JP3813615B2 - いか角 - Google Patents
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本発明は、疑似餌本体の基端側に枝糸取付部材を備え、他端側に傘状に複数の針を配置したいか角に関し、特にいか角の取り扱い上の安全対策に関するものである。
従来、疑似餌本体の基端側に枝糸取付部材を備え、他端側に傘状に複数の針を配置したいか角において、いか釣り動作時以外の例えば,釣り仕掛けの作製時やいか角の収納保管時等に誤って傘状の針に手が触れて怪我をしたり或は幹糸が絡んで釣り仕掛けを駄目にするようなことがないようにするため、傘状の針の部位をキャップで覆い隠すようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
ところで前記従来技術では、いか釣り動作時以外の時にも複数の針は傘状に形成したままであり、これをキャップでカバ―することから、いか角の外形が大きくしかもキャップの取り扱いが面倒であり、さらにはいか釣り時に幹糸が針に絡んだ際にそれを解くのが面倒であったりあるいは釣り中に外道が針掛かりしそれを針から外すのが難しい場合等がある。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ノック操作により針を疑似餌本体に対して出没可能とし、しかもいか釣り動作時以外の時には針全体を疑似餌本体内に没すようにすることにより、スリムで,取り扱いが安全・容易であり,幹糸の絡みが容易に解け、外道の針外しも容易ないか角を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明におけるいか角は、疑似餌本体の基端側に枝糸取付部材を備え、他端側に傘状に複数の針を配置したいか角において、前記枝糸取付部材をノックボタンに適用し、前記疑似餌本体の上部側にノック機構を内蔵させ、疑似餌本体の下部側に複数の針を枢着した針台とこれら針の放出方向をガイドするガイド板を重積内蔵し、前記針台の下面をばねにより付勢すると共にガイド板の上面に前記ノック機構からのノックピンを接続し、ガイド板の近傍上位の疑似餌本体の周壁に前記各針が挿通される針通し孔群を形成したことを特徴とするものである。
また、疑似餌本体を軸線方向に2分割し、その一方の分割体をカラ―板で構成し、該分割体を他方の分割体にスナップ機構で組み付けて着脱自在としたことを特徴とするものである。
本発明においては、枝糸取付部材をノックボタンに適用し、疑似餌本体の上部側にノック機構を内蔵させ、疑似餌本体の下部側に複数の針を枢着した針台とこれら針の放出方向をガイドするガイド板を重積内蔵し、前記針台の下面をばねにより付勢すると共にガイド板の上面に前記ノック機構からのノックピンを接続し、ガイド板の近傍上位の疑似餌本体の周壁に前記各針が挿通される針通し孔群を形成したので、ノックボタンの操作によりいか釣り動作時以外の時には針全体が疑似餌本体に没して、いか角全容貌がスリムで,取り扱いが安全・容易であり、いか釣り動作時にも幹糸が絡んだり外道が針掛かりしてもノックボタンの操作により針全体が疑似餌本体に没させることにより糸の絡みが容易に解けあるいは外道の針外しも容易にできるいか角である。
また、疑似餌本体を軸線方向に2分割し、その一方の分割体をカラ―板で構成し、該分割体を他方の分割体にスナップ機構で組み付けて着脱自在とした場合には、海の濁り状態に応じて疑似餌本体の色彩を簡単に変化させ得て釣果を向上させることができるいか角である。
図1ないし図3は本発明に係る実施例のいか角に関するものであり、図1は本発明に係るいか角の一部縦断面説明図、図2は針台とガイド板の展開斜視図、図3は疑似餌本体の周壁と針との関係を示す断面図である。
図1において、1はいか角全体を示すものであり、該いか角1は中空筒体に構成された合成樹脂製の疑似餌本体2と、該疑似餌本体2の上部位基端側には抜け止め部材3により抜け止めされた合成樹脂製の枝糸取付部材4が配置されており、該枝糸取付部材4は後述するノック機構のノックボタンに兼用されるものである。
そして、この枝糸取付部材4には、枝糸(図示せず)を通す貫通孔5が穿設されていると共にその頭部6はノックを容易にするため略球形状に形成され、またその脚部7は拡径されて前記抜け止め部材3に当接可能となっている。
8は、前記疑似餌本体2の内周側に回動自在に配置され前記枝糸取付部材4をノックすることにより回動と上下動を行うための上端に傾斜面が形成された複数の突条9,9…を備えた合成樹脂製のノック駆動部であり、10は、前記ノック駆動部8の上昇を一時制限したり,上昇を許容するための複数の下端傾斜面11,11…と各傾斜面11間に形成された縦溝12,12…とを備え前記疑似餌本体2の内周側に固定された合成樹脂製のノックガイド部材であり、これらノック駆動部8とノックガイド部材10とでノック機構13を構成している。そして、ノック駆動部8には、疑似餌本体2の中空筒体内を下方に延びるノックピン14の上端側が遊嵌されている。
15は傘状に複数の針16,16…を保持するための合成樹脂製の針台であり、該針台15の上面には多数の凹孔17,17…が形成されており、その各凹孔17に各針16の根部の球体18が植設されて、針台15に対して針16は揺動可能になっている。19は前記針台15からの各針16を疑似餌本体2の内周の向けて放射方向にガイドする合成樹脂製のガイド板であり、該ガイド板19には多数の長孔20,20…が穿設され、各長孔20はガイド板19の中心部から放射方向に形成されて前記針台15からの各針16を挿通しガイドするようになっている。(図2参照)。
なお、前記針16は、前述の如くそれぞれ単独で針台15に植設される以外に、例えば、隣接する2本の針16,16をそれぞれの根部で連結すると共に針台15に形成された隣接する2個の凹孔17,17を断面円弧状の溝で連結して、前記連結された針16,16を連結された凹孔17,17に同時に植設するようにしてもよく、また、針台15に植設される針16の数は6本または8本が好適であるが、その数は限定するものではない。
前記ガイド板19と針台15とは疑似餌本体2の内部下部位側に上下に重積されており、ガイド板19の上面中央には前記ノックピン14の下端側が当接あるいは固着されており、この状態でノックピン14とガイド板19とは接続されている。また、針台15の下面は、疑似餌本体2の底部21内に配置されたばね22により上方に向け付勢されている。したがって、針台15とガイド板19とは重なった状態で常に上方に向け付勢されるものである。
そして、図3に示すように、疑似餌本体2の周壁23には、前記針16を挿通する針通し孔24がガイド板19の近傍でその上位に多数穿設され、該各針通し孔24は側面視で上下方向に長い形状で、しかも周壁23の外面から内面に向けて下向きに傾斜し順次細くなり、横巾は略均一(針の径より僅かに大きい)にして周壁23を貫通して構成されている。
なお、前記ノック機構13としては前記突条,傾斜面等を利用したものに限らず、ノック動作によりノック駆動部8が疑似餌本体2で上下の位置にそれぞれ保持され得るように例えばピンと係止孔等を用いた普通に知られた機構を採用してもよく、また疑似餌本体2の形状は単純な中空筒体に限らず魚形の例えば海老の外形をした中空体としてもよい。
以上のような構成からなるいか角1において、いか釣り動作時以外の例えば仕掛の作製中や疑似餌本体2の収納時には、枝糸取付部材4をノックしてノック駆動部8の突条9の傾斜面とノックガイド部材10の傾斜面11とを係止させてノック駆動部8を下側位置にすることにより、ノックピン14によってガイド板19と針台15とはばね22の付勢力に抗して下位に重積状態となり、各針16は疑似餌本体2の周壁23内に没するので、疑似餌本体2の外表面には針16の突出がなく、いか角全容貌がスリムとなり、針が引っかかることがなくいか角1の取り扱いが安全・容易なものとなる(図3で仮想線で示す)。
また、いか釣り動作時には、枝糸取付部材4を再度ノックしてノック駆動部8の突条9をノックガイド部材10の縦溝12に引き込ませノック駆動部8が上昇して上側位置になることにより、ノックピン14によってガイド板19と針台15とはばね22の付勢力により上位に重積状態となり、各針16の先端側は疑似餌本体2の周壁23内から突出して、針16全体で傘状に形成されるので、いか角1は通常のいか釣りに供される。
そして、このいか釣り時に幹糸(図示せず)が針16に絡んだ際や外道が針掛かりした場合には、海中から仕掛を引き揚げた状態で枝糸取付部材4を再度ノックして針16全体を疑似餌本体2の周壁23内に没させることにより、幹糸は針16から分離し糸の絡みは簡単に解け、あるいは外道の針掛かりも針16の移動により外道と針16が分離して針外しが容易にできるものである。
図4はいか角1の他の実施例を示すものであり、前記疑似餌本体2を軸線方向に2分割し、その一方の分割体2’をカラ―板で構成し、該分割体2’を他方の分割体にスナップ機構で組み付けて着脱自在としたもので、その余の構成は先の実施例と実質的に同一であるので同一符号を付してその説明を省略する。
図4において、一方の分割体2’の上下端部には段部31,32が形成され、また他方の分割体には前記段部31,32と係合する段部33,34が形成されていると共に、他方の分割体には一方の分割体2’の上下端部近傍を係止する係止帯35,36が巻回されている(各段部の拡大図を引出し線により引出して示した)。
そして、一方の分割体2’として、赤,白,黄色等を施したカラ―板を多数用意し、その中から海の濁り状態に応じて適宜一つを選択採用し、この一方の分割体2’を他方の分割体に設けた前記係止帯35,36を潜らせた後,上下の段部31,32を他方の分割体の段部33,34に該分割体2’の板の弾性を利用したスナップ機構により係合取付け、あるいは取り外すようにする。そしてこの際,疑似餌本体2の前記他方の分割体としては透明な合成樹脂材を用いるとカラ―板の色彩をより鮮明に表現させることができる。
このようにして、使用するいか角1の疑似餌本体2の色彩を海の濁り状態に応じて簡単に変化させることにより、いか釣りの釣果をより向上させることができるのである。
1 いか角
2 疑似餌本体
2’ 一方の分割体
4 枝糸取付部材
13 ノック機構
14 ノックピン
15 針台
16 針
19 ガイド板
22 ばね
23 疑似餌本体の周壁
24 針通し孔
2 疑似餌本体
2’ 一方の分割体
4 枝糸取付部材
13 ノック機構
14 ノックピン
15 針台
16 針
19 ガイド板
22 ばね
23 疑似餌本体の周壁
24 針通し孔
Claims (2)
- 疑似餌本体の基端側に枝糸取付部材を備え、他端側に傘状に複数の針を配置したいか角において、前記枝糸取付部材をノックボタンに適用し、前記疑似餌本体の上部側にノック機構を内蔵させ、疑似餌本体の下部側に複数の針を枢着した針台とこれら針の放出方向をガイドするガイド板を重積内蔵し、前記針台の下面をばねにより付勢すると共にガイド板の上面に前記ノック機構からのノックピンを接続し、ガイド板の近傍上位の疑似餌本体の周壁に前記各針が挿通される針通し孔群を形成したことを特徴とするいか角。
- 疑似餌本体を軸線方向に2分割し、その一方の分割体をカラ―板で構成し、該分割体を他方の分割体にスナップ機構で組み付けて着脱自在としたことを特徴とする請求項1記載のいか角。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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