JP3844865B2 - 眼科装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、対象物移動機構を含む眼科装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、眼科手術で使用される手術用顕微鏡は、鏡体部を上下微動機構により上下に移動して焦点合わせを行なう。この上下微動機構は、DCモーターの回転をウォームギアにより減速し、ピニオンギアを回転させ、スライドレールで保持され、かつ、鏡体部に取り付けられたラックに噛み合わせて、ラックとともに鏡体部を上下動させるものである。
【0003】
このようにして鏡体部を上下に移動させる場合、上方向に移動する場合と下方向に移動する場合とでは負荷が異なり、上方向への移動速度は下方向への移動速度に比べて遅くなる。これは、DCモーターの駆動力は上方向の負荷に基ずき設定されるため、下方向への移動時はDCモーターの出力トルクに余裕が生じるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したDCモーターは、上方向の負荷に基ずき選択されるため、出力トルクの大きな特性のDCモーターを選択しなければならず、DCモーターの大型化を招くことになる。
【0005】
DCモーターが大きくなれば、必然的に上下微動機構の構成部材等も大きくなり、しいては手術用顕微鏡自体の大型化につながり、この結果、術者が活動する手術空間を狭めることになり、安全な手術の阻害になってしまうという課題がある。
【0006】
また、鏡体部を上方向に移動する場合と、下方向に移動する場合で移動速度が異なるため、微細な焦点合わせを行う場合、焦点合わ作業が煩雑となり、術者の精神的ストレスの原因となり得るという課題もある。
【0007】
次に、眼科装置の一種であるスリットランプの場合について考察すると、モーターを用いた電動式の上下微動機構によりスリットランプを上下に移動する場合、上方向に移動する場合と、下方向に移動する場合とで負荷が異なり、上方向への移動速度は下方向への移動速度に比べて遅くなる。
【0008】
これは、既述した手術用顕微鏡の場合と同様、モーターの駆動力は上方向の負荷に基ずき設定されるため、下方向への移動時はモーターの出力トルクに余裕が生じるからである。
【0009】
このように、モーターは上方向の負荷に基ずき選択される為、出力トルクの大きな特性のモーターを選択しなければならず、モーターの大型化を招くことになる。
【0010】
モーターが大きくなれば、必然的に上下微動機構の構成部材等も大きくなり、スリットランプ自体の大型化につながり、術者の検査空間を狭めることになるとともに、スリットランプの一部が患者にぶつかるという支障も生じる。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、駆動源の小形化、移動操作の容易化を図った対象物移動機構を含む眼科装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、回転動作する回転駆動源の回転力を減速して回転軸に伝達する回転減速機構と、前記回転軸の回転力を直線運動に変換する回転−直線変換機構を介して対象物に伝達し、この対象物を重力の作用する方向と重力に逆らう方向とに往復駆動する対象物移動機構を含む眼科装置であって、前記回転軸に、前記対象物の重力の作用する方向への移動時に弾性エネルギーを蓄積し、対象物の重力に逆らう方向への移動時に弾性エネルギーを放出して前記回転駆動源からの駆動力を補完するぜんまいバネを配置したことを特徴とするものである。
【0013】
この発明によれば、回転駆動源の回転力を回転減速機構を介して回転軸に与え、この回転軸の回転力を直線運動に変換して、対象物に伝達し、この対象物を重力の作用する方向と重力に逆らう方向とに往復駆動するに際して、前記対象物の重力の作用する方向への移動時に前記ぜんまいバネに弾性エネルギーを蓄積し、対象物の重力に逆らう方向への移動時に前記ぜんまいバネに蓄積した弾性エネルギーを放出して前記駆動源からの駆動力を補完するようにしたので、前記回転駆動源による前記対象物の重力に逆らう方向への駆動時の駆動力をぜんまいバネに蓄積する弾性エネルギーで補うことが可能となり、これにより、回転駆動源の駆動力の低減による小形化が可能となるとともに、対象物を重力の作用する方向と重力に逆らう方向とに移動させる場合の移動速度の均等化が可能となる。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1の発明において、前記回転減速機構は、ウォームギア及びウォームホイールを用いたものであり、前記回転−直線変換機構は、ラック、ピニオンを用いたものであることを特徴とするものである。
【0015】
この発明によれば、ウォームギア及びウォームホイールを用いた回転減速機構及びラック、ピニオンを用いた回転−直線変換機構を備えた構成であるため、簡略な構成でありながら請求項1記載の発明と同様、回転駆動源の駆動力の低減による小形化が可能となるとともに、対象物を重力の作用する方向と重力に逆らう方向とに移動させる場合の移動速度の均等化を図ることが可能となる。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の眼科装置において、前記ぜんまいバネの弾性エネルギーの蓄積量を調整する調整部材を付加したことを特徴とするものである。
【0017】
この発明によれば、請求項1又は2記載の対象物移動機構の場合と同様な作用を発揮するとともに、前記ぜんまいバネの弾性エネルギーの蓄積量を調整する調整部材を付加しているので、前記調整部材によるぜんまいバネの弾性エネルギーの蓄積量の調整により、前記対象物の重量変化等の負荷変動に対応できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の対象物移動機構を含む眼科装置の一例である手術用顕微鏡1の全体図である。この手術用顕微鏡1は、支持アーム2の突出端部に垂下部材3を取り付け、この垂下部材3に対して対象物移動機構を搭載した箱形状の保持体4を軸体6を介して取り付けている。保持体4は、軸体6を支軸として図1に示す矢印a、b方向に回動可能に配置している。その回動操作は、つまみ5を回転させることで行う。
【0020】
また、保持体4に対して手術用顕微鏡1の鏡体部10を取り付けた上下移動部材7を、図1に示す矢印c、dを付して示す上下方向に移動可能に取り付けている。この上下方向の移動は、保持体4の内部に設置され、前記保持体4と上下移動部材7とを連結している対象物移動機構により行われる。この対象物移動機構の詳細をを図2乃至図5に示す。
【0021】
この対象物移動機構は、保持体4に配置した回動動作する駆動源であるモータ21と、このモータ21の回転力を上下移動部材7に伝達する動力伝達機構とを具備している。この動力伝達機構は、さらに回転減速機構及び回転−直線変換機構を具備している。
【0022】
回転減速機構は、図5に模式的に示すように、モーター21の原動軸に取り付けた第1のウォームギア22、第1のウォームギア22と螺合させた第1のウォームホイール23を具備している。第1のウォームホイール23は、回転軸28を中心として回転可能となっており、この回転軸28は、一対の軸受26、27により支承されている。
【0023】
また、回転−直線変換機構は、図5に模式的に示すように、前記回転軸28上であって第1のウォームホイール23より上方の位置において嵌着された第2のウォームギア24と、第2のウォームギア24に螺合させた第2のウォームホイール25、第2のウォームギア24の中心を貫通する伝達軸29、伝達軸29の前記上下移動部材7側の端部に取り付けたピニオン31と、上下移動部材7に対しこの上下移動部材7の移動方向(c、d方向)に沿って配置したラック32を具備している。
【0024】
さらに、前記保持体4内から下方に突出する前記回転軸28の下端部に、弾性部材であるぜんまいバネ40を取り付けている。ぜんまいバネ40は、前記手術用顕微鏡1の鏡体部10の重力の作用する方向への移動時に弾性エネルギーを蓄積し、鏡体部10の重力に逆らう方向への移動時に弾性エネルギーを放出して前記モーター21から回転減速機構へ伝達される回転力を補完するように構成されている。
【0025】
このぜんまいバネ40の内側端部は、回転軸28に固着され、外側端部は、上下移動部材7に固定配置されるカバー部材41の所定の位置に固着されて、これにより、弾性エネルギーの蓄積、放出が可能となっている。
【0026】
また、図示しない上限検出リミットスイッチ、下限検出リミットスイッチを配置し、前記上下移動部材7の上限位置、下限位置を検出するようになっている。
【0027】
前記上下移動部材7内には、図3に示すように、コントロールPC板50が搭載され、このコントロールPC板50に前記モーター21等の制御回路系を組み込んでいる。
【0028】
前記前記保持体4と上下移動部材7との連結状態の詳細を図4に示す。前記保持体4の一方の端面に設けた長穴状の開口の部分に、中心部分に軸受12a、12bを備えた略筒状のレール受け12を配置するとともに、このレール受け12の一対の両側部に内側スライドレール13a、13bを取り付け、また、保持体4の一方の端面に対峙させる断面コ状の上下移動部材7の端面両側部には前記内側スライドレール13a、13bに各々対応する外側スライドレール15a、15bを取り付け、内側スライドレール13aと外側スライドレール15a、内側スライドレール13bと外側スライドレール15bとの間に各々スライドレールガイド17a、17bを介在させて、これら内側スライドレール13a、13bに対して外側スライドレール15a、15bをスライド可能とし、これにより、上下移動部材7を図1、図3に示す矢印c、dを付して示す重力に逆らう方向である上方向と、重力の作用する方向である下方向とに移動可能としている。
【0029】
次に、上述した構成の対象物移動機構を含む手術用顕微鏡1の動作を説明する。
【0030】
この手術用顕微鏡1の鏡体部10を矢印c、d方向に移動して、手術対象物体100等に対する焦点合わせを実行する場合に、前記保持体4に搭載されたモーター21の回転力を、前記第1のウォームギア22、第1のウォームホイール23により減速した後、第2のウォームギア24、第2のウォームホイール25を経て前記ラック31、ピニオン32を用いた回転−直線変換機構に直線運動に変換し、上下移動部材7さらには鏡体部10を矢印c、dで示す重力に逆らう方向と重力の作用する方向とに往復駆動する。
【0031】
この場合に、鏡体部10が矢印dで示す重力の作用する方向に移動する際には、鏡体部10の矢印d方向への移動とともに前記ぜんまいバネ40に弾性エネルギーが蓄積(ぜんまいが巻かれる)される。
【0032】
一方、鏡体部10が矢印cで示す重力に逆らう方向に移動する際には、鏡体部10の矢印c方向への移動とともに前記ぜんまいバネ40に蓄積された弾性エネルギーが放出される。このぜんまいバネ40により放出される前記弾性エネルギーは、前記モーター21から上述した動力伝達機構へ伝達される駆動力を補完するように機能する。
【0033】
即ち、前記モーター21の回転に伴う前記鏡体部10の重力に逆らう上方向への駆動時の駆動力をぜんまいバネ40に蓄積する弾性エネルギーで補うことが可能となり、これにより、モーター21として出力トルクの小さいものを使用することが可能となり、小形化が可能となる。また、前記鏡体部10の下方向、上方向への移動時の移動速度の均等化を図ることも可能となる。
【0034】
また、モーター21の上方向、下方向の負荷をほぼ同等とすることができ、負荷の大小により速度が変化するアクチュエーター(DCモーター、超音波モーター等)を使用する場合でも、上下各方向の移動速度が同等となる。
【0035】
尚、前記ぜんまいバネ40が取付けられる回転軸28に取り付けた第1のウォームホイール23は第1のウォームギア22といわゆるセルフロックの関係が成立しており、第1のウォームホイール23側から第1のウォームギア22を回転させることはできない。
【0036】
このため、ぜんまいバネ40に蓄積された弾性エネルギーは、第1のウォームギア22側の回転動作がない限り放出されることはない。
【0037】
また、手術用顕微鏡1の場合、TVカメラ、側視鏡等の付属品の追加により負荷(荷重)が変化する。この場合、ぜんまいバネ40の巻き付け量を回転軸28の端部において前記カバー部材41に取り付けた初期巻き付け量調整ノブ28aを操作して変更するようにすれば、負荷変化に直ちに対応することができる。
【0038】
また、レフラクトメータやスペキュラーマイクロスコープ、ノンコンタクトメーター等の眼科装置等で、測定対象が異なりヘッド部の構造や重量が違う場合でも、上述した対象物移動機構により同様に対応することで機構部の共通化が図れ、全体的に安価な装置の提供が可能となる。
【0039】
図6、図7は、前記回転減速機構に、ぜんまいバネ40の弾性エネルギーの蓄積量を調整する調整部材42を付加した変形例を示すものである。
【0040】
この調整部材42は、回転軸28に対して前記カバー部材41及びぜんまいバネ40と同軸にラチェット43を取付けるとともに、外し操作レバー44付きのラチェット爪45をラチェット43に係合させ、ラチェット爪45のラチェット43に対する係合位置の変化でぜんまいバネ40の弾性エネルギーの蓄積量の調整を行うとともに、外し操作レバー44によりラチェット爪45のラチェット43に対する係合解除を行うようになっている。
【0041】
この調整部材42によるぜんまいバネ40の弾性エネルギーの蓄積量の調整により、特に前記鏡体部10の上方向への移動時の弾性エネルギーの放出状態も調整されることになり、これにより、鏡体部10の下方向、上方向への移動速度の均等化、前記鏡体部10の重量変化への迅速な対応が可能になる。
【0042】
(実施の形態2)
図8乃至図10は、本発明の実施の形態2の眼科装置における対象物移動機構を示すものである。
【0043】
この実施の形態2の対象物移動機構は、実施の形態1の対象物移動機構と略同様な構成であるが、保持体4内の前記モーター21の原動軸に直結した軸60にウォームギア51が貫通配置で取付けられていて、ウォームギア51はリードネジ52と連動するウォームホイール53と噛み合っており、このリードネジ52にリードナット54を螺合した構造で回転減速機構及び回転−直線変換機構を構成している。
【0044】
前記リードナット54は、顕微鏡、眼科装置等のヘッド部(測定部)を取り付けた上下移動部材7側から突出した伝達軸55に取り付けられている。上下移動部材7内におけるスライド部分の構造は実施の形態1の場合と同様である。
【0045】
さらに、図10に示すように、前記ウォームギア51を貫通した軸60の端部には、実施の形態1と同様、渦巻きばね状のぜんまいバネ40、円形皿状のカバー部材41が配置され、ぜんまいバネ40の内側端部は軸60の外周に、外側端部はカバー部材41の内周に各々固着されている。
【0046】
また、カバー部材41のぜんまいバネ40とは反対側の中心部には、上下移動部材7の側片を貫いて外部に突出する突出軸41aを具備し、この突出軸41aに初期巻き付け量調整ノブ61を取り付けている。
【0047】
このような構成の実施の形態2の対象物移動機構において、モーター21が回転すると、この回転はウォームギア51からウォームホイール53ヘ伝達され、連動するリードネジ52を回転させる。リードネジ52が回転すると、リードナット54は矢印c、dで示す上下方向に移動する。
【0048】
これにより、顕微鏡、眼科装置等のヘッド部を矢印c、dで示す上下方向に移動させることができる。また、初期巻き付け量調整ノブ61によるぜんまいバネ40の初期巻き付け量の調整で、ヘッド部の荷重変化に対応でき、また、ぜんまいバネ40の弾性エネルギーの蓄積量の調整により、特に前記鏡体部10の上方向への移動時の弾性エネルギーの放出状態も調整される。これにより、眼科装置における鏡体部10の下方向、上方向への移動速度の均等化を図れる。
【0049】
図11は、例えばレフラクトメータのような眼科装置80に、本実施の形態2と同様な対象物移動機構を組み込んだ例を示すものである。
【0050】
即ち、眼科装置80の支持台85上の移動基台85に、モーター21を固定するとともに、その原動軸に直結した軸60にウォームギア51を貫通配置で取付け、ウォームギア51をリードネジ52と連動するウォームホイール53と噛合させている。
【0051】
このリードネジ52に、ヘッド部90の下部から垂下した連結片93に設けたリードナット54を螺合している。さらに、移動基台85上において、軸60の端部に前記ぜんまいバネ40を配置している。尚、図11中、87は操作ハンドルである。
【0052】
このような眼科装置80によれば、ヘッド部90の重力ベクトルと反対方向に弾性力を発揮する弾性体(コイルスプリング)92を支持体93に巻装してしてヘッド部90の重力を相殺するとともに、前記対象物移動機構のウォームギア51、ウォームホイール53でモータ21の回転速度の減速を行い、ぜんまいバネ40により弾性エネルギーの蓄積、放出を行うので、弾性体92のみを使用し、対象物移動機構を組込まない場合に比べ移動体93や弾性体92等の構成を小型にできる利点がある。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、駆動源の駆動力の低減を図り小形化が可能となるとともに、ヘッド部等の重力に逆らう方向への移動速度を、重力が作用する方向への移動速度と同等にすることができ、焦点合わせ等の作業の容易化を図ることができる眼科装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の対象物移動機構を含む手術用顕微鏡を示す概略側面図である。
【図2】図1のA−A線概略断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1の対象物移動機構の概略縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1の対象物移動機構の概略横断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1の対象物移動機構の概略斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態1の対象物移動機構の変形例を示す概略斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態1の対象物移動機構の変形例におけるラチェット及びラチェット爪を示す概略平面図である。
【図8】本発明の実施の形態2の対象物移動機構を示す概略縦断面図である。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】本発明の実施の形態2の対象物移動機構の部分拡大図である。
【図11】本実施の形態2の対象物移動機構を組み込んだ眼科装置の一部を切欠して示す概略図である。
【符号の説明】
1 手術用顕微鏡
4 保持体
7 上下移動部材
10 鏡体部
13a 内側スライドレール
15a 内側スライドレール
21 モータ
22 第1のウォームギア
23 第1のウォームホイール
24 第2のウォームギア
25 第2のウォームホイール
31 ピニオン
32 ラック
40 ぜんまいバネ
Claims (3)
- 回転動作する回転駆動源の回転力を減速して回転軸に伝達する回転減速機構と、前記回転軸の回転力を直線運動に変換する回転−直線変換機構を介して対象物に伝達し、この対象物を重力の作用する方向と重力に逆らう方向とに往復駆動する対象物移動機構を含む眼科装置であって、
前記回転軸に、前記対象物の重力の作用する方向への移動時に弾性エネルギーを蓄積し、対象物の重力に逆らう方向への移動時に弾性エネルギーを放出して前記回転駆動源からの駆動力を補完するぜんまいバネを配置したことを特徴とする眼科装置。 - 前記回転減速機構は、ウォームギア及びウォームホイールを用いたものであり、前記回転−直線変換機構は、ラック、ピニオンを用いたものであることを特徴とする請求項1記載の眼科装置。
- 前記ぜんまいバネの弾性エネルギーの蓄積量を調整する調整部材を付加したことを特徴とする請求項1又は2記載の眼科装置。
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