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JP3780805B2 - アイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置 - Google Patents
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アイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクセルペダルを釈放した停車時にエンジンを自動的に停止させるようにしたアイドルストップ車に関し、特に、これに搭載された自動変速機における電動オイルポンプを適切に駆動制御するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アイドルストップ車においては、アクセルペダルを釈放した停車時にエンジンを自動的に停止させるため、これに搭載された自動変速機内のエンジン駆動されるオイルポンプも停止して自動変速機が一旦変速制御油圧回路内の作動油を殆どドレンされた状態となる。
【0003】
これがため、再発進に際してのアクセルペダルの再踏み込みに呼応してモータ/ジェネレータからの動力が自動変速機に入力されたり、この時に始動されるエンジンから動力が自動変速機に入力された時に、エンジン駆動されるオイルポンプからの作動油で自動変速機内における変速制御油圧回路内が充満されるまでに長時間を要して、自動変速機が未だ伝動可能状態になっていないのに上記のごとくに動力が入力される状態になるという懸念がある。
【0004】
この場合、自動変速機が無負荷状態でモータ/ジェネレータが空回りしたり、エンジンが空吹けを生じる問題を生じ、この問題は、上記の自動変速機がVベルト式無段変速機の場合、変速制御油圧回路内容量が大きいことから一層顕著になることを確かめた。
【0005】
この問題解決のために従来、例えば特開平11−332011号公報に記載されているように、上記のエンジン駆動されるオイルポンプとは別に電動オイルポンプを付加し、アイドルストップ中は自動変速機を電動オイルポンプからの作動油により発車待機状態にしておくことが提案された。
かかる構成によれば、アイドルストップ中にエンジン駆動されるオイルポンプから作動油が吐出されなくても、上記電動オイルポンプからの作動油で自動変速機内における変速制御油圧回路内を充満させておくことができるため、再発進に際してのアクセルペダルの再踏み込み時に自動変速機をVベルト式無段変速機といえども遅滞なく伝動可能状態にし得て上記の問題解決を実現することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記電動オイルポンプを発進後の如何なるタイミングで作動停止させるかについて考察するに、上記の文献にはその記載がないが常識的には、アクセルペダルの踏み込みでエンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上になった時を基準にするのが普通である。
しかして単純にこのタイミングに電動オイルポンプを停止させると、エンジン回転数の一過性の増減によっても電動オイルポンプがON,OFFを繰り返すこととなり、ONの度に大電流が流れてエネルギー効率の悪化を生ずる。
【0007】
請求項1に記載の第1発明は、エンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上になった時でなく、この状態が設定時間に亘って継続した時に電動オイルポンプを停止させることにより、電動オイルポンプがON,OFFを繰り返すハンチングの問題を解消することを基本理念とするが、
同時に上記の設定時間が運転者の運転意図に良くマッチしたものとなるようにして電動オイルポンプが無駄に駆動されることのないようにしたアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
請求項2に記載の第2発明は、上記の設定時間が運転者の運転意図に更に良くマッチしたものとなるようにして電動オイルポンプが無駄に駆動されることのないよう更に改良したアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
請求項3に記載の第3発明は、第1発明と同様にエンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上になった時でなく、この状態が設定時間に亘って継続した時に電動オイルポンプを停止させることにより、電動オイルポンプがON,OFFを繰り返すハンチングの問題を解消することを基本理念とするが、
同時に上記の設定時間がエンジン回転数の変化状況に良くマッチしたものとなるようにして電動オイルポンプが無駄に駆動されることのないようにしたアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
請求項4に記載の第4発明は、上記の設定時間がエンジン回転数の変化状況に更に良くマッチしたものとなるようにして電動オイルポンプが無駄に駆動されることのないよう更に改良したアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
請求項5に記載の第5発明は、アイドルストップ中において駆動する電動オイルポンプの回転数を必要最小限にして無駄な電力消費を回避し得るようにしたアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
これらの目的のため、先ず第1発明によるアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置は、
アクセルペダルを釈放した停車時にエンジンを自動的に停止させるようにしたアイドルストップ車の自動変速機を、アイドルストップ中は電動オイルポンプからの作動油により発車待機状態にしておくようにしたアイドルストップ車において、
アクセルペダルの踏み込みでエンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上となった状態が、エンジンスロットル開度の変化率に応じた設定時間に亘って継続した時に前記電動オイルポンプのモータを停止させるよう構成したことを特徴とするものである。
【0013】
第2発明によるアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置は、第1発明において、
前記設定時間をエンジンスロットル開度の増加率が高いほど小さくしたことを特徴とするものである。
【0014】
第3発明によるアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置は、
アクセルペダルを釈放した停車時にエンジンを自動的に停止させるようにしたアイドルストップ車の自動変速機を、アイドルストップ中は電動オイルポンプからの作動油により発車待機状態にしておくようにしたアイドルストップ車において、
アクセルペダルの踏み込みでエンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上となった状態が、エンジン回転数の変化率に応じた設定時間に亘って継続した時に前記電動オイルポンプのモータを停止させるよう構成したことを特徴とするものである。
【0015】
第4発明によるアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置は、第3発明において、
前記設定時間をエンジン回転数の増加率が高いほど小さくしたことを特徴とするものである。
【0016】
第5発明によるアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置は、第1発明乃至第4発明のいずれかにおいて、
前記アイドルストップ中における前記電動オイルポンプのモータ回転数を、自動変速機の作動油温が高い時ほど大きくしたことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の効果】
アイドルストップ車はアクセルペダルを釈放した停車時にエンジンを自動的に停止され、この間、自動変速機を電動オイルポンプからの作動油により発車待機状態にしておくことで、アクセルペダル踏み込み時の再発進を速やかなものにする。
ところで第1発明においては、アクセルペダルの踏み込みでエンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上となった状態が設定時間に亘って継続した時に電動オイルポンプのモータを停止させるようにしたため、
エンジン回転数の一過性の増減によって電動オイルポンプがON,OFFを繰り返すハンチングを生ずるようなことがなく、ONの度に大電流が流れてエネルギー効率が悪化するのを回避し得る。
【0018】
また上記の設定時間をエンジンスロットル開度の変化率に応じて定めたため、この設定時間が運転者の運転意図にマッチしたものとなって、電動オイルポンプが長時間に亘って無駄に駆動されるのを防止することができる。
【0019】
第2発明においては、上記第1発明における設定時間をエンジンスロットル開度の増加率が高いほど小さくしたから以下の作用効果を奏し得る。
つまり、エンジンスロットル開度の増加率が高いということは運転者が速やかな発進操作をしたということであり、これに伴うエンジン回転数の上昇も速やかであることから、エンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上となってから比較的早期に電動オイルポンプを停止させてもエンジン回転数が電動オイルポンプを再度駆動させるべき回転数に低下する可能性は低く、従って、比較的早期に電動オイルポンプを停止させても差し支えない。
第2発明のように設定時間をエンジンスロットル開度の増加率が高いほど小さくすることは、設定時間がかかる実情に良く符合して運転者の運転意図に更に良くマッチし、電動オイルポンプが無駄に駆動され続けるのを更に確実に回避することができる。
【0020】
第3発明においては第1発明と同様に、アクセルペダルの踏み込みでエンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上となった状態が設定時間に亘って継続した時に電動オイルポンプのモータを停止させるようにしたため、
エンジン回転数の一過性の増減によって電動オイルポンプがON,OFFを繰り返すハンチングを生ずるようなことがなく、ONの度に大電流が流れてエネルギー効率が悪化するのを回避し得る。
ところで第3発明においては、上記の設定時間をエンジン回転数の変化率に応じて定めたため、この設定時間がエンジン回転数の変化状況にマッチしたものとなって、電動オイルポンプが長時間に亘って無駄に駆動されるのを防止することができる。
【0021】
第4発明においては、上記設定時間をエンジン回転数の増加率が高いほど小さくしたから、以下の作用効果を達成することができる。
つまり、エンジン回転数の増加率が高いということはエンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上となってから比較的早期に電動オイルポンプを停止させてもエンジン回転数が電動オイルポンプを再度駆動させるべき回転数に低下する可能性が低いことを意味し、従って、比較的早期に電動オイルポンプを停止させても差し支えない。
第4発明のように設定時間をエンジン回転数の増加率が高いほど小さくすることは、設定時間がかかる実情に良く符合してエンジン回転変化に更に良くマッチし、電動オイルポンプが無駄に駆動され続けるのを更に確実に回避することができる。
【0022】
第5発明においては、アイドルストップ中における電動オイルポンプのモータ回転数を、自動変速機の作動油温が高い時ほど大きくしたため、以下の作用効果を奏し得る。
つまり、自動変速機の作動油は高温であるほど粘性が低く、変速制御油圧回路からの漏洩量が増大して油量終始が悪化し、ポンプはそれだけ多量の作動油を吐出する必要がある。
第5発明のように電動オイルポンプのモータ回転数を、自動変速機の作動油温が高い時ほど大きくしたことは、かかる要求に良く符合してアイドルストップ中において駆動する電動オイルポンプの回転数を必要最小限にし得ることに通じ、電動オイルポンプの無駄な電力消費を回避することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態になる電動オイルポンプの駆動制御装置を具えた自動変速機とエンジンとの組み合わせになるアイドルストップ車のパワートレーンを示す。
このパワートレーンはエンジン1および自動変速機2により構成し、エンジン1はアクセルペダルを釈放した停車時に自動的に停止(アイドルストップ)され、アクセルペダルの踏み込みで自動的に始動されて車両の再発進を可能にするものとし、自動変速機2はVベルト式無段変速機やトロイダル型無段変速機などの無段変速機を含むものとする。
【0024】
自動変速機2は、図示していないがエンジン1で駆動されるオイルポンプを内蔵し、エンジン駆動中は該オイルポンプからの作動油を媒体として通常通りに作動可能なものとする。
ところでアイドルストップ中は、エンジン駆動されるオイルポンプも停止して自動変速機が一旦変速制御油圧回路内の作動油を殆どドレンされた状態となり、再発進に際してエンジン駆動されるオイルポンプからの作動油で変速制御油圧回路内が充満されて自動変速機が伝動可能状態になるまでの応答遅れが懸念される。
これがため本実施の形態においては、上記エンジン駆動されるオイルポンプとは別にモータ3により駆動される電動オイルポンプ4を付加し、アイドルストップ中は自動変速機2を電動オイルポンプ4からの作動油により発車待機状態にしておくものとする。
【0025】
かかる自動変速機2とエンジン1との間に、エンジン1の側から順次モータ/ジェネレータ5および電磁クラッチ6を介挿する。
モータ/ジェネレータ5はブラシレス永久磁石式三相交流同期モータ/ジェネレータとし、再発進に際してアクセルペダルの踏み込みがある時、これに呼応してインバータ7による制御下で起動され、車両を発進させると共にエンジン1を始動させるものとする。
電磁クラッチ6は、電磁力により自動変速機2への動力を断切するためのものとする。
【0026】
電動オイルポンプ4のモータ3およびインバータ7はコントローラ8により制御し、本実施の形態においてはモータ3を図2に示すごとくに駆動制御するものとする。
なお、当該モータ3の制御のためコントローラ8には、変速機作動油温TEMPを検出する油温センサ9からの信号と、エンジン回転数Neを検出するエンジン回転センサ10からの信号と、エンジンスロットル開度TVOを検出するスロットル開度センサ11からの信号とを入力する。
【0027】
図2に示すモータ駆動制御を説明するに、ステップ21ではエンジン回転数Neおよびスロットル開度TVOを読み込み、ステップ22では、エンジン回転数Neが電動オイルポンプ停止回転数Noff未満(Ne=0のエンジン停止中を含む)か、エンジン回転数NeがNoff以上の電動オイルポンプ停止回転数域であるのかをチェックする。
【0028】
Ne<Noffの電動オイルポンプ駆動回転数域なら、ステップ23において変速機作動油温TEMPを読み込み、ステップ24で変速機作動油温TEMPから、図3に例示するマップをもとに電動オイルポンプ4の目標モータ回転数Nmを検索する。
ここで目標モータ回転数Nmは図3に例示するように、油温TEMPが高いほど作動油漏洩量が増大することからこの漏洩を補うために油温TEMPが高いほど大きくするが、基本的には電動オイルポンプ4からの作動油で自動変速機内における変速制御油圧回路内を充満させておくのに必要な最小限の油量が確保されるぎりぎりの回転数とし、実験などにより予め決定しておくこととする。
【0029】
次のステップ25においては、電動オイルポンプ4のモータ3を上記の目標回転数Nmで駆動する。
かくしてアイドルストップ中にエンジン駆動されるオイルポンプから作動油が吐出されなくても、電動オイルポンプ4からの作動油で自動変速機内における変速制御油圧回路内を充満させておくことができるため、再発進に際してのアクセルペダルの再踏み込み時に自動変速機を遅滞なく伝動可能状態にすることができる。
ここで電動オイルポンプ4の目標モータ回転数Nmを自動変速機の作動油温TEMPが高い時ほど大きくして、油温ごとに必要最小限の油量が確保される回転数に設定したから、アイドルストップ中において駆動する電動オイルポンプ4の回転数を必要最小限にし得ることとなって、電動オイルポンプ4の無駄な電力消費を回避することができる。
【0030】
ステップ22において、発進操作後のエンジン始動によりエンジン回転数Neが電動オイルポンプ停止回転数Noff以上になったと判定する場合、ステップ26において図4または図5に例示するマップをもとにスロットル開度TVOの時間変化率ΔTVOまたはエンジン回転数Neの時間変化率ΔNeから設定時間TMoを検索する。
これら設定時間TMoは、発進操作後のエンジン始動によりエンジン回転数Neが電動オイルポンプ停止回転数Noff以上になった状態がどの程度の時間継続した時に電動オイルポンプ4を作動停止させれば、電動オイルポンプ4をON,OFFハンチングすることなく安定に停止させ得るかを定めるための設定時間であり、以下の根拠に基づいて決定する。
【0031】
エンジンスロットル開度の増加率ΔTVOが高いということは運転者が速やかな発進操作をしたということであり、これに伴うエンジン回転数Neの上昇も速やかであることから、エンジン回転数Neが電動オイルポンプ停止回転数Noff以上となってから比較的早期に電動オイルポンプ4を停止させてもエンジン回転数Neが電動オイルポンプを再度駆動させるべき回転数(Ne<Noff)に低下する可能性は低く、従って図4に例示するごとく、エンジンスロットル開度の増加率ΔTVOが高いほど設定時間TMoを小さくして早期に電動オイルポンプを停止させるようになす。
【0032】
またエンジン回転数の増加率ΔNeが高いということは、エンジン回転数Neが電動オイルポンプ停止回転数Noff以上となってから比較的早期に電動オイルポンプ4を停止させてもエンジン回転数Neが電動オイルポンプを再度駆動させるべき回転数(Ne<Noff)に低下する可能性が低いことを意味し、従って図5に例示するごとく、エンジン回転数の増加率ΔNeが高いほど設定時間TMoを小さくして早期に電動オイルポンプを停止させるようになす。
【0033】
次のステップ27では、電動オイルポンプ停止回転数域(Ne≧Noff)になった後の経過時間をタイマTMのリセットにより計測する。
ステップ28では当該経過時間(タイマTMの計測値)が上記の設定時間TMoを示すに至ったか否かをチェックし、TM>TMoになるまでは、ステップ30において、ステップ29で読み込んだエンジン回転数Neが引き続き電動オイルポンプ停止回転数Noff以上であると判定する限り、ステップ31でタイマTMをインクリメントして上記の経過時間を計測し続ける。
これによりステップ28で当該経過時間(タイマTMの計測値)が上記の設定時間TMoに至った(TM>TMo)と判定する時に、つまり電動オイルポンプ停止回転数域(Ne≧Noff)になった状態が設定時間TMo継続した時に、ステップ32でモータ3を停止して電動オイルポンプ4を駆動停止させる。
【0034】
ところで、エンジン1のアイドルストップ中に自動変速機2を発車待機状態にしておくため前記のごとくに駆動させた(ステップ22〜25)電動オイルポンプ4を停止させるに際し、アクセルペダルの踏み込みでエンジン回転数Neが電動オイルポンプ停止回転数Noff以上となった状態(ステップ22,30)が設定時間TMoに亘って継続した時に(ステップ28)電動オイルポンプ4のモータ3を停止させる(ステップ32)ようにしたため、
エンジン回転数Neの一過性の増減によって電動オイルポンプ4がON,OFFを繰り返すハンチングを生ずるようなことがなく、ONの度に大電流が流れてエネルギー効率が悪化するのを回避し得る。
【0035】
また上記の設定時間TMoを、図4のごとくエンジンスロットル開度TVOの増加率ΔTVOが高いほど小さくするか、若しくは図5のごとくエンジン回転数Neの増加率ΔNeが高いほど小さくしたから、
エンジン回転数Neが電動オイルポンプ停止回転数Noff以上となってから比較的早期に電動オイルポンプ4を停止させてもエンジン回転数Neが電動オイルポンプ4を再度駆動させるべき回転数に低下する可能性が低いにもかかわらず、何時までも無駄に電動オイルポンプ4が無駄に駆動され続ける弊害を確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態になる電動オイルポンプの駆動制御装置を具えた自動変速機とエンジンとの組み合わせになるアイドルストップ車のパワートレーンを示す略線図である。
【図2】 同実施の形態においてコントローラが実行すべき自動変速機の電動オイルポンプに係わる駆動制御プログラムを示すフローチャートである。
【図3】 エンジンのアイドルストップ中に駆動すべき電動オイルポンプの目標モータ回転数を示す特性線図である。
【図4】 エンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上になってから電動オイルポンプを停止させるまでの設定時間を、スロットル開度の変化率をパラメータとして示す特性線図である。
【図5】 エンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上になってから電動オイルポンプを停止させるまでの設定時間を、エンジン回転数の変化率をパラメータとして示す特性線図である。
【符号の説明】
1 エンジン
2 自動変速機
3 モータ
4 電動オイルポンプ
5 モータ/ジェネレータ
6 電磁クラッチ
7 インバータ
8 コントローラ
9 油温センサ
10 エンジン回転センサ
11 スロットル開度センサ

Claims (5)

  1. アクセルペダルを釈放した停車時にエンジンを自動的に停止させるようにしたアイドルストップ車の自動変速機を、アイドルストップ中は電動オイルポンプからの作動油により発車待機状態にしておくようにしたアイドルストップ車において、
    アクセルペダルの踏み込みでエンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上となった状態が、エンジンスロットル開度の変化率に応じた設定時間に亘って継続した時に前記電動オイルポンプのモータを停止させるよう構成したことを特徴とするアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置。
  2. 請求項1において、前記設定時間をエンジンスロットル開度の増加率が高いほど小さくしたことを特徴とするアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置。
  3. アクセルペダルを釈放した停車時にエンジンを自動的に停止させるようにしたアイドルストップ車の自動変速機を、アイドルストップ中は電動オイルポンプからの作動油により発車待機状態にしておくようにしたアイドルストップ車において、
    アクセルペダルの踏み込みでエンジン回転数が電動オイルポンプ停止回転数以上となった状態が、エンジン回転数の変化率に応じた設定時間に亘って継続した時に前記電動オイルポンプのモータを停止させるよう構成したことを特徴とするアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置。
  4. 請求項3において、前記設定時間をエンジン回転数の増加率が高いほど小さくしたことを特徴とするアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、前記アイドルストップ中における前記電動オイルポンプのモータ回転数を、自動変速機の作動油温が高い時ほど大きくしたことを特徴とするアイドルストップ車用自動変速機の電動オイルポンプ駆動制御装置。
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