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JP3760050B2 - 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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JP3760050B2 - 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像を表示画面上に表示し、表示された画像を編集加工し、編集加工を施した画像を検索する画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の画像を貼り合わせて一枚の画像にするという技術が存在する。たとえば、背の高いビルやイベント会場の全体像、航空写真等、2回以上に分けなければ全景写真を撮影できない場合や、また、屋内の内装等、通常のデジタルスチルカメラでは被写体との距離が十分とれないため全体を一枚の画像に納めることは困難な場合である。これらの場合に、2回以上に分けて撮影した全景写真の画像を貼り合わせる必要がある。ここで、2枚の画像を貼り合わせる方法としては、画面上でつなぎ目を確認しながら、いずれかの画像を手動で慎重に移動・調整して貼り合わせるという方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術にあっては、熟練者であればともかく、初心者がこれらの作業を効率よくおこなうことはきわめて困難である。さらに、多くの枚数の画像を貼り合わせて一枚の画像にする場合、隣り同士の画像をそれぞれに調整しなければならず、この作業は熟練者であっても効率よくおこなうのは困難である。さらに、つなぎ目を目立たないようにするためには、画像の補正をおこなう必要があり、その場合に手動で貼り合わせたのであれば、画像の補正も手動でおこなわなければならず、さらに作業効率が低下するという問題点があった。
【0004】
この発明は、上述した従来例による問題を解決するため、初心者にも簡易な操作により高度な貼り合わせが可能な画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係る画像処理装置は、画像を表示画面上に表示する表示手段を備え、前記表示手段に表示された画像を編集加工する画像処理装置において、貼り合わせの対象となる二以上の画像を指定する画像指定手段と、前記画像指定手段により指定された画像を貼り合わせの配列に並べて配置する画像配置手段と、前記表示手段を制御して、前記画像配置手段により配置された画像を表示する表示制御手段と、前記表示制御手段により上下または左右の隣り同士に表示された画像を結合させるための任意の結合点を各画像ごと一点だけ指定する結合点指定手段と、前記結合点指定手段により指定された結合点を基準として隣り同士の画像を貼り合わせる貼り合わせ手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
この発明によれば、指定された画像を貼り合わせの配列に並べて配置し、配置された画像を表示し、隣り同士に表示された画像に任意の結合点を各画像ごと一点だけ指定するので、結合点となる点を指定するだけの簡易な操作により画像の貼り合わせができ、画像貼り合わせ等の画像の編集加工処理を容易にかつ効率的におこなうことが可能である。
【0007】
また、この発明に係る画像処理装置は、上記発明において、前記結合点指定手段により指定された結合点の間に接続線を描画する接続線描画手段を備え、前記表示制御手段は、前記表示手段を制御して、前記画像配置手段により配置された画像を表示するとともに、前記接続線描画手段により描画された接続線を表示することを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、指定された結合点の間に接続線を描画するので、線を描くのと同じ感覚で結合点の指定ができ、また、結合点が指定されているか否かの状態が一見して認識することが可能である。
【0009】
また、この発明に係る画像処理装置は、上記発明において、すでに結合点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定された場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除する結合点指定解除手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、すでに結合点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定された場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除するので、あらたな結合点を指定する際、あらかじめすでにおこなわれている結合点の指定を解除する必要がなく、初めて結合点を指定するのと同一の操作で、結合点の指定の変更を容易かつ効率的におこなうことが可能である。
【0011】
また、この発明に係る画像処理装置は、上記発明において、画像を入力する際にもちいられた焦点距離を設定する焦点距離設定手段と、前記貼り合わせ手段により画像が貼り合わされる際に、前記焦点距離指定設定により設定された焦点距離にもとづいて画像の補正をおこなう画像補正手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、画像を入力する際にもちいられた焦点距離を設定し、画像が貼り合わされる際に設定された焦点距離にもとづいて画像の補正をおこなうので、焦点距離が異なる入力手段により入力された画像であっても、歪みを生じることなく画像の貼り合わせをおこなうことが可能である。
【0013】
また、この発明に係る画像処理方法は、画像を表示画面上に表示し、表示された画像を編集加工する画像処理方法において、貼り合わせの対象となる二以上の画像を指定する第1工程と、前記第1工程により指定された画像を貼り合わせの配列に並べて配置する第2工程と、前記第2工程により配置された画像を表示する第3工程と、前記第3工程により上下または左右の隣り同士に表示された画像を結合させるための任意の結合点を各画像ごと一点だけ指定する第4工程と、前記第4工程により指定された結合点を基準として隣り同士の画像を貼り合わせる第5工程と、を含んだことを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、指定された画像を貼り合わせの配列に並べて配置し、配置された画像を表示し、隣り同士に表示された画像に任意の結合点を各画像ごと一点だけ指定するので、結合点となる点を指定するだけの簡易な操作により画像の貼り合わせができ、画像貼り合わせ等の画像の編集加工処理を容易にかつ効率的におこなうことが可能である。
【0015】
また、この発明に係る画像処理方法は、上記発明において、前記第4工程により指定された結合点の間に接続線を描画する第6工程を含み、前記第3工程は、前記第2工程により配置された画像を表示するとともに、前記第6工程により描画された接続線を表示することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、指定された結合点の間に接続線を描画するので、線を描くのと同じ感覚で結合点の指定ができ、また、結合点が指定されているか否かの状態が一見して認識することが可能である。
【0017】
また、この発明に係る画像処理方法は、上記発明において、すでに結合点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定された場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除する第7工程を含んだことを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、すでに結合点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定された場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除するので、あらたな結合点を指定する際、あらかじめすでにおこなわれている結合点の指定を解除する必要がなく、初めて結合点を指定するのと同一の操作で、結合点の指定の変更を容易かつ効率的におこなうことが可能である。
【0019】
また、この発明に係る画像処理方法は、上記発明において、画像を入力する際にもちいられた焦点距離を設定する第8工程と、前記第5工程により画像が貼り合わされる際に、前記第8工程により設定された焦点距離にもとづいて画像の補正をおこなう第9工程と、を含んだことを特徴とする
【0020】
この発明によれば、画像を入力する際にもちいられた焦点距離を設定し、画像が貼り合わされる際に設定された焦点距離にもとづいて画像の補正をおこなうので、焦点距離が異なる入力手段により入力された画像であっても、歪みを生じることなく画像の貼り合わせをおこなうことが可能である。
【0021】
また、この発明に係る記憶媒体は、上記に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これによって、上記の動作をコンピュータによって実現することが可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0023】
(実施の形態1)
まず、この発明の実施の形態1による画像処理装置を含む画像付ドキュメント作成システム全体の構成を説明する。図1はこの発明の実施の形態1による画像処理装置を含む画像付ドキュメント作成システム全体の構成を機能的に示す説明図である。この画像付ドキュメント作成システムは、図1に機能的に示したように、入力部101と、加工部102と、出力部103とから構成される画像処理装置100と、ホストコンピュータシステム105とがLAN等のネットワークで接続されている。
【0024】
入力部101は、画像の取込み処理をおこなうものであり、たとえば、スキャナやICカード、あるいはデジタルスチルカメラ、フォトCD読取装置等を含むものである。入力部101は画像を取込み、取込んだ画像を所定のファイル形式に変換した後、加工部102へ送信する。
【0025】
加工部102は、入力部101により取込まれた画像を登録、削除、変更等の加工処理をするものであり、たとえば、パーソナルコンピュータ(PC)等をもちいておこなうものである。また、加工部102内に設けられた、あるいは、加工部102に外付けされた画像データ記憶部104は、たとえば、PCに内蔵のハードディスクや、フロッピーディスク、書き換え可能なCD−ROM、MO、DVD等、加工部102において加工された画像データを記憶するものである。
【0026】
さらに加工部102は、画像データ記憶部104に記憶された画像データを検索し、検索した画像データを他のドキュメントに貼付け、そのドキュメントをディスプレイに表示するように表示制御をおこなったり、出力部103に印刷するように印刷制御をおこなったりする。
【0027】
出力部103は、加工部102により印刷制御された画像データおよび画像データを含むドキュメントを印刷処理するものである。たとえば、白黒およびフルカラーの印刷が可能なレーザープリンタやデジタル複写機等が含まれる。また、出力部103には、名刺を印刷したり、IDカード等のカードを印刷した後そのカードをラミネート加工する機能等を有するプリンタ等も含まれる。
【0028】
ホストコンピュータシステム105は、加工部102であるPCとLAN等のネットワークで接続されており、ホストコンピュータ106と、ホストコンピュータ106とネットワークで接続された複数の端末装置107とからなる。ホストコンピュータ106には、たとえば社内の人事情報に関する人事情報ファイル108が記憶されており、各端末装置107からはその人事情報ファイル108にアクセルすることができる。
【0029】
また、加工部102と人事情報ファイル108とはその情報を互いにリンクできるようになっており、端末装置107から社員番号等の人事情報を入力することにより、人事情報ファイル108を介して加工部102の画像データ記憶部104に記憶された画像データを検索することも可能である。
【0030】
画像付ドキュメント作成システムの具体的な応用例としては、たとえば、顔写真付の名刺を作成する名刺作成システムや、商品写真やスタッフの顔写真を掲載した案内状等の葉書を作成する葉書作成システムや、写真付の身分証明書(IDカード)を作成するIDカード作成システムや、企画書や広告チラシやカタログ等のリーフレットを作成するリーフレット作成システムや、写真付のカードを作成するカード作成システムや、社員の写真や履歴書、自己申告書等の顔写真付人事台帳、住所、地図等を作成、管理する人事情報システムや、中古車の写真付情報を検索する中古車検索システムや、仕入れ情報を管理する仕入れ情報企画購入システムや、工程管理、工事台帳との合成による土木建設業向けシステムや、三次元CADとの合成による建設完成予想図システム等が含まれる。これらのシステムは当然、カラー写真等のカラー画像をもちいて作成管理するカラーシステムとしてももちいることができる。
【0031】
つぎに、画像処理装置100のハードウエア構成について説明する。図2は、実施の形態1による画像処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【0032】
図2において、201はシステム全体を制御するCPUを、202はブートプログラム等を記憶したROMを、203はCPUのワークエリアとして使用されるRAMを、204はCPU201の制御にしたがってHD(ハードディスク)205に対するデータのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドライブ)を、205はHDD204の制御で書き込まれたデータを記憶するHDを、206はCPU201の制御にしたがってFD(フロッピーディスク)207に対するデータのリード/ライトを制御するFDD(フロッピーディスクドライブ)を、207はFDD206の制御で書き込まれたデータを記憶する着脱自在のFDを、208は文字、画像等を含むドキュメントや機能情報等を表示するディスプレイをそれぞれ示している。
【0033】
また、209は通信回線210を介してネットワークNETに接続され、そのネットワークNETと内部のインターフェイスを司るインターフェイス(I/F)を、211は文字、数値、各種指示等の入力のためのキーを備えたキーボードを、212はカーソルの移動や範囲選択等をおこなうマウスを、213はCCDをもちいた画像を撮影するデジタルスチルカメラを、214はドキュメント等を印刷するプリンタを、215は上記各部を接続するためのバスをそれぞれ示している。なお、213は、画像を光学的に読み取るスキャナでもよい。
【0034】
また、図3は、実施の形態1による画像処理装置100の構成を機能的に示すブロック図である。図3において、加工部102は、画像データ記憶部104のほか、操作指示部301と、画像登録部302と、画像削除部303と、画像変更部304と、画像検索部305と、画像貼付部306と、表示制御部307と、表示部308と、印刷制御部309等を含む構成である。
【0035】
操作指示部301は、表示部308の表示内容にしたがって、画像登録部302、画像削除部303、画像変更部304、画像検索部305、画像貼付部306、表示制御部307、印刷制御部309の各部に操作の指示をおこなうものである。たとえば、キーボード211や、マウス212等のポインティングデバイスを含むものである。
【0036】
画像登録部302は、入力部101から送信された画像データを、ファイル名等の所定のデータを付加することにより画像データファイルとして登録し、画像データ記憶部104へ記憶するものである。画像削除部303は、操作指示部301からの削除指示にしたがって、画像データ記憶部104にすでに記憶されている画像データを画像データ記憶部104から削除するものである。
【0037】
画像変更部304は、操作指示部301からの変更指示にしたがって、画像データ記憶部104にすでに記憶されている画像データファイルの画像データに変更を加え、変更後の画像データを再度画像データ記憶部104に記憶するものである。画像変更部304の詳細については後述する。
【0038】
画像検索部305は、操作指示部301からの検索指示にしたがって、画像データ記憶部104にすでに記憶されている画像データファイルのうち、所望の画像データファイルを検索するものである。また、画像貼付部306は、操作指示部301からの画像貼付指示にしたがって、画像データ記憶部104にすでに記憶されている画像データをドキュメントに貼付け処理をおこなうものである。
【0039】
表示制御部307は、操作指示部301からの表示指示にしたがって、画像データ記憶部104に記憶された画像データファイルの画像や当該画像を縮小した縮小画像等を表示部308の表示画面上に表示させるように制御するものである。表示制御部307の詳細については後述する。
【0040】
印刷制御部309は、操作指示部301からの印刷指示にしたがって、画像データあるいは画像付ドキュメント等の印刷データを出力部103へ送信する。また、出力部の操作制御、たとえば印刷枚数の設定等も操作指示部301からの操作指示にしたがっておこなう。
【0041】
画像登録部302、画像削除部303、画像変更部304、画像検索部305、画像貼付部306、表示制御部307、印刷制御部309はそれぞれ、ROM202、RAM203またはハードディスク205、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録されたOS、アプリケーションプログラム等のプログラムに記載された命令にしたがってCPU201等が命令処理を実行することにより、各部の機能を実現するものである。
【0042】
また、表示部308は、表示制御部307による表示制御にもとづき、画像や文字列を含むドキュメント等を表示するものである。たとえばディスプレイ208であり、ディスプレイ208はCRTや液晶ディスプレイ等を含むものである。
【0043】
つぎに、画像変更部304および表示制御部307の構成についてより詳細に説明する。図4は実施の形態1による画像処理装置の画像変更部304、表示制御部307およびそれら周辺部の構成を機能的に示すブロック図である。図4に示すように、画像変更部304は、画像指定部401と、画像配置部402と、結合点指定部403と、貼り合わせ部404とを含む構成となっている。
【0044】
画像指定部401は、貼り合わせの対象となる二以上の画像を指定する指定部である。画像指定部401は、操作指示部301からの操作指示にしたがって、操作者が所望する貼り合わせの対象となる画像を指定する。
【0045】
画像配置部402は、画像指定部401により指定された画像を、貼り合わせをおこなう配列に並べて配置するものである。画像を貼り合わせる場合に、縦に一または複数列で貼り合わせる場合や横に一又は複数列で貼り合わせる場合があり、それらの貼り合わせをおこなう配列にあわせて操作指示部301からの操作指示にしたがって画像指定部401により指定された画像を並べたり、画像の並べ替えをおこなったりする。
【0046】
結合点指定部403は、表示制御部307により表示部308の表示画面上に上下または左右の隣り同士に表示された画像を結合させるための任意の結合点を各画像ごとに一つだけ指定する指定部である。画像指定部401は、操作指示部301からの操作指示にしたがって、操作者が所望する結合点を指定する。
【0047】
なお、画像指定部401、画像配置部402、結合点指定部403の処理の具体的な内容については後述する。
【0048】
貼り合わせ部404は、結合点指定部403により指定された結合点を基準として隣り同士の画像を貼り合わせるものである。貼り合わせの方法の詳細は本出願人の特願平9−316679号または特願平10−91125号の明細書に記載された方法をもちいることができる。貼り合わせ部404により貼り合わせられた画像は、ファイル名が付されて、付されたファイル名により画像データ記憶部104に記憶される。
【0049】
画像指定部401、画像配置部402、結合点指定部403、貼り合わせ部404はそれぞれ、ROM202、RAM203またはハードディスク205、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録されたOS、アプリケーションプログラム等のプログラムに記載された命令にしたがってCPU201等が命令処理を実行することにより、各部の機能を実現するものである。
【0050】
また、表示制御部307は、表示部308を制御して、図7に示す貼り合わせ処理ウインドウ700や、画像指定部401により指定され画像配置部402により配置された画像を貼り合わせ処理ウインドウ700の貼り合わせ作業領域701上に表示する。
【0051】
つぎに、具体的な表示例をもちいて画像処理装置の操作の内容および表示画面の内容について説明する。図5は実施の形態1による画像処理装置の表示部308に表示される表示画面の一例を示す説明図である。図5に示される表示画面は実施の形態1による画像処理装置の基本表示画面であり、図5において、表示画面は、画面の略左半分の上側を占めるファイル名表示領域501と、ファイル名表示領域501の下側を占める縮小画像表示領域502と、画面の略右半分を占める選択画像表示領域503の3つの領域から構成される。
【0052】
これらの領域はマルチウインドウにより表示をするのではなく、あえて固定領域としてあり、これらの領域の位置および大きさは変更できないような構成になっている。そのため、常に同一構成の画面が表示されるため、操作者はこれらの領域を一枚の画面としてとらえることができる。したがって操作者は操作時に困惑することなく、また複雑な操作手順を覚える必要もなく、画像処理装置を直感的に使いこなしていくことができ、効率よく画像の編集加工作業等をおこなうことができる。
【0053】
ファイル名表示領域501は、画像データ記憶部104、具体的にはたとえばハードディスク205やフロッピーディスク207に記憶されているファイル名が階層的に表示される。ファイル名表示領域501に表示されている画像データファイルのファイル名を見てその中から所望の画像データファイルを検索し指定することにより、所望の画像データファイルを選択することができる。
【0054】
縮小画像表示領域502は、複数の縮小画像から構成されており、実際の画像データを所定倍率で縮小し、その縮小された画像を見ることにより、当該画像データファイルがどのファイルであったかを瞬時に認識するものである。縮小画像の下側には、当該縮小画像の画像データファイルのファイル名があわせて表示されている。
【0055】
ファイル名表示領域501のファイル名を指定する代わりに、縮小画像自体へカーソルを移動させ、マウス212等のボタンをクリックすることにより、所望の画像を選択することができる。この場合、操作者はファイル名を正確に記憶していなくても縮小画像を手がかりに所望の画像データファイルを高速にかつ容易に選択することが可能である。
【0056】
また、各画像データファイルに所定のキーワード、たとえば「人物」、「風景」あるいは「業務用」、「個人用」等のキーワードを付加して登録しておけば、そのキーワードにもとづいて縮小画像の表示順序を並べ替えて表示することができる。これにより、登録画像データファイル数が増加しても、キーワードによる並べ替えをおこなうことにより、所望の画像データファイルの高速で検索することが可能である。
【0057】
縮小画像の表示数は図5の表示例では8個×3行で24個表示されるように設定されているが、表示装置の解像度や表示画像の内容、あるいは検索方法の違いによって縮小画像の表示配列や表示個数を変更することが可能である。
【0058】
選択画像表示領域503は、ファイル名表示領域501においてファイル名から選択された画像データファイルあるいは縮小画像表示領域502においてサムネイルから選択された画像データファイルの画像を表示する領域である。表示形式としては、標準サイズで表示をする標準表示と、画像全体を表示するために拡大または縮小して表示する全体表示と、操作者が所望する倍率で表示する変倍表示とが考えられる。変倍指定は変倍のパーセントを入力することにおこなわれ、100パーセントで等倍となり、それより少ない数値を入力した場合は縮小、大きい数値を入力した場合は拡大されることになる。
【0059】
また、選択画像表示領域503は、所定のメニューからコマンドを指定することにより、またはその画像自体をダブルクリックすることにより、表示画面全体にファイル名表示領域501および縮小画像表示領域502を隠蔽するように現在表示中の画像を表示することができる。これにより、編集加工作業をより効率よくおこなうことができる。特に、大きな画像の場合には有効である。編集加工処理が終了した場合は、所定のメニューからコマンドを指定することにより、または再度画像自体をダブルクリックすることにより元の画像領域に戻すことができ、その際、ファイル名表示領域501および縮小画像表示領域502が再表示される。
【0060】
つぎに画像指定部401による画像指定の操作内容について説明する。図6は実施の形態1による画像処理装置の表示部308に表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。なお、図6において縮小画像表示領域502の縮小画像は説明の便宜上8枚としてある。
【0061】
図6において、縮小画像表示領域502の縮小画像から貼り合わせの対象となる複数枚の画像を指定する。指定の方法としては、指定したい縮小画像のファイル名をキーボード211等から入力する方法もあるが、ここではマウス212等のポインティングデバイスをもちいて、カーソルを縮小画像の表示領域へ移動させ、マウス212等のボタンをクリックすることにより指定する。
【0062】
複数の縮小画像を同時に指定しなければならないため、たとえば、キーボード211のshiftキー等の特定キーを押下した状態で、マウス212等のボタンをクリックすることにより、容易に複数の縮小画像を指定することができる。
【0063】
図6においては、縮小画像601,602,603の3枚が貼り合わせの対象として指定された状態を示している。指定された縮小画像は表示されたファイル名の部分が反転表示されたり、また、縮小画像の枠が太枠で表示されたりして、当該縮小画像が指定された旨を操作者に認知させるようにするとよい。
【0064】
縮小画像を指定した後、図6においてメニューバーのうちの「画像補正」メニュー604へカーソルを移動させマウス212等のボタンをクリックすることにより、プルダウンメニューの一つとして表示される「画像貼り合わせ」メニュー605をさらにクリックすることにより選択する。それにより、図7のような貼り合わせ処理ウインドウ700がポップアップして表示される。
【0065】
つぎに、画像配置部402の処理の内容について説明する。図7〜9は実施の形態1による画像処理装置の表示部308に表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。貼り合わせ処理ウインドウ700は、貼り合わせ作業領域701と、モード切替部702と、配列切替部703と、拡大ボタン704と、縮小ボタン705と、開始ボタン706と、キャンセルボタン707とを含む構成である。
【0066】
貼り合わせ作業領域701には、画像指定部401によって指定された画像が表示される。図7においては、図6において指定された縮小画像601,606,603と同一画像が所定の縮小倍率で表示されている(751,752,753)。
【0067】
モード切替部702には、マウス212等のポインティングデバイスのクリックモードとして、画像位置入替モード708と、結合位置指定モード709のクリックモードが表示されている。
【0068】
配列切替部703は、画像指定部401によって指定された画像をどのような配列で表示するかを切り替えるアイコンが用意されている。3枚の画像を指定して選択した場合、横に3枚を並べる配列と縦に3枚を並べる配列とがあり、その配列状態をアイコン化して表示している。横3枚の配列のアイコン710と縦3枚のアイコン711である。
【0069】
このアイコン上へカーソルを移動させ、マウス212等のボタンをクリックすると、貼り合わせ作業領域701に表示されている画像の配列が変更される。配列切替部703に表示されるアイコンは、画像指定部401により指定された枚数に対応して形状および数が異なる。
【0070】
図7においては、アイコン711が選択された状態である。3枚の画像751,752,753が貼り合わせ作業領域701上に、アイコン710と同様の配列、すなわち縦に3枚並べる配列に表示されている。
【0071】
一方、図8は実施の形態1による画像処理装置の表示部308に表示される表示画面の別の一例を示す説明図であり、図8においては、アイコン710が選択された状態である。このように、アイコンを押下するという簡易な操作で配列を変更することができる。
【0072】
拡大ボタン704は、貼り合わせ作業領域701上に表示された画像のサイズを拡大させるためのボタンである。拡大ボタンを1回押下することにより、すなわちカーソルを拡大ボタン704上へ移動させ、マウス212等のボタンを1回クリックすることにより、あらかじめ定められた倍率で拡大され、拡大された画像が貼り合わせ作業領域701上に表示される。これにより、操作者は結合点を指定しやすくなる。
【0073】
図9は実施の形態1による画像処理装置の表示部308に表示される表示画面の別の一例を示す説明図であり、図9においては、拡大ボタン704が1回だけ押下された状態である。
【0074】
縮小ボタン705は、拡大ボタン704とは逆に押下回数によって拡大ボタン704においてあらかじめ定められた倍率と同一の倍率で縮小される。したがって、縮小ボタン705を拡大ボタン704の押下回数と同一回数だけ押下することにより元の画像のサイズに戻ることになる。なお、図7では、画像のサイズをそれ以上縮小する必要がないので、縮小ボタン705はグレイアウトしおり、押下できない状態になっている。
【0075】
開始ボタン706は、画像の貼り合わせ処理の開始指示をおこなうためのボタンである。現状では、結合点の指定が未だなされていないため、開始ボタン706はグレイアウトしており、押下できない状態になっている。
【0076】
キャンセルボタン707は、貼り合わせ処理のキャンセル指示をおこなうためのボタンである。キャンセルボタン707の押下により、現時点までおこなわれてきた貼り合わせ処理は中止され、貼り合わせ処理ウインドウ700が閉じられる。
【0077】
また、貼り合わせ領域401に表示されている画像は、結合点指定部403により結合点の指定をおこなうので、画像は貼り合わせをおこなう配列に並べられていなければならない。そのため、画像配置部402は、画像位置の入替処理をおこなう。
【0078】
図10は、実施の形態1による画像処理装置の画像配置部402における画像位置の入替処理を説明する説明図である。
【0079】
まず、モード切替部702のクリックモードを画像位置入替モード708にする。つぎに位置を入れ替えたい画像を指定する。指定の方法は、たとえばマウス212等により所望の画像(所望画像Aとする)をクリックすることによりおこなう(図10(a))。
【0080】
つぎに所望画像Aをドラッグして、入れ替えたい位置に表示されている別の画像(別画像Bとする)の近傍でその所望画像Aをドロップする(図10(b))。それにより、所望画像Aは別画像Bがあった位置へ移動すると共に、別画像Bは所望画像Aが元あった位置へと移動する(図10(c))。
【0081】
モード切替部702のクリックモードが画像位置入替モード708であれば、同様の操作は何回でも繰り返しおこなうことができる。これにより、画像の入替処理を高速でかつ効率的におこなうことができる。
【0082】
つぎに、結合点指定部403の処理の内容について説明する。まず、モード切替部702のクリックモードを結合位置指定モード709にする。図11は、実施の形態1による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【0083】
図11(あるいは図9)における貼り合わせ作業領域701において、隣り同士の画像を比較して、両方の画像に同一の画像が存在する部分のうち、特徴があるポイントをそれぞれ、マウス212等のポインティングデバイスで指定する。特徴があるポイントを正確に指定するために、画像は図11に示すようにある程度拡大したほうが処理が確実である。
【0084】
具体的には、画像752および画像753の両方に重なって表示されている画像中央左側の街頭の先端1102および1103が結合点としては適している。これらの先端1102および1103へカーソルを移動させ、マウス212等のボタンをクリックすることにより結合点の指定がおこなわれる。指定された結合点の座標データは結合点指定部403内に設けられた記憶部に記憶される。結合点の指定は上下および左右の各隣り同士の画像ごとにおこなう。
【0085】
結合点の指定がすべての隣り同士の画像において終了した後、つぎに開始ボタン706が押下されることにより、貼り合わせ処理が実行される。貼り合わせ処理が完了すると、貼り合わせ処理が完了した画像が貼り合わせ作業領域701に表示され、「この結果でよいですか?」というメッセージが表示されたウインドウ1200が表示される。
【0086】
図12は実施の形態1による画像処理装置の表示部に表示されるウインドウの一例を説明する説明図である。図12において、ウインドウ1200内の「はい」ボタン1201を押下すると、貼り合わせ結果の画像がファイル名を付されて、画像データ記憶部104に記憶される。一方、「いいえ」ボタン1202が押下されると、貼り合わせ結果の画像は破棄され、開始ボタン706が押下される直前の画面に戻り、再度結合点指定の処理をおこなうことができる。
【0087】
つぎに、実施の形態1において画像変更部304および表示制御部307の一連の処理の手順について説明する。図13は実施の形態1による画像変更部および表示制御部の一連の処理の手順を示すフローチャートである。図13のフローチャートにおいて、まず、二以上の画像の指定があったか否かについて判断する(ステップS1301)。二以上の画像の指定を待って(ステップS1301肯定)、つぎに、貼り合わせ処理の指示があったか否かについて判断する(ステップS1302)。
【0088】
ステップS1302において、貼り合わせ処理の指示がなかった場合(ステップS1302否定)は、他の処理の指示、たとえば画像の削除処理等の指示があったか否かについて判断する(ステップS1303)。ここにおいて、他の処理の指示がなかった場合は(ステップS1303否定)、ステップS1301へ移行し、以後同一の処理を繰り返す。一方、ステップS1303において、他の処理の指示があった場合(ステップS1303肯定)は、当該他の処理を実行し(ステップS1304)、処理を終了する。
【0089】
ステップS1302において、貼り合わせ処理の指示があった場合(ステップS1302肯定)は、つぎに、指定された画像の画像配置処理をおこなう(ステップS1310)。なお、画像配置の処理手順の詳細については後述する。
【0090】
つぎに、画像配置の変更があるか否かを判断し(ステップS1340)、変更がある場合(ステップS1340肯定)は、ステップS1310へ移行し、画像配置を再度おこなう。ステップS1340において、画像配置の変更がない場合(ステップS1340否定)は、結合点の指定があったか否かを判断する(ステップS1350)。結合点の指定があった場合(ステップS1350肯定)は、その指定のあった結合点の座標データを保持する(ステップS1365)。すべての結合点が指定されるまで、ステップS1350〜S1370のステップを繰り返し、すべての結合点が指定された場合(ステップS1370肯定)は、さらに、結合点の変更があるか否かを判断する(ステップS1380)。
【0091】
ステップS1380において、結合点の変更がある場合(ステップS1380肯定)は、ステップS1350へ移行する。一方、ステップS1380において、結合点の変更がない場合(ステップS1380否定)は、開始ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS1381)。ここで、開始ボタンが押下された場合(ステップS1381肯定)は、貼り合わせ処理を実行し(ステップS1382)、その貼り合わせ処理の結果を表示部308の表示画面上に表示する(ステップS1383)。
【0092】
つぎに、表示された結果がOKであるか否かを判断する(ステップS1384)。ここにおいて、結果がOKでなければ(ステップS1384否定)、ステップS1350へ移行し、再度、結合点の指定処理をおこなう。一方、結果がOKであれば、結果を記憶し(ステップS1385)、すべての処理を終了する。
【0093】
ステップS1381において、開始ボタンが押下されない場合(ステップS1381否定)は、画像配置の変更があるか否かを判断し(ステップS1390)、画像配置の変更がある場合(ステップS1390肯定)は、ステップS1310へ移行し、以下同様の処理を繰り返しおこなう。一方、画像配置の変更がない場合(ステップS1390否定)は、ステップS1380へ移行し、結合点の変更があるか否かを判断し、以下同様の処理を繰り返す。
【0094】
つぎに、ステップS1310の画像の配置処理についての詳細の処理手順について説明する。図14は実施の形態1による画像配置部402の処理の手順を示すフローチャートである。図13のフローチャートのステップS1302において、貼り合わせ処理の指示があった場合(ステップS1302肯定)は、図14のフローチャートにおいて、画像の配列変更の指示があったか否かを判断し(ステップS1311)、指示があった場合(ステップS1311肯定)は、配列変更をおこない(ステップS1312)、一方、指示がなかった場合は(ステップS1311否定)は、何もおこなわずにつぎのステップへ移行する。
【0095】
つぎに、画像入替の指示があったか否かを判断し(ステップS1313)、指示があった場合(ステップS1313肯定)は、入替処理をおこない(ステップS1314)、一方、指示がなかった場合は(ステップS1313否定)は、何もおこなわずにつぎのステップへ移行する。
【0096】
つぎに、画像が拡大可能な状態か否かを判断し(ステップS1315)、可能であれば(ステップS1315肯定)、拡大指示があったか否かを判断する(ステップS1316)。拡大指示があった場合(ステップS1316肯定)は、拡大処理をおこなう(ステップS1317)。これに対し、拡大可能でない場合(ステップS1315否定)あるいは拡大指示がなかった場合(ステップS1316否定)は、何もおこなわずにつぎのステップへ移行する。
【0097】
つぎに、画像が縮小可能な状態か否かを判断し(ステップS1318)、可能であれば(ステップS1318肯定)、拡大指示があったか否かを判断する(ステップS1319)。拡大指示があった場合(ステップS1319肯定)は、拡大処理をおこなう(ステップS1320)。これに対し、拡大可能でない場合(ステップS1318否定)あるいは拡大指示がなかった場合(ステップS1319否定)は、何もおこなわずにつぎのステップ、すなわちステップS1340へ移行する。
【0098】
以上説明したように、この実施の形態1によれば、複数枚の画像を貼り合わせる際、その画像の指定、画像の配置、結合点の指定をそれぞれ容易におこなうことができる。
【0099】
(実施の形態2)
さて、上述した実施の形態1では、結合点の指定を点による指定、すなわち、マウス212等のマウスボタンをクリックすることによりおこなったが、以下に説明する実施の形態2のように、結合点の指定を線によりおこなう、すなわち隣り同士の画像の結合点の指定をマウス212等のドラッグ・アンド・ドロップによりおこなうようにしてもよい。
【0100】
この発明の実施の形態2による画像処理装置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画像処理装置100のハードウエア構成については実施の形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、画像処理装置100のうち画像変更部304、表示制御部307をのぞく他の各部についても実施の形態1と同様の構成であるので、その説明も省略する。
【0101】
つぎに、画像変更部304について説明する。図15はこの発明の実施の形態2による画像処理装置の画像変更部304およびその周辺部の構成を機能的に示すブロック図である。図15に示すように、画像変更部304は、画像指定部1501と、画像配置部1502と、結合点指定部1503と、貼り合わせ部1504と、接続線描画部1505とを含む構成となっている。なお、結合点指定部1503、接続線描画部1505以外の各部は実施の形態1と同様の構成であるので、その説明は省略する。
【0102】
結合点指定部1503は、実施の形態1の結合点指定部403とは、表示制御部307により表示部308の表示画面上に上下または左右の隣り同士に表示された画像を結合させるための任意の結合点を各画像ごとに一つだけ指定する指定部としては同一の構成であるが、結合点指定部403とは結合点の指定の方法が異なる。また、接続線描画部1505は、結合点指定部1503により指定された結合点の間に接続線を描画するものである。結合点指定部1503および接続線描画部1505の処理の内容についての詳細は後述する。
【0103】
画像指定部1501、画像配置部1502、結合点指定部1503、貼り合わせ部1504、接続線描画部1505はそれぞれ、ROM202、RAM203またはハードディスク205、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録されたOS、アプリケーションプログラム等のプログラムに記載された命令にしたがってCPU201等が命令処理を実行することにより、各部の機能を実現するものである。
【0104】
さらに、表示制御部307は、表示部308を制御して、画像配置部1502により配置された画像を表示するとともに、接続線描画部1505により描画された接続線1621もあわせて表示する。
【0105】
つぎに、結合点指定部1503および接続線描画部1505による結合点の指定処理および接続線の描画処理について説明する。図16は実施の形態2による画像処理装置の表示部308に表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。クリックモードを結合位置指定モードにし、隣り同士の画像1602と1603を比較して、両方の画像に同一の画像が存在する部分のうち特徴があるポイントを特定し、まず、画像1602上のポイント1612へカーソルを移動させる。
【0106】
つぎに、マウス212等のボタンをクリック(押下)し、押下した状態を保持したまま、マウス212等を動かすことでカーソルを画像1603上のポイント1613の方向へ移動させる(ドラッグ)。接続線描画部1505は、カーソルの移動に連動して画面上のカーソルの軌跡と同一座標に接続線1621を描画する。カーソルがポイント1613へ到達したとき、押下した状態を保持していたボタンの押下を解除し(ドロップ)、接続線描画部1505により描画された接続線1621が確定する。
【0107】
これにより、結合点の指定処理がおこなわれたことになる。指定された結合点の座標データは結合点指定部1503内に設けられた記憶部に保持(記憶)される。結合点の指定は上下および左右の各隣り同士の画像ごとにおこなうのは、実施の形態1と同様である。結合点の指定がすべての隣り同士の画像において終了した後、つぎに開始ボタンが押下されることにより、貼り合わせ処理が実行される。
【0108】
このように、マウス等のボタンを押下しその状態でマウスを移動し所定の位置で押下した状態のボタンを解除するというもっとも単純な操作により結合点の指定をおこなうことができる。
【0109】
接続線1621はたとえば赤色の線等、識別が容易におこなうことができる色の線とするのがよい。また接続線1621の太さ等も同様に識別が容易におこなうことができる太さとするのがよい。接続線1621の色、太さ等の線の種類は、操作者の所望の種類となるように選択可能としてもよい。また、画像にもちいられている色を考慮して、その色との関係で、より識別が容易となるように、画像に応じて自動的に変更するように設定してもよい。
【0110】
また、接続線1621は、たとえばドラッグ中は点線で表示し、ドロップして結合点を確定させたのちに、実線で表示するように変更するようにしてもよい。これにより、結合線指定の処理の経過を容易に確認することができる。
【0111】
つぎに、実施の形態2において画像変更部304および表示制御部307の一連の処理の手順について説明する。図17は実施の形態2による画像変更部304および表示制御部307の一連の処理の手順の一部を示すフローチャートである。図17のフローチャートは実施の形態1の図13のフローチャートとは、ステップS1301〜ステップS1340まで、およびステップS1365〜ステップS1390までは同一の処理をおこなうので、その表記および説明は省略する。
【0112】
まず、実施の形態1の図13のフローチャートにおけるステップS1340において、画像配置の変更がなかった場合(ステップS1340否定)は、図17のフローチャートにおいて、マウス212等のボタンの押下があったか否かを判断する(ステップS1351)。ここにおいて、ボタンの押下があった場合(ステップS1351肯定)、カーソルの位置が画像上にあるか否かを判断し(ステップS1352)、画像上でない場合(ステップS1352否定)は、その旨のエラー表示をして(ステップS1353)、ステップS1351へ移行する。一方、カーソルの位置が画像上にある場合(ステップS1353肯定)は、その点から接続線の描画を開始する。
【0113】
その後、ステップS1355において、マウス212等のボタンの押下が解除されるのを待って、解除された場合(ステップS1355肯定)、カーソル位置が上記ステップS1352においてカーソル位置があった画像の隣り同士の画像上にあるか否かを判断する(ステップS1356)。当該画像の隣りの画像上にない場合(ステップS1356否定)は、その旨のエラー表示をおこない(ステップS1353)、その後ステップS1351へ移行し、同様の処理を繰り返しおこなう。
【0114】
一方、ステップS1356において、カーソル位置が当該画像の隣りの画像上にある場合(ステップS1356肯定)は、接続線の描画を終了する(ステップS1361)。その後、実施の形態1の図13のステップS1365へ移行する。
【0115】
以上説明したように、この実施の形態2によれば、指定された結合点の間に接続線を描画するので、線を描くのと同じ感覚で結合点の指定ができ、また、結合点が指定されているか否かの状態が一見して認識することができる。
【0116】
(実施の形態3)
さて、上述した実施の形態1または2では、一旦指定された結合点を変更することについてはなんら説明していないが、以下に説明する実施の形態2のように、すでに結合点が指定された画像に対してさらに別の点が指定された場合に、すでに指定された結合点の指定を解除するようにしてもよい。
【0117】
この発明の実施の形態3による画像処理装置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画像処理装置100のハードウエア構成については実施の形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、画像処理装置100のうち画像変更部304をのぞく他の各部についても実施の形態1と同様の構成であるので、その説明も省略する。
【0118】
つぎに、画像変更部304について説明する。図18はこの発明の実施の形態3による画像処理装置の画像変更部304およびその周辺部の構成を機能的に示すブロック図である。図18に示すように、画像変更部304は、画像指定部1801と、画像配置部1802と、結合点指定部1803と、貼り合わせ部1804と、接続線描画部1805と、結合点指定解除部1806とを含む構成となっている。
【0119】
なお、結合点指定部1803、接続線描画部1805、結合点指定解除部1806以外の各部は実施の形態1と同様の構成であり、接続線描画部1805は実施の形態2の接続線描画部1505と同様の構成であるので、その説明は省略する。
【0120】
結合点指定部1803は、実施の形態1の結合点指定部403または実施の形態2の結合点指定部1503のどちらの構成であってもよい。また、結合点指定解除部1806は、すでに結合点が指定された画像に対してさらに別の点が指定された場合に、すでに指定された結合点の指定を解除するものである。結合点解除部1806の処理の内容についての詳細は後述する。
【0121】
画像指定部1801、画像配置部1802、結合点指定部1803、貼り合わせ部1804、接続線描画部1805、結合点解除部1806はそれぞれ、ROM202、RAM203またはハードディスク205、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録されたOS、アプリケーションプログラム等のプログラムに記載された命令にしたがってCPU201等が命令処理を実行することにより、各部の機能を実現するものである。
【0122】
つぎに、結合点解除部1806による結合点の解除処理について説明する。結合点解除部1806は、隣り同士の画像の結合点が指定されると、当該隣り同士の画像の結合点がすでに指定されているかを結合点指定部1803内に設けられた記憶部に記憶された結合点の座標データがあるか否かを参照することにより認識する。
【0123】
また、結合点解除部1806はあらたに結合点が指定された場合は、すでに記憶された座標データを削除することにより結合点を解除し、あらたに指定された結合点を記憶する。これにより、結合点を容易に変更することができる。さらに、結合点解除部1806は、すでに指定された結合点間に描画された接続線がある場合は、その接続線もあわせて消去する。
【0124】
つぎに、実施の形態3において画像変更部304および表示制御部307の一連の処理の手順について説明する。図19は実施の形態3による画像変更部304および表示制御部307の一連の処理の手順の一部を示すフローチャートである。
【0125】
図19のフローチャートは実施の形態1の図13のフローチャートとは、ステップS1301〜ステップS1340まで、およびステップS1365〜ステップS1390までは同一の処理をおこなうので、その表記および説明は省略する。また、図19のフローチャートは実施の形態2の図17のフローチャートとは、ステップS1351〜ステップS1356まで、およびステップS1365は同一の処理をおこなうので、その説明も省略する。
【0126】
ステップS1356において、隣り同士の画像上である場合(ステップS1356肯定)は、つぎに当該隣り同士の画像に結合点が指定されているか否かを判断する(ステップS1357)。ここにおいて、結合点が指定されていない場合(ステップS1357否定)は、何もおこなわずに、ステップS1361へ移行する。
【0127】
一方、結合点が指定されている場合(ステップS1357肯定)は、結合点の解除をおこない(ステップS1358)、解除した結合点の間に描画されていた接続線を消去し(ステップS1359)、その後ステップS1361へ移行する。
【0128】
以上説明したように、この実施の形態3によれば、すでに結合点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定された場合に、結合点指定解除部1806が当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除するので、あらたな結合点を指定する際、あらかじめすでにおこなわれている結合点の指定を解除する必要がなく、初めて結合点を指定するのと同一の操作で、結合点の指定の変更を容易かつ効率的におこなうことができる。
【0129】
(実施の形態4)
さて、上述した実施の形態1〜3では、常に同一の焦点距離をもつデジタルスチルカメラ213で撮影された画像を対象として考えており、したがって焦点距離については不変なものとして考えていたが、以下に説明する実施の形態4のように、焦点距離の異なるデジタルスチルカメラ213で撮影された画像であっても画像の貼り合わせの際歪み等の補正が適切におこなえるように焦点距離を設定するようにしてもよい。
【0130】
この発明の実施の形態4による画像処理装置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画像処理装置100のハードウエア構成については実施の形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、画像処理装置100のうち画像変更部304をのぞく他の各部についても実施の形態1と同様の構成であるので、その説明も省略する。
【0131】
つぎに、画像変更部304について説明する。図20はこの発明の実施の形態4による画像処理装置の画像変更部304およびその周辺部の構成を機能的に示すブロック図である。図20に示すように、画像変更部304は、画像指定部2001と、画像配置部2002と、結合点指定部2003と、貼り合わせ部2004と、接続線描画部2005と、結合点指定解除部2006と、焦点距離設定部2007と。画像補正部2008と、を含む構成となっている。なお、焦点距離設定部2007、画像補正部2008以外の各部は実施の形態1から3と同様の構成であり、その説明は省略する。
【0132】
焦点距離設定部2007は、操作指示部301の操作指示にしたがって、デジタルスチルカメラ213等で撮影された画像の焦点距離を設定するものである。焦点距離の設定の方法としては、直接、焦点距離を数値で入力する方法もあるが、カメラの種類とズーム等をもちいたか否か等の情報を入力することにより、あらかじめ記憶されたカメラの種類と焦点距離に関するテーブルから焦点距離を設定する方法もある。焦点距離設定部2007の焦点距離の設定処理の内容についての詳細は後述する。
【0133】
画像補正部2008は、焦点距離設定部2007により設定された焦点距離のデータにもとづいて、画像の貼り合わせ処理をおこなう際、画像の補正をおこなうものである。補正処理の内容としては、たとえば、画像の光学系の歪曲収差による歪みの補正処理がある。具体的には、焦点距離のデータにもとづいて歪曲収差係数を推定し、推定した歪曲収差係数をもちいて各画像に歪み補正を施すものである。詳細は本出願人の特願平9−303893の明細書に詳細に述べられている方法をもちいればよい。
【0134】
画像指定部2001、画像配置部2002、結合点指定部2003、貼り合わせ部2004、接続線描画部2005、結合点解除部2006、焦点距離設定部2007、画像補正部2008はそれぞれ、ROM202、RAM203またはハードディスク205、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録されたOS、アプリケーションプログラム等のプログラムに記載された命令にしたがってCPU201等が命令処理を実行することにより、各部の機能を実現するものである。
【0135】
つぎに、焦点距離設置部2007による焦点距離の設定処理について説明する。図21は、実施の形態4による画像処理装置の表示部308に表示される表示画面の一例を示す説明図である。図21において、2101は焦点距離を設定するための焦点距離設定ウインドウ2102を開く焦点距離ボタンである。図21においては、すでに焦点距離ボタン2101が押下され、それにともなって焦点距離設定ウインドウ2102がポップアップしている状態を示している。
【0136】
焦点距離設定ウインドウ2102はデジタルスチルカメラ213の種類を入力する入力枠2103と、ズーム切替部2104と、OKボタン2105と、キャンセルボタン2106とを含む構成である。
【0137】
入力枠2103には直接キーボード211からデジタルスチルカメラ名を入力することもできるが、通常は、右端のボタンを押下することにより入力可能なデジタルスチルカメラ名の一覧を表示させ、その中から貼り合わせの対象となる画像を撮影したデジタルスチルカメラ名を選択し、入力することができる。
【0138】
ズーム切替部2104は貼り合わせの対象となる画像がズームをもちいて撮影されたか否かに関するズームの切り替えをするものである。ズームをもちいて撮影されていなければ「標準」に切り替え、一方、ズームをもちいて撮影されていれば「最大」に切り替える。
【0139】
なお、本実施の形態では、2種類の切り替えができるようにしたが、デジタルスチルカメラの種類やズームの種類によっては、さらに多くの種類のズームを切り替えられるようにしてもよい。また、デジタルスチルカメラの種類によっては、これらの焦点距離の設定に関する情報を画像データに付加することが考えられ、その場合、その焦点距離の設定に関する情報を読み取って、自動的に焦点距離の設定をおこなうようにしてもよい。
【0140】
デジタルスチルカメラ名の入力およびズームの切り替えが完了した後に、OKボタンを押下することにより、焦点距離の設定処理が終了し、焦点距離設定ウインドウ2102は閉じられる。また、キャンセルボタン2006を押下することにより、それまでの設定処理を中止するとともに、焦点距離設定ウインドウ2102は閉じられる。
【0141】
つぎに、実施の形態4において画像変更部304および表示制御部307の一連の処理の手順について説明する。図22は実施の形態4による画像変更部および表示制御部の一連の処理の手順の一部を示すフローチャートである。
【0142】
図22のフローチャートは実施の形態1の図13のフローチャートとは、ステップS1301〜ステップS1310まで、およびステップS1340〜ステップS1390までは同一の処理をおこなうので、その表記および説明は省略する。また、図22のフローチャートは実施の形態1の図14のフローチャートとは、ステップS1311〜ステップS1320までは同一の処理をおこなうので、その説明は省略する。
【0143】
図22のフローチャートにおいて、ステップS1319否定またはステップS1320肯定の場合に、焦点距離設定の指示があったか否かを判断する(ステップS1331)。指示があった場合(ステップS1331肯定)は、焦点距離設定処理をおこなう(ステップS1332)。これに対し、表示指示がなかった場合(ステップS1331否定)は、何もおこなわずにつぎのステップ、すなわちステップS1340へ移行する。
【0144】
以上説明したように、この実施の形態4によれば、焦点距離設定部2207が画像を入力する際にもちいられた焦点距離を設定し、画像補正部2208が画像が貼り合わされる際に設定された焦点距離にもとづいて画像の補正をおこなうので、焦点距離が異なる入力手段により入力された画像であっても、歪みを生じることなく画像の貼り合わせをおこなうことができる。
【0145】
(実施の形態5)
さて、上述した実施の形態1〜4では、貼り合わせた後の画像の形状が正方形あるいは長方形になるような画像の枚数(たとえば、貼り合わせる画像が2枚、3枚、4枚、6枚、9枚...)のみ貼り合わせることができるようにしたが、以下に説明する実施の形態5のように、貼り合わせる画像が4枚、5枚、6枚、7枚、8枚、9枚...の画像を横長のパノラマ画像として貼り合わせることができるようにしてもよい。
【0146】
この発明の実施の形態5による画像処理装置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画像処理装置100のハードウエア構成については実施の形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、画像処理装置100の機能的な構成も実施の形態1〜4と同様であるので、その説明は省略する。
【0147】
図23は実施の形態5による画像処理装置の表示部308に表示される表示画面の一例を示す説明図である。貼り合わせ処理ウインドウ2300は、貼り合わせ作業領域2301と、モード切替部2302と、配列切替部2303と、ズーム切替部2304と、カメラ切替部2305と、拡大ボタン2306と、縮小ボタン2307と、開始ボタン2308と、キャンセルボタン2309とを含む構成である。
【0148】
貼り合わせ作業領域2301には、実施の形態1の貼り合わせ作業領域701と同様に、画像指定部401によって指定された画像が表示される。図23においては、指定された5枚の縮小画像と同一の画像が所定の倍率で表示されている(2351,2352,2353,2354,2355)。
【0149】
モード切替部2302には、実施の形態1のモード切替部702と同様に、マウス212等のポインティングデバイスのクリックモードとして、画像位置入替モード2311と、結合位置指定モード2312のクリックモードが表示される。画像位置入替モード2311および結合位置指定モード2312は、実施の形態1の画像位置入替モード708および結合位置指定モード709と同様の内容なので、その説明は省略する。
【0150】
配列切替部2303には、画像指定部401によって指定された画像をどのような配列で表示するかについて選択可能な配列候補を表示する。配列切替部2303の内容についての詳細は後述する。
【0151】
ズーム切替部2304には、貼り合わせの対象となる画像がズームをもちいて撮影されたか否かに関する選択可能なズームの切替候補を表示する。ズームをもちいて撮影されていなければ「標準」2313を選択し、一方、ズームをもちいて撮影されていれば「最大」2314を選択することにより、ズームの切り替えをおこなう。
【0152】
なお、本実施の形態では、2種類の切替候補から1種類を選択することにより切り替えができるようにしたが、デジタルスチルカメラの種類やズームの種類によっては、さらに多くの種類のズームが切り替えられるようにしてもよい。また、デジタルスチルカメラの種類によっては、これらの焦点距離の設定に関する情報を画像データに付加することが考えられ、その場合には、その焦点距離の設定に関する情報を読み取って、自動的に焦点距離の設定をおこなうようにしてもよい。
【0153】
カメラ切替部2305には、選択可能なデジタルスチルカメラ名の一覧を表示する。表示されたデジタルスチルカメラ名の中から貼り合わせの対象となる画像を撮影したデジタルスチルカメラ名を選択することにより、カメラの切替をおこなう。
【0154】
拡大ボタン2306は、実施の形態1の拡大ボタン704と同様に、貼り合わせ作業領域2301上に表示された画像のサイズを拡大させるためのボタンである。拡大ボタンを1回押下することにより、すなわちカーソルを拡大ボタン2306上へ移動させ、マウス212等のボタンを1回クリックすることにより、あらかじめ定められた倍率で拡大され、拡大された画像が貼り合わせ作業領域2301上に表示される。これにより、操作者は結合点を指定しやすくなる。
【0155】
縮小ボタン2307は、実施の形態1の縮小ボタン705と同様に、拡大ボタン2306とは逆に押下回数によって拡大ボタン2306においてあらかじめ定められた倍率と同一の倍率で縮小される。したがって、縮小ボタン2307を拡大ボタン2306の押下回数と同一回数だけ押下することにより元の画像のサイズに戻ることになる。
【0156】
開始ボタン2308は、実施の形態1の開始ボタン706と同様に、画像の貼り合わせ処理の開始指示をおこなうためのボタンである。現状では、結合点の指定が未だなされていないため、開始ボタン2308はグレイアウトしており、押下できない状態になっている。
【0157】
キャンセルボタン2309は、実施の形態1のキャンセルボタン707と同様に、貼り合わせ処理のキャンセル指示をおこなうためのボタンである。キャンセルボタン2309の押下により、現時点までおこなわれてきた貼り合わせ処理は中止され、貼り合わせ処理ウインドウ2300が閉じられる。
【0158】
また、貼り合わせ作業領域2301に表示されている画像は、結合点指定部403により結合点の指定をおこなうので、画像は貼り合わせをおこなう配列に並べられていなければならない。そのため、画像配置部402は、画像位置の入替処理をおこなう。なお、画像位置の入替処理は実施の形態1における画像位置の入替処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0159】
図24は、実施の形態5による画像処理装置の表示部308に表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。図24においては、まず、モード切替部2302のクリックモードを画像位置入替モード2311から結合位置指定モード2312へ変更した後、貼り合わせ作業領域2301において、隣り同士の画像を比較して、両方の画像に同一の画像が存在する部分のうち、特徴があるポイントをそれぞれ、マウス212等のポインティングデバイスで指定した結果、接続線2361,2362,2363,2364が描画された状態を示している。たとえば、接続線2361は、画像2351および2352の両方に存在する船首の部分を接続している。
【0160】
この際、画像の明るさが画像ごと異なる場合は、指定された複数の画像のうち、もっとも明るい画像に他の画像の明るさを合わせることにより、画像の明るさを統一する。また、もっとも左端側に配列された画像の明るさに他の画像の明るさを合わせてもよく、さらに、指定された画像のうち、操作者が任意に選択した画像の明るさに他の画像の明るさを合わせるようにしてもよい。
【0161】
接続線2361,2362,2363,2364の描画方法は、実施の形態2における接続線1621の描画方法と同様であるので、その内容の説明は省略する。また、画像の貼り合わせの方法は、実施の形態1における画像の貼り合わせ方法と同様なので、その内容の説明も省略する。すべての接続線が描画されると、開始ボタン2308が押下可能となり、開始ボタン2308を押下することにより、歪み補正処理が開始される。
【0162】
つぎに、配列切替部2303の配列切替処理の内容について説明する。図25〜図32は実施の形態5による画像処理装置の配列切替部2303の表示の一例および貼り合わせ作業領域2301における画像の配列を示す説明図である。図25〜図32において、各図の(a)は配列切替部2303の表示の一例であり、(b)〜(c)は貼り合わせ作業領域2301における画像の配列をそれぞれ示している。
【0163】
図25(a)は、画像2枚を指定した場合に、配列切替部2303に表示される画像の並びを示している。画像2枚を指定した場合は、その画像を横に2枚並べて配列する(横2×縦1)か、あるいは、縦に2枚並べて配列する(横1×縦2)かの2通りがある。図25(b)は、「横2×縦1」の配列候補を指定した場合の貼り合わせ作業領域2301における画像の配列を示しており、図25(c)は、「横1×縦2」の配列候補を指定した場合の貼り合わせ作業領域2301における画像の配列を示している。
【0164】
以下、図26は画像3枚を指定した場合を、図27は画像4枚を指定した場合を、図28は画像5枚を指定した場合を、図29は画像6枚を指定した場合を、図30は画像7枚を指定した場合を、図31は画像8枚を指定した場合を、図32は画像9枚を指定した場合をそれぞれ示している。
【0165】
特に、図27(a)〜図32(a)においては、横長の画像になる配列候補にはそれが一目でわかるように「(パノラマ)」の文字を付加して表示している。また、本実施例においては、縦横とも3枚の配列を基本配列としているため、パノラマとなる場合以外は、縦横とも4枚以上となるような配列候補は表示していない。したがって、図31(a)において、画像8枚を指定した場合に「横4×縦2」あるいは「横2×縦4」という配列候補は表示していない。ただし、これらの配列候補を表示するようにしてもよい。
【0166】
つぎに、カメラ切替部2305のカメラ切替処理の内容について説明する。図33は実施の形態5による画像処理装置のカメラ切替処理の手順を示すフローチャートである。図33のフローチャートにおいて、まず、画像データ記憶部104から画像の画素数を取得する(ステップS3301)。つぎに、取得した画素数から、撮影した画像の画素数が当該画素数と一致しないデジタルスチルカメラが存在するか否かを判断する(ステップS3302)。
【0167】
ステップS3302において、一致しないデジタルスチルカメラが存在しない場合(ステップS3302否定)は、ステップS3304へ移行し、あらかじめデジタルスチルカメラに関するリストに登録されているすべてのデジタルスチルカメラの表示をする。一方、一致しないデジタルスチルカメラが存在する(ステップS3302肯定)は、当該一致しないデジタルスチルカメラ名を上記リストから削除し(ステップS3303)、削除されたリストを表示する(ステップS3304)。
【0168】
以上説明したように、この実施の形態5によれば、たとえばデジタルスチルカメラにより横長の風景を撮影したい場合に、デジタルスチルカメラの方向を少しずつずらして撮影した複数の画像を貼り合わせてパノラマ画像とすることができる。
【0169】
また、その際、撮影した画像の枚数にもとづいて適切な配列候補を表示するので、画像の配列処理をより効率的におこなうことができる。さらに、撮影された画像の画素数を取得することにより、当該画素数が撮影可能なデジタルスチルカメラのみを表示することができるので、撮影されたデジタルスチルカメラとは異なるデジタルスチルカメラを誤って選択してしまうことを回避することができる。
【0170】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、指定された画像を貼り合わせの配列に並べて配置し、配置された画像を表示し、隣り同士に表示された画像に任意の結合点を各画像ごと一点だけ指定するので、結合点となる点を指定するだけの簡易な操作により画像の貼り合わせができ、画像貼り合わせ等の画像の編集加工処理を容易にかつ効率的におこなうことが可能な画像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0171】
また、この発明によれば、指定された結合点の間に接続線を描画するので、線を描くのと同じ感覚で結合点の指定ができ、また、結合点が指定されているか否かの状態が一見して認識することが可能な画像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0172】
また、この発明によれば、すでに結合点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定された場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除するので、あらたな結合点を指定する際、あらかじめすでにおこなわれている結合点の指定を解除する必要がなく、初めて結合点を指定するのと同一の操作で、結合点の指定の変更を容易かつ効率的におこなうことが可能な画像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0173】
また、この発明によれば、画像を入力する際にもちいられた焦点距離を設定し、画像が貼り合わされる際に設定された焦点距離にもとづいて画像の補正をおこなうので、焦点距離が異なる入力手段により入力された画像であっても、歪みを生じることなく画像の貼り合わせをおこなうことが可能な画像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0174】
また、この発明によれば、指定された画像を貼り合わせの配列に並べて配置し、配置された画像を表示し、隣り同士に表示された画像に任意の結合点を各画像ごと一点だけ指定するので、結合点となる点を指定するだけの簡易な操作により画像の貼り合わせができ、画像貼り合わせ等の画像の編集加工処理を容易にかつ効率的におこなうことが可能な画像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0175】
また、この発明によれば、指定された結合点の間に接続線を描画するので、線を描くのと同じ感覚で結合点の指定ができ、また、結合点が指定されているか否かの状態が一見して認識することが可能な画像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0176】
また、この発明によれば、すでに結合点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定された場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除するので、あらたな結合点を指定する際、あらかじめすでにおこなわれている結合点の指定を解除する必要がなく、初めて結合点を指定するのと同一の操作で、結合点の指定の変更を容易かつ効率的におこなうことが可能な画像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0177】
また、この発明によれば、画像を入力する際にもちいられた焦点距離を設定し、画像が貼り合わされる際に設定された焦点距離にもとづいて画像の補正をおこなうので、焦点距離が異なる入力手段により入力された画像であっても、歪みを生じることなく画像の貼り合わせをおこなうことが可能な画像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0178】
また、この発明に係る記憶媒体は、上記に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これによって、上記の動作をコンピュータによって実現することが可能な記録媒体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による画像処理装置を含む画像付ドキュメント作成システム全体の構成を機能的に示す説明図である。
【図2】 実施の形態1による画像処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図3】 実施の形態1による画像処理装置の構成を機能的に示すブロック図である。
【図4】 実施の形態1による画像処理装置の画像変更部およびそれらの周辺部の構成を機能的に示すブロック図である。
【図5】 実施の形態1による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図6】 実施の形態1による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図7】 実施の形態1による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図8】 実施の形態1による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図9】 実施の形態1による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図10】 実施の形態1による画像処理装置の画像配置部における画像位置の入替処理を説明する説明図である。
【図11】 実施の形態1による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図12】 実施の形態1による画像処理装置の表示部に表示されるウインドウの一例を説明する説明図である。
【図13】 実施の形態1による画像変更部および表示制御部の一連の処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】 実施の形態1による画像配置部の処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】 この発明の実施の形態2による画像処理装置の画像変更部およびその周辺部の構成を機能的に示すブロック図である。
【図16】 実施の形態2による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図17】 実施の形態2による画像変更部および表示制御部の一連の処理の手順の一部を示すフローチャートである。
【図18】 この発明の実施の形態3による画像処理装置の画像変更部およびその周辺部の構成を機能的に示すブロック図である。
【図19】 実施の形態3による画像変更部および表示制御部の一連の処理の手順の一部を示すフローチャートである。
【図20】 この発明の実施の形態4による画像処理装置の画像変更部およびその周辺部の構成を機能的に示すブロック図である。
【図21】 実施の形態4による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図22】 実施の形態4による画像変更部および表示制御部の一連の処理の手順の一部を示すフローチャートである。
【図23】 実施の形態5による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図24】 実施の形態5による画像処理装置の表示部に表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図25】 実施の形態5による画像処理装置の配列切替部の表示の一例および貼り合わせ作業領域における画像の配列を示す説明図である。
【図26】 実施の形態5による画像処理装置の配列切替部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における画像の配列を示す説明図である。
【図27】 実施の形態5による画像処理装置の配列切替部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における画像の配列を示す説明図である。
【図28】 実施の形態5による画像処理装置の配列切替部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における画像の配列を示す説明図である。
【図29】 実施の形態5による画像処理装置の配列切替部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における画像の配列を示す説明図である。
【図30】 実施の形態5による画像処理装置の配列切替部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における画像の配列を示す説明図である。
【図31】 実施の形態5による画像処理装置の配列切替部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における画像の配列を示す説明図である。
【図32】 実施の形態5による画像処理装置の配列切替部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における画像の配列を示す説明図である。
【図33】 実施の形態5による画像処理装置のカメラ切替処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 画像処理装置
101 入力部
102 加工部
103 出力部
104 画像データ記憶部
201 CPU
205 HD
207 FD
208 ディスプレイ
211 キーボード
212 マウス
213 デジタルスチルカメラ
301 操作指示部
304 画像変更部
307 表示制御部
308 表示部
401 画像指定部
402 画像配置部
403 結合点指定部
404 貼り合わせ部
700,2300 貼り合わせ処理ウインドウ
701,2301 貼り合わせ作業領域
1621,2361〜2364 接続線
1505 接続線描画部
1806 結合点指定解除部
2207 焦点距離設定部
2208 画像補正部
2302 モード切替部
2303 配列切替部
2304 ズーム切替部
2305 カメラ切替部

Claims (13)

  1. 画像を表示画面上に表示する表示手段を備え、前記表示手段に表示された画像を編集加工する画像処理装置において、
    画像を検索するための検索手段と、
    前記検索手段における結果を縮小表示する縮小画像表示手段と、
    前記縮小画像表示手段により表示された画像の中から貼り合わせの対象となる二以上の画像を指定する画像指定手段と、
    前記画像指定手段により指定された画像を貼り合わせの配列に並べて配置する画像配置手段と、
    前記画像配置手段により配置された画像を表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段により上下または左右の隣り同士に表示された画像を結合させるための任意の結合点を各画像ごと一点だけ指定する結合点指定手段と、
    前記結合点指定手段により指定された結合点を基準として隣り同士の画像を貼り合わせる貼り合わせ手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記検索手段は、キーワードが登録されている画像を検索対象として、前記キーワードをもとに検索することができることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記キーワードにもとづいて、前記縮小表示する順序を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記結合点指定手段により指定された結合点の間に接続線を描画する接続線描画手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記画像配置手段により配置された画像を表示するとともに、前記接続線描画手段により描画された接続線を表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  5. すでに結合点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定された場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除する結合点指定解除手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 画像を入力する際にもちいられた焦点距離を設定する焦点距離設定手段と、
    前記貼り合わせ手段により画像が貼り合わされる際に、前記焦点距離設定により設定された焦点距離にもとづいて画像の補正をおこなう画像補正手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  7. 画像を表示画面上に表示し、表示された画像を編集加工する画像処理方法において、
    画像を検索するための検索工程と、
    前記検索工程における結果を縮小表示する縮小画像表示工程と、
    前記縮小画像表示工程により表示された画像の中から貼り合わせの対象となる二以上の画像を指定する画像指定工程と、
    前記画像指定工程により指定された画像を貼り合わせの配列に並べて配置する画像配置工程と、
    前記画像配置工程により配置された画像を表示する表示工程と、
    前記表示工程により上下または左右の隣り同士に表示された画像を結合させるための任意の結合点を各画像ごと一点だけ指定する結合点指定工程と、
    前記結合点指定工程により指定された結合点を基準として隣り同士の画像を貼り合わせる貼り合わせ工程と、
    を含んだことを特徴とする画像処理方法。
  8. 前記検索工程は、キーワードが登録されている画像を検索対象として、前記キーワードをもとに検索することができることを特徴とする請求項に記載の画像処理方法。
  9. 前記キーワードにもとづいて、前記縮小表示する順序を変更することを特徴とする請求項7または8に記載の画像処理方法。
  10. 前記結合点指定工程により指定された結合点の間に接続線を描画する接続線描画工程を備え、
    前記表示工程は、前記画像配置工程により配置された画像を表示するとともに、前記接続線描画工程により描画された接続線を表示することを特徴とする請求項7〜9のいずれか一つに記載の画像処理方法。
  11. すでに結合点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定された場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除する結合点指定解除工程を含んだことを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 画像を入力する際にもちいられた焦点距離を設定する焦点距離設定工程と、
    前記貼り合わせ工程により画像が貼り合わされる際に、前記焦点距離設定により設定された焦点距離にもとづいて画像の補正をおこなう画像補正工程と、
    を含んだことを特徴とする請求項7〜11のいずれか一つに記載の画像処理方法。
  13. 前記請求項7〜12のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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