JP3834065B2 - 容器にネックを形成するための食い違い配置されたダイ方法と装置 - Google Patents
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Description
この発明は、滑らかにダイによってネックが形成された容器と、そのような容器にネックを形成する方法及び装置とに関する。より具体的には、本発明は、米国特許第4,774,839号と第5,497,900号に説明されている方法及び装置についての改良である。
上記特許に説明されているように、ツーピース缶は、ビールや飲料の業界で使用されている最も一般的なタイプの金属容器であり、更にエアゾールや食料の梱包にも使用されている。それらは、通常アルミニウム又はすずメッキスチールから形成されている。ツーピース缶は、一体の底端壁を有した第1の円筒状缶体部分と、缶が満たされた後に二重に継合されて容器の開放上端を閉じる第2の別形成された頂端パネル部分とから構成される。
大部分の場合、ビールや炭酸飲料に使用される容器は、2−11/16インチの外径を有しており(211−容器と称されている)、また(a)一般に209端部に対する単一ネック形成作業における2−9/16インチ(209−ネックと称されている)、又は(b)一般に207.5端部に対する二重ネック形成作業における2−(7.5)/16インチ(207.5ネックと称されている)、又は(c)206端部に対する滑らかな三重又は四重ネック形成作業における2−6/16インチ(206−ネックと称されている)の開放端直径に絞られている。より小さな直径の、例えば204、202、200又はそれ以下の直径の端部も使用される。更に、ネック寸法が変わった缶には異なった缶充填器が使用される。従って、製缶業者が、そのネック形成機械と作業とを或る一つのネック寸法から別のネック寸法にすばやく適合させることが非常に重要である。
特許第4,774,839号と第5,497,900号に説明されているように、缶が初期作業後に装置を通過するに従って、ダイによるネック形成作業の各々は、ネック・イン部が所望の長さに達するまで円筒状側壁の端部にネック・イン部を形成するように予め形成された部分のほんの一部分を部分的に重複させリフォームする。この製法によって、円筒状側壁と縮径円筒状ネック部との間に滑らかなテーパを成した環状壁部を形成する。いずれの端部にも弓状部を有したテーパ環状壁部は、円筒状側壁と縮径ネックとの間のネック・イン部又はテーパで特徴付けされよう。
円筒状ネックは、ほぼ滑らかにテーパを成したネック部を介して円筒状側壁に合流している。円筒状ネック部と円筒状容器側壁の間のテーパを成したネック部は、円筒状側壁の上端に比較的大きな内部曲率を有した下部のほぼ弓状部分と、絞られた円筒状ネックの下方端に比較的大きな外部曲率を有した上部のほぼ弓状部分とによって最初輪郭形成されている。
別のテーパを成した部分が、次に開放端部に形成され、円筒状ネックが更に絞られている間に下方向に力が加えられる。別のテーパを成した部分は、リフォームされる第2弓状部分と自由に一体となり、テーパを成した部分は伸長される。この工程は、円筒状ネックが所望の直径まで絞られて滑らかにテーパを成したネック・イン部が側壁の端部に形成されるまで順次繰り返される。各ネック形成作業では、テーパを成した部分は、ダイによって拘束されることが無く、ダイ変遷ゾーンの特定寸法に無関係に自由に形成される。
上記ダイによるネック形成加工によって形成される容器は、美的に好ましい外観と、より大きな強度と、潰れ抵抗とを有しており、また旋回ネック形成作業で出来るネックの引っ掻きキズや皺が全く無い。
各容器のネック形成作業は、好ましくは、固定垂直軸線周りで回転可能なターレットから成るネック形成モジュールにおいて実施される。米国特許第4,519,232号に更に説明されているように、各ターレットは、その周辺部に複数の同形状の露出されたネック形成サブステーションを有しており、各サブステーションは、静止ネック形成ダイと、ターレット用固定軸線に平行な軸線に沿って往復移動可能な形状制御部材と、カム及びカム従動体によって移動される台とを有している。
第’893号と第’900号の特許の図6−11における第2の又は上部の弓状部分CRは、ネック・イン部の上部であり、テーパ部分が拡張されている間に各後続のネック形状作業でリフォームされる。同時に第1の弓状部分CAは、ダイによって積極的にリフォームはされないが、金属本来の弾性復元特性から帰結する自由成形によって曲率半径に変化を起こすことになる。第3と第4の作業におけるダイは、平らなテーパ面Tを有しているが、テーパを成した壁部分CTは、第5と第6のネック形成作業までは容器に形成されない。このことは、ネック・イン部をダイに順応させることよりもむしろネック・イン部を自由に成形させることから結果的に生じるものと思われる。
各ダイは、テーパを成したネックの上部のみをリフォームするものであるが、容器がその最上位置まで軸方向に移動されると、ダイは、テーパを成したネックの全外表面に実質的に係合する。各ダイによって形成されるテーパネック部は、従ってダイと軸線との間の包摂角度と実質的に同等な包摂角度を容器の軸線と形成している。
発明の大要
本発明は、各ダイのネック形成部分がネックの円筒状部のみに係合してネックのテーパを成した部分に係合しないように容器支持体から更に遠く離してダイを隔設したり、食い違い配置している。一連のネック形成モジュールのダイは、好ましくは、食い違い配置されたり、又は階段状に連続配置され、即ち各ダイは、従来のモジュールのダイよりも更に遠く容器支持体から離して隔設されている。
食い違い配置されたダイは、容器上の軸方向荷重を減じ、これによって容器壁のひだ発生を減じ、ずんぐり化又は歪みを起こそうとする容器底の傾向を低減する。食い違い配置されたダイは更に、容器の高さやフランジの幅に対してより良い制御を行う。
図面の説明
本発明を添付図面に示された図解実施例に関連して説明する。そこで−−
図1は、本発明に従って形成されたネック形成装置の断片的断面図であり;
図2は、図1の一部分の拡大された断片的断面図であり;
図3は、ネック形成の初期工程を図示しており;
図4及び図5は、後続のネック形成作業を図示しており;
図6は、図4及び図5の一部分が拡大された断片的断面図であり;
図7は、特許第4,774,839号と第5,497,900号で説明された装置によって形成されるネックの従来技術の形状を示しており;
図8は、図7で使用された装置と同じダイを使用して本発明の食い違い配置のダイ装置によって形成されたネックを示しており;
図9は、図7のネックと図8のネックを比較しており;
図10は、仕上げられたネックが形成されたフランジ付き容器を示している。
具体的実施例の説明
図1は、米国特許第4,774,839号と第5,497,900号に説明されているタイプで、本発明に従って改造されたネック形成装置のネック形成モジュールの一つを図解している。ここで説明される改造を除いて、この発明のネック形成装置は、第’839号と第’900号の特許のネック形成装置とほぼ同一であり、それら特許の開示技術は、参考までにここに編入されている。明瞭にするために、同じ参照番号は同じ部品に対して使用されている。図1に示されている装置は、5811−2ネック形成機械として知られている。
ネック形成装置の各ネック形成モジュールは、フレーム50と、周辺周りに複数の同一のネック形成サブステーション72を保持した回転式ターレット組立体70とを有している。図1は、サブステーションの内の2つ72a、72bを図示している。モジュールフレーム50は、ベース51と、支柱56によって相互に連結された下部と上部のフレーム部材52、54とを有している。
下部ターレットフレーム74と上部ターレットフレーム76とは、フレーム部材52、54の開口を貫通した中央駆動軸78に支持されている。ターレット組立体70は、軸受84a、84bによってフレーム部材に回転可能に支持されている。上部ターレットフレーム76は、駆動軸78上で軸方向に摺動可能となっており、またカラー88によって所望の軸方向位置に取り付けられている。
図2は、一般に100で示されている下部容器持上げ部と一般に102で示されている上部成形又はネック形成部とから構成されているネック形成サブステーション72をより詳細に開示している。さて、図1と図2の両方を参照すると、容器持上げ部100は、ほぼ円形の開口110を有した外部円筒状部材又はスリーブ108を有しており、開口110内でラム又はピストン112が往復動するように移動可能となっている。ラム112の下端部は、下部フレーム部材52上に支持された面カム118の上部露出カム制御面上に乗っているカム従動体116(図1を見よ)を有している。ラム112の上端部は、止着手段122によって容器支持台120をそこに取り付けている。支持台又は容器支持手段は、容器116の内部下面に係合する内部の上方に弓状を成した延長部124を有している。ラム112は、ここに参考までに編入されている米国特許第4,519,232号により詳細に説明されているように、スリーブ108と協働して流体をセンターリングする機構を提供し、またカム従動体116をカム118に係合させている。
カム118は、基本的に下部フレーム部材52上に周方向において着座している固定搭載のリングから構成されている。カムは、ターレットが固定フレーム50上で回動されると、ピストン112のまたそれに伴った容器16の上方向と下方向の動きを制御するために、高さと形状が選定され且つサブステーション72の下方端部と整合される。カム従動体116は、カム118と係合するように付勢されているので、面カムのカム制御面の形状は、後述のように容器16の位置を指図することになる。
上部のネック形成部分102は、ネジ付きキャップ134によって中空シリンダ132に取り付けられるネック形成ダイエレメント130を有している。シリンダ132は、中空プランジャ又は軸137が往復移動するように搭載されている軸方向開口136を有している。カム従動体138(図1を見よ)は、軸137の上端部上に搭載されており、また上部フレーム部材54に取付けられた固定上部面カム139の露出カム制御面上に回転可能に当っている。
全てが米国特許第4,519,232号に説明されているように、プランジャ137及びカム従動体138は、開口136内で軸137の芯出しもする流体圧力によってカム139と係合状態に保持されている。プランジャ137の下方端部は、第’839号と第’900号の特許に説明されているように、形状制御部材140を支持している。更に、プランジャ137と形状制御部材140は、後述のようにネック形成作業中に圧縮空気を容器内に導入する開口141を有している。
モジュールの操作において、軸78は、静止フレーム50上の固定軸線周りで回動される。図1の左手側でサブステーション72aに示されている最下位置に下方持ち上げ部分が存在している時、容器16は台120上へ移動され、弓状延長部124と係合される。下部カム118の形状は、軸78が回動されると容器がダイ130内へ上動されるようなものとなっており、容器の上方開放端部はそれによって徐々にリフォームされる。容器の上方端部が、ダイ130に実質的に接触すると、圧縮空気が源(図示されていない)から開口141を通して容器内に導入される。ターレット組立体70が、ターレット回転で約120°回動されると、上部カム139は、形状制御部材140がカムの形状に基づいて上方に移動できるような形状を取っている。上述のように、形状制御部材140を有した軸137は、流体圧力によって上方向に付勢され、またターレット組立体が回動すると上方向に移動する。その後、360°の回転の内の残りにおいて、カム118、139は、ネックの形成された容器がダイから取り外されている間、ほぼマッチした速度で台120と形状制御部材140とをそれらの最下位置に戻す形状と成っている。この下方向移動中には、容器内の圧縮空気は、容器をダイから台120上に力を加える。容器16は、第’839号と第’900号の特許に説明されているように引き続いて台120上に導入され、加工され、取り外される。
第’839号と第’900号の特許に説明されている方法と装置では、容器は複数のネック形成モジュールを使用することによって、より小さな開口を有するようにネックが形成される。記述されている特別な例においては202寸法ネックに対しては、10の異なったネック形成作業と1つのフランジ形成作業が容器のネックに対して実施される。ネック・イン部又は内側に向かったテーパ部の上部は、ネック形成作業の各々の間に再形成される。各ネック形成作業では、全体のネック・イン部が伸ばされて軸方向に拡張されている間に、小さなオーバラップが以前に成形されたネック・イン部間に形成され、各種の作業が仕上げられたネック・イン部に滑らかに混和されるように小さな部分部分で絞られる。結果的に得られたネック・イン部は、内側にテーパを成した環状直線部分に弓状部分を介して合流する円筒状側壁の端部に丸められた肩を有している。環状の直線部分の反対側の端部は、絞られた円筒状ネックに第2の弓状部分を介して合流している。
しかし、たとえ第’839号と第’900号の装置におけるダイの各々がテーパを成したネックの上部のみをリフォームするものでも、各ネック形成サブステーションのダイのテーパを成したネック形成部分は、容器がその最上位置に在る時に容器の全体のテーパネックに接触する。我々は、もしダイのテーパ部分が容器の全ネックに接触せずにネックの上部のみに接触すれば実質的な改良が得られることを知見した。好ましくは、ダイのネック形成部分は、ネックの径を絞った円筒状部分と隣接した成形半径部のみに接触し、ネックのテーパ部には接触しない。容器上の軸方向負荷は、それによって低減され、容器のひだ発生を減じ、また容器の底部がずんぐりしたり変形されることが少なくなる。本発明は、更にネックの形成された容器の高さの変化や、フランジの幅に対してより良い制御を行う。
容器の支持台120に対してネック形成サブステーションのダイの間の間隔を食い違い配置したり、又は階段状に配置することで、ダイと容器のネックとの間の係合量の低減が達成される。図1を参照すると、第’839号と第’900号の特許のネック形成モジュールは、支柱56上のカラー58と上部フレーム部材54との間で位置決めされる5811−2ネック形成機械用の取外し可能間隔片310によって改造される。それによって、駆動軸78に沿った上部ターレットフレーム76の軸方向位置は、容器支持台120に対するダイ130の間隔を制御するために変えられる。
各サブステーションの間隔片の軸方向寸法は、容器がダイにおけるその最上位置に在る時にダイのテーパを成したネック形成部分が容器の全ネックに係合しないように選定される。好ましくは、ダイのテーパを成したネック形成部分は、ネックの縮径円筒状部分とネックのテーパ部分上方に延びた隣接した成形丸み部のみに係合する(図6を第’839号と第’900号の特許の図7〜11の右側と比較せよ)。
図3は、第1のネック形成モジュールで実施される第1のネック形成作業を示している。図3の左側は、ネック形成ダイ130a内へ上動される容器16を示している。ネック形成ダイは、第1の円筒状壁部分203と、テーパを成したネック形成部分204と、第2の円筒状壁部分205とから構成されている。第1の円筒状壁部分203は、容器16の外径にほぼ等しい径を有し、約0.006インチの隙間を有している。第2の円筒状壁部分205は、第1のネック形成作業で形成される絞りネックの外径に等しい絞られた径となっている。容器16がダイ130a内に上動されると、図3の右側に示されているように、容器ネックの径は絞られ、またテーパを成したネック部211は、円筒状側壁210と絞り円筒状ネック212との間の容器本体に形成される。
第1のネック形成作業では、ネックの径は非常にわずかだけ、例えば約0.069インチだけ縮径されるが、ネックが形成される容器部分は、後続の作業のために調整されている。
図4は、後続のネック形成モジュールの一つで実施される次のネック形成作業を示している。ネック形成ダイ130bは、容器の中央部の径にほぼ等しい径を有した第1の円筒面203と、テーパを成したネック形成部分204と、縮径円筒面205とを有している。容器16が上動されると、円筒状ネック部212は、ダイのテーパを成したネック形成部分204に係合し、半径方向内側に向かって力が加えられる。
容器210は、図4の右手側と図6の拡大図とでその最上位置で図示されている。容器のテーパを成したネック部211は、間隔片310によってダイのテーパを成したネック形成部分204の下方に隔設され、そのネック形成部分204は、容器のテーパネック部211には係合しない。ダイのネック形成部分204は、容器のテーパ部211と円筒状ネック212とを連結する成形丸み部213(図6)に接触するであろう。より具体的には、ダイの丸みの与えられた部分206は、容器が上動するとネックの上部に係合してリフォームする。
ダイのテーパを成したネック形成部分204と容器のテーパネック部211との間の隙間の軸方向寸法は、図解目的のために図4と図5で誇張されている。実際の隙間は、図6の拡大図においてより正確に図解されている。本発明の好適な実施例における隙間の軸方向寸法は、ほんの約0.005インチである。ダイのテーパを成したネック形成部分204は、容器の長手方向軸線と角度Aを形成し、容器のテーパネック部211は、長手方向軸線と角度Bを形成する。好適な実施例では、角度Aは33°、角度Bは30°3′47″である。
たとえダイのテーパを成したネック形成部分204が、容器のテーパネック211に係合しなくても、テーパ部211と円筒部212とから成る容器のネック・イン部の上部は、リフォームされ、またテーパネック211の長さは、増大される。
図5は、図4に示されたネック形成作業の次のネック形成作業を示している。ネック形成ダイ130Cは、容器16の外径にほぼ等しい径を有した円筒状側壁203と、テーパを成したネック形成部分204と、第2の円筒状壁部分205とを有している。容器16は、テーパネック211と円筒状ネック212とを有している。容器が、図5の左側に図示された位置から図5の右側と図6に図示されたその最上位置に移動すると、容器の円筒状ネック212はダイのテーパを成したネック形成部分204に係合してリフォームされ、これによって容器のテーパ部211を長くする。間隔片310は、容器がその最上位置にある時、ダイのテーパを成したネック形成部分204が容器のテーパネック211に係合するのを防ぎ、また容器の円筒状ネック212と成形丸み部213(図6)のみがダイのネック形成部分204によって係合される。
図7は、202寸法のネックを211容器に形成するために第’839号と第’900号の特許に説明されている装置によって実施される10のネック形成作業について図解している。容器は、円筒状側壁312と、滑らかなテーパネック部314と、円筒状ネック316と、フランジ318とを有している。テーパネック314は、容器の長手方向軸線に並行に延びた線Lに対して約33°の包摂角度を形成している。ネック形成ダイの各々のネック形成部分204もダイの長手方向軸線に対して約33°の角度を有している。
図8は、容器がダイにおいてその最上位置に在る時に容器のテーパネックの上方に各ダイのネック形成部分204を保持するために5811−2ネック形成機械に間隔片310を付加することで本発明に従って改造される装置で実施される10のネック形成作業を図解している。容器は、同様に円筒状側壁320と、滑らかなテーパネック322と、円筒状ネック324と、フランジ326とを有している。しかし、容器のテーパネックは、ネック形成作業中にダイのテーパを成したネック形成部分に係合されないために、容器の軸線に平行に延びた線Lに対するテーパネックの角度は、図6におけるテーパネック314の角度より小さい。図7の容器を形成するのに使用されたダイのネック形成部分がたとえダイの軸線に対して33°の角度を形成していたとしても、テーパネック322の角度は単に約30°3′47″であった。
図9は、(図8のテーパネックは実線の外形線で示されているが、破線の外形線で示された)図7のテーパネックを比較している。2つの容器の円筒状壁部の径と2つの缶の円筒状ネックの径とが同じであるが、テーパネック部322の角度はテーパネック部314の角度よりも小さくなっている。
表1は、211直径の容器に202寸法のネックを形成するための10のネック形成作業の為の具体的間隔片厚さを図示している。容器の内の一つは、アルミニウムで、4.812インチの缶高さと12オンスの容積とを有していた。他の容器は、アルミニウムで、4.535インチの缶高さと、33センチリットルの容積とを有していた。異なった厚さを有した間隔片は、588、589、5811及び5811−2のネック形成機と称されている4つの異なったスタイルのネック形成機械に使用された。第1のネック形成作業後には、間隔片の厚さは、容器の滑らかなテーパネックの伸長された長さに合わせるために各作業に対して0.005インチだけ厚くなった。
表2は、4.535インチの缶高さと33センチリットルの容積を有した211直径のスチール缶に202寸法のネックを形成するために14のネック形成作業に使用される間隔片の寸法をリストアップしている。第2のネック形成作業後には、間隔片の厚さは各作業に対して0.005インチ厚くなった。
上記明細において、本発明の具体的実施例を図解の目的で詳細に説明したが、ここで述べた詳細の多くは、本発明の精神や技術的範囲から逸脱しない限り当業者によってかなり変更され得るものである。
Claims (15)
- ほぼ円筒状の側壁を有する容器の開放端に隣接した、滑らかな内側テーパを成したネック・イン部を形成する装置であって、複数のネック形成モジュールから構成されており、ネック形成モジュールの各々は、
モジュールフレームと、該モジュールフレーム上で固定軸線周りで回転するように回転可能に搭載されたターレットとを有しており、
モジュールの各々のターレットは、
モジュールフレーム上に回転可能に搭載された駆動軸と、該駆動軸に搭載された上部ターレットフレームと、該駆動軸に搭載された下部ターレットフレームと、上部と下部のターレットフレームに搭載された複数のネック形成サブステーションとを有しており、ネック形成サブステーションの各々は、
上部ターレットフレームに搭載され、容器側壁の直径に略等しい直径を有する第1の円筒状壁面、容器側壁の直径よりも小さな直径を有する第2の円筒状壁面、及び前記第1の円筒状壁面と前記第2の円筒状壁面の間に延びるテーパを成したネックを有する環状のネック形成ダイと、ネック形成ダイと軸方向に整合して下部ターレットフレームに搭載された容器支持体と、ネック形成ダイと容器支持体とが最も離れる第1位置とネック形成ダイと容器支持体が最も接近する第2位置との間で、ネック形成ダイと容器支持体との間に軸方向の相対移動を生じさせるカム手段とを有しており、
改良点は、ターレットの各々の上部ターレットフレームと下部ターレットフレームの間での軸方向間隔を変える手段から構成されており、それによって、ターレットの各ネック形成ダイと関連した容器支持体との間の軸方向間隔が変えられ、このため、ネック形成ダイと容器支持体とが第2位置にあるときに、ネック形成ダイのテーパを成したネックが、容器によって支持されるテーパを成した容器のネック・イン部に係合しない、
ことを特徴とするネック形成装置。 - 各ターレットの間隔を取る手段は、異なった軸方向寸法を有し、また異なった量だけ上部と下部のターレットフレームの間の間隔を変えるようになっている請求項1記載の装置。
- 複数の連続したモジュールに対する間隔片の軸方向寸法は、各モジュールに対して約0.005インチだけ変化する請求の範囲第2項記載の装置。
- モジュールフレームの各々は、複数の軸方向に延びた支持支柱と、該支持支柱によって軸方向に摺動可能に支持された各モジュールの上部ターレットフレームと、上部ターレットフレームを支持する支柱上の手段とを有しており、上記間隔を取る手段は、支柱上の支持手段と上部ターレットフレームとの間に位置決めされている請求項1記載の装置。
- 滑らかな内側にテーパを成したネック・イン部と円筒状側壁から延びた縮径円筒部とを形成するように円筒状容器側壁の開放端部にネックを形成する方法であって、
複数のネック形成モジュールを用意する工程と、
軸線周りで回転するようにモジュールの各々にターレットを回転可能に支持する工程であって、ターレットの各々が複数の軸方向に移動可能な容器支持体と、容器支持体と軸方向に整合され且つ軸方向移動するようにターレット上に搭載され、各々が容器側壁に係合してネックを形成するほぼ円筒状の壁面とテーパを成したネックと円筒状の壁面とテーパを成したネックとの間にある曲面と有するネック形成部を有した複数のネック形成ダイと、
容器支持体が整合されたネック形成ダイから最大限軸方向に距離をとった第1位置と容器支持体が整合されたネック形成ダイから最小距離をとった第2位置との間で容器支持体の各々を軸方向に移動させるカム手段と有しており、それによって容器支持体上の容器の側壁が整合されたネック形成ダイのネック形成部分と係合するように移動されるようになっている工程と、
整合された容器支持体が第2位置に在るとダイのテーパを成したネックが容器のネック・イン部から軸方向に隔設されるようにネック形成ダイの各々の軸方向位置を調節する工程と、
容器支持体の各々をその第2位置に移動する工程であって、それによって整合したダイのネック形成部分が容器の縮径部のみに係合し、テーパを成したネックが容器のネック・イン部に係合しないようにする工程とから構成されていることを特徴とするネック形成方法。 - 上記調節工程は、容器支持体から軸方向に離れるようにネック形成ダイを移動させるためにネック形成モジュールフレーム上に間隔片を搭載することから構成されている請求項5記載の方法。
- 上記調節工程は、各ターレットのネック形成ダイの軸方向位置を異なった量だけ調節するものである請求項5記載の方法。
- 複数の連続したモジュールのネック形成ダイの軸方向位置は、約0.005インチづつ変化する請求項7記載の方法。
- ダイのネック形成部分と容器のネック・イン部との間の上記軸方向間隔は、約0.005インチとなっている請求項5記載の方法。
- ネック形成ダイのテーパを成した各々のネックは、ネック形成部分に係合可能な包摂角度を容器の軸線に対して形成しており、またネック形成ダイの各々の軸方向位置は、容器の軸線に対する容器の内側にテーパを成したネック・イン部の包摂角度がテーパを成したネックと容器の軸線との間の包摂角度よりも小さくなるように調節される請求項5記載の方法。
- 縮径のほぼ円筒形状部と滑らかなテーパ部とを円筒状側壁上方に形成するように円筒状金属容器の開放端部にネックを形成する方法であって、
(a)テーパを成したネック・イン部が第1部分を上記円筒状側壁に隣接させ且つ第2部分を上記縮径部に隣接させて、テーパを成したネック・イン部を円筒状側壁の端部に且つ縮径円筒部を上記開放端に隣接させて形成する工程と、
(b)上記円筒状側壁に径をほぼ等しくした第1円筒面と、上記縮径円筒部より小径の第2円筒壁面と、これら第1と第2の円筒壁面との間の中間壁面とを有したネック形成ダイに上記テーパネック・イン部ではなく上記縮径円筒部を係合させる工程と、
(c)ネック形成ダイの中間壁面をリフォームされた滑らかなテーパを成した容器の位置に係合させないでテーパネック・イン部の上部と上記縮径円筒部のみをリフォームし、上記縮径円筒部を有するリフォームされたネック・イン部とリフォームされた滑らかなテーパを成した容器の部分とを形成する工程とから構成されていることを特徴とするネック形成方法。 - 前記円筒状側壁に直径が略等しい第1の円筒状壁面と、第1のダイが有する第2の円筒状壁面よりも直径が小さい第2の円筒状壁面と、前記第1の円筒状壁面と前記第2の円筒状壁面の間にある中間壁面と、を有する第2のダイに、上記テーパネック部ではなく、上記縮径円筒部のみを係合させて、リフォームされたネック・イン部の上部のみをリフォームして、前記リフォームを行う工程において、2度リフォームされた容器の滑らかなテーパ部を係合することなく、2度リフォームされた円筒状のネック・イン部と、2度リフォームされた滑らかなテーパ部と、第2のネック形成ダイの中間壁面と、を形成する工程を有している請求項11記載の方法。
- 前記容器は、前記テーパを成したネック・イン部に連結する丸みの与えられた部分と、前記容器の縮径円筒状部と、を有し、
前記ネック形成部は、前記中間壁部に連結する丸みの与えられた部分と、前記ネック形成部の第2の円筒状壁面と、を有し、
前記ネック形成部の丸みを与えられた部は、前記リフォーム工程において前記容器の丸みを与えられた部分に係合する、
ことを特徴とする請求項11記載の方法。 - 円筒状金属容器の開放端にネックを形成して、円筒状側壁に縮径略円筒状部と滑らかなテーパ部を形成する方法であって、
(a)前記開放端に隣接する縮径円筒状部と、前記縮径円筒状部と前記円筒状側壁との間にあるテーパを成すネック・イン部と、前記縮径円筒状部と前記テーパを成すネック・イン部との間にある丸みを与えられた部と、を形成する工程と、
(b)前記テーパを成すネック・イン部ではなく前記縮径円筒状部を、前記第2の円筒状側壁に直径が略等しい第1の円筒状面と、前記縮径円筒状部よりも直径が小さい第2の円筒状壁面と前記第1と、第2の円筒状壁面との間にある中間壁面と、前記中間壁面と前記第2の円筒状壁面との間にある丸みを与えられた部と、を有するネック形成部に係合することによって前記縮径円筒状部と前記テーパを成すネック・イン部とをリフォームし、前記リフォームされたテーパを成すネック・イン部を係合することなく、リフォームされたテーパを成すネック・イン部と前記ネック形成部の中間壁面を形成する工程と、
を有する方法。 - 前記係合する工程において、前記ダイの丸みを与えられた部が前記容器の丸みを与えられた部を係合する、請求項14記載の方法。
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