JP3786254B2 - コネクタ - Google Patents
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、雄雌のハウジング同士を嵌合させるコネクタの一例として実開平6−56981号公報に記載されたものが知られており、このものは、雄ハウジングのフード部内に雌ハウジングが嵌合される構成となっている。
ところで、この雄ハウジングのフード部は、薄壁状であるから、樹脂成形時に僅かながらも内反りが生じる場合があり、そうなると嵌合時に雌ハウジングが干渉して嵌合抵抗が大きくなってしまう。そこで、嵌合抵抗を低減すべく、両ハウジング間には、嵌合方向と直交する径方向について所定のクリアランスが確保されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、両ハウジング間に上記のようなクリアランスを設けると、両ハウジングを嵌合した状態において、外部からの振動などによって両ハウジングが径方向にがたつくおそれがあり、そうなると両ハウジング内において互いに接続された雄雌の端子金具の接続状態に悪影響が及ぶおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、両コネクタハウジングが嵌合方向と直交する向きに遊動するのを規制することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、内外に嵌まり合う一対のコネクタハウジングのうちのいずれか一方のコネクタハウジングには、他方のコネクタハウジングに圧接して、両コネクタハウジングをその嵌合方向と直交する向きについて相対的に遊動不能に保持可能な押さえ部材が組み付けられており、前記一方のコネクタハウジングには、内側に前記他方のコネクタハウジングを嵌合可能な筒部が設けられるとともに、前記押さえ部材が前記一方のコネクタハウジングの外側に組み付けられ、さらには、前記押さえ部材は、弾性変形可能な本体部を備え、この本体部には、前記一方のコネクタハウジングに対して外側から圧接されるリブと、前記他方のコネクタハウジングに対して外側から圧接される押さえ突部とが設けられることで、前記両コネクタハウジングを外側から挟んで押さえ付け、両コネクタハウジングが前記嵌合方向と直交する方向へ相対的に遊動するのを規制できるようになっている構成としたところに特徴を有する。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記一方のコネクタハウジングには、内側に前記他方のコネクタハウジングを嵌合可能な筒部が設けられるとともに、前記押さえ部材が前記一方のコネクタハウジングの外側に組み付けられているものにおいて、前記筒部には、前記押さえ部材が筒部内へ進入するのを許容する開口部が貫通して設けられているところに特徴を有する。
【0006】
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記押さえ部材は、前記一方のコネクタハウジングに対して、前記他方のコネクタハウジングに非接触とされる仮保持位置と、前記開口部に進入して前記他方のコネクタハウジングに圧接される圧接位置との間で移動可能に組み付けられているところに特徴を有する。
【0007】
請求項4の発明は、請求項2または請求項3に記載のものにおいて、前記一方のコネクタハウジングには、前記押さえ部材の外側に係合して、前記押さえ部材を前記両コネクタハウジングに対して圧接状態に保持可能な保持部が設けられているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
両コネクタハウジングを嵌合した状態では、一方のコネクタハウジングに組み付けた押さえ部材が、他方のコネクタハウジングに圧接することで、両コネクタハウジングが嵌合方向と直交する向きに相対的に遊動するのが規制され、両端子間の接続状態が悪化するのを防ぐことができる。
【0009】
<請求項2の発明>
押さえ部材は、開口部に進入することで、筒部内に嵌合した他方のコネクタハウジングに圧接される。筒部に開口部を設けることにより、筒部に囲まれた他方のコネクタハウジングに対して押さえ部材を圧接させる位置を自由に設定することができるから、設計の自由度が増す。
【0010】
<請求項3の発明>
両コネクタハウジングを嵌合させる前の段階で押さえ部材を予め一方のコネクタハウジングに対して仮保持位置に組み付けておき、嵌合作業後に押さえ部材を圧接位置へ移動させることができる。これにより、嵌合作業を行うまでの間、押さえ部材を一方のコネクタハウジングと一体に管理することができ、部品管理の手間を省くことができる。
【0011】
<請求項4の発明>
保持部により押さえ部材を外側から押さえ付けることで、両コネクタハウジングをより確実に遊動規制することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1ないし図9によって説明する。この第1実施形態では、互いに嵌合可能な雄コネクタハウジング10(以下、単に雄ハウジング10という)と雌コネクタハウジング20(以下、単に雌ハウジング20という)を備えるとともに、雌ハウジング20側に押さえ部材50を組み付けて構成される防水コネクタを示す。なお、以下では両ハウジング10,20における嵌合面側を前方として説明する。
【0013】
雄ハウジング10は、機器と一体的に形成されるとともに、前方へ突出する略角筒状のフード部11を備えている。フード部11内の奥面からは、図1及び図2に示すように、前方へ突出するタブ状の雄端子金具12が幅方向に3本並んで設けられており、両雄端子金具12は雌ハウジング20側に配した雌端子金具24に導通接続されるようになっている。フード部11の上面における幅方向の中央位置には、雌ハウジング20側のロックアーム35が係止可能なロック突部13が上方に突出して設けられている。このロック突部13の前面は、テーパ状に形成されている。フード部11の上面におけるロック突部13の両側方位置には、フード部11の全長にわたって前後に延出する一対のガイドリブ14が上方に突出して設けられている。フード部11の図2の左右の側面における高さ方向のほぼ中央位置には、フード部11の全長にわたって前後に延出する一対のガイドリブ15がそれぞれ側方に突出して設けられている。
【0014】
雌ハウジング20は、図1及び図3に示すように、雌端子金具24を収容可能な端子収容部21と、この端子収容部21を取り囲む筒部22とが連結された構成となっている。そして、これら端子収容部21と筒部22との間に雄ハウジング10のフード部11が嵌合されるようになっている。なお、筒部22と、その内側に嵌合される雄ハウジング10におけるフード部11との間には、径方向について所定のクリアランスが確保されている。
【0015】
端子収容部21には、雌端子金具24を後方から挿入可能なキャビティ23が幅方向に3室並んで設けられている。雌端子金具24は、内部に雄端子金具12と弾性接触可能な山形の弾性接触片25を備えた箱形の接続部26と、被覆の端末にゴム栓27を嵌着した電線Wにゴム栓27ごとかしめ接続されるバレル部28とを前後に備えている。また、このゴム栓27は、キャビティ23の内周面に密着することでキャビティ23内を防水できるようになっている。キャビティ23の下面側には、挿入された雌端子金具24の接続部26のあご部29に係止可能なランス30が設けられている。このランス30は、片持ち状に形成されるとともに、キャビティ23内に挿入される雌端子金具24によって押圧されることで下方の撓み空間内に撓み変形されるようになっている。端子収容部21の周りには、各ランス30の撓み空間内に進入してランス30の撓み変形を規制可能な撓み規制部32を有するフロントリテーナ31が前方から被せ付けられている。端子収容部21の外周面におけるフロントリテーナ31の後側には、ゴムリング33が嵌着されており、このゴムリング33の外周面には、嵌合される雄ハウジング10のフード部11の内周面が密着して、両ハウジング10,20間の防水が図られるようになっている(図7参照)。
【0016】
筒部22は、略角筒状に形成されており、内側の端子収容部21に対してその長さ方向の中央より後ろ寄りの位置で連結されている。筒部22の上部のうち、幅方向の中央部分は、両側方に設けた一対の切欠部34によって他の部分と分離されており、この中央部分がロックアーム35とされている。このロックアーム35は、端子収容部21と連結された基端部36と、基端部36から前後に延出するアーム部37とを備えた片持ち状に形成されており、基端部36を中心としてアーム部37が上下に弾性的に揺動変位可能とされている。アーム部37の前部には、上下に貫通するロック孔38が設けられており、このロック孔38内に雄ハウジング10側のロック突部13が進入可能とされている。またロックアーム35の両側方の切欠部34には、両ハウジング10,20を嵌合するのに伴って、雄ハウジング10のガイドリブ14が進入されるようになっている。筒部22における図3の左右両側部には、一対の膨出部39が側方へ膨出して設けられている。両膨出部39内には、両ハウジング10,20を嵌合するのに伴って、雄ハウジング10側のガイドリブ15が進入可能なガイド溝40が形成されている。
【0017】
さて、この雌ハウジング20の外側には、押さえ部材50が組み付けられている。この押さえ部材50は、図3に示すように、略U字状の本体部51を備えており、この本体部51が雌ハウジング20に対して例えば下方から組み付けられるとともに、雌ハウジング20のうち両膨出部39を含む下半分を挟み込むようにして装着されている。本体部51は、膨出部39に当接される図示左右の上端部が膨出部39の外形に沿って外側へ膨出して形成されており、この膨出部分の内面には、図4及び図5に示すように、前側から順に保持突部52、押さえ突部53がそれぞれ内側に突出して一対ずつ設けられている。保持突部52及び押さえ突部53は、突出端側にかけて先細りとなる四角錐台状に形成されている。両保持突部52は、互いに対向する位置に配され、両押さえ突部53も同様に互いに対向する位置に配されている。また、本体部51の内面後端には、本体部51の全周にわたって内側に突出するとともに端子収容部21の外面に当接可能なリブ54が設けられている。
【0018】
一方、筒部22のうち両膨出部39の側面における後ろ寄りの位置には、筒部22内の空間を側方外部へ開放する一対の開口部41がそれぞれ貫通して設けられている。この開口部41の前側には、膨出部39の厚さを半分程度まで凹ませることで一対の逃がし凹部42がそれぞれ設けられている。これら開口部41及び逃がし凹部42は、側方から視て四角形に形成されている。開口部41内には、押さえ部材50の保持突部52または押さえ突部53が進入可能とされ、また逃がし凹部42内には、押さえ部材50の保持突部52が進入可能とされている。
【0019】
そして、この押さえ部材50は、雌ハウジング20に対して両ハウジング10,20の嵌合方向に沿って前後に移動可能とされており、後側の仮保持位置と前側の圧接位置との2位置に保持されるようになっている。仮保持位置では、図4及び図5に示すように、押さえ部材50が筒部22と端子収容部21とにまたがって配され、本体部51の前部が筒部22の外周面に圧接されるとともに、保持突部52が開口部41内に進入してその周縁に係止することで押さえ部材50が雌ハウジング20に対してぐらつきなく保持される。この保持突部52の突出寸法は、その突出端が開口部41内で留められ、ガイド溝40内には突出しない程度の大きさとされている。このとき、押さえ突部53が筒部22の後端面の直後に配されるとともに、押さえ突部53及びリブ54が端子収容部21の外面に圧接している。
【0020】
一方、圧接位置では、図9に示すように、本体部51のほぼ全域が筒部22の外周面に圧接するとともに、保持突部52が逃がし凹部42内に進入し、押さえ突部53が開口部41内に進入してそれぞれの周縁に係止しており、且つリブ54が筒部22の後端面及び端子収容部21の外面に圧接することで、押さえ部材50が雌ハウジング20に対してぐらつきなく保持される。この押さえ突部53の突出寸法は、膨出部39(開口部41)の厚さ寸法に、筒部22と雄ハウジング10のフード部11との間のクリアランスを足した大きさと同じかそれよりも若干大きくなるように設定されていて、押さえ突部53の突出端がガイド溝40に進入されるガイドリブ15の側面に圧接されるようになっている。なお、押さえ部材50が両位置間を移動する過程では、押さえ突部53が筒部22に乗り上げるのに伴って本体部51が弾性変形されるようになっている。
【0021】
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用について説明する。まず、図5に示すように、雌ハウジング20に対して下方から押さえ部材50を仮保持位置に組み付ける。なお、この押さえ部材50は、雌ハウジング20の後方から組み付けるようにしてもよい。
【0022】
そして、雄ハウジング10に対して雌ハウジング20を嵌合させると、フード部11が筒部22と端子収容部21の間に進入されるとともに、ガイドリブ14がロックアーム35の両側方の切欠部34内に進入し、且つガイドリブ15が膨出部39内のガイド溝40に進入することで、両ハウジング10,20の嵌合動作が円滑に案内される。
【0023】
図6に示すように、ロックアーム35の前端部がロック突部13上に乗り上げるのに伴って、ロックアーム35が弾性変形される。その後、両ハウジング10,20が正規深さまで嵌合されると、図7に示すように、ロック孔38内にロック突部13が進入するとともにロックアーム35が弾性復帰し、ロック突部13の後端面がロック孔38の前側の孔縁に係止して両ハウジング10,20が嵌合状態から離間不能に保持される。このとき、雄端子金具12が雌端子金具24の接続部26内に進入するとともに弾性接触片25に弾性的に接触して両端子金具12,24間の導通が図られる。また、フード部11の内周面にゴムリング33が密着して両ハウジング10,20間が防水される。なお、この嵌合過程では、ガイド溝40内に進入されるガイドリブ15が開口部41内に進入している保持突部52とは非干渉・非接触とされている。
【0024】
両ハウジング10,20の嵌合作業が終わったら、図8に示すように、仮保持位置に配した押さえ部材50を前方の圧接位置へ移動させる。押さえ部材50を前方へ押し込むのに伴って、保持突部52が開口部41を抜け出すとともに押さえ突部53が筒部22に乗り上げることで、本体部51が一旦弾性的に拡開変形されつつ押さえ部材50が前進される。そして、保持突部52と押さえ突部53がそれぞれ逃がし凹部42と開口部41に進入するとともに本体部51が弾性復帰して、図9に示すように、押さえ部材50は圧接位置に保持される。このとき、両開口部41内にそれぞれ進入した両押さえ突部53は、その突出端がガイド溝40に進入した両ガイドリブ15の側面に圧接される。この状態で押さえ部材50は、両ハウジング10,20を外側から挟んで押さえ付けた状態で両ハウジング10,20に圧接されているから、両ハウジング10,20が嵌合方向と直交する径方向へ相対的に遊動するのを規制することができる。もって、両端子金具12,24が擦れ合うなどして、その接続状態が悪化する事態を防ぐことができる。なお、この押さえ部材50は、両ハウジング10,20が相対変位しようとするのに伴って変形しないだけの十分な剛性を有している。
【0025】
以上説明したように本実施形態によれば、雌ハウジング20に組み付けた押さえ部材50により、嵌合状態の両ハウジング10,20を外側から挟み込んで圧接しているから、両ハウジング10,20を嵌合方向と直交する径方向に相対的に遊動不能に保持することができる。
【0026】
さらには、嵌合作業の前に予め押さえ部材50を雌ハウジング20に対して仮保持位置に組み付けることができるから、押さえ部材50を雌ハウジング20と一体に管理でき、部品管理が簡単になって、低コスト化に寄与することができる。しかも、押さえ部材50の押さえ突部53を雄ハウジング10のガイドリブ15に圧接させるのは、両ハウジング10,20の嵌合作業後であり、両ハウジング10,20の嵌合過程では、押さえ突部53がガイドリブ15とは非干渉・非接触とされるから嵌合抵抗が増加することがない。
【0027】
また、筒部22に開口部41を設けるようしたことで、嵌合状態で筒部22に取り囲まれる雄ハウジング10に対して押さえ部材50を圧接させる位置を自由に設定することができ、設計の自由度が高くなっている。
【0028】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図10または図11によって説明する。この第2実施形態では、両ハウジングを遊動規制する機能を向上させたものについて示す。
【0029】
図10に示すように、雌ハウジング20の筒部22における膨出部39の前端部には、保持部60が側方へ突出して設けられている。保持部60は、後方へ開放する袋状に形成されていて、その内側には、押さえ部材50の本体部51の前端部が嵌合可能とされている。保持部60の内側面には、押さえ部材50の進入動作を案内可能なテーパ面61が形成されている。また、この保持部60は、その後端位置が開口部41よりも前方とされている。
【0030】
両ハウジング10,20を嵌合した状態で、押さえ部材50を仮保持位置から圧接位置へ移動させると、図11に示すように、本体部51の前端部が保持部60のテーパ面61に摺接されて案内されつつ、保持部60内に嵌合される。この状態では、保持部60が押さえ部材50の本体部51に係合して、本体部51が外側から押さえ付けられた状態で保持されるから、両ハウジング10,20に対して圧接する押さえ部材50をより緊密に密着させることができ、両ハウジング10,20が径方向に遊動するのをより確実に規制することができる。
なお、その他の構造、作用及び効果は上記した第1実施形態と同様であるため重複する説明は省略する。
【0031】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記した実施形態では、押さえ部材を予め雌ハウジングに対して仮保持位置に組み付けるようにしたものを示したが、両ハウジングを嵌合した後に初めて押さえ部材を組み付けるようにしてもよく、例えば両ハウジングの全周を取り囲む押さえ部材を半割して形成し、両ハウジングを嵌合させた後に半割した押さえ部材を合体させて両ハウジングを外側から挟み付けて圧接するような形態のものも本発明に含まれる。
【0032】
(2)上記した実施形態では、押さえ部材において対向位置に配した一対の押さえ突部が雄ハウジング側に圧接されるものを示したが、例えば3つの押さえ突部を120°の角度間隔を空けた位置に配するなどして、その数を3つ以上としてもよく、また配設位置についても任意に設定することができる。なお、その場合は押さえ突部の数とその配設位置に応じて筒部側に開口部を設けるようにすればよい。
【0033】
(3)上記した実施形態では、雌ハウジングが端子収容部の周りが筒部によって取り囲まれる形態の防水コネクタについて示したが、例えば、雄ハウジングのフード部内にブロック状の雌ハウジングが嵌合される非防水タイプのコネクタについても本発明を適用することができる。そのとき、雄ハウジングの外側に押さえ部材を組み付けるとともにフード部に開口部を設けるようにした場合には、雄ハウジングとそのフード部とが特許請求の範囲に記載した一方のコネクタハウジングと筒部とにそれぞれ相当し、雌ハウジングが特許請求の範囲に記載した他方のコネクタハウジングに相当する。
【0034】
(4)上記した実施形態では、雄ハウジングが機器と一体的に形成されたものについて示したが、例えば雄ハウジングが機器から導出した電線の端末部分に設けられるタイプのものであったり、また雄ハウジングが中継コネクタであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る雄ハウジングと押さえ部材を仮保持位置に組み付けた雌ハウジングの側断面図
【図2】雄ハウジングの正面図
【図3】押さえ部材を仮保持位置に組み付けた雌ハウジングの正面図
【図4】押さえ部材を仮保持位置に組み付けた雌ハウジングの一部切欠平面図
【図5】雌ハウジングに押さえ部材を組み付ける動作を示す側面図
【図6】両ハウジングを嵌合させる途中の段階を示す側断面図
【図7】両ハウジングが正規嵌合した状態を示す側断面図
【図8】図7の一部切欠平面図
【図9】押さえ部材を圧接位置に移動した状態を示す一部切欠平面図
【図10】本発明の第2実施形態に係る両ハウジングが正規嵌合し、押さえ部材が仮保持位置に配された状態を示す一部切欠平面図
【図11】押さえ部材を圧接位置に移動した状態を示す一部切欠平面図
【符号の説明】
10…雄ハウジング(他方のコネクタハウジング)
20…雌ハウジング(一方のコネクタハウジング)
22…筒部
41…開口部
50…押さえ部材
60…保持部
Claims (4)
- 内外に嵌まり合う一対のコネクタハウジングのうちのいずれか一方のコネクタハウジングには、他方のコネクタハウジングに圧接して、両コネクタハウジングをその嵌合方向と直交する向きについて相対的に遊動不能に保持可能な押さえ部材が組み付けられており、
前記一方のコネクタハウジングには、内側に前記他方のコネクタハウジングを嵌合可能な筒部が設けられるとともに、前記押さえ部材が前記一方のコネクタハウジングの外側に組み付けられ、
さらには、前記押さえ部材は、弾性変形可能な本体部を備え、この本体部には、前記一方のコネクタハウジングに対して外側から圧接されるリブと、前記他方のコネクタハウジングに対して外側から圧接される押さえ突部とが設けられることで、前記両コネクタハウジングを外側から挟んで押さえ付け、両コネクタハウジングが前記嵌合方向と直交する方向へ相対的に遊動するのを規制できるようになっていることを特徴とするコネクタ。 - 前記筒部には、前記押さえ部材が筒部内へ進入するのを許容する開口部が貫通して設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記押さえ部材は、前記一方のコネクタハウジングに対して、前記他方のコネクタハウジングに非接触とされる仮保持位置と、前記開口部に進入して前記他方のコネクタハウジングに圧接される圧接位置との間で移動可能に組み付けられていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
- 前記一方のコネクタハウジングには、前記押さえ部材の外側に係合して、前記押さえ部材を前記両コネクタハウジングに対して圧接状態に保持可能な保持部が設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3記載のコネクタ。
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