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JP3849911B2 - 商品販売データ処理システム - Google Patents
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JP3849911B2 - 商品販売データ処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上位機がターミナル側から受信した今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計可能かつ累計後の最新累計ポイントを記憶可能であるとともに最新累計ポイントを問合元である当該ターミナルに応答可能に形成され、各ターミナルが上位機側から応答された最新累計ポイントを今回取引に際して準備した会員用ポイントカードに書込み記憶可能に形成された商品販売データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図10において、複数のターミナル(例えば、電子キャッシュレジスタ)10と各ターミナル10の一括管理機能を有する上位機(例えば、ストアコントローラ20)とを具備する商品販売データ処理システムでは、各ターミナル10で商品登録する。つまり、売上データを売上ファイルに記憶するとともに、登録商品について会計処理する。1はデータ通信回線網(例えば、LAN)である。
【0003】
かかる商品販売データ処理システムを設置した店舗の中に、顧客サービスとしてサービスポイントを付与する店舗がある。すなわち、図12において、ターミナル10は、今回取引に際して準備されかつカードリーダーライタに挿入(セット…ST110のYES)されたポイントカードから会員番号(例えば、50001)を読取り、次いで登録商品の合計金額(例えば、12000円)に応じた今回ポイントPi(例えば、120ポイント)を算出(ST111)する。
【0004】
そして、ターミナル10は、当該ターミナル番号,会員用ポイントカードから読込んだ会員番号(例えば、50001)および合計金額に応じて算出された今回ポイントPi(120ポイント)を含む問合せデータを送信する。つまり、上位機(20)へポイント付与に関する問合せを行う(ST112)。
【0005】
これに応えて、上位機(20)側から最新累計ポイントP(例えば、520ポイント)を受信(ST113のYES)した場合には、カードリーダーライタがこれにセットされている当該顧客(会員)用ポイントカードに最新累計ポイントP(520ポイント)を書込み記憶する(ST114)。
【0006】
一方、上位機(20)側では、図13において、ターミナル10からポイント付与に関する問合せを受信した場合に、図11に示す会員マスターファイル29KMを検索(ST201)して、問合せに際する上記の会員番号(50001)と同じ会員番号(50001)が会員マスターファイル29KMに登録済みであるか否かを判別(ST202)する。
【0007】
会員登録されている場合(ST202のYES)は、先の累計ポイントPp(400ポイント)に今回ポイントPi(120ポイント)を加算(累積)して最新累計ポイントP(520ポイント)を求める(ST203)。
【0008】
なお、会員登録されていない場合(ST202のNO)には、当該顧客の申し出を確認してから新規会員登録(例えば、会員番号を50055として登録)をして、今回ポイントPi(120ポイント)を直前の累計ポイントPpつまりこの場合には最新累計ポイントP(120ポイント)とする(ST204)。
【0009】
しかる後に、会員マスターファイル29KMの当該会員番号(50001)に対応する最新累計ポイントPを更新(520ポイント←400ポイント)する(ST205)。そして、当該最新累計ポイントP(520ポイント)を問合元(当該ターミナル10)へ応答(ST206)する。
【0010】
かくして、顧客(会員)は、直前の累計ポイントPp(400ポイント)に今回ポイントPi(120ポイント)が累計された最新累計ポイントP(520ポイント)が書込み記憶された会員用ポイントカードを受取れ、その後にポイント数(520ポイント)に応じた各種顧客サービス(割引、景品等)の提供を受けられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、会員用ポイントカードは、常連客のように当該店舗等に会員登録したことを条件に付与される。また、会員用ポイントカードは、ターミナル10の担当者(キャッシャー等)によってカードリーダーライタにセットされる。しかも、ターミナル10を操作(担当)する担当者(キャッシャー等)は、正社員のみならず、アルバイター,パートタイマー等も多い。
【0012】
かくして、会員用ポイントカードを持たない顧客や当日に自己のポイントカードの携帯を忘れた顧客が来店した場合に、ある種の不正行為が発生する虞が強い。つまり、ターミナル10の担当者(店舗内の従業員)が、自己のポイントカードをあたかも当該顧客から受取ったポイントカードの如く取り扱う。つまり、カードリーダーライタに自己のポイントカードをセットすると、今回1取引上でかつ当該顧客用として付与された今回ポイントPi(120ポイント)を自己のポイントカードに不正に書込み記憶(横取り)することができる、という問題である。
【0013】
本発明の目的は、ターミナル担当者による顧客に付与されたポイントの横取り不正行為を未然防止することができる商品販売データ処理システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上位機がターミナル側から受信した今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計可能かつ累計後の最新累計ポイントを記憶可能であるとともに最新累計ポイントを問合元である当該ターミナルに応答可能に形成され、各ターミナルが上位機側から応答された最新累計ポイントを今回取引に際して準備した会員用ポイントカードに書込み記憶可能に形成された商品販売データ処理システムにおいて、前記上位機を、前記ターミナルから受信した問合せに係るポイントカードが当該店舗内に配設されたいずれかのターミナルを担当するであろう担当者のポイントカードでかつ当該店舗内では使用が禁止されているポイントカードであるか否かを店舗内使用禁止データテーブルを参照して判別可能に形成するとともに、当該問合せに係るポイントカードが店舗内使用禁止の担当者用ポイントカードであると判別した場合に今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計しないで問合元であるターミナルへポイントエラー応答可能かつ当該ポイントカードが店舗内使用禁止かつ担当者のポイントカードではないと判別した場合に当該今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計した後の最新累計ポイントを問合元である当該ターミナルへ応答可能に形成し、前記各ターミナルを、問合せに対して前記上位機から最新累計ポイントの応答を受信した場合に今回取引の際に準備した会員用ポイントカードに当該最新累計ポイントを書込み記憶可能であるとともに前記上位機からポイントエラー応答を受信した場合にはポイントカードに関与せずかつポイントエラー処理可能に形成された商品販売データ処理システムである。
【0015】
かかる発明では、上位機は、ターミナルからの問合せを受信した場合に、店舗内使用禁止データテーブルを参照して、問合せに係るポイントカードが、当該店舗内に配設されたいずれかのターミナルを担当するであろう担当者のポイントカードでかつ当該店舗内では使用が禁止されているポイントカードであるか否かを判別する。
【0016】
そして、上位機は、ターミナル側から受信した問合せに係るポイントカードが当該店舗内に配設されたターミナルを担当するであろう担当者のポイントカードでかつ当該店舗内では使用が禁止されているポイントカードではないと判別した場合つまり正規会員用のポイントカードであると判別した場合は、今回ポイント(120ポイント)を当該会員用のこれまでの累計ポイント(例えば、400ポイント)に累計し、この累計後の最新累計ポイント(520ポイント)を問合元(当該ターミナル)へ応答する。
【0017】
かくして、ターミナル側では、問合せに対して上位機から最新累計ポイントの応答を受信した場合に、今回1取引の際に準備しかつカードリーダーライタにセットされた会員用ポイントカードに当該最新累計ポイント(520ポイント)を書込み記憶する。
【0018】
一方、上位機側では、ターミナル側からの問合せに係るポイントカードが当該店舗内に配設されたいずれかのターミナルを担当するであろう担当者のポイントカードでかつ当該店舗内では使用が禁止されているポイントカードであると判別した場合には、今回1取引に関して付与された今回ポイント(例えば、120ポイント)を当該会員用のこれまでの累計ポイント(例えば、50ポイント)に累計しない。この場合は、問合元(当該ターミナル)へポイントエラー応答を送信する。
【0019】
ターミナル(ターミナル番号が例えば、1111)を担当する担当者(会員)が自己(会員番号が例えば22222)のポイントカードを当該ターミナル(ターミナル番号が1111)で使用した場合はもとより、ターミナル(ターミナル番号が例えば、5555)を担当する担当者(会員)が他人(会員番号が例えば22222)のポイントカードを当該ターミナル(ターミナル番号が5555)で使用した場合でも、会員番号(22222)がいずれかのターミナルの担当者となり得る会員(担当者)のものであるとの関係から使用禁止されるわけである。
【0020】
ターミナル側では、上位機側からポイントエラー応答を受信した場合には、ポイントカードに関与せずかつポイントエラー処理を実行する。すなわち、ターミナル側では今回ポイント(120ポイント)を累積した最新累計ポイント(170ポイント=50+120)を上位機側からの応答として受信することができないから、不正行為の立ち入る隙が無い。
【0021】
なお、店舗(例えば、“A”)内の使用が禁止されている担当者(会員)でも、ターミナルの担当者になることがない他の店舗(例えば、“B”)内での使用は許される。
【0022】
したがって、正規の商品登録業務に際する正規会員(顧客)に付与されるべきポイントに関して当該店舗内の従業員でかつ当該店舗内に配設されたいずれかのターミナルを担当するであろう担当者が自己(当該担当者)のポイントカード内に横取りするという不正行為を未然防止することができるとともに、同一の店舗内従業員(担当者)間でのポイントカードの交換使用やまた貸しによる他人(担当者)のポイントカード内に横取りするという不正行為も一掃化できる。
【0023】
また、請求項2の発明は、上位機がターミナル側から受信した今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計可能かつ累計後の最新累計ポイントを記憶可能であるとともに最新累計ポイントを問合元である当該ターミナルに応答可能に形成され、各ターミナルが上位機側から応答された最新累計ポイントを今回取引に際して準備した会員用ポイントカードに書込み記憶可能に形成された商品販売データ処理システムにおいて、前記上位機を、前記ターミナルから受信した問合せに係るポイントカードが当該ターミナルを担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルでは使用が禁止されているポイントカードであるか否かを店舗内レジ別使用禁止データテーブルを参照して判別可能に形成するとともに、当該問合せに係るポイントカードが当該ターミナルを担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルでは使用が禁止されているポイントカードであると判別した場合に今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計しないで問合元であるターミナルへポイントエラー応答可能かつ当該ポイントカードが当該ターミナルを担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルでは使用が禁止されているポイントカードではないと判別した場合に当該今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計した後の最新累計ポイントを問合元である当該ターミナルへ応答可能に形成し、前記各ターミナルを、問合せに対して前記上位機から最新累計ポイントの応答を受信した場合に今回取引の際に準備した会員用ポイントカードに当該最新累計ポイントを書込み記憶可能であるとともに前記上位機からポイントエラー応答を受信した場合にはポイントカードに関与せずかつポイントエラー処理可能に形成された商品販売データ処理システムである。
【0024】
かかる発明では、上位機は、ターミナルからの問合せを受信した場合に、店舗内レジ別使用禁止データテーブルを参照して、問合せに係るポイントカードが当該ターミナル(問合元)を担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルでは使用が禁止されているポイントカードであるか否かを判別する。
【0025】
そして、ターミナル側から受信した問合せに係るポイントカードが当該ターミナル担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルでは使用が禁止されているポイントカードではないと判別した場合つまり正規会員用のポイントカードであると判別した場合は、今回ポイント(120ポイント)を当該会員用のこれまでの累計ポイント(例えば、400ポイント)に累計し、この累計後の最新累計ポイント(520ポイント)を問合元(当該ターミナル)へ応答する。
【0026】
かくして、ターミナル側では、問合せに対して上位機から最新累計ポイントの応答を受信した場合に、今回1取引の際に準備しかつカードリーダーライタにセットされた会員用ポイントカードに当該最新累計ポイント(520ポイント)を書込み記憶する。
【0027】
一方、上位機側では、ターミナル側からの問合せに係るポイントカードが当該ターミナルを担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルでは使用が禁止されているポイントカードであると判別した場合には、今回1取引に関して付与された今回ポイント(例えば、120ポイント)を当該会員用のこれまでの累計ポイント(例えば、50ポイント)に累計しない。この場合は、問合元(当該ターミナル)へポイントエラー応答を送信する。
【0028】
ターミナル側では、上位機側からポイントエラー応答を受信した場合には、ポイントカードに関与せずかつポイントエラー処理を実行する。すなわち、ターミナル側では今回ポイント(120ポイント)を累積した最新累計ポイント(170ポイント=50+120)を上位機からの応答として受信することができないから、不正行為の立ち入る隙が無い。
【0029】
したがって、正規の商品登録業務に際する正規会員(顧客)に付与されるべきポイントに関して店舗内従業員(担当者)でかつ当該店舗内に配設された各ターミナルを担当する当該各担当者が自己担当のターミナルにおいて自己(担当者)のポイントカード内に横取りするという不正行為を未然防止することができる。請求項1の発明の場合に比較して従業員(担当者)に対する監視適応範囲を狭くして確信犯を確実に取り締まる必要性が高い従業員管理を採る店舗に好適である。
【0030】
また、請求項3の発明は、前記店舗内レジ別使用禁止データテーブルが前記ターミナルごとに当該各ターミナルを担当するであろう複数の担当者を記憶可能に形成され、前記各ターミナルにおいて当該時にポイントカードの使用が禁止される各担当者が当該各ターミナルにおいてログイン中の各担当者であるものと自動選択可能に形成された商品販売データ処理システムである。
【0031】
かかる発明では、店舗内レジ別使用禁止データテーブルに店舗内に配設されたターミナル(例えば、“1001”)ごとの当該各ターミナルを担当するであろう複数の担当者(例えば、“M1”,“M2”,“M3”)を記憶させることができる。各ターミナル(例えば、“1001”)において、当該担当者(例えば、“M2”)の担当者番号(例えば、“NM2”)の入力を伴うログインが成されると、当該各ターミナル(“1001”)において当該時にポイントカードの使用が禁止される当該各担当者が、店舗内レジ別使用禁止データテーブルに記憶された複数の担当者(例えば、“M1”,“M2”,“M3”)の中のログイン中である当該各担当者(“M2”)であるものと自動選択される。自動選択された場合には、例えば店舗内レジ別使用禁止データテーブルの担当者欄に記憶された当該担当者(“M2”)に対応させて使用禁止フラグをセットする。
【0032】
したがって、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに各ターミナルにおいて当該担当者が交代した場合でも不正使用の蓋然性がある当該時における担当者を正確に管理できかつ各ターミナルについての複数担当者制に対する適応性が広い。
【0033】
さらに、請求項4の発明は、前記各ターミナルが、前記上位機側から応答された前記最新累計ポイントを受信した場合に前記今回ポイントを印刷したポイントレシートを発行可能かつポイントエラー応答を受信した場合にはポイントエラーの旨をジャーナルに記憶可能に形成された商品販売データ処理システムである。
【0034】
かかる発明では、ターミナルは、上位機側から応答された最新累計ポイントを受信した場合に、今回ポイントを印刷したポイントレシートを発行する。当該顧客(会員)にポイント付与をアピールすることができる。一方、ポイントエラー応答を受信した場合には、ポイントエラーの旨をジャーナルに記憶する。店舗責任者等が後日に確認することができる。
【0035】
したがって、請求項1から請求項3までの各発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに正常時の顧客(会員)へのポイントサービスのアピールを確実に行なえかつ店舗側への正確な不正行為発生事実確認資料を提供することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0037】
(第1の実施形態)
本商品販売データ処理システムは、図1,図2に示す如く、基本的構成(10,20)が従来例の場合(図10)と同様とされているが、さらに上位機(20)がターミナル10から受信した問合せに係るポイントカード35が当該店舗内に配設されたいずれかのターミナル10を担当するであろう担当者のポイントカードでかつ当該店舗(例えば、“A”)内では使用が禁止されているポイントカード35であるか否かを店舗内使用禁止データテーブル29SKTを参照して判別可能、問合せポイントカードが当該店舗内使用禁止の担当者用ポイントカードであると判別した場合に今回ポイントPiを当該会員用のこれまでの累計ポイント(P)に累計しないで問合元であるターミナル10へポイントエラー応答可能かつ当該ポイントカードが店舗内使用禁止の担当者用ポイントカードではないと判別した場合には当該今回ポイントPiを当該会員用のこれまでの累計ポイントPpに累計した後の最新累計ポイントPを問合元である当該ターミナル10へ応答可能に形成し、各ターミナル10を問合せに対して上位機20から最新累計ポイントPの応答を受信した場合に今回取引の際に準備した会員用ポイントカード35に当該最新累計ポイントPを書込み記憶可能で、ポイントエラー応答を受信した場合にはポイントカード35に関与せずかつポイントエラー処理可能に形成されている。
【0038】
図1,図2において、商品販売データ処理システムは、上位機(店舗コンピュータ)を形成するストアコントローラ(SC)20と複数のターミナル(電子キャッシュレジスタ)10とをデータ通信回線網(LAN)1を介して接続し、各ターミナル10が自機(10)内の商品ローカルファイル(図示省略)および上位機(20)内商品マスターファイル(図示省略)のいずれかに記憶されている商品データを利用して商品登録可能に形成されている。40は、データ通信回線網(ISDN)4を介してデータ通信可能に接続されたチェーン店のホストコンピュータである。
【0039】
図2において、上位機(20)は、店舗内使用禁止データテーブル29SKTを有し、各ターミナル10からのポイント付与に関する問合せ処理機能(タスク)を実行可能である。“TM1001”,“TM1002”,…,“TM1099”,“TM1100”は、ターミナル番号(レジ番号)の例示である。
【0040】
なお、図2中において、35はポイントカードで、50はポイントレシートである。
【0041】
図3において、店舗内使用禁止データテーブル29SKTには、店舗内に配設されたいずれかのターミナル10を担当するであろう担当者(担当者番号)のポイントカード(会員番号)でかつ当該店舗“A”内では使用が禁止されているポイントカード35(会員番号)であるか否かを判別するための店舗内使用禁止データが設定記憶される。
【0042】
この第1の実施形態では、複数(4人)の担当者(担当者番号…“NM01”,“NM05”,“NM08”,“NM15”)のポイントカード(会員番号…“30001”,“30005”,“30008”,“30015”)が使用禁止とされている。
【0043】
店舗内使用禁止データとして設定記憶された担当者(担当者番号…“NM01”,“NM05”,“NM08”,“NM15”)のポイントカード35つまり使用禁止の会員番号(“30001”,“30005”,“30008”,“30015”)であれば、当該担当者(担当者番号…“NM01”,“NM05”,“NM08”,“NM15”)が当該店舗(“A”)内のターミナル番号(“TM1001”,“TM1002”,…,“TM1099”,“TM1100”)がどのターミナル10を担当した場合でも、当該ポイントカードの使用が禁止されるわけである。
【0044】
ここに、ストアコントローラ(SC)20は、図1に示す如く、CPU21,ROM22,バッテリーでバックアップされたRAM(キャッシュ)23,キーボード(KB)26,表示器(IND)27,HDD(ハードディスク装置)29,FDD(フロッピーディスク装置)28および回線網1,4用のインターフェイス(I/F)を含み、各ターミナル10についての一括管理機能等を有する。
【0045】
HDD29には、商品マスターファイルの一部分を構成する商品マスターデータベース,売上マスターファイルおよび会員マスターファイル29KM等の他に、上記した店舗内使用禁止データテーブル29SKTが設けられている。
【0046】
会員マスターファイル29KMには、図4に示す如く、会員番号(例えば、“30001”)と当該会員の最新累計ポイントP(例えば、“520”)とを対応させて記憶される。
【0047】
この上位機(20)は、基本的かつ機能的には、ターミナル10からレジ売上データ(売上トランザクションデータ)を受信すると売上マスターファイルに記憶する。また、ターミナル10からレジ精算データを受信すると精算マスターファイルに記憶する。
【0048】
さらに、自動的あるいは手動操作で、レジ精算集計処理実行(指令)が選択(発生)されると精算マスターファイルに記憶されている各レジ精算データを元に、詳細後記のレジ精算集計処理を実行する。
【0049】
なお、FDD28は、フロッピーディスク(図示省略)に記憶された図6のプログラムをインストールするために利用される。もっとも、図5のプログラムもこのFDD28を利用して上位機(20)にインストールしかつその後に各ターミナル10にダウンロード可能に形成してもよい。
【0050】
次に、電子キャッシュレジスタからなるターミナル(TM)10は、図1に示す、CPU11,ROM12,バッテリーでバックアップされたRAM(キャッシュ)13,HDD19,スキャナ(SCN)14,キーボード(KB)15,表示器(IND)16,レシート印刷用のプリンタ(PRT)17,インターフェイス(I/F)および自動開放装置付きのドロワ(DRW)18を含み、商品販売データ処理機能(商品登録機能,会計処理機能,ポイント付与機能等)を有する。
【0051】
カードリーダーライタ30は、図2のポイントカード35に記憶されている会員番号や最新累計ポイントPを読取りかつ書込みすることができる。
【0052】
HDD19内には、商品ローカルファイルの一部を構成する商品ローカルデータベース,レジ売上ファイル(図示省略)等の他に、電子ジャーナル19JNが設けられている。ジャーナルは、プリンタ17でジャーナル用紙にジャーナルデータを印字する方式としてもよい。
【0053】
ターミナル10において、当該顧客の全購入商品についての商品登録が終了したところで締め操作が行われると、合計金額の算出等を含む会計処理が行われる。この会計処理には、レジ売上データの表示器16への表示,レジ売上データ等の電子ジャーナル19JNへの記録,プリンタ17によるレシートデータのレシート用紙への印刷・発行およびドロワ18の自動開放等が含まれる。
【0054】
ポイント付与機能に関し、ターミナル10側では、ポイントカード35をポイントカードリーダーライタ30に挿入(セット)する(図5のST10でYES)と、ポイント算出手段(CPU11,ROM12)が今回合計金額(例えば、“11400円”)に応じた今回ポイントPi(例えば、“114ポイント”)を算出(ST11)する。
【0055】
すると、問合制御手段(CPU11,ROM12)が、自機(10)内に設定記憶されているターミナル番号(例えば、“1002”)と、ポイントカード35から読取った会員番号(例えば、“30002”)および今回ポイントPi(114ポイント)とを付して、上位機(20)に問合せる(ST12)。
【0056】
この問合せを受信(図6)した上位機(20)側では、問合データ中のターミナル番号(例えば、“1002”),会員番号(例えば、“30002”)および今回ポイントPi(114ポイント)をRAM23のワークエリアに一時記憶(ST20)する。
【0057】
次いで、使用禁止カード判別手段(CPU21,ROM22)が、図3に示す店舗内使用禁止データテーブル29SKTを参照(ST21)して受信した問合せに係るポイントカード35が当該店舗(“A”)内に配設されたいずれ(ターミナル番号が“TM1001”,“TM1002”,…,“TM1099”,“TM1100”)かのターミナル10を担当するであろう担当者(担当者番号…“NM01”,“NM05”,“NM08”,“NM15”)のポイントカード35でかつ当該店舗内では使用が禁止されているポイントカード(会員番号が“30001”,“30005”,“30008”,“30015”)であるか否かを判別(ST22)する。
【0058】
かくして、使用禁止カード判別手段(21,22)によって、いずれかのターミナル10を担当するであろう担当者のポイントカードでかつ当該店舗内では使用が禁止されているポイントカード35ではないと判別(ST22のYES)された場合は、当該カード利用者が会員番号(例えば、“30002”)からしていずれのターミナル10も担当することがない店舗内従業員あるいは通常の顧客(会員)であるから、ポイント累計算出制御手段(CPU21,ROM22)は、これまでの累計ポイントPp(例えば、2900ポイント)にターミナル10側から受信した今回ポイント(114ポイント)を加算(累計)し、最新累計ポイントP(3014ポイント=2900ポイント+114ポイント)を算出(ST23)する。
【0059】
すると、ポイント更新制御手段(CPU21,ROM22)が、図4の会員マスターファイル29KMの当該会員番号(“30002”)に対応する最新累計ポイントPを更新(3014←2900)する(ST24)。
【0060】
引続き、応答送信制御手段(CPU21,ROM22)が、当該ターミナル10に更新された最新累計ポイントP(3014ポイント)を応答送信(ST25)する。
【0061】
一方、使用禁止カード判別手段(21,22)によってターミナル10を担当するであろう担当者(担当者番号が例えば“NM01”)のポイントカード35でかつ当該店舗(“A”)内では使用が禁止されているポイントカード(会員番号“30001”)であると判別(ST22のYES)された場合は、店舗従業員(担当者)による顧客のポイント(“114”)を横取りする蓋然性が高いつまり不正行為が行われると推定できるので、ポイント累計算出制御手段(21,22)およびポイント更新制御手段(21,22)は働かない。店舗従業員(当該担当者…担当者番号“NM01”)のポイント(“520”)はそのままである。したがって、応答送信制御手段(21,22)は、当該ターミナル10にポイントエラー応答を送信(ST26)する。
【0062】
上記した店舗内従業員(当該担当者…担当者番号“NM01”)のポイント(“520”)は、当該担当者(担当者番号“NM01”)がいずれのターミナル10をも担当しない場合(例えば、バックヤードでの発注業務に就いている場合)において付与されたものである。
【0063】
なお、店舗コード(例えば、“1000”)の店舗(“A”)内に配設されたターミナル番号“1001”のターミナル10を担当する会員番号が“30001”の担当者が所有するポイントカード35でも、店舗コードが“2000”の他店舗(“B”)内のターミナル10で使用する場合には、使用禁止とはならない。
【0064】
ターミナル10において、応答受信制御手段(CPU11,ROM12)が、上位機(20)側から問合せに応えて送信されて来た最新累計ポイントPを含む応答を受信(図5のST13のYES)すると、ポイントレシート発行手段(CPU11,ROM12)がプリンタ17を駆動して今回ポイントPiを印刷したポイントレシート50を発行(ST14)する。なお、ポイントレシート50は、通常のレシートと兼用してもよい。
【0065】
また、最新累積ポイント書込み制御手段(CPU11,ROM12)は、カードリーダーライタ30にセットされているポイントカード35に受信した最新累積ポイントP(3014ポイント)を書込みさせる(ST15)。
【0066】
一方、応答受信制御手段(11,12)が、ポイントエラー応答を受信(ST16のYES)すると、ポイントエラー処理制御手段(CPU11,ROM12)がポイントエラー処理を実行(ST17)する。つまり、当該今回1取引の商品登録や会計処理は有効のままとするが、当該合計金額に対するポイントの付与は無かったものとみなし処理するわけである。
【0067】
このポイントエラー処理は、当該ターミナル10の担当者が自己のポイントカード35を用いてポイント横取りを企んだ場合であるから、ジャーナル記憶制御手段(CPU11,ROM12)がその旨を含むジャーナルデータを電子ジャーナル19JNに記憶(ST18)する。ジャーナルデータは、ジャーナル用紙に記録するように形成してもよい。
【0068】
なお、最新累計ポイントPも、ポイントエラー応答も受信できない場合(ST13のNO,ST16のNO)には、エラー処理制御手段(CPU11,ROM12)が、通信エラーとしてエラー処理(ST19)する。
【0069】
かかる構成の第1の実施形態では、上位機(20)は、ターミナル10からの問合せを受信した場合(図6)に、図3の店舗内使用禁止データテーブル29SKTを参照して、問合せに係るポイントカード35が、当該店舗内に配設されたいずれかのターミナル10を担当するであろう担当者のポイントカードでかつ当該店舗内では使用が禁止されているポイントカードであるか否かを判別(ST22)する。
【0070】
そして、上位機(20)は、ターミナル10側から受信した問合せに係るポイントカード35が当該店舗内に配設されたいずれかのターミナル10を担当するであろう担当者のポイントカードでかつ当該店舗内では使用が禁止されているポイントカード(会員番号)ではないと判別された場合つまり正規会員用のポイントカードであると判別された場合(ST22のNO)は、今回ポイント(例えば、114ポイント)を当該会員用のこれまでの累計ポイントPp(例えば、2900ポイント)に累計し、この累計後の最新累計ポイントP(3014ポイント)を問合元(当該ターミナル)へ応答(ST25)する。
【0071】
かくして、ターミナル10側では、問合せに対して上位機(20)から最新累計ポイントP(=3014)の応答を受信した場合(図5のST13でYES)に、今回1取引の際に準備しかつカードリーダーライタ30にセットされた会員用ポイントカード35に当該最新累計ポイントP(3014ポイント)を書込み記憶する(ST15)。
【0072】
一方、上位機(20)側では、ターミナル10側からの問合せに係るポイントカードが当該店舗内に配設されたいずれかのターミナル10を担当するであろう担当者のポイントカードでかつ当該店舗内では使用が禁止されているポイントカード(会員番号)であると判別された場合(図6のST22のYES)には、今回1取引に関して付与された今回ポイント(114ポイント)を当該会員用のこれまでの累計ポイントPp(例えば、50ポイント)に累計しない。この場合は、問合元(当該ターミナル)へポイントエラー応答を送信(ST26)する。
【0073】
ターミナル10側では、上位機(20)側からポイントエラー応答を受信した場合(図5のST16のYES)には、ポイントカード35に関与せずかつポイントエラー処理を実行する(ST17)。すなわち、ターミナル10側では今回ポイント(114ポイント)を累積した最新累計ポイントP(164ポイント=50+114)を受信できないから、不正行為の立ち入る隙が無い。
【0074】
したがって、正規の商品登録業務に際する正規会員(顧客)に付与されるべきポイントPiに関して当該店舗内の従業員でかつ当該店舗内に配設されたいずれかのターミナル10を担当するであろう担当者が自己(当該担当者)のポイントカード内に横取りするという不正行為を未然防止することができるとともに、同一の店舗内従業員(担当者)間でのポイントカード35の交換使用やまた貸しによる他人(担当者)のポイントカード内に横取りするという不正行為も一掃化できる。
【0075】
なお、店舗(例えば、“A”)内の使用が禁止されている担当者(会員)でも、ターミナルの担当者になることがない場合つまり他の店舗(例えば、“B”)内での使用は許される。
【0076】
さらにまた、ターミナル10では、上位機(20)側から応答された最新累計ポイントPを受信した場合(図5のST13のYES)に、ポイントレシート印刷発行制御手段(CPU11,ROM12)がプリンタ17を駆動制御しつつ今回ポイントPiを印刷したポイントレシートを発行(ST14)するので、当該顧客(会員)にポイント付与をアピールすることができる。
【0077】
一方、ポイントエラー応答を受信した場合(ST16のYES)には、ポイントエラー記憶制御手段(CPU11,ROM12)がポイントエラーの旨を電子ジャーナル19JNに記憶(ST18)するので、店舗責任者等が後日に不正防止資料として利用できる。すなわち、正常時の顧客(会員)へのアピールを確実に行なえかつ店舗側への正確な不正行為発生事実確認資料を提供できる。
【0078】
(第2の実施形態)
この第2の実施形態は、図7および図8に示され、店舗内ターミナル10を担当するであろう者(担当者)である限りにおいてどのターミナル10を担当しているかどうかに拘わらずに店舗内使用禁止のポイントカード35であればその使用を禁止するものと構築されていた第1の実施形態の場合に比較して、店舗内のターミナル10と当該ターミナル10を実際に担当している担当者との組合せが予め登録された使用禁止カードデータと同じ組合せである場合に当該ターミナル10での当該担当者(会員番号)のポイントカード35について使用を禁止するように形成してある。
【0079】
なお、基本的構成・機能は、第1の実施形態の場合(図1,図2等)と同様である。
【0080】
すなわち、上位機(20)をターミナル10から受信した問合せに係るポイントカードが当該ターミナル10を担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルでは使用が禁止されているポイントカードであるか否かを図7に示す店舗内レジ別使用禁止データテーブル29RSKTを参照して判別可能、当該問合せに係るポイントカードが当該ターミナル10を担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナル10では使用が禁止されているポイントカードであると判別した場合に今回ポイントPiを当該会員用のこれまでの累計ポイントPpに累計しないで問合元であるターミナル10へポイントエラー応答可能かつ当該ポイントカードが当該ターミナル10を担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナル10では使用が禁止されているポイントカードではないと判別した場合に当該今回ポイントPiを当該会員用のこれまでの累計ポイントPpに累計した後の最新累計ポイントPを問合元である当該ターミナル10へ応答可能に形成し、各ターミナル10を問合せに対して上位機(20)から最新累計ポイントPの応答を受信した場合に今回取引の際に準備した会員用ポイントカード35に当該最新累計ポイントPを書込み記憶可能であるとともに上位機(20)からポイントエラー応答を受信した場合にはポイントカード35に関与せずかつポイントエラー処理可能に形成してある。
【0081】
図7において、店舗内レジ別使用禁止データテーブル29RSKTは、図1の場合と同様なHDD29内に形成され、例えばターミナル番号が“1001”のターミナル10から受信した問合せに係るポイントカード35が例えば担当者番号が“NM01”である担当者のポイントカード35でかつ当該ターミナル10では使用が禁止されているポイントカード(例えば、会員番号が“30001”)であるか否かを判別するための店舗内レジ別使用禁止データを記憶する手段である。
【0082】
この第2の実施形態では、ターミナル10ごと(ターミナル番号が“1001”,“1005”,“1010”,…)に当該各ターミナル10を担当するであろう各担当者(例えば、担当者番号が“NM01”,“NM05”,“NM08”,…)が1:1の形式で記憶可能に形成されている、
【0083】
また、上位機(20)側では、各担当者を、当該各ターミナル10の開局条件として入力された当該各担当者番号として自動的に取得する。
【0084】
かかる第2の実施形態では、上位機(20)は、ターミナル10からの問合せを受信した場合(図8)に、図7の店舗内レジ別使用禁止データテーブル29RSKTを参照(ST31)して、問合データ(ST30)に係るポイントカードが当該ターミナル(問合元)を担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナル10では使用が禁止されているポイントカードであるか否かを判別(ST32)する。つまり、店舗内レジ別使用禁止データテーブル29RSKTに登録(設定記憶)されているか否かを判別する。
【0085】
そして、ターミナル番号が“例えば1002”であるターミナル10側から受信した問合せに係るポイントカード(会員番号…例えば、“30002”)が当該ターミナル担当者(担当者番号…例えば、“NM02”)のポイントカードでかつ当該ターミナル(“1002”)では使用が禁止されているポイントカードではないと判別した場合(ST32のNO)つまり正規会員用のポイントカードであると判別した場合は、今回ポイントPi(114ポイント)を当該会員用のこれまでの累計ポイントPp(例えば、2900ポイント)に累計(ST33)し、この累計後の最新累計ポイントP(3014ポイント)を問合元(当該ターミナル10)へ応答(ST35)する。会員マスターファイル29KM上の当該最新累計ポイントPは更新(3014←2900)される(ST34)。
【0086】
かくして、ターミナル側10では、問合せに対して上位機(20)から最新累計ポイントPの応答を受信した場合(図5のST13を参照)に、今回1取引の際に準備しかつカードリーダーライタ30にセットされた会員用ポイントカード35に当該最新累計ポイントP(3014ポイント)を書込み記憶(図5のST15を参照)する。
【0087】
一方、上位機(20)側では、ターミナル10側からの問合せに係るポイントカードが当該ターミナル10を担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルでは使用が禁止されているポイントカードであると判別した場合(図8のST32でYES)には、今回1取引に関して付与された今回ポイント(114ポイント)を当該会員用のこれまでの累計ポイントPp(例えば、50ポイント)に累計しない。この場合は、問合元(当該ターミナル10)へポイントエラー応答を送信(ST36)する。
【0088】
ターミナル10側では、上位機(20)側からポイントエラー応答を受信した場合(図5のST16を参照)には、ポイントカード35に関与せずかつポイントエラー処理を実行(図5のST17を参照)する。すなわち、ターミナル10側では今回ポイント(114ポイント)を累積した最新累計ポイントP(164ポイント=50+114)を上位機(20)側からの応答を受信することができないから、不正行為の立ち入る隙が無い。
【0089】
したがって、正規の商品登録業務に際する正規会員(顧客)に付与されるべきポイントPiに関して店舗内従業員(担当者)でかつ当該店舗内に配設された各ターミナル10を担当する当該各担当者が自己担当のターミナル10において自己(担当者)のポイントカード内に横取りするという不正行為を未然防止することができる。また、第1の実施形態の場合に比較して従業員(担当者)に対する監視適応範囲を狭くして確信犯を確実に取り締まる必要性が高い従業員管理を採る店舗に好適である。
【0090】
さらに、上位機(20)側でのターミナル10の特定が、ターミナル10の立上げ(開局)条件であるサインオンの際に当該ターミナル10の担当者によって入力されるとともに上位機(20)との通信(問合せ・応答)の際に通常的に付随利用される自己識別符号(担当者番号)を利用して判断できる。そして、このターミナル(ターミナル番号)および会員番号との関係において、ポイントカード35が当該ターミナル10の担当者用のポイントカードであるか否かを判別可能に形成してある。したがって、担当ターミナル10の判別を迅速かつ正確に行え、取扱も極めて簡単である。
【0091】
(第3の実施形態)
この第3の実施形態は、基本的構成・機能が第2の実施形態の場合と同様とされるが、図9に示す如く店舗内レジ別使用禁止データテーブル29RSKTがターミナル10ごとに当該各ターミナル10を担当するであろう複数の担当者を記憶可能に形成され、各ターミナル10において当該時にポイントカード35の使用が禁止される各担当者が当該各ターミナル10においてログイン中の各担当者であるものと自動選択可能に形成されている。
【0092】
かかる第3の実施形態では、図9に示すように、店舗内レジ別使用禁止データテーブル29RSKTに店舗内に配設された各ターミナル(例えば、“1001”)ごとの当該各ターミナル(例えば、ターミナル番号が“1001”)10を担当するであろう複数(例えば、3人)の担当者(例えば、“M01”,“M02”,“M03”)つまり担当者番号(例えば、“NM01”,“NM02”,“NM03”)を記憶させることができる。店舗内レジ別使用禁止データテーブル29RSKTは、図1の場合と同様なHDD29内に形成されている。
【0093】
各ターミナル(例えば、“1001”)において、当該担当者(例えば、“M01”)の担当者番号(例えば、“NM01”)の入力を伴うログインが成されると、当該ターミナル(“1001”)において当該時にポイントカードの使用が禁止される当該各担当者が、店舗内レジ別使用禁止データテーブル29RSKTに記憶された複数の担当者(担当者番号が、“NM01”,“NM02”,“NM03”)の中のログイン中である当該各担当者(“NM01”)であるものと自動選択される。
【0094】
自動選択された場合には、店舗内レジ別使用禁止データテーブル29RSKTの担当者欄に記憶された当該担当者番号が“NM01”の担当者(“M01”)に対応させて使用禁止フラグをセット(“1”)する。
【0095】
したがって、この第3の実施形態によれば、第2の実施形態の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに各ターミナル10において当該担当者が交代(例えば、“M02”→“M01”)した場合でも不正使用の蓋然性がある当該時における担当者(“M01”)を正確に管理できかつ複数担当者制に対する適応性が広い。
【0096】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、上位機が店舗内使用禁止データテーブルを参照してターミナルから受信したポイントカードが当該店舗内のいずれかのターミナルを担当するであろう担当者のポイントカードでかつ当該店舗内使用禁止のポイントカードであると判別した場合に問合元であるターミナルへポイントエラー応答可能かつ当該ポイントカードが店舗内使用禁止かつ担当者のポイントカードではないと判別した場合に当該今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントPpに累計した後の最新累計ポイントを当該ターミナルへ応答可能に形成し、各ターミナルを上位機から最新累計ポイントの応答を受信した場合に会員用ポイントカードに当該最新累計ポイントを書込み記憶可能であるとともにポイントエラー応答を受信した場合にはポイントエラー処理可能に形成された商品販売データ処理システムであるから、正規の商品登録業務に際する正規会員(顧客)に付与されるべきポイントに関して当該店舗内の従業員でかつ当該店舗内に配設されたいずれかのターミナルを担当するであろう担当者が自己(当該担当者)のポイントカード内に横取りするという不正行為を未然防止することができるとともに、同一の店舗内従業員(担当者)間でのポイントカードの交換使用やまた貸しによる他人(担当者)のポイントカード内に横取りするという不正行為も一掃化できる。
【0097】
また、請求項2の発明によれば、上位機が店舗内レジ別使用禁止データテーブルを参照してターミナルから受信したポイントカードが当該ターミナルを担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルで使用禁止のポイントカードであると判別した場合に問合元であるターミナルへポイントエラー応答可能かつ当該ポイントカードが当該ターミナルを担当する担当者のポイントカードでかつ使用が禁止されているポイントカードではないと判別した場合に当該今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計した後の最新累計ポイントを当該ターミナルへ応答可能に形成し、各ターミナルを上位機から最新累計ポイントの応答を受信した場合に会員用ポイントカードに当該最新累計ポイントを書込み記憶可能で、ポイントエラー応答を受信した場合にはポイントエラー処理可能に形成された商品販売データ処理システムであるから、正規の商品登録業務に際する正規会員(顧客)に付与されるべきポイントに関して店舗内従業員(担当者)でかつ当該店舗内に配設された各ターミナルを担当する当該各担当者が自己担当のターミナルにおいて自己(担当者)のポイントカード内に横取りするという不正行為を未然防止することができる。請求項1の発明の場合に比較して従業員(担当者)に対する監視適応範囲を狭くして確信犯を確実に取り締まる必要性が高い従業員管理を採る店舗に好適である。
【0098】
また、請求項3の発明によれば、店舗内レジ別使用禁止データテーブルがターミナルごとに複数の担当者を記憶可能で、各ターミナルにおいて当該時に使用が禁止されるべきポイントカードの当該各担当者が当該各ターミナルにおいてログイン中の当該各担当者であるものと選択可能に形成されているので、請求項2の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらに各ターミナルにおいて当該担当者が交代した場合でも不正使用の蓋然性がある当該時における担当者を正確に管理できかつ各ターミナルについての複数担当者制に対する適応性が広い。
【0099】
さらに、請求項4の発明によれば、各ターミナルが上位機側から応答された最新累計ポイントを受信した場合に今回ポイントを印刷したポイントレシートを発行可能かつポイントエラー応答を受信した場合にはポイントエラーの旨をジャーナルに記憶可能に形成されているので、請求項1から請求項3までの各発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらに正常時の顧客(会員)へのポイントサービスのアピールを確実に行なえかつ店舗側への正確な不正行為発生事実確認資料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、上位機側および各ターミナル側の動作を説明するための図である。
【図3】同じく、上位機側の店舗内使用禁止データテーブルを説明するための図である。
【図4】同じく、上位機側の会員マスターファイルを説明するための図である。
【図5】同じく、各ターミナル側の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】同じく、上位機側の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る上位機側の店舗内レジ別使用禁止データテーブルを説明するための図である。
【図8】同じく、上位機側の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る上位機側の店舗内レジ別使用禁止データテーブルを説明するための図である。
【図10】従来例を説明するための図である。
【図11】同じく、従来会員マスターファイルを説明するための図である。
【図12】同じく、各ターミナル側の従来動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】同じく、上位機側の従来動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 LAN(データ通信回線網)
10 ターミナル(商品販売データ処理システム)
19 HDD
19JN 電子ジャーナル(ジャーナル)
20 ストアコントローラ(上位機…商品販売データ処理システム)
23 RAM
26 キーボード
27 表示器
29SKT 店舗内使用禁止データテーブル
29RSKT 店舗内レジ別使用禁止データテーブル
29KM 会員マスターファイル
30 ポイントカードリーダライタ
35 ポイントカード
Pi 今回ポイント
Pp 累計ポイント
P 最新累計ポイント
40 ホストコンピュータ
50 ポイントレシート

Claims (4)

  1. 上位機がターミナル側から受信した今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計可能かつ累計後の最新累計ポイントを記憶可能であるとともに最新累計ポイントを問合元である当該ターミナルに応答可能に形成され、各ターミナルが上位機側から応答された最新累計ポイントを今回取引に際して準備した会員用ポイントカードに書込み記憶可能に形成された商品販売データ処理システムにおいて、
    前記上位機を、前記ターミナルから受信した問合せに係るポイントカードが当該店舗内に配設されたいずれかのターミナルを担当するであろう担当者のポイントカードでかつ当該店舗内では使用が禁止されているポイントカードであるか否かを店舗内使用禁止データテーブルを参照して判別可能に形成するとともに、当該問合せに係るポイントカードが店舗内使用禁止の担当者用ポイントカードであると判別した場合に今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計しないで問合元であるターミナルへポイントエラー応答可能かつ当該ポイントカードが店舗内使用禁止かつ担当者のポイントカードではないと判別した場合に当該今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計した後の最新累計ポイントを問合元である当該ターミナルへ応答可能に形成し、
    前記各ターミナルを、問合せに対して前記上位機から最新累計ポイントの応答を受信した場合に今回取引の際に準備した会員用ポイントカードに当該最新累計ポイントを書込み記憶可能であるとともに前記上位機からポイントエラー応答を受信した場合にはポイントカードに関与せずかつポイントエラー処理可能に形成した、商品販売データ処理システム。
  2. 上位機がターミナル側から受信した今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計可能かつ累計後の最新累計ポイントを記憶可能であるとともに最新累計ポイントを問合元である当該ターミナルに応答可能に形成され、各ターミナルが上位機側から応答された最新累計ポイントを今回取引に際して準備した会員用ポイントカードに書込み記憶可能に形成された商品販売データ処理システムにおいて、
    前記上位機を、前記ターミナルから受信した問合せに係るポイントカードが当該ターミナルを担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルでは使用が禁止されているポイントカードであるか否かを店舗内レジ別使用禁止データテーブルを参照して判別可能に形成するとともに、当該問合せに係るポイントカードが当該ターミナルを担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルでは使用が禁止されているポイントカードであると判別した場合に今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計しないで問合元であるターミナルへポイントエラー応答可能かつ当該ポイントカードが当該ターミナルを担当する担当者のポイントカードでかつ当該ターミナルでは使用が禁止されているポイントカードではないと判別した場合に当該今回ポイントを当該会員用のこれまでの累計ポイントに累計した後の最新累計ポイントを問合元である当該ターミナルへ応答可能に形成し、
    前記各ターミナルを、問合せに対して前記上位機から最新累計ポイントの応答を受信した場合に今回取引の際に準備した会員用ポイントカードに当該最新累計ポイントを書込み記憶可能であるとともに前記上位機からポイントエラー応答を受信した場合にはポイントカードに関与せずかつポイントエラー処理可能に形成した、商品販売データ処理システム。
  3. 前記店舗内レジ別使用禁止データテーブルが前記ターミナルごとに当該各ターミナルを担当するであろう複数の担当者を記憶可能に形成され、前記各ターミナルにおいて当該時にポイントカードの使用が禁止される各担当者が当該各ターミナルにおいてログイン中の各担当者であるものと自動選択可能に形成されている請求項2記載の商品販売データ処理システム。
  4. 前記各ターミナルが、前記上位機側から応答された前記最新累計ポイントを受信した場合に前記今回ポイントを印刷したポイントレシートを発行可能かつポイントエラー応答を受信した場合にはポイントエラーの旨をジャーナルに記憶可能に形成されている請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された商品販売データ処理システム。
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