JP3836933B2 - ノイズを除去する地震観測方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地震の観測に用いられる地震観測方法に関し、特に、地質調査、探鉱、活断層の調査等に用いられる人工地震、あるいは地滑りの原因や地震活動度を調査する微小地震観測に用いられる地震観測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ダイナマイトによる人工地震や、微小地震の振動を計測するのに、地震計による地震観測が行われてきた。その場合、1式の地震計、1個のセンサが用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、人工地震はダイナマイトの発破により生じさせるが、かなり大量のダイナマイトを用いてもそれによる振動レベルはあまり高いものではなく、車両の走行や人間の歩行等の生活振動によるノイズの影響を受けやすかった。また、自然の地震であっても微小地震の振動の観測では、やはりノイズの影響を受けやすく、正確な観測が阻害されていた。
【0004】
さらには、微小地震の観測では一定振動レベル以上の振動をトリガとして、地震計内の遅延回路によりトリガ作動の数秒前からの波形を記録するように工夫し、記録紙等の経済を図っているが、ノイズをトリガとして記録を開始してしまうことがよくあり、観測経済性が阻害されていた。
【0005】
したがって本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、地震計で観測される振動のうちノイズ振動を確実に判別し、真の地震による振動のみを取り出すことのできる地震観測方法の提供を、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明による地震観測方法は、地震計で計測される振動を周波数成分に対する強度レベルに分解し、該振動の所定周波数y1ヘルツ成分の振動レベルをay1デシベル、前記振動が地震による振動かノイズの振動かを判別する基準となる基準レベルをanデシベル、前記振動のピークを与える振動周波数fpヘルツにおける振動レベルをapデシベルとしたとき、次式 ry1=(ay1−an)/(ap−an)×100 で与えられる、ry1パーセントが所定の値r1パーセントを越える場合に、その振動をノイズと判別する。このとき、請求項2の方法のように、前記所定周波数y1ヘルツが15〜25ヘルツの範囲内のいずれかの周波数、例えば20ヘルツであってもよい。このとき、請求項3の方法のように、前記所定の値r1パーセントが、55〜65パーセントのいずれかの値、例えば60パーセントであってもよい。
【0007】
このような方法では、振動の所定周波数y1ヘルツ成分、例えば20ヘルツの振動レベルと基準レベルとの差と、振動のピークの振動レベルと基準レベルとの差の比が、所定の値例えば60パーセントを越えるか否かでノイズを判別し排除できる。
【0008】
また、請求項4に記載の地震観測方法は、地震計で計測される振動を周波数成分に対する強度レベルに分解し、該振動が地震による振動かノイズの振動かを判別する基準となる基準レベルをanデシベル、前記振動のピークを与える振動周波数fpヘルツにおける振動レベルをapデシベル、所定の比をxパーセントとしたとき、式 ax=an+(ap−an)×(x/100) で与えられる、axデシベルにおける帯域幅Wヘルツが所定の周波数幅W1ヘルツを越える場合に、その振動をノイズと判別する。ここで、請求項5に記載のように、前記xパーセントが、65〜75パーセントの範囲内のいずれかの比であってもよく、請求項6に記載のように、前記所定の周波数幅W1ヘルツが、10〜20ヘルツのいずれかの値であってもよい。
【0009】
このような方法では、振動の基準レベルと振動のピークにおける振動レベルとの間の所定の比、例えば70パーセントの振動レベルにおける帯域幅WがW1例えば15ヘルツを越えるか否かでノイズを判別し除去できる。
【0010】
請求項7に係る発明による地震観測方法は、地震計で計測される振動を周波数成分に対する強度レベルに分解し、該振動の所定周波数y1ヘルツ成分の振動レベルをay1デシベル、前記振動が地震による振動かノイズの振動かを判別する基準となる基準レベルをanデシベル、前記振動のピークを与える振動周波数fpヘルツにおける振動レベルをapデシベルとしたとき、式 ry1=(ay1−an)/(ap−an)×100 で与えられる、ry1パーセントが所定の値r1パーセントを越える場合に、その振動をノイズと判別し、さらに、所定の比をxパーセントとしたとき、式 ax=an+(ap−an)×(x/100)で与えられる、axデシベルにおける帯域幅Wヘルツが所定の周波数幅W1ヘルツを越える場合に、その振動をノイズと判別する。
【0011】
このとき、請求項8に記載のように、前記所定周波数y1ヘルツが15〜25ヘルツの範囲内のいずれかの周波数であり、前記所定の値r1パーセントが、55〜65パーセントのいずれかの値であり、前記xパーセントが、65〜75パーセントの範囲内のいずれかの比であり、前記所定の周波数幅W1ヘルツが、10〜20ヘルツのいずれかの値であってもよい。
【0012】
このような場合、2つの条件の重畳的な判別になるので、判別の精度が上がる。
【0013】
また、請求項9に記載のように、さらに、ピーク周波数fpヘルツが所定の周波数f1を越える場合に、その振動をノイズと判定し、次式 ad=ap−anで与えられる振動レベル差adデシベルが、所定の値a1を越えない場合に、その振動をノイズと判定してもよい。
【0014】
この場合、ピーク周波数fpと、振動レベル差を判定条件に加えるので、さらに判定精度が上がる。
【0015】
また、請求項10に記載の地震観測方法のように、地震計で計測される前記振動を、水平方向について直交する2方向、その2方向に垂直な1方向の各々について計測するようにしてもよく、この場合サンプルが3倍でしかも振動方向が異なるデータに基づく判定が可能となり、さらに判定の精度が上がる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の発明者は、地震とノイズそれぞれの振動が有する特性を研究し、真の地震の振動とノイズの振動には特性上の差があることを見出した。即ち、(a)約20ヘルツ前後の周波数の振動レベルがピークの振動レベルの60%前後を境にして、真の地震とノイズの振動とが区別できること、(b)真の地震の周波数は比較的低い領域例えば、チリ等遠方の地震は1ヘルツ前後、国内の地震の周波数は3ヘルツ前後にあり、一般的には3〜10ヘルツが多く、ノイズは比較的高い周波数領域例えば10〜20ヘルツにあることが多いこと、(c)70%前後のレベルの帯域幅Wヘルツが、真の地震では比較的狭く例えば7ヘルツ前後が多いこと、ノイズでは17ヘルツ前後が多いこと、(d)振動のピーク値と基準レベルの差で、真の地震とノイズとを区別できる場合が多いこと、を見出した。このような知見に基づいて本発明はなされた。
【0017】
以下、本発明の実施の形態について、説明する。図8は、本発明に用いられる地震計システムの概要を示す図である。地震を観測したい地点に設置されるセンサ1と地震計本体2の間は、信号リード線4により接続されている。図中では、リード線は長いので途中で省略して示されている。地震計本体と計測されたデータを処理するコンピュータ3とは、電気的に接続されている。コンピュータ3は、観測された振動を周波数分析すること、また観測され又は分析された数値を設定値と比較して、所定の判定をすることができるように構成されている。
【0018】
センサ1は、地面に水平な面上の直交する座標、東西方向E−W、南北方向N−S、地面に垂直な鉛直方向U−Dの合計3方向について、それぞれ振動を計測することができるように構成されている。また、検知する量は、振動加速度であるが、振動速度であってもよい。
【0019】
地震計本体2は遅延回路を備えており、トリガとなる振動を検知し、その振動の検知された時刻の数秒前からの振動を記録できるように構成されている。
【0020】
本発明の実施の形態では、地震計で計測された振動を周波数分析し、次の4項目について設定値と比較して、真の地震による振動か、ノイズの振動かを判別する。特に(3)の所定周波数例えば20Hz前後の振動レベルr20が設定値以上であるか以下であるかによる判別が最も顕著な判別法である。
【0021】
さらに、4項目全てをAND条件で充足した場合を真の地震とすると、信頼性は非常に高くなる。真の地震であるための条件を与える、4項目は以下の通りである。
【0022】
(1)ピーク周波数が設定値以内であること。
【0023】
(2)所定振動レベル%の帯域幅が設定値内であること。
【0024】
(3)所定周波数における振動レベルが設定値以内であること。
【0025】
(4)ピーク振動レベル値と基準レベル値の差が設定値以上であること。
【0026】
このような項目の条件をはずれる振動はノイズによるものであるとして、除去し記録対称からはずすことができ、観測精度が上がると共に、記録の経済性も高めることができる。
【0027】
また、各項目毎にノイズか地震かの判定はできるが、重畳的に用いることもできる。即ち、上記項目の条件を1つでもはずれる振動はノイズとして除去すればよい。あるいは、上記項目の条件を全て充足する振動を真の地震として、選び出せばよい。
【0028】
次に、図1以下を参照して本発明の実施例を説明する。図1は、地震計で計測された振動を周波数分析した結果を、横軸を周波数Hz(ヘルツ)、縦軸を振動レベルdB(デシベル)で示す図である。本実施例では、センサ1で検知された、トリガ振動の時刻以前の3秒(300サンプル)及びトリガの時刻以後の約7秒(723サンプル)分のデータを取り出して、コンピュータ3中の高速CPUによりフーリエ変換を行った。
【0029】
図1中、fpはピークの振動を与える周波数Hz、apはピーク周波数fpヘルツにおける振動レベル、anは40〜50ヘルツの周波数成分に於ける振動レベルの平均値デシベルであり、これを基準レベルとする。a70デシベルはピーク値apと基準レベルanとの差の70%を基準レベルに加えた値、即ちa70=an+(ap−an)×(70/100)、r20パーセントは基準レベルanを0%、ピーク値apを100%としたときの、周波数成分20Hzでのレベル、即ちr20=(a20−an)/(ap−an)×100、Wヘルツはa70以上の振動レベルを有する周波数の帯域幅、adデシベルはピークレベルと基準レベルとの差、即ちad=ap−an、である。
【0030】
ここで各パラメータの性質を説明する。
【0031】
ピーク周波数fpヘルツ:地震のピーク周波数は、ほとんどの場合1〜15ヘルツの間に分布している。計測した振動がこの条件を充足しているか否かを調べるため、ピーク周波数について、下限flwヘルツと上限fhi(本発明のf1)ヘルツを設定する。
【0032】
70%の帯域幅Wヘルツ:地震及びノイズ波形の周波数解析を行うと、地震の場合はWが15ヘルツ以下、ノイズの場合はWが10ヘルツ以上となっている場合が多い。計測した振動がこの条件を充足しているか否かを調べるため、Wの上限Wmax(本発明のW1)ヘルツを設定する。
【0033】
20ヘルツのレベルr20:車などのノイズの場合、r20が60%を越えることが多い。計測した振動がこの条件を充足しているか否かを調べるため、r20の上限r20maxデシベル(本発明のr1)を設定する。
【0034】
ピーク値apと基準レベルanとの差:計測された振動のピーク周波数の振動レベルが基準レベルの何倍に相当するかを調べるため、レベル差の下限amin(本発明のa1)デシベルを設定する。
【0035】
以下、本発明の実施例である試験結果を示し説明する。本試験では、パラメータは以下のように設定した。
【0036】
flw=1 ヘルツ
fhi=15 ヘルツ
Wmax=15 ヘルツ
r20max=60 %
amin=10 デシベル(基準レベルの約3倍)
サンプル数は、76件(地震24件、ノイズ48件、不明4件)であった。試験の結果、地震と判定されたのは、31件であり、ノイズと判定されたのは、45件であった。即ち、実際のノイズ48件中、45件をノイズと判定しており、ノイズ判別精度は、本実施例の場合92%であり、ノイズ除去の効果はかなり高かった。
【0037】
本実施例では、ノイズが周波数の低域から高域まで(5〜20ヘルツ)広く分布していることを利用しており、特に、比較的センサの近くで発生した車のノイズや衝撃性のノイズに対しては判別精度は高かった。
【0038】
図2〜図7を参照して、具体的な試験結果を説明する。
【0039】
図2は、周波数20ヘルツの振動レベルr20%と度数の関係を示す。横軸がr20%であり、縦軸が各%幅に入るサンプルの度数である。図2で(a)は地震の場合、(b)はノイズの場合を示す。(a)から分かるように、本実施例では、地震の場合r20は60%より下であり、ノイズは50%を越えていることが分かる。したがって、この条件だけでかなりの確率で判別できることが分かる。
【0040】
図3は、ピーク周波数fpと度数の関係を示す。横軸がfpヘルツであり、縦軸が各周波数幅に入るサンプルの度数である。図3で(a)は地震の場合、(b)はノイズの場合を示す。(a)から分かるように、本実施例では、地震の場合fpは15ヘルツより下、またほとんどのサンプルは12ヘルツより下であり、ノイズの場合は3ヘルツより上、多くのサンプルは9ヘルツを越えていることが分かる。したがって、この条件だけでは正確な判別はできないが、他の条件と組み合わせることで精度を高めることができることが分かる。
【0041】
図4は、70%帯域幅Wと度数の関係を示す。横軸がWヘルツであり、縦軸が各周波数幅に入るサンプルの度数である。図4で(a)は地震の場合、(b)はノイズの場合を示す。(a)から分かるように、本実施例では、地震の場合Wは15ヘルツより下、また多くのサンプルは12ヘルツより下であり、ノイズの場合は6ヘルツより上、多くのサンプルは12ヘルツを越えていることが分かる。したがって、この条件だけでもある程度の判別が可能であり、さらに他の条件と組み合わせることで精度を高めることができることが分かる。
【0042】
図5は、判定結果を示す。左欄のs014〜s423はデータ番号であり、サンプル76件に対応する。中央欄に人によるチェック結果、右欄にシミュレータによる判定結果を示す。図中、0がノイズと判定されたものであり、1が地震と判定されたもの、2が不明と判定されたものである。例えば、データ番号s113では人によるチェック結果は地震かノイズか不明であるのに対して、シミュレータは地震と判定、データ番号s405では人によるチェック結果はノイズであるのに対して、シミュレータは地震と判定している、等の僅かな差は認められるものの、ほとんどは一致しており、シミュレータの精度の高さについて、先に述べた結果が読みとれる。
【0043】
図6と図7は、先の4項目即ち、(1)ピーク周波数、(2)所定振動レベル%の帯域幅、(3)周波数20Hzにおける振動レベル、(4)ピーク振動レベル値と基準レベル値の差、をそれぞれE−W、N−S、U−Dの3方向について判定した結果である。総合判定は、先の判定について地震であるとの判定をAND条件でまとめたものである。図7は図6の続きの一覧表を示す図である。例えば、データ番号s406では、最も信頼性の高い周波数20Hzにおける振動レベル3方向を含めてほとんどが地震の判定であるが、レベル値差N−Sがノイズの判定であり、そのため総合判定はノイズとなり、図5に示されるように、人のチェック結果と同じ結果になっている。
【0044】
このように、前記4項目の条件をANDで処理することにより、正しい判定を得る可能性を高めている。
【0045】
以上の実施例では、所定周波数y1ヘルツを20ヘルツとしたが、y1は一つの基準であって、地震の種類、ノイズの種類によって適切に選定すればよく、またこのy1に応じて、適切なry1の判定用のrmax(あるいはr1)を定めればよい。但し一般的には、15〜25ヘルツの範囲内のいずれかの周波数が望ましく、さらに望ましくは17〜23ヘルツ程度とする。
【0046】
また、所定の値r1パーセントは60パーセントとしたが、これもy1に応じて適切な値を設定すればよく、60%にはこだわらない。地震の種類、ノイズの種類によって適切に選定すればよい。但し一般的には、55〜65パーセントが望ましく、さらに望ましくは57〜63%程度とする。
【0047】
また所定の比xは、70%としたが、比xは一つの基準であって、地震の種類、ノイズの種類によって適切に選定すればよく、またこのxに応じて、適切なWmax(あるいはW1)を定めればよい。但し一般的には、65〜75%の範囲内のいずれかの比が望ましく、さらに望ましくは67〜73%程度とする。
【0048】
また、所定の周波数幅W1は15Hzとしたが、W1は一つの基準であって、地震の種類、ノイズの種類によって適切に選定すればよい。但し一般的には、10〜20Hzの範囲内のいずれかの周波数が望ましく、さらに望ましくは12〜18ヘルツ程度とする。
【0049】
また、所定の周波数f1は、15Hzとしたが、f1は一つの基準であって、地震の種類、ノイズの種類によって適切に選定すればよい。但し一般的には、10〜20Hzの範囲内のいずれかの周波数が望ましく、さらに望ましくは12〜18ヘルツ程度とする。
【0050】
また所定の値a1は、10dBとしたが、a1は一つの基準であって、地震の種類、ノイズの種類によって適切に選定すればよい。但し一般的には、5〜15Hzの範囲内のいずれかの周波数が望ましく、さらに望ましくは8〜13dB程度とする。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、地震計で計測される振動を周波数成分に対する振動レベルに分解し、該振動の所定周波数について、ピーク周波数、振動レベル%の帯域幅、振動レベル、ピーク振動レベル値と基準レベル値の差、に基づき地震による振動か、ノイズかを判断するので、地震計で観測される振動のうちノイズ振動を確実に判別し、真の地震による振動のみを取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる周波数分析の典型例を示す図である。
【図2】本発明の実施例のサンプルについて、20Hzでのレベル%と度数の関係を示す図である。
【図3】本発明の実施例のサンプルについて、ピーク周波数と度数の関係を示す図である。
【図4】本発明の実施例のサンプルについて、70%帯域幅と度数の関係を示す図である。
【図5】本発明の実施例の総合判定結果を示す図である。
【図6】本発明の各データ番号で示されるサンプルの、個別判定結果と総合判定結果を示す図である。
【図7】図6の続きを示す図である。
【図8】本発明に用いられる地震計システムの概要を示す図である。
【符号の説明】
1 センサ
2 地震計本体
3 コンピュータ
Claims (10)
- 地震計で計測される振動を周波数成分に対する強度レベルに分解し、該振動の所定周波数y1ヘルツ成分の振動レベルをay1デシベル、前記振動が地震による振動かノイズの振動かを判別する基準となる基準レベルをanデシベル、前記振動のピークを与える振動周波数fpヘルツにおける振動レベルをapデシベルとしたとき、次式
ry1=(ay1−an)/(ap−an)×100
で与えられる、ry1パーセントが所定の値r1パーセントを越える場合に、その振動をノイズと判別する、地震観測方法。 - 前記所定周波数y1ヘルツが15〜25ヘルツの範囲内のいずれかの周波数である、請求項1に記載の、地震観測方法。
- 前記所定の値r1パーセントが、55〜65パーセントのいずれかの値である、請求項1または請求項2に記載の、地震観測方法。
- 地震計で計測される振動を周波数成分に対する強度レベルに分解し、該振動が地震による振動かノイズの振動かを判別する基準となる基準レベルをanデシベル、前記振動のピークを与える振動周波数fpヘルツにおける振動レベルをapデシベル、所定の比をxパーセントとしたとき、次式
ax=an+(ap−an)×(x/100)
で与えられる、axデシベルにおける帯域幅Wヘルツが所定の周波数幅W1ヘルツを越える場合に、その振動をノイズと判別する、地震観測方法。 - 前記所定の比xパーセントが、65〜75パーセントの範囲内のいずれかの値である、請求項4に記載の、地震観測方法。
- 前記所定の周波数幅W1ヘルツが、10〜20ヘルツのいずれかの値である、請求項4または請求項5に記載の、地震観測方法。
- 地震計で計測される振動を周波数成分に対する強度レベルに分解し、該振動の所定周波数y1ヘルツ成分の振動レベルをay1デシベル、前記振動が地震による振動かノイズの振動かを判別する基準となる基準レベルをanデシベル、前記振動のピークを与える振動周波数fpヘルツにおける振動レベルをapデシベルとしたとき、次式
ry1=(ay1−an)/(ap−an)×100
で与えられる、ry1パーセントが所定の値r1パーセントを越える場合に、その振動をノイズと判別し、さらに、
所定の比をxパーセントとしたとき、次式
ax=an+(ap−an)×(x/100)で与えられる、axデシベルにおける帯域幅Wヘルツが所定の周波数幅W1ヘルツを越える場合に、その振動をノイズと判別する、地震観測方法。 - 前記所定周波数y1ヘルツが15〜25ヘルツの範囲内のいずれかの周波数であり、前記所定の値r1パーセントが、55〜65パーセントのいずれかの値であり、前記xパーセントが、65〜75パーセントの範囲内のいずれかの比であり、前記所定の周波数幅W1ヘルツが、10〜20ヘルツのいずれかの値である、請求項7に記載の、地震観測方法。
- さらに、ピーク周波数fpヘルツが所定の周波数f1を越える場合に、その振動をノイズと判定し、次式
ad=ap−an
で与えられる振動レベル差adデシベルが、所定の値a1を越えない場合に、その振動をノイズと判定する、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の、地震観測方法。 - 地震計で計測される前記振動を、水平方向について直交する2方向、その2方向に垂直な1方向の各々について計測する、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の、地震観測方法。
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| JPH10253766A (ja) | 1998-09-25 |
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