JP3836643B2 - 不揮発性集積回路メモリ装置とその駆動方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、集積回路メモリ装置に係り、より詳しくは集積回路メモリ装置とその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
フラッシュEEPROMのセルトランジスタは、一般に絶縁膜に囲まれ、シリコン基板上に形成されたソースとドレインとの間に配列されたフローティングゲートと、ワードラインに連結される制御ゲートとを有する。このようなセルにおいて、セルがプログラムされたとき、チャージキャリア(即ち、電子)が絶縁膜を介してフローティングゲートに注入される。フラッシュEEPROM装置の動作は、一般にプログラム、消去、読出を含む3つモードに区分される。
【0003】
一般にフラッシュセルは、基板からフローティングゲートに注入されたホット電子によってプログラムされる。そのような効果を得るために、ソースとバルクとを接地させ、セルからデータを読出するための読出電圧(例えば、制御ゲートで4〜5V、ドレインで約1V、ソースとバルクで0V)より高いプログラム電圧(例えば、制御ゲートで約8〜12V、ドレインで5〜6V)をセルの制御ゲートとドレインに印加しなければならない。
【0004】
プログラムモードで、フローティングゲートにはホット電子が蓄積され、蓄積された電子は捕獲される。フローティングゲート上に多くの量の捕獲された電子が蓄積されることによってセルトランジスタの有効スレッショルド電圧(例えば、約6〜7V)が増加する。もしこの増加が十分に大きいと、セルトランジスタは、読出動作の間、ソース、ドレイン、制御ゲート及びバルクに読出電圧が印加されるとき、非導電状態にとどまる。このプログラム状態では、セルは論理“0”(オフ セル)を格納しているということができる。そのようなセルのプログラム状態は、電源供給が中断されてもそのままに維持される。
【0005】
フラッシュセルトランジスタの消去は、セルのフローティングゲートに蓄積された電荷除去を含む。例えば、フラッシュメモリセルの消去は、セルのソース/ドレインをフローティングさせながら、制御ゲートに負の高電圧(例えば、約−10V)を、バルクに正の電圧(例えば、5〜6V)を印加することによって実施することができる。これにより、フローティングゲートとバルクとの間の薄い絶縁膜を介してコールド電子トンネリング(即ち、フォウラ−ノルドハイム トンネリング)が発生し、その結果セルトランジスタのスレッショルド電圧が減少する(例えば、1〜3V)。消去電圧は、最大受入可能スレッショルド電圧以下にセルが消去されるまでセルに印加される。従って、消去されたフラッシュセルは、導電状態となる。この場合、セルは、論理“1”(オン セル)を格納しているということができる。従ってビットライン電流を感知することによってセルのプログラム/消去状態(即ち、1又は0)を決定することができる。
【0006】
従来の高密度フラッシュメモリ装置の大部分は、チップ大きさを減らすためにセグメントセルアレイ構造を採用している。セグメントアレイ構造において、バルクとセルとは、多数のセクタに分割され、同一セクタ内のセルのソースは、対応するバルクセクタに共通に結合される。このような構造では、セクタ(例えば、16K、又は64Kバイト容量)内の全てのセルが同時に消去される。
【0007】
このようなセクタ消去動作において、プログラムされたスレッショルド電圧、製造条件、使用総数、温度等の不均一性のために、セクタ内の1つ、又はそれより多くのセルが最小受入可能スレッショルド電圧以下に消去される。これは多すぎる電荷がセルのフローティングゲートから除去されるためで、セルをディプレッション(空乏)状態にする。最小スレッショルド電圧以下に消去されたセルは、一般に“過消去”と称される。過消去されたセルによって関連するビットライン上に漏洩電流が誘導され、同一のビットライン上の他のセルを読出するとき、エラーを発生させる。この問題を解決するための1つの方法は、過消去されたセルを修復することである。過消去されたセルの修復方法として過消去検証と低電圧レベルでのプログラミングとを利用した反復処理が知られている。
【0008】
一般に、フラッシュEEPROM装置のセクタ消去動作は、次のように実施される。
まず、セクタ内の全てのセルは、それらのスレッショルド電圧分布を狭めるように順次プログラムされる(これを“第1プログラミング”という)。ついで、セクタの全てのセルが、同時に消去される(これを“メイン消去”という)。その後、過消去されたセルの有無を決定するため、ワードラインの行を選択し、選択された行のセルをビットラインの列に沿って1つずつ検査することによって修復動作が開始される。このような手順を一般に過消去検証と呼んでいる。検証動作を実施することによって、セルが一番低いスレッショルド電圧で予想される電流より多くの電流を伝導するとき、このセルは、過消去されたとして判別される。一度過消去されたと判別されると、低レベル修復電圧(例えば、制御ゲートへ2〜5V、ドレインへ6〜9V、そしてソース及びバルクへ0V)を用いてそのセルはプログラムされる(これを第2プログラミングという)される。他の行上にその他のセルの修復も同様の方法で実施される。
【0009】
このようなプログラム動作では、フラッシュセルのプログラムされたスレッショルド電圧がプログラム検証アルゴリズムによってチェックされる。一般に、プログラム検証は、一連の折り込みプログラムと読出し動作とを含む。このような検証動作において、セルが必要とするスレッショルド電圧を有するかの可否を決定するために、プログラム検証電圧(例えば、約6V)を選択されたワードラインに印加することによってセルのフローティングゲート内に貯蔵された電荷量を検出する。セルが目標スレッショルド電圧でプログラムされると(プログラム成功という)、セルがさらにプログラミングされることが禁止され、次のセルのプログラムが始まる。しかし、セルが“プログラム失敗”と検証されると、セルは与えられたプログラミング動作回数範囲内で再プログラムされる。
【0010】
上述の第2プログラミング動作では、セルがプログラム失敗と検証されると、セルに対するメイン消去動作と第2プログラミング動作とが再び実施される。過消去されたセルを修正するための技術の一例が米国特許5、237、535に“フラッシュメモリの過消去セルの修復方法”という題目で記載されている。
【0011】
図1は、従来のフラッシュEEPROM装置を示す。フラッシュメモリ装置は、不揮発性EEPROMセルアレイ10、行デコーダ12、ワードライン駆動回路14、列デコーダ16、列選択回路18、電圧昇圧回路20、電圧スイッチング回路22、プログラム/消去制御回路24を含む。
【0012】
電圧昇圧回路20は、電源電圧(例えば、2.7〜3.6V)を利用して昇圧された電圧(例えば、6〜7V)を発生させる。プログラム/消去制御回路24は、メモリ装置のプログラム及び消去検証モードでプログラム検証及び過消去検証動作のために活性化される検証イネーブル信号(VER−EN)を発生させる。電圧スイッチング回路22は、検証イネーブル信号VER−ENに応じて電源供給電圧VCCと昇圧された電圧VPPとのうち、いずれか1つをワードライン駆動回路14に供給する。図1に示すように、行デコーダ12とメモリセルアレイ10との間に位置するワードライン駆動回路14は、各々のワードラインWL1〜WLmに対応する複数のワードラインドライバWD1〜WDmで構成される。
【0013】
図2は、図1に示したワードラインドライバWD1〜WDmの詳細な回路構成を示している。図に示すように、各ワードラインドライバWDi(i=1、2、…、又はm)は2つのP−チャンネルMOS(PMOS)トランジスタ30、32、2つのN−チャンネルMOS(NMOS)トランジスタ34、36、そしてインバータ38で構成されるレベルシフタを含む。ワードラインドライバ(又はレベルシフタ)WDiは、セルアレイ10内のメモリセルトランジスタCi1〜Cimの制御ゲートが共通に連結された対応するワードラインWLiに結合される。ワードラインドライバWDiは、一般的なMOS電圧信号よりさらに高い電圧信号を供給するために設けられている。
【0014】
電圧スイッチング回路22は、データ読出モードでは電源電圧VccをワードラインドライバWDiに供給し、プログラム及び消去モードでは昇圧された電圧VppをワードラインドライバWDiに供給する。ワードラインWLiの行に対応するワードライン駆動回路WDi(i=1、2、…、又はm)が行アドレス信号X_ADDをデコーディングするNANDゲート28を含む行デコーダ12によって選択されるとき、ワードライン駆動回路WDiはデータ書き込みモードではワードラインWLiをVccに設定し、プログラム、又は消去モードではVppに設定する。従って、行のメモリセルトランジスタCi1〜Cin(i=1、2、…、又はm)の制御ゲートはデータ読出モードで電源電圧Vccが供給され、プログラム及び消去モードで昇圧電圧が供給される。
【0015】
図3は、従来の不揮発性メモリ装置でのプログラム及び消去モードでのタイミング図である。プログラム/消去モードで、検証イネーブル信号VER−ENが非活性化され、ワードラインドライバWD1〜WDmが選択されない場合、各々のワードラインドライバWDi(i=1、2、…、又はm)において、インバータ38は、ノード42を論理低レベル(0)に駆動する。NMOSトランジスタ36は、導通し、NMOSトランジスタ34は、非導通となる。従って、各ワードラインWLi(又はノード46)は放電されて0V(即ち、接地電圧)を維持する。これによってPMOSトランジスタ30が導通されるようになる。従って、ノード44は、電源供給電圧Vccに充電される。
【0016】
信号VER−ENが活性化されると、プログラム、又は消去検証動作が、ワードラインWL1の第1行の選択によって開始される。アドレス信号X_Addに応じる行デコーダ12によって、ワードラインドライバWD1が選択されると、ワードラインドライバWD1内のノード40は、行デコーダ12内のNANDゲート28によって論理低レベルに駆動される。従ってインバータ38は、ノード42を論理高レベルに駆動してNMOSトランジスタ34が導通し、NMOSトランジスタ36は、非導通となる。そのため、ノード44が接地電圧に放電されることによってPMOSトランジスタ32がターンオンされる。その結果、ワードラインWL1は、昇圧された電圧レベルVppに駆動される。
【0017】
以後、ワードラインWL1上の第1グループのセルトランジスタ(Cl1、Cl2、…、Clm)は列アドレスY_Addによって順次選択され、セルトランジスタ(Cl1、Cl2、…、Clm)の制御ゲートには、ワードラインWL1を介して昇圧された電圧Vppが供給される。t1とt2との間に第1及び第2セルトランジスタCl1、Cl2は、プログラム/消去検証される。t3の間には、行上の最後のセルトランジスタClmのプログラム/消去検証が実施される。
【0018】
最後のセルトランジスタClnの検証が完了された後、行アドレスX_Addは、ワードラインWL2の次の行を選択するために更新される。このとき、ワードラインWL2は、Vppまで昇圧され、ワードラインW1は、0Vに放電される。続いて、ワードラインWL2の行上の第2グループのセルトランジスタ(C21、C22、…、C2n)が、列アドレス信号Y_Addによって1つずつ選択される。他の行上の残っているセルの検証も、同一の方法で実施される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の不揮発性メモリ装置が、1つのチップに集積されるとき、ワードラインピッチPL(即ち、隣接ワードラインとの間の距離)は、各々のメモリセルトランジスタの大きさ、行デコーダ12内の各NANDゲート大きさ、そしてワードラインドライバWD1−WDmを構成する各素子の大きさによって決定される。一般にワードラインドライバ(即ち、レベルシフタ)は、昇圧された電圧Vppで駆動されるので、ワードラインドライバに使用される各素子の大きさは、行デコーダ12内の各NANDゲートや各メモリセルトランジスタの大きさよりも大きい。従って、図1に示すように、ワードラインピッチPLは、ワードラインドライバWD1〜WDmを構成する各素子の大きさによって決定される。
【0020】
図2に示す従来のワードラインドライバにおいて、NMOSトランジスタ34の大きさは、高電圧Vppを高速で、スムーズにスイッチングするために、PMOSトランジスタ30の大きさより約5倍大きい。電源供給電圧の減少にともなってその比率は、増加する。従って、不揮発性メモリ装置には多数のワードラインとワードラインドライバとが使用されているので、不揮発性メモリ装置の集積度は、ワードラインドライバとそれに使用されるトランジスタの大きさによって制限される。
【0021】
本発明の目的は、改善された集積回路メモリ装置とその改善された駆動方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、高集積メモリ装置を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上述のような種々の目的を達成するための本発明の特徴によると、メモリセルアレイは、行と列とに配列された複数の不揮発性メモリセルを有し、電圧昇圧回路は、電源供給電圧より高い昇圧電圧を供給する。そして制御回路は、プログラム/消去検証期間を知らせる第1信号と、行アドレス変化が切迫していることを知らせる第2信号を発生する。電圧スイッチング回路は、第1及び第2信号に応じて昇圧電圧と電源供給電圧とのうち、いずれか1つを選択的に出力する。各々が対応する不揮発性メモリセルに接続された複数のワードラインと、電圧スイッチング回路とワードラインとの間に接続され、昇圧電圧と電源供給電圧のうち、いずれか1つでワードラインを順次駆動する複数のワードラインドライバと、行アドレスに応じてワードラインドライバのうち、いずれか1つを選択する行デコーダを含み、第2信号は、選択された行の最後のセルの検証が完了される時点で行アドレスが変わる時点までの時間の間活性化され、電圧スイッチング回路は、第2信号が活性化されるとき、ワードラインドライバに電源供給電圧を提供する。
【0023】
本発明の他の特徴によると、ワードラインの行とワードラインと交差するビットラインの列とに配列される電気的にプログラム及び消去可能な不揮発性メモリセルを有する不揮発性メモリセルアレイを含む不揮発性半導体メモリ装置から、ワードラインとビットラインとが連続的に駆動されるメモリ装置のプログラム及び消去モードの間に、ワードラインを駆動する方法において、ワードラインのうち、選択されたワードラインに電源電圧より高い昇圧電圧を供給する段階と、選択されたワードラインに関連する最後のセルの検証が完了される時点でワードラインのうち、他のワードラインが選択される時点までの時間の間、昇圧電圧より所定の低い電圧(例えば、電源電圧)に選択されたワードラインを放電する。
【0024】
【発明の実施の形態】
図4には、本発明の実施形態による集積回路メモリ装置が記載されている。具体的に、メモリ装置は、不揮発性メモリセルアレイ100を含み、アレイ100は多数のEEPROMメモリセルCl1−mnを有する。周知のように、メモリセルは、複数のメモリセルの列と複数のメモリセルの行とを有する2次元的なセルの配列に整列されている。図示のように、メモリセルのm行とn列とは、m*nのセルの配列として構成される。メモリセルの各行は、各ワードラインWL1−WLmと電気的に結合され、メモリセルの各列は、各ビットラインBL1−BLnに電気的に結合される。列選択回路118はデータDOUTがメモリセルから読出されるように、そしてデータDINがメモリセルに書き込まれるように構成される。列選択回路118は、列デコーダ116から列選択信号を受け入れる。列デコーダ116は、列アドレスY_Addに応じて列選択信号を発生する。
【0025】
ワードラインWL1−WLmは、ワードライン駆動回路114によって駆動され、駆動回路114は、レベルシフタとして動作する多数ワードラインドライバを含む。図示のように、ワードラインドライバ回路114は、電圧供給制御回路122によって電源が供給され、行デコーダ112から行選択信号を受け入れる。電圧供給制御回路122は、電圧スイッチング回路としても考えることができる。周知のように、行デコーダ112は、行アドレスX_Addに応じて各々の行選択信号を発生させる。電圧供給制御回路122は、昇圧された電圧Vppと電源電圧Vccとを入力する。ここで、昇圧された電圧Vppは、6−7V程度のレベルを有し、電源供給電圧Vccは、1.7−3.6程度のレベルを有する。昇圧された電圧Vppは、電源供給信号Vccを用いて従来の電圧昇圧回路120によって発生させることができる。例示的な電圧昇圧回路が米国特許5、796、293に「バックアップ昇圧容量を有する電圧昇圧回路」という題目で詳細に掲載されており、本明細書にこれを引用する。
【0026】
図5を参照して、以下詳細に説明されるように、電圧供給制御回路122は、又検証イネーブル信号VER−ENとフラグ信号XA−CHGとに応答する。これらの信号は、プログラム/消去検証制御回路124によって発生される。検証イネーブル信号VER−ENとフラグ信号XA−CHGの発生タイミングは、図6により詳細に説明する。
図5を参照すると、図4のワードラインドライバ回路114及び電圧供給制御回路122が記載されている。具体的に、ワードラインドライバ回路114は、多数のワードラインドライバWD1−WDmを含み、各々のワードラインドライバは、行デコーダ112から各々行選択信号を受ける。例えば、第1行のメモリセルのプログラム、又は消去動作の間、第1ワードラインドライバは、入力ノード140にロジック“0”の行選択信号を受ける。このロジック“0”の行選択信号は、NMOSプルダウントランジスタ136をターンオフさせ、ノード142がインバータ138によってロジック“1”レベルに駆動されるとき、NMOSプルダウントランジスタ134をターンオンさせる。NMOSプルダウントランジスタ134がターンオンされるとき、ノード144は、ロジック“1”レベルからロジック“0”レベル(例えば、Vss、GND=0V)になり、PMOSプルアップトランジスタ132は、ターンオンされる。PMOSプルアップトランジスタ132がターンオンされると、ワードラインドライバの出力ノード146は、ロジック“1”レベルになる。電圧供給制御回路122によって決定されるロジック“1”レベルの大きさは、電源電圧Vccの大きさや昇圧された電圧供給信号Vppの大きさと等しく、これは図6と関連して以下詳細に説明される。
【0027】
第1行のメモリセルのプログラム、又は消去された状態を検証する動作が完了すると、行アドレスX_Addは第2行のメモリセル(C21−C2n)を指定するように変化する。このアドレス変化に基づいて、第1ワードラインドライバWD1は、入力ノード140にロジック“1”の行選択信号を受ける。このロジック“1”の行選択信号は、NMOSプルダウントランジスタ136をターンオンさせ、ノード142がインバータ138によってロジック“0”レベルに駆動され、NMOSプルダウントランジスタ134をターンオフさせる。NMOSプルダウントランジスタ136がターンオンされると、出力ノード146は、ロジック“1”レベル(Vccと等しい)からロジック“0”レベル(例えば、Vss、GND=0V)になる。PMOSプルアップトランジスタ130がターンオンされると、ワードラインドライバのノード144は、ロジック“1”レベルになる。電圧供給制御回路122によって決定されるロジック“1”レベルの大きさは、電源電圧Vccの大きさ、又は昇圧された電圧供給信号Vppの大きさと等しい。
【0028】
本発明によると、選択されないワードラインドライバ(例えばWD2−WDm)各々のノード144でのロジック“1”信号の大きさと、選択されたワードラインドライバ(例えば、WD1)のノード146でのロジック“1”信号の大きさとは、選択された行(例えば、第1行)のメモリセルがプログラム、又は消去検証動作を受ける間、昇圧された電圧レベルVppに設定される。しかし他の選択された行のメモリセル(例えば、C21−C2n)に対するプログラム、又は消去検証動作を始まる前、選択されたワードラインドライバのノード146でのロジック“1”信号の大きさと、選択されないワードラインドライバのノード144でのロジック“1”信号の大きさとは、電源電圧レベルVcc側にレベルが移動する(即ち、このようなノードで電圧は、図6の時間t3の間、図示されたようにVppからVccに低下する)。それから、次に選択された行(例えば、第2行)のメモリセルに対するプログラム、又は消去検証動作が始まると、以前に選択されたワードラインドライバ(例えば、WD1)のノード146でのロジック“1”信号の大きさと他の選択されないワードラインドライバ(WD3−WDm)のノード144でのロジック“1”信号の大きさとは、電源供給レベルVccから基準電圧レベル(例えば、Vss)に低下する。従って、ノード146と144での電圧は新しいプログラム、又は消去検証動作が始まる前にVpp(例えば、6−7V)からVcc(例えば、2.7−3.6V)に低下するため、NMOSプルダウントランジスタ134と136の寸法を縮小することができ、図4に示すワードラインピッチPLも減らすことができる。これはより小さいワードラインドライバWD1−WDmを使用することができるため、さらに高い集積度が本発明により達成することができることを意味する。
【0029】
さらに図5を参照すると、電圧供給制御回路122は、電源供給電圧信号Vccや昇圧された電圧信号VppをワードラインドライバWD1−WDmに供給する。特に、図示された電圧供給制御回路122は、検証イネーブル信号VER−ENとフラグ信号XA−CHGに応じ、インバータ154、1対のレベルシフタ158と160、2−入力NORゲート156、PMOSプルアップトランジスタ150、及びPMOSパストランジスタ152を含み、図示されたように連結されている。図示された電圧供給制御回路122の構造によると、ワードラインドライバ回路114は、検証イネーブル信号が非活性状態(例えば、ロジック“0”レベル)であるとき、又はフラグ信号が活性状態(例えば、ロジック“1”レベル)であるとき、第1電圧レベルVccで電源が供給され(Vcc)、検証イネーブル信号が活性状態(例えば、ロジック“1”レベル)であるとき、又はフラグ信号が非活性状態(例えば、ロジック“0”レベル)であるとき、第2電圧レベルでワードラインドライバ回路114に電源を供給する。
【0030】
従って、図6のタイミング図に示すように、図4及び図5のプログラム/消去検証制御回路124によって発生された検証イネーブル信号VER−ENがロジック“1”レベルに駆動されるとき、プログラム、又は消去検証モードが開始する。このような現象が発生し、第1ワードラインWL1が選択されるとき(即ち、X_Addは、メモリセルCl1−Clnの第1行を指定する)、第1ワードラインWL1は、昇圧された電圧レベルVppに対応するロジック“1”レベルに駆動される。
【0031】
それから、動作は、第1行のEEPROMメモリセルプログラム、又は消去された状態を検証するための動作がその次に実施される。このような検証動作の間、列アドレスY_Addは一連の列アドレスを通してシーケンスされ、列選択回路118は、各々のビットラインBL1−BLnの信号を評価する。図示されたように、第1行の第1EEPROMセルCl1に対応する列アドレスは、時間間隔t1の間に指定され、第1行の第2EEPROMセルCl2に対応する列アドレスは、時間間隔t2の間に指定される。
【0032】
その次に、時間間隔t3の間、第1行の最後のEEPROMセルClnの状態が検証される。一応、検証動作が完了されると、フラグ信号XA_CHGが、プログラム/消去検証制御回路124によってパルスとして発生される。第1ワードラインWL1の電圧(そして選択されないワードラインドライバWD2−WDnのノード144での電圧)は、行アドレス信号X_Addの変化を予想して、そして時間間隔t4及びt5の間、第2行のEEPROMメモリセルの状態を検証する動作の逐次的な開始を予想して、昇圧された電圧レベルVppが電源供給電圧レベルVccまで減少する。第1ワードラインWL1での電圧の変化は、時間間隔t3の後半部分の間に発生する(XA_CHG=1であるとき、時間間隔tCHGの間)。最後に、フラグ信号XA_CHGの下降エッジ後に、第2ワードラインWL2は、昇圧された電圧レベルVppに駆動され、第2行のメモリセルの状態を検証するための動作は従来と同様に実施される。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、ワードラインドライバから選択された行のワードラインの最後の列が選択されるとき、選択されたワードラインは、昇圧電圧より低い電圧に放電されるため、昇圧電圧を高速かつスムーズにスイッチングさせるスイッチング素子の寸法を減らすことができる。従って、不揮発性メモリ装置の集積度を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の不揮発性集積回路メモリ装置のブロック図である。
【図2】図1に示す従来のワードラインドライバ回路の電気的な概略図である。
【図3】図1のメモリ装置の動作を示すタイミング図である。
【図4】本発明の実施形態による集積回路メモリ装置のブロック図である。
【図5】図4の実施形態による、電圧供給制御回路、電圧昇圧回路、プログラム/消去検証制御回路、列デコーダ及びワードライン駆動回路を示す電気的な概略図である。
【図6】図4のメモリ装置の動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
112 行デコーダ
114 ワードライン駆動回路
116 列デコーダ
118 列選択回路
120 電圧昇圧回路
122 電圧供給制御回路
138、154 インバータ
Claims (20)
- 第1ワードラインに電気的に接続されるメモリセルの第1行を有するメモリセルアレイと、
前記第1ワードラインに電気的に接続される出力段を有するワードラインドライバと、
フラグ信号が検証イネーブル信号の活性期間中に活性状態であるとき、前記ワードラインドライバに第1電圧レベルを供給し、前記フラグ信号が前記検証イネーブル信号の活性期間中に非活性状態であるとき、前記ワードラインドライバに第2電圧レベルを供給するように、前記検証イネーブル信号と前記フラグ信号とに応じて動作する電圧供給制御回路と、
を含むことを特徴とする集積回路メモリ装置。 - 前記第1電圧レベルは、電源供給電圧レベルに対応し、前記第2電圧レベルは、前記電源電圧レベルより高いレベルを有する昇圧された電圧レベルに対応することを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
- 検証時間中に、連続的に活性検証イネーブル信号を発生し、前記検証時間中に、一連のパルスとして活性フラグ信号を発生するプログラム/消去検証制御回路をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
- 前記電圧供給制御回路に電気的に接続される出力段を有する電圧昇圧回路をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のメモリ装置。
- 第1検証時間中、第1行に電気的に接続される第1ワードラインを昇圧された電圧レベルに同時に駆動して前記第1行のメモリセルの状態を検証する段階と、
前記昇圧された電圧レベルと基準電圧レベルとの中間レベルの電圧レベルで前記第1ワードラインを駆動する段階と、
第2検証時間中、前記第1ワードラインを前記基準電圧レベルで、第2行に電気的に連結された第2ワードラインを前記昇圧された電圧レベルで同時に駆動して前記第2行のメモリセルの状態を検証する段階と、
を含むことを特徴とする集積回路メモリ装置の駆動方法。 - 前記昇圧された電圧レベルと前記基準電圧レベルとの中間レベルを有する電圧レベルで前記第1ワードラインを駆動する段階は、前記第1ワードラインを電源電圧レベルで駆動する段階を含むことを特徴とする請求項5に記載の駆動方法。
- 前記昇圧電圧レベルと前記基準電圧レベルとの中間の電圧レベルで前記第1ワードラインを駆動する段階の間、第1行の最後のメモリセルのアドレスに対応する列アドレスを発生する段階をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の駆動方法。
- 前記昇圧電圧レベルと前記基準電圧レベルとの中間の電圧レベルで前記第1ワードラインを駆動する段階の間、第1行の最後のメモリセルのアドレスに対応する列アドレスを発生する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の駆動方法。
- 前記メモリ装置は、前記第1ワードラインと第2ワードラインとに各々電気的に結合された各々の出力段を有する第1及び第2ワードラインドライバを含み、第1行のメモリセルの状態を検証する段階は、前記第2ワードラインドライバの内部ノードを前記昇圧された電圧レベルに高める段階を含み、前記昇圧電圧レベルと基準電圧レベルとの中間の電圧レベルで前記第1ワードラインを駆動する段階は、第2行のメモリセルの状態を検証する段階を始める前に、前記第2ワードラインドライバの内部ノードを前記昇圧された電圧レベルから前記電源電圧レベルに低める段階とを含むことを特徴とする請求項6に記載の駆動方法。
- 行と列とに配列された複数の不揮発性メモリセルのアレイと、
行アドレスに応じて前記行を1つずつ選択する手段と、
前記選択された行のワードラインを電源電圧より高い第1電圧まで駆動する手段と、
列アドレスに応じて前記列を1つずつ選択する手段と、
次の行を選択する以前に、前記選択された行に関連する最後の列の検証完了後に、前記第1電圧より低い第2電圧に前記ワードラインを放電する手段と、
を含むことを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。 - 前記ワードラインを駆動する手段は、前記行に各々対応する複数のレベルシフタを含むことを特徴とする請求項10に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
- 前記不揮発性メモリセルは、電気的に消去及びプログラムが可能なセルであり、前記ワードラインは、前記不揮発性メモリセルのプログラム及び消去検証モードで放電されることを特徴とする請求項10に記載の不揮発性メモリ装置。
- 前記第2電圧は、電源電圧と等しいことを特徴とする請求項10に記載の不揮発性メモリ装置。
- 行と列とに配列された複数の不揮発性メモリセルを有する不揮発性メモリセルアレイと、
電源供給電圧より高い昇圧電圧を提供する電圧昇圧回路と、
プログラム/消去検証期間を知らせる第1信号と、行アドレス変化が切迫していることを知らせる第2信号とを発生する制御回路と、
第1及び第2信号に応じて前記昇圧電圧と電源供給電圧のうち、いずれか1つを選択的に出力する電圧スイッチング回路と、
各々が対応する不揮発性メモリセルに接続された複数のワードラインと、
前記電圧スイッチング回路と前記ワードラインとの間に接続され、前記昇圧電圧と電源供給電圧のうち、いずれか1つの手段により前記ワードラインを順次駆動する複数のワードラインドライバと、
行アドレスに応じて前記複数のワードラインドライバのうち、いずれか1つを選択する行デコーダとを含み、
前記第2信号は、前記選択された行の最後のセルの検証が完了される時点で前記行アドレスが変わる時点までの時間中に活性化され、前記電圧スイッチング回路は、前記第2信号が活性化されるとき、前記ワードラインドライバに電源供給電圧を提供することを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。 - 前記ワードラインドライバの各々は、レベルシフタを含むことを特徴とする請求項14に記載の不揮発性メモリ装置。
- 前記レベルシフタは、
前記電圧スイッチング回路に接続されたソースと、ドレインと、対応するワードラインに接続されるゲートとを有する第1PMOSトランジスタと、
前記電圧スイッチング回路と接続されたソースと、対応するワードラインに接続されたドレインと前記第1PMOSトランジスタのドレインに結合されたゲートとを有する第2PMOSトランジスタと、
前記行デコーダに接続された入力段と、出力段とを有するインバータと、
前記第1PMOSトランジスタのドレインに接続されるドレインと、接地電圧に接続されるソースと、前記インバータの出力段に接続されるゲートとを有する第1NMOSトランジスタと、
前記対応するワードラインに接続されたドレインと、前記接地電圧に接続されたソースと、前記行デコーダに連結されたゲートとを有する第2NMOSトランジスタと、
を含むことを特徴とする請求項15に記載の不揮発性半導体メモリ装置。 - 前記電圧スイッチング回路は、
前記電源供給電圧と前記ワードラインドライバとの間に接続される第1スイッチ素子と、
前記電圧昇圧回路と前記ワードラインドライバとの間に接続される第2スイッチ素子と、
前記第1及び第2信号に応じて、前記第1及び第2スイッチ素子を選択的に制御するロジック回路と、
を含むことを特徴とする請求項14に記載の不揮発性半導体メモリ装置。 - 前記電圧スイッチング回路は、
前記第1信号が活性化されるとき、前記ワードラインドライバに前記昇圧電圧を提供することを特徴とする請求項14に記載の不揮発性半導体メモリ装置。 - ワードラインの行と前記ワードラインと交差するビットラインの列とに配列される電気的にプログラム及び消去可能な不揮発性メモリセルを有する不揮発性メモリセルアレイを含む不揮発性半導体メモリ装置から、前記ワードラインと前記ビットラインとが逐次的に駆動される前記メモリ装置のプログラム及び消去モードの間に、前記ワードラインを駆動する方法において、
前記ワードラインのうち、選択されたワードラインに電源電圧より高い昇圧電圧を提供する段階と、
選択されたワードラインに関連する最後のセルの検証が完了される時点で前記ワードラインのうち、他のワードラインが選択される時点までの時間の間に、前記昇圧電圧より所定の低い電圧で前記選択されたワードラインを放電する段階と、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記所定の電圧は、前記電源電圧と等しいことを特徴とする請求項19に記載の方法。
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