JP3842850B2 - プリントサーバ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は公衆電話回線網などの広域網を介して外部の携帯端末装置などとも通信可能な、構内ネットワーク(以下、LANと称す)に接続されたプリントサーバやワークステーションに係り、特に外部の携帯端末装置などからのプリント要求に応じて適切なプリント出力を行えるプリントサーバおよびワークステーションに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図5に示すように、複数のワークステーション21、プリントサーバ22、ファクシミリサーバ23、ファイルサーバ24などが接続されたLANを公衆電話回線網などの広域網N3により結んだインターネットワークシステムが提供されている。このようなインターネットワークシステムではLAN−N1内のワークステーション21aからLAN−N2内のワークステーション21bへ電子メールを送ったり、LAN内のワークステーション21から公衆電話回線網内のファクシミリ装置25へファクシミリ送信を行ったり、LAN−N1内のプリントサーバ22へLAN−N1内あるいはLAN−N2内のワークステーション21から文書データなどを出力することができる。
また、特開平4-321127号公報に開示された情報処理ステーションにおいては、図6に示すように、プリンタ35、プリント要求をキューイングしておくプリントキュー、すなわちプリント要求を受け入れた順に格納しておく記憶部として、自情報処理ステーションで発生したプリント要求をキューイングしておくローカル要求プリントキュー31、ネットワークを介して外部から送られてくるプリント要求をキューイングしておくリモート要求プリントキュー32、およびローカル要求プリントキュー31にキューイングされてプリント出力を待っているプリント要求とリモート要求プリントキュー32にキューイングされてプリント出力を待っているプリント要求とをそれぞれのキューからの取り出し順に比較し、いずれを先にプリント出力するか決定し、出力キュー(イメージ作成部)33にキューイングするプリント要求優先順位決定部34などを備え、優先順位が考慮されたプリント出力を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では、外出先の携帯端末装置などから広域網を介して、自分のオフィスのLANに接続されたプリントサーバへプリントデータを転送すると、自分がオフィスへ戻る前にプリント出力されてしまうため紛失する危険性があり、機密保持上の問題も生じる。本発明の課題は、上記のような従来の技術の問題を解決し、外出先の携帯端末装置から利用者が入力したプリントデータをその利用者が自分のオフィスに戻ったときに簡単に出力することができるプリントサーバを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、広域網を介して外部の端末装置と通信可能な構内ネットワークに接続されたプリントサーバにおいて、端末装置からのプリント要求およびプリントデータを記憶しておくプリント要求記憶部と、前記プリント要求記憶部に記憶したプリントデータを記録紙に出力するプリント出力手段と、受信したプリント要求が前記外部の端末装置からのプリント要求であるか否かを判定する判定手段と、該判定手段によりプリント要求が外部の端末装置からのプリント要求であると判別した場合は前記プリント要求記憶部にプリント要求およびプリントデータを蓄積し、外部の端末装置からのプリント要求でないと判定した場合は前記プリント要求記憶部に記憶したプリントデータを前記プリンタ出力手段により出力させるよう制御する蓄積手段と、を備えた。
【0005】
【作用】
本発明によれば、受信したプリント要求が外部の端末装置からのプリント要求であると判定した場合は、プリント要求記憶部にプリント要求およびプリントデータを蓄積しておくようにしたことで、例えば外部の端末装置からオフィス内のプリントサーバへプリントデータを送っておき、オフィスへ戻ったときにプリントデータを記録紙に出力することが可能になる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態を示すプリントサーバを含んだネットワークシステムのシステム構成図である。図示したように、このシステムは、利用者の属するオフィスに設けられたLAN1、利用者の外出先に設けられたLAN2、上記LAN1およびLAN2を結ぶ公衆電話回線網のような広域網3などによりネットワークを構成し、LAN1にはプリントサーバ4、ワークステーション5(上記利用者のワークステーションのみを示したが、実際は複数のワークステーションが配設されている)、ファクシミリサーバ6などが接続され、LAN2には携帯端末装置7から入力されたプリントデータなどを受け取ってネットワーク内のサーバやワークステーションに上記プリントデータを転送することができる赤外線受光装置8やプリントサーバ9などが接続される。
また、プリントサーバ4は、LAN1などを介してワークステーション5や携帯端末装置7などからのプリント要求およびプリントデータを受信するためのネットワークコントロール部11、上記ネットワークコントロール部11を介して受信したプリント要求およびプリントデータの一部を記憶しておくプリント要求記憶部12、受信したプリント要求がLAN1の外部からのプリント要求の場合などに上記プリント要求記憶部12にプリント要求およびプリントデータを蓄積する蓄積手段や、操作部14からの指示により上記プリント要求記憶部12に蓄積された特定のプリントデータを記録紙に出力させるプリント出力手段などを有するプリント出力データコントロール部13、上記プリント出力データコントロール部13の制御によりプリントデータを記録紙に出力するプリンタ本体部15などを備えている。
上記のように構成された本発明の第1の実施の形態のプリントサーバ4は、外部のオフィス内のLAN2に赤外線受光装置8を介して接続された携帯端末装置7から入力されたプリント要求およびプリントデータをプリント要求記憶部12に一旦蓄積した後、操作部14からの利用者の指示で記録紙上に記録する。
【0007】
以下、本発明の第1の実施の形態のプリントサーバの動作を図2に示す動作フローに従って説明する。
まず、プリントサーバ4内の待機中のネットワークコントロール部11において、LAN1を介して相手先より送られてくるコネクション要求を受信し、相手先とのコネクションを確立する(論理チャネルの設定)。ネットワークコントロール部11は相手先より最初のメッセージを受信すると、それをプリント出力データコントロール部13に渡す。そうすると、プリント出力データコントロール部13は、受け取ったメッセージの中味を解析してそれがプリント要求(プリント出力要求)か否かを判定する(S1)。そして、プリント要求でなければ(S1でNo)この動作フローから抜ける。
それに対して、受け取ったメッセージがプリント要求であった場合は(S1でYes)、このプリント要求がオフィスの外部(LAN1外)から来たのか否かを判定する(S2)。なお、ネットワークコントロール部11はコネクション要求を受信した際に相手のLANアドレス(またはLAN名)を取得しており、これをプリント出力データコントロール部13に渡しているので、上記の判定(S2の判定)はこのLANアドレスに基づいて行われる。そして、判定の結果、外部からのプリント要求でなければ(S2でNo)、プリント出力手段はプリント要求に続いて受け取ったプリントデータをプリンタ本体部15に渡し、記録紙に出力させる(S4)。
【0008】
一方、外部から来たプリント要求であるならば(S2でYes)、蓄積手段は、例えばプリント要求と共に最初のメッセージに設定されているプリント要求キューイング情報を参照する。つまり、相手側、例えば、LAN2内の携帯端末装置7は、利用者がプリントデータを直ちにプリント出力せずにプリントサーバ4内に蓄積しておくことを指示した場合、プリントデータに先立つメッセージでキューイングを示す情報を伴ったプリント要求をプリントサーバ4へ送信するわけである。なお、キューとは、プリント要求などを例えば着順が判るように配列して記録しておく記録部(プリント要求の待ち行列など)であり、キューイングとは上記記録部に記憶することである。
このように蓄積手段によりプリント要求をキューに蓄える否かが判定され(S3)。蓄えると判定されたならば(S3でYes)、例えば図3に示すようにプリント要求記憶部12内のキューにプリント要求が蓄積される(S5)。なお、図3に示したそれぞれのプリント要求情報としてはプリントデータ名(文書名)やプリントデータと対応付けるためのポインタ(プリントデータが記憶されているメモリ領域の先頭アドレス)などが設定される。
一方、ステップS3における判定がプリント要求を蓄積しないということであれば(S3でNo)、続いて受信したプリントデータが直ちに記録紙に出力される(S4)。
上記において、プリントデータのキューイングを行った場合は、その後、利用者が操作部14内のプリントキーなどを押すことにより、プリント要求記憶部12から読み出され、記録紙に出力される。つまり、利用者が外出先などから戻り、プリントサーバ4内のプリントキーを押すと、操作部14内の表示部(例えば、液晶表示部)にキューイングされているプリントデータ名が表示(例えば、スクロール表示)され、利用者が所望のプリントデータ名を指示することによりプリント出力される。上記プリントデータ名は、例えば、プリントデータ送信時に送信側の利用者が入力し、プリント要求と共に転送され、蓄積手段により取得されたものである。
このように、第1の実施の形態によれば、送られてきたプリントデータをキューイングしておき、利用者が簡単な操作を行うだけで所望のプリントデータをプリント出力できるので、プリントデータ(文書)の紛失などを防止でき、また、このために発生するプリント出力操作もわずらわしさがない。
【0009】
図4は本発明の第2の実施の形態の動作フロー図である。この第2の実施の形態では、プリントデータを作成するためのデータ入力はLAN2内の携帯端末装置7で行われるが、プリントデータを作成するためのプログラムはLAN1内のワークステーション5内にあり、プリントデータはワークステーション5内に作成される。なお、ワークステーション5はCPUおよびプログラムを内蔵したROMなどから構成される制御部を備えている。この制御部は、データ作成手段、サーバアドレス取得手段、文書転送手段、端末番号取得手段、及びファクシミリ転送手段として機能するものである。以下、図4などにより、第2の実施の形態の動作を説明する。
図4に示したように、まずワークステーション5内にプリントデータが作成される(S11)。すると、ワークステーション5内の制御部はLAN2内の携帯端末装置7に対し、作成されたプリントデータをファイルとしてワークステーション5内に蓄積するだけでなく、プリント出力を行うのか否か、およびプリント出力を行うならば、どこへどのような形態で出力するのかを指定するように要求する。
【0010】
続いて、それに対する返答メッセージを携帯端末装置7から受信すると、その返答メッセージの内容を解析して、まずプリント出力を行うのか否かを判定する(S12)。そして、プリント出力を行わないのであれば(S12でNo)、この動作フローを抜け、単にプリントデータをファイルとして登録する処理のみを行う。それに対して、返答メッセージがプリント出力を行うというプリント要求であれば(S12でYes)、そのとき設定されているコネクションのコネクション要求受信時に取得した相手側のLANアドレスから相手側がLAN1の外部か否かを判定する(S13)。
上記の判定の結果、LAN1に属する相手であれば、つまり外部からのプリント要求でなければ(S13でNo)、ワークステーション5の制御部は、直ちにプリント出力する通常のプリント要求をプリントサーバ4に向け送出する(S18)。それに対し、外部からのプリント要求であれば(LAN2の携帯端末装置7からのプリント要求の場合など)(S13でYes)、さらにそのプリント要求がキューイング要求か否かを判定し(S14)、キューイング要求であれば(S14でYes)、プリントサーバ4に対し作成したプリントデータのキューイング要求を送出する(S19)。
【0011】
また、キューイング要求でなければ(S14でNo)、外部のプリントサーバへのプリント出力か否かを判定する(S15)。例えば、前記のように、LAN2内の携帯端末装置7においてデータを入力し、入力を行った利用者が作成されたプリントデータをLAN2内のプリントサーバ9へプリント出力しようとする場合は、外部のプリントサーバへのプリント出力ということになる。このようなプリント出力を望む場合、利用者は返答メッセージでプリント要求をワークステーション5に対して行うとき、プリント出力先としてプリントサーバ9を指定するわけである。したがって、上記のように外部のプリントサーバへプリント出力する場合は(S15でYes)、サーバアドレス取得手段は取得済みのLANアドレスの他に上記返答メッセージに設定されたサーバアドレスを取得し、文書転送手段はそのアドレスのプリントサーバへプリント要求およびプリントデータを転送する(S20)。
【0012】
それに対して、外部のプリントサーバへの出力でないならば(S15でNo)、外部のファクシミリ装置へのプリント出力か否かを判定する(S16)。そして、外部のファクシミリ装置へのプリント出力ならば(S16でYes)、制御部内の端末番号取得手段は返答メッセージに設定されていたファクシミリ装置の端末番号を取得し、ファクシミリ転送手段は相手先ファクシミリ装置の上記端末番号とプリントデータとを伴ったファクシミリ送信要求をファクシミリサーバ6に対して送出する(S21)。すると、ファクシミリサーバ6は、受信したプリントデータを画情報化(ビットマップ展開)し、さらに符号化を行って、指定された相手先ファクシミリ装置へ送信する。
一方、ファクシミリ装置へのプリント出力でもないと判定されると(S16でNo)、ワークステーション5の制御部はプリントサーバ4に対し通常のプリント要求(キューイングをしないで直ちにプリント出力)を送出する(S17)。
なお、外部プリントサーバのアドレスおよび外部ファクシミリ装置の端末番号は前記返答メッセージにより携帯端末装置7が指定する代りに、ワークステーション5内に予め登録しておくようにしてもよい。
【0013】
このように、第2の実施の形態によれば、外出先から単に利用者の属するオフィス内のプリントサーバへプリントデータを出力できるだけでなく、外出先のプリンサーバやファクシミリ装置へも出力できるので、上記オフィス内の自分のワークステーションを使用することにより外出先の携帯端末装置からデータ入力して作成したプリントデータ(文書)を外出先で直ちに取得できる。なお、ワークステーション5で作成されるプリントデータには、ネットワークを介して外出先からワークステーション5内の業務処理プログラムを実行させた際に生成される出力データなども含まれ、利用者(例えば営業マン)は出力されたプリントデータを取得すると、それに基づいて外出先における営業活動などを続行することができる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、受信したプリント要求が外部の端末装置からのプリント要求であると判定した場合は、プリント要求記憶部にプリント要求およびプリントデータを蓄積しておくようにしたことで、例えば外部の端末装置からオフィス内のプリントサーバへプリントデータを送っておき、オフィスへ戻ったときに簡単な操作で上記プリントデータを記録紙に出力させることができるので、プリント出力した記録紙の紛失を防止でき、且つ、そのために発生するプリント出力操作もわずらわしさがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例を示すプリントサーバを含んだネットワークシステムのシステム構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例を示すプリントサーバの動作フロー図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態例を示すプリントサーバ要部の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態例を示すワークステーションの動作フロー図である。
【図5】従来の技術の一例を示すネットワークシステムのシステム構成図である。
【図6】従来の技術の一例を示すプリントサーバ要部の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1,2…LAN、3…広域網、4…プリントサーバ、5…ワークステーション、6…ファクシミリサーバ、7…携帯端末装置、8…赤外線受光装置、9…プリントサーバ、12…プリント要求記憶部、13…プリント出力データコントロール部。
Claims (1)
- 広域網を介して外部の端末装置と通信可能な構内ネットワークに接続されたプリントサーバにおいて、
端末装置からのプリント要求およびプリントデータを記憶しておくプリント要求記憶部と、
前記プリント要求記憶部に記憶したプリントデータを記録紙に出力するプリント出力手段と、
受信したプリント要求が前記外部の端末装置からのプリント要求であるか否かを判定する判定手段と、
該判定手段によりプリント要求が外部の端末装置からのプリント要求であると判別した場合は前記プリント要求記憶部にプリント要求およびプリントデータを蓄積し、外部の端末装置からのプリント要求でないと判定した場合は前記プリント要求記憶部に記憶したプリントデータを前記プリンタ出力手段により出力させるよう制御する蓄積手段と、を備えることを特徴とするプリントサーバ。
Priority Applications (1)
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| JP24266896A JP3842850B2 (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | プリントサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP24266896A JP3842850B2 (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | プリントサーバ |
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| JP24266896A Expired - Lifetime JP3842850B2 (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | プリントサーバ |
Country Status (1)
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-
1996
- 1996-08-26 JP JP24266896A patent/JP3842850B2/ja not_active Expired - Lifetime
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