックされる(S212〜214)。
【0027】
前記変更に問題がなければ監視端末の変更報告をシステム監視装置10、20へ送信する(S215及び106)。変更後の監視端末が正常性を維持できないと判断した場合には、図1のエリア分散型ネットワーク監視システムではエリアサーバ11〜13がシステム監視装置10、20へ他のエリアからの監視情報を新たに追加することができない旨の情報を含む端末変更依頼を送出する(S216及び211)。その結果、システム監視装置10、20から新たな変更指示が与えられ、バックアップ監視端末14〜16が決定するまで上述したステップS212以降の処理が繰り返される。
【0028】
一方、図2のエリア集中型ネットワーク監視システムの場合には、1つのサーバ21の配下に複数の監視端末22〜24を有するため、サーバ21が別の監視端末を指定し、上述したステップS213以降の各処理がバックアップ監視端末22〜24が決定されるまで繰り返される(S216及び217)。さらに、後者のエリア集中型ネットワーク監視システムの場合には、手動処理の場合と同様に監視端末の障害発生時点で監視端末変更依頼をシステム監視装置10、20へ送出することなく、サーバ21がステップS213以降の処理を独自に実行することができる。
【0029】
次に、本発明のより具体的な実施例について説明する。
図8は、システム監視装置の一実施例を示したものである。
図9は、システム管理テーブルの一例を示したものである。
図8において、装置状態監視部101は、各サーバの運用状態を管理する装置状態テーブル102を使ってネットワーク監視システムにおける各サーバの状態を監視する。
【0030】
図9の(a)には、装置状態テーブル102の一例を示している。装置状態テーブル102は、サーバ番号によってインデックスされその監視端末の運用可/不可状態を記録する。また、装置状態監視部101は、装置状態が変更された場合に装置状態変化通知部104を通して装置の状態変化を運用者に通知する。装置状態制御部107は、監視システムにおけるサーバの接続状態を制御する。また、装置接続監視部111は、サーバ間の接続状態の整合性を定期的にチェックする。
【0031】
切替先装置抽出部108は、監視端末障害発生時に切替先のサーバを抽出する。それには、切替の自動/手動の設定がなされた装置切替テーブル103、サーバ間の接続状態を管理する接続状態テーブル110、及びサーバの切替先を登録する切替先装置登録テーブル109を参照する。図9の(b)〜(d)には、装置切替テーブル103、接続状態テーブル110及び切替先装置登録テーブル109の一例を示している。いずれもサーバ番号によってインデックスされ、切替えの自動/手動、接続先のサーバ番号、そして切替え先のサーバ番号がそれぞれ設定されている。装置切替指示受信部105は、サーバからの切替え指示を受信する。また、装置切替指示部106は、切替指示を各サーバへ送信する。
【0032】
図3との関連では、装置切替指示受信部105がサーバから監視端末変更依頼又は監視端末変更報告からなる切替指示を受信する。以下、監視端末変更依頼があった場合について説明するが、図3からも明らかなように監視端末変更報告があった場合も同様に処理される。
【0033】
監視端末変更依頼を受信すると、装置状態制御部107が切替先装置抽出部108に切替先のサーバ抽出を指示する。切替先装置抽出部108は、接続状態テーブル110及び切替先装置登録テーブル109を参照して障害監視端末の現在の接続先と切替え先のサーバ番号を抽出する。
【0034】
さらに装置状態テーブル110を参照して切替え先サーバにおける監視端末の運用可能を確認する。その際、装置切替テーブル103を参照して切替え先サーバが手動設定の場合にはオペレータからの新たな切替先の設定等を含む切替指示を、また自動設定の場合には抽出した現在の接続先及び切替え先のサーバ番号を装置状態制御部107へ通知する。装置状態制御部107は、監視端末の変更指示を装置切替指示部106を介して対応サーバへ送出する。
【0035】
次に、装置切替指示受信部105で対応サーバからの監視端末変更報告を受信すると、装置状態制御部107は、装置状態テーブル110を切替先のサーバ番号に更新し、切替先装置抽出部108を介して装置状態テーブル102に障害監視端末の運用不可を設定する。また、装置接続監視部111では、更新されたサーバ間の接続状態の整合性をチェックする。装置状態監視部101は、上記装置状態の変更を装置状態変化通知部104を介してディスプレイ表示等によりオペレータに知らせる。
【0036】
図10は、エリア分散型ネットワーク監視システムにおけるエリアサーバの一実施例を示したものである。図11は、図10の下位状態テーブルの一例を示したものである。
図10において、システム監視装置10は図8と同じものであり、そのパス通信部112は図8の装置切替指示受信部105及び装置切替指示部106に相当する。システム監視装置10及び各エリアサーバ11〜13との間はLAN若しくはWAN接続等による上位パスで接続され、一方各エリアサーバ11〜13とその監視端末17〜19との間はパラレル若しくはシリアル接続等による下位パスで接続される。
【0037】
エリアサーバの上位パス通信部201は、別のサーバ及びシステム監視装置10との間のパス接続及び通信制御を行う。また、下位パス通信部207は、監視端末17〜19との間のパス接続及び通信制御を行う。下位状態監視部201は、監視端末の状態及び監視端末との間の通信パス状態を監視する。下位状態テーブル203には、監視端末との間の通信パスの状態及び監視端末の状態が記録される。
【0038】
図11に示すように、下位状態テーブル203はエリアサーバ番号によってインデックスされ、さらに監視端末の変更にも対応できるように監視端末番号によって2次インデックスされる。そこには現在の監視端末との間の通信パスの正常/異常及び監視端末の正常/異常が記録される。
【0039】
下位状態変化通知部204は、監視端末との間の通信パス状態の変化や監視端末から監視端末異常通知があった場合に、その状態変化を前記下位状態監視部201へ通知する。下位パス切替指示受信部205は、上位パス通信部201を介してシステム監視装置10から監視端末の変更指示を受信し、下位パス切替指示部206はその下位パス切替指示受信部205からの指示に従って下位パスを切り替える。また、エリアサーバ状態監視部210は、オペレータが操作する保守コンソール501を制御する。
【0040】
次に、一例として下位パス通信部207と監視端末との間で断線等による通信パス障害が発生した場合の動作について説明する。なお、図10は、監視端末の障害発生時にオペレータが保守コンソール501を介して手動で監視端末の切替を実行する手動制御の例を示している。
【0041】
下位パス通信部207は、監視端末からの応答が無い等の異常を検出して下位状態変化通知部204にその状態変化を通知する。下位状態変化通知部204は、下位状態監視部202に状態変化があった旨を通知し、さらにその状態変化を下位状態テーブル203に記録する。
【0042】
下位状態監視部202は、前記通知により下位状態テーブル203を参照し、その記録内容から障害情況を判断し、エリアサーバ状態監視部210に障害内容を通知し、保守コンソール501を介したオペレータからの指示を待つ。その指示内容は下位パス切替指示受信部205に与えられる。下位パス切替指示部206は下位パス切替指示受信部205からの指示に従って下位パスを切り替える。
【0043】
その状態変化は下位状態変化通知部204に通知され、下位状態変化通知部204は下位状態監視部202に状態変化があった旨を通知し、さらにその状態変化を下位状態テーブル203に記録する。下位状態監視部202は、前記通知により監視端末変更報告を上位パス通信部201を介してシステム監視装置10へ送信する。
【0044】
図12は、エリア分散型ネットワーク監視システムにおけるエリアサーバの別の実施例を示したものである。
図12では、監視端末の切替は全て自動で行われる。図10と同じ障害が発生したとすると、下位パス通信部207は、監視端末からの応答が無い等の異常を検出して下位状態変化通知部204にその状態変化を通知する。下位状態変化通知部204は、下位状態監視部202に状態変化があった旨を通知し、さらにその状態変化を下位状態テーブル203に記録する。
【0045】
下位状態監視部202は、前記通知により下位状態テーブル203を参照し、その記録内容から障害情況を判断し、それに基づく監視端末変更依頼を上位パス通信部201を介してシステム監視装置10へ送信する。その後、上位パス通信部201を介してそれに対応する監視端末変更指示を下位パス切替指示受信部205で受信すると、下位パス切替指示部206は下位パス切替指示受信部205からの指示に従って下位パスを切り替える。
【0046】
その状態変化は下位状態変化通知部204に通知され、下位状態変化通知部204は下位状態監視部202に状態変化があった旨を通知し、さらにその状態変化を下位状態テーブル203に記録する。下位状態監視部202は、前記通知により監視端末変更報告を上位パス通信部201を介してシステム監視装置10へ送信する。
【0047】
ところで図12では、上述した本発明による監視端末の自動切替構成に、さらに下位パス切替状態管理部220及び下位抽出部221が付加されている。下位切替状態管理部220は、下位状態テーブル203を監視してパス切り替え後の結果が異常の場合のみ下位パス抽出部221にそのサーバ配下に存在する別の下位パスの抽出を指示する。
【0048】
本例のようにエリア分散型ネットワーク監視システムにおいては1つのサーバに1つの下位パスしか存在しないため、この場合の下位パス抽出部221は下位状態変化通知部204へ切替後の異常を通知する。その結果は図5で説明したようにシステム監視装置10により別のエリアサーバが指定され、そこの下位パスが設定される。この動作も正常な下位パスが設定されるまで繰り返される。
【0049】
図13及び14は、エリア集中型ネットワーク監視システムにおけるサーバの一実施例を示したものであり、各構成は図11及び12のものにそれぞれ対応している。
図13及び14のエリア集中型ではサーバ21は1台であり、また下位パス通信部207には各エリアに対応した複数の監視端末25〜27が接続される。それ以外は、上述した図11及び12と同じである。従って、図13及び14の動作については図11及び12の説明を参照されたい。
【0050】
ただし、図14の下位パス抽出部221の動作については図14のものとは異なるのでここで説明する。本例はエリア集中型ネットワーク監視システムを対象としているため1つのサーバ21に複数の下位パスが存在する。従って、下位パス抽出部221は別の下位パスを抽出することができ、その結果は下位パス切替指示受信部205に通知される。これ以降の動作は図5で説明したとおりであり正常な下位パスが設定されるまでこの動作が繰り返される。
【0051】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によればエリア別ネットワーク監視システムにおいて監視サーバおよび監視端末を監視するシステム監視装置が、各エリア監視サーバおよび各監視端末の状態を管理し、監視端末とエリア別サーバー間の接続状態の制御を行うことで、エリア間における監視業務のバックアップを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エリア分散型ネットワーク監視システムの基本構成例を示した図である。
【図2】エリア集中型ネットワーク監視システムの基本構成例を示した図である。
【図3】本発明によるシステム監視装置の基本処理フロー例を示した図である。
【図4】本発明によるサーバの基本処理フロー例(1)を示した図である。
【図5】本発明によるサーバの基本処理フロー例(2)を示した図である。
【図6】監視端末の基本処理フロー例を示した図である。
【図7】情報収集装置の基本処理フロー例を示した図である。
【図8】システム監視装置の一実施例を示した図である。
【図9】システム管理テーブルの一例を示した図である。
【図10】エリア分散型ネットワーク監視システムにおけるエリアサーバの一実施例を示した図である。
【図11】図10の下位状態テーブルの一例を示したものである。
【図12】エリア分散型ネットワーク監視システムにおけるエリアサーバの別の実施例を示した図である。
【図13】エリア集中型ネットワーク監視システムにおけるサーバの一実施例を示した図である。
【図14】エリア集中型ネットワーク監視システムにおけるサーバの別の実施例を示した図である。
【符号の説明】
10、20…システム監視装置
11〜13、21…サーバ
14〜16、22〜24…監視端末
17〜19、25〜27…情報収集装置
Claims (3)
- エリアサーバを監視するシステム監視装置と、各エリアの監視を行う複数のエリアサーバと、各エリアサーバに接続されてそのエリア内の監視情報を収集する 情報収集装置と、各エリアサーバに接続されてそのエリア内の前記監視情報を監視する監視端末と、で構成されたエリア分散型ネットワーク監視システムにおける監視端末のバックアップ方法であって、
前記エリアサーバは、前記監視端末の障害検出時に前記システム監視装置に通知し、
前記システム監視装置は、前記通知により、別のエリアサーバに対し前記障害が検出された監視端末のバックアップを指示し、
指示された前記別のエリアサーバは、前記システム監視装置を介さず、障害を検出したエリアサーバから監視情報を受信し、
前記別のエリアサーバの監視端末は、前記障害を検出したエリアサーバから受信した監視情報を自エリア内の監視情報と併せて監視する、
ことを特徴とする監視端末のバックアップ方法。 - エリアサーバを監視するシステム監視装置と、各エリアの監視を行う複数のエリアサーバと、各エリアサーバに接続されてそのエリア内の監視情報を収集する 情報収集装置と、各エリアサーバに接続されてそのエリア内の前記監視情報を監視する監視端末と、で構成されたエリア分散型ネットワーク監視システムにおける監視端末のバックアップ方法であって、
前記エリアサーバは、前記監視端末の障害検出時に前記システム監視装置に監視端末変更依頼し、
前記システム監視装置は、前記監視端末変更依頼により別のエリアサーバに対し前記障害が検出された監視端末のバックアップを指示し、
指示された前記別のエリアサーバは、前記システム監視装置を介さず、障害を検出したエリアサーバから監視情報を受信し、
前記別のエリアサーバの監視端末は、前記障害を検出したエリアサーバから受信した監視情報を自エリア内の監視情報と併せて監視する、
ことを特徴とする監視端末のバックアップ方法。 - さらに、前記別のエリアサーバは、前記別のエリアサーバの監視端末が正常に動作しない時に、前記システム監視装置に監視端末変更依頼をし、
前記システム監視装置は、前記監視端末変更依頼によりさらに別のエリアサーバに対して前記障害が検出された監視端末のバックアップを指示し、
前記さらに別のエリアサーバの監視端末は、前記監視端末の障害が検出されたエリア内の監視情報を自エリア内の監視情報と併せて監視すること、を含む請求項2記載の方法。
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