JP3785010B2 - 受信装置、表示装置及び映像音声受信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビ受像機でチューナ部とモニタ部を分離できる映像音声受信システムに係わる。モニタ部としては、特に、液晶ディスプレイの他、プラズマディスプレイ、ELディスプレイなど薄型フラットな表示デバイスを用いると好適である。
【0002】
【従来の技術】
近年、その価格の低下とともに省スペース、省電力を特徴とする液晶モニタが、デスクトップでパソコン画面のモニタとして急速に普及してきており、ブラウン管に次ぐ表示装置としてその地位を確立し、さらにブラウン管モニタ市場を呑み込む勢いである。
一般消費者にも、液晶モニタが身近な製品になってきておりPC用モニタとしてだけではなく、そのスタイルを生かしたテレビ受像機としての用途が広がってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、テレビ受像機では背面などにアンテナ入力端子があり、家屋の壁にあるアンテナ端子と同軸ケーブルで接続するのがほとんどである。従来のブラウン管テレビ受像機では、その重量の大きいこともあり頻繁に移動したりすることはなく、壁際や部屋のコーナー部に置いたままの状態が多い。
【0004】
一方、液晶テレビではブラウン管式に比べはるかに薄く軽いため、壁に掛けたりスタンドに取り付けて移動したりできるなど設置性の自由度がある。このような液晶テレビにアンテナ用の同軸ケーブルを引きまわすのは、せっかくの設置性の良さを失ってしまうことになる。また、絵画の額のようなインテリア性も損ねるため、できるだけコード等の線材を接続したくないといった要求がある。
【0005】
このような、要求に対して、例えば、コンポジット信号とステレオ音声信号をワイヤレスで伝送する形式の映像と音声のワイヤレス伝送システムがある。上記システムは送信機にコンポジット信号とステレオ音声信号を入力し、数メートル離れた位置にある液晶テレビに映像と音声を送るもので、送信機にビデオデッキの信号を入力してワイヤレス伝送する形態のものである。もちろん液晶テレビ側には上記送信機に対応した受信機が存在している。
【0006】
しかし、このシステムにおいて放送波を受信して番組を視聴するには、液晶テレビ本体内蔵のチューナユニットを使う必要があり、結局液晶テレビ本体までアンテナ線を引きまわすことになる。もちろん、ラック等に置かれたビデオデッキにチューナが内蔵されていれば、そのチューナで選局した映像及び音声を上記送信機に入力してワイヤレス伝送すればよいが、チャンネル切換などはビデオデッキ専用リモコンを使うなどビデオデッキ自体を操作する必要があり、必ずしも使い易いとはいえない。
【0007】
本発明の目的は、アンテナ線の引き回しによる設置性やインテリア性を損なうことがなく使いやすい受信装置、表示装置及びそれらを用いた映像音声受信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題を鑑みてなされたもので、テレビ受像機のチューナ部とモニタ部を受信装置と表示装置に分離し、分離した受信装置にワイヤレス送信部を設け、選局した映像及び音声を表示装置にワイヤレス伝送して映像及び音声を再生するようにした。また、受信装置と表示装置との間で制御データのやり取りを行い、双方の動作状態のずれをなくすようにした。その際に、選局した映像及び音声と前記制御データを同一チャネルに多重する形態で受信装置と表示装置との間の送受信を行うようにした。これにより、アンテナ線の引き回しによる設置性やインテリア性を損なうことなく、使い易い映像音声受信システムが実現できる。
【0009】
更に詳細に説明すると、上記目的を達成するために、例えば、受信装置において、映像信号及び音声信号を含む放送波を受信する受信部と、該受信部により受信された映像信号及び音声信号を制御するための制御データを無線の形態で入力するデータ入力部と、該受信部により受信された映像信号及び音声信号を無線の形態で伝送可能とするように変換処理して出力する映像/音声信号出力部と、該映像/音声信号出力部により映像信号及び音声信号を出力する際に、該データ入力部により入力された制御データに応答するための応答データを映像信号及び音声信号とともに混在させて出力するように制御する制御部とを備える構成とする。
【0010】
また、上記目的を達成するために、例えば、表示装置において、受信装置から伝送される、映像信号、音声信号及び該映像信号並びに音声信号を制御するための制御データとが混在されたデータを無線の形態で入力する第1の入力部と、該第1の入力部に入力されたデータを、映像信号、音声信号及び制御データに分離する分離部と、該分離部により分離された映像信号と音声信号を表示再生する表示再生部と、該表示再生部に対して、該分離部により分離された制御データに基づいて映像信号及び音声信号を表示再生するように制御する制御部とを備える構成とする。
【0011】
また、上記目的を達成するために、例えば、受信装置と表示装置とを有する映像音声受信システムにおいて、受信装置は、映像信号及び音声信号を含む放送波を受信する受信部と、該受信部により受信された映像信号及び音声信号を制御するための制御データを無線の形態で入力するデータ入力部と、該受信部により受信された映像信号及び音声信号を無線の形態で伝送可能とするように変換処理して出力する映像/音声信号出力部と、該映像/音声信号出力部により映像信号及び音声信号を出力する際に、該データ入力部により入力された制御データに応答するための応答データを映像信号及び音声信号とともに混在させて出力するように制御する制御部とを備える。また表示装置は、受信装置から伝送される映像信号、音声信号及び応答データとが混在されたデータを無線の形態で入力する第1の入力部と、該第1の入力部に入力されたデータを、映像信号、音声信号及び応答データに分離する分離部と、該分離部により分離された映像信号と音声信号を表示再生する表示再生部と、該表示再生部に対して、該分離部により分離された応答データに基づいて映像信号及び音声信号を表示再生するように制御する制御部とを備える構成とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、幾つかの実施例を用い、図を参照して説明する。
図1は本発明による映像及び音声再生装置の第1の実施例を示す概略図である。図において、1はチューナ部、2はモニタ部、3、4は受発光部、5はリモコン、6はVTR、DVD等の信号源、7はアンテナである。
【0019】
内部の具体的構成例は後述するとして、まず全体の概略動作を図1を使って説明する。
同図においてアンテナ7で受信した放送波はチューナ部1に送られ、所定のチャンネルが選局される。選局されたチャンネルの映像信号と音声信号が受発光部3で光信号として送信される。この光信号は、可視光でも不可視光でもよいがここでは一般的に使われる赤外線を前提に説明する。
送信された映像、音声の光信号は受発光部4で受信されモニタ部2およびスピーカ(図示せず)で再生される。チューナ部1とモニタ部2との間では映像、音声信号の一方向伝送の他に、双方で制御データのやり取りを行うことにより、チューナ部1とモニタ部2の動作状態を相互確認できるようにしている。この相互確認の機能を持たせているため、例えばリモコン5からモニタ部2に対してチャンネル切換の指示が出た場合、その切換指示をチューナ部1に伝達するが、チューナ部1で無事に切り換えられたことをモニタ部2に伝え、モニタ部2のOSDにてチャンネル表示、例えば図に示すように、モニタ部2の画面にチャンネル番号を表示することが可能となる。
【0020】
上記時間の流れと各部の動作状態を図2を用いて説明する。
図2はリモコン、モニタ部及びチューナ部の正常な処理フローを示すフロー図である。図において、リモコン5がチャンネル切換要求を発生すると、これを受けたモニタ部2は再送処理を経た後、チューナ部1へチャンネル切換要求を伝達するとともに回答待ち状態にする。ここで、再送処理とは、例えばリモコンからの信号を増幅し、バンドパスフィルタを通してリモコン信号のエンベロープを取るような処理を言う。チューナ部1ではチャンネル切換要求を受け、具体的にチャンネル切換処理を行い、それが正常に終了したことをモニタ部2に回答する。モニタ部2は回答待ちの状態にあり、チューナ部1の回答が到着した時点でOSD表示にて選局後のチャンネル表示を行う。
【0021】
図3はリモコン、モニタ部及びチューナ部の処理フローにおいて、モニタ部とチューナ部の間で回線が切れている場合の処理フローを示すフロー図である。モニタ部2とチューナ部1の間で回線が切れている場合モニタ部2からのチャンネル要求がチューナ部1に伝わらないため、正常終了の回答がモニタ部2に帰ってこない。モニタ部2では一定時間回答待ちしても回答がない場合はタイムアウトとしてチャンネル切換ができていないと判断しOSD表示等を行わないようにするか、又はチャンネル切換ができないことをモニタ部2に表示する。
このうように、本実施例においては、映像及び音声信号の一方向伝送の他に、双方で制御データのやり取りを行うことができるので、チューナ分離型でも一体型と同じような使い勝手の良さを実現することができる。
【0022】
以下、チューナ部の具体的構成例を図4を用い、モニタ部の具体的構成例を図5を用いて説明する。
図4は本発明によるチューナ部の第1の実施例を示すブロック図である。図において、チューナ部101には7はアンテナ及び信号源6が接続されている。チューナ部において、10はチューナ、11は映像検波回路、12は音声検波回路、13は音声多重復調回路、14は切換回路、15は制御回路、16〜18は変調回路、19は加算回路、20は発光手段、21は受光手段、22はフィルタ回路、23は復調回路である。
【0023】
アンテナ7で受信された放送は、チューナ10でチャンネル選局され、中間周波数が映像検波回路11、音声検波回路12に送られる。映像検波回路11では入力された中間周波数からコンポジット映像信号を検波、出力し切換回路14に入力する。音声検波回路12では入力された中間周波数から音声信号を検波、出力し音声多重復調回路13を経由して切換回路14に入力する。音声多重復調回路13ではステレオ音声などを出力する。切換回路14ではアンテナ7から入力された映像音声系信号とチューナ部101の外部に接続された信号源6からの映像音声入力を切り換える。切換制御信号は制御回路15から入力される。制御回路15はマイコンで構成でき切換回路14の切換制御のほか、チューナ10での選局制御、音声多重復調回路での復調指示などを行う。
【0024】
切換回路14で切換えられた映像信号は変調回路16で、音声信号は変調回路17で変調され加算回路19に入力される。変調回路16、変調回路17は例えば日本電子機械工業会規格の「赤外線空間アナログ映像伝送システム」 EIAJ CP−1207、「赤外線空間アナログ音声伝送システム」 EIAJ CP−1206に則りFM変調すれば良い。
なお、副搬送波周波数割り当ては同じく日本電子機械工業会規格の「赤外線空間伝送システムの副搬送波周波数割当」EIAJ CP−1205で決められた周波数を使用すれば良い。ちなみに、上記周波数割当は後述する図6のようになっており、映像信号はバンドV、音声信号はバンドIVに決められている。
【0025】
一方、変調回路18では制御回路15からのデータ信号を変調し加算回路19に入力する。加算回路19は変調回路16〜18の出力を加算し、発光手段20に入力する。発光手段20は発光ダイオード等でよく、加算回路19の出力で輝度変調された光信号が空間に放射される。もちろんこの光信号には映像、音声とデータ信号が多重されていることは言うまでもない。
【0026】
図5は本発明によるモニタ部の第2の実施例を示すブロック図である。図5のモニタ部102において、30は受光手段、31〜33はフィルタ回路、34〜36は復調回路、37は映像処理回路、38は映像合成回路、39はOSD発生回路、40は表示ユニット、41は音声処理回路、42はスピーカ、43は受光手段、44はフィルタ回路、45は復調回路、46は制御回路、47は変調回路、48は発光手段である。なお、50はリモコンである。
【0027】
モニタ部102では受光手段30で映像、音声及びデータ系の多重された信号を受光し、フィルタ回路31〜33のそれぞれで、映像系、音声系、データ系に分離しそれぞれの復調回路34〜36に入力する。復調回路34では変調回路16に対応してFM変調された映像信号を復調し、映像信号を出力する。復調回路35では変調回路17に対応してFM変調された音声信号を復調し、音声信号を出力する。復調回路36では変調回路18に対応してデータ信号を復調し、データ信号を出力する。
【0028】
復調回路34から出力された映像信号は、映像処理回路にて表示ユニット40で表示するための信号処理を施す。図示しないが、例えばコンポジット信号を輝度信号、色信号に分離し、さらにビデオクロマデコーダ回路で色復調してRGB原色信号に変換し、表示ユニットの表示解像度にあわせて拡大処理を施す。これら一連の処理はブラウン管受像機で一般的な処理である。
映像処理回路37の出力は、OSD発生回路39で発生したOSD信号と映像合成回路38で合成され表示ユニット40に入力される。OSD表示は画面上にチャンネル番号を表示する機能であり、一般化しているものである。
【0029】
音声処理回路41は、復調回路35からの音声信号の増幅度、左右バランス、音質調整などを制御するブロックであり、この出力でスピーカシステム42を駆動する。
制御回路46は映像処理回路37、音声処理回路41、OSD発生回路39の制御を行う。映像処理回路37に対しては、例えば映像信号のコントラスト、ブライトあるいは色相や彩度などの調整指示を行う。音声処理回路41に対しては音量、左右バランス、音質調整指示を行う。OSD発生回路39に対してはOSD発生内容の指示を行う。なお、制御回路46はマイコンで構成すればよい。
【0030】
いうまでもないが、使用者は表示ユニット40の映像とスピーカシステム42の音声を視聴する。
【0031】
一方、リモコン50からの信号は受光手段43で受光され、その出力がフィルタ回路44でリモコン50の副搬送波周波数に対応する周波数帯域だけをろ波し、復調回路45でデータ信号を再生する。再生されたデータは制御回路46で解釈され、リモコン50からの指示を実行する。このリモコン50の指示は、例えば、音量調節やコントラスト調節であり、上記で説明した要領で映像処理回路37、音声処理回路41に指示を出せば良い。
また、制御回路46は変調回路47、発光手段48を介してデータをチューナ部101に向けて発射できるようになっており、モニタ部102からチューナ部101へ向けた上りの制御データ回線である。
発光手段20で発射された映像信号、音声信号、下りのデータ信号と、発光手段48で発射された上りのデータ信号の周波数分布例を図6、図7を用いて説明する。
【0032】
図6は副搬送波の周波数割当の一実施例を示す特性図、図7は副搬送波の周波数割当の他の実施例を示す特性図であり、横軸に副搬送波周波数(Hz)をしめす。
図6、図7において映像はバンドV、音声はバンドIV、リモコン50はバンドIを使用することは共通であり、上りデータと下りデータの割当だけが異なる。ここで、上りデータとは図1において、モニタ部2からチューナ部1に送信されるデータであり、下りデータとはチューナ部1からモニタ部2に送信されるデータを言う。
【0033】
図6では上りデータと下りデータはバンドIIIに割り当てている。高速データ伝送が可能であリ、モコン50の副搬送波周波数と干渉しにくいメリットがある。ただし、映像、音声の周波数帯に近いため、データ信号のスプリアスを十分抑圧する必要がある。
図7では上りデータと下りデータはバンドIに割り当てている。この場合、リモコン50の副搬送波周波数との干渉が起きないようコードの割当などを工夫する必要はあるが、変復調デバイスは既存リモコンで使われている汎用品でよく低コストで実現できる。
【0034】
以上説明したように、分離したチューナ部101にアンテナ線を接続して選局し、その選局した映像・音声をワイヤレス伝送し、モニタ部102で受信して映像・音声を再生するようして、アンテナ線の引き回しによる設置性やインテリ性を損なうことなく、使い易い液晶テレビを実現できる。
また、チューナ部101とモニタ部102との間で制御データのやり取りを行うことで、双方の動作状態のずれをなくすようにすることができる。
【0035】
以下、図8、図9を用いて本発明による映像及び音声再生装置の第2の実施例について説明する。
図8は本発明によるチューナ部の第2の実施例を示すブロック図である。
図8のチューナ部201において、映像信号発生回路51、データ合成回路52、映像信号検出回路53、制御回路115が設けられている。図4と同じブロックには同一番号を付ける。
【0036】
本実施例の特徴は、下りデータを映像信号帰線期間に重畳して送信することにあり、この点を中心に説明し、図4で述べた内容に関しての説明は省略する。
図8のデータ合成回路52では、切換回路114で切換えられた映像信号と制御回路115からの制御データとを合成する。変調回路16では、映像信号と映像信号に重畳された制御データとが映像FM変調される。変調回路17でFM変調された音声信号と変調回路16の出力は加算回路119で加算され発光手段20で空間に放射される。上記のように、下りデータは図4のようにデータそれ自身を単独で変調するのではなく、映像信号に重畳した上で映像信号とともに変調されている。
【0037】
図10にデータ合成回路52の回路構成例を示し、これについて説明する。
図10はデータ合成回路の一実施例を示すブロック図である。
図において、60はクランプ回路、61は基準電源、62、63は切換回路、64は基準電源、65は同期分離回路、66は制御回路、67はPLL回路、68はAND回路、69はパラレル/シリアル(P/Sと記す)変換回路である。
【0038】
端子80に印加された映像信号はクランプ回路60と同期分離回路65に入力される。クランプ回路60は映像信号の直流再生を行う回路であり、映像信号クランプレベルは基準電源61の値になる。制御回路66からのクランプ信号タイミングでクランプされる。
制御回路66には同期分離回路65で映像信号から分離された水平同期信号Hと垂直同期信号V、および水平同期信号をPLL回路で逓倍して生成したクロック信号が入力され、上記説明したクランプ信号のほか、P/S回路69用のデータロード信号(LD信号と記す)、ゲート信号(Gate信号と記す)を生成する。
【0039】
なお、理解しやすくするために図12のタイミングチャートを参照しながら説明する。
図12は映像信号へのデータの重畳と分離を説明するための信号波形図であり、図12(a)はチューナ部の信号波形図、12(b)はモニタ部の信号波形図である。
図12(a)において、(1)はクランプ回路60の出力信号波形図であり、251は水平同期信号、252は映像信号である。(2)は制御回路66から出力されるLD信号253であり、P/S回路69はこのLD信号253のタイミングでラッチされる。(3)は制御回路66から出力されるGate信号254であり、Gate信号254は切換回路62に供給されると共に、このGate信号254の期間中、P/S回路69にクロック信号を供給する。(4)はP/S回路69の内部の信号状態を示しており、P/S回路69はLD信号253によって状態が切り換り、Gate信号254の期間中クロック信号によって、データがパラレルからシリアルに変換される。(5)はP/S回路69の出力信号であり、シリアル信号に変換されたデータ255である。(5)はデータ合成回路52の出力信号、すなわち端子81の信号である。この信号は(1)に示すクランプ回路60の出力信号の一部をGate信号254に置き換え、その部分にシリアルに変換されたデータ255が重畳されている。
【0040】
さらに詳細に説明すると、図10のクランプ回路60の出力に対応するのは、図12(a)の(1)クランプ出力波形である。Gate信号254がL(ロウ)の間、切換回路62はクランプ回路60の出力端子Lに接続されており、Gate信号254がHの場合、切換回路62は端子Hに接続され、基準電源61の電圧が出力される。これは、クランプ回路60の出力の内、データが重畳される部分に何らかの信号、または雑音が混入されるのを防ぐためである。
【0041】
P/S回路69にはLD信号タイミングでデータがラッチされており、Gate信号が“H”の期間ラッチされた上記データが、シリアルデータに変換されて出力される。P/S回路69から出力されたシリアルデータによって、切換回路63はオン、オフを繰り返す。この切換回路63がオン、オフを繰り返す期間はGate信号が“H(ハイ)”の期間だけである。従って、図12(a)の(1)のデータ合成出力波形のように、ライン番号17の位置にデータが重畳される。
【0042】
以上のようにして、図8及び図10のデータ合成回路52でデータを映像信号に重畳することができる。
なお、もし映像信号がデータ合成回路52に入力されない場合、データ重畳が不可能になってしまうため、映像信号のない場合は、切換回路114で映像信号発生回路51を選択して強制的に映像信号をデータ合成回路52に入力するようにしている。
映像信号の有無は映像信号検出回路53で行い、判定結果を制御回路115に入力する構成で良い。映像信号検出回路53は、図示しないが、例えば同期分離回路を用いればよく、分離した水平同期信号Hを積分して、積分結果が一定値以上にあるか否の判定をすればよい。
【0043】
次に図9のモニタ部202について説明する。
図9は本発明によるモニタ部の第2の実施例を示すブロック図である。図9において、モニタ部202には、データ分離回路54、同期分離回路55、制御回路146が設けられる。その他、図5と同じブロックには同一番号を付す。
図5ではデータが重畳された映像信号は復調回路34から出力され、データ分離回路54で映像信号に重畳されたデータを分離し、制御回路146に入力している。図9において、図5で述べたブロックの内容に関してはその説明を省略する。
【0044】
次に、図11を用いてデータ分離回路の回路構成例について説明する。
図11はデータ分離回路の一実施例を示すブロック図である。図11において、70はクランプ回路、71は基準電源、72は比較回路、73は比較電源、74は同期分離回路、75は制御回路、76はPLL回路、77はAND回路、78は切換回路である。
【0045】
端子82に印加されたデータの重畳された映像信号はクランプ回路70と同期分離回路74に入力される。クランプ回路70は映像信号の直流再生を行う回路であり、映像信号のクランプレベルは基準電源71の値になる。クランプ回路70は制御回路75からのクランプ信号タイミングでクランプされる。
制御回路75には同期分離回路74で映像信号から分離された水平同期信号Hと垂直同期信号V、および水平同期信号をPLL回路76で逓倍して生成したクロック信号が入力される。制御回路75は上記説明したクランプ信号のほか、切換回路78用のゲート信号(Gate信号と記す)を生成する。クランプ回路70の出力は比較回路72に入力され、比較電源73のレベルをしきい値として2値化される。なお、理解しやすくするために図12(b)の波形図を参照して説明する。
【0046】
図12(b)において、(1)はクランプ回路70の出力波形であり、映像信号にデータ255が重畳されている。(2)は比較回路72の出力波形であり、クランプ回路70の出力波形を比較電源73の電源をしきい値として2値化されたものであり、映像信号252とデータ255とが含まれている。(3)はGate信号256であり、切換回路78に供給される。(4)は端子83に取り出されたデータ255である。
(2)に示す比較回路72の出力波形は、切換回路78の一端Hに入力される。(3)に示す制御回路75のGate信号256は、この信号がL(ロウ)の時、切換回路78を端子Lに切換え、H(ハイ)の時には、切換回路78を端子Hに切換る。従って、切換回路78の出力はGate信号が“H(ハイ)”の間比較回路72の出力になり、端子83には(4)に示すデータ255が分離されて出力される。
このよにして、データ分離回路54で映像信号に重畳されたデータ255を分離することができる。なお、データ分離回路54の出力は制御回路146に入力され、データ内容が解釈される。
【0047】
次に本第2実施例における、発光手段20で発射された映像信号、音声信号、下りのデータ信号と、発光手段48で発射された上りのデータ信号の周波数分布例を図13〜15を用いて説明する。
図13〜15は副搬送波の周波数割当の更に他の実施例を示す特性図であり、横軸に副搬送波周波数(Hz)をしめす。
図13〜15においてデータ重畳した映像はバンドV、音声はバンドIV、リモコンはバンドIを使用することは共通であり、上りデータの割当だけが異なる。図13では上りデータはバンドIIIに割り当てられており、下りデータは映像信号に重畳されて、バンドVに割り当てられている。この周波数割当では高速データ伝送が可能であり、リモコン50の副搬送波と干渉しにくいメリットがある。ただし、映像、音声の周波数帯に近いため、データ信号のスプリアスを十分抑圧する必要がある。
【0048】
図14では上りデータはバンドIに割り当てられており、下りデータは映像信号に重畳されている。この周波数割当ではリモコン50の副搬送波との干渉が起きないようコードの割当などを工夫する必要はあるが、変復調デバイスは既存リモコンで使われている汎用品でよく低コストで実現できる。
【0049】
図15では、上りデータは映像信号と同じバンドVに割り当てられている。下りデータは映像信号に重畳されている。この周波数割当では、上りデータは映像信号とは逆向きの方向なので干渉は少ないが、上りデータを送信するタイミングを例えば図12のライン番号18の期間にするなどの時分割方式にすることでこの干渉はの影響はさらに軽減できる。
【0050】
図9において、同期分離回路55を用いて水平同期信号H、垂直同期信号Vを制御回路146に入力して入るのは、上記時分割方式を実施する場合のタイミング用パルスとするためである。
【0051】
以上説明したように、分離したチューナ部1にアンテナ7を接続して選局し、その選局した映像信号及び音声信号をワイヤレス伝送し、モニタ部2で受信して映像信号及び音声信号を再生するようして、アンテナ線の引き回しによる設置性やインテリ性を損なうことなく、使い易い液晶テレビを実現できる。
【0052】
本発明による映像及び音声再生装置の第3の実施例について図16を用いて説明する。
図16は本発明によるチューナ部の第3の実施例を示すブロック図である。図16のチューナ部301では図4のチューナ部101の構成に表示手段90を付加し、制御回路215で制御できるようにしたものであり、図4と同じブロックには同一番号を付している。
本実施例の特徴は、受光手段21を介して受け取ったモニタ部2からの上りデータに基づき、チューナ部1とモニタ部2の回線接続状態を表示することにある。
【0053】
図1においてチューナ部1の据え付けの際、モニタ部2に発光手段3を向けるがその方向が合っているのか否か判断しにくい。そこで、モニタ部2からの戻りのデータ信号を受け取ったことを表示手段90で表示することによって、チューナ部1の据え付け方向が合っていることを確認することができる。その他、信号処理など、図4で述べた内容に関しての説明は省略する。
本実施例によれば、据え付け作業がし易くなり、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
【0054】
本発明による映像及び音声再生装置の第4の実施例を図17を用いて説明する。図17は本発明によるチューナ部の第4の実施例を示すブロック図である。図17では、図4のチューナ部101の構成に制御信号出力端子91を付加し、制御回路315で外部信号源106を制御できるようにしたものであり、図4と同じブロックには同一番号を付してその説明を省略する。本実施例の特徴は、受光手段21を介して受け取ったモニタ部2からの上りデータに基づき、外部信号源106をリモコン5で操作できるようにした点にある。
【0055】
図1において、例えばVTRの再生、停止など信号源6の制御をリモコン5で行うものであり、ユーザの使い勝手が格段に向上できる。リモコン5からの制御指示はモニタ部1を経てチューナ部401に伝達され、受光手段21、フィルタ22、復調回路23を介して制御回路315に入力される。制御回路315では、リモコン5の制御指示を基に、信号源106の制御信号を生成し、制御信号出力端子91に出力する。制御信号出力端子91と信号源106の接続は、信号源106に制御信号入力端子がある場合、有線接続すればよい。信号源106に制御信号入力端子のない場合、例えば、チューナ部401に制御信号出力を赤外線信号に変換する装置を設け、信号源106のリモコン受光窓の近傍に設置すればよい。上記、制御信号出力を赤外線信号に変換する装置としては例えば日立製作所製の衛星放送受信セットCS−SP80S付属品(スカイパーフェクTV!受信セットカタログ'98−12)のビデオコントローラを用いれば良い。このビデオコントローラまたは同等品は各社から発売されており、一般によく知られたものである。チューナ部401のその他信号処理など、図4で述べた内容に関しての説明は省略する。
本実施例によれば、モニタ部用のリモコンで外部の信号源が制御できユーザの使い勝手を向上させることができる。
【0056】
本発明による映像及び音声再生装置の第5の実施例を図18を用いて説明する。
図18は本発明による映像及び音声再生装置の第5の実施例を示す概略図である。図18ではリモコン5の受光処理をモニタ部2だけでなくチューナ部501でもできるようにしたことである。チューナ部501の具体的構成は図1と同じで良く、図4の制御回路15でリモコン5の信号処理ができるようにリモコンのコード情報を追加しておけばよい。その他信号処理など、第1実施例で述べたものと同じであるので説明は省略する。
【0057】
本実施例によれば、モニタ部だけでなく、チューナ部でもリモコン5の信号を受け取ることができユーザの使い勝手が向上できる。
本発明によれば、液晶テレビ等の受像機のチューナ部とモニタ部を分離し、チューナ部からモニタ部に映像信号及び音声信号を伝送するとともに、チューナ部とモニタ部の間で制御データのやり取りを行い、双方の動作状態のずれをなくすようにした。これにより、分離したチューナ部にアンテナ線を接続して選局し、その選局した映像信号と音声信号とをモニタ部にワイヤレス伝送して映像信号及び音声信号を再生できるようになり、アンテナ線の引き回しによる設置性やインテリア性を損なうことなく、使い易い映像及び音声再生装置を実現することができる。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、アンテナ線の引き回しによる設置性やインテリア性を損なうことがなく使いやすい受信装置、表示装置及びそれらを用いた映像音声受信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像及び音声再生装置の第1の実施例を示す概略図である。
【図2】リモコン、モニタ部及びチューナ部の正常な処理フローを示すフロー図である。
【図3】リモコン、モニタ部及びチューナ部の処理フローにおいて、モニタ部とチューナ部の間で回線が切れている場合の処理フローを示すフロー図である。
【図4】本発明によるチューナ部の第1の実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明によるモニタ部の第2の実施例を示すブロック図である。
【図6】副搬送波の周波数割当の一実施例を示す特性図である。
【図7】副搬送波の周波数割当の他の実施例を示す特性図である。
【図8】本発明によるチューナ部の第2の実施例を示すブロック図である。
【図9】本発明によるモニタ部の第2の実施例を示すブロック図である。
【図10】データ合成回路の一実施例を示すブロック図である。
【図11】データ分離回路の一実施例を示すブロック図である。
【図12】映像信号へのデータの重畳と分離を説明するための信号波形図である。
【図13】副搬送波の周波数割当の更に他の実施例を示す特性図である。
【図14】副搬送波の周波数割当の更に他の実施例を示す特性図である。
【図15】副搬送波の周波数割当の更に他の実施例を示す特性図である。
【図16】本発明によるチューナ部の第3の実施例を示すブロック図である。
【図17】本発明によるチューナ部の第4の実施例を示すブロック図である。
【図18】本発明による映像及び音声再生装置の第5の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1…チューナ部、2…モニタ部、3…送受信部、4…送受信部、5…リモコン、6…信号源、7…アンテナ、10…チューナ回路、11…映像検波回路 12…音声検波回路、13…音声多重復調回路、14…切換回路、15、46…制御回路、16、17、18、47…変調回路、19…加算回路、20、48…発光手段、21、30、43…受光手段、22、31、32、33、44…フィルタ、21、34、35、36、45…復調回路、37…映像処理回路、38…合成回路、39…OSD発生回路、40…表示ユニット、41…音声処理回路、42…スピーカシステム。
Claims (14)
- 映像信号及び音声信号を含む放送波を受信する受信部と、
該受信部により受信された映像信号及び音声信号を制御するための制御データを無線の形態で入力するデータ入力部と、
該受信部により受信された映像信号及び音声信号を無線の形態で伝送可能とするように変換処理して出力する映像/音声信号出力部と、
該映像/音声信号出力部により映像信号及び音声信号を出力する際に、該データ入力部により入力された制御データに応答するための応答データを該映像信号及び音声信号とともに混在させて出力するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 映像信号及び音声信号を含む放送波を受信する受信部と、
該受信部により受信された映像信号及び音声信号を制御するための制御データを無線の形態で入力するデータ入力部と、
該受信部により受信された映像信号及び音声信号を無線の形態で伝送可能とするように変換処理して出力する映像/音声信号出力部と、
該映像/音声信号出力部により映像信号及び音声信号を出力する際に、該データ入力部により入力された制御データに応答するための応答データを該映像信号及び音声信号に多重して出力するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 請求項1記載の受信装置において、
前記制御部は、前記映像/音声信号出力部により前記映像信号、音声信号及び応答データを所定の周波数帯域内に混在させて出力するように制御することを特徴とする受信装置。 - 請求項2記載の受信装置において、
前記制御部は、前記映像/音声信号出力部により前記映像信号、音声信号及び応答データを所定の周波数帯域内に多重して出力するように制御することを特徴とする受信装置。 - 請求項2記載の受信装置において、
前記制御部は、前記映像信号をクランプし、前記応答データをパラレル形式からシリアル形式に変換し、該クランプされた映像信号の一部をゲート信号で選択し、当該選択期間に該シリアル形式に変換された応答データを多重することを特徴とする受信装置。 - 請求項1または2記載の受信装置において、
該受信装置に対し映像信号及び音声信号を出力する外部信号源を接続する接続部と、
該接続部から入力された映像信号及び音声信号と、前記受信部より受信された映像信号及び音声信号とを切り換える切換部とを備え、
前記映像/音声信号出力部は、該切換部にて切り換えられた映像信号及び音声信号を出力するものであって、
前記データ入力部は、前記受信部により受信された映像信号及び音声信号を制御するための制御データと、上記外部信号源を制御するための制御データとを入力し、
前記制御部は、該入力した制御データに基づいて該外部信号源に対する制御信号を生成して、制御信号出力端子を介して該外部信号源に出力することを特徴とする受信装置。 - 映像信号及び音声信号を含む放送信号を受信する受信部と、
該受信部により受信された放送信号を復調する復調部と、
該復調部により復調された該放送信号に含まれる映像信号及び音声信号を制御するための制御データを入力する制御データ入力部と、
該復調部により復調された該放送信号に含まれる映像信号及び音声信号を無線の形態に変調して出力する映像/音声信号出力部と、
該映像/音声信号出力部により映像信号及び音声信号を出力する際に、該制御データ入力部により入力された制御データに応答するための応答データを該映像信号及び音声信号に付加させた状態で出力するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 受信装置から伝送される、映像信号、音声信号及び該映像信号並びに音声信号を制御するための制御データとが混在されたデータを無線の形態で入力する第1の入力部と、
該第1の入力部に入力されたデータを、映像信号、音声信号及び制御データに分離する分離部と、
該分離部により分離された映像信号と音声信号を表示再生する表示再生部と、
該表示再生部に対して、該分離部により分離された制御データに基づいて該映像信号及び音声信号を表示再生するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 受信装置から伝送される、映像信号、音声信号及び該映像信号並びに音声信号を制御するための制御データとが多重されたデータを無線の形態で入力する第1の入力部と、
該第1の入力部に入力されたデータを、映像信号、音声信号及び制御データに分離する分離部と、
該分離部により分離された映像信号と音声信号を表示再生する表示再生部と、
該表示再生部に対して、該分離部により分離された制御データに基づいて該映像信号及び音声信号を表示再生するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 請求項8または9記載の表示装置において、
前記第1の入力部に入力される映像信号及び音声信号を選択するための選局データを無線の形態で入力する第2の入力部と、
該第2の入力部に入力された選局データを無線の形態で前記受信装置に送信する送信部とを備え、
前記第1の入力部には、該選局データにより選局されたチャネルの映像信号と音声信号とが入力されることを特徴とする表示装置。 - 請求項9記載の表示装置において、
前記分離部は、前記映像信号をクランプし、該クランプした映像信号を所定の比較レベルを基に2値化し、該2値化した映像信号の一部をゲート信号により変換し、該変換したゲート信号の部分に多重された制御データを抽出することを特徴とする表示装置。 - 受信装置と表示装置とを有する映像音声受信システムにおいて、
該受信装置は、
映像信号及び音声信号を含む放送波を受信する受信部と、
該受信部により受信された映像信号及び音声信号を制御するための制御データを無線の形態で入力するデータ入力部と、
該受信部により受信された映像信号及び音声信号を無線の形態で伝送可能とするように変換処理して出力する映像/音声信号出力部と、
該映像/音声信号出力部により映像信号及び音声信号を出力する際に、該データ入力部により入力された制御データに応答するための応答データを該映像信号及び音声信号とともに混在させて出力するように制御する制御部と、を備え、
該表示装置は、
該受信装置から伝送される、映像信号、音声信号及び応答データとが混在されたデータを無線の形態で入力する第1の入力部と、
該第1の入力部に入力されたデータを、映像信号、音声信号及び応答データに分離する分離部と、
該分離部により分離された映像信号と音声信号を表示再生する表示再生部と、
該表示再生部に対して、該分離部により分離された応答データに基づいて該映像信号及び音声信号を表示再生するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする映像音声受信システム。 - 受信装置と表示装置とを有する映像音声受信システムにおいて、
該受信装置は、
映像信号及び音声信号を含む放送波を受信する受信部と、
該受信部により受信された映像信号及び音声信号を制御するための制御データを無線の形態で入力するデータ入力部と、
該受信部により受信された映像信号及び音声信号を無線の形態で伝送可能とするように変換処理して出力する映像/音声信号出力部と、
該映像/音声信号出力部により映像信号及び音声信号を出力する際に、該データ入力部により入力された制御データに応答するための応答データを該映像信号及び音声信号に多重して出力するように制御する制御部と、を備え、
該表示装置は、
該受信装置から伝送される、映像信号、音声信号及び応答データとが多重されたデータを無線の形態で入力する第1の入力部と、
該第1の入力部に入力されたデータを、映像信号、音声信号及び応答データに分離する分離部と、
該分離部により分離された映像信号と音声信号を表示再生する表示再生部と、
該表示再生部に対して、該分離部により分離された応答データに基づいて該映像信号及び音声信号を表示再生するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする映像音声受信システム。 - 請求項12または13記載の映像音声受信システムにおいて、
前記表示装置には、
前記第1の入力部に入力される映像信号及び音声信号を選択するための選局データを無線の形態で入力する第2の入力部と、
該第2の入力部に入力された選局データを無線の形態で前記受信装置に向けて送信する送信部とを備え、
前記受信装置は、該送信部から送信された選局データを前記データ入力部にて入力し、該選局データに基づいて選局したチャネルの映像信号と音声信号とを前記表示装置の第1の入力部に向けて伝送することを特徴とする映像音声受信システム。
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