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JP3833787B2 - 基地局の送受信装置 - Google Patents
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JP3833787B2 - 基地局の送受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は送信モードと受信モードを繰り返し、送信モードにおいて信号を送信し、受信モードにおいて信号を受信する基地局の送受信装置に係わり、特に、 PHS(Personal Handyphone system)等においてTDD(Time Divisional Duplex)を利用した移動通信用基地局の送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
端末側のハードウェアの負担を軽くして小型、軽量、長い待ち受け時間を実現するために、PHSはTDDにより情報伝達の双方向性を実現している。
TDDは送信と受信を時分割で交互に行うものである。例えばPHSの場合、4チャンネル多重TDMA−TDD方式の送受信タイミングは図23に示すようになり、1フレーム5msの間に送信4(CH1 TX 〜CH4 TX)、受信4(CH1 RX 〜CH4 RX)の各625μsのスロットをやり取りする。図23において、CS(Cell Station)は基地局、PS1〜PS4(PS:Personal Station)は移動局である子局、TSは基地局の送信モード期間、RSは基地局の受信モード期間である。基地局CSから4台の子局PS1〜PS4に対して情報が5ms間に625μsのバースト信号として図示するタイミングでそれぞれ送信される。又、各子局PS1〜PS4は基地局CSからの信号を受信した時点から2.5ms後に自局の送信情報を625μsの、バーストで送信する。
【0003】
最近のように複数のPHS事業者が、基地局を同じ地域に密に配置するようになると送受の干渉が問題になる。これはPHSの事業者間でフレームの同期がとられていないため、基地局を独立に立ち上げると、事業者Aの基地局の送信スロットが近接する事業者Bの基地局の受信スロットに重なり、事業者Bの子局からの電波の受信の妨害になるからである。
【0004】
かかる問題を解決するには、基地局間でフレーム同期用信号をケーブルを介して伝送し、各局が受信したフレーム同期用信号に合せて送受信タイミングを切り換えるのが最も簡単である。しかし、各基地局は独立に設置されるのが普通であり、すぐ隣の建物といえども基地局同士をケーブルで結ぶ工事は容易でなく、現実的ではない。又、一般回線を使ってフレーム同期用信号を送ろうとすれば、それだけで同期用のネットワークを構築することになり、経済的ではない。
以上のケーブル伝送による問題を避ける手段の一つとして、エア同期という方法が使われている。このエア同期法は、後から運用に入る基地局が、すでに運用を開始している基地局の電波を受信し、それに同期をとって立ち上がるという方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
エア同期方法により、送受信タイミングの同期を確立する過程では、基地局が別の基地局の発射する電波を受信するという、通常とは異なる動作を行う必要がある。このため、基地局の受信機に対する過大入力が問題になる。基地局は子局に比べて送信出力が大きいため、近距離で発射された電波はそれを受ける基地局にとっては過大入力となり、フロントエンドの低雑音増幅器の特性劣化もしくは最悪で破損を引き起こす。耐入力の大きなデバイスを使って低雑音増幅器を構成することは、雑音特性の上昇を招き受信感度を低下させるため、有効な解決手段にはならない。異なるPHS事業者の基地局が近接する建造物に設置される場合や、WLL(Wireless Local Loop)等の用途で加入者を増やすために1箇所に複数個の基地局装置が設置される場合、特に、上記の問題に直面することが多い。
【0006】
以上より本発明の目的は、エア同期法を用いて基地局間の送受信タイミングの同期を確立でき、しかも、低雑音増幅器の特性劣化や破損を引き起こすことがなく、更には、受信感度を低下させることがない基地局の送受信装置を提供することである。
本発明の別の目的は、基地局の設置場所に対する制約をなくせ、これにより、基地局の効果的な設置を可能とした基地局送受信装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(a)第1の解決手段
図1は本発明の第1の解決手段を説明する基地局送受信装置の構成図である。TPAは送信モード期間TS(図23参照)でオンし、受信モード期間RSでオフする送信電力増幅器、FEは受信信号の増幅及び周波数変換を行うフロントエンド、DMはフロントエンドの後方に設けられ受信信号よりデータを復調する復調部、ANTはアンテナ、ANT−SWはアンテナを送信側、受信側に適宜接続するアンテナスイッチ、ATはフロントエンドとアンテナスイッチ間に設けられ、入力信号を通過/減衰する減衰手段、TRMGは送信モード期間であるか受信モード期間であるかを示す送受識別信号TRSを発生する信号発生部、SYCCは第1、第2の受信モード(通常受信モード、同期制御受信モード)の切替えを指示する信号VCONTを発生する同期制御部である。第1の受信モードは通常の受信モードであり、第2の受信モードは、自局の送受信タイミングを他基地局の送受信タイミングに同期させるための同期制御受信モードで、他局からの強入力信号を減衰して受信し、該受信信号に含まれる同期情報を用いて自局を他局に同期させるためのモードである。減衰手段ATは、送信モード期間に入力信号を減衰し、受信時の第1受信モード(通常受信モード)において受信信号を通過し、第2受信モード(同期制御受信モード)において受信信号を減衰する。
【0008】
同一個所または近隣の他局との間で送受信タイミングの同期がとれない場合、あるいは、同期をとる必要がある場合、同期制御部SYCCは受信モード切替え信号VCONTを出力して第2の受信モードにする。これにより、減衰手段ATは他局からの強入力信号を減衰し、フロントエンドFEを介して復調部DMに入力し、復調部は受信データを復調する。同期制御部SYCCは受信データより同期情報を検出して同期をとり、受信モードを第1の受信モードに戻す。減衰手段は減衰器あるいはスイッチで構成することができる。
以上のようにすれば、エア同期法を用いて基地局間の送受信タイミングの同期を確立でき、しかも、他局からの強入力信号を減衰して受信するため、低雑音増幅器の特性劣化や破損を引き起こすことがなく、更には、受信感度を低下させることがない。又、他局の送受信タイミングに自局の送受信タイミングを同期させることができるため、基地局の設置場所に対する制約をなくせ、これにより、基地局の効果的な設置が可能になる。
【0009】
(b)第2の解決手段
図2は本発明の第2の解決手段を説明する基地局送受信装置の構成図であり、図1と同一部分には同一符号を付している。図1と異なる点は、第2受信モード(同期制御受信モード)における受信信号の減衰方法である。図1では第2受信モード時、減衰手段(減衰器あるいはスイッチ)ATで受信信号を減衰したが、図2では第2受信モード時、アンテナANTを受信側に接続せず、送信側に接続することにより受信信号を減衰する。すなわち、スイッチ内での漏れ信号をフロントエンドに入力することで受信信号を減衰する。尚、減衰手段ATは第1、第2の受信モードにおいて減衰動作せず入力信号を通過し、送信時のみ減衰動作をする。
【0010】
同一個所または近隣の他局との間で送受信タイミングの同期がとれない場合、あるいは、同期をとる必要がある場合、同期制御部SYCCは受信モード切替え信号VCONTを出力して第2の受信モードにする。これにより、アンテナスイッチANT−SWはアンテナANTを送信回路側に接続し、受信側に接続しない。このため、他局からの強入力信号はスイッチ内の漏れ分となって減衰し、フロントエンドFEを介して復調部DMに入力し、復調部は受信データを復調する。同期制御部SYCCは受信データより同期情報を検出して同期をとり、受信モードを第1の受信モードに戻す。
以上のようにすれば、エア同期法を用いて基地局間の送受信タイミングの同期を確立でき、しかも、スイッチ内で他局からの強入力信号が減衰するため、低雑音増幅器の特性劣化や破損を引き起こすことがなく、更には、受信感度を低下させることがない。又、他局の送受信タイミングに自局の送受信タイミングを同期させることができるため、基地局の設置場所に対する制約をなくせ、これにより、基地局の効果的な設置が可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(A)第1実施例
(a)全体の構成
図3は本発明の第1実施例の基地局送受信装置の構成図であり、受信系が2ブランチの例を示している。図中、1、2は送受信兼用アンテナであり、ダイバーシティ受信するために2本設けられている。3は送受信で共用しているアンテナ1,2を時分割で送信系と受信系に切り換えて接続するアンテナスイッチであり、送信モード期間に送信系にアンテナ1またはアンテナ2を接続し、受信モード期間にアンテナ1、2をそれぞれ第1、第2受信系に接続する。4は送受信制御部であり、タイミング信号を入力され、送信モード期間TS(図23参照)においてローレベル、受信モード期間RSにおいてハイレベルとなる送受識別信号TRSを出力する。5はQPSK復調処理により受信データを復調する復調部、6は第1受信系、7は第2受信系、8は送信系、9は自局の送受信タイミングを他局の送受信タイミングに同期させると共に、受信モード切替え信号VCONTを出力する同期制御回路、10はアッテネータ制御信号Vcを発生するアッテネータ制御信号発生部である。
【0012】
第1、第2受信系6,7において、11,21は減衰度可変のアッテネータであり、送信時にアンテナスイッチ3より漏れ込んだ送信信号を減衰し、受信時にアンテナ1,2により受信された受信信号を通過する。アッテネータ11,21は送受識別信号TRSがローレベル(送信モード期間)において減衰度が最大、ハイレベル(受信モード期間)において減衰度が最小となる。これにより、送信時にアンテナスイッチ3からの送信波の漏れ込みが次段のフロントエンドへ過大入力となって加えられて劣化や破損を引き起こすのを防ぐ。
12,22は低雑音のRF増幅器や周波数変換器を有するフロントエンドであり、1.9GHz帯の受信信号を増幅した後、250MHz帯の第1の中間周波信号に周波数変換する。13,23は第1の中間周波信号を通過するバンドパスフィルタ、14、24は第1の中間周波信号を増幅する増幅器、15,25は250MHz帯の第1の中間周波信号を10MHzの第2の周波数信号にダウンコンバージョンする周波数変換器、16,26はバンドパスフィルタ、17,27は第2の中間周波信号を増幅すると共にそれぞれアンテナ1、2の受信電界強度に比例した信号RSSI(Received Signal Strength Indicator)を出力するリミッタアンプである。
【0013】
復調部5はこれらリミッタアンプ17,27から出力される第2の中間周波信号を最大比合成法(maximal-ratio combining)により合成し、しかる後、QPSK復調して受信データを復調出力する。同期制御回路9は復調部5から出力される受信データより同期ワードUWを検出し,検出結果に基づいて自局の送受信タイミングを他局の送受信タイミングに同期させる。
送信系において、31は送信データによりキャリア信号をQPSK直交変調する直交変調器、32は直交変調信号を1.9GHz帯までアップコンバージョンする周波数変換器、33は1.9GHz帯の無線信号を通過するバンドパスフィルタ、34は送信高出力増幅器(送信電力増幅器)であり、無線信号を電力増幅し、アンテナスイッチ3を介してアンテナ1またはアンテナ2より空中に放射する。
【0014】
(b)アッテネータ
図4はアッテネータ11,21の回路例であり、図5に示すように制御信号Vcが大きくなるにつれて減衰量が小さくなるように構成されている。すなわち、制御信号Vcを大にすると、点線で示す直流パスが形成され、ダイオードD1が順バイアスされる。このため、入力端子に入力した信号VINは該ダイオードD1を介して出力端子よりVOUTとして送出される。一方、制御信号Vcが小さくなると一点鎖線で示す直流パスが形成され、入力信号VINはコンデンサC→ダイオードD2→抵抗R→ダイオードD3→コンデンサCを介して出力端子に出力されるため、減衰度が大きくなる。そこで、制御電圧VcをハイレベルHあるいはローレベルLにすることによりアッテネータの減衰度を2値に制御できる。
【0015】
図6はアッテネータの別の回路例であり、スイッチ的に入力信号VINを通過/減衰するものである。図7に示すように、通過状態にするには第1制御信号VCONT1をハイレベル(=Vcc)にし、第2制御信号VCONT2をローレベル(=0)にする。このように第1、第2制御信号VCONT1,VCONT2をバイアスすると、点線矢印方向に直流パスが形成し、ダイオードD1が導通し、ダイオードD2は非導通になる。このため、入力信号VINはダイオードD1を介して出力端子よりVOUTとして送出される。一方、減衰状態にするには、第1制御信号VCONT1をローレベル(=0)にし、第2制御信号VCONT2をハイレベル(=Vcc)にする。このように第1、第2制御信号VCONT1,VCONT2をバイアスすると、一点鎖線矢印方向に直流パスが形成し、ダイオードD2が導通し、ダイオードD1は非導通になる。このため、入力信号VINは出力端子に現れず、減衰する。
【0016】
(c)アンテナスイッチ
図8はアンテナスイッチ3の構成図であり、内部に3つのスイッチ3a〜3cを備え、適宜、アンテナ1またはアンテナ2を送信系8に接続し、あるいは、アンテナ1,2を第1、第2受信系6,7に接続するようになっている。各スイッチ3a〜3cは信号が入力されるC端子と信号を選択的に出力するA端子及びB端子と、信号をA,Bいずれの端子に出力するかを制御する制御端子を備えている。
【0017】
図9はスイッチの回路例で、IC1はノットゲート、IC2はIC回路である。IC回路IC2は、制御信号SWCがハイレベルの時、a端子にローレベル、b端子にハイレベルの信号を出力し、制御信号SWCがローレベルの時、a端子にハイレベル、b端子にローレベルの信号を出力する。従って、制御信号SWCがハイレベルであれば、ダイオードD1が順バイアス、ダイオードD2が逆バイアスになり、C端子から入力された信号VINはA端子より出力する。逆に、制御信号SWCがローレベルであれば、ダイオードD1が逆バイアス、ダイオードD2が順バイアスになり、信号VINはB端子より出力する。
【0018】
(d)通常の制御
図10は通常の送信モード期間及び受信モード期間における送信電力増幅器34、アンテナスイッチ3、アッテネータ11,21の動作説明図表である。
すなわち、送信電力増幅器34は、送信時(送受識別信号TRS=ローレベル時)、増幅動作を行い、受信時(TRS=ハイレベル時)、増幅動作を停止する。又、アンテナスイッチ3は送信時、アンテナ1またはアンテナ2を送信系8に接続し、受信時、アンテナ1,2をそれぞれ第1、第2の受信系6,7に接続する。又、アッテネータ11,21は送信時、減衰動作を行い、これによりアンテナスイッチ3を介して第1、第2受信系に漏れ入力する送信信号を減衰し、受信時、アンテナ1、アンテナ2により受信された受信信号を減衰せずにフロントエンド12,22に入力する。
【0019】
アッテネータ11,21が送信時に減衰動作する理由は、送信電力増幅器34で増幅された送信信号がアンテナスイッチ3より受信側に漏れ、この送信信号の漏れによりフロントエンド12,22の劣化、破壊を防止するためである。例えば、送信出力は、バースト内平均で+29dBm程度はあり、アンテナスイッチ3のアイソレーションで30dB減衰しても、約0dBmで受信系へ加わる。一方、フロントエンド12,22の耐入力レベルの最大は-20dBm前後であることが多い。このため、フロントエンドの入力側にアッテネータ11,21を入れて送信時に減衰動作を行わせ、送信波の漏れ込みを減衰してフロントエンドを保護する。
【0020】
さて、送信時に送受識別信号TRSがローレベルになると、送信電力増幅器(PA)34は増幅動作を行い、アンテナスイッチ3は送信系8とアンテナ1間を接続し、アッテネータ11,21は減衰動作する。この結果、送信電力増幅器34で電力増幅された無線信号はアンテナ1より空間に放射され、又、送信信号の漏れはアッテネータ11,21により減衰する。
受信時に送受識別信号TRSがハイレベルになると、送信電力増幅器(PA)34は増幅動作を停止し、アンテナスイッチ3はアンテナ1、2をそれぞれ第1、第2の受信系6、7に接続し、アッテネータ11,21は通過状態になる。この結果、各アンテナ1、2により受信された受信信号は増幅、周波数変換を施されて復調部5に入力し、復調部5は第1、第2の受信系より入力した信号を最大比合成法により合成後、QPSK復調して受信データを復調出力する。
【0021】
(e)同期制御
WLL(Wireless Local Loop)等で複数の基地局を1箇所(例えば1本の柱の両側)に設置する場合などは、先に運用に入っている基地局装置CSの送信波は、最大-5dBm程度で他の基地局CSへ届くと計算され、同期のとれない状態で後から立ち上がった基地局CSは受信時に過大入力にさらされることになる。
本発明は、基地局制御装置CSの立ち上がり時にアッテネータ11,21を制御することにより、エア同期が確立するまでフロントエンド12,22に過入力が加わらないように保護するものである。
【0022】
(e-1) 同期確立
送信スロットには、報知情報や一斉呼出し情報、呼接続に必要な制御情報等を送信する制御用スロットと、トラフィックを送信する通信用スロットがある。基地局CSは図11(a)に示すフォーマットで制御情報を所定のスロットにおいて子局に送信し、図11(b)に示すフォーマットで所定のスロット(通信用スロット)において子局に送信する。
図11(a),(b)のフォーマットにおいて、Rは立上り時間を保証するための4ビットの過渡応答ランプタイム(バースト過渡応答時間)、SSは信号のスタートを示すスタートシンボル(10に固定)、PRは受信信号からクロックを再生し、基地局/子局間のビット同期を確立するためのプリアンブル、UWはフレーム同期をとるための同期ワードであり、図11(c)に示すように、制御用上り/下り、通信用上り/下りで異なるパターンが規定されている。CIは該当スロットでいかなる制御チャンネル(報知チャンネル、一斉呼出しチャンネル、個別セルチャンネル、情報チャンネル等)の情報を送っているかを示すチャンネル識別子、Iは制御情報、音声データ等のインフォメーション部、CRCは誤り検査用ビットである。
【0023】
同期ワードUWは制御用スロット、通信用スロットの先頭からそれぞれ異なる時間後に発生する。そこで、図11(a)に示すように、入力の立ち上がりを検出してから時間Tw後に、UWとCIに相当する時間幅のウィンドウWIDを設定し、該ウィンドウWID内で下り制御チャンネルのUWビットパターンを検出すれば、前記立上り時刻が送信タイムスロットの始まりであると判断できる。4多重TDMA−TDDの場合、下り制御チャンネルは先頭のスロットに位置するから、上記立上り時刻は他基地局の送信期間の立上り時刻になる。
以上より、他基地局からの送信信号を受信し、上記方法により送信スロットの立上り時刻を検出すれば、自局の送受信タイミングを他基地局の送受信装置の送受信タイミングに同期させることが可能になる。
【0024】
(e-2) 第1実施例の同期制御
通常の受信モードに加えて、自局の送受信タイミングを他局の送受信タイミングに同期させるための受信モード(同期制御受信モード)を設ける。そして、送信モード/通常受信モード/同期制御受信モードにおいて、送信電力増幅器34、アンテナスイッチ3、アッテネータ11,21を図12に示す動作説明図表に従って制御する。すなわち、送信時及び通常受信時には、図10の動作説明図表と同様に送信電力増幅器34、アンテナスイッチ3、アッテネータ11,21を制御する。しかし、同期制御受信モードにおいては、他基地局からの強入力信号を減衰して同期制御回路9がUWビットパターンを検出できるように制御する。このため、同期制御受信モードにおいて、アンテナ1、2を第1、第2の受信系6,7に接続し、かつ、アッテネータ11,21を減衰動作させる。ただし、送信電力増幅器34の増幅動作を停止する。
【0025】
同期制御受信モード時、アッテネータ11,21の減衰動作により、フロントエンド12,22への過大入力を20〜30dB減衰させることができ、該フロントエンドを構成する低雑音増幅器の特性劣化、破損を防止できる。以上より、他局から送信された強信号を受信し、減衰した後、周波数変換、増幅して復調部5に入力し、復調部は受信データを復調して出力する。同期制御回路9は受信データより同期ワードUWを検出して自局の送受信タイミングを他局の送受信タイミングに同期させる。
【0026】
(e-3) アッテネータの減衰/通過制御
図13は図12の動作説明図表に従ってアッテネータ11,21を通過/減衰するアッテネータ制御信号発生部10の構成図である。図中、4は送信モード期間においてローレベル、受信モード期間においてハイレベルとなる送受識別信号TRSを出力する送受信制御部、9は通常受信モード/同期制御受信モードを切り替えるモード切替え信号VCONTを出力する同期制御回路、10はアッテネータ制御信号Vcを発生するアッテネータ制御信号発生部、11は図4に示す構成を備えたアッテネータである。アッテネータ制御信号発生部10は、送受識別信号TRSと受信モード切替え信号VCONTとの論理積を演算してアッテネータ制御信号Vcを出力するアンドゲート10aを有している。
【0027】
アッテネータ11は、図4より明らかなようにアッテネータ制御信号VcがハイレベルHのとき通過、ローレベルLのとき減衰動作する。そこで、図12の動作説明図表に従ってアッテネータ11を制御するには、
(1) 送信モードにおいてVc=ローレベルL、
(2) 通常受信モードにおいてVc=ハイレベルH、
(3) 同期制御受信モードにおいてVc=ローレベルL
にする必要がある。
このため、同期制御回路9は、図14に示すように、(1)通常受信モードにおいて、モード切替え信号VCONTをハイレベルHにし、(2) 同期制御受信モードにおいて、モード切替え信号VCONTをローレベルLにする。ただし、送信モードにおいてモード切替え信号VCONTはH、Lいずれであっても良い。これにより、アッテネータ制御信号発生部10は、送受識別信号TRSとモード切替え信号VCONTのアンドを演算し、各モードにおいて図14に示すようにアッテネータ制御信号Vcを発生し、該制御信号Vcにより図12の動作説明図表通りにアッテネータ11、21を減衰/通過制御する。
【0028】
(B)第2実施例
(a)全体の構成
図15は本発明の第2実施例の基地局送受信装置の構成図であり、図3の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。第2実施例において、図3の第1実施例と異なる点は、(1) アッテネータ制御信号発生部10を削除し、替わってアンテナスイッチ制御部50を設けた点、(2)図16の動作説明図表に従って送受信装置各部を制御する点、(3) 同期制御受信モードにおいてアンテナを受信系に接続せず、送信系に接続することにより受信信号を減衰している点である。
【0029】
(b)同期制御
第2実施例では、送信モード/通常受信モード/同期制御受信モードにおいて、送信電力増幅器34、アンテナスイッチ3、アッテネータ11,21を図16に示す動作説明図表に従って制御する。すなわち、送信時及び通常受信時には、図10の動作説明図表と同様に送信電力増幅器34、アンテナスイッチ3、アッテネータ11,21を制御する。しかし、同期制御受信モードにおいては、他基地局からの強入力信号を減衰して同期制御回路9がUWビットパターンを検出できるように制御する。このため、同期制御受信モードにおいて、アンテナ1,2を第1、第2の受信系6,7に接続せず、送信系8に接続する。このようにすれば、他基地局から強入力信号を受信しても、該信号を直接受信系に入力しないようにできる。すなわち、アンテナスイッチ3からの漏れ信号が第1、第2の受信系6,7の入力となり、アッテネータ11,21で減衰させなくても他基地局からの強入力信号は減衰する。かかる減衰動作により、フロントエンド12,22への過大入力を20〜30dB減衰させることができ、該フロントエンドを構成する低雑音増幅器の特性劣化、破損を防止できる。
以上より、他局から送信された信号はアンテナスイッチで減衰した後、周波数変換、増幅されて復調部5に入力し、復調部は受信データを復調して出力する。同期制御回路9は受信データより同期ワードUWを検出して自局の送受信タイミングを他局の送受信タイミングに同期させる。
【0030】
(c)アンテナスイッチの切替え制御
図17は図16の動作説明図表に従ってアンテナスイッチ3(図8参照)を構成する3つのスイッチ3a〜3cの信号出力端子及び制御信号の論理(H,L)を示す図表である。
送信時にアンテナ1またはアンテナ2を送信系8に接続する必要がある。従って、スイッチ3a,3b,3cの信号出力端子をA,A,*にする。尚、*は出力端子はA,Bいずれでも良いことを意味する。通常受信時にはアンテナ1、2を第1、第2の受信系6、7に接続する必要がある。従って、スイッチ3a,3b,3cの信号出力端子をB,B,*にする。同期制御受信時には、アンテナ1、2を第1、第2の受信系6、7に接続してはならない。従って、スイッチ3a,3b,3cの信号出力端子をA,A,*にする。
【0031】
スイッチ3a〜3cは、図9より明らかなように制御信号SWCがハイレベルHのとき入力信号は端子Aに現れ、ローレベルLのとき端子Bに現れる。従って、図17の左側に示すように各スイッチ3a〜3cが出力端子A,Bを選択するものとすれば、アンテナスイッチ制御部50は制御信号SWC1〜SWC3を図17の右側に示すようなレベルで発生する必要がある。
送信時/通常受信時/同期制御受信時において、送受識別信号RTS及び受信モード切替え信号VCONTはそれぞれ図18に示すようになっている。従って、アンテナスイッチ制御部50はこれら送受識別信号RTS及び受信モード切替え信号VCONTの論理の組み合わせに基づいて、送信時/通常受信時/同期制御受信時におけるスイッチ制御信号SWC1〜SWC3を出力するように制御する。
【0032】
すなわち、アンテナスイッチ制御部50はRTS=Lの送信時には、SWC1,SWC2をハイレベルにし、SWC3を任意レベルにする。又、RTS=H,VCONT=Hの通常受信時には、SWC1,SWC2をローレベルにし、SWC3を任意レベルにする。更に、VCONT=Lの同期制御受信モード時にはSWC1,SWC2をハイレベルにし(SWC3は任意レベル)、受信信号を減衰して第1、第2の受信系に入力できるようにする。
【0033】
(C)基地局立ち上げ時の同期制御
図19は第1実施例あるいは第2実施例により、基地局の立ち上がりから通常動作に入るまでの同期制御処理フローである。
基地局立ち上げに際して、同期制御受信モードにする(ステップ101)。すなわち、同期制御回路9よりモード切替え信号VCONT=Lにする。これにより、送受識別信号TRSのレベルに関係無く受信信号はアッテネータ11,21で減衰され(第1実施例)、あるいは、アンテナスイッチ3で減衰される(第2実施例)。又、連続して受信動作を行えるようにモード切替え信号VCONTがローレベルLの間は、アンテナ1,2を第1、第2受信系に接続し(第1実施例)、あるいは、アンテナ1、2を第1、第2受信系に接続しないように制御する(第2実施例)。(ステップ102)。
【0034】
ついで、同期制御回路9は同期ワードUWを検出できたかチェックし(ステップ103)、検出すれば該検出タイミングに基づいて自局の送受信タイミングを決定し、TDD動作に移行する(ステップ104)。ついで、同期制御回路9はモード切替え信号VCONTをハイレベルにし、以後、受信モードを通常受信モードにする(ステップ105)。
一方、ステップ103において同期ワードUWが検出できなければ、基地局の立ち上がりから設定時間T1が経過したかチェックし(ステップ106)、経過してなければステップ103以降の処理を継続する。
設定時間T1を経過しても、同期ワードUWの検出ができなければ、同期制御回路9はモード切替え信号VCONTをハイレベルにして受信モードを通常受信モードにする(ステップ107)。
【0035】
以後、受信信号を減衰しない状態で同期制御回路9は同期ワードUWを検出できたかチェックし(ステップ108)、検出できれば該検出タイミングに基づいて自局の送受信タイミングを決定し、TDD動作に移行する(ステップ109)。一方、ステップ108において同期ワードUWが検出できなければ、通常受信モードに移行後設定時間T2が経過したかチェックし(ステップ110)、経過してなければステップ108以降の処理を継続する。
設定時間T2を経過しても、同期ワードUWの検出ができなければ、自局のタイミングでTDD動作に移行する(ステップ111)。
【0036】
(C)第3実施例
第3実施例は、通常受信モードの受信スロットにおいて一定値より大きい入力を検出したとき、同一個所または近隣の他局との同期がとれていないと判断して同期制御受信モードへ移行して同期制御を行うものである。
図20は第3実施例の基地局送受信装置の構成図であり、図3の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。第1実施例と異なる点は、(1) リミッタアンプ17,27で検出したアンテナ1,2の受信信号強度RSSI1,RSSI2を同期制御回路9に入力する点、(2) 同期制御回路9は一定値より大きい入力を検出したとき、通常受信モードから同期制御受信モードに自動的に移行させる点、(3) 同期制御回路9は同期制御完了後、同期制御受信モードから通常受信モードに自動的に復帰させる点である。
【0037】
図21は第3実施例における同期制御回路9の構成図であり、9aはコントローラであり、復調データより同期ワードUWを検出する制御、同期ワードUWの検出に基づいてタイミング信号を発生して自局の送受信タイミングを他局の送受信タイミングに同期させる制御、同期制御完了によりリセット信号Bを発生して同期制御受信モードから通常の受信モードに復帰させる制御等を実行するものである。9bは基準電圧Vrを発生する基準電圧発生器、9c、9dは基準電圧とリミッタアンプ17、27から出力される受信信号強度RSSI1,RSSI2とを比較する比較器であり、受信信号強度RSSI1,RSSI2が基準電圧Vrより大きいときハイレベルの信号を出力する。9eはオアゲートであり、受信信号強度RSSI1,RSSI2の一方が基準電圧Vr以上になったとき、すなわち、受信スロットにおいて強信号を検出したとき、他局と自局の送受信タイミングの同期が取れていないと判定してハイレベルの信号Aを出力する。9fはフリップフロップで、(1) 初期時リセットされておりハイレベルの信号VCONTを出力して通常受信モードにし、(2) 受信信号強度RSSI1,RSSI2の一方が基準電圧以上になたとき(ハイレベルの信号Aが発生した時)、ローレベルのモード切替え信号VCONTを出力して同期制御受信モードにし、(3) 同期制御完了によりコントローラ9aから出力されるリセット信号Bによりリセットされ、通常受信モードに復帰させるものである。
【0038】
図22は第3実施例の同期制御回路の動作タイムチャートである。通常受信モードにおいて(VCONT=ハイレベル)、受信信号強度RSSI1,RSSI2の一方が基準電圧Vr以上になって信号Aが発生すると、フリップフロップ9fがセットされ、同期制御受信モード(VCONT=ローレベル)になる。同期制御受信モードになると、アッテネータ11、21(図20)は減衰動作状態になる。この結果、他局からの強入力信号は減衰して復調部5に入力し、復調部5は受信データを復調して同期制御回路9のコントローラ9aに入力する。コントローラ9aは同期ワードUWの検出制御を行い、同期ワードUWを検出すれば、検出タイミング基づいて送受信のタイミング信号を出力して自局と他局の送受信タイミングを同期させる。又、コントローラ9aはリセット信号Bを発生し、フリップフロップ9fをリセットし、通常の受信モード(VCONT=ハイレベル)に戻す。
【0039】
尚、以上では第1実施例の同期制御回路9に受信信号強度RSSI1,RSSI2を入力して第3実施例を構成したが、第2実施例(図15参照)の同期制御回路9に受信信号強度RSSI1,RSSI2を入力して第3実施例を構成することもできる。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0040】
【発明の効果】
以上本発明によれば、エア同期法を用いて基地局間の送受信タイミングの同期を確立でき、しかも、他局からの強入力信号を減衰して受信するため、低雑音増幅器の特性劣化や破損を引き起こすことがなく、更には、受信感度を低下させることがない。
又、本発明によれば、他局の送受信タイミングに自局の送受信タイミングを同期させることができるため、基地局の設置場所に対する制約をなくせ、これにより、基地局の効果的な設置が可能になる。
又、発明によれば、同一箇所または隣接で既に運用中の基地局の強い送信波を受信したとき、自局と他局間の送受の同期をとりながら自局を立ち上げることができる。この結果、複数のPHS業者が同一地域に基地局を増やしたり、WLL等のように1つの設置箇所に複数の基地局装置を設置して多くの加入者を収容することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理説明図である。
【図2】本発明の第2の原理説明図である。
【図3】第1実施例の基地局送受信装置の構成図である。
【図4】アッテネータの回路構成である。
【図5】アッテネータの制御電圧Vcと減衰量の関係図である。
【図6】アッテネータの別の回路構成である。
【図7】図6の動作説明図表である。
【図8】アンテナスイッチの構成図である。
【図9】スイッチの回路構成である。
【図10】通常制御時の送受信部各部の動作説明図表である。
【図11】信号フォーマットとタイミング検出説明図である。
【図12】第1実施例の同期制御における送受信装置各部の動作説明図表である。
【図13】アッテネータ制御信号発生部の構成図である。
【図14】モードと各種信号の関係説明図表である。
【図15】第2実施例の基地局送受信装置の構成図である。
【図16】第2実施例の同期制御における送受信装置各部の動作説明図表である。
【図17】各モードにおけるスイッチ出力端子及びスイッチ制御信号の説明図表である。
【図18】各モードにおける信号TRS,VCONTとスイッチ制御信号との関係説明図表である。
【図19】同期制御処理フローである。
【図20】第3実施例の基地局送受信装置の構成図である。
【図21】第3実施例における同期制御回路の構成図である。
【図22】同期制御回路の動作タイムチャートである。
【図23】4チャンネル多重TDMA−TDD方式の送受信タイミングの説明図である。
【符号の説明】
TPA・・送信電力増幅器
FE・・フロントエンド
DM・・復調部
ANT・・アンテナ
ANT−SW・・アンテナスイッチ
AT・・減衰手段
TRMG・・信号発生部
SYCC・・同期制御部

Claims (8)

  1. 送信モードと受信モードを繰り返し、送信モードにおいて信号を送信し、受信モードにおいて信号を受信する基地局送受信装置において、
    送信モードでオンして送信信号を発生し、受信モードでオフする送信電力増幅器、
    送信モードにおいてアンテナ受信信号を減衰し、通常の受信モードにおいて該受信信号を通過し、かつ、自局の送受信タイミングを他基地局の送受信タイミングに同期させる同期受信モードにおいて該受信信号を減衰する減衰手段、
    送信モードにおいて前記送信電力増幅器をアンテナに入力し、受信モードにおいて該アンテナを前記減衰手段に入力するアンテナスイッチ、
    該減衰手段から入力するアンテナ受信信号の増幅及び周波数変換を行うフロントエンド、
    前記フロントエンドの後方に設けられ受信信号よりデータを復調する復調部、
    基地局立ち上げ時に前記同期受信モードにし、該同期受信モードにおいて復調データより他局の送受信のタイミングを識別して自局と他局の送受信タイミングの同期が確立した時、同期受信モードを解除する同期制御部、
    前記送受信タイミングに基づいて送信モードであるか受信モードであるかを示す信号を発生する信号発生部、
    を備えたことを特徴とする基地局の送受信装置。
  2. 請求項1記載の基地局の送受信装置において、前記減衰手段はスイッチであり、同期受信モードでオフすることを特徴とする。
  3. 請求項1記載の基地局の送受信装置において、前記同期制御部は、
    受信信号強度を検出する受信信号強度検出部、
    通常の受信モードにおいて、受信信号強度と設定値を比較し、受信信号強度が設定値以上になったとき、通常の受信モードから同期受信モードに切り替える手段、
    同期受信モードにおいて、復調データより他局の送受信のタイミングを識別し、自局と他局の送受信タイミングの同期が確立した時、同期受信モードから通常の受信モードに切り替える手段、
    を備えたことを特徴とする。
  4. 請求項1記載の基地局の送受信装置において、前記同期制御部は、他の基地局送受信装置が送信モードにおいて送信する信号より同期語を検出して該他局の送受信のタイミングを識別することを特徴とする。
  5. 送信モードと受信モードを繰り返し、送信モードにおいて信号を送信し、受信モードにおいて信号を受信する基地局送受信装置において、
    送信モードでオンして送信信号を発生し、受信モードでオフする送信電力増幅器、
    送信モードにおいてアンテナ受信信号を減衰し、受信モードにおいて該受信信号を通過する減衰手段、
    送信モードにおいて前記送信電力増幅器をアンテナに接続し、通常の受信モードにおいて該アンテナを前記減衰手段に接続し、自局の送受信タイミングを他基地局の送受信タイミングに同期させる同期受信モードにおいてアンテナを送信側に接続するアンテナスイッチ、
    前記減衰手段から出力するアンテナ受信信号の増幅及び周波数変換を行うフロントエンド、
    前記フロントエンドの後方に設けられ受信信号よりデータを復調する復調部、
    基地局立ち上げ時に、前記同期受信モードにし、該同期受信モードにおいて復調データより他局の送受信のタイミングを識別して自局と他局の送受信タイミングの同期が確立し た時、同期受信モードを解除する同期制御部、
    前記送受信タイミングに基づいて送信モードであるか受信モードであるかを示す信号を発生する信号発生部、
    を備えたことを特徴とする基地局の送受信装置。
  6. 請求項5記載の基地局の送受信装置において、前記減衰手段はスイッチであり、送信モードにおいてオフし、受信モードでオンすることを特徴とする。
  7. 請求項5記載の基地局の送受信装置において、前記同期制御部は、
    受信信号強度を検出する受信信号強度検出部、
    通常の受信モードにおいて、受信信号強度と設定値を比較し、受信信号強度が設定値以上になったとき、通常の受信モードから同期受信モードに切り替える手段、
    同期受信モードにおいて、復調データより他局の送受信のタイミングを識別し、自局と他局の送受信タイミングの同期が確立した時、同期受信モードから通常の受信モードに切り替える手段、
    を備えたことを特徴とする。
  8. 請求項5記載の基地局の送受信装置において、前記同期制御部は、他の基地局送受信装置が送信モードにおいて送信する信号より同期語を検出して該他局の送受信のタイミングを識別することを特徴とする。
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