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JP3775866B2 - リニアアクチュエータ - Google Patents
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JP3775866B2 - リニアアクチュエータ - Google Patents

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JP3775866B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体出入ポートから圧力流体を導入することにより、シリンダ本体の軸線方向に沿ってスライドテーブルを往復させるリニアアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ワーク等の搬送手段としてリニアアクチュエータが用いられている。このリニアアクチュエータは、シリンダ本体に沿ってスライドテーブルを直線状に往復運動させることにより、前記スライドテーブルに載置されたワークを搬送している。
【0003】
従来技術に係るリニアアクチュエータ(実開平6−47708号公報参照)を図16および図17に示す。この流体圧シリンダ1は、中央部に直線ころがり軸受2が膨出形成されたシリンダ本体3と、前記直線ころがり軸受2の案内作用下に直線状に往復動作するテーブル4とを有する。
【0004】
前記テーブル4の一側面には永久磁石5が固着され、またシリンダ本体3の一側面には一組のねじ6a、6bを介してガイドレール7が締結される。前記ガイドレール7には軸線方向に沿って長溝8が形成され、前記長溝8の所定位置に装着された磁気近接スイッチ9によって永久磁石5の磁気作用を検知することにより、テーブル4の位置を検出している。
【0005】
なお、前記ガイドレール7に近接するシリンダ本体3の一側面部には、管継手を螺入して配管用チューブを接続するための一組の流体圧供給ポート10a、10b(一方は図示せず)が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の流体圧シリンダ1では、磁気近接スイッチ9が装着されるガイドレール7をねじ6a、6bによってシリンダ本体3の一側面部にねじ締結しているため、前記シリンダ本体3の側面部には前記ねじ6a、6bを螺入するためのねじ穴を形成する必要があり、前記ねじ穴を穿孔するためにシリンダ室の内壁面とシリンダ本体3の外壁面との間の肉厚L(図17参照)を厚く形成しなければならない。この結果、シリンダ本体3の短手方向の幅Wを縮小することができないため、装置全体の小型・軽量化を図ることが不可能となる難点がある。
【0007】
また、従来技術に係る流体圧シリンダ1では、シリンダ本体3の流体圧供給ポート10a、10bに対して配管用チューブを接続するための管継手を螺入する際、前記流体圧供給ポート10a、10bよりも外部側に突出するガイドレール7が障害となって配管作業が煩雑となる不都合がある。
【0008】
本発明は、前記の不都合を克服するためになされたものであり、配管作業を簡便に行うことができるとともに、シリンダ本体の短手方向の幅を縮小して装置全体の小型・軽量化を図ることが可能なリニアアクチュエータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、流体出入ポートに連通するシリンダ室を有し、側面部に軸線方向に沿って延在する溝部が形成されたシリンダ本体と、
前記シリンダ本体の軸線方向に沿って往復動作するスライドテーブルと、
前記シリンダ室に沿って摺動自在に配設されるピストンの変位作用下に前記スライドテーブルを往復動作させるシリンダ機構と、
センサ装着用の長溝が形成され、前記溝部に沿って嵌挿され該溝部に保持される係止部が設けられたブロック体と、
前記長溝の所定位置に選択的に装着されるセンサと、
前記ブロック体に設けられ、該ブロック体を前記シリンダ本体の側面部の所定位置に固定する固定手段と、
を備え
前記溝部は、前記シリンダ本体の相互に対向する一組の側面部に形成され、前記固定手段を介して前記シリンダ本体の一方の側面部の前記溝部に前記ブロック体を固定するとともに他方の側面部の前記溝部に流体出入ポートを閉塞する閉塞プレートを固定し、前記ブロック体と閉塞プレートは、相互に交換可能に設けられることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、流体出入ポートから導入された圧力流体はシリンダ室に供給され、ピストンを所定方向に押圧する。前記ピストンの変位作用下にシリンダ本体の軸線方向に沿ってスライドテーブルが往復動作する。
【0011】
また、本発明によれば、センサ装着用の長溝が形成されたブロック体をシリンダ本体に連結する際、シリンダ本体の側面部に形成された溝部に沿ってブロック体に設けられた係止部を嵌挿することにより、ブロック体をシリンダ本体に簡便に連結することができる。従って、ブロック体をねじ止めする必要がないため、シリンダ室の内壁面からシリンダ本体の外壁面までの肉厚を薄く形成することができ、シリンダ本体の短手方向の幅を縮小することが可能となる。さらに、本発明によれば、前記シリンダ本体の相互に対向する一組の側面部にそれぞれ溝部が形成され、固定手段を介して前記シリンダ本体の一方の側面部の前記溝部に前記ブロック体を固定するとともに他方の側面部の前記溝部に流体出入ポートを閉塞する閉塞プレートを固定することにより、前記ブロック体と閉塞プレートは、設置環境に対応して相互に交換することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係るリニアアクチュエータについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0013】
図1において参照数字20は、本発明の第1の実施の形態に係るリニアアクチュエータを示す。このリニアアクチュエータ20は、シリンダ本体22と、前記シリンダ本体22の長手方向に沿って直線状に往復動作するスライドテーブル24と、前記シリンダ本体22の一方の側面部にねじ止めされるセンサ取付用レール(ブロック体)26と、前記センサ取付用レール26に対向するシリンダ本体22の他方の側面部にねじ止めされるプレート(閉塞プレート)27とを有する。
【0014】
図1並びに図8に示されるように、前記シリンダ本体22の上面部には、相互に対向する一対のガイドブロック28a、28bが該シリンダ本体22と一体的に膨出形成され、前記一対のガイドブロック28a、28bには、複数のボールベアリング29が転動して無限循環軌道を構成するボール循環穴30a、30bとボール転動溝32a、32bとが長手方向に沿ってそれぞれ形成される。
【0015】
また、図5に示されるように、前記一対のガイドブロック28a、28b間の略中央部には一組のねじ34を介して直方体状のストッパブロック36が固設され、前記ストッパブロック36に近接する部位には、軸線と略直交する方向に貫通する一組の取付用孔部40a、40bが形成される。
【0016】
さらに、図6に示されるように、前記シリンダ本体22の内部には軸線方向に沿って略平行に並設された一組の貫通孔42a、42bが形成され、前記貫通孔42a、42b内には、略同一形状に形成され、外周面にシールリング44およびダンパ46が装着されたピストン48と、前記ピストン48に連結されたピストンロッド50とがそれぞれ収装される。
【0017】
各貫通孔42a、42bの一端部は、止め輪52を介して装着されるエンドキャップ54によって気密に閉塞され、前記貫通孔42a、42bの他端部は、ピストンロッド50の外周面に摺接する環状凸部56によって閉塞される。前記環状凸部56から外部に露呈するピストンロッド50は、止め輪を介してシリンダ本体22に保持されたロッドパッキン58およびカラー60によってシールされる。
【0018】
この場合、一組の貫通孔42a、42bをそれぞれ閉塞するエンドキャップ54と環状凸部56とによって、実質的に、第1シリンダ室62a、62bおよび第2シリンダ室63a、63bが形成され、前記第1シリンダ室62a、62bおよび第2シリンダ室63a、63bは、連通路67a、67bを介してそれぞれ連通するように形成される。
【0019】
また、シリンダ本体22の相互に対向する両側面には、一組の第1流体出入ポート64a、64bおよび第2流体出入ポート65a、65bが該シリンダ本体22の軸線を対称軸としてそれぞれ線対称に配置され、前記第1流体出入ポート64a、64bは第1シリンダ室62a、62bにそれぞれ連通し、第2流体出入ポート65a、65bは第2シリンダ室63a、63bにそれぞれ連通するように形成されている。なお、前記ピストンロッド50の先端部にはロックナット66を介してフローティングブッシュ68が連結される。
【0020】
図7に示されるように、シリンダ本体22の相互に対向する両側面部には、センサ取付用レール26およびプレート27を該シリンダ本体22に装着するための一組の溝部69a、69bが形成され、前記一組の溝部69a、69bはそれぞれ線対称に形成される。
【0021】
図1に示されるように、スライドテーブル24は、一組のボルト70a、70bを介して断面略L字状に略直交してねじ締結されるテーブル72とエンドプレート74とから構成され、前記エンドプレート74に形成された半円形状の孔部76を介してフローティングブッシュ68が保持される。なお、前記エンドプレート74に形成された孔部内に図示しない緩衝部材が挿入され、前記緩衝部材はスライドテーブル24の一方の変位終端位置においてエンドプレート74がシリンダ本体22の端面に当接する際に発生する衝撃を緩和する機能を営む。
【0022】
前記テーブル72には、4個のワーク保持用孔部80a〜80dと、シリンダ本体22の取付用孔部40a、40bに対応し且つ連通する一組の通し穴82a、82bが形成される(図1並びに図3参照)。この場合、前記通し穴82a、82bを通じてテーブル72の上面側から図示しないボルトを取付用孔部40a、40bに螺入してシリンダ本体22を他の部材に取り付け、あるいはシリンダ本体22の底面側からボルトを取付用孔部40a、40bに直接螺入して取り付けることが可能である(図5参照)。このように、作業者は、リニアアクチュエータ20の取付方向を上方向または下方向のいずれかを選択することができる。
【0023】
図7に示されるように、スライドテーブル24の下面部には、長手方向に沿って延在する一組のガイド部84a、84bが一体的に膨出形成され、前記ガイド部84a、84bの対向する側面部には、ボール転動溝86a、86bが長手方向に沿って形成される。また、所定間隔離間する一組のガイド部84a、84b間には、ストッパブロック36の形状に対応し軸線方向に沿って所定長だけ延在する切欠部88が形成される(図5並びに図7参照)。
【0024】
図5に示されるように、前記切欠部88の一端部には、スライドテーブル24の変位量調整手段として機能するアジャスタボルト90がロックナット92を介して螺入され、前記アジャスタボルト90の先端部には、例えば、ウレタン等のゴムからなる緩衝部材94が装着される。
【0025】
この場合、アジャスタボルト90はスライドテーブル24と一体的に変位し、緩衝部材94がストッパブロック36に当接することにより、スライドテーブル24の移動量が規制される。また、前記アジャスタボルト90および緩衝部材94は、スライドテーブル24の一端部の略中央に軸線方向に沿って設けられているため(図3並びに図5参照)、スライドテーブル24が変位終端位置に到達する際に前記スライドテーブル24に付与される偏荷重を減少させる機能を営む。この結果、スライドテーブル24に載置される図示しないワークに対して偏荷重が伝達されることを阻止することができる。
【0026】
スライドテーブル24をシリンダ本体22の軸線方向に沿って案内するガイド機構は、前記スライドテーブル24の下面部に一体的に膨出形成され、両側面に相互に対向する一組のボール転動溝86a、86bが形成されたガイド部84a、84bと、前記ガイド部84a、84bの両側に所定距離離間しシリンダ本体22の上面部に一体的に膨出形成され、ボール循環穴30a、30bとボール転動溝32a、32bとがそれぞれ形成された一対のガイドブロック28a、28bとを含む。前記ガイドブロック28a、28bの両端部には、カバー96a、96bおよび図示しないスクレーパがそれぞれねじ止めされる。
【0027】
図2に示されるように、シリンダ本体22の両側面部には、センサ取付用レール26およびプレート27がそれぞれ対向し且つ着脱自在に設けられる。前記センサ取付用レール26の一方の側面には長手方向に沿って略平行な二条の長溝98a、98bが形成され、前記長溝98a、98b内の所定部位には図示しないセンサが選択的に係着される。前記センサ取付用レール26の他方の側面には、断面くの字状に切り欠かれた切欠部100が長手方向に沿って形成される。前記切欠部100を設けることにより、後述する磁性体を円滑に変位させることが可能となる。
【0028】
前記センサ取付用レール26およびプレート27には、溝部69a、69bの断面形状に対応して幅広となる段部を有し、シリンダ本体22に対して該センサ取付用レール26およびプレート27を保持する係止部102a、102bが長手方向に沿ってそれぞれ形成される。
【0029】
この場合、前記係止部102a、102bを溝部69a、69bの一端部から挿入し前記溝部69a、69bに沿ってスライドさせることにより、前記センサ取付用レール26およびプレート27がシリンダ本体22に簡便に装着され、あるいはシリンダ本体22から簡便に取り外すことが可能となる。このように、センサ取付用レール26およびプレート27は、それぞれの溝部69a、69bに対して選択可能に装着されるとともに、相互に交換可能に形成される。
【0030】
前記センサ取付用レール26およびプレート27には、それぞれ、図2並びに図6に示されるように、長手方向と略直交する方向に貫通し環状段部を有する一組のねじ穴104が所定間隔離間して形成され、各ねじ穴104には先端部が略テーパ状に形成された押しねじ(固定手段)106、108がそれぞれ螺入される。
【0031】
センサ取付用レール26に螺入される押しねじ106には、該押しねじ106の軸線方向に沿って貫通する通路110が形成され(図6参照)、前記通路110は、第1流体出入ポート64a、64b(または第2流体出入ポート65a、65b)にそれぞれ連通するように形成される。また、プレート27に螺入される押しねじ108は、第2流体出入ポート65a、65b(または第1流体出入ポート64a、64b)を閉塞する機能を営む。
【0032】
前記押しねじ106、108の先端部には環状突起部112が形成され、前記環状突起部112を第1流体出入ポート64a、64bまたは第2流体出入ポート65a、65bに嵌挿することにより、センサ取付用レール26およびプレート27をシリンダ本体22の側面部にそれぞれ位置決めして装着することができる。また、前記押しねじ106、108の環状突起部112には、その連結部位を気密に保持するために断面三角形状のOリング114が装着される。なお、前記押しねじ106、108は、図2に示されるように、センサ取付用レール26並びにプレート27の内側から各ねじ穴104に螺入される。
【0033】
図2並びに図4に示されるように、シリンダ本体22の一側面部にはねじ116を介して金具118が締結され、前記金具118の一部を上下左右の四方向から折曲させた爪片120によって円柱状の磁性体122が保持される。この場合、前記磁性体122は、センサ取付用レール26に形成された断面くの字状の切欠部100に臨むように配設される。
【0034】
本発明の第1の実施の形態に係るリニアアクチュエータ20は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0035】
まず、作業者は、その選択によりシリンダ本体22の一方の側面にセンサ取付用レール26を装着し、該シリンダ本体22の他方の側面にプレート27を装着する。この場合、前記センサ取付用レール26並びにプレート27は、シリンダ本体22の側面に同一形状に形成された一組の溝部69a、69bに沿って係止部102a、102bをスライドさせながら嵌挿することにより、シリンダ本体22に簡便に装着することができる。
【0036】
前記センサ取付用レール26並びにプレート27をシリンダ本体22に装着する際、該センサ取付用レール26並びにプレート27の内側から一組の押しねじ106、108を螺入し(図2参照)、前記押しねじ106、108の先端部に形成された環状突起部112がそれぞれ第1流体出入ポート64a、64bおよび第2流体出入ポート65a、65bにそれぞれ嵌挿されることにより、前記センサ取付用レール26並びにプレート27がシリンダ本体22の所定位置に位置決め保持される(図6参照)。
【0037】
続いて、前記センサ取付用レール26のねじ穴104に図示しない管継手を螺入する。その際、前記ねじ穴104の周囲には外部に突出して障害となるものが何ら存在しないため、従来技術と比較して簡便に管継手を装着することが可能となる。
【0038】
このような準備作業を経た後、図示しない流体圧供給源から供給された圧力流体を押しねじ106の通路110を介して一方の第1流体出入ポート64bに導入する。この場合、他方の第1流体出入ポート64aは、図示しない切換弁の操作下に大気開放状態にしておく。
【0039】
前記圧力流体は、第1流体出入ポート64bに連通する一方の第1シリンダ室62bに供給され、ピストン48を矢印X1 方向に押圧する(図6参照)。前記ピストン48の押圧作用下にピストンロッド50に係合するエンドプレート74が矢印X1 方向に変位し、ボールベアリング29の転動作用下に前記エンドプレート74と一体的にスライドテーブル24が変位する。
【0040】
前記スライドテーブル24が矢印X1 方向に向かって変位する過程において、該スライドテーブル24に伴って変位するアジャスタボルト90に装着された緩衝部材94がストッパブロック36に当接することにより変位終端位置に至る。この場合、ロックナット92を緩めてアジャスタボルト90のねじ込み量を調整することにより、スライドテーブル24の変位量を増減変更することが可能である。
【0041】
前記とは逆方向にスライドテーブル24を変位させる場合には、他方の第1流体出入ポート64aに圧力流体を供給する。前記供給された圧力流体は他方の第1シリンダ室62aに導入され、ピストン48を矢印X2 方向に向かって押圧する。前記ピストン48の押圧作用下に、ピストンロッド50に係合するエンドプレート74を介してスライドテーブル24が矢印X2 方向に変位し、エンドプレート74に設けられた図示しない緩衝部材がシリンダ本体22の端面に当接することにより変位終端位置に至る。
【0042】
第1の実施の形態に係るリニアアクチュエータ20では、センサ取付用レール26をシリンダ本体22にねじ止めすることがなく、前記シリンダ本体22の溝部69a(69b)にセンサ取付用レール26の係止部102aを前記溝部69a(69b)に沿って嵌挿することにより、簡便に装着することができるとともに、第1および第2シリンダ室62b(63b)の内壁面とシリンダ本体22の外壁面との肉厚L1 (図7参照)を従来技術と比較して薄く形成することができる。
【0043】
このように、本実施の形態に係るリニアアクチュエータ20では、従来技術と比較して、第1および第2シリンダ室62b(63b)の内壁面とシリンダ本体22の外壁面との肉厚L1 を薄く形成することによりシリンダ本体22の短手方向の幅W1 を縮小することができ、この結果、装置全体の小型・軽量化を図ることが可能となる。
【0044】
また、本実施の形態に係るリニアアクチュエータ20では、配管作業に際し、第1流体出入ポート64a、64b並びに第2流体出入ポート65a、65bの周囲には外部に突出して障害となるものが何ら存在しないため、簡便に第1流体出入ポート64a、64b並びに第2流体出入ポート65a、65bに管継手を接続することができる。
【0045】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るリニアアクチュエータ130を図9〜図12に示す。なお、以下の実施の形態において、同一の構成要素には同一の参照符号を付し、異なる構成要素についてのみ説明する。
【0046】
第2の実施の形態に係るリニアアクチュエータ130では、一端部に縮径したオリフィス132を有し、第1流体出入ポート64a、64b(第2流体出入ポート65a、65b)に連通する一組の第1ねじ穴134と、先端部にテーパ部136を有する押しねじ138が螺入される一組の第2ねじ穴140とをセンサ取付用レール142に設けている。
【0047】
すなわち、第1の実施の形態に係るリニアアクチュエータ20では、押しねじ106に通路110を形成することにより、センサ取付用レール26をシリンダ本体22に固定する機能と第1流体出入ポート64a、64b(第2流体出入ポート65a、65b)に圧力流体を供給する機能とを併用させているのに対し、第2の実施の形態に係るリニアアクチュエータ130では、それぞれの機能を分離させている点で異なっている。
【0048】
この場合、第1ねじ穴134には、流体圧供給源に連通するチューブを接続するための図示しない管継手が螺入され、一方、第2ねじ穴140には押しねじ138が螺入され、前記押しねじ138の螺入作用下にテーパ部136がシリンダ本体22の外壁面を押圧することにより、センサ取付用レール142がシリンダ本体22に位置決め保持される。
【0049】
また、プレート144には、押しねじ138を螺入するためのねじ穴146が貫通形成され、前記ねじ穴146に沿って螺入される押しねじ138によって該プレート144がシリンダ本体22の所定位置に位置決め保持される。
【0050】
参照数字148はリング状のシールパッキンを示し、センサ取付用レール142の円形凹部149に装着されたシールパッキン148は、オリフィス132と第1流体出入ポート64a、64b(第2流体出入ポート65a、65b)との連結部位を気密に保持する機能を営み、一方、プレート144の円形凹部149に装着されたシールパッキン148は、第2流体出入ポート65a、65b(第1流体出入ポート64a、64b)を気密に閉塞する機能を営む。
【0051】
次に、本発明の第3の実施の形態に係るリニアアクチュエータ150を図13〜図15に示す。
【0052】
第3の実施の形態に係るリニアアクチュエータ150では、一端部に縮径したオリフィス152を有し、第1流体出入ポート64a、64b(第2流体出入ポート65a、65b)に連通する一組のねじ穴154と、一組のボルト取付用孔部156とをセンサ取付用レール158に貫通形成するとともに、シリンダ本体22の溝部69a、69bに沿って嵌挿される一組の固定ブロック160を別個に形成している。前記固定ブロック160には、溝部69a、69bの形状に対応し上下方向に沿って幅広となる係止部162が形成されている。
【0053】
この場合、ボルト取付用孔部156を挿通させたボルト164によって一組の固定ブロック160を緊締することにより、センサ取付用レール158がシリンダ本体22に位置決め保持される。
【0054】
また、プレート166には、押しねじ138を螺入するためのねじ穴168が貫通形成され、前記ねじ穴168に沿って押しねじ138を螺入し、前記押しねじ138の先端部に係合するパッキン170によって第2流体出入ポート65a、65b(第1流体出入ポート64a、64b)が気密に閉塞される。
【0055】
第2の実施の形態に係るリニアアクチュエータ130および第3の実施の形態に係るリニアアクチュエータ150では、押しねじおよびボルトをセンサ取付用レール142およびプレート144の外側から取着している点で第1の実施の態様に係るリニアクチュエータ20と異なる。
【0056】
なお、第2および第3の実施の形態に係るリニアアクチュエータ130、150の作用効果は、第1の実施の形態に係るリニアアクチュエータ20と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0058】
すなわち、シリンダ本体の短手方向の幅を縮小して装置全体の小型・軽量化を図ることができる。
【0059】
また、流体出入ポートの周囲には外部に突出して障害となるものが何ら存在しないため、簡便に流体出入ポートに管継手を接続することができ、配管作業を簡便に行うことができる。
【0060】
さらに、前記シリンダ本体を他の部材に取り付ける取付方向の自由度を増大させることができる。
【0061】
さらにまた、変位量調整手段をスライドテーブルの一端部の中央に設けることにより、前記スライドテーブルの変位終端位置で発生する偏荷重を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るリニアアクチュエータの斜視図である。
【図2】図1に示すリニアアクチュエータの分解斜視図である。
【図3】図1に示すリニアアクチュエータの平面図である。
【図4】図1に示すリニアアクチュエータの側面図である。
【図5】図3のV−V線に沿った縦断面図である。
【図6】図1のVI−VI線に沿った横断面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿った縦断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿った縦断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るリニアアクチュエータの分解斜視図である。
【図10】図9に示すリニアクチュエータの横断面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿った縦断面図である。
【図12】図10のXII−XII線に沿った縦断面図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係るリニアアクチュエータの分解斜視図である。
【図14】図13に示すリニアアクチュエータの横断面図である。
【図15】図14のXV−XV線に沿った縦断面図である。
【図16】従来技術に係るリニアアクチュエータの斜視図である。
【図17】図16に示すリニアアクチュエータの側面図である。
【符号の説明】
20、130、150…リニアアクチュエータ
22…シリンダ本体 24…スライドテーブル
26、142、158…センサ取付用レール
27、144、166…プレート 28a、28b…ガイドブロック
30a、30b…ボール循環穴 32a、32b…ボール転動溝
40a、40b…取付用孔部 42a、42b…貫通孔
48…ピストン 50…ピストンロッド
62a、62b、63a、63b…シリンダ室
64a、64b、65a、65b…流体出入ポート
69a、69b…溝部 72…テーブル
74…エンドプレート 90…アジャスタボルト
94…緩衝部材 98a、98b…長溝
100…切欠部 102a、102b、162…係止部
104、134、140、146、154、168…ねじ穴
106、108、138…押しねじ 110…通路
112…環状突起部 114…Oリング
118…金具 120…爪片
122…磁性体 132、152…オリフィス
160…固定ブロック

Claims (8)

  1. 流体出入ポートに連通するシリンダ室を有し、側面部に軸線方向に沿って延在する溝部が形成されたシリンダ本体と、
    前記シリンダ本体の軸線方向に沿って往復動作するスライドテーブルと、
    前記シリンダ室に沿って摺動自在に配設されるピストンの変位作用下に前記スライドテーブルを往復動作させるシリンダ機構と、
    センサ装着用の長溝が形成され、前記溝部に沿って嵌挿され該溝部に保持される係止部が設けられたブロック体と、
    前記長溝の所定位置に選択的に装着されるセンサと、
    前記ブロック体に設けられ、該ブロック体を前記シリンダ本体の側面部の所定位置に固定する固定手段と、
    を備え
    前記溝部は、前記シリンダ本体の相互に対向する一組の側面部に形成され、前記固定手段を介して前記シリンダ本体の一方の側面部の前記溝部に前記ブロック体を固定するとともに他方の側面部の前記溝部に流体出入ポートを閉塞する閉塞プレートを固定し、前記ブロック体と閉塞プレートは、相互に交換可能に設けられることを特徴とするリニアアクチュエータ。
  2. 請求項記載のリニアアクチュエータにおいて、固定手段は、ブロック体に貫通形成されたねじ穴に螺入される押しねじ、またはボルトを介して緊締される固定ブロックを有することを特徴とするリニアアクチュエータ。
  3. 請求項1または2記載のリニアアクチュエータにおいて、係止部はブロック体と一体的に形成され、またはブロック体と別個に設けられた固定ブロックに形成されることを特徴とするリニアアクチュエータ。
  4. 請求項2記載のリニアアクチュエータにおいて、押しねじには、流体出入ポートに連通する通路が形成されることを特徴とするリニアアクチュエータ。
  5. 請求項1記載のリニアアクチュエータにおいて、ブロック体の一側面は、スライドテーブルに付設された磁性体が臨むように切り欠いて形成されることを特徴とするリニアアクチュエータ。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のリニアアクチュエータにおいて、スライドテーブルをシリンダ本体の軸線方向に沿って案内するガイド機構が設けられることを特徴とするリニアアクチュエータ。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のリニアアクチュエータにおいて、スライドテーブルの一端部の中央に設けられ、前記スライドテーブルの変位量を調整する変位量調整手段を備えることを特徴とするリニアアクチュエータ。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のリニアアクチュエータにおいて、スライドテーブル側またはシリンダ本体側のいずれの方向からも選択可能にシリンダ本体を他の部材に取り付ける取付手段を設けることを特徴とするリニアアクチュエータ。
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