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JP3784606B2 - 情報伝達システム及び情報伝達方法 - Google Patents
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JP3784606B2 - 情報伝達システム及び情報伝達方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報を提供するサーバの状態制御と提供される情報の存在を知らせるメッセージの到達確認を組み合わせる事により、本来の情報受信者に確実に情報を伝えると共に、それ以外の悪意の情報受信者への情報の漏洩を防ぐ情報伝達システム及び情報伝達方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、情報受信者へ情報の存在を伝達する際に情報の秘匿性を高めるためには、情報それ自体を暗号化することが多かったが、これを実現するためには情報受信者側に暗号を復号化するための機構が必要であった。
復号化機構を持たない情報受信者へ秘匿された情報を伝える場合、情報の存在している場所をメッセージで伝える方法が存在しているが、既存の多くのメッセージ伝達機構ではメッセージが相手に到達しなかった場合に、当該メッセージは送信者側へ返送されると共にその情報受信者の所属している組織の管理者に配送される場合が少なくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
情報提供者Aが情報受信者Bに秘密の情報Iをネットワーク経由で情報受信者BのアドレスTに送信することを考える。この時、アドレスTが恒久的または一時的な理由で有効でなかった場合、多くのメッセージ配送システムでは「アドレスTにメッセージが到達しなかった」ことを示すメッセージが情報提供者AのアドレスUに返送されると同時に情報受信者Bの所属する組織、あるいはプロバイダなどの管理者CのアドレスVにも送られる。
【0005】
そのため、本来伝えられるべき情報受信者Bに情報Iが伝わらないのみならず、本来伝えられるべきではない管理者Cに情報Iが渡ってしまう。この場合、情報Iが暗号化されていたとしても手に入れた管理者Cは十分な時間をかければ情報を解読することが可能であり、情報Iが管理者Cに漏洩するかどうかはひとえに管理者Cのモラルにかかることになる。
また、情報Iをメッセージで送るのではなく別の記憶領域に置き、メッセージの内容として情報Iを置いた記憶領域を指し示すURL(Uniform Resource Locator)等を送る方法もあるが、これにしてもURL等が解読されてしまえば同様の危険性を持つことになる。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、本来の情報受信者に確実に情報を伝えると共に、悪意の受信者への情報の漏洩を防止することができる情報伝達システム及び情報伝達方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では課題を解決するための手段として、一般的なメッセージ配送システムにおいてメッセージ配送時に個々のメッセージ配送が失敗した場合に返送されてくるシステムメッセージを利用して、秘匿されるべき情報を消去し、あるいはその情報のロックアウトを行う(アクセス不能とする)。
【0008】
また、メッセージ配送の成功や情報受信者によるメッセージ開封などのイベントを伝達できる、より高度なメッセージ配送システムを用いる場合にはそれらのイベントメッセージを利用して、予めロックアウト(アクセス不能に)されている秘匿された情報のロックアウトを解除する(アクセス可能にする)。
【0009】
すなわち、上記目的を達成するために本発明は、情報提供者により作成された情報受信者に向けた秘密情報の配置及び該秘密情報を受信する情報受信者のアドレスが格納される配送用データベースと、情報提供者から入力されたメッセージを情報受信者側に送出する第1のメッセージングシステムと、前記情報受信者側に送出された前記メッセージを前記情報受信者のアドレスに送出するとともに、その受信結果を前記第1のメッセージングシステム側に返送する第2のメッセージングシステムとを有する情報伝達システムであって、前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密情報について該秘密情報の配置とその配置を伝えるべき情報受信者のアドレスを組にして前記配送用データベースに格納し、かつ前記情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記第2のメッセージングシステムを介して情報受信者のアドレスに送ると共に、前記第2のメッセージングシステムは、前記秘密情報の配置を伝えるべき情報受信者のアドレスが存在しなかった場合に、前記メッセージが情報受信者に到達しなかったことを伝えるメッセージを情報提供者のアドレスに向けて送出し、前記第1のメッセージングシステムは、前記メッセージが情報受信者に到達しなかったことを伝えるメッセージを受信すると、該メッセージに含まれている情報受信者側のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報を消去、あるいはアクセス不能にするように処理することを特徴とする。
【0010】
また本発明は、情報提供者により作成された情報受信者に向けた秘密情報の配置及び該秘密情報を受信する情報受信者のアドレスが格納される配送用データベースと、情報提供者から入力されたメッセージを情報受信者側に送出する第1のメッセージングシステムと、前記情報受信者側に送出された前記メッセージを前記情報受信者のアドレスに送出するとともに、その受信結果を前記第1のメッセージングシステム側に返送する第2のメッセージングシステムとを有する情報伝達システムであって、前記第1のメッセージングシステムは、情報受信者側に前記秘密情報に関するデータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記第2のメッセージングシステムを介して前記情報受信者のアドレスに送ると共に、前記第2のメッセージングシステムは、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージが前記秘密情報の配置を伝えるべき情報受信者のアドレスに到達したことが確認された際に前記第1のメッセージングシステムに前記情報受信者のアドレスを含む到達確認メッセージを送出し、前記第1のメッセージングシステムは、前記第2のメッセージングシステムから前記到達確認メッセージを受信すると、該メッセージに含まれている前記情報受信者のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前記秘密情報を特定の配置に置くように処理することを特徴とする。
【0011】
また本発明は、情報提供者により作成された情報受信者に向けた秘密情報の配置及び該秘密情報を受信する情報受信者のアドレスが格納される配送用データベースと、情報提供者から入力されたメッセージを情報受信者側に送出する第1のメッセージングシステムと、前記情報受信者側に送出された前記メッセージを前記情報受信者のアドレスに送出するとともに、その受信結果を前記第1のメッセージングシステム側に返送する第2のメッセージングシステムとを有する情報伝達システムであって、前記第1のメッセージングシステムは、情報受信者側に前記秘密情報に関するデータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記第2のメッセージングシステムを介して前記情報受信者のアドレスに送ると共に、前記第2のメッセージングシステムは、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージが前記情報受信者のアドレスに到達し、該情報受信者が前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを開封したことが確認された際に前記第1のメッセージングシステムに前記情報受信者のアドレスを含む開封確認メッセージを送出し、前記第1のメッセージングシステムは、前記第2のメッセージングシステムから前記開封確認メッセージを受信すると、該メッセージに含まれている前記情報受信者のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前記秘密情報を特定の配置に置くように処理することを特徴とする。
【0012】
上記記載の情報伝達システムによれば、情報提供者が作成した情報の存在を伝えるメッセージの情報受信者への伝達が失敗した際に上記情報を即座に消去するか、または該情報のアクセスを不能にすると共に、また情報の存在を伝えるメッセージの情報受信者への伝達に成功した後、または情報受信者がメッセージを読んだ後に情報を提供するようにしたので、情報の秘匿性を格段に向上させることができる。
【0013】
また本発明は、情報提供者により作成され情報提供者から入力された情報受信者に向けた秘密情報の配置を示すメッセージを情報受信者側に送出し、その受信結果を前記情報提供者側に返送する情報伝達方法であって、前記情報提供者側は、前記秘密情報について該秘密情報の配置とその配置を伝えるべき情報受信者のアドレスを組にして配送用データベースに格納し、かつ前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを情報受信者のアドレスに送り、前記情報受信者側は、前記情報の配置を伝えるべき情報受信者のアドレスが存在しなかった場合に、前記メッセージが情報受信者に到達しなかったことを伝えるメッセージを情報提供者のアドレスに向けて送出し、情報提供者側は、前記メッセージが情報受信者に到達しなかったことを伝えるメッセージに含まれている情報受信者側のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報を消去する、あるいはアクセス不能にすることを特徴とする。
【0014】
また本発明は、情報提供者により作成され情報提供者から入力された情報受信者に向けた秘密情報の配置を示すメッセージを情報受信者側に送出し、その受信結果を前記情報提供者側に返送する情報伝達方法であって、情報受信者側に前記秘密情報に関するデータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、前記情報提供者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記情報受信者のアドレスに送ると共に、前記情報受信者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージが前記秘密情報の配置を伝えるべき情報受信者のアドレスに到達したことが確認された際に前記情報提供者側に前記情報受信者のアドレスを含む到達確認メッセージを送出し、前記情報提供者側は、前記情報受信者側から前記到達確認メッセージを受信すると、該メッセージに含まれている前記情報受信者のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前記秘密情報を特定の配置に置くことを特徴とする。
【0015】
また本発明は、情報提供者により作成され情報提供者から入力された情報受信者に向けた秘密情報の配置を示すメッセージを情報受信者側に送出し、その受信結果を前記情報提供者側に返送する情報伝達方法であって、情報受信者側に前記秘密情報に関するデータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、前記情報提供者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記情報受信者のアドレスに送ると共に、前記情報受信者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージが前記情報受信者のアドレスに到達し、該情報受信者が前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを開封したことが確認された際に前記情報提供者側に前記情報受信者のアドレスを含む開封確認メッセージを送出し、前記情報提供者側は、前記情報受信者側から前記開封確認メッセージを受信すると、該メッセージに含まれている前記情報受信者のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前記秘密情報を特定の配置に置くことを特徴とする。
【0016】
上記記載の情報伝達方法によれば、情報提供者が作成した情報の存在を伝えるメッセージの情報受信者への伝達が失敗した際に上記情報を即座に消去するか、または該情報のアクセスを不能にすると共に、また情報の存在を伝えるメッセージの情報受信者への伝達に成功した後、または情報受信者がメッセージを読んだ後に情報を提供するようにしたので、情報の秘匿性を格段に向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係る情報伝達システムにおける情報伝達に係る当事者と情報の配置及びメッセージの流れを図1に示す。図1を参照して本実施の形態に係る情報伝達システムの機能について説明する。
図1において、情報提供者Aは情報受信者Bに向けた秘密の情報、すなわち秘密情報Iを作成し、情報提供者側のメッセージングシステムPは、作成された秘密情報Iの配置Sとその配置Sを伝えるべき情報受信者BのアドレスTを組にして配送用データベースNに格納する。続いてメッセージングシステムPは、秘密情報Iの配置Sを人間に読める表記法に変換したメッセージXを情報受信者側のメッセージングシステムQを介して情報受信者のアドレスTに送出する。
【0018】
秘密情報の配置を伝えるべき情報受信者BのアドレスTが存在しなかった場合、受信者側のメッセージングシステムQから、当該メッセージXが情報受信者に到達しなかったことが情報提供者AのアドレスUに向けたメッセージYにて伝えられる。
そのメッセージYを情報提供者側のメッセージングシステムPが受信すると、本来のメッセージYの情報受信者であるAに代わってメッセージングシステムPがメッセージYを処理し、秘密情報Iの配置Sに置かれた秘密情報Iを読むべき人間はいないため、秘密情報Iは即座に消去され、あるいはアクセス不能にされる。これにより、不必要な情報の漏洩を防止することができる。
【0019】
このとき、秘密情報Iの配置Sを知るためには情報受信者側がメッセージXに書かれた文面の文脈を理解しなくてはならないのに対して、情報提供者側はメッセージYに機械的に処理可能な形で含まれているはずの情報受信者のアドレスTから配送用データベースNを検索することにより、秘密情報Iの配置Sを容易に知ることができるため、いち早く手を打つ事ができる。
【0020】
次に、本発明の実施の形態に係る情報伝達システムの具体的な実施例について説明する。
第1実施例:WebサーバとSMTPメッセージングシステムを用いる場合
ここでは、現在一般的なインターネット上のサービスを利用した実現を考える。
提供するべき情報はWebサーバ上に置かれ、秘密情報Iの存在、すなわち秘密情報Iが格納されている配置を伝えるメッセージはSMTPによって伝達されるとすると、秘密情報IはWebコンテンツ、配置SはWebコンテンツのURL(“http://Webサーバ名/パス名”の形式)となり、情報受信者B、情報発信者A、サイト管理者Cの各々のアドレスT,U,Vは“ユーザ名@SMTPホスト名”の形式になる。
【0021】
URLは情報受信者Bに向けてのメールX内のメッセージボディに文章として書かれ、アドレスTに向けて送信される。この時、メッセージヘッダのTo:(宛先),Cc:(コピー宛先)にアドレスTが明記されているかどうかは無関係である。
一般にSMTPによるメールの送信は、送信先のホストが見つからない、ホスト内で送信先のユーザ名が見つからない、メッセージボディが大きすぎる、送信元のホストに問題があるため中継を拒否する、などの理由によって配送が失敗する場合がある。
【0022】
その時、多くの場合は情報提供者である送信者AのアドレスUには送信したメールXの全体がメールYとして返送され、サイト管理者CのアドレスVにはメールXのヘッダの内容のみがメールY'として通知される。ただし、相手方のSMTPサーバの設定によっては送信者だけではなく管理者にもメールXのメッセージボディの全部、あるいは一部を含んだ不到達を知らせるメールY'が送られることになる。
【0023】
相当数のSMTPホスト名はMXによって解決されるため、送信側のSMTPサーバPと受信側のSMTPサーバQは直接交信し、情報受信者BのアドレスTに含まれるユーザ名の有無はその場で解決され、SMTPサーバPから不到達を知らせるメールYが送られることが多い。この場合、メールY'はSMTPサーバQの管理者には送られず、SMTPサーバPの管理者に送られるため問題が発生しないが、多くの企業で取られているようなSMTPサーバQが全体を代表してメールXを受け取り、各部署のSMTPサーバQ'が実際の配送を行うような場合には、メールY'はSMTPサーバQの管理者が受け取ることになる。
【0024】
そのため、SMTPサーバPでは情報提供者AのアドレスUへのメールYをSMTPサーバPからプログラムDを呼び出して処理するようにし、プログラムD内ではメールYのメッセージボディ内に含まれているはずのアドレスTを抽出してデータベースNを検索し、Webサーバ上の情報1のURLを取り出す。続いてこの配置SのURLに置かれたWebコンテンツを削除するか、アクセス不能にする。
【0025】
第2実施例:到達確認の可能なメッセージングシステムを用いる場合
到達確認のできる進化したメッセージングシステムを用いる事ができれば、情報Iの秘匿性をより一層、高めることができる。
この実施例では、メッセージングシステムP−Q間で到達確認メッセージのやり取りができるものとする。到達確認メッセージZはメッセージングシステムQがアドレスTへの配送が成功した時点でその「成功した」という情報をメッセージングシステムP経由で情報提供者AのアドレスUに送出するものである。
【0026】
第1実施例では最初に秘密情報Iを作成して配置Sに置くが、本実施例ではこの時、すなわち情報受信者側に秘密情報Iの配置を示すデータ(秘密情報に関するデータ)が受信されたことが確認されない段階では、配置Sに置かれた情報Iはアクセス不能にしておくかそもそも情報Iはこの時点ではまだ配置Sには置かない。そして、情報受信者BへのメッセージXがメッセージングシステムQに到達した時にメッセージングシステムQから送り返される到達確認メッセージZ(アドレスTへの配送が成功した情報を持っているため、アドレスTを抽出可能)をメッセージングシステムPが処理し、情報Iを特定の配置Sに置くか、あるいは配置Sを外部からアクセス可能にする。
【0027】
これにより、第1実施例において不到達メッセージ(メール)Yを受け取ってから情報Iを無効にするまでのタイムラグ間にアクセスされる危険性すら回避することが可能になる。
【0028】
第3実施例:開封確認の可能なメッセージングシステムを用いる場合
開封確認のできる更に進化したメッセージングシステムを用いる事ができれば、情報1の秘匿性は更に高まる。
この実施例では、メッセージングシステムP−Q間で開封確認メッセージのやり取りができるものとする。開封確認メッセージZ'は情報受信者BがメッセージングシステムQにアクセスしてメッセージXを開封した時点でその「開封した」という情報をメッセージングシステムP経由で情報提供者AのアドレスUに送るものである。
【0029】
本実施例では第2実施例と同様に最初は情報Iをアクセス不能にしておく。そして、情報受信者BがメッセージXを開封した時にメッセージングシステムQから送り返される開封確認メッセージZ'(アドレスTが開封した情報を持っているため、アドレスTを抽出することが可能である。メッセージングシステムとしては情報受信者BのIDはアドレスTに他ならないからである。)をメッセージングシステムPが処理し、情報Iを配置Sに置くか、あるいは情報Iが置かれた配置Sを外部からアクセス可能にする。
これにより、第2実施例では情報受信者BがメッセージXを読むまでの間に情報1にアクセスされる危険性があったが、この危険性すら回避することが可能になる。
【0030】
【発明の効果】
以上で述べたように、本発明によれば、情報提供者が作成した情報の存在を伝えるメッセージの情報受信者への伝達が失敗した際に上記情報を即座に消去するか、または該情報のアクセスを不能にすると共に、また情報の存在を伝えるメッセージの情報受信者への伝達に成功した後、または情報受信者がメッセージを読んだ後に情報を提供するようにしたので、情報の秘匿性を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における当事者と情報の配置、メッセージの流れを示した図である。
【符号の説明】
A 情報提供者
B 情報受信者
N 配送用データベース
P,Q メッセージングシステム

Claims (6)

  1. 情報提供者により作成された情報受信者に向けた秘密情報の配置及び該秘密情報を受信する情報受信者のアドレスが格納される配送用データベースと、
    情報提供者から入力されたメッセージを情報受信者側に送出する第1のメッセージングシステムと、
    前記情報受信者側に送出された前記メッセージを前記情報受信者のアドレスに送出するとともに、その受信結果を前記第1のメッセージングシステム側に返送する第2のメッセージングシステムとを有する情報伝達システムであって、
    前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密情報について該秘密情報の配置とその配置を伝えるべき情報受信者のアドレスを組にして前記配送用データベースに格納し、かつ前記情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記第2のメッセージングシステムを介して情報受信者のアドレスに送ると共に、
    前記第2のメッセージングシステムは、前記秘密情報の配置を伝えるべき情報受信者のアドレスが存在しなかった場合に、前記メッセージが情報受信者に到達しなかったことを伝えるメッセージを情報提供者のアドレスに向けて送出し、
    前記第1のメッセージングシステムは、前記メッセージが情報受信者に到達しなかったことを伝えるメッセージを受信すると、該メッセージに含まれている情報受信者側のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報を消去、あるいはアクセス不能にするように処理することを特徴とする情報伝達システム。
  2. 情報提供者により作成された情報受信者に向けた秘密情報の配置及び該秘密情報を受信する情報受信者のアドレスが格納される配送用データベースと、
    情報提供者から入力されたメッセージを情報受信者側に送出する第1のメッセージングシステムと、
    前記情報受信者側に送出された前記メッセージを前記情報受信者のアドレスに送出するとともに、その受信結果を前記第1のメッセージングシステム側に返送する第2のメッセージングシステムとを有する情報伝達システムであって、
    前記第1のメッセージングシステムは、情報受信者側に前記秘密情報に関するデータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、
    前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記第2のメッセージングシステムを介して前記情報受信者のアドレスに送ると共に、
    前記第2のメッセージングシステムは、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージが前記秘密情報の配置を伝えるべき情報受信者のアドレスに到達したことが確認された際に前記第1のメッセージングシステムに前記情報受信者のアドレスを含む到達確認メッセージを送出し、
    前記第1のメッセージングシステムは、前記第2のメッセージングシステムから前記到達確認メッセージを受信すると、該メッセージに含まれている前記情報受信者のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前記秘密情報を特定の配置に置くように処理することを特徴とする情報伝達システム
  3. 情報提供者により作成された情報受信者に向けた秘密情報の配置及び該秘密情報を受信する情報受信者のアドレスが格納される配送用データベースと、
    情報提供者から入力されたメッセージを情報受信者側に送出する第1のメッセージングシステムと、
    前記情報受信者側に送出された前記メッセージを前記情報受信者のアドレスに送出するとともに、その受信結果を前記第1のメッセージングシステム側に返送する第2のメッセージングシステムとを有する情報伝達システムであって、
    前記第1のメッセージングシステムは、情報受信者側に前記秘密情報に関するデータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、
    前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記第2のメッセージングシステムを介して前記情報受信者のアドレスに送ると共に、
    前記第2のメッセージングシステムは、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージが前記情報受信者のアドレスに到達し、該情報受信者が前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを開封したことが確認された際に前記第1のメッセージングシステムに前記情報受信者のアドレスを含む開封確認メッセージを送出し、
    前記第1のメッセージングシステムは、前記第2のメッセージングシステムから前記開封確認メッセージを受信すると、該メッセージに含まれている前記情報受信者のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前記秘密情報を特定の配置に置くように処理することを特徴とする情報伝達システム
  4. 情報提供者により作成され情報提供者から入力された情報受信者に向けた秘密情報の配置を示すメッセージを情報受信者側に送出し、その受信結果を前記情報提供者側に返送する情報伝達方法であって、
    前記情報提供者側は、前記秘密情報について該秘密情報の配置とその配置を伝えるべき情報受信者のアドレスを組にして配送用データベースに格納し、かつ前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを情報受信者のアドレスに送り、
    前記情報受信者側は、前記情報の配置を伝えるべき情報受信者のアドレスが存在しなかった場合に、前記メッセージが情報受信者に到達しなかったことを伝えるメッセージを情報提供者のアドレスに向けて送出し、
    情報提供者側は、前記メッセージが情報受信者に到達しなかったことを伝えるメッセージに含まれている情報受信者側のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報を消去する、あるいはアクセス不能にすることを特徴とする情報伝達方法。
  5. 情報提供者により作成され情報提供者から入力された情報受信者に向けた秘密情報の配置を示すメッセージを情報受信者側に送出し、その受信結果を前記情報提供者側に返送する情報伝達方法であって、
    情報受信者側に前記秘密情報に関するデータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、
    前記情報提供者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記情報受信者のアドレスに送ると共に、
    前記情報受信者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージが前記秘密情報の配置を伝えるべき情報受信者のアドレスに到達したことが確認された際に前記情報提供者側に前記情報受信者のアドレスを含む到達確認メッセージを送出し、
    前記情報提供者側は、前記情報受信者側から前記到達確認メッセージを受信すると、該メッセージに含まれている前記情報受信者のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前記秘密情報を特定の配置に置くことを特徴とする情報伝達方法。
  6. 情報提供者により作成され情報提供者から入力された情報受信者に向けた秘密情報の配置を示すメッセージを情報受信者側に送出し、その受信結果を前記情報提供者側に返送する情報伝達方法であって、
    情報受信者側に前記秘密情報に関するデータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、
    前記情報提供者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記情報受信者のアドレスに送ると共に、
    前記情報受信者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージが前記情報受信者のアドレスに到達し、該情報受信者が前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを開封したことが確認された際に前記情報提供者側に前記情報受信者のアドレスを含む開封確認メッセージを送出し、
    前記情報提供者側は、前記情報受信者側から前記開封確認メッセージを受信すると、該メッセージに含まれている前記情報受信者のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定される配置における情報提供者の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前記秘密情報を特定の配置に置くことを特徴とする情報伝達方法。
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