JP3844976B2 - マーケティング支援システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マーケティング支援システムに係り、特に、視聴者に番組を購入させるための有効かつ効率的なマーケティング情報を、放送事業者(例えば、ケーブルテレビ、放送型システムなどを用いて、視聴者への番組提供を行う事業者)に提供するマーケティング支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種放送のデジタル化が急速に進んでいる。この放送のデジタル化に伴い、例えば、一般家庭におけるテレビのチャンネル数は、数100チャンネルに拡大することが予想される。この多チャンネル化により、放送事業では、どのような番組を視聴者に提供すべきかを十分に検討することが重要となる。この放送事業を行う特定の放送事業者に対する視聴者の満足度は、従来のテレビ放送では視聴率という間接的な数値で測定している。
【0003】
図12は、従来のテレビ放送システムを示す概略図である。
テレビ放送システムでは、例えば、放送事業者400、放送事業者400と視聴者100との相互間で番組の情報を提供する媒体600、視聴者100、視聴率測定500が関与している。ここで、媒体600としては、例えば、新聞601、テレビ番組雑誌602及び電子番組表603が想定される。視聴者100は、これらの媒体600を参考にして、放送事業者400からの映像配信を受ける。この際、放送事業者400は、視聴者が配信された放送番組を実際にどの程度の割合で視聴しているかを、例えば、外部の調査会社等が視聴率測定500を行うことで得られる視聴率により推定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、視聴率は、番組視聴の数値としての情報であり、無作為に抽出された一般家庭を対象として測定される。このため、多チャネル化を迎えようとしている放送事業者にとって重要なマーケティング情報となる視聴者の属性(例えば、性別や個人の嗜好といった個人情報など)に関する情報を、視聴率から取得することは困難であることが想定される。さらに、媒体600は、不特定多数を対象に提供された情報であって、視聴者個人の要求に対応したものとは言い難い。
【0005】
このように従来のテレビ放送においては、媒体600は限定されたものであり、さらに、不特定多数向けであったため、放送事業者400は、視聴者に対して個人の要求に応じた番組情報を提供していない場合も想定される。また、外部の調査会社等から提供される視聴率測定500によっても個人の属性(主として嗜好)を反映したような情報の取得は困難であった。このため、放送事業者400は、視聴率という間接的なデータから取得した一般化された情報を参考にして、放送番組を決定し、この放送番組を視聴者に提供していた。しかし、上述したように、視聴率だけでは、個別の視聴者に応じた情報提供は、限界があり不十分であると想定される。また、放送事業者は、例えば、視聴者の要求に即した番組を提供するために、視聴者の嗜好を取得する必要がある。
【0006】
特に、今後、BSデジタル放送や地上波デジタル放送の開始と共に、各放送事業者が提供するチャンネル数は増加し、それと共に放送番組も多様化することが想定される。このため、視聴者は、放送事業者(例えば、チャンネル)の選択あるいは番組購入の選択の際に、多種多様なチャンネルや放送番組の中から各個人が視聴したいチャンネルや番組を選択することになる。
【0007】
従来のテレビ放送では、放送事業者は番組のチャンネル数や内容が限定されていたため、限られた番組の中から顧客に番組を選択してもらうという受動的な態度であった。そのため、現状の放送事業者では、多種多様な番組を視聴者に購入してもらうシステムが十分に構築されてはいないことが想定される。さらに、放送事業者が視聴者に対して番組の情報を提供するための媒体は、例えば、テレビ雑誌等による間接的なものであり、視聴者に番組の情報を直接提供するシステムも十分に構築されていないことが想定される。
【0008】
本発明は、以上の点に鑑み、放送事業者と視聴者との相互間において、視聴者は望んでいる番組を的確に効率的に取得し、放送事業者は視聴者の属性に関する情報(マーケティング情報)を有効に取得し、「積極的」に番組を購入させ、「効率的」なマーケティングを支援するためのマーケティング支援システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の解決手段によると、
各種放送番組を視聴者に提供する放送事業者側システムと、
該放送番組を購入して、視聴するための視聴者側システムと、
前記放送側システム及び前記視聴者側システムの間に配置され、視聴者から検索された所望の放送番組を前記視聴者側システムに送信すると共に、該放送番組を要求した視聴者に関する視聴者情報を前記放送側システムに送信するエージェント側システムと
を備えたマーケティング支援システムであって、
前記エージェント側システムは、
番組に関する番組内容を含む番組情報を記憶した番組情報ファイルと、
視聴者が番組情報を検索する際に用いた検索条件を記憶した顧客属性ファイルと、
番組を購入した視聴者の情報と視聴者が購入した番組名とを記憶した顧客注文ファイルと、
前記顧客属性ファイル及び前記顧客注文ファイルに基づいて加工された加工情報を記憶した加工情報ファイルと、
前記放送事業者側システムから提供された番組確認情報と、該番組確認を視聴者の購入番組傾向に応じて分類された情報とを記憶した番組確認情報ファイルと、
前記各ファイルを読み出し、書き込み又は作成する処理部と
を備え、
前記処理部は、
前記視聴者側システムから送信された番組検索条件を受信して、前記番組情報ファイルから該番組検索条件に基づいた番組内容を検索して前記視聴者側システムに送信すると共に、該番組検索条件を前記顧客属性ファイルに記憶し、
前記視聴者側システムから送信された番組を購入するための視聴者識別子を受信して、視聴者の本人確認と番組の購入決定とを確認し、該視聴者識別子及び購入する番組名を前記顧客注文ファイルに記憶し、
前記視聴者情報である該番組検索条件、該視聴者識別子及び購入する番組名を、視聴者のプライバシーを保護するために個人を特定出来ないような形式、又は、前記放送事業者側システムにとってマーケティング情報の形式に加工又は統計処理し、該加工された加工情報を、前記加工情報ファイル及び前記番組情報ファイルに記憶し、
前記放送事業者側システムから該マーケティング情報に応じて送信された番組確認情報を受信して、該番組確認情報と、該番組確認情報を視聴者毎の購入番組傾向に応じて分類された情報とを、前記番組確認情報ファイルに記憶し、該分類された情報を前記視聴者側システムに送信するようにしたマーケティング支援システムを提供する。
【0010】
本発明の第2の解決手段によると、
各種放送番組を視聴者に提供する放送事業者側システムと、
該放送番組を購入して、視聴するための視聴者側システムと、
前記放送側システム及び前記視聴者側システムの間に配置され、視聴者から検索された所望の放送番組を前記視聴者側システムに送信すると共に、該放送番組を要求した視聴者に関する視聴者情報を前記放送側システムに送信するエージェント側システムと
を備えたマーケティング支援システムであって、
前記エージェント側システムは、
番組に関する番組内容を含む番組情報を記憶した番組情報ファイルと、
視聴者の挙動分析より取得した情報を記憶した顧客属性ファイルと、
前記顧客属性ファイルに基づいて加工された視聴者傾向を含む加工情報を記憶した加工情報ファイルと、
該視聴者傾向に応じた嗜好番組情報を記憶した顧客番組嗜好情報ファイルと、
前記各ファイルを読み出し、書き込み又は作成する処理部と
を備え、
前記処理部は、
前記視聴者側システムから送信された番組検索条件を受信して、前記番組情報ファイルから該番組検索条件に基づいた番組内容を検索して前記視聴者側システムに送信すると共に、該番組検索条件を前記顧客属性ファイルに記憶し、
前記視聴者側システムから送信された、番組の非購入を決定し、かつ、所望の番組情報を要求するための視聴者識別子を受信して、該視聴者識別子を前記顧客属性ファイルに記憶し、
前記顧客属性ファイルに記憶された前記視聴者情報である該番組検索条件及び該視聴者識別子を、該視聴者識別子毎に視聴者のプライバシーを保護するために個人を特定出来ないような形式、又は、前記放送事業者側システムにとってマーケティング情報の形式に加工又は統計処理し、該加工された加工情報を、前記加工情報ファイル及び前記番組情報ファイルに記憶し、
前記放送事業者側システムから該マーケティング情報に応じて送信された嗜好番組情報を受信して、該嗜好番組情報を該視聴者傾向に応じて分類された情報を、前記顧客番組嗜好情報ファイルに記憶し、該分類された情報を前記視聴者側システムに送信するようにしたマーケティング支援システムを提供する。
【0011】
本発明の第3の解決手段によると、
各種放送番組を視聴者に提供する放送事業者側システムと、
該放送番組を購入して、視聴するための視聴者側システムと、
前記放送側システム及び前記視聴者側システムの間に配置され、視聴者から検索された所望の放送番組を前記視聴者側システムに送信すると共に、該放送番組を要求した視聴者に関するコメント情報を前記放送側システムに送信するエージェント側システムと
を備えたマーケティング支援システムであって、
前記エージェント側システムは、
視聴者による番組に関する視聴者識別子を含むコメント情報を記憶したコミュニティファイルと、
前記コミュニティファイルで取得した該コメント情報を加工した加工情報を記憶した加工情報ファイルと、
前記各ファイルを読み出し、書き込み又は作成する処理部と
を備え、
前記処理部は、
前記視聴者側システムから送信された、コミュニティに参加するための視聴者識別子を受信して、該視聴者識別子を前記コミュニティファイルに登録し、該視聴者識別子に対応する該コメント情報を前記コミュニティファイルに記憶し、
前記コミュニティファイルに記憶された該視聴者識別子に対応する該コメント情報を、該視聴者識別子毎に視聴者のプライバシーを保護するために個人を特定出来ないような形式、又は、前記放送事業者側システムにとってマーケティング情報の形式に加工又は統計処理し、該加工された加工情報を、前記加工情報ファイルに記憶すると共に、前記放送事業者側システムに送信するようにしたマーケティング支援システムを提供する。
【0012】
本発明の特徴のひとつとしては、例えば、視聴者側システムとエージェント側システムと放送事業者側システムとを含み、該エージェント側システムは、該視聴者側システムからの番組検索要求に応じて、番組情報データベースから番組情報を読み出し、該番組情報を視聴者側システムに送信して、該視聴者側システムによる該番組情報に関する番組の購入を支援するマーケティング支援システムであって、該エージェント側システムは、購入を要求された番組を該視聴者側システムに売却し、又は、該視聴者側システムにおける該番組の購入を行う利用者の属性データの収集により、個別の視聴者情報を収集する。
【0013】
本発明の他の特徴としては、例えば、前記エージェント側システムは、取得した個別の視聴者情報を、加工又はフィルタリングすることにより、視聴者属性により分類される集団としての情報や統計的データ、又は、匿名性を持たせた形式に変換する。
【0014】
本発明の他の特徴としては、例えば、前記エージェント側システムは、放送事業者側システムから送信される、視聴者の番組購入履歴情報や利用属性により分類された第1番組情報を受信し、該第1番組情報を、個別の視聴者に対応する第2番組情報に変換し、該第2番組情報を、個別の視聴者側システムに送信する。
【0015】
本発明の他の特徴としては、例えば、前記エージェント側システムは、視聴者の性別、年齢別、視聴時間帯、視聴番組分野のいずれかまたは複数の情報を含む視聴者の属性識別子で分類された加工情報データベースを備える。
【0016】
本発明の他の特徴としては、例えば、前記エージェント側システムは、前記視聴者側システムからの番組検索要求に応じて、統計的に検索のアクセスが多い番組に関する情報を抽出し、視聴者がより早く検索したい情報にアクセスできるように、検索画面上の検索情報の配置転換を行う。
【0017】
本発明の他の特徴としては、例えば、前記エージェント側システムは、該視聴者側システムに番組を売却する際、売却単位を、月極、週、日、時間、個々の番組単位及び番組の一部のいずれかまたは複数とする。
【0018】
本発明の他の特徴としては、例えば、前記エージェント側システムは、該個別の視聴者情報を、該番組情報データベースに送信する。
本発明の他の特徴としては、例えば、前記エージェント側システムは、該視聴者側システムとの相互間で番組に関する情報を交換し、この交換した情報を、加工又はフィルタリングすることにより、視聴者属性により分類される集団としての情報、統計的データ、又は、匿名性を持たせた形式に変換する。
【0019】
本発明の他の特徴としては、例えば、前記エージェント側システムは、該視聴者側システムとの相互間で収集された情報を交換することで情報を生成し、該生成された情報を、番組情報データベースに送信する。
【0020】
本発明の他の特徴としては、例えば、ケーブルテレビや放送型システムにおいて、放送事業者と視聴者集団の間を仲介するエージェントシステムを含み、該エージェントシステムは、番組購入あるいは検索等の番組情報アクセス手段、該番組情報アクセス手段に基づく視聴者の属性データを収集する手段、該視聴者属性データを、視聴者属性により分類される集団としての情報や統計的データに加工する手段、該加工する手段により生成された視聴者の属性識別子で分類されたデータベースに基づいて、個別の視聴者に応じた番組情報を取得する手段の、いずれかまたは複数を備える。
【0021】
本発明の他の特徴としては、例えば、前記エージェントシステムは、個別の視聴者情報を、視聴者属性により分類される集団としての情報に変換し、さらに、該放送事業者から取得した視聴者の番組購入履歴情報や利用者属性により分類された第1番組情報を、個別の視聴者に対応する第2番組情報に変換する。
【0022】
本発明の他の特徴としては、例えば、前記エージェントシステムは、番組購入あるいは検索等の番組情報アクセス手段、該番組情報アクセス手段に基づく視聴者属性データ収集手段、視聴者の属性識別子で分類されたデータベースに基づいて、個別の視聴者に応じた番組情報を取得する手段の、いずれかまたは複数を備える。
【0023】
本発明の他の特徴としては、例えば、前記エージェント側システムは、該視聴者側システムに番組を売却したり、該視聴者側システムの利用者の属性データを収集することにより、個別の視聴者情報を収集し、該視聴者側システムの相互間で番組に関する情報を交換することにより、該交換された情報を収集し、さらに、この収集された該個別の視聴者情報と該交換された情報とを、加工又はフィルタリングして、視聴者属性により分類される集団としての情報、統計的データ、匿名性を持たせた形式に変換し、この変換された情報を、該放送事業者側システムに送信し、該放送事業者側システムから送信される視聴者の番組購入履歴情報や利用者属性により分類された第1番組情報を受信し、受信した該第1番組情報を個別の視聴者に対応する第2番組情報に変換し、該第2番組情報を個別の視聴者側システムに送信する。
【0024】
本発明の他の特徴としては、エージェント側システムは、放送事業者から視聴者に対しては、例えば、適宜の通信ネットワークを用いて番組情報を検索することにより、詳細かつ個別化された番組情報を送信し、さらに、視聴者の番組情報の検索結果を加工して、番組情報データベースに反映させることにより、視聴者は、精度の高い番組検索を行うことができ、より容易に所望の番組情報に到達(アクセス)することができる。
【0025】
本発明の他の特徴としては、エージェント側システムは、アンケート等により収集されたデータを加工することにより、利用者の属性(例えば、年代別、性別)ごとに分類された集団に関する情報(マス情報)を収集することができる。
【0026】
本発明の他の特徴としては、エージェント側システムは、収集された個人の情報から個人のプライバシーを保護するために、フィルタリングを行ったり、匿名性を付与したり、個人の意見を集団としての情報へ変換することにより、収集された個人の情報を、各個人が特定出来ないような形式、又は、放送事業者がマーケティング情報として有効活用出来る形式(例えば、適宜の属性により分類)へとデータの加工を行う。
【0027】
本発明の他の特徴としては、放送事業者側システムと視聴者側システムとの間にエージェント側システムを配置し、このエージェント側システムに放送事業者と視聴者との間での所定の処理を実行させることにより、視聴者に直接的に多種多様な番組を購入してもらうためのシステム、又は、視聴者の嗜好に応じた的確な番組を提供するためのシステムを構築することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
A.構成
図1は、本発明に関するマーケティング支援システム100の第1の実施の形態の概略構成図である。
【0029】
マーケティング支援システム100は、例えば、番組情報の詳細な検索と、視聴したい番組の切り売り購入を行うことにより、視聴者の情報を収集するシステムである。マーケティング支援システム100は、例えば、番組を視聴する側(例えば、一般家庭)の視聴者側システム101と、この視聴者側システム101と適宜の通信ネットワーク201を介して接続されたエージェント側システム301と、番組を視聴者に提供する放送事業者側システム401とを備える。なお、通信ネットワーク201は、例えば、インターネット網、移動体通信網、衛星通信網、専用回線網等の各種ネットワークを適用できる。なお、各システムは、全体を制御し、適宜の処理を行うCPU(処理部)を備える。
【0030】
視聴者側システム101は、例えば、番組情報を検索するための入力装置端末(例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話などのインターネット接続端末)1011と、映像受信端末(例えば、テレビなど)1012を含む。なお、入力装置端末1011は、通信ネットワーク201と接続されている。
エージェント側システム301は、例えば、本人認証・番組購入確認システム302と、データ加工システム303と、各種データベースを含む記憶装置304と、番組伝達システム306と、インタフェース305とを備える。本人認証・番組購入確認システム302は、例えば、番組購入時に必要となる視聴者の本人確認と番組の購入を確認する為のものである。データ加工システム303は、例えば、視聴者による番組検索、番組購入を介して取得した視聴者情報(例えば、視聴者の属性(氏名、性別、年齢等)、購入番組、番組の検索条件)を加工するためのものであって、この視聴者情報を、視聴者のプライバシーを保護するために個人を特定出来ないような形式、又は、放送事業者にとって有効なマーケティング情報となるような形式に加工する。番組伝達システム306は、例えば、webのホームページなどにより放送が決定した番組の情報(例えば、放送番組名、放送日時、出演者名、番組の内容等)を各視聴者に応じて伝達するためのものである。
【0031】
記憶装置304は、例えば、番組情報データベース3041、顧客属性データベース3042、顧客注文データベース3043、加工情報データベース3044及び番組確認情報データベース3045を備える。番組情報データベース3041は、例えば、番組の出演者名や番組の大まかな主旨といった通り一遍的な番組情報を記憶しているだけでなく、更に詳細な番組の情報(例えば、出演者が番組中に持っている鞄のメーカや値段等の情報など)までも含むことができる。顧客属性データベース3042は、例えば、視聴者が番組情報の検索の際に使用した検索条件(例えば、番組名やスポーツ、ドラマといったカテゴリ)が記憶されている。顧客注文データベース3043は、例えば、番組を購入した各顧客の情報(例えば、氏名、年齢、性別、住所、電話番号、職業等)と各顧客が購入した番組名が記憶されている。加工情報データベース3044は、例えば、顧客属性データベース3042と顧客注文データベース3043をデータ加工システム303が加工した分析結果(例えば、年代別番組購入傾向等)が記憶されている。番組確認情報データベース3045は、例えば、放送事業者から提供された放送番組情報を記憶しており、視聴者が購入した番組の番組名や放送日時、出演者名、番組内容の要約を各視聴者の嗜好に応じて伝達するための情報を記憶している。
【0032】
ここで、各種データベース3041〜3045と各種システム302、303、306との接続関係の一例を簡単に説明する。なお、これらのデータベースとシステムとは、適宜のバスにより接続されている。
本人認証・番組購入確認システム302は、顧客注文データベース3043と接続されている。データ加工システム303は、番組情報データベース3041、顧客属性データベース3042、顧客注文データベース3043及び加工情報データベース3044と接続されている。番組伝達システム306は、番組確認情報データベース3045と接続されている。なお、番組情報データベース3041は、顧客属性データベース3042に接続され、顧客属性データベース3042は、顧客注文データベース3043に接続され、さらに、加工情報データベース3044は、番組情報データベース3041に接続されている。
【0033】
放送事業者側システム401は、例えば、記憶装置402を備える。記憶装置402は、例えば、加工済顧客注文データベース4021、番組決定システム403及び放送番組情報データベース4022を含む。加工済顧客注文データベース4021は、例えば、エージェント側システム301の記憶装置304内の加工情報データベース3044と接続されており、この加工情報データベース3044と定期的に同期を取るようになっており、エージェント側システム301から提供された視聴者の購入番組の分析結果が記憶されている。番組決定システム403は、例えば、加工済顧客注文データベース4021に基づいて、新番組の企画や再放送番組を決定するためのものである。また、放送番組情報データベース4022は、例えば、エージェント側システム301内の番組確認情報データベース3045と接続されており、放送が決定した番組情報(例えば、番組名等)を記憶する。なお、加工済顧客注文データベース4021は、番組決定システム403を介して放送番組情報データベース4022と適宜のバスにより接続されている。
【0034】
B.処理動作
図2は、本発明に関するマーケティング支援システム100の動作説明図である。なお、視聴者側システム101とエージェント側システム301間は、図中では省略しているが通信ネットワーク201を介して接続されている。また、各処理動作は、インタフェース305を介して行われ、このインタフェース305は、各フェーズに応じてアクセスするデータベースや機能の切り替えを行う。さらに、説明の便宜上、視聴者側システム101、エージェント側システム301及び放送事業者側システム401の各処理動作を分けて説明する。
【0035】
B−1.視聴者側システム101の処理動作
まず、視聴者側システム101では、入力装置端末1011から番組検索の為の検索条件が入力される(ステップS1101)。視聴者側システム101は、入力された検索条件をエージェント側システム301に送信する(ステップS1102)。視聴者側システム101は、番組検索条件に合致した番組情報がエージェント側システム301から送られてくるので受信する(ステップS1103)。なお、エージェント側システム301から送られた番組情報は、利用者の番組内容の取得だけでなく、番組購入決定に至るだけの十分な情報や主演者情報を分かりやすく紹介出来るように、多様なメディア(動画、静止画、文字)を用いて表現するようにしてもよい。
【0036】
つぎに、視聴者側システム101は、ステップS1103によりエージェント側システム301から送られた番組情報を参考にして、利用者が番組購入(番組の視聴)の有無を決定したかどうかを判定する(ステップS1104)。ここで、視聴者側システム101では、利用者は必ずしも番組を購入する必要はなく、番組検索で終わってしまってもよい(ステップS11041)。一方、利用者が番組購入を決定した場合、視聴者側システム101は、番組購入要求をエージェント側システム301に送信する(ステップS1105)。エージェント側システム301から購入する番組の価格を提示する等により番組購入の再確認要求と利用者識別子入力要求が送られてくるので受信する(ステップS1106)。なお、利用者識別子は、利用者を特定するための氏名、年齢、性別、住所、電話番号、職業等を含む。
【0037】
ここで、視聴者側システム101は、番組の正式購入が決定すると(ステップS1107)、利用者を特定するための利用者識別子を入力し(ステップS1108)、この利用者識別子をエージェント側システム301に送信する(ステップS1109)。視聴者側システム101は、エージェント側システム301から利用者が購入した番組確認情報が送られてくるので受信する(ステップS1110)。なお、番組確認情報とは、視聴者が購入した番組と、視聴者の各種データを参考に放送が決定された番組、視聴者の嗜好に応じた番組のそれぞれの番組に関する情報(例えば、放送名、放送日時など)のことである。
【0038】
つぎに、利用者はエージェント側システム301から送られた番組確認情報を参考にして、映像受信端末1012(例えばテレビなど)にて番組を視聴する(ステップS1111)。なお、番組情報を受信(ステップS1103)したが購入までに至らなかった場合(ステップS11041)や、また、一度は番組を購入しようと決定したものの、提示された購入予定番組の価格等の種々条件が理由で結局購入までに至らなかった場合(ステップS11071)は、再度番組検索の実行、又は、検索実行による他番組購入の検討を行うことができる。
【0039】
B−2.エージェント側システム301の処理動作
まず、エージェント側システム301は、視聴者側システム101から送信された番組検索条件を受信する(ステップS3101:視聴者側システム101のステップS1102に対応)。エージェント側システム301は、ステップS3101で受信した番組検索条件を記憶装置304内の番組情報データベース3041から検索する(ステップS3102)。つぎに、エージェント側システム301は、ステップS3102で検索した番組内容を、視聴者側システム101に送信する(ステップS3103:視聴者側システム101のステップS1103に対応)と共に、この番組検索条件を顧客属性データベース3042に記憶する(ステップS31031)。
【0040】
エージェント側システム301は、視聴者側システム101の番組購入決定にあたって視聴者側システム101から送られた番組購入要求を受信する(ステップS3104:視聴者側システム101のステップS1105に対応)。エージェント側システム301は、視聴者側システム101の番組購入にあたって番組購入時の種々条件(例えば、購入番組の価格など)を提示しながら再度番組購入の意思確認を行うと共に、視聴者を特定するための利用者識別子入力要求を、視聴者側システム101に送信する(ステップS3105)。
【0041】
つぎに、エージェント側システム301は、視聴者側システム101の番組購入にあたって送られた利用者識別子を受信し(ステップS3106:視聴者側システム101のステップS1109に対応)、本人認証・番組購入確認システム302で利用者認証や番組購入決定確認を行う(ステップS31061)。エージェント側システム301は、ステップS3106で受信した番組購入者の利用者識別子を購入番組データと共に記憶装置304内の顧客注文データベース3043に記憶し、さらに、ステップS31031で示したように番組情報検索で取得した視聴者の検索データを、顧客属性データベース3042に記憶する(ステップS3107)。
【0042】
また、記憶装置304内の顧客属性データベース3042と顧客注文データベース3043に記憶された情報(ここでは、利用者識別子、視聴者注文番組、視聴者の検索データ)は、データ加工システム303によって、例えば、個人のプライバシーを保護すべく個人が特定出来ないような形式、又は、複数のデータをまとめて放送事業者が有効活用出来る形式に、データの加工を行う(ステップS3108)。
【0043】
図3は、データ加工システム303でのステップS3108のデータの加工過程を示す説明図である。
顧客属性データベース3042は、ここでは、視聴者の番組検索結果データ(視聴者の検索データ)を記憶しており、例えば、アクセス日時、アクセスカテゴリ、カテゴリ内検索、検索用語を含む。また、顧客注文データベース3043は、ここでは、顧客が購入した視聴者注文番組と、顧客を特定するための利用者識別子とを記憶しており、例えば、前者には、購入番組名、番組コード、購入日、後者には、顧客名、性別、年齢、住所、地域コード、職業を含む。
【0044】
ここで、データ加工システム303は、例えば、エージェント側システム301又は放送事業者側システム401の指示又は予め設定させた条件により、世代別番組視聴傾向を取得する場合、顧客属性データベース3042及び顧客注文データベース3043等を参照して、ある世代に相当する顧客名と性別、また各顧客が購入した番組名に基づいて、番組のカテゴリを抽出し、それぞれをカウントする(ここでは、50代の男性は、野球中継を視聴する傾向が強いことがわかる)。なお、データ加工システム303によれば、各種データベースを参照して、世代別番組視聴傾向を取得した統計処理とほぼ同様にして、ドラマ出演者人気傾向又は他の各種統計を取得するようにしてもよい。
【0045】
つぎに、図2に戻り説明すると、エージェント側システム301は、ステップS3108により加工されたデータを、記憶装置304内の加工情報データベース3044に記憶すると共に、これらの加工データ(放送事業者にとっては、重要なマーケティング情報であり、視聴者にとっては、自分の嗜好を反映した情報である)を、番組情報データベース3041にも送信する(ステップS31081)。これにより、エージェント側システム301は、より精度の高い番組検索機能を、視聴者に提供することができる。ここで、より精度の高い番組検索機能とは、例えば、統計的に検索のアクセスが多い番組の分野(例えば、ドラマやスポーツなど)を抽出し、視聴者がより早く検索したい情報に到達出来るよう検索情報の配置転換をすることである。
【0046】
エージェント側システム301は、視聴者の購入番組情報も含むある特定の形(統計データ等)に加工された加工データを放送事業者側システム401へ送信する(ステップS3109)。エージェント側システム301は、放送事業者側システム401から番組確認情報、すなわち、各視聴者が購入した番組の情報(例えば、番組名や放送時間など)、新しく放送が決定された番組、再放送番組の情報(例えば、再放送番組名や新規に放送が決定した番組名など)が送られてくるので受信し(ステップS3110)、この番組確認情報を番組確認情報データベース3045に記憶する(ステップS3111)。エージェント側システム301は、放送事業者側システム401から送られた番組確認情報を、番組伝達システム306にて各視聴者の購入番組毎や各視聴者の番組嗜好に応じて分類し、各視聴者側システム101へ送信する(ステップS3112)。
【0047】
図4は、番組伝達システム306でのステップS3112の過程を示す説明図の一例である。
番組確認情報データベース3045には、ステップS3110で放送事業者側システム401より受信し、ステップS3111で記憶された情報を含み、例えば、顧客が購入した番組の放送日時等の情報と、新しく企画され放送が決定した番組の放送日時や内容、また再放送される番組の放送日時といった情報が記憶される(ここでは、番組カテゴリ、番組名、放送日時、チャンネル、内容)。番組伝達システム306は、例えば、この番組確認情報データベース3045に基づいて、エージェント側システム3011又は放送事業者4011からの指示により、番組のカテゴリに人間ドラマといったキーワードが入力されると、結果として過去に人間ドラマ番組を購入した顧客の氏名や、人間ドラマに興味を抱いている氏名情報等がリストアップされる(ここでの分類結果としては、顧客名、顧客アドレス、電話番号、番組カテゴリ)。
【0048】
B−3.放送事業者側システム101の処理動作
放送事業者側システム401は、エージェント側システム301から視聴者購入番組情報を含む放送事業者にとって有益と成りうる特定の形式で加工されたデータ(図3参照)が送られて来るので受信する(ステップS4101:エージェント側システム301のステップS3109に対応)。放送事業者側システム401は、ステップS4101で受信した加工データを、記憶装置402内の加工済顧客注文データベース4021に記憶する(ステップS4102)。
【0049】
ここで、放送事業者側システム401は、例えば、ステップS4102までが基本的なサービスの流れであるが、さらに、加工済顧客注文データベース4021に記憶された情報を参考にして、番組決定システム403により放送する番組(例えば、再放送番組や新番組の企画)を決定し、放送が決定した番組情報(例えば、再放送番組名や放送日時、チャンネルなど)を放送番組情報データベース4022に記憶するようにしてもよい。これにより、放送事業者側システム401は、視聴者側システム101への付加サービスとして、番組を購入した視聴者への番組確認情報の提供のために、放送番組情報データベース4022に記憶された番組確認情報(例えば、購入した番組の放送日や時間など)と、新たに放送が決定された番組情報をエージェント側システム301に送信する(ステップS4104)。なお、放送番組情報データベース4022は、購入が決定した放送番組の情報だけでなく、加工データを参考にしながら放送が決定された番組情報も含む。
【0050】
このように本実施の形態のマーケティング支援システム100によれば、視聴者に番組の検索という機会を与え、番組検索データから取得した情報を加工した後、再度、番組情報データベース3041に反映させることにより、視聴者により精度の高い番組情報検索を提供でき、視聴者はより容易に要求した番組情報へ到達することができる。
【0051】
また、マーケティング支援システム100によれば、視聴者の番組購入という挙動分析から、これまで困難であった有益なデータ収集(例えば、性別や年代別の視聴番組動向といったもの)を行うことができ、さらに、視聴者に購入番組の確認情報、視聴者の嗜好に応じた番組情報を提供することにより、視聴者の番組購入の需要を促進することができる。
【0052】
(実施の形態2)
A.構成
図5は、本発明に関するマーケティング支援システム200の第2の実施の形態の概略構成図である。なお、上述のマーケティング支援システム100と重複する部材、機能ブロック等については、同一符号を付し、機能、構成は同様である。なお、各システムは、全体を制御し、適宜の処理を行うCPU(処理部)を備える。
【0053】
マーケティング支援システム200は、視聴者の属性データ(主として視聴者の番組嗜好を反映するもの)を、視聴者の挙動分析(例えば、番組の非購入)より収集するシステムであって、例えば、視聴者側システム101と、この視聴者側システム101と適宜の通信ネットワーク201を介して接続されたエージェント側システム3011と、番組を視聴者に提供する放送事業者側システム4011とを備える。
【0054】
エージェント側システム3011は、例えば、データ加工システム3031と、記憶装置30410と、番組伝達システム3061と、インタフェース305とを備える。データ加工システム3031は、例えば、アンケートにより収集した視聴者の属性(例えば、氏名、年齢、職業等)や好きな番組カテゴリといった番組嗜好情報を加工するためのものである。
【0055】
記憶装置30410は、例えば、番組情報データベース3041、顧客属性データベース30421、加工情報データベース30441及び顧客番組嗜好情報データベース30451を備える。番組情報データベース3041は、マーケティング支援システム100で示したものと同様である。顧客属性データベース30421は、ユーザの挙動分析より取得した情報(例えば、番組非購入時の視聴者属性や番組嗜好の記入を含んだアンケート)が記憶されており、マーケティング支援システム100の顧客属性データベース3042とは異なる。加工情報データベース30441には、データ加工システム3031により加工した顧客の番組嗜好が記憶されている。顧客番組嗜好情報データベース30451は、視聴者の番組嗜好に合致した放送番組の情報(例えば、放送番組名や放送日時など)を記憶している。なお、データ加工システム3031は、例えば、番組情報データベース3041、顧客属性データベース30421及び加工情報データベース30441とそれぞれ接続されている。
【0056】
放送事業者側システム4011は、例えば、記憶装置4021を含む。記憶装置40210は、顧客挙動データベース4023と、放送番組情報データベース40221とを含む。顧客挙動データベース4023は、例えば、エージェント側システム3011の記憶装置30410内の加工情報データベース30441と接続されており、この加工情報データベース30441と定期的に同期を取るようになっており、顧客の挙動分析(例えば、アンケート記入等)から得られた顧客番組嗜好傾向を記憶している。
【0057】
放送番組情報データベース40221は、例えば、エージェント側システム3011の記憶装置30410内の顧客番組嗜好情報データベース30451と接続され、顧客の番組嗜好に合致した番組情報(例えば、番組名や放送時間など)を記憶する。なお、顧客挙動データベース4023及び放送番組情報データベース40221は、適宜のバスにより接続されている。
【0058】
B.処理動作
図6は、本発明に関するマーケティング支援システム200の動作説明図である。なお、説明の便宜上、視聴者側システム101、エージェント側システム3011及び放送事業者側システム4011の各処理動作を分けて説明する。
【0059】
B−1.視聴者側システム101の処理動作
まず、視聴者側システム101では、ステップS1101〜ステップS1106までの処理動作は、マーケティング支援システム100と概ね同様である。そして、視聴者側システム101は、番組の正式購入を決定した場合は(S1107)、第1の実施の形態を同様にステップS1108〜S1111が実行され、同様に、エージェント側システム3011では、ステップS3106〜S3112、放送事業者側システム4011では、ステップS4101〜S4104が実行される。
【0060】
ここで、マーケティング支援システム100との相違点について簡単に説明すると、番組検索や番組検索による番組購入はマーケティング支援システム100でも可能であるが、マーケティング支援システム200によれば、視聴者が番組を購入しない場合であっても利用者を特定する情報や番組の嗜好情報を入力することにより、視聴者側システム101は、視聴者の嗜好に応じた番組情報をエージェント側システム3011より受信し、この各種番組情報を参考にして視聴者が番組を視聴することができる。
【0061】
以下、ステップS1107以降の処理動作について具体的に説明する。
視聴者側システム101は、例えば、番組の非購入を決定した場合であっても(ステップS11071)、エージェント側システム3011から各自の嗜好に応じた番組情報の受信を希望する場合は(S11071)、利用者を特定する情報(例えば、氏名、住所、e−mailアドレスなど)を入力し(ステップS11081)、エージェント側システム3011に送信する(ステップS11091)。視聴者側システム101は、例えば、エージェント側システム3011から各個人の番組嗜好に応じた番組情報(例えば、放送番組名、放送日時など)が送られてくるので受信する(ステップS11101)。なお、利用者識別子は、利用者特定のための情報入力だけでなく、利用者の番組の嗜好情報も入力する形式(例えば、アンケート形式)となっている。
【0062】
B−2.エージェント側システム3011の処理動作
まず、エージェント側システム3011では、ステップS3101(ステップS31031を含む)〜ステップS3105までの処理動作は、マーケティング支援システム100と概ね同様である。
つぎに、エージェント側システム3011は、視聴者の嗜好に応じた番組情報の受信希望に基づき視聴者側システム101から送信された利用者識別子を受信する(ステップS31062:視聴者側システム101のステップS11091に対応)。このとき、エージェント側システム3011は、利用者識別子又は他の識別子により、番組確認情報を返信するか、嗜好番組情報を返信するかのいずれの処理を実行すべきかを判断することができる。エージェント側システム3011は、ステップS31062で受信した利用者識別子を、顧客属性データベース30421に記憶する(ステップS31071)。
【0063】
また、顧客属性データベース30421に記憶された利用者識別子情報と番組情報検索で取得した視聴者の番組検索データは、データ加工システム3031によって、例えば、視聴者側からの利用者識別子受信毎に、個人のプライバシーを遵守すべく個人が特定出来ないような形式、又は、複数のデータをまとめて放送事業者が有効活用出来る形式に、データの加工を行う(ステップS31081)。
【0064】
図7は、データ加工システム3031でのステップS31081のデータの加工過程を示す説明図である。
顧客属性データベース30421には、ここでは、視聴者へ嗜好に応じた番組情報を提供するために、視聴者を特定する識別子(例えば、氏名、年齢等)と各視聴者の番組の嗜好を掲載するアンケートの記入を視聴者にさせた結果が記憶されており、例えば、顧客名、連絡アドレス、住所、好きな番組カテゴリ、好きな俳優を含む。ここで、データ加工システム3031は、例えば、世代別番組嗜好傾向を取得する場合、顧客属性データベース30421を参考にして、ある世代と好きな番組カテゴリを抽出しマッチングする(ここでは、20代は青春ドラマを、60代はドキュメンタリーをそれぞれ好む傾向が強いことがわかる)。
【0065】
つぎに、図6に戻り説明すると、エージェント側システム3011は、ステップS31081により加工されたデータを、記憶装置30410内の加工情報データベース30441に記憶する。ここで、ステップS31081における加工データの形式は、例えば、次の3点が考慮されている形式となっている。まず、プライバシーを保護すべく個人を特定できないような特定の形式への加工、放送事業者側システム4011がマーケティングデータとして有効活用出来る特定の形式への加工、そして、視聴者側システム101への放送番組情報の提供(ステップS31121:後述)を配慮した特定の形式への加工である。さらに、エージェント側システム3011は、この加工データを、より精度の高い番組検索機能を視聴者に提供するために番組情報データベース3041にも送信する(ステップS31082)。なお、より精度の高い番組検索機能は、上述のマーケティング支援システム100のエージェント側システム301の処理動作で説明したものと同様である。
【0066】
つぎに、エージェント側システム3011は、ある特定の形に加工されたデータを放送事業者側システム4011へ送信する(ステップS31091)。エージェント側システム3011は、放送事業者側システム4011から送信された各顧客の嗜好に応じた番組情報を受信し(ステップS31101)、顧客番組嗜好データベース30451へ記憶する(ステップS31111)。エージェント側システム3011は、ステップS31101で放送事業者側システム4011から送信された嗜好番組情報を、各視聴者の番組嗜好に応じて視聴者側システム101へ送信する(ステップS31121)。
【0067】
図8は、番組伝達システム3061でのステップS31111についての説明図である。
顧客番組嗜好データベース30451には、ステップS31101で放送事業者側システム401より受信し、ステップS31111で記憶された情報を含み、例えば、新しく企画され放送が決定した番組の放送日時や内容、また再放送される番組の放送日時といった番組の情報が記憶される(ここでは、番組カテゴリ、番組名、放送日時、チャンネル、内容)。番組伝達システム3061は、例えば、この顧客嗜好番組情報データベース30451に基づいて、番組のカテゴリに教育というキーワードを入力すると、教育番組を嗜好している顧客の氏名や連絡先がリストアップされ、各顧客の嗜好に応じて番組の情報を分類することができる(ここでの分類結果としては、顧客名、顧客アドレス、電話番号、番組カテゴリ)。
【0068】
B−3.放送事業者側システム4011の処理動作
放送事業者側システム4011は、エージェント側システム3011から利用者識別子から得られた視聴者情報がある特定の形に加工されたデータ(図7参照)として送信されるので、この加工データを受信する(ステップS41011:エージェント側システム3011のステップS31091に対応)。放送事業者側システム4011は、ステップS31091で受信した加工データを、記憶装置4021内の顧客挙動蓄積データベース4023に記憶する(ステップS41021)。放送事業者側システム4011は、例えば、加工データを参考にして、放送番組を決定し(ステップS41031)、さらに、放送番組情報データベース40221に記憶された各視聴者の嗜好に応じた放送番組情報を、エージェント側システム3011に送信する(ステップS41041:エージェント側システム3011のステップS31101に対応)。なお、放送番組情報とは、放送が決定した各種番組情報(例えば、放送名、放送日や時間など)や視聴者の嗜好に応じた番組情報のことをいう。
【0069】
このように本実施の形態のマーケティング支援システム200によれば、視聴者の挙動分析から番組非購入者までをも含めた視聴者情報収集を行うことができる。また、マーケティング支援システム200によれば、番組非購入者からは、番組を購入することによる実データは得られないにもかかわらず、アンケートを実施することにより、番組非購入者を視聴者の嗜好性を調査するための有益な対象とすることができる。
【0070】
(実施の形態3)
A.構成
図9は、本発明に関するマーケティング支援システム300の第3の実施の形態の概略構成図である。なお、上述のマーケティング支援システム100、200と重複する部材、機能ブロック等については、同一符号を付し、機能、構成は同様である。なお、各システムは、全体を制御し、適宜の処理を行うCPU(処理部)を備える。
【0071】
マーケティング支援システム300は、エージェント側システム3012内にコミュニティの場(例えば、番組評価、番組に関してのチャット、掲示板、メーリングリストなど)を提供することにより、不特定多数の嗜好や番組に対しての意見、評価、社会の動き、また番組から派生した各種情報(例えば、番組出演者が所有していた鞄のメーカや値段など)を収集出来るモデルであって、例えば、視聴者側システム101と、この視聴者側システム101と適宜の通信ネットワーク201を介して接続されたエージェント側システム3012と、番組を視聴者に提供する放送事業者側システム4012とを備える。
【0072】
エージェント側システム3012は、例えば、データ加工システム3032と、記憶装置3042と、インタフェース305とを備える。データ加工システム3032は、コミュニティで取得した情報を加工するものである。記憶装置3042は、例えば、コミュニティデータベース3046及び加工情報データベース30422を備える。コミュニティデータベース3046は、例えば、視聴者が自由に番組の評価等をコメント出来る場である。加工情報データベース30422は、このコミュニティデータベース3046で取得したデータを加工して記憶する。なお、データ加工システム3032は、マーケティング支援システム100で示したものを基本とし、更に多種多様な表現による情報を加工するための情報整理機能を備える。
【0073】
放送事業者側システム4012は、例えば、記憶装置40211を備える。記憶装置40211は、マス情報データベース4024を含む。マス情報データベース4024は、例えば、エージェント側システム3012内のデータ加工システム3032により加工されたデータを記憶するものであって、エージェント側システム3012の記憶装置3042の加工情報データベース30442と接続されている。なお、加工情報データベース30442の出力を、ここでは、図示しないマーケティング支援システム100、200における番組情報データベース3041に入力するようにしてもよい。
【0074】
B.処理動作
図10は、本発明に関するマーケティング支援システム300の動作説明図である。なお、説明の便宜上、視聴者側システム101、エージェント側システム3012及び放送事業者側システム4012の各処理動作を分けて説明する。
【0075】
B−1.視聴者側システム101の処理動作
まず、視聴者側システム101では、入力装置端末1011からコミュニティ参加に必要となる視聴者名が入力される(ステップS1112)。ここで、視聴者名は、コミュニティ内での発言の際に視聴者を特定するためのものであるため、必ずしも氏名でなくてもよく、個人が特定出来ないように匿名性を持たせたものでよい。視聴者側システム101は、ステップS1112で入力された視聴者名を、エージェント側システム3012に送信する(ステップS1113)。
【0076】
視聴者側システム101は、エージェント側システム3012で視聴者名の登録が終了するとコミュニティに参加できるので(ステップS1114)、コメント入力を行い(ステップS1115)、この入力されたコメントを、エージェント側システム3012に送信する(ステップS1116)。なお、コメント入力は、視聴者が自由に意見を表現出来る形式であれば、特に形式は問わない。また、ここでは、視聴者のコミュニティ内での発言プロセス(視聴者のコメントをエージェント側システム3012に送信する)を示しているが、視聴者は、特に発言をせずに、コミュニティ内での情報閲覧のみを行うようにしてもよい。
【0077】
B−2.エージェント側システム3012の処理動作
エージェント側システム3012は、視聴者から送られた視聴者名を受信して(ステップS3113:視聴者側システム101のステップS1113に対応)、この視聴者名を登録する(ステップS3114)。エージェント側システム3012は、視聴者側システム101からコメントが送られてくるので受信する(ステップS3115:視聴者側システム101のステップS1116に対応)。つぎに、エージェント側システム3012は、データ加工システム3032を用いてコミュニティ内で得られたデータの加工を行い、この加工されたデータを、加工情報データベース30442に記憶する(ステップS3116)。なお、この際、視聴者のプライバシーを遵守すべく個人を特定出来ないような形式、また、放送事業者が有効活用出来る形式へとデータを加工する必要がある。
【0078】
図11は、データ加工システム3032でのステップS3116のデータの加工過程を示す説明図である。
コミュニティデータベース3046は、ここでは、視聴者が個人を特定する識別子を入力する事により参加可能となるコミュニティで取得したデータを記憶している。コミュニティデータベース3046には、例えば、指定又は利用されたコミュニティ毎に、出演者名、番組名、番組カテゴリ等を予め設定することができ、また、そのコミュニティに参加した顧客IDが設定される。ここでは、コミュニティデータベース3046は、例えば、コミュニティ内で登場した番組名や番組出演者名、また頻繁に出たキーワード等を含む(ここでは、顧客ID、出演者、番組名、番組カテゴリ、キーワード)。
【0079】
ここで、データ加工システム3032は、例えば、番組カテゴリ別人気番組を取得する場合、出演者、人気番組名やその番組カテゴリに関するデータ量を集計し、集計結果の多い出演者又は番組カテゴリ等を人気番組として求めることができる。(ここでは、番組カテゴリとしてドラマ、スポーツ、クイズが示されている)。
【0080】
つぎに、図10に戻り説明すると、エージェント側システム3012は、ステップS3116によって、ある特定の形に加工されたデータを放送事業者側システム4012に送信する(ステップS3117)。
【0081】
B−3.放送事業者側システム4012の処理動作
放送事業者側システム4012は、エージェント側システム3012から送られた加工データ(図11参照)を受信する(ステップS4105:エージェント側システム3012のステップS3117に対応)。放送事業者側システム4012は、ステップS4105で受信した加工データを、記憶装置40211内のマス情報データベース4024に記憶する(ステップS4106)。つぎに、放送事業者側システム4012は、マス情報データベース4024内の情報を参考にして、放送番組を決定する(ステップS4107)。
【0082】
このように本実施の形態のマーケティング支援システム300によれば、視聴者にコミュニティという不特定多数を対象にしたコミュニケーションの場を提供することにより、番組情報だけでなく社会性も反映されている不特定多数の意見を収集することができる。
【0083】
【発明の効果】
本発明によると、以上説明した通り、放送事業者と視聴者との相互間において、視聴者は望んでいる番組を的確に効率的に取得し、放送事業者は視聴者の属性に関する情報(マーケティング情報)を有効に取得し、「積極的」に番組を購入させ、「効率的」なマーケティングを支援することができる。
【0084】
また、本発明によると、放送事業者と視聴者との相互間に、エージェントを介することで、視聴者は、番組情報を取得でき、放送事業者は、視聴者情報データを取得すると共に、この収集した視聴者情報データを、プライバシーを保護し個人を特定出来ないような形式、又は、放送事業者のマーケティングに有益な形式(例えば、性別や年代別の視聴番組動向など)で取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関するマーケティング支援システム100の第1の実施の形態の概略構成図。
【図2】本発明に関するマーケティング支援システム100の動作説明図。
【図3】データ加工システム303でのステップS3108のデータの加工過程を示す説明図。
【図4】番組伝達システム306でのステップS3112の過程の一例を示す説明図。
【図5】本発明に関するマーケティング支援システム200の第2の実施の形態の概略構成図。
【図6】本発明に関するマーケティング支援システム200の動作説明図。
【図7】データ加工システム3031でのステップS31081のデータの加工過程を示す説明図。
【図8】番組伝達システム3061でのステップS31111についての説明図。
【図9】本発明に関するマーケティング支援システム300の第3の実施の形態の概略構成図。
【図10】本発明に関するマーケティング支援システム300の動作説明図。
【図11】データ加工システム3032でのステップS3116のデータの加工過程を示す説明図。
【図12】従来のテレビ放送システムを示す概略図。
【符号の説明】
101 視聴者側システム
1011 入力端末装置
201 通信ネットワーク
301 エージェント側システム
302 本人認証・番組購入確認システム
303 データ加工システム
304 エージェント側記憶装置
305 インタフェース
306 番組伝達システム
3041 番組情報データベース
3042 顧客属性データベース
3043 顧客注文データベース
3044 加工情報データベース
3045 番組確認情報データベース
401 放送事業者側システム
402 放送事業者側記憶装置
4021 加工済顧客注文データベース
4022 放送番組情報データベース
403 番組決定システム
Claims (7)
- 各種放送番組を視聴者に提供する放送事業者側システムと、
該放送番組を購入して、視聴するための視聴者側システムと、
前記放送側システム及び前記視聴者側システムの間に配置され、視聴者から検索された所望の放送番組を前記視聴者側システムに送信すると共に、該放送番組を要求した視聴者に関する視聴者情報を前記放送側システムに送信するエージェント側システムと
を備えたマーケティング支援システムであって、
前記エージェント側システムは、
番組に関する番組内容を含む番組情報を記憶した番組情報ファイルと、
視聴者が番組情報を検索する際に用いた検索条件を記憶した顧客属性ファイルと、
番組を購入した視聴者の情報と視聴者が購入した番組名とを記憶した顧客注文ファイルと、
前記顧客属性ファイル及び前記顧客注文ファイルに基づいて加工された加工情報を記憶した加工情報ファイルと、
前記放送事業者側システムから提供された番組確認情報と、該番組確認を視聴者の購入番組傾向に応じて分類された情報とを記憶した番組確認情報ファイルと、
前記各ファイルを読み出し、書き込み又は作成する処理部と
を備え、
前記処理部は、
前記視聴者側システムから送信された番組検索条件を受信して、前記番組情報ファイルから該番組検索条件に基づいた番組内容を検索して前記視聴者側システムに送信すると共に、該番組検索条件を前記顧客属性ファイルに記憶し、
前記視聴者側システムから送信された番組を購入するための視聴者識別子を受信して、視聴者の本人確認と番組の購入決定とを確認し、該視聴者識別子及び購入する番組名を前記顧客注文ファイルに記憶し、
前記視聴者情報である該番組検索条件、該視聴者識別子及び購入する番組名を、視聴者のプライバシーを保護するために個人を特定出来ないような形式、又は、前記放送事業者側システムにとってマーケティング情報の形式に加工又は統計処理し、該加工された加工情報を、前記加工情報ファイル及び前記番組情報ファイルに記憶し、
前記放送事業者側システムから該マーケティング情報に応じて送信された番組確認情報を受信して、該番組確認情報と、該番組確認情報を視聴者毎の購入番組傾向に応じて分類された情報とを、前記番組確認情報ファイルに記憶し、該分類された情報を前記視聴者側システムに送信するようにしたマーケティング支援システム。 - 前記顧客属性データベースは、番組のカテゴリを含む視聴者による番組検索結果データを記憶し、
前記顧客注文データベースは、視聴者が購入した番組情報と、視聴者識別子として、購入番組名と、顧客名、性別、年齢とを記憶し、
前エージェント側システムは、世代別の番組視聴の傾向を取得する場合、ある世代に相当する顧客名、性別、年齢、各顧客毎の購入番組名に基づいて、番組のカテゴリを抽出して、該番組のカテゴリをカウントした加工情報を作成するようにした請求項1に記載のマーケティング支援システム。 - 前記エージェント側システムは、前記番組情報ファイルに該加工情報を記憶することにより、統計的に検索のアクセスの多い番組情報を抽出し、視聴者が所望の番組情報に早くアクセスできるように、抽出された番組情報を視聴側システムに送信するようにした請求項1又は2に記載のマーケティング支援システム。
- 前記番組確認情報ファイルは、該番組確認情報として、番組カテゴリ、番組名を記憶し、
前記エージェント側システムは、番組のカテゴリに所望のキーワードが入力された場合、視聴者毎の購入番組傾向として、過去に該キーワードに対応した番組を購入した顧客名が番組カテゴリと共に分類結果としてリストアップした加工情報を作成するようにした請求項1乃至3のいずれかに記載のマーケティング支援システム。 - 各種放送番組を視聴者に提供する放送事業者側システムと、
該放送番組を購入して、視聴するための視聴者側システムと、
前記放送側システム及び前記視聴者側システムの間に配置され、視聴者から検索された所望の放送番組を前記視聴者側システムに送信すると共に、該放送番組を要求した視聴者に関する視聴者情報を前記放送側システムに送信するエージェント側システムと
を備えたマーケティング支援システムであって、
前記エージェント側システムは、
番組に関する番組内容を含む番組情報を記憶した番組情報ファイルと、
視聴者の挙動分析より取得した情報を記憶した顧客属性ファイルと、
前記顧客属性ファイルに基づいて加工された視聴者傾向を含む加工情報を記憶した加工情報ファイルと、
該視聴者傾向に応じた嗜好番組情報を記憶した顧客番組嗜好情報ファイルと、
前記各ファイルを読み出し、書き込み又は作成する処理部と
を備え、
前記処理部は、
前記視聴者側システムから送信された番組検索条件を受信して、前記番組情報ファイルから該番組検索条件に基づいた番組内容を検索して前記視聴者側システムに送信すると共に、該番組検索条件を前記顧客属性ファイルに記憶し、
前記視聴者側システムから送信された、番組の非購入を決定し、かつ、所望の番組情報を要求するための視聴者識別子を受信して、該視聴者識別子を前記顧客属性ファイルに記憶し、
前記顧客属性ファイルに記憶された前記視聴者情報である該番組検索条件及び該視聴者識別子を、該視聴者識別子毎に視聴者のプライバシーを保護するために個人を特定出来ないような形式、又は、前記放送事業者側システムにとってマーケティング情報の形式に加工又は統計処理し、該加工された加工情報を、前記加工情報ファイル及び前記番組情報ファイルに記憶し、
前記放送事業者側システムから該マーケティング情報に応じて送信された嗜好番組情報を受信して、該嗜好番組情報を該視聴者傾向に応じて分類された情報を、前記顧客番組嗜好情報ファイルに記憶し、該分類された情報を前記視聴者側システムに送信するようにしたマーケティング支援システム。 - 各種放送番組を視聴者に提供する放送事業者側システムと、
該放送番組を購入して、視聴するための視聴者側システムと、
前記放送側システム及び前記視聴者側システムの間に配置され、視聴者から検索された所望の放送番組を前記視聴者側システムに送信すると共に、該放送番組を要求した視聴者に関するコメント情報を前記放送側システムに送信するエージェント側システムと
を備えたマーケティング支援システムであって、
前記エージェント側システムは、
視聴者による番組に関する視聴者識別子を含むコメント情報を記憶したコミュニティファイルと、
前記コミュニティファイルで取得した該コメント情報を加工した加工情報を記憶した加工情報ファイルと、
前記各ファイルを読み出し、書き込み又は作成する処理部と
を備え、
前記処理部は、
前記視聴者側システムから送信された、コミュニティに参加するための視聴者識別子を受信して、該視聴者識別子を前記コミュニティファイルに登録し、該視聴者識別子に対応する該コメント情報を前記コミュニティファイルに記憶し、
前記コミュニティファイルに記憶された該視聴者識別子に対応する該コメント情報を、該視聴者識別子毎に視聴者のプライバシーを保護するために個人を特定出来ないような形式、又は、前記放送事業者側システムにとってマーケティング情報の形式に加工又は統計処理し、該加工された加工情報を、前記加工情報ファイルに記憶すると共に、前記放送事業者側システムに送信するようにしたマーケティング支援システム。 - 前記エージェントシステムは、前記コミュニティファイルのデータを出演者、番組又は番組カテゴリに基づいて集計することで、加工情報を作成するようにした請求項6に記載のマーケティング支援システム。
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