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JP3842545B2 - コンテンツ提供システムおよび提供方法 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、提供されたデジタルコンテンツを、端末の利用者に提供するコンテンツ提供システムおよび提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットなどのネットワークにおいては、デジタルコンテンツを用意したWebサーバを接続し、上記インターネットに接続している端末の利用者に対し、上記デジタルコンテンツを配信するようにしている。このようなデジタルコンテンツの配信において、配信するコンテンツに関連する広告を、例えばバナー広告などとして同時に配信する技術やサービスがある。また、Webサーバに検索エンジンを用意し、端末から入力されて送信された検索キーワードによってコンテンツを検索して配信すると共に、配信するコンテンツに関連する広告を同時に配信する技術やサービスもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のデジタルコンテンツの配信サービスや検索サービスは、主に目的が明確な利用者が利用することを想定したものであり、検索キーの入力などの端末における操作が必要となる。しかしながら、目的が明確でない利用者にとっては、何を検索キーとして入力すればよいのかが不明瞭なので、上記サービスを利用しにくいという問題があった。
また、目的が明確でない利用者の興味は、頻繁に変化することが多く、デジタルコンテンツと共に提供される広告が、利用者にとって興味の対象にならない場合が多い。すなわち、利用者の興味に適した広告を配信していないという問題があった。
【0004】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、利用者の興味に適した広告が配信できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のコンテンツ提供システムは、コンテンツプロバイダより提供される複数のデジタルコアコンテンツの情報を記録するコアコンテンツ格納部と、広告提供者より提供される複数のデジタル広告コンテンツの情報を記録する広告コンテンツ格納部と、コアコンテンツ格納部に格納されている複数のデジタルコアコンテンツおよび広告コンテンツ格納部に格納されている複数の広告コンテンツ各々の間の関連の度合いをデジタルコアコンテンツの内容から算出し、コアコンテンツ格納部に格納された複数のデジタルコアコンテンツと、広告コンテンツ格納部に格納された複数のデジタル広告コンテンツとが、算出した関連の度合いが表示の配置に反映された状態で閲覧できる表示データを作成する関連付けエンジンとを備え、複数のデジタルコアコンテンツのいずれかを要求した端末に対し、要求されたデジタルコアコンテンツを含む表示データを送信するものである。
この発明によれば、端末には複数のデジタルコアコンテンツが関連する広告コンテンツと共に表示可能な状態で送信される。
【0006】
上記発明において、関連付けエンジンは、端末からの過去のデジタルコアコンテンツの要求数の履歴より端末各々に要求特性を設定し、特定端末からの要求には、コアコンテンツ格納部に格納されたデジタルコアコンテンツと、広告コンテンツ格納部に格納されたデジタル広告コンテンツとが、算出した関連の度合いが表示の配置に反映され、かつ特定端末の要求特性が表示の配置に反映された状態で閲覧できる表示データを送信するものである。
【0007】
また、上記発明において、デジタルコアコンテンツは、コンテンツプロバイダが用意したネットワークに接続するサーバに格納され、デジタル広告コンテンツは、広告提供者が用意したネットワークに接続するサーバに格納され、デジタルコアコンテンツの情報としてこのデジタルコアコンテンツのリンクがコアコンテンツ格納部に格納され、デジタル広告コンテンツの情報としてこのデジタル広告コンテンツのリンクが広告コンテンツ格納部に格納されるものである。
【0008】
加えて、上記発明において、関連付けエンジンにより算出された関連の度合いがアイコンの表示の配置に反映され、かつ、電子的なネットワークを介して接続された複数の端末からのコアコンテンツ格納部に格納されている複数のデジタルコアコンテンツに対する要求数がアイコンの表示のに反映されたログ表示データを作成する操作ログ解析部を備え、ログ表示データは、例えば、要求状態がリアルタイムに反映される状態で、ネットワークを介してコンテンツプロバイダの端末および広告提供者の端末で閲覧可能な状態とする。
【0009】
また、本発明のコンテンツ提供方法は、コンテンツプロバイダより提供された複数のデジタルコアコンテンツおよび広告提供者より提供された複数の広告コンテンツ各々の間の関連の度合いをデジタルコアコンテンツの内容から算出し、複数のデジタルコアコンテンツと複数の広告コンテンツとが、算出した関連の度合いが表示の配置に反映された状態で閲覧できる表示データを作成し、コンテンツがこれを示すアイコンとして表示され、関連の度合いがアイコンの表示の配置に反映され、かつ、電子的なネットワークを介して接続された複数の端末からの複数のデジタルコアコンテンツに対する要求数がアイコンの表示のに反映されたログ表示データを作成し、複数のデジタルコアコンテンツのいずれかを要求した端末に対し、要求されたデジタルコアコンテンツを含む表示データを送信し、ログ表示データは、ネットワークを介してコンテンツプロバイダおよび広告提供者が取り出し可能な状態とするようにしたものである。
この発明によれば、端末には複数のデジタルコアコンテンツが関連する広告コンテンツと共に表示可能な状態で送信される。
【0010】
上記発明において、端末からの過去のデジタルコアコンテンツの要求数の履歴より端末各々に要求特性を設定し、特定端末からの要求には、算出した関連の度合いが表示の配置に反映されかつ特定端末の要求特性が表示の配置に反映された状態で、デジタルコアコンテンツとデジタル広告コンテンツとが閲覧できる表示データを送信する。
【0011】
また、デジタルコアコンテンツの情報は、このデジタルコアコンテンツのリンクであり、デジタル広告コンテンツの情報は、このデジタル広告コンテンツのリンクである。
【0012】
また、所定の時間において発生したデジタルコアコンテンツおよび広告コンテンツ各々に対する端末からの要求数を計数し、この計数したコンテンツ毎の要求数をログ表示データのアイコンのに反映させ、かつ指定された特定広告コンテンツを示すアイコンが中心に配置された新たなログ表示データを作成し、この新たなログ表示データ上で、特定広告コンテンツの配置を変更することで、特定広告コンテンツの関連の度合いを変更するようにしてもよい。
【0013】
特定広告コンテンツの関連付け度合いを変更するとき、ログ表示データに反映させる要求数は、関連付けの度合いを算出した全てのコンテンツに対する要求数を用いてもよく、また、特定広告コンテンツを要求した端末が、広告コンテンツ以外のコンテンツに対して行った要求の数を用いてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるデジタルコンテンツ提供システムの構成を示す構成図である。本実施の形態では、図1に示すように、インターネットなどのネットワーク101に、コンテンツ配信サーバ102を設け、コンテンツプロバイダA103a,コンテンツプロバイダB103b,広告提供者104から配信されるコンテンツを、コンテンツ配信サーバ102を介して利用者端末105に提供するようにした。配信されたコンテンツは、例えば、利用者端末105の表示部106により閲覧することができる。
【0015】
コンテンツプロバイダA103a,コンテンツプロバイダB103bは、配信したいコアコンテンツを用意し、広告提供者104は、配信したい広告コンテンツを用意する。これらコンテンツは、文書データ,画像データ,音声データなどから構成されている。
コンテンツ配信サーバ102は、まず、コンテンツプロバイダA103a,コンテンツプロバイダB103bが用意したコアコンテンツもしくはこのコアコンテンツのリンク情報が格納されたコアコンテンツ格納部121、広告提供者104が用意した広告コンテンツもしくはこの広告コンテンツのリンク情報が格納された広告コンテンツ格納部122を備えている。
【0016】
以上のように各コンテンツを備えたコンテンツ配信サーバ102は、利用者端末105からのリクエストにより、所望とされるコンテンツを利用者端末105に送信する。この結果、利用者端末105を操作している利用者は、コンテンツ配信サーバ102に用意されているコンテンツを、表示部106に表示することなどにより閲覧することができる。
【0017】
このコンテンツの配信において、コンテンツ配信サーバ102は、コアコンテンツ格納部121と広告コンテンツ格納部122に格納されている複数のコンテンツの間に、関連付けエンジン123により関連付けを行った状態としておく。関連付けエンジン123は、例えばコンテンツを構成している文書に出現する語彙を、2つのコンテンツ間で比較することで、コンテンツ間の関連付けを行う。
【0018】
以下、デジタルコンテンツの提供システムに関して説明する。
コンテンツプロバイダA103a,B103bや、広告提供者104からコンテンツが提供されると、図2に示すように、提供されたコンテンツまたは提供されたコンテンツのリンク情報をコンテンツ格納部121に格納する(ステップS101)。
【0019】
つぎに、例えば、以下に示すことにより、各コンテンツ間の関連度を計算し(ステップS102)、計算した関連度データを蓄積する(ステップS103)。まず、コンテンツにおける文書部分全てを形態素解析し、名詞を抽出する。次いで、全ての文書にわたって出現頻度の高いN個の名詞を、上位から選び出す。次いで、各々の文書において、選び出したN個の名詞各々の出現頻度を表すN次元のキーワードベクトルを、選び出した各々の名詞に組み合わせ、つぎに示すようなコンテンツプロファイルを作成する。
【0020】
[コンテンツプロファイル]
選ばれた名詞
京都,観光,ホテル,居酒屋,旅館,バス,土産,和食,洋食…
文書中の出現頻度
(3 0 1 0 0 2 1 2 0…)
【0021】
関連付けエンジン123は、上記コンテンツプロファイルをもとに、例えばつぎに示すようにベクトルの距離尺度を用い、複数のコンテンツ間における関連の度合いを計算する。
まず、コンテンツiに対するコンテンツプロファイルベクトルを、前述したN個のキーワードベクトルci,Nにより、Vi=(ci,1,ci,2,・・・ci,N)とし、これを用いたつぎの式により、コンテンツiとコンテンツjとの関連度合いを求める。
【0022】
【数1】
Figure 0003842545
【0023】
上記式を用い、全てのコンテンツ間の関連度合いを多次元尺度構成法を用いて2次元平面上の距離尺度として表現し、2次元平面上における各コンテンツの配置(座標)を計算しておく。なお、これに限るものではなく、コンテンツに用意されているリンク情報同士の比較により、2つのコンテンツの関連付けを行うようにしてもよい。
一方、利用者端末105がインターネットを介してアクセスしてくると、関連付けエンジン123は、つぎのようにしてユーザプロファイル生成する(ステップS104)。
【0024】
利用者端末105からのリクエストに応じてコンテンツ配信サーバ102から利用者端末105に対してコンテンツを送信している状況において、この時点から遡り過去M個の送信済みコンテンツにおけるコンテンツプロファイルの要素毎の平均値を各要素とするようなN次元のベクトルを構成し、これをユーザプロファイルとする。例えば、すでに、つぎに示すコンテンツプロファイルの3個のコンテンツが送信されていた場合を考える。すなわち、すでに利用者が閲覧したコンテンツが、つぎに示すコンテンツプロファイルの場合を考える。
【0025】
時刻t−2に閲覧したコンテンツのプロファイル
(1 5 4 0 0 0 0 0 0 0 0)
時刻t−1に閲覧したコンテンツのプロファイル
(0 0 2 0 5 5 0 0 0 0 0)
現時点tに閲覧したコンテンツのプロファイル
(0 0 0 0 5 3 1 0 0 0 0)
【0026】
この場合、現時点tにおけるユーザプロファイルは、(0.3 1.7 2.0 0 3.3 2.7
0.3 2.7 0.3 0 0 0 0)となる。
以上のことにより、現時点におけるユーザプロファイルを求めたら、関連付けエンジン123は、求めたユーザプロファイルと、コンテンツ配信サーバ102に用意されているコンテンツプロファイルとの間の類似度をつぎに示す計算により求め興味の推定を行う(ステップS105)。
【0027】
まず、コンテンツプロファイルベクトルをVc=(c1,c2,・・・)とし、ユーザプロファイルベクトルをVu=(u1,u2・・・)とし、つぎの式によりユーザプロファイルとコンテンツプロファイルとの間の類似度を求める。
【0028】
【数2】
Figure 0003842545
【0029】
以上説明したことにより、ユーザプロファイルとコンテンツプロファイルとの間の類似度を求めたら、関連付けエンジン123は、まず、関連度合いを多次元尺度構成を用いて2次元表面上の距離尺度として表現し、2次元平面上における配置座標を計算した各コンテンツを、この配置座標を反映させた状態で表示される表示データ(2次元マップ)を作成し(ステップS106)、これを利用者端末105において表示可能な状態として提供する(ステップS107)。
【0030】
上記表示データは、HTMLなどのハイパーテキストであり、例えばHTTP(Hypertext Transfer Protocol)による利用者端末105からのリクエストにより、利用者端末105に送信され、図1に示すように、表示部106のWebブラウザが表示されるウインド161に表示される。ウインド161には、各コンテンツのサムネイルが、関連度合いに応じ、関連の大きいコンテンツのサムネイル同士は近くに配置されて表示され、関連の薄いコンテンツのサムネイルは離れて表示される。なお、サムネイルとしては、図1に示すように、コンテンツに含まれる画像データを用いるようにすればよい。
【0031】
また、表示データにおいては、上記類似度を反映させて、類似度の高いものほど利用者の興味・指向に近いコンテンツとし、このコンテンツのサムネイルが、VRML(Virtual Reality Modeling Language)などのような3次元的な表示手段を用い、表示部106のより手前に表示されるようにする。なお、図1において、表示部106には、ウインド161内でマウスカーソル162により選択されたサムネイル163について、ウインド161の右側の詳細欄164にコンテンツの内容が表示される状態を示している。
以上の結果、利用者端末105の表示部106には、利用者の興味が反映された状態で、利用者の興味に適した広告が表示される。
【0032】
つぎに、配信サーバ102の操作ログ解析部124に関して説明する。操作ログ解析部124は、複数の利用者端末における利用者の操作履歴をリアルタイムに収集し、収集した操作履歴を解析し、意味内容的にどのような分野(内容)のコンテンツにより多くのリクエストが集まっているかなどの状況を、HTMLなどのハイパーテキストで用意しておくものである。
【0033】
まず、操作ログ解析部124は、つぎに説明することにより操作履歴の解析を行う(ステップS108)。操作ログ解析部124は、関連付けエンジン123により求められた各コンテンツについて、これらの関連度合いを多次元尺度構成を用いて2次元表面上の距離尺度として表現して2次元平面上における配置座標を計算する。次いで、操作ログ解析部124は、この解析した結果をリアルタイムログビューアー(ログ表示データ)として、広告提供者104から閲覧可能な状態で備える(ステップS109)。
【0034】
図3に示すように、リアルタイムログビューアー301には、各コンテンツが点302で示され、互いに距離の近い複数の点302の集合で内容が近いコンテンツ群304が示されている。また、カーソル304で選択されたコンテンツ302aの内容が、コンテンツ表示欄305に表示される。また、コンテンツ302aの画像データが、画像表示領域306に表示される。
【0035】
また、現在利用者端末が閲覧中のコンテンツは、強調表示302bにより利用者のIDと共に表示される。複数の利用者端末が配信サーバ102に接続し、コアコンテンツ格納部121に格納されているコンテンツを閲覧していると、複数の強調表示302bがリアルタイムログビューアー301に表示され、どのようなコンテンツもしくはコンテンツ群に人気が集まっているかが、容易に識別できるようになる。
【0036】
このように、リアルタイムログビューアー301を用いることで、コンテンツプロバイダA103a,コンテンツプロバイダB103b,広告提供者104に対し、効果的なコンテンツの提供に関する情報を提供できることになる。情報提供という観点からは、例えば、過去において利用者端末からアクセスされたコンテンツに対する合計アクセス数を、コンテンツ毎に集計してリアルタイムログビューアー内に用意するようにしてもよい。
【0037】
なお、例えば、コンテンツプロバイダA103aが用意する有料コンテンツの配信に関しては、配信サーバ102において、利用代金を代行してコンテンツプロバイダA103aに支払い、配信サーバ102が利用者端末105の利用者より利用代金を徴収するようにしてもよい。
【0038】
<本発明の他の形態>
ところで、上述した実施の形態では、関連度合いを多次元尺度構成を用いて2次元表面上の距離尺度として表現し、2次元平面上における配置座標を計算した各コンテンツを、この配置座標を反映させた状態で表示される表示データを作成し、これを利用者端末105(図1)において表示可能な状態として提供している。また、操作ログ解析部124が解析した結果(ログ表示データ)は、リアルタイムログビューアーとして広告提供者104から閲覧可能な状態で備えるようにした。
【0039】
しかしながら、上記実施の形態では、2次元平面上に置ける配置座標を計算してこれ反映させた状態の表示データを一度作成すると、これ以降はコンテンツの配置情報が変わらない。このため、例えば、すでに配置されているコンテンツを、利用者からのアクセス要求の高いコアコンテンツ周辺に配置したい、という広告提供者からの要求に応じることができない。
【0040】
図4は、本発明の他の形態におけるコンテンツ提供システムの構成を示す構成図である。本システムにおいても、図1のコンテンツ提供システムと同様に、インターネットなどのネットワーク101に、コンテンツ配信サーバ102を設け、配信されるコンテンツを、コンテンツ配信サーバ102を介して利用者端末105に提供するものである。
【0041】
コンテンツ配信サーバ102は、図1に示したシステムと同様に、コアコンテンツ格納部121、広告コンテンツ格納部122を備えている。また、各コンテンツを備えたコンテンツ配信サーバ102は、利用者端末105からのリクエストにより、所望とされるコンテンツを利用者端末105に送信する。この結果、利用者端末105を操作している利用者は、コンテンツ配信サーバ102に用意されているコンテンツを閲覧することができる。
【0042】
このコンテンツの配信において、コンテンツ配信サーバ102は、コアコンテンツ格納部121と広告コンテンツ格納部122に格納されている複数のコンテンツの間に、関連付けエンジン123により関連付けを行った状態としておく。関連付けエンジン123は、例えばコンテンツを構成している文書に出現する語彙を、2つのコンテンツ間で比較することで、コンテンツ間の関連付けを行う。
【0043】
例えば、前述した実施の形態では、数1を用い、全てのコンテンツ間の関連度合いを多次元尺度構成法を用いて2次元平面上の距離尺度として表現し、2次元平面上における各コンテンツの配置(座標)を計算しておき、これらをコンテンツ間の関連付け情報とした。
【0044】
また、操作ログ解析部124は、複数の利用者端末における利用者の操作履歴をリアルタイムに収集し、収集した操作履歴を解析し、意味内容的にどのような分野(内容)のコンテンツにより多くのリクエストが集まっているかなどの状況を生成する。加えて、操作ログ解析部124は、これら要求状態を上記2次元マップに反映させたログ表示データを作成する。
【0045】
以上の構成は、図1のシステムとほぼ同様であるが、本形態では、新たに座標データ格納部401,アクセス要求監視部402,ログデータ格納部403を備えるようにした。座標データ格納部401には、関連付けエンジン123により関連付けられた各コアコンテンツおよび広告コンテンツの2次元マップにおける配置情報が格納される。
【0046】
前述したように、関連付けエンジン123は、数1を用いて全てのコンテンツ間の関連度合いを2次元平面上の距離尺度として表現し、各コンテンツの配置(座標)を計算してある。座標データ格納部401は、これら各コンテンツの座標値を配置情報として格納している。
【0047】
アクセス要求監視部402は、ネットワーク101を介して配信サーバ102に接続する利用者端末105からのアクセス要求を、要求の発生した時間の情報などと共に、ログデータ格納部403に格納する。配信サーバ102は、利用者よりアクセス要求があった場合に、要求のあったコンテンツおよびこれに関連するコンテンツを利用者端末105に送出しているが、アクセス要求監視部402は、このアクセス情報を常時監視し、ログデータ格納部403に格納する。
【0048】
加えて、本システムでは、新たに広告コンテンツ情報変更部404を設けた。広告コンテンツ情報変更部404は、操作ログ解析部124が作成したログ表示データ上で、広告提供者104の指示により上記広告コンテンツの関連付けを変更するものである。
【0049】
以下、指示された広告コンテンツの関連付けの変更に関して、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS501で、広告コンテンツ情報変更部404は、広告提供者104より、変更を行いたい広告コンテンツ(特定コンテンツ)の指定を受ける。この指定の受け付けは、例えば、ネットワーク101を介して受け付けるようにしてもよく、電話による会話で担当者が聞き取った指定を、この担当者が、配信サーバ102(広告コンテンツ情報変更部404)に入力するようにしてもよい。
【0050】
一方、ステップS502で、広告コンテンツ情報変更部404は、広告提供者104より、分析方法の指示を受ける。この指示も、上述と同様に受け付ければよい。
分析方法は、コンテンツの利用状況を把握する方法であり、例えば、以下の2例がある。
【0051】
[分析方法の例1]
コンテンツ毎に、ある一定時間内に発生したアクセス要求数を計測し、このコンテンツ毎のアクセス要求数を、コンテンツの利用状況とする。
【0052】
[分析方法の例2]
指定されたコンテンツと他のコンテンツとの間のある一定時間内におけるアクセス要求の相関を算出し、これをコンテンツの利用状況とする。例えば、指定されたコンテンツにアクセスした利用者端末に着目し、このこの利用者端末から所定時間内に発生した、他のコンテンツ毎のアクセス要求数を計測し、これを上記相関とする。
【0053】
分析方法の指示の受け付けは、例えば、上述したような分析方法を用意しておき、広告提供者の選択を受け付けるようにしてもよく、また、広告提供者から指示された分析方法を用いるようにしてもよい。
【0054】
つぎに、ステップS503で、広告コンテンツ情報変更部404は、決定された分析方法に基づいて、各コンテンツの利用状況を分析し、各コンテンツの利用状況を算出する。例えば、上部分析方法(1)を用いた場合、まず、指定された時間内にアクセス要求を発した全ての利用者端末のログデータを、ログデータ格納部403から読み出し、全てのコンテンツ毎に、読み出したログデータ内のアクセス要求数を計数する。
【0055】
また、上記分析方法(2)を用いた場合、指定されたコンテンツに指定された時間帯においてアクセスを要求した利用者端末のログデータを、ログデータ格納部403より取り出し、読み出したログデータ内におけるアクセス要求数をコンテンツ毎に計数する。
以上のことにより、利用されている各コンテンツに対するアクセス要求数が求められたことになる。
【0056】
つぎに、ステップS504で、広告コンテンツ情報変更部404は、操作ログ解析部124が作成したログ表示データに、各コンテンツに対するアクセス要求数を反映させて、新たなログ表示データとする。
【0057】
この新たなログ表示データは、例えば、図6に示すように、指定された広告コンテンツを示すコンテンツアイコン601が中心に配置され、他のコンテンツを示すコンテンツアイコン602a,602b,602cが、上記配置情報を元に配置された表示データとなっている。コンテンツアイコン601には、この内容の一部(サムネイル)が表示枠601aに示されている。
【0058】
コンテンツアイコン602a,602b,602cは、前述したように求められたアクセス要求数の状態を反映しており、コンテンツアイコン602aは、アクセス要求数がN未満であり、コンテンツアイコン602bは、アクセス要求数がN以上M未満であり、コンテンツアイコン602cは、アクセス要求数がM以上を示している。
【0059】
また、この表示データには、現在アクセス中の利用者端末について、現在アクセスしているコンテンツのコンテンツアイコンの近くに、利用者アイコン604として示されている。
広告コンテンツ情報変更部404は、このような表示データである新たなログ表示データを用意し、このログ表示データを広告提供者104が閲覧可能な状態とする。
【0060】
例えば、広告コンテンツ情報変更部404は、図示していない表示部を備え、この表示部に上記ログ表示データを表示する。この表示部に表示されたログ表示データを広告提供者が見ることで、広告提供者は、指定した広告コンテンツの利用状況を把握することができる。
【0061】
また、例えば、広告提供者104がネットワーク101に接続している場合、広告提供者104から変更を行いたい広告コンテンツの指定を受けた後、上記ログ表示データを広告提供者104に送出する。また、変更を行いたい広告コンテンツの指定を電話による会話で担当者が受け付けた場合、広告コンテンツ情報変更部404は、上記ログ表示データを所定の用紙上に印刷出力する。これらのことにより、広告提供者は、指定した広告コンテンツの利用状況を把握することができる。
【0062】
つぎに、ステップS505で、広告コンテンツ情報変更部404は、入力された指示により、座標データ格納部401に格納されている指定された広告コンテンツの座標値を変更する。このことにより、指定された広告コンテンツは、関連付けエンジン123により関連付けられた、他のコンテンツとの関係が変更される。
【0063】
この関連付けの変更の指示入力は、例えば、ログ表示データが表示されている上記表示部の上において、コンテンツアイコン601を所望の位置に移動させることで行う。コンテンツアイコン601の移動は、例えば、マウスなどの入力装置を用い、表示部に表示されているコンテンツアイコン601を、所定の位置にドラッグアンドドロップすることで移動させる。これらの操作は、ネットワーク101に接続している広告提供者104においては、広告提供者104における表示部上で行える。
【0064】
また、変更を行いたい広告コンテンツの指定を電話による会話で担当者が受け付けた場合、印刷されたログ表示データを見ている広告提供者からの電話などによる指示で、担当者が上記表示部に表示されているコンテンツアイコン601を指示のように移動させればよい。
これら操作により、図7に示すように、コンテンツアイコン601は、表示枠601aと共に指示された位置に移動し、かつコンテンツアイコン601で示される広告コンテンツの座標値が変更される。
【0065】
なお、上述では、ステップS502において、広告コンテンツ格納部122に格納されている広告コンテンツを指定するようにしたが、これに限るものではなく、新たな広告コンテンツを指定するようにしてもよい。この場合、まず、新たな広告コンテンツを広告コンテンツ格納部122に格納する。
【0066】
次いで、関連付けエンジン123により関連付けを行い、この新規広告コンテンツに、内容的に関連するコアコンテンツを上位からC個(Cは、自然数)検索する。最後に、検索したC個のコアコンテンツの座標値の重心を、新規広告コンテンツの座標値とする。この後、前述(ステップS504)と同様にして、新たなログ表示データを作成するようにすればよい。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、端末を利用する利用者には、デジタルコンテンツがコンテンツ同士の意味内容に基づいて関連付けられて提供され、また、広告コンテンツを提供する提供者は、利用者のコンテンツ利用状況が確認できるので、利用者の興味により適した広告が配信できるようになるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態におけるコンテンツ提供システムの構成を示す構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態におけるコンテンツ提供方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態におけるコンテンツ提供システムにおけるリアルタイムログビューアーの構成を示す構成図である。
【図4】 本発明の他の形態におけるコンテンツ提供システムの構成を示す構成図である。
【図5】 本発明の他の形態におけるコンテンツ提供方法の構成を示す構成図である。
【図6】 図4の広告コンテンツ情報変更部404により作成された2次元マップの表示例を示す説明図である。
【図7】 図4の広告コンテンツ情報変更部404により作成された2次元マップが、入力された指示により変更された状態の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
101…ネットワーク、102…配信サーバ、103a…コンテンツプロバイダA、103b…コンテンツプロバイダB、104…広告提供者、105…利用者端末、121…コアコンテンツ格納部、122…広告コンテンツ格納部、123…関連付けエンジン、124…操作ログ解析部、161…ウインド、162…マウスカーソル、163…サムネイル、164…詳細欄。

Claims (14)

  1. コンテンツプロバイダより提供される複数のデジタルコアコンテンツの情報を記録するコアコンテンツ格納部と、
    広告提供者より提供される複数のデジタル広告コンテンツの情報を記録する広告コンテンツ格納部と、
    前記コアコンテンツ格納部に格納されている複数のデジタルコアコンテンツおよび前記広告コンテンツ格納部に格納されている複数の広告コンテンツ各々の間の関連の度合いをデジタルコアコンテンツの内容から算出し、前記コアコンテンツ格納部に格納された複数のデジタルコアコンテンツと、前記広告コンテンツ格納部に格納された複数のデジタル広告コンテンツとが、算出した前記関連の度合いが表示の配置に反映された状態で閲覧できる表示データを作成する関連付けエンジンと、
    コンテンツがこれを示すアイコンとして表示され、前記関連付けエンジンにより算出された関連の度合いが前記アイコンの表示の配置に反映され、かつ、電子的なネットワークを介して接続された複数の端末からの前記コアコンテンツ格納部に格納されている複数のデジタルコアコンテンツに対する要求数が前記アイコンの表示のに反映されたログ表示データを作成する操作ログ解析部と
    を備え、
    前記複数のデジタルコアコンテンツのいずれかを要求した前記端末に対し、要求されたデジタルコアコンテンツを含む前記表示データを送信し、
    前記ログ表示データは、前記ネットワークを介して接続された前記コンテンツプロバイダの端末および前記広告提供者の端末で閲覧可能な状態とする
    ことを特徴とするコンテンツ提供システム。
  2. 請求項1記載のコンテンツ提供システムにおいて、
    前記関連付けエンジンは、前記端末からの過去のデジタルコアコンテンツの要求数の履歴より前記端末各々に要求特性を設定し、
    特定端末からの要求には、前記コアコンテンツ格納部に格納されたデジタルコアコンテンツと、前記広告コンテンツ格納部に格納されたデジタル広告コンテンツとが、前記算出した関連の度合いが表示の配置に反映され、かつ前記特定端末の要求特性が表示の配置に反映された状態で閲覧できる表示データを送信する
    ことを特徴とするコンテンツ提供システム。
  3. 請求項1または2記載のコンテンツ提供システムにおいて、
    前記デジタルコアコンテンツは、前記コンテンツプロバイダが用意した前記ネットワークに接続するサーバに格納され、
    前記デジタル広告コンテンツは、前記広告提供者が用意した前記ネットワークに接続するサーバに格納され、
    前記デジタルコアコンテンツの情報としてこのデジタルコアコンテンツのリンクが前記コアコンテンツ格納部に格納され、
    前記デジタル広告コンテンツの情報としてこのデジタル広告コンテンツのリンクが前記広告コンテンツ格納部に格納され
    たことを特徴とするコンテンツ提供システム。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載のコンテンツ提供システムにおいて、
    前記ログ表示データは、前記デジタルコアコンテンツに対する要求数が前記アイコンの表示のにリアルタイムに反映されることを特徴とするコンテンツ提供システム。
  5. 関連付けエンジンが、コンテンツプロバイダより提供された複数のデジタルコアコンテンツおよび広告提供者より提供された前記複数の広告コンテンツ各々の間の関連の度合いをデジタルコアコンテンツの内容から算出し、複数の前記デジタルコアコンテンツと複数の前記広告コンテンツとが、算出した前記関連の度合いが表示の配置に反映された状態で閲覧できる表示データを作成し、
    操作ログ解析部が、コンテンツがこれを示すアイコンとして表示され、前記関連の度合いが前記アイコンの表示の配置に反映され、かつ、電子的なネットワークを介して接続された複数の端末からの前記複数のデジタルコアコンテンツに対する要求数が前記アイコンの表示のに反映されたログ表示データを作成し、
    前記複数のデジタルコアコンテンツのいずれかを要求した前記端末に対し、要求されたデジタルコアコンテンツを含む前記表示データを送信し、
    前記ログ表示データは、前記ネットワークを介して前記コンテンツプロバイダの端末および前記広告提供者の端末で閲覧可能な状態とする
    ことを特徴とするコンテンツ提供方法。
  6. 請求項5記載のコンテンツ提供方法において、
    前記端末からの過去のデジタルコアコンテンツの要求数の履歴より前記端末各々に要求特性を設定し、
    特定端末からの要求には、前記算出した関連の度合いが表示の配置に反映されかつ前記特定端末の要求特性が表示の配置に反映された状態で、前記デジタルコアコンテンツと前記デジタル広告コンテンツとが閲覧できる表示データを送信する
    ことを特徴とするコンテンツ提供方法。
  7. 請求項5または6記載のコンテンツ提供方法において、
    前記デジタルコアコンテンツの情報は、このデジタルコアコンテンツのリンクであり、前記デジタル広告コンテンツの情報は、このデジタル広告コンテンツのリンクであることを特徴とするコンテンツ提供方法。
  8. 請求項5〜7いずれか1項に記載のコンテンツ提供方法において、
    前記ログ表示データでは、前記デジタルコアコンテンツに対する要求数が前記アイコンの表示のにリアルタイムに反映されることを特徴とするコンテンツ提供方法。
  9. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンテンツ提供システムにおいて、
    所定の時間において発生した前記デジタルコアコンテンツおよび前記広告コンテンツ各々に対する前記端末からの要求数を計数し、
    この計数したコンテンツ毎の要求数を、前記ログ表示データの前記アイコンのに反映させ、かつ指定された特定広告コンテンツを示すアイコンが中心に配置された新たなログ表示データを作成し、
    この新たなログ表示データ上で、前記特定広告コンテンツの配置を変更することで、前記関連付けエンジンにより算出された前記特定広告コンテンツの関連の度合いを変更する
    広告コンテンツ情報変更部を新たに備えたことを特徴とするコンテンツ提供システム。
  10. 請求項9記載のコンテンツ提供システムにおいて、
    前記要求数の代わりに、前記関連付けエンジンが関連の度合いを算出した全てのコンテンツ各々に対する要求数を用いることを特徴とするコンテンツ提供システム。
  11. 請求項9記載のコンテンツ提供システムにおいて、
    前記要求数の代わりに、前記特定広告コンテンツを要求した端末が、前記広告コンテンツ以外のコンテンツに対して行った要求の数を用いることを特徴とするコンテンツ提供システム。
  12. 請求項5〜8のいずれか1項に記載のコンテンツ提供方法において、
    所定の時間において発生した前記デジタルコアコンテンツおよび前記広告コンテンツ各々に対する前記端末からの要求数を計数し、
    この計数したコンテンツ毎の要求数を、前記ログ表示データの前記アイコンのに反映させ、かつ指定された特定広告コンテンツを示すアイコンが中心に配置された新たなログ表示データを作成し、
    この新たなログ表示データ上で、前記特定広告コンテンツの配置を変更することで、前記特定広告コンテンツの関連の度合いを変更する
    ことを特徴とするコンテンツ提供方法。
  13. 請求項12に記載のコンテンツ提供方法において、
    前記要求数の代わりに、前記関連の度合いを算出した全てのコンテンツ各々に対する要求数を用いることを特徴とするコンテンツ提供方法。
  14. 請求項12に記載のコンテンツ提供方法において、
    前記要求数の代わりに、前記特定広告コンテンツを要求した端末が、前記広告コンテンツ以外のコンテンツに対して行った要求の数を用いることを特徴とするコンテンツ提供方法。
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