JP3767602B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
(本願では以下この構造をS/Aと略称する。)例えばシフトレジスタ等の駆動回路をアクティブマトリクス基板上にTFTにて内蔵する場合(これらのTFTを本願ではDr TFTと略称する。)、これらのDr TFTをN型TFTとP型TFTにて相補的に構成するので有るが(本願ではこれをCMOS TFTと略称する)、通常このCMOS TFTはS/A構造とされて居る。またアクティブマトリクス基板の画素領域にも各画素電極のスゥッチング素子としてTFTが形成され(本願ではこれをPi TFTと略称する)、このPi TFTも多くの場S/A構造とされている。
(本発明の第1形態)
本発明はN型およびP型の薄膜トランジスタによりCMOS回路が構成された薄膜半導体装置において、前記N型およびP型の薄膜トランジスタは、ソース・ドレイン領域のうち、ゲート電極の端部に対して前記ゲート絶縁膜を介して対峙する部分に低濃度ソース・ドレイン領域を備えるとともに、前記P型の薄膜トランジスタにおける前記低濃度・ドレイン領域の不純物濃度は、前記N型の薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度に比較して高いことを特徴とする。前記P型の薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度は、前記N型の薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度に対して6倍から8倍までの範囲にあることを特徴とする。更には前記P型の薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度は、約1.5×1018cm-3から約3.0×1018cm-3までの範囲にあり、前記N型の薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度は、約0.2×1018cm-3から約0.5×1018cm-3までの範囲にあることを特徴とする。
1×10-6cm≦t≦4.5×10-6cm
を満たす範囲にあることを特徴とする。
1×10-6cm≦t≦4.5×10-6cm
を満たす範囲にあることを特徴とする。
3 ≦ CDrPLDD/CDrNLDD ≦ 5
を満たす範囲にあることを特徴とする。この時前記N型およびP型の薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域を構成する半導体膜の膜厚をtとしたときに、tは次式
1×10-6cm≦t≦4.5×10-6cm
を満たす範囲にあることを特徴とする。
1.2×1012cm-2≦CDrPLDD・t≦1.8×1013cm-2 2.4×1011cm-2≦CDrNLDD・t≦6.0×1012cm-2 3 ≦ CDrPLDD/CDrNLDD ≦ 5
を満たす範囲にあることを特徴とする。この時tは次式
1×10-6cm≦t≦4.5×10-6cm
を満たす範囲にあることを特徴とする。
(本発明の第2形態)
本発明による液晶表示装置はアクティブマトリクス基板上に、駆動回路部でCMOS回路を構成する第1導電型および第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタと、画素領域に形成された第1導電型の画素用薄膜トランジスタとを有する液晶表示装置において、前記駆動回路用薄膜トランジスタおよび前記画素用薄膜トランジスタは、ソース・ドレイン領域のうち、ゲート電極の端部に対してゲート絶縁膜を介して対峙する部分に低濃度ソース・ドレイン領域を備えるLDD構造を有し、前記第1導電型の画素用薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度は、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度に比較して低いことを特徴とする。この時前記第1導電型はN型であり、前記第2導電型はP型であることを特徴とする。或いは前記第1導電型はP型であり、前記第2導電型はN型であることを特徴とする。
0.8≦(LDrN ・WDrN )/(LDrP ・WDrP )≦1.25を満たすことを特徴とする。
(本発明の第3形態)
本発明による液晶表示装置の製造方法はアクティブマトリクス基板上に、駆動回路部でCMOS回路を構成する第1導電型および第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタと、画素領域に形成された第1導電型の画素用薄膜トランジスタとを有する液晶表示装置において、前記駆動回路用薄膜トランジスタおよび前記画素用薄膜トランジスタは、ソース・ドレイン領域のうち、ゲート電極の端部に対してゲート絶縁膜を介して対峙する部分に低濃度ソース・ドレイン領域を備えるLDD構造を有し、前記画素用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域は、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域と同等量の第1導電型の不純物と、該不純物のドーズ量よりも少なくて前記第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域と同等量の第2の導電型の不純物とが導入されていることにより、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域よりも実質的に低濃度の第1導電型領域になっていることを特徴とする。この時前記第1導電型はN型であり、前記第2導電型はP型であることを特徴とする。或いは前記第1導電型はP型であり、前記第2導電型はN型であることを特徴とする。
0<NII<NI <10×1018 を満たすことを特徴とする。更にこの時
(NI −NII)≦3×1018
を満たすことを特徴とする。更にNI 、NIIは、下記の各式 0<NII ≦(4×1018)
NII<NI ≦(NII+3×1018)を満たすことを特徴とする。更にNI 、NIIは、下記の各式 0<NII<NI ≦(NII+3×1018) NI ≦(4×1018)
を満たすことを特徴とする。更にNI 、NIIは、下記の各式 0<NII<NI ≦(4×1018) (NI −3×1018)≦NII≦(3×1018)を満たすことを特徴とする。更に前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタのチャネル長LDr1をx(μm)とした時に、xとNI 、NIIは下記の各式 0<NII<NI ≦(x×1018)を満たすことを特徴とする。
本発明による液晶表示装置はアクティブマトリクス基板上に、駆動回路部に形成されCMOS回路を構成する第1導電型および第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタと、画素領域に形成された第1導電型の画素用薄膜トランジスタとを有する液晶表示装置において、前記第1導電型の画素用薄膜トランジスタ、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタ、および前記第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタは、ソース・ドレイン領域のうち、ゲート電極の端部に対してゲート絶縁膜を介して対峙する部分に低濃度ソース・ドレイン領域を備えるLDD構造を有し、前記第1導電型の画素用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さは、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さより長いことを特徴とする。この時前記第1導電型はN型であり、前記第2導電型はP型であることを特徴とする。或いは前記第1導電型はP型であり、前記第2導電型はN型であることを特徴とする。
(本発明の第5形態)
本発明による液晶表示装置はアクティブマトリクス基板上に、駆動回路部に形成されCMOS回路を構成する第1導電型および第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタと、画素領域に形成された第1導電型の画素用薄膜トランジスタとを有する液晶表示装置において、前記第1導電型の画素用薄膜トランジスタ、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタ、および前記第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタは、ソース・ドレイン領域のうち、ゲート電極の端部に対してゲート絶縁膜を介して対峙する部分に低濃度ソース・ドレイン領域を備えるLDD構造を有し、前記第1導電型の画素用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さは、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さより長く、前記第1導電型の画素用薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度は、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度に比較して低いことを特徴とする。この時前記第1導電型はN型であり、前記第2導電型はP型であることを特徴とする。或いは前記第1導電型はP型であり、前記第2導電型はN型であることを特徴とする。
0.8≦(LDrN ・WDrN )/(LDrP ・WDrP )≦1.25を満たすことを特徴とする。
(本発明の第6形態)
本発明はN型およびP型の薄膜トランジスタによりCMOS回路が構成された薄膜半導体装置において、前記N型の薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の長さおよび幅をそれぞれLDrNLDD、WDrNLDDとし、前記P型の薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の長さおよび幅をそれぞれLDrPLDD、WDrPLDDとしたときに、LDrNLDD、WDrNLDD、LDrPLDD、WDrPLDDは、以下の式 (LDrNLDD/WDrNLDD)≧(LDrPLDD/WDrPLDD)を満たすことを特徴とする。或いは薄膜半導体装置が形成された基板を構成要素の一部とする電子機器に於いて、該薄膜半導体装置は前述に記載されて居る物で有る事を特徴とする。
(LPiILDD/WPiILDD)≧(LDrILDD/WDrILDD)を満たすことを特徴とする。
(本発明の第4形態)は主として請求項1から請求項2に関する。
(本発明の第1形態)
(第1形態に係る各TFTの構成)
ここでは単純にN型の駆動回路用TFT20とP型の駆動回路用TFT30をLDD構造にしただけでは良好なCMOS TFTは得られ無い事を説明した後、本発明の第1形態を詳述する。一般にP型の駆動回路用TFT30のオン電流はN型の駆動回路用TFT20のオン電流に比して数十パーセント程度小さい。
これは正孔の移動度が電子の移動度の凡2/3程度で有る事に起因している。この事情は当然CMOS LDD TFTでも同様に成り立っている。即ちCMOS回路を構成するN型の駆動回路用TFT20とP型の駆動回路用TFT30をLDD構造にて同一素子サイズおよび同一製造条件にて形成すると、図4に示すが如くP型のLDD TFTのオン電流(図4に点線L2で示す。)はN型のLDD TFTのオン電流(図4に実線L1で示す。)に比較して小さく成って仕舞う。この様にP型およびN型のTFTの間でオン電流のバランスが悪いと、オン時またはオフ時のタイミングがずれ、回路の動作速度を抑制したり、誤動作の原因となるので有る。これに対してオン電流のバランスを取るためにチャンネル長などの素子サイズを変えると今度はP型およびN型TFT間のゲート容量バランスが崩れ、矢張り回路の動作速度を抑制したり、或いは誤動作の原因となって仕舞い良好なCMOS TFTは得られないので有る。
(第1形態に係る各TFTのオン・オフリーク電流特性)
このように構成した各TFTに関し、図5には実線L3でN型の画素用トランジスタ10、およびN型の駆動回路用TFT20のオン・オフリーク電流特性を示し、点線L4でP型の駆動回路用TFT30のオン・オフリーク電流特性を示してある。図5からわかるように、P型の駆動回路用TFT30では、低濃度ソース・ドレイン領域311、321の不純物濃度がN型のTFT(N型の画素用トランジスタ10および駆動回路用TFT20)のそれに比較して高いので、正孔の移動度が電子の移動度に比して小さくても、P型の駆動回路用TFT30のオン電流特性は、N型の駆動回路用TFT20と同等のレベルまで改善されている。それ故、シフトレジスタにおける動作条件に充分なマージンを確保できるので、オン電流のアンバランスに起因する誤動作が発生しない。しかも、P型のTFTとN型のTFTとの間では、素子サイズがほぼ同じであるため、ゲート容量もほぼ同等である。また、N型の駆動回路用TFT20、およびN型の駆動回路用TFT30では、オフリーク電流が小さいので、オフリーク電流に起因する誤動作が発生しないとともに、CMOS回路の電源端子間を貫通する電流が小さい。
(実施例1:第1形態に係る各TFTの製造方法)
このようなLDD構造のTFTは、以下の方法により製造できる。なお、以下の説明において、不純物濃度は、いずれも活性化アニール後の不純物濃度で表してある。
(実施例2:第1形態に係る各TFTの別の製造方法)
また、図1に示す構造のTFTは、以下の方法でも製造できる。
一方、低濃度のソース・ドレイン領域11b、12b、21b、22bのうち、レジストマスク54で覆われていた部分は、そのまま不純物濃度が約0.5×1018cm-3の低濃度ソース・ドレイン領域111、121、211、221となる。このようにして、画素用TFT10およびN型の駆動回路用TFT20が形成される。しかる後に、レジストマスク54を除去する。
(第1形態に於けるLDD濃度)
前述の実施例2ではTFTをアクティブマトリクス基板1の画素用TFTおよび駆動回路用TFTとして用いたときに、素子サイズを変えることなく、オン電流のバランスの悪さに起因する誤動作の発生を確実に防止しながら、オフリーク電流に起因するフリッカーの発生や無駄な電流の消費を確実に防止するという観点から、P型の駆動回路用TFT30の低濃度ソース・ドレイン領域311、321の不純物濃度を約2.0×1018cm-3に設定し、画素用TFT10およびN型の駆動回路用TFT20の低濃度ソース・ドレイン領域111、121、211、221の不純物濃度を約0.5×1018cm-3に設定したが、P型のTFTの低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度が約1.5×1018cm-3から約3.0×1018cm-3までの範囲で、N型のTFTの低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度が約0.2×1018cm-3から約0.5×1018cm-3までの範囲にあればよいことを、図9および図10を参照して説明する。
これらの検討結果から、一般的な駆動回路においてオフリーク電流をその上限とされる1×10-13 A以下のレベルとなるのは、N型のTFTでは、低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度が約1.3×1019cm-3以下であり、P型のTFTでは、低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度が約3.0×1018cm-3以下である。
(低温プロセスLDD TFTに於ける発明形態)
次に低温プロセスで製造された薄膜トランジスタに関する第1の発明形態を説明する。ここで低温プロセスとはTFTを作成する際の工程最高温度が、レーザー照射とか急速熱処理(RTA)と云った局所加熱を除いて600℃程度以下であるTFTの製造方法を示す。低温プロセスでは1000℃程度の熱酸化法を使用しない為、半導体膜はレーザー照射やRTAにて改質し、絶縁膜はCVD法やPVD法などで形成される。発明人がこうした低温プロセスにて製造されたTFTについて繰り返し実験を行った結果によれば、各TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度は、以下のように設定したときに、各TFTの電気的特性を最適化できる。
1×10-6cm≦t≦4.5×10-6cm
1.2×1012cm-2≦CDrPLDD・t≦1.8×1013cm-2を満たすように設定する。同様にN型の駆動回路用TFT20における低濃度ソース・ドレイン領域211、221の不純物濃度をCDrNLDD(cm-3)としたときに、t、CDrNLDDは、以下の各式
1×10-6cm≦t≦4.5×10-6cm
2.4×1011cm-2≦CDrNLDD・t≦6.0×1012cm-2を満たすように設定する。或いはt、CDrNLDD、CDrPLDDは、以下の各式 1×10-6cm≦t≦4.5×10-6cm
3 ≦ CDrPLDD/CDrNLDD ≦ 5
を満たすように設定する。
1.2×1012cm-2≦CDrPLDD・t≦1.8×1013cm-2 2.4×1011cm-2≦CDrNLDD・t≦6.0×1012cm-2 3 ≦ CDrPLDD/CDrNLDD ≦ 5
これら各条件は膜厚に係わり無く成り立つ事と成る。
(本発明に係わるレイアウト)
本願の総ての発明に係わるトランジスタのレイアウトに関して説明する。
0.8≦ LDrN/LDrP ≦1.25
を満たすように設定する。
(本発明の第2形態)
(第2形態に係る各TFTの構成)
本発明の各LDD TFTの基本的な構成は第1形態と同様であるため、図1を参照して説明するとともに、対応する機能を有する部分については同じ符合を付してそれらの詳細な説明を省略する。
(第2形態に係る各TFTのオン・オフリーク電流特性)
このように構成したTFTのオン・オフリーク電流特性では、図9に示すように駆動回路用TFTに於いては低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度を高くした分だけ、オン電流を増大させることができる。また、図10に示すように画素用TFTでは低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度を低くした分だけ、オフリーク電流を低減することができるといえる。さらに、CMOS回路において、ゲート容量などのバランスを崩すことなく、オン電流のバランスを確保するという観点から、P型のTFTにおける低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度をN型のTFTにおける低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度に対して約6倍から約8倍までの範囲設定してある。それ故本発明のアクティブマトリクス基板1では、まず、いずれのTFTをもLDD構造としたことに加えて、N型の駆動回路用TFT20は低濃度ソース・ドレイン領域211、221の不純物濃度が約0.7×1018cm-3まで高濃度側に設定されているので、図12に実線L11で示すようにオン電流が大きく、その一方N型の画素用TFT10は低濃度ソース領域111および低濃度ドレイン領域121の不純物濃度が約0.4×1018cm-3まで低濃度側に設定されているので、図12に一点鎖線L12で示すようにオフリーク電流が小さい。しかも、P型の駆動回路用TFT30は、低濃度ソース領域311および低濃度ドレイン領域321における不純物濃度が約5.0×1018cm-3までN型の駆動回路用TFT20の低濃度ソース領域211および低濃度ドレイン領域221における不純物濃度よりも高濃度側に設定してあるので、図12に点線L13で示すようにオン電流がN型の駆動回路用TFT20のオン電流と同等のレベルまで改善されている。それ故、シフトレジスタの動作条件に充分なマージンを確保でき、オン電流のアンバランスに起因する誤動作が発生しない。しかもP型のTFTとN型のTFTとの間では素子サイズを略同等としてあるため、ゲート容量も略同等である。
(実施例3:第2形態に係るLDD TFTの製造方法)
このような構造のTFTは、たとえば、以下の方法により製造できる。なお、以下の説明において、不純物濃度は、いずれも活性化アニール後の不純物濃度で表してある。但し、半導体膜を形成してからゲート電極および層間絶縁膜を形成するまでの工程は、実施例1において、図4(a)〜図5(b)を参照して説明した工程と同様である。また、それ以降の工程も、基本的には同じである。従って、図13(a)に示すように、層間絶縁膜41を形成した以降の工程についてのみ説明するとともに、それ以降の工程についても、詳細な説明を省略する。なお、本例でも、層間絶縁膜41は、ゲート電極15、25、35の端部では、ゲート電極15、25、35の厚さに相当する分だけ厚く、かかる厚さの差を利用して、以降の工程において、LDD構造のTFTを形成する。
(実施例4:第2形態に係るLDD TFTの別の製造方法)
また、本例のTFTは、以下の方法でも製造できる。
(第2形態に係わる不純物濃度)
なお、本発明のアクティブマトリクス基板では、N型の画素用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度を約0.4×1018cm-3とし、N型の駆動回路用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度を約0.7×1018cm-3としたが、かかる不純物濃度に限定されることなく、N型の画素用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域における不純物濃度をN型の駆動回路用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域における不純物濃度に比較して低く設定さえすれば、画素領域におけるTFTのオフリーク電流の低減と、駆動回路部におけるTFTのオン電流の増大とを併せて実現できる。
(本発明の第3形態)
本発明の各LDD TFTの基本的な構成は第1、2形態と同様であるため、図1を参照して説明するとともに、対応する機能を有する部分については同じ符合を付してそれらの詳細な説明を省略する。
(実施例5:第3形態に係る各LDD TFTの製造方法)
このような構造のアクティブマトリクス基板1は、たとえば、以下の方法により製造できる。なお、以下の説明において、不純物濃度は、いずれも活性化アニール後の不純物濃度で表してある。
(実施例6:第3形態に係る各LDD TFTの別の製造方法)
本発明の第3形態に係わる液晶表示装置用アクティブマトリクス基板1は以下に説明する方法でも製造できる。即ち、第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタ(Dr1 TFT)の低濃度ソース・ドレイン領域を形成するための低濃度第1導電型不純物導入工程では、Dr1 TFTのソース・ドレイン領域の形成予定領域に加えて画素用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の形成予定領域にも低濃度の第1導電型不純物を導入する。しかる後に第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタ(Dr2 TFT)の低濃度ソース・ドレイン領域を形成するための低濃度第2導電型不純物導入工程では、Dr2 TFTのソース・ドレイン領域の形成予定領域に加えて画素用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の形成予定領域にも先の低濃度第1導電型不純物導入工程における第1導電型不純物のドーズ量よりも小さなドーズ量の第2導電型不純物を導入する。こうして先に低濃度第1導電型不純物導入工程において形成された画素用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の形成予定領域における不純物濃度を実質的に低濃度化することによって、画素用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域を形成するので有る。具体的には以下の様に製造する。
次に、島状の半導体膜10a、20a、30aに対して、熱酸化法、TEOS−CVD法、LPCVD法、プラズマCVD法、HTO法などにより、厚さが約1200オングストローム程度のシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜14、24、34を形成する。ここで必要に応じてトランジスタの閾値電圧を調整する為のイオン注入(チャンネルドープ工程)を行っても良い。チャンネルドープの一例としては1×1012cm-2程度のドーズ量のボロンイオン打ち込みなどが可能で有る。
(第3形態に係る各LDD TFTのその他の製造方法)
なお、不純物の導入方法については、イオン注入法に他に、イオンドーピング法、プラズマドーピング法、レーザドーピング法などを用いてもよい。
本発明の第3形態に関し、先の例ではN型の画素用TFT10の低濃度ソース・ドレイン領域111、121の不純物濃度を約1.0×1018cm-3とし、N型の駆動回路用TFT20の低濃度ソース・ドレイン領域211、221の不純物濃度を約3.0×1018cm-3としたが、画素用TFT10の低濃度ソース・ドレイン領域111、121をN型の駆動回路用TFT20の低濃度ソース・ドレイン領域211、221に比して実質的に低濃度に形成して、画素領域におけるTFTのオフリーク電流の低減と、駆動回路部におけるTFTのオン電流の増大とを併せて実現できる条件であれば、上記実施例に記載の不純物濃度に限定されるものではない。たとえばN型の駆動回路用TFT20の低濃度ソース・ドレイン領域211、221の不純物濃度を約1.0×1017cm-3以下とした場合にはそのオフリーク電流を1×10-14 A以下にまで確実に低減できるので、液晶表示装置における表示の品位が大幅に向上する。
0<NII<NI <10×1018 ・・・(1)の関係を満たせばPi1 TFTが第1導電型LDD TFTとなり、Dr1TFTもDr2 TFTもLDD TFTと成る。この条件範囲は図17に於いて(A)(D)(H)で囲まれた三角形領域に相当する。更に条件(1)を満たし且つ
(NI −NII)≦3×1018 ・・・(2)を満たせば、Pi1 TFTのオフリーク電流は十分小さく成る。この条件範囲は図17に於いて(A)(D)(C)(B)で囲まれた四角形領域に相当する。
更にNI 、NIIが
0<NII ≦(4×1018)
NII<NI ≦(NII+3×1018) ・・・(3)を満たせば、Dr2 TFTのチャンネル長が4μm程度以下と短く成ってもDr2 TFTは十分高いS/D耐圧を有する様に成り、Vdsの違いに依りトランジスタの閾値電圧(Vth)が変動するとの悪要件を回避し得る。即ち、Dr2 TFTにスケーリング則を適応し得るので有る。この条件範囲は図17に於いて(F)(D)(C)(I)で囲まれた四角形領域に相当する。更にNI 、NIIが
0<NII<NI ≦(NII+3×1018) NI ≦(4×1018) ・・・(4)
を満たせば、Dr1 TFTのチャンネル長が4μm程度以下と短く成ってもDr1 TFTも十分高いS/D耐圧を有する様に成る。即ちDr1 TFTにもDr2 TFTにも両者にスケーリング則を適応し得るので有る。この条件範囲は図17に於いて(F)(D)(C)(E)で囲まれた四角形領域に相当する。
更に第1導電型がN型で第2導電型がP型の時NI 、NIIが 0<NII<NI ≦(4×1018) (NI −3×1018)≦NII≦(3×1018) ・・・(5)を満たせば、Dr2 TFT(P型 TFT)のチャンネル長が3μm程度以下と短く成ってもDr2 TFTは十分高いS/D耐圧を有する様に成る。即ちDr2 TFTの超微細化が可能と成る。この条件範囲は図17に於いて(G)(D)(C)(E)(J)で囲まれた五角形領域に相当する。更に第1導電型(N型)の駆動回路用薄膜トランジスタのチャネル長LDr1をx(μm)とした時に(但し、0<x ≦3)、xとNI 、NIIが
0<NII<NI ≦(x×1018) ・・・(6)を満たせば、N型のDr1 TFTのチャンネル長が3μm程度以下と短く成ってもDr1 TFTも十分高いS/D耐圧を有する様に成る。即ちこの条件下ではDr1 TFTもDr2 TFTも両者の超微細化が可能と成る。この条件範囲は図17に於いて(G)(D)(C)で囲まれた三角形領域に相当する。
(第3形態に於ける導電型)
上記の説明では第1導電型をN型とし第2導電型をP型としたが、条件式(5)と(6)を除いてこれら導電型を逆にしてもよい。すなわち第1導電型をP型とし第2導電型をN型とするので有る。この場合画素用TFTはP型で構成される事と成る。一般にP型のTFTの方がオフリーク電流のゲート電圧依存性が小さいので(P型TFTのゲート電圧を正の大きな値に設定してもリーク電流は差程大きく成らない)、表示品質が著しく向上するという利点がある。加えてこの場合DrP TFTのLDD濃度はDrN TFTのLDD濃度よりも高く成るので本発明の第1形態の条件を満たし、第1形態の効果をも得られる。ドーズ量の一例としてはP型の駆動回路TFTの低濃度ソース・ドレイン領域に6×1018cm-3のP型不純物を打ち込み、N型の駆動回路TFTの低濃度ソース・ドレイン領域に1×1018cm-3のN型不純物を打ち込めば、P型の画素用TFTの不純物濃度は実質的に5×1018cm-3と成る。第1導電型と第2導電型を入れ換えた場合に於けるLDD領域の適正な不純物濃度は、図17で横軸と縦軸とを入れ代えた条件範囲で有る。
(第3形態に於けるレイアウト)
第3形態に於いても無論第1形態の(本発明に係わるレイアウト)の章で説明したレイアウトは適応される。それに加えて図11に示すように、N型の画素用TFT10の低濃度ソース・ドレイン領域111、121の長さおよび幅をそれぞれLPiNLDD、WPiNLDDとし、N型の駆動回路用TFT20の低濃度ソース・ドレイン領域211、221の長さおよび幅をそれぞれLDrNLDD、WDrNLDDとし、P型の駆動回路用TFT30の低濃度ソース・ドレイン領域311、321の長さおよび幅をそれぞれLDrPLDD、WDrPLDDとしたときに、LPiNLDD、WPiNLDD、LDrNLDD、WDrNLDDは
(LPiNLDD/WPiNLDD)≧(LDrNLDD/WDrNLDD)の式を満たして居る事が望ましい。こうする事でPi TFTではより確実にオフリーク電流を押さえ、Dr TFTでは十分に高いオン電流が得られるからで有る。更にLDrNLDD、WDrNLDDとLDrPLDD、WDrPLDDは (LDrNLDD/WDrNLDD)>(LDrPLDD/WDrPLDD)の式を満たして居ることが望ましい。第3形態の発明で第1導電型をN型とすると、駆動回路用P型TFTのLDD濃度は必ず駆動回路用N型TFTのLDD濃度よりも低く成って仕舞い、本発明の第1形態の条件を満たし得ない。即ちN型に比べて移動度の低いP型LDD TFTのLDD領域に起因する寄生抵抗のほうがN型LDDのそれよりも高く成って仕舞う。そこでLDD領域のレイアウトを上式の様に設定すると、第1形態の条件を満たし得ずともP型TFTと型TFTのオン電流値を揃える事が可能と成る訳で有る。即ち第3形態に於いてもこうする事に依りゲート容量バランスが取れ、同時にオン電流のバランスも取れる様に成るので有る。
(本発明の第4形態)
本発明の第1形態から第3形態では各TFTの特性を最適化するにあたって低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度を最適化したが、本発明ではその構造によって、各TFTの特性を最適化する。但し、各TFTの基本的な構成は、第1形態ないし第3形態と同様であるため、図1を参照して説明するとともに、対応する機能を有する部分については同じ符合を付してそれらの詳細な説明を省略する。
0.8≦(LDrN ・WDrN )/(LDrP ・WDrP )≦1.25を満たす範囲内であれば、ゲート容量のバランスを確保できる。たとえば、レイアウト面から、WDrN とWDrP とを等しくする必要がある場合には、LDrN とLDrP が以下の式
0.8≦ LDrN/LDrP ≦1.25
を満たすように設定する。
(第4形態に於けるLDD長)
これまでの説明ではN型の画素用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の長さを2μmとし、N型の駆動回路用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の長さを1.5μmとして来たが、かかる長さに限定されることは無い。N型の画素用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の長さをN型の駆動回路用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の長さより長く設定さえすれば、画素領域におけるTFTのオフリーク電流の低減と、駆動回路部におけるTFTのオン電流の増大とを併せて実現できる。又N型の駆動回路用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の長さを0.8〜2.0μmとし、P型の駆動回路用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の長さを0.5〜1.0μmとして説明して来たが、矢張りかかる長さに限定される物では無い。P型の駆動回路用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の長さをN型の駆動回路用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の長さより短く設定しさえすれば、駆動回路におけるオン電流のバランスを向上できる。特に、P型の駆動回路用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の長さをN型の駆動回路用TFTの低濃度ソース・ドレイン領域の長さに対して約1/3から約1/1.5倍までの範囲に設定すれば、それらのオン電流を略同等にすることができる。
(本発明の第5形態)
本発明の第5形態では各LDD TFTの特性を低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度及びその構造に依りを最適化する。但し、各TFTの基本的な構成は、第1形態ないし第4形態と同様であるため、図1を参照して説明するとともに、対応する機能を有する部分については同じ符合を付してそれらの詳細な説明を省略する。
これを図1を用いて具体的に説明する。なおここでは第1導電型をN型とし第2導電型をP型として説明するが、無論この反対で第1導電型をP型とし第2導電型をN型としてとしても良い。
このLDD領域の長さの関係は、N型の駆動回路用TFT20で好ましくは低濃度ソース・ドレイン領域211、221の長さを約0.8から2μmに設定し、P型の駆動回路用TFT30では低濃度ソース・ドレイン領域311、321の長さを約0.5から1μmに設定する。更にこの条件下でN型の駆動回路用TFT30における低濃度ソース・ドレイン領域311、321の長さをP型の駆動回路用TFT20における低濃度ソース・ドレイン領域211、221の長さに対して約1.5倍から約3倍までの範囲に設定するば、理想的で有る。又本発明ではP型の駆動回路用TFT30の低濃度ソース・ドレイン領域311、321における不純物濃度を、N型の駆動回路用TFT20の低濃度ソース・ドレイン領域211、221における不純物濃度に対して高く設定してある。たとえば、N型の駆動回路用TFT20では、低濃度ソース・ドレイン領域211、221の不純物濃度を約0.7×1018cm-3に設定してあるのに対して、P型の駆動回路用TFT30では、低濃度ソース・ドレイン領域311、321の不純物濃度を約5.0×1018cm-3に設定してある。すなわち、P型の駆動回路用TFT30における低濃度ソース・ドレイン領域311、321の不純物濃度をN型の駆動回路用TFT20における低濃度ソース・ドレイン領域211、221の不純物濃度に対して約6倍から約8倍までの範囲に設定してある。なお第5形態のCMOS TFTでも第1形態の(本発明に係わるレイアウト)の章で説明した事柄が適応される。即ちLDrN 、WDrN 、LDrP 、WDrP が以下の式 0.8≦(LDrN ・WDrN )/(LDrP ・WDrP )≦1.25を満たす範囲内であれば、ゲート容量のバランスを確保できる。更にN型の駆動回路用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の長さおよび幅をそれぞれLDrNLDD、WDrNLDDとし、P型の駆動回路用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の長さおよび幅をそれぞれLDrPLDD、WDrPLDDとしたときに、LDrNLDD、WDrNLDD、LDrPLDD、WDrPLDDが 1.5<(LDrNLDD/WDrNLDD)/(LDrPLDD/WDrPLDD)<3.0の式を満たして居ることが望ましい。こうする事に依りオン抵抗を揃え、同時にゲート容量バランスが取れるからで有る。
(本発明の第6形態)
本発明の第6形態はN型およびP型の薄膜トランジスタによりCMOS回路が構成された薄膜半導体装置に関する。ここでは図11に示す様にN型の薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の長さおよび幅をそれぞれLDrNLDD、WDrNLDDとし、P型の薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の長さおよび幅をそれぞれLDrPLDD、WDrPLDDとしたときに、LDrNLDD、WDrNLDD、LDrPLDD、WDrPLDDは、以下の式
(LDrNLDD/WDrNLDD)≧(LDrPLDD/WDrPLDD)を満たして居る。更に本発明は斯様な薄膜半導体装置が形成された基板を構成要素の一部とする電子機器で有る。
0.8≦(LDrN ・WDrN )/(LDrP ・WDrP )≦1.25の式を満たして居る事が望まれる。特にWDrN=WDrPで有ったり、LDrN=LDrPで有れば複雑な回路のレイアウトも容易と成り、より高機能を備えたCMOS薄膜半導体装置と成る。従ってこの様な薄膜半導体装置を利用して各種回路が形成され、高性能化した携帯様コンピューターなどの電子機器が実現されるので有る。なお第6形態の発明ではLDD領域の不純物濃度になんの制限も設けられない。即ち第1形態の条件を組み合わせる事も可能で有るし、或いはLDD領域の不純物濃度をチャンネル形成領域の不純物濃度と同一とした所謂オフセット構造と組み合わせる事も可能で有る。
(LPiILDD/WPiILDD)≧(LDrILDD/WDrILDD)の式を満たしている。
(本願発明の構成)
第1形態ないし第3形態で説明したように、各TFTにおいて低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度を最適化することによってTFTの電気的特性を向上する発明と、第4形態及第6形態で説明したように、各TFTにおいて低濃度ソース・ドレイン領域のサイズを最適化することによってTFTの電気的特性を向上する発明とについては、それぞれ個別に用いてもよいが、各発明形態に記載の構成をそれぞれ組み合わせてもよい。例えば第3形態と第6形態とを組み合わせれば、各領域に対する不純物導入量についての制約が有るが故各TFTにおいて低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度を変えただけでは達成できないような駆動回路用TFT同士のオン電流のバランス確保をも各TFTにおける低濃度ソース・ドレイン領域のサイズを最適化することによって達成することができる。
本発明により得られた液晶表示装置をフルカラーの携帯型パーソナルコンピューター(ノートPC)の筐体に組み込んだ。クロック生成回路、シフトレジスター回路、NORゲート、デジタル映像信号線、ラッチ回路1、ラッチパルス線、ラッチ回路2、リセット線1、ANDゲート、規準電位線、リセット線2、容量分割に依る6ビットD/Aコンバーター、CMOSアナログスウィッチなどから成る6ビットデジダルデータドライバーをアクティブマトリクス基板が内蔵して居り、これら高なの回路も総て本発明のCMOS薄膜半導体装置から出来上がっている。この液晶表示装置ではコンピューターからのデジタル映像信号を直接液晶表示装置に入力出来る為、外部回路構成が簡素と化し、同時に消費電力も窮めて小さく成った。加えて表示ぶに用いられているPi TFTも高性能で有る為、このノートPCは非常に美しい表示画面を有する良好な電子機器で有る。これにより長時間使用可能で、且つ綺麗な表示画面を有する超小型軽量電子機器が作成された。
2・・・絶縁基板
10・・・N型の画素用TFT
20・・・N型の駆動回路用TFT
30・・・P型の駆動回路用TFT
n1、n2・・・N型のTFT
p1、p2・・・P型のTFT
11、21、31・・・ソース領域
12、22、32・・・ドレイン領域
13、23、33・・・チャネル形成領域
14、24、34・・・ゲート絶縁膜
15、25、35・・・ゲート電極
82・・・データドライバ部(駆動回路)
83・・・走査ドライバ部(駆動回路)
84、88・・・シフトレジスタ
85、89・・・レベルシフタ
90・・・信号線
91・・・走査線
92・・・画素用TFT
94・・・液晶セルの容量
111、121、211、221、311、321・・・低濃度ソース・ドレイン領域
112、122、212、222、312、322・・・高濃度ソース・ドレイン領域
Claims (6)
- アクティブマトリクス基板上に、駆動回路部を構成する第1導電型および第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタと、画素領域に形成された第1導電型の画素用薄膜トランジスタとを有し、前記第1導電型がN型であり、前記第2導電型がP型であるか、前記第1導電型がP型であり、前記第2導電型がN型である液晶表示装置において、
前記第1導電型の画素用薄膜トランジスタ、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタ、および前記第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタは、ソース・ドレイン領域のうち、ゲート電極の端部に対してゲート絶縁膜を介して対峙する部分に同濃度の不純物濃度を有する低濃度ソース・ドレイン領域を備えるLDD構造を有し、
前記第1導電型の画素用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さは、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さより長く、
前記P型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さは、前記N型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さより短く、かつ
前記N型の駆動回路用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の長さおよび幅をそれぞれLDrNLDD、WDrNLDDとし、前記P型の駆動回路用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の長さおよび幅をそれぞれLDrPLDD、WDrPLDDとしたときに、LDrNLDD、WDrNLDD、LDrPLDD、WDrPLDDは、以下の式
1.5<(LDrNLDD/WDrNLDD)/(LDrPLDD/WDrPLDD)<3.0
を満たし
前記N型の駆動回路用薄膜トランジスタのチャネル長およびチャネル幅をそれぞれLDrNおよびWDrNとし、前記P型の駆動回路用薄膜トランジスタのチャネル長およびチャネル幅をそれぞれLDrP、WDrPとしたときに、LDrN、WDrN、LDrP、WDrPは、以下の式
0.8≦(LDrN・WDrN)/(LDrP・WDrP)≦1.25
を満たすことを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1において、前記N型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さは、前記P型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さに対して1.5倍から3倍までの範囲にあることを特徴とする液晶表示装置。
- アクティブマトリクス基板上に、駆動回路部を構成する第1導電型および第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタと、画素領域に形成された第1導電型の画素用薄膜トランジスタとを有し、前記第1導電型がN型であり、前記第2導電型がP型であるか、前記第1導電型がP型であり、前記第2導電型がN型である液晶表示装置において、
前記第1導電型の画素用薄膜トランジスタ、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタ、および前記第2導電型の駆動回路用薄膜トランジスタは、ソース・ドレイン領域のうち、ゲート電極の端部に対してゲート絶縁膜を介して対峙する部分に低濃度ソース・ドレイン領域を備えるLDD構造を有し、
前記第1導電型の画素用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さは、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さより長く、
前記N型の駆動回路用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の長さおよび幅をそれぞれLDrNLDD、WDrNLDDとし、前記P型の駆動回路用薄膜トランジスタの低濃度ソース・ドレイン領域の長さおよび幅をそれぞれLDrPLDD、WDrPLDDとしたときに、LDrNLDD、WDrNLDD、LDrPLDD、WDrPLDDは、以下の式
1.5<(LDrNLDD/WDrNLDD)/(LDrPLDD/WDrPLDD)<3.0
を満たし、
前記N型の駆動回路用薄膜トランジスタのチャネル長およびチャネル幅をそれぞれLDrNおよびWDrNとし、前記P型の駆動回路用薄膜トランジスタのチャネル長およびチャネル幅をそれぞれLDrP、WDrPとしたときに、LDrN、WDrN、LDrP、WDrPは、以下の式
0.8≦(LDrN・WDrN)/(LDrP・WDrP)≦1.25
を満たし、さらに
前記第1導電型の画素用薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度は、前記第1導電型の駆動回路用薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度に比較して低く、
前記P型の駆動回路用薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度は、前記N型の駆動回路用薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度に比較して高いことを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項3において、前記P型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さは、前記N型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さより短いことを特徴とする液晶表示装置。
- 請求項4において、前記N型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さは、前記P型の駆動回路用薄膜トランジスタの前記低濃度ソース・ドレイン領域の長さに対して1.5倍から3倍までの範囲にあることを特徴とする液晶表示装置。
- 請求項4または5において、前記P型の駆動回路用薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度は、前記N型の駆動回路用薄膜トランジスタにおける前記低濃度ソース・ドレイン領域の不純物濃度に対して6倍から8倍までの範囲にあることを特徴とする液晶表示装置。
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