JP3803864B2 - 光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット - Google Patents
光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3803864B2 JP3803864B2 JP2001352593A JP2001352593A JP3803864B2 JP 3803864 B2 JP3803864 B2 JP 3803864B2 JP 2001352593 A JP2001352593 A JP 2001352593A JP 2001352593 A JP2001352593 A JP 2001352593A JP 3803864 B2 JP3803864 B2 JP 3803864B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- reflective layer
- alloy
- silver alloy
- optical recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体レーザーなどのレーザービームを用いて音声、映像、文字などの情報信号を再生あるいは記録・再生・消去を行う光記録ディスク(CD−RW,DVD−RAM)などの光記録媒体の構成層である半透明反射層または反射層(以下、両者を含めて反射層と呼ぶ)をスパッタリング法にて形成するための銀合金スパッタリングターゲットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光記録ディスク(CD−RW,DVD−RAM)などの光記録媒体の反射層としてAgまたはAg合金反射層が使用されており、このAgまたはAg合金反射層は400〜830nmの幅広い波長域での反射率が高く、特に光記録媒体の高密度化記録に用いられる短波長のレーザー光に対して反射率が大きいので好適であるとされている。
前記AgまたはAg合金反射層の形成には、Ag、またはAg−Cu合金、Ag−Ni合金などのAg合金からなるターゲットをスパッタすることにより形成されることが知られている(特開昭57−186244号公報参照、特開2001−35014号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、光記録媒体の中でも記録層に相変化記録材料を用い、繰り返し記録・再生・消去を行う光記録媒体においては、記録・再生・消去の繰り返し回数が増大するにつれて、AgまたはAg合金反射層の反射率が低下し、長期に亘る十分な記録再生耐性が得られなかった。
この原因の一つとして光記録媒体に繰り返し記録・再生・消去を行うと、レーザー光の照射によりAg反射層の加熱冷却が繰り返され、それによってAg反射層が再結晶化し、結晶粒が粗大化することによって反射率が低下することを突き止めた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者らは、記録・再生・消去の繰り返し回数が増大しても反射層の反射率が低下することの少ないAg合金反射層を得るべく研究を行った。その結果、
(イ)AgにCuおよびNiを共に添加した銀合金からなるターゲットを用いてスパッタすることにより得られた銀合金反射層は、従来のAg、Ag−Cu合金またはAg−Ni合金からなるターゲットをスパッタすることにより形成された銀合金反射層に比べて、レーザービームの繰り返し照射による繰り返し加熱冷却を受けても結晶粒が粗大化することが一層少なく、このCuおよびNiを共に含有する銀合金反射層の成分組成はCu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含み、残部がAgであることが好ましい、
(ロ)Cu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含み、さらにCa,Be,Siから選ばれる1種または2種以上の合計:0.005〜0.05質量%を含有し、残部がAgである組成の銀合金ターゲットを用いてスパッタリングすることにより得られた銀合金反射層は、レーザービームの繰り返し照射に伴う繰り返し加熱冷却を受けても結晶粒が粗大化することが一層少なく、したがって、長期間使用しても反射率の低下が極めて少ない、
(ハ)Cu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含み、さらにDy,La,Nd,Tb,Gdから選ばれる1種または2種以上の合計:0.1〜3質量%を含み、残部がAgである組成の銀合金ターゲットを用いてスパッタリングすることにより得られた銀合金反射層は、レーザービームの繰り返し照射に伴う繰り返し加熱冷却を受けても結晶粒が粗大化することが一層少なく、したがって、長期間使用しても反射率の低下が極めて少ない、
(ニ)Cu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含み残部がAgである組成の銀合金に、さらにCa,Be,Siから選ばれる1種または2種以上の合計:0.005〜0.05質量%とDy,La,Nd,Tb,Gdから選ばれる1種または2種以上の合計:0.1〜3質量%とを共に含んだ銀合金ターゲットを用いてスパッタリングすることにより得られた銀合金反射層でも同じ効果が得られる、
という研究結果が得られたのである。
【0005】
この発明は、かかる研究結果に基づいて成されたものであって、
(1)Cu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含有し、残部がAgである組成の銀合金からなる光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット、
(2)Cu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含有し、さらにCa,Be,Siから選ばれる1種または2種以上の合計:0.005〜0.05質量%を含有し、残部がAgである組成の銀合金からなる光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット、
(3)Cu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含有し、さらにDy,La,Nd,Tb,Gdから選ばれる1種または2種以上の合計:0.1〜3質量%を含有し、残部がAgである組成の銀合金からなる光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット、
(4)Cu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含有し、さらにCa,Be,Siから選ばれる1種または2種以上の合計:0.005〜0.05質量%を含有し、さらにDy,La,Nd,Tb,Gdから選ばれる1種または2種以上の合計:0.1〜3質量%を含有し、残部がAgである組成の銀合金からなる光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット、
に特徴を有するものである。
【0006】
この発明の銀合金反射層を形成するためのスパッタリングターゲットは、原料としていずれも純度:99.99質量%以上の高純度Agおよび高純度Cu、並びに純度:99.9質量%以上のNi、Dy,La,Nd,TbおよびGdを用意し、これら原料を高真空または不活性ガス雰囲気中で溶解し、得られた溶湯を真空または不活性ガス雰囲気中で鋳造してインゴットを作製し、これらインゴットを熱間加工したのち機械加工することにより製造することができる。
【0007】
Agへの固溶が殆どないCa,BeおよびSiについては、それぞれの各元素の濃度が0.20質量%となるようにAgを配合した後、高周波真空溶解にて溶解し、溶解後炉内圧力が大気圧となるまでArガスを充填した後黒鉛製鋳型に鋳造してCa,BeおよびSiを含むAgの母合金を作製し、また同様にAgへの固溶が殆どないNiについてはNiの濃度が5〜95質量%となるようにCuを配合した後、高周波真空溶解にて溶解し、溶解後真空雰囲気にて黒鉛製鋳型に鋳造してNiを含むCuの母合金を作製し、これら母合金を必要に応じてCuとともに添加して溶解し鋳造することによりインゴットを作製し、得られたインゴットを熱間加工したのち機械加工することにより製造することができる。
【0008】
次に、この発明のAg合金からなる反射層およびこのAg合金からなる反射層を形成するためのスパッタリングターゲットにおける成分組成を前記の如く限定した理由を説明する。
【0009】
Cu:
Cuは、Agに固溶して結晶粒の強度を高め、結晶粒の再結晶粒化を防止し、スパッタにより形成された反射層の反射率の低下を抑制する効果があるが、Cuを0.5質量%未満含んでも十分な結晶粒の再結晶粒化を防止することができないので反射層の反射率の低下を抑止することができず、一方、Cuが4.05質量%を越えて含有すると、スパッタにより形成されたAg合金反射層の内部応力が大きくなり、反射層が剥がれやすくなるので好ましくない。したがって、Ag合金反射層およびこのAg合金反射層を形成するためのスパッタリングターゲットに含まれるこれらCuの含有量は0.5〜4.05質量%(一層好ましくは1.0〜3質量%)に定めた。
【0010】
Ni:
Niは、Agにほとんど固溶せず、結晶粒界に析出することにより結晶粒同士の結合を防止し、反射層の結晶粒の再結晶粒化を防止し、スパッタにより形成された反射層の反射率の低下を抑制する効果があるが、Niを0.05質量%未満含んでも格段の効果が得られず、一方、Niが2質量%を越えて含有すると、膜応力が大きくなり、スパッタ直後に膜にクラックが入るので好ましくない。したがって、Ag合金反射層およびこのAg合金反射層を形成するためのスパッタリングターゲットに含まれるこれらNiの含有量は0.05〜2質量%(一層好ましくは0.1〜1.5質量%)に定めた。
【0011】
Ca,Be,Si:
これら成分は、Niと同様にAgに殆ど固溶せず、結晶粒界に析出することにより結晶粒同士の結合を防止し、Ag合金反射層の再結晶化防止をさらに促進する成分であるが、これら成分の1種または2種以上を合計で0.005質量%未満含んでも格段の効果が得られず、一方、これら成分の1種または2種以上を合計で0.05質量%を越えて含有すると、ターゲットが著しく硬化し、ターゲットの作製が困難になるので好ましくない。したがって、Ag合金反射層およびこのAg合金反射層を形成するためのスパッタリングターゲットに含まれるこれら成分の含有量は0.005〜0.05質量%(一層好ましくは0.010〜0.035質量%)に定めた。
【0012】
Dy,La,Nd,Tb,Gd:
これら成分は、Agとの反応により金属間化合物を結晶粒界に形成して結晶粒同士の結合を防止し、Ag合金反射層の再結晶化防止をさらに促進する成分であるが、これら成分の1種または2種以上を合計で0.1質量%未満含んでも格段の効果が得られず、一方、これら成分の1種または2種以上を合計で3質量%を越えて含有すると、ターゲットが著しく硬化し、ターゲットの作製が困難になるので好ましくない。したがって、Ag合金反射層およびこのAg合金反射層を形成するためのスパッタリングターゲットに含まれるこれら成分の含有量は0.1〜3質量%(一層好ましくは0.2〜1.5質量%)に定めた。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施例1
原料として、いずれも純度:99.99質量%以上の高純度Agおよび高純度Cuを用意した。さらにNiについてはAgへの固溶が殆ど無いので、NiをCuと共に高周波真空溶解炉で溶解し、黒鉛鋳型に鋳造して予めNiを含むCuの母合金を作製しておき、これを原料として用意した。これら用意したAg、CuおよびNiを含むCuの母合金を高周波真空溶解炉で溶解し、得られた溶湯をArガス雰囲気中で黒鉛鋳型に鋳造してインゴットを作製し、これらインゴットを600℃、2時間加熱した後、圧延し、次いで機械加工することにより直径:125mm、厚さ:5mmの寸法を有し、表1に示される成分組成を有する本発明ターゲット1〜8、比較ターゲット1〜3および従来ターゲット1〜2製造した。
【0013】
これら本発明ターゲット1〜8、比較ターゲット1〜3および従来ターゲット1〜2をそれぞれ無酸素銅製のバッキングプレートにはんだ付けし、これを直流マグネトロンスパッタ装置に装着し、真空排気装置にて直流マグネトロンスパッタ装置内を1×10-4Paまで排気した後、Arガスを導入して1.0Paのスパッタガス圧とし、続いて直流電源にてターゲットに100Wの直流スパッタ電力を印加し、前記ターゲットに対抗しかつ70mmの間隔を設けてターゲットと平行に配置した直径:30mm、厚さ:0.5mmのガラス基板と前記ターゲットの間にプラズマを発生させ、厚さ:100nmのAg合金反射膜を形成した。
【0014】
このようにして形成した各Ag合金反射膜の成膜直後の反射率を分光光度計により測定した。その後、形成した各Ag合金反射膜を温度:80℃、相対湿度:85%の恒温恒室槽にて200時間保持したのち、再度同じ条件で反射率を測定した。得られた反射率データから、波長:400nmおよび650nmにおける各反射率を求め、その結果を表1に示して光記録媒体の反射膜として記録再生耐性を評価した。
【0015】
【表1】
【0016】
表1に示される結果から、この発明の本発明ターゲット1〜8を用いてスパッタリングを行うことにより得られた反射層は、比較ターゲット1〜3および従来ターゲット1〜2を用いてスパッタリングを行うことにより得られた反射層に比べて、温度:80℃、相対湿度:85%の恒温恒室槽にて200時間保持後の反射率の低下が少ないことがわかる。
【0017】
実施例2
原料として純度:99.9質量%以上のCa,BeおよびSiを用意した。Ca,BeおよびSiはAgへの固溶が殆どないので、それぞれの各元素の濃度が0.20質量%となるよにAgを配合した後、高周波真空溶解にて溶解し、溶解後炉内圧力が大気圧となるまでArガスを充填したのち黒鉛製鋳型に鋳造することにより予めCa,BeまたはSiを含むAgの母合金を作製した。
これら母合金を実施例1で用意したCuおよびNiを含むCuの母合金と共にAgに添加して溶解し鋳造することによりインゴットを作製し、得られたインゴットを600℃、2時間加熱した後、圧延し、次いで機械加工することにより直径:125mm、厚さ:5mmの寸法を有し、表2〜3に示される成分組成を有する本発明ターゲット9〜26を製造した。
【0018】
このようにして得られた本発明ターゲット9〜26について、実施例1と同様にしてガラス基板表面に厚さ:100nmのAg合金反射膜を形成し、各Ag合金反射膜の成膜直後の反射率を分光光度計により測定した。その後、形成した各Ag合金反射膜を温度:80℃、相対湿度:85%の恒温恒室槽にて200時間保持したのち、再度同じ条件で反射率を測定した。得られた反射率のデータから、波長:400nmおよび650nmにおける各反射率を求め、その結果を表3〜4に示して光記録媒体の反射膜として記録再生耐性を評価した。
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】
表2〜3に示される結果から、この発明の本発明ターゲット9〜26を用いてスパッタリングを行うことにより得られた反射層は、表1に示される従来ターゲット1〜2を用いてスパッタリングを行うことにより得られた反射層に比べて、温度:80℃、相対湿度:85%の恒温恒室槽にて200時間保持後の反射率の低下が少ないことがわかる。しかし、比較ターゲット4〜7に見られるように、Ca,BeおよびSiが合計で0.05質量%より多く含有すると、圧延中に割れが発生するなどして成形できなくなることが分かる。
【0022】
実施例3
原料として純度:99.9質量%以上のDy,La,Nd,TbおよびGdを用意し、これら原料を実施例1で用意したCuおよびNiを含むCuの母合金並びに実施例2で用意したCa,BeまたはSiを含むAgの母合金と共にAgに添加して高周波真空溶解炉で溶解し、得られた溶湯をArガス雰囲気中で黒鉛鋳型に鋳造してインゴットを作製し、得られたインゴットを600℃、2時間加熱した後、圧延し、次いで機械加工することにより直径:125mm、厚さ:5mmの寸法を有し、表4〜6に示される成分組成を有する本発明ターゲット27〜51および比較ターゲット8〜13を製造した。
【0023】
これら本発明ターゲット27〜51および較ターゲット8〜13をそれぞれ無酸素銅製のバッキングプレートにはんだ付けし、これを直流マグネトロンスパッタ装置に装着し、真空排気装置にて直流マグネトロンスパッタ装置内を1×10-4Paまで排気した後、Arガスを導入して1.0Paのスパッタガス圧とし、続いて直流電源にてターゲットに100Wの直流スパッタ電力を印加し、前記ターゲットに対抗しかつ70mmの間隔を設けてターゲットと平行に配置した直径:30mm、厚さ:0.5mmのガラス基板と前記ターゲットの間にプラズマを発生させ、厚さ:100nmのAg合金反射膜を形成した。
【0024】
このようにして形成した各Ag合金反射膜の成膜直後の反射率を分光光度計により測定した。その後、形成した各Ag合金反射膜を温度:80℃、相対湿度:85%の恒温恒室槽にて200時間保持したのち、再度同じ条件で反射率を測定した。得られた反射率データから、波長:400nmおよび650nmにおける各反射率を求め、その結果を表4〜6に示して光記録媒体の反射膜として記録再生耐性を評価した。
【0025】
【表4】
【0026】
【表5】
【0027】
【表6】
【0028】
表4〜6に示される結果から、この発明の本発明ターゲット27〜51を用いてスパッタリングを行うことにより得られた反射層は、表1に示される従来ターゲット1〜2を用いてスパッタリングを行うことにより得られた反射層に比べて、温度:80℃、相対湿度:85%の恒温恒室槽にて200時間保持後の反射率の低下が少ないことがわかる。しかし、比較ターゲット8〜13に見られるように、Dy,La,Nd,TbおよびGdの合計が3質量%より多く含有すると、圧延中に割れが発生するなどして成形できなくなることが分かる。
【0029】
実施例4
実施例1で用意した実施例1で用意したCuおよびNiを含むCuの母合金、実施例2で用意したCa,BeおよびSiを含む母合金、並びに実施例3で用意したDy,La,Nd,TbおよびGdを用いて表7に示される成分組成を有する本発明ターゲット52〜63を作製し、これらターゲットについて実施例1と同様にしてガラス基板表面に厚さ:100nmのAg合金反射膜を形成し、各Ag合金反射膜の成膜直後の反射率を分光光度計により測定した。その後、形成した各Ag合金反射膜を温度:80℃、相対湿度:85%の恒温恒室槽にて200時間保持したのち、再度同じ条件で反射率を測定した。得られた反射率データから、波長:400nmおよび650nmにおける各反射率を求め、その結果を表7に示して光記録媒体の反射膜として記録再生耐性を評価した。
【0030】
【表7】
【0031】
表7に示される結果から、この発明の本発明ターゲット52〜63を用いてスパッタリングを行うことにより得られた反射層は表1の従来ターゲット1〜2を用いてスパッタリングを行うことにより得られた反射層に比べて、波長:400nmおよび650nmにおける温度:80℃、相対湿度:85%の恒温恒室槽にて200時間保持後の反射率の低下が少ないことがわかる。
【0032】
【発明の効果】
上述のように、この発明の光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲットを用いて作製した反射層は、従来の光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲットを用いて作製した反射層に比べて、経時変化による反射率の低下が少なく、長期にわたって使用できる光記録媒体を製造することができ、メディア産業の発展に大いに貢献し得るものである。
Claims (5)
- Cu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含有し、残部がAgである組成の銀合金からなることを特徴とする光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット。
- Cu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含有し、さらにCa,Be,Siから選ばれる1種または2種以上の合計:0.005〜0.05質量%を含有し、残部がAgである組成の銀合金からなることを特徴とする光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット。
- Cu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含有し、さらにDy,La,Nd,Tb,Gdから選ばれる1種または2種以上の合計:0.1〜3質量%を含有し、残部がAgである組成の銀合金からなることを特徴とする光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット。
- Cu:0.5〜4.05質量%、Ni:0.05〜2質量%を含有し、さらにCa,Be,Siから選ばれる1種または2種以上の合計:0.005〜0.05質量%を含有し、さらにDy,La,Nd,Tb,Gdから選ばれる1種または2種以上の合計:0.1〜3質量%を含有し、残部がAgである組成の銀合金からなることを特徴とする光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット。
- 請求項1、2、3または4記載の銀合金スパッタリングターゲットを用いて作製した光記録媒体の反射層。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001352593A JP3803864B2 (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット |
| TW92113376A TWI314166B (en) | 2001-11-19 | 2003-05-16 | Silver alloy sputtering targe for forming reflective layer of optical recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001352593A JP3803864B2 (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003155560A JP2003155560A (ja) | 2003-05-30 |
| JP3803864B2 true JP3803864B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=19164745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001352593A Expired - Fee Related JP3803864B2 (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3803864B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3778443B2 (ja) * | 2002-10-31 | 2006-05-24 | 日立金属株式会社 | Ag合金膜、平面表示装置およびAg合金膜形成用スパッタリングターゲット材 |
| CN101787460B (zh) * | 2010-02-26 | 2011-07-27 | 上海集强金属工业有限公司 | 一种银基合金材料及其应用 |
| CN106947879B (zh) * | 2017-04-11 | 2019-02-19 | 东北大学 | 用于真空磁控溅射银基合金靶材坯料及其制备方法和应用 |
-
2001
- 2001-11-19 JP JP2001352593A patent/JP3803864B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2003155560A (ja) | 2003-05-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4379602B2 (ja) | 半透明反射膜または反射膜を構成層とする光記録媒体および前記反射膜の形成に用いられるAg合金スパッタリングターゲット | |
| JP3772972B2 (ja) | 光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット | |
| JP3803864B2 (ja) | 光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット | |
| JP4023136B2 (ja) | 光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット | |
| JP3915114B2 (ja) | 光記録媒体の反射膜形成用銀合金スパッタリングターゲット | |
| JP3772971B2 (ja) | 光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット | |
| JP4023135B2 (ja) | 光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット | |
| CN100446101C (zh) | 光记录介质的反射层形成用银合金溅射靶材 | |
| CN100446102C (zh) | 光记录介质的反射层形成用的银合金溅射靶 | |
| JP4186221B2 (ja) | 光記録媒体用反射膜および半透明反射膜並びにこれら反射膜を形成するためのAg合金スパッタリングターゲット | |
| JP3770156B2 (ja) | 光記録媒体の反射膜形成用銀合金スパッタリングターゲットおよびこのターゲットを用いて形成された反射膜 | |
| JP4069660B2 (ja) | 光記録媒体の全反射層または半透明反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット | |
| JP4186224B2 (ja) | 光記録媒体用反射膜およびその反射膜を形成するためのAg合金スパッタリングターゲット | |
| JP2003160827A (ja) | 光記録媒体の反射層形成用銀合金スパッタリングターゲット | |
| JP4553149B2 (ja) | 光記録媒体用半透明反射膜および反射膜、並びにこれら半透明反射膜および反射膜を形成するためのAg合金スパッタリングターゲット | |
| JP2003160860A (ja) | 光記録媒体の反射膜形成用銀合金スパッタリングターゲット | |
| JP3968662B2 (ja) | 光記録媒体の反射膜形成用銀合金スパッタリングターゲット | |
| JP4186222B2 (ja) | 光記録媒体用反射膜および半透明反射膜並びにこれら反射膜を形成するためのAg合金スパッタリングターゲット | |
| KR20050113220A (ko) | 광 기록 매체의 반사층 형성용 은 합금 스퍼터링 타겟 | |
| JP4186223B2 (ja) | 光記録媒体用反射膜および半透明反射膜並びにこれら反射膜を形成するためのAg合金スパッタリングターゲット | |
| JP4693104B2 (ja) | 光記録媒体用半透明反射膜およびこの半透明反射膜を形成するためのAg合金スパッタリングターゲット | |
| CN101346491A (zh) | 光记录介质用半透明反射膜和反射膜、以及用于形成这些半透明反射膜和反射膜的Ag合金溅射靶 | |
| JP2003306765A (ja) | 光記録媒体の反射膜形成用銀合金スパッタリングターゲットおよびこのターゲットを用いて形成された反射膜 | |
| TW200426236A (en) | Silver alloy sputtering target for forming reflective layer of optical recording medium | |
| EP1947645A1 (en) | Silver alloy sputtering target for forming reflective layer of optical recording medium |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051024 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051101 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051216 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060125 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060310 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060411 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060424 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3803864 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519 Year of fee payment: 4 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519 Year of fee payment: 4 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |