JP3768779B2 - 車両の操舵運転支援装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車などの運転において、走行路を認識し操舵運転を支援する、車両の操舵運転支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両と走行路の位置関係を検出し、車両の車線逸脱を防止する運転支援装置の従来例としては、例えば、特開平10-167099号公報に示されたものがある。特開平10-167099号公報に示された従来技術は、車両の走行する走行路を認識する走行路認識手段と、走行路の認識結果に基づいて車両が走行路を逸脱しそうな状況か否かを判定する状況判定手段と、上記判定結果に基づき車両が走行路を逸脱しそうな状況で操舵輪を操舵制御するとともに振動させて運転者に注意を促し車両の車線逸脱を防止するものである。
また特開平4-255910号公報に示されている走行路認識手段では、道路上に磁気ネイルを埋め込み、車両と磁気ネイルの位置関係を車載の磁気ネイルセンサなどで検出して、車両の走行状態を認識するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開平10-167099号公報に示された運転支援装置では、走行路認識手段として、道路上に描かれている走行路の区分線などをイメージセンサ等で検出して走行路を認識する手段が示されているが、区分線の汚れ、区分線の間欠、周辺明るさの急変等の影響で走行路の認識不良がしばしば発生する。
また特開平4-255910号公報に示されたものでは、橋梁などに用いられている鉄材等磁性体の影響で、しばしば認識不良が発生する。以上のように走行路を確実に認識するのは一般的に困難である。
【0004】
したがって、走行路の認識結果に基づいて車両が走行路を逸脱しそうな状況か否かを判定して車線逸脱を防止することを目的とした運転支援装置としては、走行路を確実に認識しているときのみ警報もしくは、操舵のための運転支援制御を行うものがあるが、走行路の認識不良は、しばしば発生するため、実際に車線逸脱しているにもかかわらず警報が発生しないなど、警報を発生すべき状態で警報発生しないことがしばしば起こり、実用性に乏しいという問題がある。
【0005】
このような実用性の乏しさを、回避するため、走行路の完全な認識が出来ていなくてもある程度の認識が出来ていれば、警報もしくは、操舵のための運転支援制御を行うようにすることも、可能であるが、走行路の不完全な認識に基づく誤った判定のために、誤警報動作によって運転者の運転操作を阻害する場合がしばしば発生する。さらに、それによって心理的に不安感を与える可能性もあり、最悪の場合には、パニック状態におとしいれるという危険性が出てくるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、走行路の認識の信頼度を判定するようにし、その信頼度に応じて、車線の逸脱を防止するための警報の方法や量を変えるようにした車両の操舵運転支援装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る車両の操舵運転支援装置は、車両の走行する走行路を認識する走行路認識手段と、この走行路認識手段による走行路の認識結果に基づいて車両が走行路を逸脱しそうな状況かどうかを判定する状況判定手段とを備え、この状況判定手段の判定結果に基づき車両が走行路を逸脱しそうな状況で運転者に警報を発する車両の操舵運転支援装置において、走行路認識手段として複数の異なる走行路認識手段を設けるとともに、複数の異なる走行路認識手段が行った走行路認識の信頼度を複数の異なる走行路認識手段それぞれにより認識された走行路の認識結果の一致度合いから判定する走行路認識信頼度判定手段と、この走行路認識信頼度判定手段が判定した走行路認識の信頼度に応じて警報の方法または量を変える警報制御手段とを備えたものである。
【0008】
請求項2に係る車両の操舵運転支援装置は、請求項1に記載のものにおいて、複数の異なる走行路認識手段は、走行路区分線を認識するイメージセンサ及び走行路に設けられた磁気ネイルを認識する磁気ネイルセンサを含むものである。
【0009】
請求項3に係る車両の操舵運転支援装置は、請求項1に記載のものにおいて、複数の異なる走行路認識手段は、同一のイメージセンサに処理方法の違う複数の認識手段を設け走行路区分線を認識するようにしたものである。
【0010】
請求項4に係る車両の操舵運転支援装置は、車両の走行する走行路を認識する走行路認識手段と、この走行路認識手段による走行路の認識結果に基づいて車両が走行路を逸脱しそうな状況かどうかを判定する状況判定手段とを備え、この状況判定手段の判定結果に基づき車両が走行路を逸脱しそうな状況で運転者に警報を発する車両の操舵運転支援装置において、走行路認識手段として走行路区分線を認識するイメージセンサを設けるとともに、イメージセンサが行った走行路区分線認識の信頼度をイメージセンサが認識した走行路区分線と車両進行方向または車両中心線とがなす角度から判定する走行路認識信頼度判定手段と、この走行路認識信頼度判定手段が判定した走行路認識の信頼度に応じて警報の方法または量を変える警報制御手段とを備えたものである。
【0011】
請求項5に係る車両の操舵運転支援装置は、車両の走行する走行路を認識する走行路認識手段と、この走行路認識手段による走行路の認識結果に基づいて車両が走行路を逸脱しそうな状況かどうかを判定する状況判定手段とを備え、この状況判定手段の判定結果に基づき車両が走行路を逸脱しそうな状況で運転者に警報を発する車両の操舵運転支援装置において、走行路認識手段として走行路区分線を認識するイメージセンサを設けるとともに、イメージセンサが行った走行路区分線認識の信頼度をイメージセンサが認識した左右の走行路区分線の間隔から判定する走行路認識信頼度判定手段と、この走行路認識信頼度判定手段が判定した走行路認識の信頼度に応じて警報の方法または量を変える警報制御手段とを備えたものである。
【0012】
請求項6に係る車両の操舵運転支援装置は、請求項1、請求項4及び請求項5のいずれか1項に記載のものにおいて、警報制御手段は走行路認識の信頼度に応じて警報の方法を変えるものであって、警報の方法として操舵ハンドルへの振動付加、操舵ハンドルへの逸脱を修正する方向の動作付加および両者の併用の中から選んだものである。
【0013】
請求項7に係る車両の操舵運転支援装置は、請求項1、請求項4及び請求項5のいずれか1項に記載のものにおいて、警報制御手段は走行路認識の信頼度に応じて警報の量を変えるものであって、警報として操舵ハンドルへ振動を与え、走行路認識の信頼度が高くなるに応じて振動の振幅が大きくなるようにしたものである。
【0014】
請求項8に係る車両の操舵運転支援装置は、請求項1、請求項4及び請求項5のいずれか1項に記載のものにおいて、警報制御手段は走行路認識の信頼度に応じて警報の量を変えるものであって、警報として操舵ハンドルへ振動を与え、走行路認識の信頼度が高くなるに応じて振動の周波数が高くなるようにしたものである。
【0015】
請求項9に係る車両の操舵運転支援装置は、請求項1、請求項4及び請求項5のいずれか1項に記載のものにおいて、警報制御手段は走行路認識の信頼度に応じて警報の量を変えるものであって、警報として操舵ハンドルへ断続する振動を与え、走行路認識の信頼度が高くなるに応じて振動の繰り返し周期が短くなるようにしたものである。
【0016】
請求項10に係る車両の操舵運転支援装置は、請求項1、請求項4及び請求項5のいずれか1項に記載のものにおいて、警報制御手段は走行路認識の信頼度に応じて警報の量を変えるものであって、警報として操舵ハンドルへ逸脱を修正する方向の動作を与え、走行路認識の信頼度が高くなるに応じて動作の操舵トルク量が大きくなるようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この実施の形態は、2種類の異なる走行路認識手段として、イメージセンサと磁気ネイルセンサを用いた例である。
図1は、実施の形態1における車両の操舵運転支援装置の概略構成と走行路を示す説明図である。
【0018】
図において、1は自動車などの車両、2は車両1が走行する走行路、3は走行路区分線である車線区分線、4は走行路2の車線中央部に埋め込まれた磁気ネイル、5は車線区分線3を認識するためのイメージセンサ、6は磁気ネイルを認識するための磁気ネイルセンサで、イメージセンサ5と磁気ネイルセンサ6は走行路認識手段である。7はイメージセンサ5と磁気ネイルセンサ6から認識結果を得て処理を行う処理装置、8は処理装置7の処理結果により車両1のステアリングを駆動するアクチュエータ、9は操舵ハンドルである。
車両1はイメージセンサ5と磁気ネイルセンサ6により車線区分線3と磁気ネイル4の位置を認識しながら走行する。
【0019】
まず、イメージセンサの動作について、図2〜図4を用いて説明する。図2は、図1中に示したイメージセンサ5の処理ブロック図、図3は、図2中に示したカメラ11で得た画面図、図4は、図3の画面を写像した写像図である。
図2において、カメラ11で車線を撮影し、車線区分線検出処理12で、図3に示すように、その画面を横方向に走査し、走査線28の中央より左右に車線区分線3を探索して検出された位置を検出点16とする。29は走行方向の車両中心線を示す。路面の汚れ17などにより、検出点16に誤差を生じる個所が発生することもある。これらの検出点16を写像処理13へ送る。写像処理13では、車線区分線検出処理12での検出点16を、車両1の上下方向を法線とする平面に写像する。その写像したものが図4である。写像した検出点16から、2次近似処理14で2次近似曲線18を求め、その曲線を記述するパラメータを走行路認識結果として処理装置7へ出力する。なお、ここでは検出点16を2次曲線で近似したが、滑らかな曲線であれば、円弧など他の曲線で近似するようにしてもよい。
【0020】
次に、磁気ネイルセンサの動作について図5、図6を用いて説明する。図5は、車両と磁気ネイルの位置関係を示す説明図、図6は、図1中に示した磁気ネイルセンサ6の処理ブロック図である。
磁気ネイルセンサ6は、図5に示すように、車両1に取り付けられた磁気センサ31が車線中央部に埋め込まれた磁気ネイル4の上を通過した際に、磁気センサ21から出力される磁気の検出波形から、図6の磁気ネイル検出処理22で、車両1の中心と磁気ネイル4間の横ずれDを検出して処理装置7へ出力する。
【0021】
次に、処理装置の動作について、図7、図8を用いて説明する。図7は、図1中に示した処理装置7の処理ブロック図である。
処理装置7には、上述のイメージセンサ5と磁気ネイルセンサ6での処理結果が入力される。イメージセンサ5の走行路認識結果から横ずれを求める横ずれ計算処理31では、図4に示した認識結果である2次近似曲線18の2本の真中に、図8に示したように中心線19を求め、これを走行路中心線として車両中心線29との間の横ずれを計算する。
【0022】
走行路認識信頼度判定手段として動作する信頼判定処理32へ、上記イメージセンサ5で求めた横ずれと、磁気ネイルセンサ6で求めた横ずれの差分が入力され信頼度が判定される。両者の差分が小さいほど信頼度が高い。
【0023】
また、イメージセンサ5の処理結果から、状況判定手段として動作する車両逸脱判定処理33で、車両が車線を逸脱していないかどうか判定し、逸脱しているならば、振動トルク付加34と戻しトルク付加35で、振動トルクと戻しトルクすなわち逸脱を修正する方向への操舵トルクを与えるが、その大きさは信頼度判定結果により変化させる。すなわち信頼度が高ければ大きな振幅の振動と、大きな戻しトルクを与え、逆に信頼度が低ければ小さい振幅の振動と小さい戻しトルクを与えるように、アクチュエータ駆動ドライバ36によりアクチュエータ8を警報駆動する。アクチュエータ8は操舵ハンドル9に振動を与える。上記のように、操舵ハンドル9に振動を与えるとともに、逸脱を修正する方向に駆動する警報制御手段の動作として、振動トルク付加34と戻しトルク付加35が動作して、運転者に警報を発する。
【0024】
なお、上記では横ずれの差分のみが信頼度判定処理32に入力されているが、車速やヨーレート等の入力を合わせて用いるようにしてもよい。
また、警報の振動トルクは、信頼度により振動周波数を変え、信頼度が高いほど高い周波数になるようにしてもよい。また、断続的な振動を与え、信頼度が高いほど繰り返し周期が短くなるようにしてもよい。
さらに、信頼度により、警告の方法を、振動トルク、戻しトルクあるいはその併用と変えて使い分けるようにしてもよい。
【0025】
この実施の形態によれば、走行路認識の信頼度の判定結果に基づいて警報の大きさを変えるので、誤警報により運転者に与える影響の抑制と、車線を逸脱しているにもかかわらず運転者に警報されない状況の回避とを両立させることができる。
また相異なる認識方法で認識した走行路の認識結果を比較して、その一致度から信頼度を求めるので、走行路の車線区分線が不明瞭であったり、走行路に特殊なマーキングがなされているなど、認識対象が不明確な場合に発生するに認識不良の影響を抑制することができる。
【0026】
実施の形態2.
この実施の形態は、2種類の異なる走行路認識手段として、処理方法の違う2つの認識手段を同一のイメージセンサに設けた例である。
図9は、実施の形態2における車両の操舵運転装置の概略構成を示す説明図である。図示された各部は、実施の形態1(図1)と同様であるので説明を省略する。
【0027】
イメージセンサの動作について説明する。図10は、イメージセンサ5の処理ブロック図である。
図において、11、12の動作は実施の形態1(図2)と同様であるので説明を省略する。写像処理13の処理結果の検出点は、実施の形態1と同様に2次近似処理14で曲線近似し、その曲線を記述する2次近似曲線パラメータ41を処理装置7へ送る以外に、写像処理13から検出点そのものを記述する検出点データ42を直接処理装置7へ送る。
【0028】
次に、処理装置の動作について説明する。図11は、処理装置7の処理ブロック図であり、信頼度判定処理32には2次曲線パラメータ41と検出点データ42が入力される。
図12、図13は写像処理13による写像図であり、図12に、検出点16相互間を順に直線で結んで描いた折れ線43を示す。図13に、2次近似曲線パラメータ41で表される2次近似曲線18と、検出点データ42で表される検出点16を直線で結んだ折れ線43との関係を示す。両者で囲まれた、図中黒塗りの部分の面積Sにより、信頼度判定処理32で走行路認識の信頼度を判定する。すなわち面積Sが小さいほど信頼度が高いと判定する。その他図示された部分の動作は実施の形態1(図7)と同様であるので説明を省略する。
【0029】
この実施の形態によれば、路面の汚れなどにより、車線区分線3の検出点16が大きくぶれるような場合、それにより生じる誤警報が運転者に与える影響を抑制することができる。
【0030】
実施の形態3.
この実施の形態は、車線区分線と車両中心線がなす角度から、走行路認識の信頼度を判定する例である。
装置の概略構成は、実施の形態2(図9)と同様であり、またイメージセンサの動作も実施の形態2(図10)と同様であるので、これらの説明を省略する。 処理装置の動作について説明する。図14は、処理装置の処理ブロック図、図15は、イメージセンサのカメラの画面図、図16は、図15の画面を写像した写像図である。
【0031】
図14において、車線区分線角度検出処理51へ検出点データ42が入力され、図16で、一番手前とその次の走査線28による検出点16間を直線で結び車線区分線3の方向を表す直線52を得る。この直線52と車両中心線29がなす角度θを求め、信頼度判定処理32へ送り、角度θにより、走行路認識の信頼度を判定する。角度θが小さいほど信頼度が大きいと判定する。その他は実施の形態2(図11)と同様であるので説明を省略する。
【0032】
なお、上記説明では、一番手前とその次の走査線28での検出点16を組み合わせて直線52を引き、角度θを求めたが、この他、検出点の複数の異なる組合せで引いた複数の直線から、車両中心線29との間の複数の角度を求めその角度の平均値を用いたり、あるいはそれらの複数の角度のうちの最大値を用いるようにしてもよい。
また、上記では車両中心線29との間になす角度を用いたが、車両進行方向との間になす角度を用いてもよい。
【0033】
以上の信頼度判定を行うことにより次のような効果がある。
イメージセンサ等によって走行路認識を行い操舵警報をするものにおいて、高速道路の退出路などにみられる分岐部分で、分岐部分の車線区分線を誤認識し誤警報を発生する場合がある。分岐部分を誤認識したとき、認識した走行路区分線と車両進行方向のなす角度、もしくは認識した車線区分線と車両中心軸のなす角度は、通常の部分を走行時の前記角度よりも大きくなるので、角度θから走行路認識の信頼度を求めることによって、分岐部走行時に発生する認識不良の影響を抑制できる。
【0034】
実施の形態4.
この実施の形態は、検出された車線区分線の間隔すなわち車線幅により、走行路認識の信頼度を判定する例である。
装置の概略構成は、実施の形態2(図9)と同様であり、またイメージセンサの動作も実施の形態2(図10)と同様であるのでこれらの説明は省略する。
処理装置の動作について説明する。図17は処理装置の処理ブロック図、図18はイメージセンサのカメラの画面を写像した写像図である。
【0035】
図17において、車線幅検出装置56へ検出点データ42が入力され、図18に示す検出点16間の車線幅57が検出される。この車線幅57を信頼度判定処理32へ送り、走行路認識の信頼度を判定する。判定には複数の車線幅の平均値、最大値、ばらつき、変動の大きさなど、車線幅を検出することによって得られる種々のパラメータが利用できる。その他は実施の形態2(図11)と同様であるので説明を省略する。
【0036】
以上の信頼性判定を行うことにより次のような効果がある。
イメージセンサ等によって走行路認識を行うものでは、高速道路の進入路、退出路などにみられる分岐部分で分岐部分の車線区分線を誤認識し誤警報を発生する場合がある。分岐部分を誤認識したとき認識した左右車線区分線の間隔すなわち車線幅は通常の場合よりも大きくなる、もしくは小さくなるので、認識した車線幅に関係する値から走行路認識の信頼度を求めることによって、分岐部走行時に発生する認識不良の影響を抑制できる。
【0037】
実施の形態5.
この実施の形態は、イメージセンサで検出された車両周辺の大気の光の透過率から、走行路認識の信頼度を判定する例である。
装置の概略構成は、実施の形態2(図9)と同様であるので説明を省略する。
【0038】
まず、イメージセンサの動作について説明する。図19はイメージセンサの処理ブロック図であり、カメラ11から画像を車線区分線検出処理12へ送るとともに、透過率検出処理61へも送る。透過率検出処理61では、例えば特開平11-326200号公報に示されている手法、すなわち距離の違う複数個所の車線区分線の輝度を検出し、これらの輝度と距離との関係から視程を求める、つまり大気の透過率を求める手法などを用いる。求めた透過率62は、処理装置7へ送る。その他の部分については実施の形態1(図2)と同様であるので説明を省略する。
【0039】
次に、処理装置の動作について説明する。図20は、処理装置7の処理ブロック図であり、イメージセンサで求めた透過率62を信頼度判定処理32へ入力し、走行路認識の信頼度を判定する。透過率62が大きいほど信頼度が高いと判定する。その他の部分については実施の形態2(図11)と同様であるので説明を省略する。
【0040】
以上のように、大気の透過率から走行路認識の信頼度を判定することによって、霧中走行時や雨中走行時に透過率低下によって発生する認識不良の影響を抑制できる。
【0041】
実施の形態6.
この実施の形態は、イメージセンサによる走行路認識結果と車両との位置関係の変化の大きさから、走行路認識の信頼度を判定する例である。
装置の概略構成は、実施の形態2(図9)と同様であり、またイメージセンサの動作については実施の形態1(図2)と同様であるので、これらの説明は省略する。
【0042】
図21は、イメージセンサのカメラの画面図、図22はその写像図である。
イメージセンサでは、図21に示すように、ガードレール66の影67と車線区分線3の不明瞭部が近接した場合に、その影響で走行路認識結果が、図22の(a)の誤った認識と(b)の正しい認識を交互に繰り返すような不安定な状態になることがある。このとき、警報制御(34、35での処理)が不安定になり、その信頼性が失われる。
【0043】
そこで、このような事態を防止するための処理装置の動作について説明する。 図23は、処理装置の処理ブロック図であり、横ずれ計算処理31で求めた横ずれの値を、遅延処理68で1制御周期ないしは数制御周期の間保持する。この保持した1ないしは数制御周期前の横ずれの値と、現在の横ずれの値との差をフィルタ処理69へ入力し、データのうち不要部分を除去して必要部分を信頼度判定処理32へ送り、走行路認識の信頼度を判定する。横ずれの差が小さいほど信頼度が高い。その他の部分については実施の形態1(図7)と同様であるので説明を省略する。
【0044】
イメージセンサによって走行路認識を行う場合において、車線区分線が不明瞭なときに、路肩に設置されているガードレールの影などを車線区分線と誤認識するのは一時的、断続的なものであることが多いため、走行路認識結果の変化の大きさと走行路認識信頼度の間には相関がある。上記のように走行路認識結果の変化の大きさで走行路認識の信頼度を判定することにより、このような原因による認識不良の影響を抑制できる。
【0045】
実施の形態7.
この実施の形態は、磁気ネイルセンサによる走行路認識結果と車両との位置関係の変化の大きさから、走行路認識の信頼度を判定する例である。
図24は、装置の概略構成と走行路を示す説明図である。図において、71は走行路2上に設置された鋼鉄製の継ぎ目部分である。図示されたその他の各部は、図1の場合と同様であるので説明を省略する。
【0046】
磁気ネイルセンサでは、図24に示すように、橋梁などに見られる鋼鉄製の継ぎ目部分71などで、これを磁気ネイル4と誤って検出する場合がある。誤検出の際の一例を図25に示す。横ずれ検出値が急激に大きくなったaの個所が鋼鉄製の継ぎ目部分71の位置である。
【0047】
磁気ネイルセンサの動作は、実施の形態1(図6)と同様であるので説明を省略する。
図26は、処理装置の処理ブロック図であり、磁気ネイルセンサ6での検出結果を車線逸脱処理33へ送って車両が車線を逸脱していないかどうか判定するとともに、磁気ネイルセンサ6の検出結果を遅延処理を送って1ないし数制御周期の間保持する。この保持した値と現在の値との差を、フィルタ処理69経由で信頼度判定処理32へ送って走行路認識の信頼度を判定する。横ずれの変化が小さいほど信頼度が高い。その他の部分については実施の形態1(図7)と同様であるので説明を省略する。
【0048】
磁気ネイルセンサを用いて走行路認識を行う場合においては、橋梁部などに設置される鋼鉄製の道路継ぎ目の部分が磁気を帯びているとき、これを磁気ネイルと誤って認識して誤認識を発生する。これも一時的、断続的であることが多いので、上記のように走行路認識結果の変化の大きさで走行路認識の信頼度を判定することにより、このような原因による認識不良の影響を抑制できる。
【0049】
実施の形態8.
この実施の形態は、イメージセンサを用いた場合の検出タイミングからの経過時間に応じて走行路認識の信頼度を判定する例である。
イメージセンサを用いて走行路認識を行うものにおいては、一般的に走行路認識に要する時間が、警報制御の処理周期より長くなる。そのため警報制御では処理周期毎に新しい走行路認識結果を得ることができず、信頼度が低下する。この実施の形態では上記のような状態に対応して信頼度を定める。
【0050】
装置の概略構成は、実施の形態2(図9)と同様であるので説明を省略する。 図27は、イメージセンサ処理ブロック図であり、2次近似曲線処理14からは2次近似曲線パラメータ41を出力する他に、2次近似処理14における処理のタイミングを示す検出タイミング信号76を出力して処理装置へ送る。その他は実施の形態1(図2)と同様であるので説明を省略する。
【0051】
図28は、処理装置の処理ブロック図であり、信頼度判定処理32へ検出タイミング信号が入力され、その信号入力時から時間が経過するにしたがって、走行路認識の信頼度が低くなるように予め設定しておき、これに従って判定する。その他の部分は実施の形態2(図11)と同様であるので説明を省略する。
【0052】
走行路認識を行ってからの経過時間とともに、走行路認識結果と実際の走行路の相違が大きくなるが、最後に走行路認識を行ってから経過した時間に応じて信頼度を判定するので、認識不良による影響を抑制することができる。
【0053】
実施の形態9.
この実施の形態は、磁気ネイルセンサを用いた場合の検出タイミングからの経過時間に応じて走行路認識の信頼性を設定する例である。
磁気ネイルセンサを用いて走行路認識を行うものにおいても、一般的に、一つの磁気ネイルの埋設されている個所を通過してから次の磁気ネイルの埋設されている個所を通過するまでに要する時間が、警報制御の処理周期より長くなる点で実施の形態8と同様であり、磁気ネイルを検出したタイミングからの経過時間とともに信頼度が低下する。この実施の形態では上記のような状態に対応して信頼度を定める。
【0054】
装置の概略構成は、実施の形態7(図25)と同様であるので説明を省略する。
図29は、磁気ネイルセンサの処理ブロック図であり、磁気ネイル検出処理22からは、横ずれ81に加えて、磁気ネイル検出処理22での処理のタイミングを示す検出タイミング信号82が処理装置7へ送られる。その他は実施の形態1(図6)と同様であるので説明を省略する。
【0055】
図30は、処理装置の処理ブロック図であり、横ずれ81が車線逸脱処理33へ入力されるとともに、検出タイミング信号82が信頼度判定処理32へ入力される。
信頼度判定処理32での処理について、図31により説明する。図中丸印が磁気ネイルを検出したタイミングである。この時点での信頼度を最大にして、その後経過した時間にしたがって信頼度を下げるように設定しておき、これに従って判定する。
図30の、その他図示の部分は、実施の形態7(図26)と同様であるので説明を省略する。
【0056】
走行路認識後の経過時間とともに認識結果と実際の走行路の相違が大きくなるが、実施の形態8と同様に、走行路認識後の経過時間に応じて信頼度を判定するので、認識不良による影響を抑制できる。
【0057】
実施の形態10.
この実施の形態は、イメージセンサを用いた場合において、自車位置を特定する手段と地図情報データベースから走行路認識の信頼度を判定する例である。
例えばトンネルの出入口など特定の場所で走行路の認識不良が発生する。自車の位置を特定する手段としてGPSを車両へ搭載しておき、また地図上の各位置における走行路認識の信頼度をデータとして持つ地図情報データベースを用意しておき、両者を照合することにより信頼度を判定する。
【0058】
装置の概略構成は実施の形態2(図9)と同様であり、またイメージセンサの動作は実施の形態1(図2)と同様であるので、これらの説明は省略する。
図32は、処理装置の処理ブロック図である。GPS86で求めた自車の位置情報を地図情報データベース87へ送る。地図情報データベース87には地図上の位置に対応して走行路認識の信頼度が予め定められており、GPS86で求めた自車位置における走行路認識の信頼度を求める。例えばトンネルなどでは信頼度が低くなる。地図情報データベース87で求めた信頼度は、振動トルク付加34と戻しトルク付加35へ送られる。その他の部分は実施の形態2(図11)と同様であるので説明を省略する。
このようにGPS86と地図情報データベース87で走行路信頼度判定手段を構成し、認識不良の発生する特定の場所を、地図情報データベースによって判断するので、これらの場所で生じる認識不良の影響を抑制することができる。
【0059】
実施の形態11.
この実施の形態は、磁気ネイルセンサを用いた場合において、実施の形態10と同様に、自車位置を特定する手段と地図情報データから走行路認識の信頼度を判定する例である。
例えば橋梁など特定の場所で認識不良が発生する。これに対処するため、実施の形態10と同様に、GPSと地図情報データベースを用いる。
【0060】
装置の概略構成は実施の形態7(図24)と同様であり、また、磁気ネイルセンサの動作は実施の形態1(図6)と同様であるので、これらの説明は省略する。
図33は、処理装置のブロック図である。車線逸脱判定処理33には磁気ネイルセンサで求めた横ずれ81が入力される。その他は実施の形態10(図32)と同様であるので説明を省略する。
このようにして、実施の形態10と同様に、認識不良の発生する特定の場所で生じる影響を抑制することができる。
【0061】
【発明の効果】
請求項1ないし請求項3に係る車両操舵運転支援装置によれば、複数の走行路認識手段の認識結果の一致度合いから走行路認識の信頼度を判定する走行路認識信頼度判定手段を備え、その判定した信頼度に応じて警報の方法または量を変えるので、誤警報により運転者に与える影響の抑制と、車線を逸脱しているにもかかわらず警報されない状態の回避とを両立させることができ、さらに一つだけの走行路認識手段を用いる場合と比較して、走行路認識信頼度判定手段による信頼度の判定精度を向上させることができ、不適切な警報方法や警報量を選択する可能性を低減できる。
【0062】
請求項4に係る車両操舵運転支援装置によれば、車線区分線の角度により信頼度を判定するので、分岐部分のある走行路においても、誤警報による影響を抑制できる。
請求項5に係る車両操舵運転支援装置によれば、左右の走行路区分線の間隔から信頼度を判定するので、同様の効果がある。
【0063】
請求項6に係る車両操舵運転支援装置によれば、信頼度に応じて変える警報の方法は、操舵ハンドルへの振動付加、逸脱修正方向への動作付加および両者の併用の中から選んで用いるので、運転者への誤警報の影響を抑制できる。
【0064】
請求項7に係る車両操舵運転支援装置によれば、警報として振動を与え、信頼度が高いとき振幅を大きくするので、運転者への誤警報の影響を抑制できる。
請求項8に係る車両操舵運転支援装置によれば、信頼度が高いとき警報の振動の周波数を高くするので、運転者への誤警報の影響を抑制できる。
請求項9に係る車両操舵運転支援装置によれば、警報として断続振動を与え、信頼度が高いときその繰り返し周期を短くするので、運転者への誤警報の影響を抑制できる。
【0065】
請求項10に係る車両操舵運転支援装置によれば、警報として逸脱修正方向への動作を与え、信頼度が高いときその操舵トルク量を大きくするので運転者への誤警報の影響を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における車両の操舵運転支援装置の概略構成と走行路を示す説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるイメージセンサの処理ブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1におけるカメラで得た画面図である。
【図4】 図3の画面の写像図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における車両と磁気ネイルの位置関係を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態1における磁気ネイルセンサの処理ブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態1における処理装置の処理ブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態1における認識走行路の中心線の説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態2における車両の操舵運転支援装置の概略構成を示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態2におけるイメージセンサの処理ブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態2における処理装置の処理ブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態2におけるカメラ画面の写像図である。
【図13】 この発明の実施の形態2におけるカメラ画面の写像図である。
【図14】 この発明の実施の形態3における処理装置の処理ブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態3におけるカメラの画面図である。
【図16】 図15の写像図である。
【図17】 この発明の実施の形態4における処理装置の処理ブロック図である。
【図18】 この発明の実施の形態4におけるカメラ画面の写像図である。
【図19】 この発明の実施の形態5におけるイメージセンサの処理ブロック図である。
【図20】 この発明の実施の形態5における処理装置の処理ブロック図である。
【図21】 この発明の実施の形態6におけるカメラの画面図である。
【図22】 図21の写像図である。
【図23】 この発明の実施の形態6における処理装置の処理ブロック図である。
【図24】 この発明の実施の形態7における車両の操舵運転支援装置の概略構成と走行路を示す説明図である。
【図25】 この発明の実施の形態7における走行路検出の説明図である。
【図26】 この発明の実施の形態7における処理装置の処理ブロック図である。
【図27】 この発明の実施の形態8におけるイメージセンサの処理ブロック図である。
【図28】 この発明の実施の形態8における処理装置の処理ブロック図である。
【図29】 この発明の実施の形態9における磁気ネイルセンサの処理ブロック図である。
【図30】 この発明の実施の形態9における処理装置の処理ブロック図である。
【図31】 この発明の実施の形態9における信頼度判定処理の説明図である。
【図32】 この発明の実施の形態10における処理装置の処理ブロック図である。
【図33】 この発明の実施の形態11における処理装置の処理ブロック図である。
【符号の説明】
1 車両、2 走行路、3 車線区分線、5 イメージセンサ、
6 磁気ネイルセンサ、12 車線区分検出処理、29 車両中心線、
32 信頼度判定処理、33 車両逸脱判定処理、34 振動トルク付加、
35 戻しトルク付加、86 GPS、87 地図情報データベース。
Claims (10)
- 車両の走行する走行路を認識する走行路認識手段と、この走行路認識手段による上記走行路の認識結果に基づいて上記車両が上記走行路を逸脱しそうな状況かどうかを判定する状況判定手段とを備え、この状況判定手段の判定結果に基づき上記車両が上記走行路を逸脱しそうな状況で運転者に警報を発する車両の操舵運転支援装置において、上記走行路認識手段として複数の異なる走行路認識手段を設けるとともに、上記複数の異なる走行路認識手段が行った走行路認識の信頼度を上記複数の異なる走行路認識手段それぞれにより認識された走行路の認識結果の一致度合いから判定する走行路認識信頼度判定手段と、この走行路認識信頼度判定手段が判定した走行路認識の信頼度に応じて上記警報の方法または量を変える警報制御手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵運転支援装置。
- 複数の異なる走行路認識手段は、走行路区分線を認識するイメージセンサ及び走行路に設けられた磁気ネイルを認識する磁気ネイルセンサを含むものであることを特徴とする請求項1に記載の車両の操舵運転支援装置。
- 複数の異なる走行路認識手段は、同一のイメージセンサに処理方法の違う複数の認識手段を設け走行路区分線を認識するようにしたものであることを特徴とする請求項1に記載の車両の操舵運転支援装置。
- 車両の走行する走行路を認識する走行路認識手段と、この走行路認識手段による上記走行路の認識結果に基づいて上記車両が上記走行路を逸脱しそうな状況かどうかを判定する状況判定手段とを備え、この状況判定手段の判定結果に基づき上記車両が上記走行路を逸脱しそうな状況で運転者に警報を発する車両の操舵運転支援装置において、上記走行路認識手段として走行路区分線を認識するイメージセンサを設けるとともに、上記イメージセンサが行った走行路区分線認識の信頼度を上記イメージセンサが認識した走行路区分線と車両進行方向または車両中心線とがなす角度から判定する走行路認識信頼度判定手段と、この走行路認識信頼度判定手段が判定した走行路認識の信頼度に応じて上記警報の方法または量を変える警報制御手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵運転支援装置。
- 車両の走行する走行路を認識する走行路認識手段と、この走行路認識手段による上記走行路の認識結果に基づいて上記車両が上記走行路を逸脱しそうな状況かどうかを判定する状況判定手段とを備え、この状況判定手段の判定結果に基づき上記車両が上記走行路を逸脱しそうな状況で運転者に警報を発する車両の操舵運転支援装置において、上記走行路認識手段として走行路区分線を認識するイメージセンサを設けるとともに、上記イメージセンサが行った走行路区分線認識の信頼度を上記イメージセンサが認識した左右の走行路区分線の間隔から判定する走行路認識信頼度判定手段と、この走行路認識信頼度判定手段が判定した走行路認識の信頼度に応じて上記警報の方法または量を変える警報制御手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵運転支援装置。
- 警報制御手段は走行路認識の信頼度に応じて警報の方法を変えるものであって、警報の方法として操舵ハンドルへの振動付加、操舵ハンドルへの逸脱を修正する方向の動作付加および両者の併用の中から選んだことを特徴とする請求項1、請求項4及び請求項5のいずれか1項に記載の車両の操舵運転支援装置。
- 警報制御手段は走行路認識の信頼度に応じて警報の量を変えるものであって、警報として操舵ハンドルへ振動を与え、走行路認識の信頼度が高くなるに応じて上記振動の振幅が大きくなるようにしたことを特徴とする請求項1、請求項4及び請求項5のいずれか1項に記載の車両の操舵運転支援装置。
- 警報制御手段は走行路認識の信頼度に応じて警報の量を変えるものであって、警報として操舵ハンドルへ振動を与え、走行路認識の信頼度が高くなるに応じて上記振動の周波数が高くなるようにしたことを特徴とする請求項1、請求項4及び請求項5のいずれか1項に記載の車両の操舵運転支援装置。
- 警報制御手段は走行路認識の信頼度に応じて警報の量を変えるものであって、警報として操舵ハンドルへ断続する振動を与え、走行路認識の信頼度が高くなるに応じて上記振動の繰り返し周期が短くなるようにしたことを特徴とする請求項1、請求項4及び請求項5のいずれか1項に記載の車両の操舵運転支援装置。
- 警報制御手段は走行路認識の信頼度に応じて警報の量を変えるものであって、警報として操舵ハンドルへ逸脱を修正する方向の動作を与え、走行路認識の信頼度が高くなるに応じて上記動作の操舵トルク量が大きくなるようにしたことを特徴とする請求項1、請求項4及び請求項5のいずれか1項に記載の車両の操舵運転支援装置。
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