JP3784717B2 - 機器設定方法、プログラム、該プログラムを記憶した記憶媒体、画像形成装置、機器設定システム及び機器設定用紙 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器設定方法、プログラム、該プログラムを記憶した記憶媒体、画像形成装置、機器設定システム及び機器設定用紙に係り、特に機器設定用紙に記入された設定内容を読取って得られた機器の設定情報に基づいて機器の設定を行う機器設定方法、該機器設定方法をコンピュータに実行させるプログラム、該プログラムを記憶した記憶媒体、機器設定用紙に記入された設定内容に基づいて機器の設定を行う画像形成装置、機器設定システム及び機器の設定を行う機器設定用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、FAX等の設定を変更する際には、オペレーションパネルより、その設定変更を行っていた。オペレーションパネルは、人間工学等に基づき、最適に配置することが試みられ、表示画面を大きくし、スイッチも分かりやすいように大きく、内容表示も分かりやすいものへと改良されてきた。
しかしながら、このように改良されたオペレーションパネルをもってしても未だに操作が分かり難にくく、複写機、FAX等の設定がユーザの思った通りに設定できない場合がある。この原因の一つとして、複写機、FAX等の機能の多様化、複雑化に関わらず、オペレーションパネルに表示できる情報量に限界が挙げられる。
また、高齢者は、複写機、FAX等の機能の多様化、複雑化に追いついていない場合が多く、高齢者は、オペレーションパネルの操作を用いて、複写機、FAX等の設定が容易にできない。
その結果、複写機、FAX等の機器の設定誤りが生じる。例えば、複写機において、ステープルをするつもりで設定し忘れる。また、複写機において、枚数の設定を誤る。ネットワークの設定に関して、ホスト名の設定を誤まったり、ネットマスクを間違えたり、ウインドウズドメイン名を間違えたり、IPアドレスの設定を誤入力する、など多くの誤操作が生じる。
これらの誤操作は、オペレーションパネルだけが原因ではないとはいえ、やはりその何割かの原因はやはりインターフェースにあり、そのインターフェースの多くを占めるオペレーションパネルには、大きな改善が求められている。
【0003】
インタフェースの改善の一つである特開平9−261382号公報には、画像形成条件の設定情報及びその設定情報を絵や文字で表した目視理解可能パターンが記録された設定カードを原稿台にセットし、操作パネル上のスタートキーを押下することにより、設定カードにバーコードで印刷された設定情報をスキャナ部で光学的に読取り、画像処理部で認識することによって、CPU(Central Processing Unit)のRAM(Random AccessMemory)内に設けられた設定データテーブルに画像形成条件の設定を行うことができる画像形成装置が開示されている。この公報では、予め、設定用の特定シートを印刷しておき、オペレータが機器の設定に対応した特定シートを選択し、その選択した特定シートをスキャナにセットし、その特定シートをスキャナが読取ることにより、各種設定を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平9−261382号公報に記載された技術では、機器の設定を、印刷されたバーコードのみで行なっているが、バーコードのみでは、細かい設定ができないという問題がある。
また、予め、予想される設定内容に対応した設定シートを印刷しておく必要があり、非常に多くの種類の設定カードを用意しなければユーザの要求にこたえられないという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、機器の設定を容易に且つ確実に行うことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、機器の設定を行う設定用紙に記入された設定内容を読取って得られた機器の設定情報に基づいて、機器の設定を行う機器設定方法であって、前記設定用紙に印刷された設定用紙の識別コードを判定するコード判定ステップと、前記コード判定ステップにより判定された識別コードから、前記設定用紙に関する用紙データを出力する設定用紙データ出力ステップと、前記設定用紙データ出力ステップにより出力された前記用紙データに基づいて、前記設定用紙に記入された機器の設定情報を取得する設定情報取得ステップとを有し、前記コード判定ステップは、通常の密度で読取られた情報に対して判定する詳細判定ステップと、通常の密度より小さい密度で読取られた情報に対して判定する概略判定ステップとを有することを特徴とする
請求項1における設定用紙は、例えば、FAX専用、複写機専用、プリンタ、これらの2以上の機器で共用する設定用紙である。また、設定内容の読取りには、例えば、スキャナ、ディジタルカメラ、FAXであり、設定を行う機器に内蔵していても良いし、外付けでもよい。また、読取り装置をADFに設置してもよい。
また、設定変更される機器は、請求項記載の各ステップを実行する機器であってもよいし、遠隔地にある機器であってもよい。
なお、詳細判定ステップは、例えば、通常のスキャンで読取られた情報に対して、判定する。また、概略判定ステップは、例えば、荒いスキャンで読取られた情報に対して、判定する。これにより、用紙が通常の用紙なのか、設定用紙なのかを迅速に判断することができる。なお、判断は、ボックスの有無で判断する。
請求項1に記載された発明によれば、機器の設定を行う設定用紙に記入された設定内容を読取って得られた機器の設定情報に基づいて、機器の設定を行うことにより、機器の設定を容易に且つ確実に行うことができる。
また、コード判定ステップは、通常の密度で読取られた情報に対して判定する詳細判定ステップと、通常の密度より小さい密度で読取られた情報に対して判定する概略判定ステップとを有することにより、用紙が設定用紙でない場合でも、通常の処理を迅速に行うことが可能となる。
また、更に、概略判定ステップは、複写機等における用紙サイズを判定する用紙サイズ判定ステップを有する場合には、この用紙サイズ判定ステップにおいて実施されるようにしてもよい。このように、概略判定ステップが該用紙サイズ判定ステップにおいて実施される場合は、用紙判定に取られる時間を削減することができる。
【0008】
請求項2に記載された発明は、請求項1記載の機器設定方法において、前記概略判定ステップは、当該機器が用紙サイズを判定する用紙サイズ判定ステップを有する場合、該用紙サイズ判定ステップにおいて実施されることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載された発明によれば、概略判定ステップが該用紙サイズ判定ステップにおいて実施されることにより、用紙判定に取られる時間を削減することができる。
【0010】
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2記載の機器設定方法において、前記コード判定ステップは、ボックス及び該ボックス内に印刷された文字、記号、コードの内少なくとも一つに基づいて、コード判定を行うことを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載された発明によれば、コード判定ステップは、ボックス及び該ボックス内に印刷された文字、記号、コード(例えば、バーコード、2次元コード等)の内少なくとも一つに基づいて、コード判定を行うことにより、多くのコード情報の判定を行うことができる。その結果、多種類の設定用紙を対象とすることが可能となる。
【0012】
請求項4に記載された発明は、請求項1ないし3いずれか一項記載の機器設定方法において、機器の設定情報が記入された前記設定用紙のイメージデータを取得するイメージデータ取得ステップを有し、前記コード判定ステップは、イメージデータ取得ステップにおいて取得したイメージデータの情報量を削減する情報量削減ステップを有することを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載された発明によれば、コード判定ステップは、イメージデータ取得ステップにおいて取得したイメージデータの情報量を削減する情報量削減ステップを有することにより、コード判定における処理を削減することができる。
【0014】
請求項5に記載された発明は、請求項1ないし4いずれか一項記載の機器設定方法において、前記設定用紙データ出力ステップは、前記コード判定ステップにより判定された識別コードをキーにして、用紙データが格納されている用紙データ保存部にアクセスして、記入されるデータの位置情報を出力することを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載された発明によれば、設定用紙データ出力ステップは、コード判定ステップにより判定された識別コードをキーにして、用紙データが格納されている用紙データ保存部にアクセスして、記入されるデータの位置情報を出力することにより、多くの機器の設定に関する設定用紙のデータを扱うことができる。
【0016】
請求項6に記載された発明は、請求項1ないし5いずれか一項記載の機器設定方法において、前記位置情報は、前記識別コードの記述エリアを基準に、相対的位置情報であることを特徴とする。
【0017】
請求項6に記載された発明によれば、識別コードの記述エリアを基準に、相対的位置情報であることにより、記入されている箇所を確実に得ることができる。
【0018】
請求項7に記載された発明は、請求項1ないし6いずれか一項記載の機器設定方法における前記設定情報取得ステップにおいて、取得した設定情報に基づいて、機器の設定変更を行う設定変更ステップを有し、該設定変更ステップにより、設定変更がなされた機器の設定変更に関する情報を格納するステップを有することを特徴とする。
【0019】
請求項7に記載された発明によれば、設定変更ステップにより、設定変更がなされた機器の設定変更に関する情報を格納するステップを有することにより、機器設定のログ情報を得ることができ、統計情報、障害時における原因究明等に利用することができる。
【0020】
請求項8に記載された発明は、請求項1ないし7いずれか一項記載の機器設定方法をコンピュータに実行させるプログラムである。
【0021】
請求項8に記載された発明によれば、請求項1ないし7いずれか一項記載の機器設定方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することができる。
【0022】
請求項9に記載された発明は、請求項8記載のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記憶媒体である。
【0023】
請求項9に記載された発明によれば、請求項1ないし7いずれか一項記載の機器設定方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記憶媒体を提供することができる。
【0024】
請求項10に記載された発明は、器の設定についての記入欄を有する設定用紙に記入された設定内容に基づいて、機器の設定を行う画像形成装置において、前記設定用紙に印刷された設定用紙の識別コードを判定するコード判定部と、前記コード判定部が判定した識別コードに基づいて、前記設定用紙に関する用紙データを出力する設定用紙データ出力部と、設定用紙データ出力部から出力された前記用紙データに基づいて、前記設定用紙に記入された機器の設定情報を取得する設定情報取得部とを有し、前記コード判定部は、通常の密度で読取られた情報に対して判定する詳細判定と、通常の密度より小さい密度で読取られた情報に対して判定する概略判定とを行うことを特徴とする。
【0025】
請求項11に記載された発明は、請求項10記載の画像形成装置において、前記コード判定部は、ボックスの有無を判定するボックス判定部と、ボックス内に印刷されている文字、記号、コードの内少なくとも一つを識別する文字・記号・コード識別部とを有することを特徴とする。
【0026】
請求項12に記載された発明は、請求項10又は11記載の画像形成装置において、機器の設定情報が記入された前記設定用紙のイメージデータを取得するイメージデータ取得部を有し、前記コード判定部は、イメージデータ取得部が取得したイメージデータの情報量を削減する情報量削減部を有することを特徴とする。
【0027】
請求項13に記載された発明は、請求項10ないし12いずれか一項記載の画像形成装置において、用紙データが格納されている用紙データ保存部を有し、前記設定用紙データ出力部は、前記コード判定部により判定された識別コードをキーにして、前記用紙データ保存部にアクセスして、記入されるデータの位置情報を出力することを特徴とする。
【0028】
請求項14に記載された発明は、請求項10ないし13いずれか一項記載の画像形成装置において、前記設定用紙データ出力部は、前記コード判定部により判定された識別コードをキーにして、外部に設置された用紙データが格納されている用紙データ保存部にアクセスして、記入されるデータの位置情報を出力することを特徴とする。
【0029】
請求項15に記載された発明は、請求項10ないし14いずれか一項記載の画像形成装置において、前記位置情報は、前記識別コードの記述エリアを基準に、相対的位置情報であることを特徴とする。
請求項16に記載された発明は、請求項10ないし15いずれか一項記載の画像形成装置において、前記コード判定部、前記設定用紙データ出力部及び前記設定情報取得部の内、少なくとも一つの装置の動作を禁止する禁止手段を設けたことを特徴とする。
請求項10〜16に記載された発明は、請求項1〜7に記載された機器設定方法に適した画像形成装置を提供することができる。
特に、請求項16に記載された発明によれば、コード判定部、前記設定用紙データ出力部及び前記設定情報取得部の内、少なくとも一つの装置の動作を禁止する禁止手段を設けたことにより、設定用紙を複写する場合に有効である。
【0030】
請求項17に記載された発明は、機器の設定についての記入欄を有する設定用紙に記入された設定内容に基づいて、前記機器の設定を行う機器設定システムにおいて、用紙データを保存する用紙データ保存部と、前記設定用紙の画像データを取得する画像データ取得部と、前記設定用紙に印刷された設定用紙の識別コードを判定するコード判定部と、前記コード判定部が判定した識別コードに基づき、前記用紙データ保存部のデータを参照して、前記設定用紙に関する用紙データを出力する設定用紙データ出力部と、設定用紙データ出力部から出力された前記用紙データに基づいて、前記設定用紙に記入された前記機器の設定情報を取得する設定情報取得部と、前記設定情報取得部が取得した前記機器の設定情報により機器の設定変更を行う設定変更部とを有することを特徴とする。
【0031】
請求項18に記載された発明は、請求項17記載の機器設定システムにおいて、前記用紙データ保存部、前記画像データ取得部の内、少なくとも一つが、設定される機器の外部に設けられていることを特徴とする。
請求項17又は18に記載された発明は、請求項1〜7に記載された機器設定方法に適した機器設定システムを提供することができる。
【0032】
請求項19に記載された発明は、機器の設定を行う機器設定用紙であって、機器の設定内容を記入する記入欄と、当該用紙が機器設定用紙であることを示す文字、記号、コードの内少なくとも一つ、が印刷されている機器設定用紙。
【0033】
請求項20に記載された発明は、請求項19記載の機器設定用紙において、前記文字、記号、コードの内少なくとも一つは、ボックス内に印刷されていることを特徴とする。
【0034】
請求項21に記載された発明は、請求項20記載の機器設定用紙において、前記ボックスは、当該用紙の周辺に印刷されていることを特徴とする。
【0035】
請求項22に記載された発明は、請求項20又は21記載の機器設定用紙において、前記ボックスが、機器の設定に関する情報により、コード化されていることを特徴とする。
請求項19〜22に記載された発明は、請求項1〜7に記載された機器設定方法に適した機器設定用紙を提供することができる。
【0036】
特に、請求項21に記載された発明によれば、文字、記号、コードがボックス内に印刷されていることにより、設定コードの無い場合は、ボックスの無いことから、当該用紙が普通の用紙であることを簡単に判断することができる。
請求項22に記載された発明によれば、ボックスが、機器の設定に関する情報により、コード化されていることにより、更に多くの情報をコード化することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
(全体の処理概要)
紙を用いて機器を設定する場合、図1に示すような手順・処理を行う必要がある。以下、図1に示すステップを順に説明する。
S10:ユーザは、まず、設定用紙を入手する。設定用紙の例として、図2にコピーモード設定用紙を示し、図3にFAXモード設定用紙を示し、図4にコピー/FAXモードの設定用紙を示す。
図2のコピー設定用紙は、複写機の設定を行うための設定用紙であり、複写機の設定画面による設定と同じように、コピー部数設定部21、用紙種類設定部22、ソートの有無設定部23、倍率設定部24、両面設定部25、原稿種類設定部26及び用紙コード部27を有している。用紙コード部27は、詳細は後述するが、設定用紙の2次元コードが印刷されており、このコードを読みと取って、当該用紙がどのような設定用紙であるかを知ることができる。
図3のFAXモード設定用紙は、FAXの設定を行うための設定用紙であり、送信宛先情報設定部31、原稿種類設定部32、33、直接送信設定部34及び用紙コード部27を有している。送信宛先情報設定部31は、送信先の電話番号及び相手先名等を記入する欄である。
図4のコピー/FAXモード設定用紙は、コピー/FAXモードを有する機器に対する設定用紙であり、モード選択部41、基本設定項目部42、コピー設定項目部43、FAX設定項目部44及び用紙コード部45を有している。モード選択部41は、コピーモード及びFAXモードの一方を選択する設定部であり、基本設定項目部42は、コピーモード及びFAXモードの両者に共通する項目の設定部であり、コピー設定項目部43は、コピーモードの設定部であり、FAX設定項目部44はFAXモードの設定部である。
なお、本発明の実施の形態における図2〜図4の設定用紙は、一例であって、設定内容及び用紙コード部の位置等は、これに限られないで実施することができる。また、図2〜図4の設定用紙と異なる他の種類の設定用紙を用いることができる。
なお、設定用紙は、取り扱い説明書等と共に、設定用紙をメーカーが添付し、それを用いる方法をとっても良いし、機器に蓄積しておき、必要に応じて、ユーザが機器からプリントアウトさせることにより取得するようにしても良い。
【0038】
図1に戻り、
S11:ユーザは、上記の設定用紙に設定内容を記述する。ユーザは、例えば図2〜図4に示した設定用紙の記入欄に適切な文字を記入し、且つ、適切なチェックボックスにチェックを記入する。
例えば、ユーザは、用紙に予め印刷などにより記述された案内情報(例えば、“○○○を記入していください。”等)に従って、例えばチェックボックスにチェックを付したり、文字を記入する。
S12:ユーザは、設定用紙を機器に読取らせる。このステップは、ユーザが機器に設定用紙を読み込ませる工程であって、例えば、複写機の場合、複写機に設定用紙をセットし、コピーボタンを押す操作である。
ユーザは、設定用紙を機器に読取らせた後に、コピー動作行っても良いが、コピーする用紙の先頭に、設定用紙を置いて、通常のコピー動作をするだけで、所望の設定状態のコピーを得ることができる。
S13:機器は、読取った設定用紙の記入内容に従って、自動的に機器の設定を行う。ステップ10〜ステップ12は、主にユーザの作業となるが、ステップ4は機器が自動的に行う処理である。このステップにおいては、機器が設定用紙に記述された内容を光学的に読み込み、読取った情報を元に機器の設定を行う。
(設定を行う機器の処理)
以下に、図1に記載されているステップ13における設定を行う機器の処理について、図5を用いて説明する。なお、以下の説明では、機器が複写機又はFAXである場合について説明するが、本発明は、複写機又はFAXに限定されずに実施できる。
【0039】
図5における設定を行う機器の処理は、紙面画像取得ステップ20、コード判定ステップ21、設定用紙データ出力ステップ22、設定情報取得ステップ23及び機器の設定変更ステップ24から構成されている。
【0040】
紙面画像取得ステップ20は、紙の画像を取得するステップである。複写機又はFAX機であればスキャナ部(画像読取部)を有しているため、このスキャナ部により紙の画像(以下、紙面画像と呼ぶ)を取得する。なお、後述するが、デジタルカメラ等により紙の画像を取得するようにしても良い。
コード判定ステップ21は、取得した紙面画像からコード情報がある箇所を検出し、設定用紙識別コードをデコードするステップである。
【0041】
なお、コード判定ステップは、通常の密度で読取られた情報に対して判定する詳細判定ステップと、通常の密度より小さい密度で読取られた情報に対して判定する概略判定ステップとを有するようにしてもよい。この場合、概略判定ステップは、複写機等における用紙サイズを判定する用紙サイズ判定ステップを有する場合には、この用紙サイズ判定ステップにおいて実施されるようにしてもよい。
【0042】
また、詳細は後述するが、コード判定ステップは、ボックス及び該ボックス内に印刷された文字、記号、コードに基づいて、コード判定を行う。
また、詳細は後述するが、コード判定ステップは、処理量を削減するために、紙面画像取得ステップ20において取得したイメージデータの情報量を削減する情報量削減ステップを有するようにしてもよい。
設定用紙データ出力ステップ22は、デコードされたコード情報(設定用紙の識別情報)を元に記入されるデータの位置情報を出力するステップである。
その際、設定用紙データ出力ステップ22は、コード判定ステップ21により判定された識別コードをキーにして、後述の用紙データが格納されている用紙データ保存部にアクセスして、記入されるデータの位置情報(設定内容が記入されるボックスの位置、大きさ等の情報)を獲得する。
【0043】
なお、この位置情報は、識別コードの記述エリアを基準にした相対的な位置情報であってもよい。
設定情報取得ステップ23は、設定用紙データ出力ステップで特定された設定用紙のレイアウト情報(設定用紙上における筆記カラムの座標情報)を取得し、ユーザにより文字やチェックが記入される筆記箇所を、レイアウト情報を基に特定し、取得した紙面画像から筆記箇所を切り出して設定情報を取得するステップである。
【0044】
設定情報取得ステップにおいて、取得した設定情報に基づいて、機器の設定変更を行う設定変更ステップを有し、該設定変更ステップにより、設定変更がなされた機器の設定変更に関する情報を格納するステップを有するようにしてもよい。
【0045】
これにより、設定変更がなされた機器の設定変更に関する情報を格納するステップを有することにより、機器設定のログ情報を得ることができ、統計情報、障害時における原因究明等に利用することができる。
機器の設定変更ステップ24は、取得した設定情報を基に、機器を設定するステップである。図2の設定用紙を用いた例では、複写機のコピー枚数、用紙設定、ソート設定、倍率設定、両面設定、原稿種類の設定がなされる。
この機器の設定変更ステップ24の後に、ユーザは設定内容に従う機器に所望の処理を実施させることができるようになる。複写機の例では、コピーすべき書類を自動紙送機にセットし、コピーボタンを押すだけで、例えば、A4サイズの用紙に、ソートありで、B5をA4に115%拡大し、片面を両面に、写真画質で、5部コピーするといった設定どおりにコピーを行わせることができるようになる。
(機器の構成)
図5に示されている「設定を行う機器の処理」を実施するための機器の構成例を、図6に示す。
【0046】
図6の構成では、本実施の形態に係る複写機68は、メイン制御部71と、画像処理部72と、画像取得部61と、コード判定部62と、設定用紙データ出力部63と、用紙データ保存部64と、設定情報取得部65と、設定変更部66と、設定記録部67と、印刷部73とから構成されている。
また、図示されていないが、スイッチを設け、そのスイッチのオン/オフを制御することにより、メイン制御部71は、コード判定部62、設定用紙データ出力部63及び設定情報取得部65の内、少なくとも一つの装置の動作を禁止するようしてもよい。従って、スイッチを閉じることにより、メイン制御部71は、コード判定部62、設定用紙データ出力部63及び設定情報取得部65の内、少なくとも一つの装置の動作を禁止するので、設定用紙であっても、機器の設定を行うことなく複写することができる。また、スイッチの代わりに、タッチパネルの画面上で、同等の動作を行なうようにしてもよい。
メイン制御部71は、画像取得部61、コード判定部62、設定用紙データ出力部63、設定情報取得部65、設定変更部66、印刷部73、及び画像処理部72の処理を制御する。画像処理部72は、メイン制御部71の制御により、ディジタル複写機で行う画像処理の全てを行うことができる。
画像取得部61の出力はコード判定部62に入力され、コード判定部62の出力は設定用紙データ出力部63に入力され、設定用紙データ出力部63の出力は設定情報取得部65に入力され、設定情報取得部65の出力は設定変更部66に入力される。
設定用紙データ出力部63及び設定情報取得部65は、用紙データ保存部64を参照可能になっている。設定変更部66は、設定記録部67を読み書き可能になっている。
【0047】
通常のコピーを実施する場合には、メイン制御部71が、画像取得部61から画像データを受け取り、画像処理部72において画像処理(例えば、必要に応じて、回転・変倍などを行う。)を実施し、印刷部73において印刷処理を実施するよう制御する。
【0048】
以下、画像取得部、コード判定部、設定用紙データ出力部、設定情報取得部、設定変更部及び設定記録部について、順に説明する。
(画像取得部)
画像取得部61は、例えばスキャナであって、設定内容が記入された設定用紙を光学的に読取り、紙面画像データを生成する。画像取得部61は、生成した紙面画像データをコード判定部62に入力する。コード判定部62は、画像取得部61から紙面画像データを受信すると、例えば、バーコード又は2次元コード等のコード部分を紙面画像の中から検出し、コード部分の画像を処理することによりコード情報を抽出する。このコード情報には誤り訂正コードが付加されている場合では、さらに誤り訂正処理を実施する。また、符号圧縮が行われている場合では、さらに符号伸長処理を実施し、元のコードを復元する。この復元したコードは、例えば、設定用紙の識別コードである。コード判定部62は、復元したコードを設定用紙データ出力部63に出力する。
【0049】
なお、具体的な、画像取得装置については後述する。
(コード判定部)
取得した紙面画像からコード情報がある箇所を検出し、設定用紙識別コードをデコードする。以下の例では、コード情報が2次元コードである場合であり、2次元コードが、矩形の中に設けられている場合について説明する。
印刷された2次元コードをデコードする読取り器を図7を用いて説明する。図7のコード判定部62は、領域抽出器82、配置メモリ83、配置アドレス生成器84、読取り画素位置設定器85、画素データ読取り器86、誤り訂正器87及び伸張器88から構成されている。
領域抽出器
領域抽出器82は、2次元コードが印刷されている領域を抽出する。配置メモリ83はコードデータの置き方(コード面における元データや誤り訂正のデータの分布)を格納し、その置き方より、配置アドレス84は、その分布から元データと誤り訂正データを分離して取得するアドレスを生成する。読取り画素位置設定器85は、セルの値をサンプリングするために、読取り画素位置を設定する。画素データ読取り器86は、サンプル点の画像データを読取る。誤り訂正器87は、デコーダした設定用紙識別コードが誤り訂正の場合、誤り訂正を行う。また、伸張器88は、デコーダした設定用紙識別コードが圧縮されているの場合、伸張する。
次ぎに、動作を説明する。紙に印刷された2次元コードを画像取得部61で読取る。次いで、領域抽出器82で2次元コードの領域を抽出する。
領域抽出器の詳細な構成を図8に示す。図8において、まず、画像縮小部91に入力される。画像縮小部91では、図9のフローチャートを実現する構成となっている。
最初に画像を8×8の画素単位でブロック化する(S31)。次いで、ブロック(矩形)内全画素値の論理和演算(S32)を行った後、所定の閾値で2値化を行う(S33)。この処理で2次元コード周囲の白黒交互のセルは黒線に変換され、2次元コードは黒枠(ここでは矩形)に囲まれた閉領域となる。
画像縮小部91から出力された2値画像は、閉領域検出部92で閉領域の検出を行う。閉領域検出は、2値画像において、白黒画素の境界を追跡して閉領域を認識し、領域が矩形の場合に当該閉領域を2次元コード候補領域として記憶する。閉領域検出の詳しいフローチャートを図10に示す。読み出し画素位置を設定し(S41)、その位置の画素が黒であるか否かを判定し(S43)、黒画素の場合には、黒白の境界を追跡して(S44)、追跡の結果、元に戻れば(S45:はい)、閉ループであり、閉ループの場合、それが矩形か否かを判断し、矩形の場合に(S46:はい)、コード領域候補として、記憶する。領域マッピング部93では、抽出された閉領域を、画像取得部61が取得した画像データにマッピングして出力する。その後、このマッピングされた画像データに基づいて、2次元コードの読取りが行なわれる。
読取り画素位置設定器
読取り画素位置設定器85は、セルの値をサンプリングするために、読取り画素位置を設定する。2次元コードは、例えば、図11に示されているように、その配置等が規格化されているので、水平・垂直に何セルづつあるかは、2次元コードの白黒交互パターンを数えればよい。
2次元コードの大きさが分かった後、サンプルするために各セルの中心を求める。図12は、サンプリング点を示したものである。実線で書かれた正方形が2次元コードの各セルである。点線は、それらの中心を通る直線で、点線の交差した部分がサンプリングする点である。
画像データ読取り器
画像データ読取り器は、サンプル点の画像データを読取る。画像データ読取り器86は、サンプル点の座標を中心とした3×3画素データを画像データから読み、平均を取る。これは、読取ったデータの白黒分布平均より、白か黒かの判定を行う為である。その後、読取られたデータは、nビットのデータとして変換される。
誤り訂正器及び伸張器
誤り訂正器87において、nビットのデータは誤り訂正処理が行われる。もし、誤りの数が訂正の能力を超えた場合には、2次元コードの読取りは失敗となる。もし誤り訂正できたならば、2次元コード生成時に付加された誤り訂正信号を除去して、元の情報をもつデータだけを出力する。また、伸張器88は、デコーダした設定用紙識別コードが圧縮されている場合伸張する。なお、誤り訂正器及び伸張器は、本発明における必須の装置ではない。誤り訂正器及び伸張器が無くても、本発明を実施することができる。
(用紙データ保存部)
用紙データ保存部64は、設定用紙のレイアウト情報が格納されているコード参照テーブル、筆記検出箇所座標データテーブル、筆記カラム部分の画像を切り出すための情報(以下、「カラム切り出し情報」と言う。)のテーブルであるカラム切り出し情報テーブルを有している。
図13にコード参照テーブルの例を示す。図13のコード参照テーブルは、コード番号102に対応して、レイアウト情報を格納しているディレクトリ名103、文書名104、バージョン105、カテゴリ106、作成者の情報が登録されている。例えば、0010011に対応して、ディレクトリ「\\aa\\bb\」、文書名「設定文書1」、バージョン「1」、カテゴリ「p」、作成者「kk」といった情報が格納されている。なお、ディレクトリに代えて、URL(Uniform Resource Locator)を用いてもよい。
図14(A)に筆記検出箇所座標データテーブルの例を示す。各設定用紙について、項目名欄111、相対X座標欄112、相対Y座標欄113、カラムの内容欄(CB1(113)、R1(115)、R3(116)…)が設けられている。図における項目は、チェックボックス記入欄や文字記入欄を指す。カラムの内容については、本実施の形態は、図14(B)に示すように、CB1(114)はチェックボックス記入欄を表し、R1(115)は文字認識が必要な単独カラムの記入欄であり、R3(116)は文字認識が必要な連続カラムの記入欄であり、R3は文字認識が必要なIP用カラムの記入欄である。
【0050】
図14(A)の例では、エコノミーモード(Economy Mode)の項目は、相対座標(X1、Y1)の位置にあり、チェックボックスである(CB1=true)。また、オートスリープ(Auto Sleep)お項目は、相対座標(X1、Y2)の位置にあり、チェックボックスである(CB=true)。DHCPという項目は、相対座標(X1、Y3)の位置にあり、チェックボックスである(CB=true)。IPアドレス(IP Address)の項目は、相対座標(X2、Y4)の位置にあり、文字認識が必要なIP用カラムである(R3=true)。ネットマスク(Net Mask)の項目は、相対座標(X2、Y5)の位置にあり、文字認識が必要なIP用カラムである(R3=true)。ゲートウエイ(Gateway)の項目は、相対座標(X2、Y6)の位置にあり、文字認識が必要なIP用カラムである(R3=true)。なお、この例は複写機又はFAX機がネットワークに接続する際に必要なネットワークの設定用に関するものである。図2で示したようなコピーモードの設定の場合には、カラム内容は図8(B)に示されたものとは異なってもよい。
図15にカラム切り出し情報テーブルの例を示す。図15のカラム切り出し情報テーブルは、CB1認識エリア、R1認識エリア、R2認識エリア及びR3認識エリアに対して、検出領域スキャンX、検出領域スキャンY、縦のカラムサイズClsY、横のカラムサイズClsX、連続カラム個数ClNum及びサイズ連続カラム間間隔ClSpが記憶されている。
【0051】
このテーブルの意味を図16、図17、図18、図19に示す。図16により、縦のカラムサイズClsYと、横のカラムサイズClsXとを示す。また、これらのカラムがR3タイプであれば、連続カラム個数ClNumは図16では3であり、図のように3つのカラムが連続する。また、連続するカラムと離れたカラムの間隔は、連続カラム間間隔ClSpであり、図16では5である。
【0052】
図17では、カラムの座標情報とカラムの大きさとからカラム部分の画像を切り出すのではなく、切り出しマージン分大きく画像を切り出すということを示している。すなわち、横方向には検出領域ScanXだけ、縦方向には検出領域ScanYだけ大きくして、検出領域(切り出し領域)を設定する。
(設定用紙データ出力部)
設定用紙データ出力部63は、コード判定部62からコードを受信すると、当該コードで用紙データ保存部64のコード参照テーブルを検索する。そして、設定用紙を特定する情報を取得する。その後、設定用紙データ出力部63は、用紙データ保存部64から取得した、設定用紙を特定する情報を設定情報取得部65に出力する。
例えば、コード判定部62からのコードが0010011であれば、用紙データ保存部64から、ディレクトリ「\\aa\\bb\」、文書名「設定文書1」、バージョン「1」、カテゴリ「p」、作成者「kk」といった情報が設定用紙データ出力部63に出力する。
(設定情報取得部)
設定情報取得部65は、図20に示すような処理フローを実施する。すなわち、受信した設定用紙を特定する情報を用いて、用紙データ保存部64の筆記検出箇所座標データテーブルを検索する。そして、レイアウト情報(設定用紙上における筆記カラムの座標情報)及びカラム切り出し情報を取得する(ステップS51)。
各カラム123の相対X座標及び相対Y座標は、例えば、図21に示すように、コード記述エリア(図2〜図3における「用紙コード部」が記載されている領域に相当する。)122の端点である基準点125からの座標を表している。当然、基準点125は、設定用紙の他の点であってもよい。
【0053】
なお、カラム検出の際にはそのカラムのサイズと、各カラムを検出する際に、画像切り出しマージン等の情報は、カラム切り出し情報であり、上述の用紙データ保存部64に格納されている。そこで、設定情報取得部65は、用紙データ保存部64から、設定用紙データ出力部63を参照して、設定用紙識別コードにより、特定された設定用紙のレイアウト情報及びカラム切り出し情報を取得する。
【0054】
次に、設定情報取得部65は、レイアウト情報及びカラム切り出し情報を用いて、紙面画像から各カラムの画像を切り出す(ステップS53)。なお、カラム切り出し情報にはマージンも含まれているため、図21の例では、点線領域126のように切り出される。
そのため、設定情報取得部65は、カラムを正確に切り出す処理を追加で実施する必要がある。まず、カラム部分の画像を2値化する。そして、図22(A)、(B)に示すように、それぞれX、Y方向で画素値を積分し、ヒストグラムを作成する。カラムが存在する場合には、図22(A)、(B)で示されているように2つの山が形成される。この2つの山の内側をカラムの領域として識別する。
【0055】
次に、設定情報取得部65は、一つのカラムを処理対象カラムと設定し、当該処理対象カラムに筆記が存在するか確認する(ステップS55)。筆記の有無を確認するために、図23に示すように、例えばカラム内部の画素値をY軸方向に積分する。もし、何らかの筆記があれば、そのカラムの内側には積分値が現れる。
【0056】
図24に示すように、所定の閾値以上の積分値を取る場合には、当該処理対象カラムには筆記があったものと判断する。所定の閾値未満の積分値であれば、筆記なしと判断する。
【0057】
次に設定情報取得部65は、筆記の有無の確認結果に基づき、もし筆記がなしと判断されれば、ステップS63に移行し(ステップS57:Noルート)、もし筆記があると判断されれば(ステップS57:Yesルート)、当該処理対象カラムがチェックボックスか否かを判断する(ステップS59)。もし、チェックボックスであれば、既にチェックが付されていることが判明しているのでステップS63に移行する(ステップS59:Yesルート)。一方、チェックボックスでなければ(ステップS59:Noルート)、文字が記入されているカラムであるから、カラムの内側の領域について文字認識処理を実施する(ステップS61)。例えば、図25のように文字を認識する。この際、例えば数字が記入されるべきカラムであれば、当該記入される数字の属性を用いれば文字認識をより確実なものにすることができる。
【0058】
設定情報取得部65は、全てのカラムを処理するまで、処理対象カラムを変更して(ステップS65)ステップS55乃至ステップS65を繰り返す(ステップS63)。
【0059】
設定情報取得部65は、上で述べたような処理を実施することにより、設定項目及びその設定内容を取得する。この取得した情報を設定変更部66に出力する。
(設定変更部及び設定記録部)
設定変更部66は、設定情報取得部65から設定項目及びその設定内容の情報を受け取り、当該情報を設定記録部67に登録する。例えば、図26及び図27に示すように、チェックボックスの記入の有無により、設定のon/offを変更したり、記入内容に従ってアドレスを変更したりする。なお、設定記録部67はテンポラリの設定記録部である場合もあり、その場合には、メイン制御部71が内蔵する記憶領域(例えば、SRAM(Static Random Access Memory))に、設定記録部67に登録されている設定を別途登録する必要がある。
(画像取得部の具体例)
画像取得部61は、複写機の場合には、そのスキャナ装置部である。但し、設定用紙上に印刷されたコードを十分読取ることができる分解能を有する画像読取装置であるならば、スキャン部が平行移動して画像をラインで取得する装置でなくとも良く、CCD(Charge Coupled Device)等で一括して画像を読取る機構であってもよい。ここでは一般的な複写機で用いられるスキャナを説明する。
【0060】
図28にコピアのスキャナ部を示す。コピア136のスキャナ部には、発光装置131、走査部132、コンタクトガラス133、駆動部134、画像処理部135が設けられている。コンタクトガラス133の上面に被撮影面を下向きにした設定用紙を置く。すると、走査部132と発光装置131が駆動部134により、コンタクトガラス133の下部を平行移動する。発光装置131はコンタクトガラス133の面上に存在する設定用紙を下から上向きに光を照射する機能を有する。走査部132は、その照射された光に照らされたコンタクトガラス133上の設定用紙の被撮影面を駆動部134の移動方向に対して垂直に、画像をラインで取得する。走査部132においてラインで取得した画像は、画像処理部135において連結されて紙面画像として構成される。これにより、コンタクトガラス133面上に存在する設定用紙の下面の画像を紙面画像として取得することができる。
【0061】
図29に、フラットヘッドスキャナのスキャナ部を示す。複写機の種類によっては、印刷部とスキャナ部が分離したタイプもある。また、一旦画像をスキャナに保存しておいて、後にスキャナ部から得られた画像において処理を行うことも可能である。
フラットベッドスキャナ146のスキャナ部には、発光装置141、走査部142、コンタクトガラス143、駆動部144、画像処理部145が設けられている。コンタクトガラス143の上面に被撮影面を下向きにした設定用紙を置く。すると、走査部142と発光装置141が駆動部144により、コンタクトガラス143の下部を平行移動する。発光装置141はコンタクトガラス143の面上に存在する設定用紙を下から上向きに光を照射する機能を有し、走査部142はその照射された光に照らされたコンタクトガラス143上の設定用紙の紙面を駆動部144の移動方向に対して垂直に、画像情報をラインで取得する。走査部132においてラインで取得した画像情報は、画像処理部145において連結され、紙面画像として構成される。これにより、コンタクトガラス143面上に存在する設定用紙の紙面(下側)の画像を面で取得することができる。
【0062】
図30に、机上カメラ装置のスキャナ部を示す。机上にカメラを設置し、机上面に存在する設定用紙を撮像するための撮影用カメラによって、設定用紙上の情報を取得する方式である。
机上カメラ装置159においては、ラインスキャン動作とは異なり、CCD等を使って面で紙面画像を取得する。机上面157に設置された設定用紙の上にレンズ151が設置されている。このレンズ151を透過した光は受光部152に届く。レンズ151と受光部152は机上面157上にある設定用紙の上面を捉えることができる。受光部152としてはCCD等が用いられる。受光部152は得られた光を電気信号に変換し、画像処理装置153へ伝達する。画像処理装置153では、受光部152から得られた電気信号から、一コマの映像を切り出し、紙面画像データとして記録装置154に送信する。記録装置154へ伝達された紙面画像データは、一旦、記録装置154に保存される。その後、記録装置154に保存された紙面画像データは通信装置155へ伝達され、外部機器へ送信される。外部機器への送信は、例えば、シリアルケーブルや、無線LANによる。
【0063】
図31に、電子式カメラ(ディジタルカメラ)を利用して画像を取得する場合を以下に示す。
レンズ161は、対象となる設定用紙の画像を捉え、設定用紙の紙面に描かれた情報を受光部162に映す。受光部162で捉えられた光情報は画像処理部163に伝達され、そこで紙面画像情報となる。画像処理部163はその紙面画像情報を画像保存部164に保存する。この画像保存部164のメモリは取り外し、交換が可能である。また、紙面画像情報は外部との通信手段を持つ通信部165により、外部機器へ送信される。すなわち、通信部165から紙面画像情報はコード判定部に送信される。また、一旦画像保存部164に紙面画像情報を蓄えて、取り外し可能なメモリにより、コード判定部に紙面画像情報を出力することも可能である。
図32に、FAXの読取り部を示す。FAXの読取りの場合には、ラインスキャナ172が固定となり、用紙をローラ171で誘導する方式を取る。紙がラインスキャナ近傍を通過するときに、ランプ173が点灯し、設定用紙に反射した光をラインスキャナ172が取得する仕組みである。このとき、ローラ171は紙を一定速度で送り出す。
図33に、ADF(Auto Document Feeder:自動紙搬送機構)に読取り部であるラインスキャナを設けた例を説明する。
ADFは、コピーなどに使われる自動的に紙をラインスキャナ182部分に搬送する機構である。図33では、設定用紙をローラ181が静止状態もしくは固定のラインスキャナ182に対して一定速度で搬送される。このとき、ラインスキャナの近傍でランプ183が点灯し、用紙に光が当たり、反射し、その反射光をラインスキャナ182が取得する。これによって、紙面上の情報をラインスキャナが取得することが可能になる。
(変形例)
用紙データ保存部の外部保持
設定用紙の種類が増えると、機器内の記憶装置に、コード参照テーブル、各コードの筆記検出箇所座標データテーブル及びカラム切り出し情報テーブルを格納できない場合も生ずる。このような場合には、用紙データ保存部を外部に設けた、例えば、図34のようなシステムを構築する。
【0064】
すなわち、通信制御部199を複写機200に新たに設け、当該通信制御部199によりネットワーク201に接続する。ネットワーク201には、サーバA(202A)とサーバB(202B)とが接続されている。サーバA(202A)は、用紙データ保存部203Aを管理しており、サーバB(202B)は用紙データ保存部203Bを管理している。すなわち、サーバA(202A)及びサーバB(202B)は、RDB(Relational DataBase)サーバであり、用紙データ保存部203A及び203BはRDBである。
【0065】
この場合、コード判定部62から復元したコードを受け取った設定用紙データ出力部63は、通信制御部199に、例えばサーバA(201A)に対して、復元したコードについてのデータ照会要求をSQL(Structured Query Language)等に従ったクエリーとして送信するように要求する。送信制御部199は、ネットワーク201を介してサーバA(201A)にデータ照会要求を送信する。サーバA(201A)は、データ照会要求を複写機200から受信すると、用紙データ保存部203Aのコード参照テーブルを検索する。そして、対応するデータを取得すると、複写機200に返信する。複写機200の通信制御部199は、受信したデータを設定用紙データ出力部63に出力する。図13に示したようなコード参照テーブルでは、ディレクトリの情報が格納されていたが、このようなネットワーク環境を利用する場合には、保存サーバ名及びディレクトリの情報が格納されている場合でもよい。また、RDBを前提とするならば、図35に示すようなコード参照テーブルが用意される場合でもよい。ここでは、保存サーバ名とテーブル名が代わりに格納される。
設定用紙データ出力部63は、受け取った情報を設定情報取得部65に出力する。設定情報取得部65は、通信制御部199に、レイアウト情報やカラム切り出し情報を取得するためのクエリーを、例えばサーバB(202B)へ送信するように要求する。通信制御部199は、要求に応じてサーバB(202B)へクエリーを送信する。サーバB(202B)は、クエリーを受信すると、用紙データ保存部203Bのテーブルを検索して、該当するレイアウト情報及びカラム切り出し情報を取得する。このレイアウト情報及びカラム切り出し情報は複写機200に送信される。複写機200の通信制御部199は、受信した情報を設定情報取得部65に出力する。設定情報取得部65は、受け取った情報を用いて、上で述べた処理フローに従って設定項目及びその設定内容を取得する。
【0066】
この例では異なるサーバに分散して用紙データ保存部のデータが保持されている例を示したが、一つのサーバで保持するような構成であってもよい。
【0067】
また、設定用紙データ出力部63が、復元したコード及び画像取得部61により取得された紙面画像を、通信制御部199に例えばサーバA(202A)へ送信させ、サーバA(202A)が、コード照会テーブルの検索及び設定情報取得部65の処理を実施し、設定項目及びその設定内容についての情報を複写機200に返信するような構成であってもよい。この場合、複写機200の通信制御部199は設定変更部66に受信した情報を出力する。
【0068】
さらに、コード判定部62が、復元したコード及び画像取得部61により取得された紙面画像を、通信制御部199に例えばサーバA(202A)へ送信させるような構成であってもよい。
【0069】
FAX機
上記実施の形態における図面では、複写機の例によって説明したが、FAX機であってもほぼ同様の構成にて本実施の形態に必要な機能を実現することができる。
図36にFAX機の例を示す。図6の複写機の例と比較して、通信制御部199が追加されている部分が異なる。なお、FAXを送信する際には、メイン制御部71は、画像取得部61に画像データに取得させ、当該画像データを画像処理部72に画像処理、例えば回転・変倍等の処理を行わせ、通信制御部199に送信処理を実施させる。FAX受信時には、メイン制御部71は、通信制御部199が画像データを受信すると、画像処理部72に画像処理を行わせ、印刷部73において印刷させる。
PC(パーソナルコンピュータ)の内蔵
図6、図34及び図36は、本発明の全機能をファームウエアで構成した場合のFAX機又は複写機の例であった。さらに別の実施例を図37及び図38に示す(ここでは複写機の例とFAXの例を同じ図面を用いる)。これはPCを内蔵して機能の一部分をPCに実行させるようにしたものである。図37中の破線で描いた221〜225はそれぞれ独立したハードウエアを示している。そのハードウエア間はバスで接続している。その中でメモリ221内の実線で描いたコピア(FAX)設定記録部230と画像処理部231、メイン制御部232はPCに取り込んでいない機能を示している。図38には図37中のPC225の内部で実行させる機能を示した。
【0070】
ここで、図37、図38の両方の図面を用いてPCを用いない前述の実施例と異なる部分を説明する。すなわち、画像取得部61はスキャナ222を駆動して画像データを取り込む。その後、一連の処理はソフトウエアで構成した61〜73で実行し、印刷部73がプリンタ223を駆動して印刷する形態となる。
なお、用紙データ保存部64はPC内のハードディスクを制御する機能である。また、FAXとして構成する場合には通信制御部199を持つが、これは通信ポート224を制御する。更に、本実施の形態では画像処理部72もメモリ221内に残したが、PCの性能が向上し処理速度が早くなればこの機能をもPC内で実行させることによりハードウエアの負担を更に軽減させられる。また、PCを複写機やFAXの筐体外に出しても構わない。このことにより、PCの構成を変更し易くなり、機能アップが更に容易になる。この場合、PCと他のハードウエア間はバスではなく、他の通信ポートを介してやり取りするようにしても本発明の思想を崩すものではない。
【0071】
画像取得部の外部接続
複写機やFAX機では、ほぼ確実に画像取得部となるスキャナが設けられているが、他の機器の場合には、画像取得部が設けられていない場合もある。また、複写機であってもスキャナ部が外部に設けられているものもある。このような場合には、図39に示すように、画像取得部61を機器68の外部に設け、当該画像取得部61において撮影された設定用紙の紙面画像データを、新たに設けられた外部通信手段234が受信する。外部通信手段234は紙面画像データをコード判定部62に出力する。
【0072】
また、通信制御部232にはネットワークを介してサーバ233が接続される場合もある。図39に示したように、機器68の一部の処理をサーバ233に実施させるような構成も可能であるが、例えば機器68を介してサーバ233の設定を変更することも可能である。例えば、サーバ233用の設定用紙を画像取得部61に読み込ませ、上で述べた処理をコード判定部62、設定用紙データ出力部63、設定情報取得部65により実施し、設定変更部66が設定記録部67に設定内容を登録すると、通信制御部199が設定記録部67から設定内容に関する情報を読み出し、サーバ233に送信する。
【0073】
また、全部又は一部の設定についてはサーバ233に登録しておき、サーバ233が、ネットワークを介して通信制御部64に設定情報を送信し、通信制御部64は、受信した設定情報を設定記録部67に登録するような構成も可能である。
【0074】
さらに、画像取得部61が設定用紙の紙面画像データを通信制御部199に送信し、通信制御部232がサーバ233に送信し、サーバ233がコード判定処理、用紙判定処理及び筆記確認処理を実施することにより設定情報を生成し、当該設定情報を通信制御部232を介して設定登録部67に登録するような構成であってもよい。
【0075】
図16及び図17に示した例のほか、検出領域スキャンX及びスキャンYを設定せずに、マージンを一律に設定しておいても良い。図40は、単純にマージンを設定した例である。
【0076】
上記説明では設定用紙のコード情報には設定用紙の識別情報が含まれる例を示したが、設定項目の数が少ない場合や、より多くのデータを印刷/読取できるようなコードを採用することにより、記入欄のレイアウト情報やカラム切り出し情報を含めるような構成でもよい。
【0077】
また、画像取得部は上では画像撮影手段を含むような構成であったが、画像取得部と画像撮影手段とが別個に設けられる場合でもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、紙面を用いて機器の設定を行うことができる。
【0078】
より詳細には、従来オペレーションパネルで行っていた設定操作をユーザが設定用紙に描かれた設定項目について記入する方式に変更することにより、従来よりも飛躍的に設定変更が簡単に行える。
【0079】
また、設定対象機器とは別の機器で設定用紙の画像入力処理を行うことによって、設定対象機器の前に移動することなく設定変更を行える。
さらに、処理の一部を設定対象機器の外部で行うことにより、負荷分散を行えるようになった。高解像度の画像を取り扱わなければならない場合もあり、処理負荷に応じて一部の処理を外部にアウトソーシングする方式を取ることにより、処理負荷の増減に柔軟に対応することができる。
【0080】
また、設定用紙に印刷された設定項目の記入内容に基づいて設定変更を行うことにより、設定変更をより簡単に行えるようにすることができる。
また、機器設定変更の間、当該機器は、その変更を行うユーザによって占有され、この間、当該機器を使用したい他のユーザは使用できないという問題、及び、高齢者等は設定変更のため、長時間複写機の前に立って、しかも分かりづらい操作を行う必要があるという問題に対して、本発明の実施の形態では、当該機器とは別に設定用紙を読み込ませる手段を用意することにより、設定対象機器の前に移動することなく、外部より設定変更を可能として、このような問題が解消される。
さらに、機器によっては設定用紙の紙面画像データを処理するのに十分なリソースを保持できない場合もあるが、本発明の実施の形態によれば、処理の一部を外部で行うので、処理負荷の一部を外部に回し、負荷分散を可能にすることができる。
【0081】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、機器の設定を容易に且つ確実に行うことができる。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の処理概要を説明するための図である。
【図2】コピー設定用紙の例を説明するための図である。
【図3】FAXモード設定用紙の例を説明するための図である。
【図4】コピー/FAXモード設定用紙の例を説明するための図である。
【図5】設定を行う機器の処理の例を説明するための図である。
【図6】設定を行う機器の処理を実施するための機器の構成例を説明するための図である。
【図7】読取り器の例を説明するための図である。
【図8】 領域抽出器の例を説明するための図である。
【図9】画像縮小部におけるフローチャートの例である。
【図10】閉領域検出におけるフローチャートの例である。
【図11】2次元コードの例を説明するための図である。
【図12】サンプリング点を示す図である。
【図13】コード参照テーブルの例を説明するための図(その1)である。
【図14】筆記検出箇所座標データテーブルの例を説明するための図である。
【図15】カラム切り出し情報テーブルの例を説明するための図である。
【図16】カラム切り出し情報テーブルの意味を説明するための図(その1)である。
【図17】カラム切り出し情報テーブルの意味を説明するための図(その2)である。
【図18】 カラム切り出し情報テーブルの意味を説明するための図(その3)である。
【図19】カラム切り出し情報テーブルの意味を説明するための図(その4)である。
【図20】設定情報取得部における処理フローである。
【図21】相対X座標及び相対Y座標を説明するための図である。
【図22】カラムを切り出しの処理を説明するためのヒストグラムである。
【図23】筆記の有無の確認を説明するための図(その1)である。
【図24】 筆記の有無の確認を説明するための図(その2)である。
【図25】文字の認識を説明するための図である。
【図26】チェックボックスによる設定の変更の例を説明するための図(その1)である。
【図27】チェックボックスによる設定の変更の例を説明するための図(その2)である。
【図28】コピアのスキャナ部の例を説明するための図である。
【図29】フラットヘッドスキャナのスキャナ部の例を説明するための図である。
【図30】机上カメラ装置のスキャナ部の例を説明するための図である。
【図31】電子式カメラ(ディジタルカメラ)を利用して画像を取得する場合の例を説明するための図である。
【図32】FAXの読取り部の例を説明するための図である。
【図33】ADFに読取り部であるラインスキャナを設けた例を説明するための図である。
【図34】用紙データ保存部を外部に設けた例を説明するための図である。
【図35】コード参照テーブルの例を説明するための図(その2)である。
【図36】FAX機の例を説明するための図である。
【図37】PC(パーソナルコンピュータ)の内蔵した場合の例を説明するための図である。
【図38】PCの内部で実行させる機能の例を説明するための図である。
【図39】画像取得部の外部接続を説明するための図である。
【図40】単純にマージンを設定した場合の例を説明するための図である。
【符号の説明】
61 画像取得部
62 コード判定部
63 設定用紙データ出力部
64、203 用紙データ保存部
65 設定情報取得部
66 設定変更部
67 設定記録部
68 複写機
71 メイン制御部
72 画像処理部
73 印刷部
199、211、230、232 通信制御部
202 サーバ
225 PC
Claims (22)
- 機器の設定を行う設定用紙に記入された設定内容を読取って得られた機器の設定情報に基づいて、機器の設定を行う機器設定方法であって、
前記設定用紙に印刷された設定用紙の識別コードを判定するコード判定ステップと、
前記コード判定ステップにより判定された識別コードから、前記設定用紙に関する用紙データを出力する設定用紙データ出力ステップと、
前記設定用紙データ出力ステップにより出力された前記用紙データに基づいて、前記設定用紙に記入された機器の設定情報を取得する設定情報取得ステップとを有し、
前記コード判定ステップは、通常の密度で読取られた情報に対して判定する詳細判定ステップと、通常の密度より小さい密度で読取られた情報に対して判定する概略判定ステップとを有することを特徴とする機器設定方法。 - さらに、用紙サイズを判定する用紙サイズ判定ステップを有し、
前記概略判定ステップは、該用紙サイズ判定ステップにおいて実施されることを特徴とする請求項1記載の機器設定方法。 - 前記コード判定ステップは、ボックス及び該ボックス内に印刷された文字、記号、コードの内少なくとも一つに基づいて、コード判定を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の機器設定方法。
- 機器の設定情報が記入された前記設定用紙のイメージデータを取得するイメージデータ取得ステップを有し、
前記コード判定ステップは、イメージデータ取得ステップにおいて取得したイメージデータの情報量を削減する情報量削減ステップを有することを特徴とする請求項1ないし3いずれか一項記載の機器設定方法。 - 前記設定用紙データ出力ステップは、前記コード判定ステップにより判定された識別コードをキーにして、用紙データが格納されている用紙データ保存部にアクセスして、記入されるデータの位置情報を出力することを特徴とする請求項1ないし4いずれか一項記載の機器設定方法。
- 前記位置情報は、前記識別コードの記述エリアを基準に、相対的位置情報であることを特徴とする請求項1ないし5いずれか一項記載の機器設定方法。
- 前記設定情報取得ステップにおいて、取得した設定情報に基づいて、機器の設定変更を行う設定変更ステップを有し、
該設定変更ステップにより、設定変更がなされた機器の設定変更に関する情報を格納するステップを有することを特徴とする請求項1ないし6いずれか一項記載の機器設定方法。 - 請求項1ないし7いずれか一項記載の機器設定方法をコンピュータに実行させるプログラム。
- 請求項8記載のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
- 機器の設定についての記入欄を有する設定用紙に記入された設定内容に基づいて、機器の設定を行う画像形成装置において、
前記設定用紙に印刷された設定用紙の識別コードを判定するコード判定部と、
前記コード判定部が判定した識別コードに基づいて、前記設定用紙に関する用紙データを出力する設定用紙データ出力部と、
設定用紙データ出力部から出力された前記用紙データに基づいて、前記設定用紙に記入された機器の設定情報を取得する設定情報取得部とを有し、
前記コード判定部は、通常の密度で読取られた情報に対して判定する詳細判定と、通常の密度より小さい密度で読取られた情報に対して判定する概略判定とを行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記コード判定部は、ボックスの有無を判定するボックス判定部と、ボックス内に印刷されている文字、記号、コードの内少なくとも一つを識別する文字・記号・コード識別部とを有することを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
- 機器の設定情報が記入された前記設定用紙のイメージデータを取得するイメージデータ取得部を有し、
前記コード判定部は、イメージデータ取得部が取得したイメージデータの情報量を削減する情報量削減部を有することを特徴とする請求項10又は11記載の画像形成装置。 - 用紙データが格納されている用紙データ保存部を有し、
前記設定用紙データ出力部は、前記コード判定部により判定された識別コードをキーにして、前記用紙データ保存部にアクセスして、記入されるデータの位置情報を出力することを特徴とする請求項10ないし12いずれか一項記載の画像形成装置。 - 前記設定用紙データ出力部は、前記コード判定部により判定された識別コードをキーにして、外部に設置された用紙データが格納されている用紙データ保存部にアクセスして、記入されるデータの位置情報を出力することを特徴とする請求項10ないし13いずれか一項記載の画像形成装置。
- 前記位置情報は、前記識別コードの記述エリアを基準に、相対的位置情報であることを特徴とする請求項10ないし14いずれか一項記載の画像形成装置。
- 前記コード判定部、前記設定用紙データ出力部及び前記設定情報取得部の内、少なくとも一つの装置の動作を禁止する禁止手段を設けたことを特徴とする請求項10ないし15いずれか一項記載の画像形成装置。
- 機器の設定についての記入欄を有する設定用紙に記入された設定内容に基づいて、前記機器の設定を行う機器設定システムにおいて、
用紙データを保存する用紙データ保存部と、
前記設定用紙の画像データを取得する画像データ取得部と、
前記設定用紙に印刷された設定用紙の識別コードを判定するコード判定部と、
前記コード判定部が判定した識別コードに基づき、前記用紙データ保存部のデータを参照して、前記設定用紙に関する用紙データを出力する設定用紙データ出力部と、
設定用紙データ出力部から出力された前記用紙データに基づいて、前記設定用紙に記入された前記機器の設定情報を取得する設定情報取得部と、
前記設定情報取得部が取得した前記機器の設定情報により機器の設定変更を行う設定変更部と、
を有することを特徴とする機器設定システム。 - 前記用紙データ保存部、前記画像データ取得部の内、少なくとも一つが、設定される機器の外部に設けられていることを特徴とする請求項17記載の機器設定システム。
- 機器の設定を行う機器設定用紙であって、
機器の設定内容を記入する記入欄と、
当該用紙が機器設定用紙であることを示す文字、記号、コードの内少なくとも一つ、
が印刷されている機器設定用紙。 - 前記文字、記号、コードの内少なくとも一つは、ボックス内に印刷されていることを特徴とする請求項19記載の機器設定用紙。
- 前記ボックスは、当該用紙の周辺に印刷されていることを特徴とする請求項20記載の機器設定用紙。
- 前記ボックスが、機器の設定に関する情報により、コード化されていることを特徴とする請求項20又は21記載の機器設定用紙。
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