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JP3761492B2 - 携帯電話機及びそれに用いる音声取込み方法 - Google Patents
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JP3761492B2 - 携帯電話機及びそれに用いる音声取込み方法 - Google Patents

携帯電話機及びそれに用いる音声取込み方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話機及びそれに用いる音声取込み方法に関し、特に動画撮影機能付きの携帯電話機における音声の取込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機においては、静止画像を撮影するためにディジタルカメラが付加された端末が実現され、そのディジタルカメラで撮影した画像を電子メールにて転送することも行われている。また、この携帯電話機においては、ディジタルカメラを用いて動画撮影を可能とするための動画撮影機能を付加した端末も現れている。
【0003】
撮影用のディジタルカメラは、音声入力用のマイクが設置されている設置面を基準にすると、その設置面と同一面側に設ける例、設置面の裏面側に設ける例等がある。いずれの場合にも、動画撮影時に取り込む音声はマイクによって集音されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の携帯電話機では、ディジタルカメラがマイクの設置面の裏面側に設けられている場合、撮影対象者からの音声をマイク背面側から集音する状態となる。
【0005】
撮影者の音声は通常の通話時と同様にマイク正面から集音されるため、所要の周波数特性を得ることができるが、音声がマイク背面側から集音される場合、無指向性マイクを使用しても、マイク背面側の携帯電話機ケースの影響等から、特に2kHz以上のマイク出力レベルが劣化してしまうという現象が発生する。
【0006】
このため、動画撮影時の音声を携帯電話機から再生した場合、マイク正面から集音した音声に比べ、マイク背面側から集音した音声は、音質が劣化してしまうことが考えられる。
【0007】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、マイク背面側から取込んだ際に発生する2kHz以上のレベル劣化に対して補正を行うことができ、マイク正面側からの音声とマイク背面側からの音声との特性差を低減させることができる携帯電話機及びそれに用いる音声取込み方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による携帯電話機は、動画撮影が可能なディジタルカメラを含む携帯電話機であって、動画撮影機能の起動時に音声取込み方向のキー選択要求を行う手段と、各々特性の異なる第1及び第2のフィルタと、前記キー選択要求に対する外部指示に応じて前記第1及び第2のフィルタを切替える手段とを備えている。
【0009】
本発明による音声取込み方法は、動画撮影が可能なディジタルカメラを含む携帯電話機の音声取込み方法であって、動画撮影機能の起動時に音声取込み方向のキー選択要求を行うステップと、前記キー選択要求に対する外部指示に応じて各々特性の異なる第1及び第2のフィルタを切替えるステップとを備えている。
【0010】
すなわち、本発明の携帯電話機は、動画撮影機能が付加されている端末において、動画撮影を行う際に、取込む音声の方向がマイク正面側であるか、マイク背面側であるかに応じて送話フィルタを切替え、音質及び送話レベルの劣化を低減させる制御を行うことを特徴としている。
【0011】
より具体的に説明すると、本発明の携帯電話機では、動画撮影動作時にキー選択設定を行い、動画撮影時に取込む音声がマイク正面側からの音声(撮影者からの音声)であるのか、マイク背面側からの音声(撮影対象者)であるのかの選択を行う。
【0012】
これによって、マイク正面側からの音声の場合には、通常通話時に使用する高音域を除去した特性を持つフィルタを使用し、マイク背面側からの音声の場合には、高音帯域での減衰を低減した広帯域のフィルタ特性を有するフィルタに切替えることで、マイク背面側から取込んだ時に発生する2kHz以上のレベル劣化を補正することが可能となり、マイク正面側からの音声とマイク背面側からの音声との特性差を低減させることが可能となる。
【0013】
その他、本発明の携帯電話機では、動画撮影開始から一定の時間帯において、取込んだ音声のレベルをモニタし、そのレベルを予め設定したマイク正面側から取込んだ場合の音声レベルに相当する基準レベル値と比較し、基準レベル値以下であればマイク背面側からの音声と判断し、高音帯域の減衰を低減した広帯域のフィルタ特性を有するフィルタに切替える。
【0014】
これによって、上記の場合と同様に、音声をマイク背面側から取込んだ際に発生する2kHz以上のレベル劣化に対して補正を行うことが可能となり、マイク正面側からの音声とマイク背面側からの音声との特性差を低減させることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による携帯電話機は動画撮影する際に音声を取込むためのマイク1と、マイク1の出力信号を増幅するマイクアンプ2と、音声帯域を通過させて帯域外の周波数成分を除去するフィルタ4と、撮影条件キー7の選択によってフィルタ4の切替え制御を行うフィルタ制御部3と、音声データ処理やディジタルカメラ6からの撮影画像処理、撮影条件キー7への制御を行う動画撮影制御部5とから構成されている。
【0016】
フィルタ4は特性の異なる2個のフィルタ(A)4a及びフィルタ(B)4bを備えており、フィルタ(A)4aは通常の音声通話をする際の音声帯域内のみを通過させ、その他の不要な周波数帯域を除去する。すなわち、フィルタ(A)4aは、図5に示すA特性のような低域、高域を減衰させる特性を有したフィルタである。フィルタ(B)4bは、図絵に示すB特性を有しており、フィルタ(A)4aに比べ、高音帯域での減衰量を低減し、広帯域のフィルタ特性を実現している。
【0017】
撮影条件キー7は動画撮影時に音声の取込み方向を選択するキーであり、取込む音声方向がマイク正面側からか、マイク背面側からかをキー操作にて選択する。この操作は動画撮影機能の動作時に携帯者が手動で設定を行い、「マイク正面側からの取込み」、「マイク背面側からの取込み」の中から選択する。
【0018】
図2は本発明の一実施例による携帯電話機の内部実装状態を示す図である。図2において、本発明の一実施例による携帯電話機は、ディジタルカメラ6を、一般的に、撮影者(携帯者)がフロント液晶モニタ24を見ながら撮影を行うため、フロント液晶モニタ24と逆面(マイク背面側)に実装している。
【0019】
一方、マイク1は電話機能としての通話を考慮して、フロント液晶モニタ24と同一面(ディジタルカメラ6とは逆面、つまりマイク正面側)に実装されている。動画撮影時の音声はマイク1で集音するため、撮影者(携帯者)が話す音声については、マイク正面側から集音するが、撮影対象者からの音声はマイク背面側からの集音となる。撮影条件キー7はマイク正面側、つまり携帯者自身の音声の取込みと、マイク背面側、つまり撮影対象者の音声の取込みとを選択するためのキーである。
【0020】
フィルタ制御部3は撮影条件キー7の設定によって、マイク正面側からの音声取込み時にフィルタ(A)4a、マイク背面側からの音声取込み時にフィルタ(B)4bを選択するように切替え制御を行う。
【0021】
フィルタ4を通過した信号は動画撮影制御部5でA/D(アナログ/ディジタル)変換され、音データとして保存される。その後、音声付き動画は動画再生や動画メールとして、相手先の携帯電話機に送信される。
【0022】
図3は本発明の一実施例による携帯電話機の動作を示すフローチャートであり、図4は本発明の一実施例による携帯電話機のマイク特性を示す図であり、図5は本発明の一実施例による携帯電話機のフィルタ特性を示す図であり、図6は本発明の一実施例による携帯電話機の総合送話特性を示す図である。これら図1〜図6を参照して本発明の一実施例による携帯電話機の動作について説明する。
【0023】
本発明の一実施例による携帯電話機の動画撮影機能を動作させることで、携帯電話機背面に実装されたディジタルカメラ6にて撮影が開始される(図3ステップS1)。また、撮影中の映像はフロント液晶モニタ24で携帯者がモニタ可能になるとともに、フロント液晶モニタ24と同一面に実装されたマイク1で音声の取込み動作が行われる。
【0024】
動画撮影時の音声はマイク1で集音するため、本実施例では、携帯者(撮影者)が音声をマイク正面側から集音するか、マイク背面側から集音するかを事前に選択するための撮影条件キー7を有しており、フロント液晶モニタ24上でキー操作によって設定を行う(図3ステップS2)。
【0025】
マイク1で集音した音声信号はマイクアンプ2で広帯域に増幅され、フィルタ制御部3に送出される。フィルタ制御部3では動画撮影開始時に設定した撮影条件キー7の結果に応じて、撮影者の音声を取込む場合にフィルタ4中のフィルタ(A)4aを、また撮影対象者からの音声を取込む場合にフィルタ4中のフィルタ(B)4bをそれぞれ選択する制御を行う。
【0026】
動画を撮影しながら携帯者自らの音声を取込みたい場合には、動画撮影動作時に携帯電話機から選択要求のある撮影条件キー7を「マイク正面側からの取込み」に決定する。
【0027】
フィルタ制御部3ではこの撮影条件キー7の設定情報によって、マイク正面側からの音声取込みであることを認識し、フィルタ(A)4aを通過させるようにフィルタ4の切替え制御を行う(図3ステップS3,S4)。
【0028】
フィルタ(A)4aは通常の音声通話をする際の音声帯域内のみを通過させ、その他の不要な周波数帯域を除去する目的で、図5に示すA特性のような低域、高域を減衰させる特性を有したフィルタである。
【0029】
マイク1の送話特性を図4に示す。本特性は携帯電話機のケース(下)23にマイク1を実装させた時のマイク出力レベル特性であり、マイク正面側からの音信号を入力した場合、図4に示すA特性が得られる。
【0030】
マイクアンプ2で増幅された信号はフィルタ制御部3によって切替えられたフィルタ(A)4aを通過する(図3ステップS5)。これによって、動画撮影制御部5に入力される音声特性は最終的に、フィルタ(A)4aの特性とマイク1でのA特性とを総合した特性、つまり図6に示すA特性にしたがった周波数特性の音声が動画撮影時に格納され、動画再生時や動画メール時に添付される音データ特性となる(図3ステップS6,S7)。
【0031】
一方、撮影条件キー7にて「マイク背面側からの取込み」を選択した場合、フィルタ制御部3ではこの撮影条件キー7の設定情報によって、マイク背面側からの音声取込みであることを認識し、フィルタ(B)4bを通過させるようにフィルタ4の切替え制御を行う(図3ステップS3,S8)。
【0032】
マイク背面側からのマイク特性は図4に示すB特性のようになる。一般的に、マイク背面側から音データを入力した場合、B特性に示す通り、特に2kHz以上の周波数でマイク正面側からの音データの入力に比べて、マイク出力レベルが低下する。
【0033】
フィルタ(B)4bは図5に示すB特性のフィルタ特性を有しており、マイク背面側からの音データ入力による2kHz以上の出力レベル劣化分を補正するよう、フィルタ(A)4aの図5に示すA特性と比較して、高音帯域でのカットを低減した広帯域のフィルタ特性を有している。
【0034】
マイクアンプ2で広帯域に増幅された信号はフィルタ制御部3によって切替えられたフィルタ(B)4bを通過する(図3ステップS10)。これによって、動画撮影制御部5に入力される音声特性は最終的に、フィルタ(B)4bの特性とマイク1でのB特性とを総合した図6に示すB特性にしたがった周波数特性の音声が動画撮影時に格納され、動画再生時や動画メール時に添付される音データ特性となる(図3ステップS6,S7)。
【0035】
上記によって、マイク背面側からの音声取込み時に発生する2kHz以上での送話レベル劣化を通過するフィルタ特性で補正し、マイク正面側からの音声とマイク背面側からの音声との特性差を低減させることができる。
【0036】
図7は本発明の他の実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。図7において、本発明の他の実施例は撮影条件キー7の代わりに、送話レベル検出部8と比較部9と基準送話レベル値格納部10とを設けた以外は図1に示す本発明の一実施例と同一の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
【0037】
本発明の一実施例による携帯電話機では、動画撮影動作時の設定要求に対して、撮影条件キー7のキー設定操作によって、「マイク正面側からの取込み」、「マイク背面側からの取込み」の選択を行い、後段の通過フィルタを切替えることで、マイク背面からの音特性劣化の補正を行っている。これに対し、本実施例では動画撮影時の音声レベルをモニタし、予め設定した基準レベルに対して大小の比較を行うことで、後段の通過フィルタを切替えて音声補正を行っている。
【0038】
マイク1で集音した音声信号はマイクアンプ2で広帯域に増幅され、フィルタ4に送出される。フィルタ4は、本発明の一実施例と同様に、異なる特性を持つ2つのフィルタ(A)4a及びフィルタ(B)4bを備えており、動画撮影開始時にファイル(A)を使用する制御としている。
【0039】
送話レベル検出部8はフィルタ(A)4aを通過した音声データに対して一定のタイミングでレベル検知を行う。比較部9では送話レベル検出部8からのデータと基準送話レベル値格納部10に予め設定してある基準レベル値との比較を行い、その比較結果をフィルタ制御部3に送出する。フィルタ制御部3では比較部9の情報に応じて後段のフィルタ4を切替える制御を行う。
【0040】
基準送話レベル値格納部10に設定している基準レベル値は、携帯者(撮影者)がマイク正面側から音声を入力した場合に集音される送話レベル値と同等となる値に設定しておく。通常、マイク背面側から取込んだ送話レベルは、図4に示すB特性の通り、特に2kHz以上においてレベルが劣化することや、撮影対象者と携帯電話機との距離が離れること等の理由によって、マイク正面側から携帯者(撮影者)が話す音声をマイクが集音する送話レベルよりも低くなると考えられる。したがって、マイク背面側からの送話レベルは、設定した基準レベル値以下となることを容易に予測することができる。
【0041】
これによって、フィルタ制御部3は比較部9で基準レベル値以上と判断した場合にマイク正面側からの音声取込み状態と判断してフィルタ(A)4aを選択し、基準レベル値以下と判断した場合にマイク背面側からの音声取込み状態と判断してフィルタ(B)4bを選択する制御を行う。
【0042】
図8は本発明の他の実施例による携帯電話機の動作を示すフローチャートであり、図9は図7の送話レベル検出部8の出力波形を示す図である。これら図7〜図9を参照して本発明の他の実施例による携帯電話機の動作について説明する。
【0043】
本発明の他の実施例による携帯電話機の動画撮影機能が動作開始すると(図8ステップS11)、マイク1にて音声の集音が行われる(図8ステップS12)。マイク1にて集音された音声はマイクアンプ2で増幅され(図8ステップS13)、初期設定されているフィルタ(A)4aを通過し(図8ステップS14)、動画撮影制御部5にて音声信号のA/D変換、保存が行われる。
【0044】
送話レベル検出部8は動画撮影制御部5に入力された信号をモニタし(図8ステップS15)、予め設定した基準送話レベル値との比較を比較部9で行う(図8ステップS16)。
【0045】
図9に示すような送話レベル検出部8の出力波形を検出した場合、比較部9では動画撮影機能を開始してからT(sec)の時間内で送話レベル検出部8の出力波形と基準送話レベル値格納部10に設定された基準レベル値との比較を行う。この場合、基準レベル値以上のレベルがT(sec)の間に検知されないため、比較部9では基準レベル値以下と判断し、フィルタ制御部3をフィルタ(B)4bに切替える制御を行う(図8ステップS21)。
【0046】
基準レベル値は携帯者(撮影者)がマイク正面側から音声を入力した場合に集音されるレベル値と同等になるように設定されているため、基準レベル値以下と判断された場合にはマイク背面側からの音声取込みと想定することができる。
【0047】
本発明の一実施例で述べたように、フィルタ(B)4bは図5に示すB特性のフィルタ特性を有しており、マイク背面側からの音データ入力による2kHz以上の出力レベル劣化分を補正するよう、フィルタ(A)4aの図5に示すA特性と比較して、高音帯域でのカットを低減した広帯域のフィルタ特性を有している。
【0048】
動画撮影制御部5に入力される音声特性は最終的に、フィルタ(B)4bの特性とマイク1でのB特性とを総合した図6に示すB特性にしたがった周波数特性の音声が動画撮影時に格納され、動画再生時や動画メール時に添付される音データ特性となる(図8ステップS22,S19,S20)。
【0049】
また、T(sec)内に基準レベル値以上の送話レベルを検出した場合には、マイク正面側からの音声取込みと予測することができるので、フィルタ制御部3はフィルタ(A)を選択し(図8ステップS17)、動画撮影制御部5に入力される音声特性は最終的に、フィルタ(A)4aの特性とマイク1でのA特性とを総合した図6に示すA特性にしたがった周波数特性の音声が動画撮影時に格納され、動画再生時や動画メール時に添付される音データ特性となる(図8ステップS18〜S20)。
【0050】
上記によって、マイク背面側からの音声取込み時に発生する2kHz以上での送話レベル劣化を通過するフィルタ特性で補正し、マイク正面側からの音声とマイク背面側からの音声との特性差を低減させることができる。
【0051】
このように、本発明では、動画撮影動作時にキー選択設定を行い、動画撮影時に取込む音声がマイク正面側からの音声(撮影者からの音声)であるのか、マイク背面側からの音声(撮影対象者)であるのかの選択を行い、マイク正面側からの音声の場合に通常通話時に使用する高音域を除去した特性を持つフィルタ(A)4aを使用し、マイク背面側からの音声の場合に高音帯域での減衰を低減した広帯域のフィルタ特性を有するフィルタ(B)4bに切替えることによって、マイク背面側から取込んだ時に発生する2kHz以上のレベル劣化を補正することができ、マイク正面側からの音声とマイク背面側からの音声との特性差を低減させることができる。
【0052】
また、本発明では、動画撮影開始から一定の時間帯において、取込んだ音声のレベルをモニタし、予め設定したマイク正面側から取込んだ場合の音声レベルに相当する基準レベル値との比較を行い、基準レベル値以下の場合にマイク背面側からの音声と判断し、高音帯域の減衰を低減した広帯域のフィルタ特性を有するフィルタ(B)4bに切替えることによって、マイク背面側から取込んだ際に発生する2kHz以上のレベル劣化に対して補正を行うことができ、マイク正面側からの音声とマイク背面側からの音声との特性差を低減させることができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、動画撮影が可能なディジタルカメラを含む携帯電話機において、動画撮影機能の起動時に音声取込み方向のキー選択要求を行い、キー選択要求に対する外部指示に応じて各々特性の異なる第1及び第2のフィルタを切替えることによって、マイク背面側から取込んだ際に発生する2kHz以上のレベル劣化に対して補正を行うことができ、マイク正面側からの音声とマイク背面側からの音声との特性差を低減させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による携帯電話機の内部実装状態を示す図である。
【図3】本発明の一実施例による携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例による携帯電話機のマイク特性を示す図である。
【図5】本発明の一実施例による携帯電話機のフィルタ特性を示す図である。
【図6】本発明の一実施例による携帯電話機の総合送話特性を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の他の実施例による携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【図9】図7の送話レベル検出部の出力波形を示す図である。
【符号の説明】
1 マイク
2 マイクアンプ
3 フィルタ制御部
4 フィルタ
4a フィルタA
4b フィルタB
5 動画撮影制御部
6 ディジタルカメラ
7 撮影条件キー
8 送話レベル検出部
9 比較部
10 基準送話レベル値格納部
21 アンテナ
22 携帯電話機ケース(上)
23 携帯電話機ケース(下)
24 フロント液晶モニタ

Claims (8)

  1. 動画撮影が可能なディジタルカメラを含む携帯電話機であって、動画撮影機能の起動時に音声取込み方向のキー選択要求を行う手段と、各々特性の異なる第1及び第2のフィルタと、前記キー選択要求に対する外部指示に応じて前記第1及び第2のフィルタを切替える手段とを有することを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記第1のフィルタは、高音域のレベル劣化が大きい特性のフィルタであり、
    前記第2のフィルタは、高音域のレベル劣化が小さい特性のフィルタであり、 前記キー選択要求に対する外部指示に応じてマイク背面側からの音声取込みの場合に前記第2のフィルタを選択することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 動画撮影が可能なディジタルカメラを含む携帯電話機であって、
    動画撮影動作開始からある一定の送話レベルをモニタする手段と、そのモニタ結果と予め設定した基準レベル値とを比較する比較手段と、各々特性の異なる第1及び第2のフィルタと、前記比較手段の比較結果に応じて前記第1及び第2のフィルタを切替える手段とを有し、
    前記基準レベル値は、マイク正面側からの取込んだ音声レベルに相当する送話レベルに設定し、マイク背面側から取込んだ音声レベル以上となることを特徴とする携帯電話機。
  4. 前記第1のフィルタは、高音域のレベル劣化が大きい特性のフィルタであり、
    前記第2のフィルタは、高音域のレベル劣化が小さい特性のフィルタであり、 前記比較手段の比較結果が前記基準レベル値よりも大きいレベルの時に前記第1のフィルタを選択し、前記基準レベル値より小さいレベルの時に前記第2のフィルタを選択することを特徴とする請求項3記載の携帯電話機。
  5. 動画撮影が可能なディジタルカメラを含む携帯電話機の音声取込み方法であって、動画撮影機能の起動時に音声取込み方向のキー選択要求を行うステップと、前記キー選択要求に対する外部指示に応じて各々特性の異なる第1及び第2のフィルタを切替えるステップとを有することを特徴とする音声取込み方法。
  6. 前記第1のフィルタは、高音域のレベル劣化が大きい特性のフィルタであり、
    前記第2のフィルタは、高音域のレベル劣化が小さい特性のフィルタであり、 前記キー選択要求に対する外部指示に応じてマイク背面側からの音声取込みの場合に前記第2のフィルタを選択することを特徴とする請求項5記載の音声取込み方法。
  7. 動画撮影が可能なディジタルカメラを含む携帯電話機の音声取込み方法であって、
    動画撮影動作開始からある一定の送話レベルをモニタするステップと、そのモニタ結果と予め設定した基準レベル値とを比較するステップと、前記比較手段の比較結果に応じて各々特性の異なる第1及び第2のフィルタを切替えるステップとを有し、
    前記基準レベル値は、マイク正面側からの取込んだ音声レベルに相当する送話レベルに設定し、マイク背面側から取込んだ音声レベル以上となることを特徴とする音声取込み方法。
  8. 前記第1のフィルタは、高音域のレベル劣化が大きい特性のフィルタであり、
    前記第2のフィルタは、高音域のレベル劣化が小さい特性のフィルタであり、 前記比較手段の比較結果が前記基準レベル値よりも大きいレベルの時に前記第1のフィルタを選択し、前記基準レベル値より小さいレベルの時に前記第2のフィルタを選択することを特徴とする請求項7記載の音声取込み方法。
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