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JP3763675B2 - テレビドアホン・システム及びその録画方法 - Google Patents
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JP3763675B2 - テレビドアホン・システム及びその録画方法 - Google Patents

テレビドアホン・システム及びその録画方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、来客の音声と映像とを表示するテレビドアホンにおいて、その映像を録画する録画ユニットと、その録画方法に関し、特に、録画した画像の再生順序や表示形態、保存形態などを画像によって差別化し、再生時の利便性を向上させるものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビドアホンは、音声だけを表示するインターホンと違って、玄関等に設置する子機にテレビカメラが内蔵されており、このカメラで映した映像が親機のモニタに表示される。
【0003】
このテレビドアホンの画像を録画し、必要なときに再生できるようにすることは以前から知られており、特開平6−62411号公報や特開平7−131781号公報などに記載されている。
【0004】
しかし、これらに記載されている装置は、モニタを備える親機(テレビドアホン親機)の中に録画機構が設けられており、親機の構成が従来のテレビドアホンとは違っている。そのため、既にテレビドアホンを設置しているユーザがこの録画機能を利用しようとすると、既設の装置を取り外して、この親機を新たに設置しなければならず、経済的な負担が可成り大きくなる。
【0005】
本発明の発明者等のグループでは、既存のテレビドアホン親機をそのまま利用し、この親機の近くに設置するだけでテレビドアホンの録画が可能になる録画ユニットを開発した。
【0006】
この録画ユニットを含むテレビドアホンのシステムは、図5に示すように、テレビカメラを内蔵するカメラドアホン子機1と、テレビカメラの映像から取り出した静止画像を記録する録画ユニット2と、モニタを備えるテレビドアホン親機4とで構成され、録画ユニット2は、カメラドアホン子機1とテレビドアホン親機4との間に、接続線61、62を使って接続される。
【0007】
玄関等に設置されるカメラドアホン子機1は、映像を撮るテレビカメラ11と、音声通話のためのスピーカ13及びマイク14と、来訪者が指で押す呼び出しスイッチ12とを備えている。
【0008】
また、録画ユニット2は、再生ボタン21及び録画ボタン(保存ボタン)22を備え、電源としてAC100Vが供給される。
【0009】
また、テレビドアホン親機4は、音声通話に用いるハンドセット41と、テレビカメラ11の映像や録画ユニット2に記録された静止画像を表示するモニタ43と、テレビカメラ11を起動するカメラ起動ボタン42とを備え、電源としてAC100Vが供給される。
【0010】
録画ユニット2は、テレビドアホン親機4のモニタ43を見ながら、再生ボタン21や保存ボタン22が操作できるように、テレビドアホン親機4の近くに設置される。
【0011】
なお、このテレビドアホン親機4には、さらに、モニタを備える複数台のテレビドアホン子機を接続することが可能であるが、ここでは、このテレビドアホン子機についての説明は省略する。
【0012】
図6では、このテレビドアホンシステムを構成する各部のブロック図を示している。
【0013】
カメラドアホン子機1は、撮影用のCCDカメラ11と、CCDカメラ11で撮影した信号をFM等の映像変調信号に変調する映像信号変調部16と、テレビドアホン親機4からの音声を放声するスピーカ13と、来訪者の音声を拾うマイク14と、音声信号を処理する音声信号処理部17と、呼び出しスイッチ12と、テレビドアホン親機4から供給される電力をカメラドアホン子機1の各部に配分する子機電源15とを備えている。
【0014】
また、録画ユニット2は、カメラドアホン子機1から送られる映像変調信号を通常(NTSC等)の映像信号に復調してデジタル信号に変換する映像信号復調部23と、画像を記録する画像メモリ24と、記録画像の再生時に記録画像データをアナログ信号に変換してFM等の映像変調信号に変調する映像信号変調部25と、画像メモリ24への書き込みを制御する書き込み制御部26と、画像メモリ24からの読み出しを制御する読み出し制御部27と、再生時に信号ラインの切り替えを行なう信号ライン切替部35と、カメラドアホン子機1の呼び出しスイッチ12が押されたことを検出する呼び出し検出部28と、画像保存の指示が入力される保存ボタン22と、再生指示が入力される再生ボタン21と、供給されたAC100Vの電力を録画ユニット2の各部に配分する電源回路29とを備えている。画像メモリ24には、16画面の記録が可能なフラッシュメモリを用いているが、DVDなど、その他の記録媒体を用いることも可能である。
【0015】
また、テレビドアホン親機4は、従来の装置と同様に、カメラドアホン子機1または録画ユニット2から送られた映像変調信号を復調する映像信号復調部44と、映像を表示するモニタ43と、音声信号の処理を行なう音声信号処理部45と、カメラドアホン子機1との通話に使用するハンドセット41と、ハンドセット41のフック状態を示すフックスイッチ50と、カメラドアホン子機1の呼び出しスイッチ12が押されたことを検出する呼び出し検出部46と、呼び出しスイッチ12が押されたときに呼び出し音を発生する呼び出し音発生部48と、電源回路47からカメラドアホン子機1に電源供給を行なわせ、カメラドアホン子機1を起動するカメラ起動ボタン42と、テレビドアホン親機4の各部を制御する制御部49とを備えている。
【0016】
このシステムでは、来訪者がカメラドアホン子機1の呼び出しスイッチ12を押すと、テレビドアホン親機4の呼び出し検出部46がそれを検出して制御部49に伝える。これを受けて、制御部49は、電源回路47からカメラドアホン子機1に電源供給を行なわせ、呼び出し音発生部48から呼び出し音を発生させ、また、映像信号復調部44を起動する。
【0017】
電源供給を受けたカメラドアホン子機1では、CCDカメラ11が撮影を開始し、映像信号変調部で変調された映像信号が録画ユニット2及びテレビドアホン親機4に送られる。映像信号を受信したテレビドアホン親機4の映像信号復調部44は、それを復調し、モニク43に、CCDカメラ11で映した映像が表示される。
【0018】
居住者がテレビドアホン親機4のハンドセット41を持ち上げると、フックスイッチ50によってその状態を検知した制御部49が音声信号処理部45を起動する。その結果、カメラドアホン子機1のスピーカ13及びマイク14とハンドセット41との間で通話が可能になる。
【0019】
一方、録画ユニット2では、呼び出し検出部28が、カメラドアホン子機1の呼び出しスイッチ12が押されたことを検出して書き込み制御部26に伝える。これを受けて、書き込み制御部26は、カメラドアホン子機1から映像変調信号が送られて来ると、通常映像信号に復調しその同期信号に基づいて1フレーム分の静止画像を画像メモリ24に書き込むように制御する。画像メモリ24に書き込まれる映億信号は、映像信号復調部23で復調され、デジタルデータに変換された後、画像メモリ24に蓄積される。
【0020】
書き込み制御部26は、また、居住者によって保存ボタン22が押されたときにも、その時点でカメラドアホン子機1から送られて来る映像信号の1フレーム分を画像メモリ24に書き込むように制御する。
【0021】
また、居住者は、来訪者が居ない場合でも、テレビドアホン親機4のカメラ起動ボタン42を押して、カメラドアホン子機1のCCDカメラ11で撮影された映像を見ることができる。このとき、カメラ起動ボタン42が押されたことを検知した制御部49は、電源回路47を通じてカメラドアホン子機1に電力を供給し、また、映像信号復調部44を起動する。電力が供給されたカメラドアホン子機1のCCDカメラ11は、撮影を開始して映像信号をテレビドアホン親機4に送り、映像がモニタ43に表示される。
【0022】
この場合には、保存ボタン22が改めて押されない限り、録画ユニット2への画像の記録は行なわれない。
【0023】
録画ユニット2に記録された静止画を再生する場合に、居住者は、録画ユニット2の再生ボタン21を押し、次いで、テレビドアホン親機4のカメラ起動ボタン42を押す。再生ボタン21が押されると、録画ユニット2の読み出し制御部27は、画像メモリ24から1静止画分の画像データを読み出すように制御する。読み出された画像データは、映像信号変調部25でアナログ信号に変換され、FM等の信号に変調されてテレビドアホン親機4に送られる。
【0024】
テレビドアホン親機4では、CCDカメラ11の映像を表示する場合と同じように、映像信号復調部44が、送られて来る映像信号を復調し、復調された画像がモニタ43に表示される。こうして、再生ボタン21が押されるごとに、画像メモリ24に記録されている静止画が、次々とテレビドアホン親機4のモニタ43に表示される。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
このように、このテレビドアホン・システムでは、来訪者がカメラドアホン子機1の呼び出しスイッチ12を押すと、CCDカメラ11によって撮影された画像が自動的に録画ユニット2に記録される。従って、居住者が留守の間に来訪する者が居た場合でも、その来訪者が呼び出しスイッチ12を押した時点の映像が記録されることになる。
【0026】
また、呼び出しスイッチ12が操作されたときの映像は、来訪者がCCDカメラ11の正面に居るとは限らないし、CCDカメラ11の方向に顔を向けている保証もないので、来訪者の顔を的確に捉えていない場合も考えられる。そのため、居住者は、必要を感じた場合には、ハンドセット41を通じて来訪者と通話しているときに、モニタ43の画面を観察し、来訪者の正対する顔の映像が現れた時点で録画ユニット2の保存ボタン22を押すことにより、来訪者の画像を的確に記録、保存することができる。
【0027】
しかし、このテレビドアホン・システムでは、録画ユニットの記録画像を再生する場合に、記録された画像が順番にモニタに表示されるだけであるため、見る側で、どのような状況で撮影された画像であるのか、区別しにくいという問題点がある。例えば、留守中に誰が来たかを確認しようとしても、順に再生される画像の中で、留守中に撮影された画像を見分けることが難しい。
【0028】
また、このテレビドアホン・システムの録画ユニット2では、画像メモリ24の記憶容量が有限であるため、記憶領域が使い尽くされた場合に、元の領域に戻って、過去の画像の上に新たな画像を上書きすることになるが、その場合、上書きしてよい画像と、上書きせずに保存した方がよい画像とを区別することができないという問題点がある。
【0029】
本発明は、こうした問題点を解決するものであり、録画した画像の再生順序や表示形態、保存形態などを画像ごとに区別することができ、再生の際に優れた利便性を有する録画ユニットを提供し、また、そのための録画方法を提供することを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、記録する画像に対して、どの様な種別の画像であるかが識別できる情報を付しており、この情報に基づいて再生順序や表示に付すマークを区別している。
【0031】
そのため、再生画像が見分け易くなり、また、外出中に記録された画像を優先的に再生したりすることが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、カメラドアホン子機で撮影され、テレビドアホン親機に送られる映像を記録する録画手段を有するテレビドアホン・システムにおいて、録画手段が、映像の静止画像を記録する画像記録手段と、画像記録手段への画像の書き込みを制御する書き込み制御手段と、画像記録手段からの画像の読み出しを制御する読み出し制御手段と、カメラドアホン子機に設けられた呼び出しスイッチの操作を検出する呼び出し検出手段と、画像記録手段への画像の記録を指示する録画指示手段と、画像記録手段に記録された画像の再生を指示する再生指示手段と、外出状態をセットする外出設定手段と、を備え、書き込み制御手段が、録画指示手段の指示、または、呼び出し検出手段の検出に基づいて画像を書き込むとともに、少なくとも、外出設定手段により外出状態がセットされているときに呼び出し検出手段の検出に基づいて記録した画像と、外出状態がセットされていないときに呼び出し検出手段の検出に基づいて記録した画像とを識別できるように記録し、読み出し制御手段が、再生指示手段の指示に基づいて画像を読み出すとき、画像を識別して再生順序を調整するようにしたものであり、画像の種別に応じて、再生順序を設定することができる。
【0033】
請求項2に記載の発明は、読み出し制御手段が、外出設定手段により外出状態がセットされているときに記録した画像を新規画像として最初に読み出すようにしたものであり、外出中に記録された画像を優先して見ることができる。
【0034】
請求項3に記載の発明は、読み出し制御手段が、外出設定手段により外出状態がセットされているときに記録した新規画像に表示マークを付して読み出すようにしたものであり、外出中に記録された画像がマーク付きで表示されるため、見分け易くなる。
【0035】
請求項4に記載の発明は、読み出し制御手段が、外出設定手段により外出状態がセットされているときに記録した新規画像に、記録順を示すデータを付して読み出すようにしたものであり、外出中に記録された画像の何番目が表示されているのかが分かる。
【0036】
請求項5に記載の発明は、外出設定手段により外出状態がセットされた状態において画像が記録されたことを表示する表示手段を設けたものであり、外出中に画像が記録されたことを、表示手段によって知ることができる。
【0037】
請求項6に記載の発明は、書き込み制御手段が、録画指示手段の指示に基づいて記録した画像を保存画像として識別できるように記録し、この画像への上書きを行なわないように、また、この保存画像を保存解除手段により保存解除した場合には上書き可能画像とするように画像記録手段への書き込みを制御するようにしたものであり、画像の種別に応じて保存することが可能となる。
【0038】
請求項7に記載の発明は、読み出し制御手段が、録画指示手段の指示に基づいて記録した保存画像に表示マークを付して読み出すようにしたものであり、保存する画像がマーク付きで表示されるため、見分け易くなる。
【0039】
請求項8に記載の発明は、カメラドアホン子機で撮影され、テレビドアホン親機に送られる映像の静止画像を記録するテレビドアホン・システムの録画方法において、外出時に記録された画像と、非外出時に記録された画像とを区別して記録し、再生時に、外出時に記録された画像を優先して再生するようにしたものであり、外出中に記録された画像がどれであるか、直ぐに分かる。
【0040】
請求項9に記載の発明は、外出時に記録された画像に表示マークを付して再生するようにしたものであり、外出中に記録された画像がどれであるか、直ぐに分かる。
【0041】
請求項10に記載の発明は、カメラドアホン子機で撮影され、テレビドアホン親機に送られる映像の静止画像を記録するテレビドアホン・システムの録画方法において、保存すべき画像と、上書き可能な画像とを区別して記録し、再生時に、保存すべき画像に表示マークを付して再生するようにしたものであり、保存される画像がどれであるか、直ぐに分かる。
請求項11に記載の発明は、読み出し制御手段が、新規画像と上書き可能画像と保存画像とをグループごとに順番に表示するようにしたものであり、再生時に分かりやすくなる。
請求項12に記載の発明は、書き込み制御手段が、一度見た新規画像で保存指示手段による保存操作をしなかった画像を上書き可能画像として画像記録手段への書き込みを制御するようにしたものであり、保存すべき画像を選別することができる。
請求項13に記載の発明は、録画指示手段と保存指示手段および保存解除手段を、 1 つの保存ボタンにより構成したものであり、通話中にこのボタンを押すと録画し、新規画像再生中にこのボタンを押すと保存を指示し、保存画像再生中にこのボタンを押すと保存を解除するように動作させることにより、部品点数の削減ができる。
【0042】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0043】
図2は、実施形態の録画ユニット2を含むテレビドアホン・システムの外観を示している。このシステムのカメラドアホン子機1及びテレビドアホン親機4の構成は、従来の装置(図5)と同じである。また、録画ユニット2の外観は、外出時に操作される外出表示ボタン30を具備している点が相違している。この外出表示ボタン30は、押される(セットされる)と中のランプが点灯し、また、このランプが点灯している間に来訪者の画像が記録された場合には、ランブ表示が点滅表示に切り変わる。
【0044】
また、保存ボタン22を押して記録された画像は、保存画像として、上書きされること無く保存される。この画像の再生時に保存ボタン22を再度押すと、保存状態が解除され、記録領域が足りなくなった場合に、この画像の上にも新たな画像が上書きされる。従って、この保存ボタン22は、保存と保存解除とを操作するために使用される。
【0045】
図1は、実施形態の録画ユニット2の内部構成を示している。この録画ユニット2は、従来の装置(図6)と同様、映像信号復調部23、画像メモリ24、映像信号変調部25、書き込み制御部26、読み出し制御部27、呼び出し検出部28、保存ボタン22、再生ボタン21及び電源回路29を備えるとともに、外出時にセットされる外出表示ボタン30と、外出表示ボタン30のセット状態を表示する表示ランプ32と、保存画像の保存状態を解除する保存解除ボタン(図2の保存ボタン22の異種動作)34とを貝備し、さらに、画像メモリ24の付属領域として、画像とともに表示される表示マークが記憶された表示データメモリ33を具備している。
【0046】
表示データメモリ33には、図3に示すように、画像の種別を表すiと、記録の順番を表すjとの値に応じた表示マークが蓄積されている。i=1は、外出表示ボタン30がセットされた状態で録画された画像(これを「新規画像」という)を表し、この新規画像には、表示マークとして、黒丸と記録順を示す数値とが付される。i=2は、保存ボタン22の操作で記録された画像(これを「保存画像」という)を表し、この保存画像には、表示マークとして、四角で囲んだMの字と記録順を示す数値とが付される。保存が解除された場合は、この表示マークは削除される。i=2は、それ以外の画像(これを「上書き画像」という)を表しており、上書き画像には、表示マークとして、何も付されない。
【0047】
次に、この録画ユニット2の動作について説明する。
【0048】
来訪者がカメラドアホン子機1の呼び出しスイッチ12を押した場合に、録画ユニット2の呼び出し検出部28は、それを検出して書き込み制御部26に伝え、書き込み制御部26は、カメラドアホン子機1から送られて来る映像信号の1フレーム分の静止画を画像メモリ24に書き込むように制御する。
【0049】
このとき、書き込み制御部26は、画像メモリ24に書き込む静止画に対し、フラグとしてi及びjの値を付す。
【0050】
iの値には、保存ボタン22が押されておらず、また、外出表示ボタン30もセットされていない場合は、i=2を設定し、jとしては、i=2のグループでの記録順を示す値を設定する。
【0051】
呼び出し音で来訪者に気づいた居住者が、テレビドアホン親機4のハンドセット41で通話しながら、モニタ43の画面に映る来訪者の顔を記録するために保存ボタン22を押した場合には、書き込み制御部26は、その時点でCCDカメラ11から送られて来る映像信号の静止画を画像メモリ24に書き込むとともに、この静止画に対して、i=3、また、jの値としてi=3のグループでの記録順を示す値を付す。
【0052】
居住者が外出時に外出表示ボタン30を押すと、表示ランプ32が点灯し、また、書き込み制御部26には、外出表示ボタン30がセットされたことを示す情報が伝えられる。
【0053】
外出表示ボタン30がセットされた状態で来訪者がカメラドアホン子機1の呼び出しスイッチ12を押した場合には、書き込み制御部26は、呼び出し検出部28の検出情報を受けて、カメラドアホン子機1から送られて来る映像信号の1フレーム分の静止画を画像メモリ24に書き込むとともに、この静止画に対して、i=1、また、jの値としてi=1のグループでの記録順を示す値を付す。
【0054】
また、書き込み制御部26は、外出表示ボタン30がセットされているときに、画像メモリ24に画像を書き込んだときは、表示ランプ32にそれを知らせる信号を送る。これを受けて、表示ランプ32は、点滅表示して、外出中に画像が記録されたことを帰宅した居住者に知らせる。表示ランプ32の点滅表示は、外出表示ボタン30がリセットされるまで続く。
【0055】
なお、外出表示ボタン30がセットされた状態において、CCDカメラ11の起動中に保存ボタン22が押された場合には、iとして、保存画像を表す3が設定される。
【0056】
一方、再生ボタン21が押されると、読み出し制御部27は、画像メモリ24に記憶されている各画像の中から、付されているフラグのiの値が1のものを探し、i=1の画像の中でjの値が最も大きい画像を読み出す。このとき、読み出し制御部27は、画像データの読み出しに併せて、そのiとjとの組み合わせに対応する表示マークを表示データメモリ33から読み出す。
【0057】
読み出された画像及び表示マークは、映像信号変調部25でFM等の信号に変調されて、テレビドアホン親機4に送られ、モニタ43に、その画像と表示マークとが一緒に表示される。
【0058】
次に再生ボタン21が押されると、読み出し制御部27は、i=1の画像の中でjの値が次に大きい画像を読み出し、そのiとjとの組み合わせに対応する表示マークを表示データメモリ33から読み出す。i=1の画像が無い場合には、i=2の画像の中でjの値が大きいものから順に読み出し、i=2の画像が無くなると、i=3の画像の中でjの値が大きいものから順に読み出す。
【0059】
こうして、再生時には、記録されている画像の中で、まず、新規画像(i=1)が、記録時期の新しいものから順に再生され、続いて、上書き画像(i=2)が、記録時期の新しいものから順に再生され、最後に、保存画像(i=3)が、記録時期の新しいものから順に再生される。そして、新規画像及び保存画像については、それらの種別と記録順とを示す表示マークが併せて表示される。
【0060】
記録された画像を再生ボタン22で再生中に保存ボタン22を押すと、i=1,i=2の画像の時は、i=3、またjの値としてi=3のグループで記録の順を示す値を上書きし、保存画像として保存する。また、i=3の時、再生ボタンが押されると、i=2、またjの値としてi=2のグループで記録の順を示す値を上書きし、上書き画像として保存する。
【0061】
図4は、画像の記録順序(a)と表示順序(b)との関係を例示している。画像メモリ24には、図4(a)に示すように、来訪者が呼び出しスイッチ12を操作したときに撮影した画像Aがフラグ21(i=2、j=1)を付して記録され、次の来訪者が呼び出しスイッチ12を操作したときに撮影した画像Bがフラグ22を付して記録されている。次に、保存ボタン22を押して録画した画像Cがフラグ31を付して記録され、また、来訪者が呼び出しスイッチ12を操作したときに撮影した画像D、Eが、それぞれ、フラグ23、24を付して記録されている。
【0062】
また、その後、外出表示ボタン30がセットされてから解除されるまでの間に来訪した来訪者が、それぞれ呼び出しスイッチ12を操作したときに撮影した画像F、G、Hが、フラグ11、12、13を付して記録されている。
【0063】
一方、再生時には、図4(b)に示すように、まず、新規画像(i=1)である画像H、G、Fが、記録時期の新しいものから順に、新規画像を表す黒丸と記録順を示す数字とともに表示され、続いて、上書き画像(i=2)である画像E、D、B、Aが、記録時期の新しいものから順に再生、表示され、最後に、保存画像(i=3)である画像Cが、保存画像を表すMの文字と記録順を示す数字とともに再生、表示される。
【0064】
従って、外出から帰宅した居住者は、外出中の来訪者の画像をモニタの画面から容易に確認することができる。
【0065】
また、新規画像、上書き画像の再生中に保存ボタン22が押された場合には、書き込み制御部26は、再生中の画像の情報を読み出し制御部27から貰い、その画像のフラグを書き換え、保存画像とする。
【0066】
さらに、保存画像の再生中に保存解除ボタン34が押された場合には、書き込み制御部26は、再生中の画像の情報を読み出し制御部27から貰い、その画像のフラグを書き換え、上書き画像とする。
【0067】
また、書き込み制御部26は、画像メモリ24の16の記憶領域に全て画像が書き込まれた場合には、1番目の領域に戻って新たな画像を上書きする。このとき、既に記録されている画像のフラグを見て、i=3の画像については上書きは行なわず、i=1及びi=2の画像に対してだけ上書きを行なう。
【0068】
こうした書き込み制御部26の動作によって、保存画像は、保存解除しない限り、保持されることになる。
【0069】
このように、この録画ユニットは、画像の種別に応じて、再生時の順序を入れ替えたり、異なる表示マークを付したりすることができ、また、保存形態を変えることができる。さらに、特定の種別の画像が記録されているかどうかをランプ等の外部表示手段を通じて表示することができる。
【0070】
なお、ここで示した表示順序や表示マーク、画像メモリの記憶領域数等は、いずれも一例であって、これに限るものではない。
【0071】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のテレビドアホン・システムは、記録した画像を見分け易い形態で再生することができる。また、外出中に記録された画像を優先的に再生することができ、また、外出中に記録された画像が在ることを、表示手段を通じて知らせることができる。
【0072】
また、必要な画像を、上書きすること無く、保存することができる。
【0073】
また、本発明の録画方法は、テレビドアホン・システムにおける画像を、見分け易い状態で再生することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における録画ユニットの構成を示すブロック図、
【図2】実施形態の録画ユニットを含むテレビドアホン・システムの外観図、
【図3】実施形態の録画ユニットの表示データメモリに記録されるデータを示す図、
【図4】実施形態の録画ユニットに記録される画像(a)と表示される画像(b)との関係を示す説明図、
【図5】従来のテレビドアホン・システムの外観図、
【図6】従来のテレビドアホン・システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラドアホン子機
2 録画ユニット
4 テレビドアホン親機
11 テレビカメラ
12 呼び出しスイッチ
13 スピーカ
14 マイク
15 子機電源
16 映像信号変調部
17 音声信号処理部
21 再生ボタン
22 保存ボタン
23 映像信号復調部
24 画像メモリ
25 映像信号変調部
26 書き込み制御部
27 読み出し制御部
28 呼び出し制御部
29 電源回路
30 外出表示ボタン
32 表示ランプ
33 表示データメモリ
34 保存解除ボタン
35 信号ライン切替部
41 ハンドセット
42 カメラ起動ボタン
43 モニタ
44 映像信号復調部
45 音声信号処理部
46 呼び出し検出部
47 電源回路
48 呼び出し音発生部
49 制御部
50 フックスイッチ
61、62 接続線

Claims (13)

  1. カメラドアホン子機で撮影され、テレビドアホン親機に送られる映像を記録する録画手段を有するテレビドアホン・システムにおいて、前記録画手段は、前記映像の静止画像を記録する画像記録手段と、前記画像記録手段への画像の書き込みを制御する書き込み制御手段と、前記画像記録手段からの画像の読み出しを制御する読み出し制御手段と、カメラドアホン子機に設けられた呼び出しスイッチの操作を検出する呼び出し検出手段と、前記画像記録手段への画像の記録を指示する録画指示手段と、前記画像記録手段に記録された画像の再生を指示する再生指示手段と、外出状態をセットする外出設定手段と、を備え、前記書き込み制御手段が、前記録画指示手段の指示、または、前記呼び出し検出手段の検出に基づいて前記画像を書き込むとともに、少なくとも、前記外出設定手段により外出状態がセットされているときに前記呼び出し検出手段の検出に基づいて記録した画像と、外出状態がセットされていないときに前記呼び出し検出手段の検出に基づいて記録した画像とを識別できるように記録し、前記読み出し制御手段が、前記再生指示手段の指示に基づいて前記画像を読み出すとき、前記画像を識別して再生順序を調整することを特徴とするテレビドアホン・システム
  2. 前記読み出し制御手段が、前記外出設定手段により外出状態がセットされているときに記録した画像を新規画像として最初に読み出すことを特徴とする請求項1記載のテレビドアホン・システム
  3. 前記読み出し制御手段が、前記外出設定手段により外出状態がセットされているときに記録した新規画像に表示マークを付して読み出すことを特徴とする請求項に記載のテレビドアホン・システム
  4. 前記読み出し制御手段が、前記外出設定手段により外出状態がセットされているときに記録した新規画像に、記録順を示すデーを付して読み出すことを特徴とする請求項3に記載のテレビドアホン・システム
  5. 前記外出設定手段により外出状態がセットされた状態において画像が記録されたことを表示する表示手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のテレビドアホン・システム
  6. 前記書き込み制御手段が、前記録画指示手段の指示に基づいて記録した画像を保存画像として識別できるように記録し、前記画像への上書きを行なわないように、また、前記保存画像を保存解除手段により保存解除した場合には上書き可能画像とするように前記画像記録手段への書き込みを制御することを特徴とする請求項1に記載のテレビドアホン・システム
  7. 前記読み出し制御手段が、前記録画指示手段の指示に基づいて記録した保存画像に表示マークを付して読み出すことを特徴とする請求項6に記載のテレビドアホン・システム
  8. カメラドアホン子機で撮影され、テレビドアホン親機に送られる映像の静止画像を記録するテレビドアホン・システムの録画方法において、外出時に記録された画像と、非外出時に記録された画像とを区別して記録し、再生時に、外出時に記録された画像を優先して再生することを特徴とするテレビドアホン・システムの録画方法。
  9. 外出時に記録された前記画像に表示マークを付して再生することを特徴とする請求項8に記載のテレビドアホン・システムの録画方法。
  10. カメラドアホン子機で撮影され、テレビドアホン親機に送られる映像の静止画像を記録するテレビドアホン・システムの録画方法において、保存すべき画像と、上書き可能な画像とを区別して記録し、再生時に、保存すべき画像に表示マークを付して再生することを特徴とするテレビドアホン・システムの録画方法。
  11. 前記読み出し制御手段が、新規画像と上書き可能画像と保存画像とをグループごとに順番に表示することを特徴とする請求項2、3、4、6または7に記載のテレビドアホン・システム
  12. 前記書き込み制御手段が、一度見た新規画像で保存指示手段による保存操作をしなかった画像を上書き可能画像として前記画像記録手段への書き込みを制御することを特徴とする請求項1または6に記載のテレビドアホン・システム
  13. 前記録画指示手段と前記保存指示手段および前記保存解除手段を、 1 つの保存ボタンにより構成したことを特徴とする請求項12に記載のテレビドアホン・システム。
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