JP3794219B2 - Work vibration device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークに加振することで、ワークに粉体を充填する若しくは充填された粉体を排出させるワーク振動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、図11に示すような二重管71をパイプベンダー等で曲げるには、二重管71の外管72と内管73との間の空間74にセラミックスボール等の粉体75を充填して、外管72に作用した曲げの圧力が充填された粉体75を介して内管73に作用するようにして、外管72と内管73とを同時に曲げることが行われている。このような二重管71では、図11に示すように、外管72と内管73との間の空間74が一方の端で閉塞されており、他方の端から外管72と内管73との間の空間74に充填材としての粉体75を注入して、次に、エアハンマー77(図12参照)で外管72を打撃して粉体75に加振することで、外管72と内管73との間に粉体75を充填させていた。そして、粉体75の充填後、二重管71の粉体注入口78に栓部材79を嵌合して、パイプベンダー等で二重管71を曲げた後、二重管71に嵌合された栓部材79を治具等を使用して取外し、図12に示すように、再びエアハンマー77で二重管71を打撃することで充填剤としての粉体75を粉体注入口78から排出させることが従来から行われていた。
【0003】
しかしながら、従来のエアハンマー77で二重管71を打撃して充填材としての粉体75を充填する若しくは充填された粉体75を排出させる方法では、エアハンマーの打撃により製品である二重管71が傷付いてしまうため、傷を補修するための工程が増えて作業効率が悪かった。また、エアハンマー77と二重管71とが衝突する際の大きな騒音と振動とが作業環境を悪化させ、さらに、粉塵が雰囲気中に浮遊して機械の摺動部や制御装置に付着することにより、周囲の機械の故障の原因となることがあった。また、二重管71を曲げ加工することで、二重管71の断面形状が変形されるので、曲げ加工後に栓部材79を取外すのは労力のいる面倒な作業であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ワークに傷を付けることなく充填材としての粉体を充填する若しくは充填された粉体を排出することができると共に、騒音および振動の発生を抑制して作業環境を改善するワーク振動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、外管と内管とからなる二重管のワークに粉体を充填する若しくは充填された粉体を排出させるワーク振動装置であって、フレームに設置された発振手段と、発振手段に設置された振動ユニットと、振動ユニットに選択的に配設されてワークを保持するワーク保持部と、粉体収容部とワーク案内部とを有する粉体供給部と、粉体供給部を駆動する第一のシリンダと、内管の開口部を閉塞する内管蓋体と、内管蓋体を駆動する第二のシリンダとを具備することを特徴とする。
【0006】
このように構成することで、ワーク振動装置は、発振手段により振動ユニットを振動させることで、ワーク保持部に保持されたワークを加振することができるので、ワークに充填材としての粉体を充填する若しくは充填された粉体を排出することができる。また、ワーク振動装置は、第一のシリンダで粉体供給部を駆動することにより、ワークがワーク案内部に案内されると共に、粉体供給部がワークに連結されて、第二のシリンダで内管蓋体を駆動することにより、内管蓋体が内管の開口部を閉塞して内管の開口部に充填材としての粉体が流入するのを防止することができる。
【0007】
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、外管と内管とからなる二重管のワークに粉体を充填する若しくは充填された粉体を排出させるワーク振動装置であって、フレームに設置された発振手段と、発振手段に設置された振動ユニットと、振動ユニットに選択的に配設されてワークを保持するワーク保持部と、粉体の注入後に二重管の粉体注入口に嵌合される栓部材の溝部に係合する係合部と、係合部を支持するスライドベースと、スライドベースを駆動する第三のシリンダと、栓部材の溝部に係合した係合部を打撃するハンマーと、ハンマーを駆動する第四のシリンダとを具備することを特徴とする。
【0008】
このように構成することで、ワーク振動装置は、第三のシリンダを駆動してスライドベースをスライド移動することにより、ワークに嵌合された栓部材の溝部に係合部を係合して、次に、第四のシリンダを駆動して栓部材に係合した係合部を打撃することにより、栓部材をワークから脱落させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態のワーク振動装置を図1ないし図10に基づいて説明する。本実施の形態のワーク振動装置は、発振手段としてのパーツフィーダによりワークを加振することで、充填材としてのセラミックスボールをワークに充填させる充填装置と、充填されたセラミックスボールをワークから排出させる排出装置とが有り、ワークとしての二重管を振動ユニットに装着すると共にワーク保持部で保持させて、発振手段としてのパーツフィーダにより振動ユニットを振動させてワークを加振することにより、二重管の外管と内管との間の空間に充填材としてのセラミックスボールを充填する若しくは充填されたセラミックスボールを排出させる構造になっている。
【0010】
次に、ワーク振動装置である充填装置1の概略の構成を説明する。本実施の形態の充填装置1は、図1および図2に示すように、本体フレーム2と、本体フレーム2に設置された発振手段としてのパーツフィーダ3と、パーツフィーダ3の振動子4に設置されてワークとしての二重管5が装着される振動ユニット6とで構成され、パーツフィーダ3を作動して振動ユニット6を振動させることでワークとしての二重管5を加振することにより、二重管5に充填材としてのセラミックスボール7(図3参照)を充填させる構造になっている。
【0011】
次に、充填装置1の構成を詳細に説明する。発振手段としてのパーツフィーダ3は、図1に示すように、免振部材としての防振ゴム8を介して本体フレーム2に設置されることにより、発振手段としてのパーツフィーダ3の振動を本体フレーム2に伝達しない構造になっている。また、パーツフィーダ3は、振動周波数制御手段としての周波数制御装置(図示せず)により制御されており、振動周波数を所望に調整できるよう構成されている。
【0012】
また、振動ユニット6は、図1および図2に示すように、パーツフィーダ3の振動子4に取付けられる基板9に、ワークの上端部を支持すると共に充填材としてのセラミックスボール7を収容する粉体供給部10と、ワークを保持するワーク保持部11と、ワークの下端部を支持するワーク支持部12とを設けて構成されており、ワーク支持部12でワークとしての二重管5を支持すると共にワーク保持部11でワークを保持して、パーツフィーダ3の振動によりワークとしての二重管を加振して粉体供給部10に収容されたセラミックスボール7を二重管5の外管13と内管14との間の空間15(図3参照)に充填する構造になっている。
【0013】
粉体供給部10は、図3に示すように、充填材としてのセラミックスボール7を収容する粉体収容部16と、ワークとしての二重管5の上部を案内して上端部を支持するワーク案内部17とで構成されており、基板9に設けられた第一のシリンダ18(図1参照)を駆動することで昇降するよう構成され、第一のシリンダ18を駆動して粉体供給部10を下降させることで、二重管5の内管14がワーク案内部17の内壁17aに設けられた爪部19に案内されて、外管13の端部13aがワーク案内部17の開口部に段差を設けることで形成された当接部17bに当接される構造になっている。また、粉体供給部10には、図1ないし図3に示すように、内管14の開口部14aを閉塞して内管14の開口部14bにセラミックスボール7が流入されるのを防ぐ内管蓋体20が設けられており、粉体供給部10のフレーム21に設けられた第二のシリンダ22の駆動により内管蓋体20が昇降されて、第二のシリンダ22を駆動して内管蓋体20を下降させることで、内管14の開口部14aが閉塞される構造になっている。
【0014】
また、ワーク支持部12は、図2に示すように、略コの字状に形成された支持枠23を基板9上から垂下するようにして設けると共に、支持部材25を支持枠23の桟部23aにボルト51で固定するようにして構成されており、図4に示すように、予め外管13と内管14との間の空間15が閉塞されている側の端の開口部5bを支持部材25に嵌合することでワークとしての二重管5を支持する構造になっている。また、ワーク保持部11は、略コの字状のブロックで構成されており、振動ユニット6の基板9には、ワークとしての二重管5の外径に適合したワーク保持部11が選択されて設置される構造になっている。なお、ワーク保持部11の略コの字状の内側部分には、ワークとしての二重管5が傷付くのを防ぐためのナイロン樹脂等の板が取付けられている。
【0015】
次に、ワーク振動装置である排出装置30の概略について説明する。なお、前述した充填装置1と構成が同じ部分については同じ名称および符号を用いて該説明を省く。本実施の形態の排出装置30は、図6および図7に示すように、本体フレーム2と、本体フレーム2に設置された発振手段としてのパーツフィーダ3と、パーツフィーダ3の振動子4に取付けられて曲げ加工後の二重管5が装着される振動ユニット6と、充填材としてのセラミックスボール7が充填された後に二重管5の粉体注入口5aに嵌合される栓部材31を抜き取る栓抜ユニット32とで構成されており、曲げ加工後の二重管5を振動ユニット6に装着して、栓抜ユニット32で二重管5に嵌合された栓部材31を抜き取ることで二重管5の粉体注入口5aを開口させて、パーツフィーダ3を駆動して振動ユニット6を振動させることでワークとしての二重管に加振することにより、二重管5の外管13と内管14との間の空間15に充填された充填材としてのセラミックスボール7を排出させる構造になっている。
【0016】
次に、本実施の形態の排出装置30の構成を詳細に説明する。まず、振動ユニット6は、図6および図7に示すように、発振手段としてのパーツフィーダ3の振動子4に取りつけられた基板9に、ワークとしての二重管5を保持するワーク保持部11と、外管13から突出された内管14(図5参照)を支持することで二重管5を支持するワーク支持部12とを配設することで構成されており、パーツフィーダ3を駆動して振動ユニット6を振動させて二重管5を加振することにより、二重管5に充填された充填材としてのセラミックスボール7を排出させる構造になっている。
【0017】
また、ワーク支持部12は、図7に示すように、略コの字状に形成された支持枠23を基板9上から垂下するようにして設けると共に、支持部33を支持枠23の桟部23aに形成することで構成されており、二重管5の外管13から突出された内管14の開口部14a(図5参照)を支持部33に嵌合することでワークとしての二重管5の下端部を支持する構造になっている。また、ワーク保持部11は、略コの字状のブロックで構成されており、振動ユニット6の基板9には、ワークとしての二重管5の外径に適合したワーク保持部11が選択されると共に、該ワーク保持部11を二重管5の曲げ形状に合わせて配設して構成されている。なお、ワーク保持部11の略コの字状の内側部分には、ワークとしての二重管5が傷付くのを防ぐためのナイロン樹脂等の板が取付けられている。
【0018】
次に、栓抜ユニット32について説明する。二重管5には、図6に示すように、充填材としてのセラミックスボール7の充填後に、粉体注入口5a(図5R>5参照)に、側面に溝部31aが形成されたリング形状の栓部材31が嵌合される。排出装置30は、栓抜ユニット32により二重管5から栓部材31を抜き取り、粉体注入口5aを開口させることで粉体注入口5aから充填材としてのセラミックスボール7を排出する構造になっている。また、栓抜ユニット32は、図6および図7に示すように、栓部材31に設けられた溝部31aに係合するようにして形成された係合部34と、係合部34を支持するスライドベース35と、スライドベース35を摺動自在に支持する一対のレールガイド36と、本体フレーム2の所定の位置に設けられスライドベース35を図6の矢印A方向にスライド移動させる第三のシリンダ37とを具備しており、第三のシリンダ37を駆動してスライドベース35を図8の矢印B方向に移動させることにより係合部34が栓部材31の溝部31aに係合されて(図9参照)、次に、本体フレーム2に取付けられた第四のシリンダ39を駆動することでハンマー部38により係合部34を打撃して栓部材31を脱落させる構造になっている。
【0019】
スライドべース35には、図8に示すように、ベースプレート35a上に、一対のガイドポスト40およびエアシリンダ41が配設されており、エアシリンダ41をシャフトを突出させる方向に駆動することで、係合部34がガイドポスト40に案内されて押し上げられると共に、ガイドポスト40により栓部材31に形成された溝部31aに係合される高さに保持される構造になっている。また、栓抜ユニット32は、図6および図9に示すように、第三のシリンダ37を駆動してスライドベース35を前進移動(図8の矢印B方向)させることで、係合部34が栓部材31の溝部31aに係合されると共に、スライドベース35のベースプレート35aの上面でワーク支持部12の支持枠23の桟部23a底面に形成されたスペーサ23bを受ける構造になっている。
【0020】
また、二重管5から排出された充填材としてのセラミックスボール7は、図7に示すように、フェンス42で周囲への飛散が防止されてネット部材43のネット上に落下して、ネット部材43を本体フレーム2に設けられた第五のシリンダ44で振動させることにより、破損したセラミックスボール7の破片等がネット部材43の下方に載置された廃棄用ボックス45に集積されると共に、リサイクル可能なセラミックスボール7がネット部材43に形成された図示しない通路を通ってリサイクル用ボックス46に集積される構造になっている。
【0021】
このような構成において、本実施の形態のワーク振動装置における作用について説明する。以下に、ワークとしての二重管5の曲げの工程に基づいて、ワーク振動装置としての充填装置1および排出装置30の作用について説明する。
【0022】
まず、図4に示すように、二重管5の開口部5bを充填装置1のワーク支持部12に取付けられた支持部材25に嵌合することでワークとしての二重管5の下端部を支持させると共に、二重管5をワーク保持部11で保持させることで、図2に示すように、ワークとしての二重管5を充填装置1の振動ユニット6に載置する。
【0023】
次に、第一のシリンダ18を駆動することで、粉体供給部10がワーク案内部17に設けられた爪部19で外管13から突出された内管14を案内しながら下降して、図3に示すように、ワーク案内部17の開口部に形成された当接部17bが外管13の端部13aに当接することで、ワーク支持部11とワーク案内部17とで外管13が挟持され、第二のシリンダ22を駆動することにより、内管蓋体20が下降して外管13から突出した内管14の開口部14aを閉塞すると共に、ワーク支持部11と内管蓋体20とで内管14が挟持されて、充填装置1の振動ユニット6にワークとしての二重管5のセットが終了する。
【0024】
次に、粉体収容部16に充填材としてのセラミックスボール7を投入して、発振手段としてのパーツフィーダ3を作動させ振動ユニット6を振動させることにより、粉体収容部16に収容されたセラミックスボール7が加振されて、二重管5の粉体注入口5aから外管13と内管14との間の空間15に流入して、二重管5の外管13と内管14との間の空間15に充填材としてのセラミックスボール7を充填することができる。この際に、振動周波数制御手段としての周波数制御装置によりパーツフィーダ3の振動周波数を調整することで、二重管5に効率的にセラミックスボール7を充填させるパーツフィーダ3の振動周波数を容易に得ることができる。
【0025】
二重管5にセラミックスボール7が充填された後、第二のシリンダ22を駆動して内管蓋体20を上昇させ、第一のシリンダ18を駆動して粉体供給部10を上昇させることで、二重管5の粉体注入口5aが開口されて、二重管5を充填装置1から取外した後で該開口された粉体注入口5aに、図示しない圧入機によりリング形状の栓部材31が嵌合される。
【0026】
二重管5をパイプベンダ等により曲げ加工して、曲げ加工終了後、図6および図7に示すように、外管13から突出した内管14の開口部14aを排出装置30のワーク支持部12の支持部33に嵌合する(図8R>8参照)と共に、ワークの外管13部分をワーク保持部11に保持させることで、二重管5を排出装置30の振動ユニット6に装着する。
【0027】
次に、第三のシリンダ37を駆動してスライドベース35を図8の矢印B方向にスライド移動することで、図9に示すように、ベースプレート35aがワーク支持部12の底面に形成されたスペーサ23bを載置するような位置に位置されると共に、係合部34が栓部材31の溝部31aに係合されて、第四のシリンダ39を駆動してハンマー部38で係合部34を打撃することにより、図10に示すように、二重管5に嵌合された栓部材31が脱落して、充填材としてのセラミックスボール7を排出するための粉体注入口5aが開口される。
【0028】
次に、発振手段としてのパーツフィーダ3を作動することで、振動ユニット6に装着された二重管5が加振されて、二重管5の粉体注入口5aからセラミックスボール7が排出される。排出されたセラミックスボール7は、排出装置30の本体フレーム2に設けられたネット部材43上に落下して、第五のシリンダ44を駆動してネット部材43を加振することで、廃棄するセラミックスの破片がネット部材43の下方に載置された廃棄用ボックス45に集積されると共に、リサイクルされるセラミックスボール7がリサイクル用ボックス46に集積される。また、振動周波数制御手段としての周波数制御装置によりパーツフィーダ3の振動周波数を調整することで、二重管5から効率的にセラミックスボール7が排出されるパーツフィーダ3の振動周波数を得ることができる。
【0029】
したがって、本実施の形態のワーク振動装置は、発振手段としてのパーツフィーダ3を装備することで、パーツフィーダ3の振動により振動ユニット6に装着されたワークが加振されるので、ワークを直接打撃することがなく製品の表面を傷付けてしまうことがない。また、騒音を発生することがないので、防音設備を設置する必要がなく、装置全体を小型化することができる。また、発振手段としてのパーツフィーダ3の振動周波数は、周波数制御装置により制御されているので、パーツフィーダ3の振動周波数の調整が簡単で、充填材としてのセラミックスボール7の充填および充填されたセラミックスボール7の排出をより効率的に行うことができる。また、充填材が粒子の微細な粉体である場合には、周波数制御手段により発振手段としてのパーツフィーダ3の振動周波数を調整することで発生する粉塵の量を調節することができ、作業環境を改善することができる。
【0030】
また、ワーク振動装置は、ワーク形状に合わせてワーク支持部12に設けられた支持部材25を交換すると共に、ワーク形状に合わせてワーク保持部11を配設することで、容易に多様な形状のワークに対応させることができる。また、排出装置30においては、係合部34をワークに嵌合された栓部材31の溝部31aに係合させて、該係合部34をハンマー部38で打撃することにより栓部材31を脱落させることができ、充填材を排出させるための開口部(粉体注入口5a)を容易に開口させることができ、作業を効率化することができる。さらに、排出装置30は、ワークから排出された充填材としてのセラミックスボール7を廃棄用とリサイクル用とに分別して集積することができるので、後処理が容易で環境および作業者への負担を軽減することができる。
【0031】
【発明の効果】
本ワーク振動装置によれば、発振手段としてのパーツフィーダにより振動ユニットを振動させることで、ワーク保持部に保持されたワークが加振されるので、エアハンマー等でワークを打撃して製品の表面を傷付けてしまうことなく、充填材としての粉体を充填する若しくは排出させることができ、また、騒音が抑制されているので防音設備が不要となり、装置全体を小型化することができる。さらに、粉塵の発生が少なく、また、免振部材により振動が本体フレームに伝達されないので、装置の故障を防止することができる。また、ワークが変更される場合には、ワーク支持部に着脱自在に設けられた支持部を交換するすることにより対応することができるので、容易に多様なワークに適合させることができる。
【0032】
また、本ワーク振動装置によれば、充填装置において、ワークが二重管の場合には、第一のシリンダを駆動することにより、粉体供給手段としての粉体供給部がワーク案内部により内管を案内しながら下降して外管の端部に当接することでワークとしての二重管に連結されて、第二のシリンダを駆動することにより、内管の開口部が内管蓋体で閉塞されるので、発振手段により振動ユニットを振動させることで、外管と内管との間の空間に、粉体収容部に収容された充填材としての粉体を容易に注入して充填させることができる。
【0033】
また、本ワーク振動装置によれば、排出装置において、第三のシリンダを駆動することにより、スライドベースがスライド移動されて係合部がワークに嵌合された栓部材の溝部に係合されて、第四のシリンダを駆動することにより、ハンマー部が栓部材の溝部に係合した係合部を打撃して栓部材をワークから脱落させるので、ワークに嵌合された栓部材を容易に取り外すことができ、作業の効率を向上させることができる。
【0034】
また、本ワーク振動装置によれば、振動周波数制御手段としての周波数制御装置により発振手段としてのパーツフィーダの振動周波数が制御されているので、振動ユニットの振動を容易に調整して振動ユニットの振動を調整することができ、ワークへの充填材としての粉体の充填および充填された粉体の排出を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の充填装置の構造を示す側面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態の充填装置の構造を示す正面図である。
【図3】 本発明の一実施の形態の充填装置の粉体供給部の説明図である。
【図4】 本発明の一実施の形態の充填装置の支持部材に二重管の下端部が支持された状態を示す説明図である。
【図5】 外管から内管が突出された状態を示す二重管の説明図である。
【図6】 本発明の一実施の形態の排出装置の構造を示す側面図である。
【図7】 本発明の一実施の形態の排出装置の構造を示す正面図である。
【図8】 本発明の一実施の形態の栓抜ユニットの構造を示す説明図である。
【図9】 本発明の一実施の形態の係合部が栓部材の溝部に嵌合された状態を示す説明図である。
【図10】 本発明の一実施の形態の栓抜ユニットにより栓部材が脱落された状態を示す説明図である。
【図11】 二重管に充填材としての粉体が充填されて、粉体注入口に栓部材が嵌合された状態を示す説明図である。
【図12】 従来のエアハンマーで打撃することにより、ワークとしての二重管に加振する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 充填装置、2 本体フレーム、3 パーツフィーダ(発振手段)、5 二重管、5a 粉体注入口、6 振動ユニット、7 セラミックスボール(粉体)、10 粉体供給部、11 ワーク保持部、13 外管、14 内管、14a 開口部、16 粉体収容部、17 ワーク案内部、18 第一のシリンダ、20 内管蓋体、22 第二のシリンダ、30 排出装置、31 栓部材、31a 溝部、34 係合部、35 スライドベース、37 第三のシリンダ、38 ハンマー部、39 第四のシリンダ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a workpiece vibration device that fills a workpiece with powder or discharges the filled powder by vibrating the workpiece.
[0002]
[Prior art]
In general, to bend the
[0003]
However, in the conventional method of hitting the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present invention has been made in view of the above circumstances, and can fill the powder as the filler or discharge the filled powder without damaging the work, and can generate noise and vibration. An object of the present invention is to provide a work vibration device that improves the work environment by suppressing the above.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to
[0006]
With this configuration, the work vibration device can vibrate the work held by the work holding unit by vibrating the vibration unit by the oscillating means, so that powder as a filler can be applied to the work. The filled or filled powder can be discharged. In addition, the workpiece vibration device drives the powder supply unit with the first cylinder so that the workpiece is guided to the workpiece guide unit, and the powder supply unit is connected to the workpiece, and the second cylinder By driving the tube lid, it is possible to prevent the inner tube lid from closing the opening of the inner tube and causing powder as a filler to flow into the opening of the inner tube .
[0007]
Further, the invention according to
[0008]
By configuring in this way, the workpiece vibration device engages the engaging portion with the groove portion of the plug member fitted to the workpiece by driving the third cylinder and slidingly moving the slide base, Next, the plug member can be detached from the work by driving the fourth cylinder and hitting the engaging portion engaged with the plug member.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A workpiece vibration device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The workpiece vibration device according to the present embodiment vibrates the workpiece with a parts feeder as an oscillating means, thereby filling the workpiece with ceramic balls as a filler, and discharging the filled ceramic balls from the workpiece. There is a discharge device, a double pipe as a work is mounted on the vibration unit and held by the work holding part, and the work is vibrated by a parts feeder as an oscillating means to vibrate the work. The space between the outer tube and the inner tube of the tube is filled with a ceramic ball as a filler, or the filled ceramic ball is discharged.
[0010]
Next, a schematic configuration of the
[0011]
Next, the configuration of the
[0012]
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the
[0013]
As shown in FIG. 3, the
[0014]
Further, as shown in FIG. 2, the
[0015]
Next, an outline of the
[0016]
Next, the configuration of the
[0017]
Further, as shown in FIG. 7, the
[0018]
Next, the
[0019]
As shown in FIG. 8, the
[0020]
Further, as shown in FIG. 7, the
[0021]
With this configuration, the operation of the workpiece vibration device according to the present embodiment will be described. Below, based on the process of the bending of the
[0022]
First, as shown in FIG. 4, the lower end portion of the
[0023]
Next, by driving the
[0024]
Next, a
[0025]
After the
[0026]
The
[0027]
Next, the
[0028]
Next, by operating the
[0029]
Therefore, since the workpiece vibration device according to the present embodiment is equipped with the
[0030]
In addition, the work vibration device easily replaces the
[0031]
【The invention's effect】
According to this work vibration device , the work held by the work holding part is vibrated by vibrating the vibration unit with a parts feeder as an oscillating means. The powder as the filler can be filled or discharged without being damaged, and since noise is suppressed, no soundproofing equipment is required and the entire apparatus can be downsized. Further, the generation of dust is small, and the vibration is not transmitted to the main body frame by the vibration isolation member, so that the failure of the apparatus can be prevented. Further, when the workpiece is changed, it can be dealt with by exchanging the support portion detachably provided on the workpiece support portion, so that it can be easily adapted to various workpieces.
[0032]
Further , according to the workpiece vibration device , in the filling device, when the workpiece is a double pipe, the first cylinder is driven so that the powder supply unit as the powder supply unit is inserted by the workpiece guide unit. It is connected to the double pipe as a work by descending while guiding the pipe and coming into contact with the end of the outer pipe. By driving the second cylinder, the opening of the inner pipe is the inner pipe lid. Since it is closed, the vibration unit is vibrated by the oscillating means, so that the powder as the filler contained in the powder container can be easily injected and filled into the space between the outer tube and the inner tube. be able to.
[0033]
Further , according to the work vibration device , in the discharge device, by driving the third cylinder, the slide base is slid and the engagement portion is engaged with the groove portion of the plug member fitted to the work. By driving the fourth cylinder, the hammer portion strikes the engaging portion engaged with the groove portion of the plug member to drop the plug member from the workpiece, so that the plug member fitted to the workpiece is easily removed. It is possible to improve the work efficiency.
[0034]
Further , according to the workpiece vibration device, since the vibration frequency of the parts feeder as the oscillation means is controlled by the frequency control device as the vibration frequency control means, the vibration of the vibration unit can be easily adjusted by adjusting the vibration of the vibration unit. Thus, the filling of the powder as the filler to the workpiece and the discharging of the filled powder can be performed efficiently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a structure of a filling apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing a structure of a filling device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a powder supply unit of the filling device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory view showing a state in which the lower end portion of the double pipe is supported by the support member of the filling device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a double pipe showing a state in which the inner pipe protrudes from the outer pipe.
FIG. 6 is a side view showing the structure of the discharge device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a front view showing the structure of the discharge device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is an explanatory view showing the structure of a bottle opener unit according to an embodiment of the present invention.
FIG. 9 is an explanatory view showing a state in which the engaging portion according to the embodiment of the invention is fitted in the groove portion of the plug member.
FIG. 10 is an explanatory view showing a state in which the plug member is dropped by the plug removing unit according to the embodiment of the present invention.
FIG. 11 is an explanatory diagram showing a state in which powder as a filler is filled in a double tube and a plug member is fitted into a powder injection port.
FIG. 12 is an explanatory view showing a state in which vibration is applied to a double pipe as a work by striking with a conventional air hammer.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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