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JP3760372B2 - 通信ネットワークを用いた宅内監視制御システム - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、宅内監視制御システム、詳しくは、小規模でプライベートな情報通信ネットワーク機器のユーザに対して提供する、モバイルあるいはユビキオタスなエンドツーエンドのサービスの品質向上、及びネットワーク管理のカスタマイズ機能の充実を図る情報通信ネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の宅内監視制御システムは、図5に示すような構成をしており、中央監視盤101、ローカル制御盤102、設備系データベース103、連携サービスサーバ104、情報通信系データベース107、集線装置108、データ・センタ・スイッチングシステム109、ホストコンピュータ110を備える。
【0003】
ローカル監視盤102には、防犯機器、空調機器、照明器具、住宅設備機器などを接続した設備監視系ネットワークN1が接続されている。また、集線装置108には、パソコンなどの情報処理機器を接続した情報通信系ネットワークN2が接続されている。
【0004】
連携サービスサーバ104は、連携サービスアプリケーション105、連携データベース106を備えており、連携サービスアプリケーション106の機能によって、情報通信系ネットワークN2の端末機から、設備系ネットワークN1の機器を監視制御することができる。
【0005】
また、このシステムでは、携帯端末機から、ネットワークN1,N2の遠隔監視制御をすることもできる。そのため、連携サービスサーバ104には、遠隔監視制御用のエージェントを内蔵し、外部ネットワークには、携帯端末網を接続したASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)を接続している。
【0006】
ASPでは、そのポータルサイトに、携帯端末機からの遠隔監視制御用のアプリケーションが実装されており、携帯端末機からインターネットを通じて、ポータルサイトにアクセスすると、ポータルサイトは携帯端末機に対して、所定の遠隔制御用画面をHTML形式で表示させる。(NTTドコモの電話機ならIモード用HTML形式で表示)。そして、携帯端末機の操作によって所定の監視制御操作がされると、ポータルサイトが、連携サービスサーバ104のエージェントにアクセスし、これを受けたエージェントが監視制御をする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この方式では、ASPとの契約が必要となり、その分、監視制御のためのコストが増大する。
【0008】
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、ASPなどの商用プロバイダとの契約をすることなく、携帯端末機から設備系ネットワーク及び情報通信系ネットワークの機器を監視制御できるようにすることによって、監視制御に必要なコストを抑制することのできる宅内監視制御システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の通信ネットワークを用いた宅内監視制御システムは、住宅内やビル内のテナントに配置された、防犯機器、空調機器、照明器具、住宅設備機器などを接続した監視設備系ネットワークと、パソコンなどの情報処理機器を接続した情報通信系ネットワークとを、通信ネットワークに接続されたホームサーバに接続して構成している。
【0010】
ここに、通信ネットワークには、インターネット、電話網やISDNなどの公衆回線、専用線、LANなどのすべての電気通信回線を含んでいる。
【0011】
請求項1では、ホームサーバは、使用する携帯端末機との間で送受される制御信号に応じた通信プロトコルを変換する機能と、通信ネットワークを介して、携帯端末機からの所定操作によるアクセスを受け付けたときには、その携帯端末機に対して、予め記憶されている、所定の監視制御用操作画面と端末設定コードとを送信し、携帯端末機側で監視制御操作画面が操作され、監視設備系ネットワークあるいは情報通信系ネットワークの制御信号を上記端末設定コードとともに受けつけたときには、各端末設定コードに対応して予め登録した優先度に基づいて、監視設備系ネットワーク、及び、情報通信系ネットワークとの間で双方向な遠隔監視制御を実行させる機能を備えている。
【0012】
請求項2では、携帯端末機は、ユーザの指紋データ、眼底などのユーザ固有の身体的特徴情報を入力する手段を備えており、ホームサーバは、携帯端末機がアクセスしたときには、入力手段を通じて入力された身体的特徴情報に基づいて、アクセス認証をする。
【0013】
請求項3では、ホームサーバはアクセスして来た携帯端末機に対して、情報連絡操作画面を配信する機能を備えており、この情報連絡操作画面の配信を受けた携帯端末機では、予めサーバ側に登録している通信端末機に対して、情報連絡をすることが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。図1は、本発明の宅内監視制御システムの要部構成の一例を示す図である。
【0015】
この宅内制御システムでは、ホームサーバ1を、住宅内やビル内のテナントに設置している。ホームサーバ1には、防犯機器、空調機器、照明器具、住宅設備機器などを接続した監視設備系ネットワークN1と、パソコンなどの情報処理機器を接続した情報通信系ネットワークN2とを接続している。ここに、ホームサーバ1は、SOHO(small office home office)サーバとしての機能を有している。
【0016】
ホームサーバ1は、快適環境制御部10、認証データベース11Aを有するSOHOサービスデータベース11、SOHOサービス部12、ユーザ認証部13、サーバ代理部14、遠隔アプリ制御部15、ファイヤウォール16、通信制御部17、回線終端装置18を備える。
【0017】
なお、図中、19は無線LANアクセスポイント、20は無線LAN端末機をそれぞれ示しており、これらの機器で無線LANを構成している。
【0018】
ホームサーバ1には、インターネットNなどで構成される通信ネットワークに接続されており、携帯端末機4からの遠隔監視制御を可能としている。すなわち、ゲートウェイ3、インターネット・サービス・サーバ2、インターネットNを介して、携帯端末機4からの所定操作によるアクセスを受け付けたときには、図2に示すように、サーバ代理部14は、携帯電話機4のユーザ認証要求を受けつけるので(100)、携帯端末機4の表示画面に、アクセス画面40を表示させる。なお、サーバ代理部14は、携帯端末機4との間で送受される制御信号に応じた通信プロトコルを変換する機能を有しており、送受される通信プロトコルを、ホームサーバ1または携帯端末機4のそれぞれに適したプロトコルに変換する。
【0019】
アクセス画面40では、ユーザ名、パスワードを少なくとも入力させるようにしており、これらのデータが入力されると、携帯端末機4からホームサーバ1に対して送出され、これを受けたホームサーバ1は、ユーザ認証部13によって、ユーザの照合をする(101)。
【0020】
ユーザ認証部13におけるユーザ照合は、認証データベース11Aの登録内容に基づいて行われる。認証データベース11Aには、図3に示すように、携帯端末機4のユーザID、パスワード、端末設定コード、メッセージ設定コード、優先度を予め登録できるようになっている。なお、端末設定コード、メッセージ設定コード、優先度については後述することにする。
【0021】
ユーザ認証部13は、携帯端末機4で、ユーザの指紋データ、眼底などのユーザ固有の身体的特徴情報を入力する手段を備えている場合には、その入力手段を通じて入力された身体的特徴情報にも基づいてユーザ照合をし、ユーザの照合ができれば、SOHOサービス部12は、SOHOサービスを受け付け、携帯端末機4に対して、サービスメニューを監視制御用操作画面41として提供する(102)。このとき、アクセスしてきた携帯端末機4に応じて認証データベース11Aに登録された端末設定コードをも提供する。この端末設定コードは、以降の通信には必ず添付されて送受され、通信制御部17は、端末設定コードに応じて登録された優先度に基づいた処理をする。すなわち、優先度の高い携帯端末機4はその通信を優先し、優先度の低い携帯端末機4はその通信を後回しにする。
【0022】
監視制御用操作画面41には、先述したサービスメニューが表示されており、監視制御対象となる機器選択をし(ここでは空調機器)、選択した機器のプログラム設定をして、選択した機器の監視制御指示をすれば、ホームサーバ1は、携帯端末機4のユーザに対して、SOHOサービスの提供をする(103)。
【0023】
そして、SOHOサービス部12は、携帯端末機4からの指示に基づいて、機器の制御をした後には、その制御結果をSOHOサービス報告として、携帯端末機4に送る(104)。
【0024】
携帯端末機4に送られたSOHOサービス報告は、SOHOサービス報告画面42として表示され、ユーザが所定の了解操作をすれば、その旨がホームサーバ1に送られ、1つのSOHOサービスが完了し(105)、次の監視制御要求に対して待機する。なお、ここでは、監視制御対象として、監視設備系ネットワークN1を例示したが、この例には限られず、情報通信系ネットワークN2であってもよい。
【0025】
また、ホームサーバ1は、携帯電話機4から、予め登録された通信端末機に対する情報連絡を可能としている。すなわち、サーバ代理部14は、携帯端末機4からの各種メッセージングを常時監視している(200)。
【0026】
携帯端末機4からアクセスされて、情報連絡の要求を受けたときには、ユーザ認証部13は、先述したようなユーザ照合をし(201)、ユーザの照合ができれば、SOHOサービス部12は、照合した携帯端末機4に対して情報連絡操作画面43〜45を提供する。このとき、メッセージ設定コードとして、その携帯端末機4に応じた情報連絡設定コードを添付する。
【0027】
この情報連絡設定コードは、以降の通信には必ず添付されて送受され、通信制御部17は、情報連絡設定コードが添付された通信を優先し、添付されていない通信は後回しにする。そのため、情報連絡設定コードは、各種あるメッセージ設定コードのうち、優先度を高くする必要がある。
【0028】
情報連絡操作画面43では、必要に応じて、緊急メッセージを入力可能としている。この画面43が操作されると、情報連絡操作画面44に表示を切り替えるとともに、情報連絡設定コードをホームサーバ1に送る。このとき、画面43で緊急メッセージが入力されていればこれもホームサーバ1に送る。
【0029】
これを受けたホームサーバ1では、SOHOサービス部12は、緊急連絡を受け付け、予め登録された通信端末機、例えば、情報通信系ネットワークN2のパソコンを呼び出す(202)。通信端末機で所定の応答操作があれば(203)、その旨を情報連絡設定コードを添付して送出する。このとき、通信端末機と携帯端末機4の双方に、カメラを内蔵している場合には、相手方のカメラで撮影された画像が表示される。ここで、相手方の通信端末機で応答がなかった場合には、予め登録された別の通信端末機を呼び出すようにしてもよい。
【0030】
そして、携帯端末機4で所定の情報連絡指示操作があれば、情報連絡操作画面45に表示を切り替える。この画面45には、ユーザの現在位置情報や、健康情報などのユーザ状態情報が表示される。そのため、携帯端末機4には、周回衛星の発信する位置情報を受信して、地球上の位置を計測するGPS処理装置や、ユーザの脈拍や体温を計測する健康センサを内蔵している必要がある。
【0031】
携帯端末機4は、画面45に表示されているユーザ状態情報を、情報連絡設定コードを添付して、ホームサーバ1に送出する。ホームサーバ1では、SOHOサービス部12が、携帯端末機4からのユーザ状態情報を、状態情報確認サービスとして通信端末機に提供する(204)。通信端末機では、携帯端末機4からのユーザ状態情報が表示され、所定の確認操作があると(205)、SOHOサービス部12は、その旨を情報連絡設定コードとともに携帯端末機4に送る。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、本発明の請求項1に記載の宅内監視制御システムでは、ホームサーバは、使用する携帯端末機との間で送受される制御信号に応じた通信プロトコルを変換する機能を備えるので、各メーカーの携帯端末機を用いて、監視設備系ネットワーク、及び、情報通信系ネットワークに関する双方向な遠隔監視制御をすることができる。
【0033】
また、ホームサーバは、携帯端末機からの所定操作によるアクセスを受け付けたときには、所定の監視制御用操作画面を表示させ、この監視制御用操作画面での操作を受け付けて、監視設備系ネットワーク、及び、情報通信系ネットワークとの間で双方向な遠隔監視制御を実行させるので、いつでもどこでも、携帯端末機からホームサーバをアクセスすることによって、監視設備系ネットワーク及び情報通信系ネットワークの遠隔監視制御が可能となり、極めて有益である。
【0034】
請求項2では、ホームサーバは、携帯端末機の入力手段を通じて入力された身体的特徴情報に基づいて、アクセス認証をするので、ユーザ以外の人間が、携帯端末機のパスワード等を知り得ても、ユーザとは身体的特徴情報が異なるため、不正にホームサーバにアクセスすることを未然に防止することができる。
【0035】
請求項3では、ホームサーバは、アクセスして来た携帯端末機に対して、情報連絡操作画面を配信し、この情報連絡操作画面の配信を受けた携帯端末機では、予めサーバ側に登録している通信端末機に対して、情報連絡をすることが出来るので、ユーザ所望のメッセージといった各種の情報を通信端末機に対して連絡することができ、携帯端末機に、血圧や脈拍などのバイタルサインといった情報を測定するセンサを内蔵させておけば、これらの情報も通信端末機に対して連絡することができ、極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の宅内監視制御システムの要部構成の一例を示す図である。
【図2】宅内監視制御システムの動作の一例について説明する図である。
【図3】認証データベースの構成の一例を示す図である。
【図4】宅内監視制御システムの動作の他例について説明するための図である。
【図5】従来の宅内監視制御システムを示す図である。
【符号の説明】
1・・・ホームサーバ
4・・・携帯端末機
41・・・監視制御用操作画面
43〜45・・・情報連絡用操作画面
N・・・インターネット
N1・・・監視設備系ネットワーク
N2・・・情報通信系ネットワーク

Claims (3)

  1. 住宅内やビル内のテナントに配置された、防犯機器、空調機器、照明器具、住宅設備機器などを接続した監視設備系ネットワークと、パソコンなどの情報処理機器を接続した情報通信系ネットワークとを、通信ネットワークに接続されたホームサーバに接続して構成された宅内監視制御システムであって、
    上記ホームサーバは、使用する携帯端末機との間で送受される制御信号に応じた通信プロトコルを変換する機能と、
    上記通信ネットワークを介して、携帯端末機からの所定操作によるアクセスを受け付けたときには、その携帯端末機に対して、予め記憶されている、所定の監視制御用操作画面と端末設定コードとを提供し、上記携帯端末機側で監視制御操作画面が操作され、上記監視設備系ネットワークあるいは上記情報通信系ネットワークの制御信号を、上記端末設定コードとともに受けつけたときには、上記端末設定コードに対応して予め登録した優先度に基づいて、上記監視設備系ネットワーク、及び、上記情報通信系ネットワークとの間で双方向な遠隔監視制御を実行させる機能を備えている、通信ネットワークを用いた宅内監視制御システム。
  2. 請求項1において、
    上記携帯端末機は、ユーザの指紋データ、眼底などのユーザ固有の身体的特徴情報を入力する手段を備えており、上記ホームサーバは、上記携帯端末機がアクセスしたときには、上記入力手段を通じて入力された身体的特徴情報に基づいて、アクセス認証をする、通信ネットワークを用いた宅内監視制御システム。
  3. 請求項1または請求項2において、
    上記ホームサーバは上記アクセスして来た携帯端末機に対して、情報連絡操作画面を配信する機能を備えており、
    この情報連絡操作画面の配信を受けた携帯端末機では、予めサーバ側に登録している通信端末機に対して、任意の情報連絡をすることが出来る、通信ネットワークを用いた宅内監視制御システム。
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