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JP3765256B2 - 給湯器のリモコンおよびその制御方法 - Google Patents
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JP3765256B2 - 給湯器のリモコンおよびその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は給湯器のリモコンおよびその制御方法に関し、より詳細には、複数種の給湯器やオプションで付加される付加機器の遠隔操作が可能とされる汎用性を有する給湯器のリモートコントローラにおいて、該リモートコントローラの表示や音声出力等についてのデモンストレーションを実施するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
給湯器のリモートコントローラ(以下、リモコンと称する)は、従来から給湯器の状態やリモコンの操作内容などを視認可能に表示する表示装置を備えているが、最近では上記表示装置の表示と併せて給湯器の状態などを音声やメロディーでも報知する音声出力機能を備えたものが提案されるに至っている。
【0003】
このような表示装置や音声出力機能を備えたリモコンにおいては、表示装置の表示態様や音声出力機能で使用される音声やメロディーがどのようなものであるかは商品のセールスポイントの一つになることから、商品の展示会場や販売店の店頭などにおいてそのデモンストレーションが求められる。
【0004】
その一方、最近のリモコンは、機種の異なる給湯器にも使用可能なように汎用性を有するものが多い。すなわち、このような汎用性を有するリモコンは、給湯器と接続された際に、該給湯器のコントローラ(制御部)と通信を行い給湯器の機種(給湯器の基本構成、たとえば浴槽への落込機能の有無や、ふろ自動運転の有無などによって機器を大別したもの)を特定し、特定した機種に応じた表示や音声出力を行うように構成されている。
【0005】
このような汎用性を有するリモコンにおいては、給湯器との接続が行われない展示会場や店頭ではリモコンが給湯器の機種を特定できないので、予めリモコン内のマイコンに代表的な機種(たとえば最上位機種など)についての表示態様や音声出力を行わせるためのデモンストレーション用のソフトウェアを搭載し、該ソフトウェアを起動させてデモンストレーションを行っている。
【0006】
たとえば、図4に示すリモコンを例にとると、リモコンaに電源供給用の電源装置bを接続し、この状態で、所定のスイッチ操作(たとえば運転スイッチcとダウンスイッチdの2秒間同時押し)により、デモンストレーション用のソフトウェアを起動させる(以下、この状態を「デモモード」と称する)。
【0007】
デモモードに移行すると、リモコンaの表示装置eにその旨を数秒間表示し、その後のスイッチ操作により、表示装置eにデモンストレーション用の画面を表示させている(図4符号e′参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の手法では、以下のような問題がありその改善が望まれていた。
【0009】
すなわち、従来の手法では、リモコンに搭載されるデモンストレーション用のソフトウェアは代表的な機種についてしか対応していないため、当該機種以外の機種については、表示装置の表示態様などを店頭等で事前に確認することができなかった。そのため、給湯器の購入後に実際の商品とデモンストレーションとの相違が問題となるおそれがあった。
【0010】
また、最近では、給湯器に各種機能をオプションで追加するオプション機器(たとえば、入浴者の状態を監視する人体監視装置や、入浴者の心拍数を測定する心拍計、さらには自動風呂洗浄装置や即出湯ユニットなどの付加機器)が提案されており、これらについてもその動作状況などをリモコンに表示等するように構成されているが、従来の手法ではこのようなオプション機器についてのデモンストレーションが行えなかった。
【0011】
そのため、このようなオプション機器のデモンストレーションについては、図5に示すように、リモコンaにオプション機器の代用として疑似信号を出力する疑似本体fを接続してデモンストレーションを行っているが、部品点数の増加を招き、また疑似本体fの作成が煩雑である等の問題があった。
【0012】
本発明はかかる従来の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、機種やオプション機器の有無が相違する給湯器についてのデモンストレーションを容易に行える給湯器のリモコンおよびその制御方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る給湯器のリモコンの制御方法は、操作手段の操作に応じて、表示手段の表示や音声出力手段の音声再生のデモンストレーションを行うデモンストレーション用のソフトウェアを記憶した給湯器のリモコンにおいて、上記デモンストレーション用のソフトウェア起動時に、制御手段がデモンストレーションの対象となる給湯器の機種の選択を求める機種選択画面の表示指令を表示手段に与え、機種選択信号を取得した場合に、制御手段が上記デモンストレーションの対象となる付加機器の有無についての選択を求める付加機器確認画面の表示指令を表示手段に与え、付加機器確認信号を取得した後、上記機種選択信号および付加機器確認信号に基づいて制御手段がデモンストレーション環境を設定することにより、操作手段の操作に応じてデモンストレーション可能な事項が設定されることを特徴とする。
【0014】
そして、その好適な実施態様として、上記付加機器確認画面が付加機器毎に設定され、一の付加機器について上記付加機器確認信号を取得した後に次の付加機器についての付加機器確認画面を表示させ、全ての付加機器について付加機器確認信号を取得した後に上記デモンストレーションを実行することを特徴とする。
【0015】
そして、上記デモンストレーション用のソフトウェア起動後に、操作手段からの操作信号が所定時間与えられない場合には、制御手段がデモンストレーション用のソフトウェアの起動を停止することを特徴とする。
【0016】
また、他の好適な実施態様として、上記デモンストレーション用のソフトウェア起動後に、操作手段からの操作信号が所定時間与えられない場合に、制御手段が予め定められた所定のデモンストレーション環境を設定して、デモンストレーション用のソフトウェアに基づくデモンストレーションを実行することを特徴とする。
【0017】
さらに、他の好適な実施態様として、上記デモンストレーション用のソフトウェア起動後に、制御手段に所定の制御信号が与えられた場合に、制御手段はデモンストレーション用のソフトウェアの起動を停止することを特徴とする。
【0018】
また、本発明に係る給湯器のリモコンは、表示手段と、音声出力手段と、操作手段と、制御手段とを有する給湯器のリモコンに、上記操作手段の操作に応じて表示手段の表示や音声出力手段の音声再生のデモンストレーションを行うデモンストレーション用のソフトウェアを記憶する記憶手段と、デモンストレーションを行う給湯器の機種を選択する機種選択手段と、選択した機種について付加機器の有無を確認する付加機器確認手段とを設け、上記制御手段が、上記機種選択手段および付加機器確認手段での処理結果に基づいてデモンストレーション環境を設定することにより、操作手段の操作に応じてデモンストレーション可能な事項が設定される制御構成を備えたことを特徴とする。
【0019】
本発明では、給湯器のリモコンに予め複数の機器に対応するデモンストレーション用のソフトウェアを記憶させておき、デモンストレーション用のソフトウェア起動時に給湯器の機種の選択を求める機種選択画面と付加機器の有無の確認を求める付加機器確認画面を表示させて操作手段による入力によってデモンストレーションを行う機器および付加機器の有無を制御手段に把握させ、デモンストレーション環境を設定し、その結果に基づいてデモンストレーション用のソフトウェアを実行する。これにより、設定された態様(機種や付加機器の有無)に応じたデモンストレーションを行うことができる。
【0020】
なお、ここでいうデモンストレーションは、デモンストレーション装置が備える表示手段の表示に関するデモンストレーションだけでなく、音声出力手段を備える場合には、音声出力に関するデモンストレーションも含まれる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る給湯器のリモコンおよびその制御方法を図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】
実施形態1
図1は、本発明を適用した給湯器のリモコンの概略構成の一例を示すブロック図であり、また図2は当該リモコンの外観構成の一例を示す正面図である。
【0023】
このリモコン1は、図示しない給湯器の遠隔操作用の操作装置(機器操作装置)であって、図1に示すように、操作手段11と、表示手段12と、音声出力手段13と、インターフェース手段14と、制御手段15とを主要部として構成される。
【0024】
操作手段11は、給湯器の遠隔操作やリモコン1の各種設定操作用の操作スイッチ群であって、各操作スイッチは図1に示すように上記制御手段15に操作信号を出力可能なように制御手段15と電気的に接続されている。具体的には、この操作手段11は、たとえば図2に示すように、リモコン1の運転オン/オフの切り換えを行う運転スイッチ11aと、浴槽への自動湯張りを行うふろ自動スイッチ11bと、ふろの追い焚きを行う追いだきスイッチ11cと、他のリモコン(図示せず)の呼び出しを行う呼出スイッチ11dと、リモコン1の動作モードの切り換え等を行う設定スイッチ11eと、各動作モード下で数値入力(たとえば給湯設定温度の増減)や入力項目の選択(詳細は後述する)などを行うアップスイッチ11fおよびダウンスイッチ11gで構成される。
【0025】
表示手段12は、給湯器の状態やリモコン1の操作状況などを視認可能に表示する表示装置であって、具体的には液晶ディスプレイ装置や蛍光管ドットマトリクス表示装置のように文字や図形を任意に表示可能な表示装置が好適に用いられている。そして、この表示手段12の表示内容は上記制御手段15からの表示指令信号によって決定されている。
【0026】
音声出力手段13は、給湯器の状態やリモコン1の操作状況などを音声やメロディーで聴取可能に報知する音声出力装置であって、具体的には音声信号を生成する音声合成ICや音声増幅器、スピーカなどで構成されている。また、音声出力手段13から出力される音声メッセージやメロディーの内容は、上記表示手段12と同様に制御手段15からの出力指令信号によって決定される。
【0027】
インターフェース手段14は、給湯器の制御部(図示せず)と通信を行うためのインターフェースであって、本実施形態では給湯器から供給される電源に重畳されて伝送される遠隔操作用の信号の送受信が可能に構成されている。つまり、このインターフェース手段14は、図示しないが電源分離手段を備え、給湯器から直流15Vの電源供給を受けるとともに、給湯器との間で遠隔操作用の信号の送受信を行うものとされている。
【0028】
なお、図示しないが、電源分離手段で遠隔操作信号と分離された直流電源はリモコン1の駆動電源としてリモコン1の各部に供給される。また、後述するデモンストレーション時には、インターフェース手段14には給湯器は接続されないので、このインターフェース手段14には図1に示すように専用の直流電源装置2が接続され、これによりリモコン1への電源が供給される。
【0029】
制御手段15は、リモコン各部の制御中枢を構成する制御装置であって、具体的にはリモコン1の制御用のソフトウェアを搭載したマイクロコンピュータで構成される。また、本発明では、この制御手段15には、後述するデモンストレーション機能を実現するためのソフトウェア(デモンストレーション用のソフトウェア)を記憶する記憶手段(図示せず)が設けられている。
【0030】
この記憶手段は周知の形態の記憶媒体を備えた記憶装置で構成されるが、好ましくはEEPROMのような不揮発性のメモリで構成される。そして、この記憶手段には、複数の機器に対応したデモンストレーション用のソフトウェアが記憶される。つまり、給湯器の機種とオプション機器の接続の有無の各組み合わせに対応し得るデモンストレーション用のソフトウェアが記憶される。
【0031】
具体的には、このデモンストレーション用のソフトウェアは、給湯器の機種によって相違する表示手段12の各種表示画面の表示や音声出力手段13の各種音声出力を再生するためのソフトウェアであって、さらに給湯器にオプション機器(図示せず)が接続された場合におけるリモコン1の各種画面表示や音声出力を再現するソフトウェアで構成される。
【0032】
ここで、オプション機器とは、たとえば入浴者の状態を監視する人体監視装置や、入浴者の心拍数を測定する心拍計、さらには自動風呂洗浄装置や即出湯ユニットなど、いわゆる従来の給湯器の基本構成に任意に追加される各種ユニットなどを意味する。
【0033】
次に、このように構成されてなるリモコン1を用いたデモンストレーションの手順について図3を用いて説明する。
【0034】
まず、デモンストレーションを行うにあたり、リモコン1のインターフェース手段14に電源装置2を接続し(図1参照)、リモコン1の各部に電源を供給する。
【0035】
そして、この状態で操作手段11の所定操作(たとえば、運転スイッチ11aとダウンスイッチ11gを同時に2秒間押す操作)を行い、制御手段15の動作モードをデモモードに移行させる(図3(1) 参照)。制御手段15は、この所定操作により表示手段12に対して、たとえば図3(1) に示す「デモモードにはいります」といった表示を数秒(たとえば2秒)行わせ、制御手段15の動作モードがデモモードに移行する旨を外部に報知してデモモードに移行する。
【0036】
制御手段15の動作モードがデモモードに移行すると、次に制御手段15は表示手段12に対して、デモンストレーションを行う機種の選択を求める機種選択画面(機器選択画面)を表示させる表示指令信号を出力し、表示手段12に機種選択画面を表示させる(図3(2) 参照)。
【0037】
ここで、図示の機種選択画面は、デモンストレーションの対象となる給湯器の機種に予め番号を付与しておき、上記アップスイッチ11fおよびダウンスイッチ11gの操作によってこの番号を入力させる画面で構成される。
【0038】
たとえば、上記デモンストレーション用のソフトウェアで対応可能な給湯器の機種が3種類ある場合には、各機種に予め0〜2のいずれかの番号を付与しておき、表示手段12に図3(2) の画面が表示された状態でアップスイッチ11fまたはダウンスイッチ11gの操作により0〜2のいずれかの番号を入力させることによりデモンストレーションを行う給湯器の機種を選択させ、当該選択の確定操作(たとえば設定スイッチ11eの操作)により選択した内容を示す機器選択信号が制御手段15に与えられる。
【0039】
このようにしてデモンストレーションを行う機種が選択されると、次に制御手段15は表示手段12に対して、オプション機器の有無についての選択を求める付加機器確認画面を表示させる表示指令信号を出力し、表示手段12に付加機器確認画面を表示させる(図3(3),(4) 参照)。
【0040】
この付加機器確認画面は、図3(3),(4) に示すように、各オプション機器毎に順次その有無の入力を要求する画面であって、まず、一のオプション機器(たとえば人体監視装置)についてその有無についての入力を求める。
【0041】
具体的には、たとえば表示手段12の画面にオプション機器の名称を示す表示(図示例では人体監視装置を「センサー」と表示する)と、その有無の確認を求める表示(図示例では「あり」,「なし」の表示)を行わせ(図3(3) 参照)、オプション機器が有る場合はアップスイッチ11fを、またオプション機器が無い場合はダウンスイッチ11gを操作させるとともに、その確定操作(図示例では設定スイッチ11eの操作)を行わせて、オプション機器の有無を示す付加機器確認信号を制御手段15に入力させる。
【0042】
そして、制御手段15が人体監視装置についての付加機器確認信号を取得すると、次のオプション機器(図示例では心拍計)についての付加機器確認画面を表示させ(図3(4) 参照)、上記人体監視装置の場合と同様にアップスイッチ11fまたはダウンスイッチ11gの操作と、その確定操作によって心拍計についての付加機器確認信号を制御手段15に入力させる。
【0043】
このようにして順次オプション機器の有無についての確認が行われ、最後のオプション機器(図示例では心拍計)についての有無の確定操作がなされると、制御手段15は表示手段12の画面を再び機種選択画面に復帰させて、デモンストレーション環境(給湯器の機種やオプション機器の有無)の設定を完了する。
【0044】
その後は、デモンストレーション用のソフトウェアの設定に従ってデモンストレーションの開始操作(たとえば運転スイッチ11aの操作)を行うことによりデモンストレーションが開始される。
【0045】
たとえば、この状態でふろ自動スイッチ11bが操作されると、その操作後所定時間経過後に表示手段12に浴槽への湯張りが完了した旨の表示がなされるとともに、音声出力手段13からその旨の音声メッセージが出力される。また、オプション機器として人体監視装置の接続有りが選択されていると、当該オプション機器用に指定された所定操作により人体監視装置についてのデモンストレーションが可能となる。
【0046】
なお、本実施形態では、デモモード移行後、上記機種選択画面で給湯器の機種を選択する操作が所定時間(たとえば数分間)行われず、制御手段15に操作手段11からの操作信号が与えられない状態が所定時間継続すると、制御手段15はデモンストレーション用のソフトウェアの起動を停止し、制御手段15の動作モードを通常の動作モードに復帰させる。また、同様に、上記付加機器確認画面においてオプション機器の有無の選択操作が所定時間(たとえば数分間)行われず、制御手段15に操作手段11からの操作信号が与えられない状態が所定時間継続すると、この場合も制御手段15はデモンストレーション用のソフトウェアの起動を停止し、制御手段15の動作モードを通常の動作モードに復帰させる。
【0047】
また、この他、本実施形態ではデモンストレーション用のソフトウェアが給湯器のリモコン1に搭載されていることから、該リモコン1の通常の設置状態(つまり給湯器とリモコン1とを接続している状態)において、たとえばユーザーの誤操作やリモコン1内に侵入する電気的なノイズなどによって制御手段15が誤ってデモモードに移行したような場合においても制御手段15の動作モードを通常の動作モードに復帰できるように、上記制御手段15は、デモンストレーション用のソフトウェアを起動後その起動中に外部から所定の制御信号(具体的には給湯器とリモコン1間で通常通信されている遠隔操作用の制御信号など)が与えられると、デモンストレーション用のソフトウェアの起動を停止して通常の動作モードに復帰するように構成される。
【0048】
このように、本発明によれば、リモコン1に複数の機器(給湯器の機種とオプション機器の接続の有無の各組み合わせ)に対応可能なデモンストレーション用のソフトウェアが記憶され、このソフトウェアに基づいてリモコン1のデモンストレーションが行われるので、リモコン1に給湯器およびオプション機器またはこれらに代わる疑似本体を接続することなく容易にリモコン1のデモンストレーションを行うことができる。
【0049】
しかも、リモコン1はデモンストレーション用のソフトウェアを搭載していること以外は、通常の給湯器のリモコンと変わりないので、デモンストレーション用に専用の機器を必要とすることなく、市販のリモコンを用いてデモンストレーションを行うことが可能となる。
【0050】
また、リモコン1がデモモードに移行すると、その後に給湯器の機種の選択と、オプション機器の有無の確認が行われ、以後その設定した内容に従ってリモコン1のデモンストレーションが行えるので、実際に給湯器を接続したのと同様のデモンストレーションが行え、機器購入後にデモンストレーションと実際の表示等が相違するといった事態が回避される。
【0051】
実施形態2
次に、本発明の他の実施形態について説明する。この第2の実施形態はデモモード移行後、機種選択画面で給湯器の機種の選択操作が行われなかった場合における制御手段15の動作の改変例であって、本実施形態ではこのような場合、制御手段15が予め定められた所定のデモンストレーション環境を設定するように構成される。
【0052】
すなわち、上記機種選択画面を表示しているにもかかわらず、給湯器の機種を選択する操作が行われず、制御手段15に操作手段11からの操作信号が所定時間与えられない状態が継続すると、制御手段15はデモンストレーション環境として、予め定められた所定の機種(たとえば最上位機種などの代表的な機種)および予め定められたオプション機器の有無(たとえば人体監視装置および心拍計有り)を設定し、当該環境下でのデモンストレーションを可能とする。
【0053】
これにより、デモンストレーション用のソフトウェア起動後に、給湯器の機種の選択操作がなされない場合においても、リモコン1のデモンストレーションを行うことが可能となる。
【0054】
また、本実施形態は、その更なる改変例として、たとえば給湯器の機種選択操作後にオプション機器の有無の設定が全く行われないか、あるいはその一部のみ設定がなされ他の設定が行われないような場合にも、オプション機器の有無について予め定められた所定の環境に自動設定(たとえば全てのオプション機器についての環境を自動設定したり、あるいは未設定のオプション機器についてのみ環境を自動設定)するように構成される。
【0055】
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに限定されることなくその発明の範囲内で種々の設計変更が可能である。
【0056】
たとえば、上述した実施形態では、本発明を給湯器のリモコン1に用いた場合を示したが、本発明は給湯器以外の操作装置にも適用可能である。つまり、基本的な機能を備えた機種が複数あり、しかもそれにオプション機器の追加ができるような機器またはシステムの操作装置であれば本発明は給湯器のリモコン以外の他の機器操作装置にも適用可能である。
【0057】
また、上述した実施形態では、リモコン1が音声出力手段13を備える場合、つまり、音声出力についてのデモンストレーションも行う場合を示したが、表示手段12のみで音声出力手段13を持たない操作装置にも適用可能である。
【0058】
さらに、上述した実施形態では、給湯器の機種が3機種で、オプションで接続可能なオプション機器が2種類(人体監視装置と心拍計)の場合について説明したが、これらは適宜設計変更可能である。また、機器選択画面および付加機器確認画面の具体的な表示態様や、設定時の操作手段11の操作方法なども適宜設計変更可能である。
【0059】
さらに、上述した実施形態では、機種選択画面において、デモンストレーションの対象となる給湯器の機種の選択を機種毎に予め付与しておいた0〜2のいずれかの番号の選択によって行わせていたが、表示手段12の画面に、給湯器の製品名(たとえば、GT−2416AWXやGQ−2423WA等の名称)や、機能のグレード(たとえば、風呂機能のフルオート、セミオート、ノーマル等)をスクロール可能に表示させて、これらを選択させるように構成してもよい。
【0060】
また、上記実施形態では、給湯器の機種およびオプション機器の有無についての選択完了後、つまりデモンストレーション環境の設定後に、操作手段11の所定操作によってデモンストレーションが開始される構成を示したが、デモンストレーション用のソフトウェアの設定によって、操作手段11の操作なしで自動的にデモンストレーションを開始するように構成することも可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、給湯器のリモコン操作手段の操作に応じて表示手段の表示や音声出力手段の音声再生のデモンストレーションを行うデモンストレーション用のソフトウェアを記憶させるとともに、デモンストレーション用のソフトウェア起動時に、給湯器の機種や付加機器の有無についての選択を求め、その選択に応じてデモンストレーション環境を設定することにより操作手段の操作に応じてデモンストレーション可能な事項が設定されるので、汎用性を有するリモコンのデモンストレーションを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデモンストレーション装置を搭載した給湯器のリモコンの概略構成の一例を示すブロック図である。
【図2】同給湯器のリモコンの外観構成の一例を示す正面図である。
【図3】同給湯器のリモコンにおけるデモンストレーション開始前の操作手順を示す説明図である。
【図4】給湯器のリモコンにおける従来のデモンストレーションの手法を示す説明図である。
【図5】給湯器のリモコンにおける従来のデモンストレーションの他の手法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 リモコン(デモンストレーション装置)
2 電源装置
11 操作手段
12 表示手段
13 音声出力手段
14 インターフェース手段
11a〜11g 操作スイッチ

Claims (6)

  1. 操作手段の操作に応じて、表示手段の表示や音声出力手段の音声再生のデモンストレーションを行うデモンストレーション用のソフトウェアを記憶した給湯器のリモコンにおいて、
    前記デモンストレーション用のソフトウェア起動時に、制御手段がデモンストレーションの対象となる給湯器の機種の選択を求める機種選択画面の表示指令を表示手段に与え、
    機種選択信号を取得した場合に、制御手段が前記デモンストレーションの対象となる付加機器の有無についての選択を求める付加機器確認画面の表示指令を表示手段に与え、
    付加機器確認信号を取得した後、前記機種選択信号および付加機器確認信号に基づいて制御手段がデモンストレーション環境を設定することにより、操作手段の操作に応じてデモンストレーション可能な事項が設定されることを特徴とする給湯器のリモコンの制御方法。
  2. 前記付加機器確認画面が付加機器毎に設定され、一の付加機器について前記付加機器確認信号を取得した後に次の付加機器についての付加機器確認画面を表示させ、全ての付加機器について付加機器確認信号を取得した後に前記デモンストレーションを実行することを特徴とする請求項1に記載の給湯器のリモコンの制御方法。
  3. 前記デモンストレーション用のソフトウェア起動後に、操作手段からの操作信号が所定時間与えられない場合に、制御手段がデモンストレーション用のソフトウェアの起動を停止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給湯器のリモコンの制御方法。
  4. 前記デモンストレーション用のソフトウェア起動後に、操作手段からの操作信号が所定時間与えられない場合に、制御手段が予め定められた所定のデモンストレーション環境を設定して、デモンストレーション用のソフトウェアに基づくデモンストレーションを実行することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給湯器のリモコンの制御方法。
  5. 前記デモンストレーション用のソフトウェア起動後に、制御手段に所定の制御信号が与えられた場合に、制御手段はデモンストレーション用のソフトウェアの起動を停止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給湯器のリモコンの制御方法。
  6. 表示手段と、音声出力手段と、操作手段と、制御手段とを有する給湯器のリモコンに、前記操作手段の操作に応じて表示手段の表示や音声出力手段の音声再生のデモンストレーションを行うデモンストレーション用のソフトウェアを記憶する記憶手段と、デモンストレーションを行う給湯器の機種を選択する機種選択手段と、選択した機種について付加機器の有無を確認する付加機器確認手段とを設け、前記制御手段が、前記機種選択手段および付加機器確認手段での処理結果に基づいてデモンストレーション環境を設定することにより、操作手段の操作に応じてデモンストレーション可能な事項が設定される制御構成を備えたことを特徴とする給湯器のリモコン
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