JP3806782B2 - 隅部材 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は内、外装材として使用する乾式壁材の端部を出隅、入隅にてカバーすると共に、雨水等を流下させる樋としても機能する隅部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の樋Cとしては、図18に示すように、軒の樋Cに集まった雨水を、樋Cにより地面や、流水溝等に流すものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の樋Cは外部に露出して形成され、美感性に劣ると共に、壁面から突出しているために、邪魔になるものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような欠点を除去するため、略90度で交わる2片の水平面状の固定部と、固定部の交点、あるいは各固定部の途中を外方に突出した立ち上がり片と、立ち上がり片の先端を外方に屈曲したカバー片と、カバー片の先端を外方に屈曲した側面化粧面とから断面略コ字状に形成した嵌合溝と、立ち上がり片の先端を内方に屈曲して略90度で交わる化粧面と、化粧面と立ち上がり片により形成された筒状の流水路とから形成した隅部材を使用することにより、上記欠点を排除した隅部材を提供するものである。
【0005】
【実施例】
以下に図面を用いて本発明に係る隅部材の一実施例について詳細に説明する。すなわち、図1は本発明に係る隅部材を出隅に使用する部材を示す断面図、図2は本発明に係る隅部材を出隅に形成した一実施例を示す断面図、図3は本発明に係る隅部材を入隅に使用する部材を示す断面図、図4は本発明に係る隅部材を入隅に形成した一実施例を示す断面図であり、Aは隅部材、Bは乾式壁材、Cは樋である。
【0006】
隅部材Aは図1に示すように、略90度で交わる2片の水平面状の固定部1と、固定部1の交点、あるいは各固定部1の途中(図では交点)を外方に突出した立ち上がり片2と、立ち上がり片2の先端を外方に屈曲したカバー片3と、カバー片3の先端を外方に屈曲した側面化粧面4とから断面略コ字状に形成した嵌合溝5と、立ち上がり片2の先端を内方に屈曲して略90度で交わる化粧面6と、化粧面6と立ち上がり片2により形成された筒状の流水路7とから形成したものである。
【0007】
固定部1は壁下地α上に固定具βにより隅部材Aを固定する部分である。
【0008】
カバー片3、側面化粧面4、嵌合溝5は、乾式壁材Bの端部を被覆し、乾式壁材Bの木口端部が外部に露出するのを防止し、美感性、防水性の向上、乾式壁材Bの端部からの吸水を防止するものである。
【0009】
その素材としては、金属薄板、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、押出成形等によって各種形状に成形したものである。
【0010】
流水路7は、雨水を地面や、流水溝等に流すためのものである。
【0011】
勿論、隅部材A、乾式壁材B、樋C間には必要によりパッキング材を形成して防水性を強化するものである。
【0012】
パッキング材は、乾式壁材Bと隅部材A間から内部に雨水が浸入しないように形成したものである。その素材としては、例えば定型で弾性のあるパッキング材としては、例えば発泡ゴム、ポリ塩化ビニル系、クロロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン系、エチレンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレタン系、EPM、EPDM等の一般的に市販されているもの、あるいは硬化型のパッキング材としてはシリコーン系(反応硬化型、湿気硬化型)、変成シリコーン系(反応硬化型)、ポリサルファイド系(反応硬化型)、ポリウレタン系(反応硬化型、湿気硬化型)、SBR系(乾燥硬化型)、アクリル系(乾燥硬化型)等よりなるものであり、主に防水材、気密材等の機能として有用なものである。勿論、これらの成分中に無機材等の難燃材、あるいは耐火性、防火性を有する例えばポリリン酸アンモニウム、水酸化アルミニウム、フェノール樹脂粒、カーボンブラック、グラファイト(発泡、非発泡)等の難燃材を混入した耐火性のあるパッキング材を使用しても良いものである。
【0013】
乾式壁材Bの一例としては、図5に示すように表面材8と裏面材9間に芯材10を形成し、両端に雄型連結部11と雌型連結部12を形成したものであり、図6に示すように、固定具βの打設と、雄型連結部11と雌型連結部12を嵌合することにより乾式壁材Bを連結するものである。
【0014】
表面材8、裏面材9は金属薄板、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生成形等して各種任意形状に形成したものである。
【0015】
芯材10は例えばポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォーム、等の合成樹脂発泡体からなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材8、もしくは裏面材9の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬化させて形成したものである。また、芯材10中には各種難燃材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、カーボン繊維、グラファイト等)を混在させ、防火性を向上させることも出来る。
【0016】
さらに詳説すると、芯材10は主に断熱材、防火材、接着剤、補強材、緩衝材、吸音材、嵩上材、軽量化材、等として機能するものである。勿論、芯材10としてロックウール、グラスウール、セラミックウール等の無機材を使用しても良いものである。
【0017】
なお、隅部材Aの樋Cと軒の樋Cを連結する部材としては、従来の図7(a)〜(f)に示すような樋Cを用いて形成するものである。勿論、連結に際しては、各部材を切断、切り欠き、屈曲、等して形成し、必要により前記した硬化型のパッキング材(コーキング材)を形成して防水性を強化するものである。
【0018】
次に、本発明に係る隅部材の施工方法について、図2、図6、図8を用いて簡単に説明する。まず、図1に示すような隅部材Aを固定具βを介して壁下地αに固定する。次に、図5に示すような乾式壁材Bを縦に図6に示すように順次連結して固定する。最後に、図7(a)〜(f)に示すような樋Cにより隅部材Aの流水路7と軒の樋C等を連結し、図8に示すように施工を完了するものである。
【0019】
【その他の実施例】以上説明したのは本発明に係る隅部材の一実施例にすぎず、隅部材Aを図9(a)、(b)〜図15(a)、(b)、乾式壁材Bを図16(a)〜(f)、図17(a)〜(d)(窯業系サイディング材)に示すように形成することも出来る。
【0020】
【発明の効果】
上述したように本発明に係る隅部材によれば、(1)隅部材を、出隅材、入隅材、樋として使用できる。(2)隅部材が樋として機能するために、樋が壁面より外部に突出することが無く、美感性が良く、邪魔にならない。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る隅部材を示す断面図である。
【図2】本発明に係る隅部材の施工状態を示す断面図である。
【図3】本発明に係る隅部材を示す断面図である。
【図4】本発明に係る隅部材の施工状態を示す断面図である。
【図5】本発明で使用する乾式壁材を示す断面図である。
【図6】本発明で使用する乾式壁材の施工状態を示す断面図である。
【図7】汎用品の樋を示す斜視図である。
【図8】本発明で使用する隅部材を使用する家屋の一実施例を示す斜視図である。
【図9】本発明に係る隅部材のその他の実施例を示す断面図である。
【図10】本発明に係る隅部材のその他の実施例を示す断面図である。
【図11】本発明に係る隅部材のその他の実施例を示す断面図である。
【図12】本発明に係る隅部材のその他の実施例を示す断面図である。
【図13】本発明に係る隅部材のその他の実施例を示す断面図である。
【図14】本発明に係る隅部材のその他の実施例を示す断面図である。
【図15】本発明に係る隅部材のその他の実施例を示す断面図である。
【図16】本発明で使用する乾式壁材のその他の実施例示す断面図である。
【図17】本発明で使用する乾式壁材のその他の実施例示す断面図である。
【図18】従来例を示す説明図である。
Claims (1)
- 略90度で交わる2片の水平面状の固定部と、該固定部の交点、あるいは各固定部の途中を外方に突出した立ち上がり片と、該立ち上がり片の先端を外方に屈曲したカバー片と、該カバー片の先端を外方に屈曲した側面化粧面とから断面略コ字状に形成した嵌合溝と、立ち上がり片の先端を内方に屈曲して略90度で交わる化粧面と、該化粧面と立ち上がり片により形成された筒状の流水路とから形成したことを特徴とする隅部材。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP08357697A JP3806782B2 (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 隅部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08357697A JP3806782B2 (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 隅部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH10280566A JPH10280566A (ja) | 1998-10-20 |
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ID=13806338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08357697A Expired - Fee Related JP3806782B2 (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 隅部材 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP3806782B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| KR100928722B1 (ko) * | 2008-11-13 | 2009-11-27 | 대보하우징 주식회사 | 건물외단열 시공공법 |
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1997
- 1997-04-02 JP JP08357697A patent/JP3806782B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH10280566A (ja) | 1998-10-20 |
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