JP3846038B2 - コンバインの穀粒移送装置 - Google Patents
コンバインの穀粒移送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3846038B2 JP3846038B2 JP18245498A JP18245498A JP3846038B2 JP 3846038 B2 JP3846038 B2 JP 3846038B2 JP 18245498 A JP18245498 A JP 18245498A JP 18245498 A JP18245498 A JP 18245498A JP 3846038 B2 JP3846038 B2 JP 3846038B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- spiral
- boss
- moving
- helix
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンバインの穀粒移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、コンバインで収穫作業のときは、このコンバインの刈取機で刈取りした刈取穀稈は、脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、一時穀粒貯留タンク内へ供給されて貯留され、この貯留した穀粒を伸縮穀粒移送装置により、機外へ排出するが、この排出のときに排出位置が、このコンバインから遠い位置であると、この伸縮穀粒移送装置の移動自在な移動用移送筒を固定移送筒から伸張させ、この伸張により、該移動用移送筒に内装した各移動用移送螺旋が伸張される。穀粒は該固定移送筒に内装した移送螺旋により、この固定移送筒内を移送されて、該各移動用移送螺旋により引継されて、この各移動用移送螺旋により、該移動用移送筒内を移送されて、機外へ排出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
移動用移送筒を伸張させて排出作業中に、この移動用移送筒を縮み状態に作動させると、重合する各移動用移送螺旋の螺旋プレートの隙間が0に近くなり、このために縮み状態に作動させると、排出中の穀粒がこの移動用移送筒内に残ることが発生し、この穀粒が押しつぶされて損傷したり、又、部分的に多量に残るこの残穀粒により、この移動用移送筒がスムーズに縮み状態にならないことが発生していたが、この発明により、これらの問題点を解消しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このために、この発明は、移送螺旋(51)を装着した固定螺旋軸(52)を固定移送筒(47)に内装すると共に移動用螺旋軸(54)を移動用移送筒(49)に内装して、前記移動用移送筒(49)を固定移送筒(47)の外周部へ移動自在に挿入して設け、前記移動用螺旋軸(54)の両端部側に移動用移送螺旋(55a,55c)を軸支すると共に該両端部側の移動用移送螺旋(55a,55c)の間に複数個の中間部の移動用移送螺旋(55b)を軸支するにあたり、該両端部側の移動用移送螺旋(55a,55c)及び中間部の移動用移送螺旋(55b)を螺旋内ボス(57a,58a)の外周部に設けた螺旋外ボス(57b,58b)と該螺旋外ボス(57b,58b)の外周部に設けた螺旋プレート(57c)とから構成して該中間部の複数個の移動用移送螺旋(55b)の各螺旋プレート(57c)どうしを各々重合させ、該中間部の移動用移送螺旋(55b)における螺旋内ボス(58a)の外周部と螺旋プレート(57c)の内径部との間に隙間(M)を設けて構成したことを特徴とするコンバインの穀粒移送装置の構成とする。
【0005】
【発明の作用】
コンバインで収穫作業のときは、このコンバインの刈取機で刈取りした刈取穀稈は、脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、一時貯留タンク内へ供給されて貯留され、この貯留した穀粒を伸縮穀粒移送装置により、機外へ排出するが、この排出のときに排出位置が、このコンバインから遠い位置であると、この伸縮穀粒移送装置の移動自在な移動用移送筒49を固定移送筒47から伸張させ、この伸張により、該移動用移送筒49に内装した各移動用移送螺旋55bが伸張移動される。穀粒は該固定移送筒47に内装した移送螺旋51により、この固定移送筒47内を移送されて、該各移動用移送螺旋55bに引継され、この各移動用移送螺旋55bにより、該移動用移送筒49内を移送されて機外へ排出する。
【0006】
又、穀粒を排出作業中のときに、伸張した移動用移送筒49を縮み操作すると、この移動用移送筒49に内装した各移動用移送螺旋55bは、各々重合して縮み状態になるが、この縮み状態のときに重合する各移動用移送螺旋55bの各螺旋プレート57c間に挟まれて押しつぶされそうになる穀粒は、この螺旋プレート57cの内径部と、この螺旋プレート57cを装着した螺旋内ボス58aの外径部との間に設けた隙間Mから隣りの穀粒の少ない該螺旋プレート57c側へ移動する。
【0007】
【発明の効果】
穀粒を排出作業中のときに、伸張した移動用移送筒49を縮み操作して、この移動用移送筒49内の各移動用移送螺旋55bは、重合されて縮み状態となり、この各移動用移送螺旋55bの各螺旋プレート57c間に挟まれて押しつぶされそうになる穀粒は、隙間Mから隣りの穀粒の少ない該螺旋プレート57c側へ移動することにより、この穀粒は押しつぶされて損傷することもなく、又、残穀粒が該各螺旋プレート57c間に均等になることにより、該移動用移送筒49をスムーズに縮み状態にすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1に載置した脱穀機2に装着した穀粒貯留タンク8内に貯留した穀粒を排出するこの穀粒貯留タンク8の上部側に設けた伸縮穀粒移送装置3を図示して説明する。
【0009】
前記コンバイン1の車台4の下部には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ5を張設した走行装置6を配設し、該車台4上部には、フィードチェン7に挾持されて搬送される刈取穀稈を脱穀し、脱穀された穀粒を選別回収して一時貯留する穀粒貯留タンク8を横側に装着した脱穀機2を載置している。
前記脱穀機2の前部には、前端位置から立毛穀稈を分草する分草体9と、この分草された穀稈を引き起す引起装置10と、引き起された穀稈を刈り取る刈刃装置11と、刈り取られた穀稈を搬送し、フィードチェン7へ受渡しする穀稈掻込搬送装置12等を設けた刈取機13は、油圧駆動による伸縮シリンダ14により、土壌面に対して昇降自在に作用させる構成としている。
【0010】
前記脱穀機2側には、コンバイン1の操作制御を行う操作装置15と、作業者が搭乗する操縦席16とを設け、この操縦席16の下部には、エンジン17を搭載すると共に、後方には、穀粒貯留タンク8を設置する。これら走行装置6、該脱穀機2、刈取機13、該エンジン17等によって、該コンバイン1の機体18を構成している。
【0011】
前記刈取機13の穀稈掻込搬送装置12によって形成される穀稈搬送経路中には、刈り取られて搬送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機2へ穀稈供給の有無を検出する穀稈センサ19を設けている。車台4の前端部に装架された走行用ミッション20の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検出する車速センサ21を設けた構成としている。
【0012】
前記脱穀機2は、図8で示す如く上部側には、脱穀室22と、排塵処理室23と、二番処理室24とを設け、下部側には、選別室25を各々配置した構成である。該脱穀室22内には、各種の多数の扱歯26aを装着して刈取穀稈を脱穀処理する扱胴26を前後方向に軸架内装した構成としている。
平面視前記脱穀室22の右側に平行し前部側に位置させた二番処理室24内には、還元される未脱穀処理物(二番物)を前方へ移送しながら処理し、選別室25へ排出する移送始端部から順次二番移送螺旋27aを、多数の処理歯27bと、二番排出羽根27cとを装着した二番処理胴28と、後部側に位置させた排塵処理室23内には、該脱穀室22から供給される一部の未脱穀処理物を後方へ移送しながら再処理する移送始端部から順次排塵移送螺旋29aと、多数の処理歯29bと、排塵排出羽根29cとを装着した排塵処理胴30とを同軸で軸架内装した構成としている。
【0013】
前記脱穀室22の平面視左側の扱ぎ口26bに沿って刈取穀稈を挾持するフィードチェン7と、挾持杆31とを配設すると共に、扱歯26aの外周縁下部から扱胴カバー32までの間を包囲する扱網26cと、各処理歯27b,29bの各外周縁下部側を段差を設けて包囲する後側には、棒状部材を所定間隔に設けた漏下具33と、二番受網34とを各々配設している。該漏下具33の移送終端部側には、該排塵処理室23内で処理された藁屑、及び稈切等の排塵物を排出する排塵排出口33aを設け、又、該二番受網34の移送終端部側には、二番処理室24内で脱穀処理された一部の処理物を排出する二番排出口34aを設けた構成である。
【0014】
前記選別室25内には、扱網26cから漏下した脱穀物と、漏下具33、及び二番受網34から漏下した処理物と、二番排出口34aから排出される処理物と、排塵排出口33aから排出される排塵物との供給を受けて、移送しながら揺動して選別する揺動選別装置35を、扱胴26の軸方向に沿わせて設けている。この揺動選別装置35は前部より、順次移送棚36a、チャフシーブ36b、ストローラック36cを設け、該チャフシーブ36bの下部には、グレンシーブ36dを設けた構成であり、該チャフシーブ36bは移送角度を調節可能に構成し、漏下量を調節できる構成としている。
【0015】
前記揺動選別装置35の移送方向始端部側(上手側)の下部には、送風羽根37aを回転自在に内装した送風機37を設け、この送風機37で起風した選別風を送風して穀粒と塵埃とに風選別する構成であり、37bは、風割である。
前記送風機37の下手側の先端部は、一番選別棚38から流下選別される穀粒を収容して一番螺旋39aにより、横送りする一番受樋39bの上手側と接続し、その下手側は該一番選別棚38の下端部と接続させ、この一番選別棚38の上端部近傍下側には、二番選別棚40から流下選別される未脱穀処理物(二番物)を収容して、二番螺旋41aにより、横送りする二番受樋41bの上手側上端部を適宜の間隔を設けて、重接状態に位置させ、この二番選別棚40の上端部は、機外へ開放させた構成である。
【0016】
前記一番螺旋39aで横送りされた穀粒は、揚穀装置(図示せず)等で引継して、穀粒貯留タンク8内へ揚送して貯留する構成である。
前記二番螺旋41aで横送りされた未脱穀処理物(二番物)を引継して、二番処理室24内へ揚送する揚送螺旋42bを内装した二番還元筒42aを脱穀機2の平面視右側に斜設した構成である。
【0017】
前記揺動選別装置35の移送終端部上方側には、送風機37の選別風と、該揺動選別装置35の揺動選別とによる選別塵埃を共に、機外へ排出する排塵ファン43を設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク8内の底部には、貯留穀粒を後方へ横送りする横移送螺旋8aを前後方向に設けると共に、横送りされた穀粒を引継して、継手ケース44を介して方向変換する縦移送螺旋45bを内装した排穀支持筒45aを鉛直姿勢で回動可能に、該継手ケース44の上側で該穀粒貯留タンク8の後側に支承して設け、この排穀支持筒45aの上端部を支点として、その全長がコンバイン1の前後長に亘り伸縮して、機外へ穀粒を排出する伸縮穀粒移送装置3を設けた構成である。
【0018】
前記伸縮穀粒移送装置3は、図1〜図6で示す如く継手メタル46に装着した固定移送筒47と、この固定移送筒47の外周部48へ挿入して、移動自在な移動用移送筒49と、この移動用移送筒49を移動させる移動装置50等よりなる構成である。
前記固定移送筒47の移送終端部には、図5で示す如く移送螺旋51を外周部に装着した固定螺旋軸52を内装した構成であり、この固定螺旋軸52の内径部には、六角形状の挿入孔52aを設け、又、この固定螺旋軸52の移送終端の内径部には、該挿入孔52aより小形状で六角形状の挿入孔53aを内径部に設けた補助軸53を固着して設けている。
【0019】
前記固定移送筒47の移送終端部の外径部は、継手メタル46の外周ボスの内径部へ挿入して軸支し、この継手メタル46の内径部に設けたベアリング46aの内径部へ補助軸53の外径部を挿入して軸支させている。固定螺旋軸52の移送始端部は、継手具46bに内装して設けた受メタル46cで軸支した構成である。
【0020】
前記継手メタル46の外形は、円形状に外周ボスを形成して、この円形状の外周部を移動用移送筒49の内径部が摺動移動する構成である。
前記移動用移送筒49には、六角形状の移動用螺旋軸54の両端部に移動用移送螺旋55a,55cを挿入して軸支すると共に、これら移動用移送螺旋55a,55c間には、複数個の移動用移送螺旋55bを挿入して軸支し、この移動用螺旋軸54と共に、内装した構成である。
【0021】
前記移動用移送筒49の移送終端部はL字形状に形成し、移送終端部には排出口49aを設けると共に、この排出口49aの上部には、移動用螺旋軸54の移送終端部を軸受けする受メタル49bを設けて軸受けさせ、又、図5で示す如く移動用移送螺旋55aの螺旋内ボス57aの移送始端の内径部は固定螺旋軸52の移送終端部に設けた補助軸53の外形部へ挿入して軸支して、ボルト53bで装着した構成であり、この補助軸53、及び該螺旋内ボス57a内を該移動用螺旋軸54が前後に移動する構成である。
【0022】
前記移動用移送筒49の外周上部には、中心部にネジ孔を設けた移動用支持メタル56bを設けると共に、外周部の三箇所には、支持板56で回転自在に軸支したローラ56aを設け、この各ローラ56aは固定移送筒47の外周部48を前後方向に回転移動する構成である。
前記移動用移送螺旋55aは、内径が六角形状で外径が円形状で所定長さで、移送始端側にボルト挿入ネジ孔を有する螺旋内ボス57aと、この螺旋内ボス57aの外径部に固着したパイプ形状で、螺旋プレート57cの、例えば、1.5ピッチ分の長さの螺旋外ボス57bと、この螺旋外ボス57bの外周部に固着した1.5ピッチの長さの該螺旋プレート57cと、この螺旋プレート57cの移送終端部側に設けた補強ピン57d等よりなる構成である。
【0023】
前記螺旋外ボス57bの一方側の非移送側は、該螺旋外ボス57bに固着した螺旋プレート57cの非移送側の基部と同じ形状にすると共に、他方側の移送側は、該螺旋プレート57cの移送始端部側の略0.5ピッチ位置A点から移送終端部までは、この螺旋プレート57cの基部から所定幅Lを設けて、この螺旋プレート57cと同じ形状に形成すると共に、該A点から移送終端部までは直線状に形成して、これらによって開口57e部を形成して、この開口57e部へ移動用移送螺旋55bの後述する螺旋外ボス58bの後述する開口58d部以外の箇所を挿入する構成である。
【0024】
前記移動用移送螺旋55aの螺旋内ボス57aの移送始端の内径部を固定螺旋軸52の補助軸53の外径部へ挿入して、図5で示す如く該螺旋内ボス57aのネジ孔部へボルト53bを螺挿入して、この移動用移送螺旋55aを装着した構成である。このボルト53bは該補助軸53の外径部を押さない構成として、移動用螺旋軸54の移動をスムーズにした構成である。
【0025】
前記固定螺旋軸52に装着した移送螺旋51の移送終端部の横側に設けた移動用移送螺旋55aの螺旋プレート57cは、この移送螺旋51、及び移動用移送螺旋55b,55cの該螺旋プレート57cよりも、板厚を厚くするか、又は熱処理等を行って耐摩耗性を向上させた構成である。
これにより、前記移送螺旋51と移動用移送螺旋55aの螺旋プレート57cとの間の隙間が広く、穀粒が停滞してこの螺旋プレート57cが摩耗しても耐久性に問題がない構成である。
【0026】
前記移動用移送螺旋55bは、内径が六角形状で外径が円形状で所定長さの螺旋内ボス58aと、この螺旋内ボス58aの外径部に固着したパイプ形状で、螺旋プレート57cの、例えば、1.5ピッチ分の長さの螺旋外ボス58bと、この螺旋外ボス58bの外周部に固着した1.5ピッチの長さの該螺旋プレート57cと、図1、及び図2で示す如くこの螺旋プレート57cの移送始端部側に設けたストッパー板58cと、移送終端部側に設けた補強ピン57d等よりなる構成である。又、このストッパー板58cは該螺旋内ボス58aの軸方向に対して略直角に設けた構成である。移送始端部側にストッパー板58cを設けたことにより、穀粒の移送がスムーズである。又、直角に設けたことにより、該螺旋内ボス58aによけいな力が加えられないために動きがスムーズである。
【0027】
前記螺旋外ボス58bの一方側の非移送側は、該螺旋外ボス58bに固着した螺旋プレート57cの非移送側の基部と同じ形状とすると共に、他方側の移送側は、該螺旋プレート57cの移送始端部側の略0.5ピッチ位置A点から移送終端部までは、この螺旋プレート57cの基部から所定幅Lを設けて、この螺旋プレート57cと同じ形状に形成すると共に、移送始端部から略1.0ヒッチ位置B点までと、該A点から移送終端部までとは、対角上に互いに直線状に形成にして、これらによって開口58d,58d部を形成して、この開口58d,58d部へ移動用移送螺旋55bの該螺旋外ボス58bの該開口58d部以外の箇所、及び移動用移送螺旋55cの後述する螺旋外ボス57b開口59c部以外の箇所を挿入する構成である。
【0028】
前記移動用移送螺旋55bが移動して、移動用移送螺旋55aへ重合すると、これら移動用移送螺旋55bの螺旋プレート57cと移動用移送螺旋55aの該螺旋プレート57cとの間には、隙間Tを有する構成であり、該移動用移送螺旋55bが移動して、該移動用移送螺旋55bへ重合すると、これら各移動用移送螺旋55b,55bの各螺旋プレート57c,57c間には、隙間Tを有する構成としている。
【0029】
前記移動用移送螺旋55bは、図1、及び図2で示す如く、螺旋プレート57cの内径部と、螺旋内ボス58aの外径部との間には、隙間Mを形成すべく、該螺旋プレート57cの内径部が螺旋外ボス58bの外径部に接触する箇所は切断して削除して、隙間Mを形成させて、該移動用移送螺旋55を縮み移動操作させたときに、該各螺旋プレート57c間に多量に穀粒が残っている箇所があると、この多量の残った残穀粒は隙間Mを通って隣りの残穀粒の少ない箇所へ移動して、これら各螺旋プレート57c間で残穀粒は押しつぶされて損傷することのない構成としている。
【0030】
前記移動用移送螺旋55cは、内径が六角形状で外径が円形状で所定長さで、移送終端側にボルト挿入ネジ孔を有する螺旋内ボス59aと、この螺旋内ボス59aの外径部に固着したパイプ形状で、螺旋プレート57cの、例えば、1.5ピッチ分の長さの螺旋外ボス59bと、この螺旋外ボス59bの外周部に固着した1.5ピッチ長さの該螺旋プレート57cと、この螺旋プレート57cの移送始端部側に設けたストッパー板58c等より構成である。
【0031】
前記螺旋外ボス59bの一方側の非移送側は、該螺旋外ボス59bに固着した螺旋プレート57cの非移送側の基部と同じ形状とすると共に、該螺旋プレート57cの移送始端部からこの螺旋プレート57cの略1.0ピッチ位置A点までは、直線状に形成として、これらによって開口59cを形成して、この開口59c部へ移動用移送螺旋55bの螺旋外ボス58bの開口58d部以外の箇所を挿入する構成である。
【0032】
前記移動用螺旋軸54の移送終端の外径部は、移動用移送筒49内に設けた受メタル49bの内径部へ挿入して軸支すると共に、移動用移送螺旋55cの螺旋内ボス59aのネジ孔部へボルトを螺挿入して、該移動用螺旋軸54へ装着した構成である。
前記移動用移送螺旋55cが移動して、移動用移送螺旋55bへ重合すると、これら移動用移送螺旋55cの螺旋プレート57cと移動用移送螺旋55bの該螺旋プレート57cとの間には、隙間Tを有する構成である。これら移動用移送螺旋55a,55b,55c間には、各隙間Tを設けたことにより、残穀粒が発生しない構成であり、移動用移送筒49を完全に縮み状態に操作が可能になる構成としている。
【0033】
前記移動装置50は、継手具46bの先端部に設けた逆L字形状の支持板60の基部側に移動用モータ61を設けると共に、先端部には、受メタル62を設け、これら移動モータ61には、外周部に螺旋ネジを設けた移送軸63を設け、移送軸63は移動用移送筒49に設けた移動用支持メタル56bへ螺挿入すると共に、先端部は該受メタル62で支持させた構成としている。
【0034】
前記移動モータ61の正逆回転駆動により、移送軸63が正逆回転駆動され、移動用支持メタル56bを介して、移動用移送筒49が固定移送筒47の外周部に沿って、移動自在な構成であり、この移動用移送筒49の移動を介して、内装された各移動用移送螺旋55a,55b,55c等が重合して、伸縮自在な構成としている。
【0035】
前記各移動用移送螺旋55a,55b,55cは、図3、及び図4で示す如く該各移動用移送螺旋55bと該移動用移送螺旋55cとは、該移動用移送螺旋55aに対して、装着位置を順次略60度づつずらせて装着した構成としている。
これにより、移送始端部の移動用移送螺旋55a以外の各移動用移送螺旋55b、及び移動用移送螺旋55cは、移動して縮み状態となり、縮み状態のときに各螺旋プレート57c間には、所定の隙間Tを有する形状としたことにより、残粒の防止ができると共に、移動用移送筒49を完全な縮み状態に操作ができる構成である。
【0036】
移動用移送螺旋64は、図9で示す如く螺旋内ボス58aの外径部には、螺旋外ボス58bを設け、これら螺旋内ボス58a、及び螺旋外ボス58bの移送始端部から螺旋プレート57cを装着した構成であり、又、この螺旋プレート57cの移送始端部には、ストッパー板58cを設けると共に、移送終端部には、補強ピン57dを設けた構成である。尚、図1、及び図2は該螺旋内ボス58aを移送方向中間位置に設けている。
【0037】
これにより、前記螺旋プレート57cに対して、螺旋内ボス58aを移送始端部に設けたことにより、従来のように該螺旋プレート57cに対して、該螺旋内ボス58aを中間位置に設けていると、この螺旋内ボス58aの移送始端で螺旋外ボス58bの内径に穀粒が残ることがあったが、この残穀粒を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動用移送螺旋の拡大側面図
【図2】移動用移送螺旋の拡大正面図
【図3】各移動用移送螺旋の伸張状態と一部縮み状態との拡大全体側面図
【図4】各移動用移送螺旋の縮み状態の拡大全体側面図
【図5】固定移送筒と移動用移送筒との接合部の拡大断面図
【図6】固定移送筒と移動用移送筒との接合状態の拡大側面図
【図7】コンバインの全体側面図
【図8】脱穀機の拡大側断面図
【図9】他の実施例を示す図で、移動用移送螺旋の拡大側面図
【符号の説明】
47 固定移送筒
49 移動用移送筒
51 移送螺旋
52 固定螺旋軸
54 移動用螺旋軸
55a 移動用移送螺旋(両端部側の移動用移送螺旋)
55b 移動用移送螺旋(中間部の移動用移送螺旋)
55c 移動用移送螺旋(両端部側の移動用移送螺旋)
57a 螺旋内ボス
57b 螺旋外ボス
57c 螺旋プレート
58a 螺旋内ボス
58b 螺旋外ボス
M 隙間
Claims (1)
- 移送螺旋(51)を装着した固定螺旋軸(52)を固定移送筒(47)に内装すると共に移動用螺旋軸(54)を移動用移送筒(49)に内装して、前記移動用移送筒(49)を固定移送筒(47)の外周部へ移動自在に挿入して設け、前記移動用螺旋軸(54)の両端部側に移動用移送螺旋(55a,55c)を軸支すると共に該両端部側の移動用移送螺旋(55a,55c)の間に複数個の中間部の移動用移送螺旋(55b)を軸支するにあたり、該両端部側の移動用移送螺旋(55a,55c)及び中間部の移動用移送螺旋(55b)を螺旋内ボス(57a,58a)の外周部に設けた螺旋外ボス(57b,58b)と該螺旋外ボス(57b,58b)の外周部に設けた螺旋プレート(57c)とから構成して該中間部の複数個の移動用移送螺旋(55b)の各螺旋プレート(57c)どうしを各々重合させ、該中間部の移動用移送螺旋(55b)における螺旋内ボス(58a)の外周部と螺旋プレート(57c)の内径部との間に隙間(M)を設けて構成したことを特徴とするコンバインの穀粒移送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18245498A JP3846038B2 (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | コンバインの穀粒移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18245498A JP3846038B2 (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | コンバインの穀粒移送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000004660A JP2000004660A (ja) | 2000-01-11 |
| JP3846038B2 true JP3846038B2 (ja) | 2006-11-15 |
Family
ID=16118562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18245498A Expired - Lifetime JP3846038B2 (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | コンバインの穀粒移送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3846038B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2752803C1 (ru) * | 2020-11-23 | 2021-08-06 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Всероссийский научно-исследовательский институт метрологии им. Д.И. Менделеева" | Способ поверки термопреобразователя без его демонтажа с измеряемого объекта |
-
1998
- 1998-06-29 JP JP18245498A patent/JP3846038B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000004660A (ja) | 2000-01-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4052064B2 (ja) | 脱穀機 | |
| JP4010181B2 (ja) | 脱穀機 | |
| JP3846038B2 (ja) | コンバインの穀粒移送装置 | |
| JP3846039B2 (ja) | コンバインの伸縮穀粒移送装置 | |
| JP3282587B2 (ja) | コンバイン等の伸縮穀粒移送装置 | |
| JP2002125441A (ja) | コンバインの穀稈移送装置 | |
| JP4126829B2 (ja) | コンバイン | |
| JP2003180119A (ja) | コンバイン | |
| JP4085756B2 (ja) | コンバイン | |
| JP4449346B2 (ja) | コンバイン | |
| JP2001037315A (ja) | コンバインの穀稈移送装置 | |
| JP2001145416A5 (ja) | ||
| JP5293855B2 (ja) | 脱穀機 | |
| JP4257459B2 (ja) | 脱穀装置 | |
| WO2023204185A1 (ja) | 脱穀装置 | |
| JP3956580B2 (ja) | コンバイン | |
| JP2000262141A (ja) | コンバインの伸縮式穀粒移送装置 | |
| JP2001045855A (ja) | コンバインの伸縮式穀粒移送装置 | |
| JP2011212018A (ja) | 脱穀機 | |
| JP2005237297A (ja) | コンバインの走行装置 | |
| JPH08182423A (ja) | 脱穀装置 | |
| JP2000000026A (ja) | コンバイン等の伸縮穀粒移送装置 | |
| JP2002305957A (ja) | 脱穀機の二番処理装置 | |
| JP2000270672A (ja) | 脱穀機の藁屑等除去装置 | |
| JP2000014232A (ja) | 脱穀装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040326 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060111 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060410 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060801 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060814 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150901 Year of fee payment: 9 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |