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JP3852706B2 - 地上デジタル放送受信機 - Google Patents
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Description

本発明は、地上デジタル放送受信機、特に、受信可能なチャンネルが変更された場合に、受信可能なチャンネルの周波数を自動的にスキャンする地上デジタル放送受信機に関する。
テレビジョン受信機を携帯情報端末等に搭載した場合、ユーザが移動すると、テレビ放送の受信地域が変更され、受信可能なチャンネルが変化する。このため、ユーザはこうした受信可能なチャンネルの変化に対応するために、再びチャンネルをスキャンして、チャンネルの設定を変更する必要が生じる。従来、こうしたチャンネルの再スキャンは、ユーザによる手動で行なわれており、非常に煩わしいものであった。この問題を解決する為に、チャンネルの再スキャンを自動的に行うテレビジョン受信機、又は該テレビジョン受信機を搭載した装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、テレビジョン受信機を搭載した携帯端末装置が記載されている。この携帯端末装置は、地域毎に地域コードと受信可能なチャンネルを記憶しておき、ユーザの移動により受信地域が変更されると、基地局から送信される位置情報に基づいて現在位置に於ける受信可能なチャンネルを画面表示する。
また、特許文献2には、放送受信装置を搭載した携帯端末装置が記載されている。この携帯端末装置は、所定時間毎に地域識別情報を受信し、ユーザの移動に伴い放送局のサービスエリアが変更されると、基地局から地域識別情報を受信し、この情報を予め記憶した地域識別情報と比較して、移動前と移動後の地域識別情報を比較する。両者の情報が同一であれば、移動前のチャンネル設定情報を保持し、同一でなければ、移動後の地域識別情報を記憶し、予めメモリに記憶された地域識別情報に対応するチャンネル情報を読み出して、チャンネル設定を変更する。
そして、特許文献3には、車載テレビジョン装置について記載されている。この車載装置では、初期の電源投入時に、全テレビ放送用周波数帯域におけるチャンネル割り当てをROMから読み出し、各チャンネルに同調周波数の割り当てがあるか否かを判断する。そして、該同調周波数が割り当てられたチャンネルを抽出し、RAMにチャンネルプランとして書き込む。そして、以後の電源投入時に、該同調周波数が割り当てられたチャンネルについて、チャンネル番号順に対応する同調周波数で放送信号を受信させるセルフチェックモードがセットされている場合については、3つ以上のチャンネルについて同調周波数が割り当てられていない場合、全テレビ放送周波数帯域におけるチャンネル割り当てをROMから読み出して、各チャンネルに対応する同調周波数で放送信号を受信し、該同調周波数が割り当てられたチャンネルを抽出し、RAMに記憶されたチャンネルプランを上書きする。
また、特許文献4には、テレビジョン放送受信装置を内蔵した情報処理装置が記載されている。この情報処理装置は、テレビ放送電波を直接受信するテレビジョン受信部と、無線携帯電話等を利用した通信部を備えており、受信状態に応じてテレビジョン受信部または通信部の何れかでテレビ放送を受信することが可能である。
特開2003−309774号公報 特開2003−174376号公報 特開2002−176591号公報 特開2003−69910号公報
上述の通り、特許文献1に記載の携帯端末装置では、予め記憶された地域ごとの地域コードと受信可能なチャンネルに基づいて、チャンネル設定の変更を行うので、記憶された情報の更新を行わなければ、最新の受信可能チャンネルに対応することが出来ないという問題がある。特許文献2に記載の携帯端末装置に関しても、予め記憶されたチャンネル情報に基づいて、チャンネル設定を行うので、チャンネル情報を更新しなければ、最新の受信可能チャンネルに対応することは出来ないという問題がある。また、特許文献3に記載の車載テレビジョン装置では、受信地域の変更に伴って、受信可能なチャンネルのリストを書き換えることが出来るが、受信地域の変更を認識できるのは、装置の電源投入時であって、電源が入った状態で受信地域を移動する移動体端末等に搭載される場合には、チャンネルのリストを書き換えることが不可能である。そして、特許文献4に記載の情報処理装置では、放送電波を直接的に受信する受信部と、間接的に受信する受信部とを、受信状態に応じて切り換えて使用することが出来るが、受信可能な放送局の変更に対してどのように対応するかについては、扱われていない。
したがって、本発明の目的は、受信機の移動による受信地域の変化や、放送局数の変化による受信可能チャンネルの変化に対応して、受信可能なチャンネルを最新の状態に更新することの出来る地上デジタル放送受信機を提供することにある。
第1発明に係る地上デジタル放送受信機は、地上デジタル放送の放送信号を受信し、携帯情報端末、車載テレビジョン受信装置に搭載させた地上デジタル放送受信機であって、
放送信号を受信する第1受信手段と、第1受信手段によって受信された放送信号を処理して表示部に出力する信号処理手段と、放送信号を受信する第2受信手段と、放送信号を全周波数でスキャンし、各周波数の受信強度を検出するように第2受信手段を制御し、受信強度が閾値以上であるか否かを比較し、受信可能なチャンネルリストを作成し、該リストを使用して第1受信手段に放送信号をスキャンさせ、該リストの内容が変化した場合に、変化後のリストを使用して、再び第1受信手段にチャンネルのスキャンを実行させる制御手段とを備えることを特徴とする。
この地上デジタル放送受信機は、第1受信手段と第2受信手段の2つの受信手段を備えており、信号処理手段を介して表示部に放送信号を出力する第1受信手段とは別に、受信強度を検出する第2受信手段を備える構成としている。そして、制御部によって、第2受信手段は放送信号を全周波数でスキャンし、各周波数の受信強度を検出するよう制御され、第1受信手段は、検出された受信強度の中から閾値以上の受信可能なチャンネルのみをスキャするよう制御される。したがって、役割の異なる2つの受信手段を同時並行的に動作させることが可能であり、閾値以上の受信強度の放送信号のみを第1受信手段でスキャンすることが出来るので、一つの受信手段のみを備える地上デジタル放送受信機に比して、効率的にチャンネルスキャンを行うことが出来る。また、第2受信手段は受信強度を検出する処理のみを行うので、回路構成は簡単で高速処理が可能である。したがって、結果的に一連のチャンネルスキャンを高速に行う一助となる。
また、地上デジタル放送の受信中に、ユーザの移動により受信可能なチャンネルリストの内容が変化した場合、受信可能なチャンネルを自動的にスキャンして、該リストを常に最新の状態に更新することが出来る。さらに、制御部は第2受信手段で検出された受信強度に基づいて、チャンネルリストを作成し、該リスト内容の変化を監視するが、第2受信手段では受信強度のみを検出しているので、複雑な信号処理を行うことなく受信可能なチャンネルを監視することが可能となる。
第2発明に係る地上デジタル放送受信機は、地上デジタル放送の放送信号を受信する地上デジタル放送受信機であって、放送信号を受信する第1受信手段と、第1受信手段によって受信された放送信号を処理して表示部に出力する信号処理手段と、放送信号を受信する第2受信手段と、放送信号を全周波数でスキャンし、各周波数の受信強度を検出するように第2受信手段を制御し、受信強度が閾値以上であるか否かを判断し、受信可能なチャンネルリストを作成し、該リストを使用して第1受信手段に放送信号をスキャンさせる制御手段と、を備えることを特徴とする。
この地上デジタル放送受信機は、第1受信手段と第2受信手段の2つの受信手段を備えており、信号処理手段を介して表示部に放送信号を出力する第1受信手段とは別に、受信強度を検出する第2受信手段を備える構成としている。そして、制御部によって、第2受信手段は放送信号を全周波数でスキャンし、各周波数の受信強度を検出するよう制御され、第1受信手段は、検出された受信強度の中から閾値以上の受信可能なチャンネルのみをスキャするよう制御される。したがって、役割の異なる2つの受信手段を同時並行的に動作させることが可能であり、閾値以上の受信強度の放送信号のみを第1受信手段でスキャンすることが出来るので、一つの受信手段のみを備える地上デジタル放送受信機に比して、効率的にチャンネルスキャンを行うことが出来る。また、第2受信手段は受信強度を検出する処理のみを行うので、回路構成は簡単で高速処理が可能である。したがって、結果的に一連のチャンネルスキャンを高速に行う一助となる。
また、第2発明に係る地上デジタル放送受信機は、制御手段が、受信強度のリストの内容が変化した場合に、変化後のリストを使用して、再び第1受信手段にチャンネルのスキャンを実行させることを特徴とする。
この地上デジタル放送受信機によれば、例えばユーザの引越し等によって、受信機の所在地が変更された場合や、受信機の所在地に変更はないが、新たに放送局が開局した場合等、受信可能なチャンネルの変化に対応して、受信可能なチャンネルリストを常に最新の状態に更新することができ、受信可能なチャンネルのスキャンを自動的に行うことが出来る。また、この構成によれば、制御部は第2受信手段で検出された受信強度に基づいて、チャンネルリストを作成し、該リストの変化を監視するが、第2受信手段では受信強度のみを検出しているので、複雑な信号処理を行うことなく受信可能なチャンネルを監視することが可能となる。
第3発明に係る地上波デジタル放送受信機は、第2発明に係る地上波デジタル放送受信機において、携帯情報端末、車載テレビジョン受信装置に搭載させることを特徴とする。
この地上波デジタル放送受信機によれば、該放送受信機が、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、ノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末装置や、車載テレビジョン受信装置に搭載された場合、地上デジタル放送の受信中に、ユーザの移動により受信可能なチャンネルリストの内容が変化した場合にも、受信可能なチャンネルを自動的にスキャンして、該リストを更新することが可能となる。
第4発明に係る地上波デジタル放送受信機は、第2又は第3発明に係る地上波デジタル放送受信機において、制御手段が第2受信手段を停止させ、地上デジタル放送受信機を省電力モードで動作させ、第2受信手段の停止中に、信号処理手段で検出されるCN比またはビットエラーレートを第1受信手段から取得し、これらの値が閾値以下に低下した場合に、第2受信手段を動作させて、放送信号の全周波数でのスキャンを実行させることを特徴とする。
携帯情報端末等では消費電力を低減する省電力モードで動作することも必要であるが、
この地上デジタル放送受信機によれば、省電力モードに切り換えて第2受信手段を停止した場合に於いても、制御部が信号処理手段で検出したCN比またはビットエラーレートを第1受信手段から取得することができ、これらの値が閾値よりも低下した場合には、第2受信手段を再び動作させて、全周波数をスキャンさせて受信可能なチャンネルリストを更新することが出来る。したがって、省電力モードによって消費電力を抑えることが出来るだけでなく、省電力モード時に受信可能なチャンネルが変化した状況にも対応することが可能となる。
本発明によれば、受信機の移動による受信地域の変化や、放送局数の変化による受信可能チャンネルの変化に対応して、受信可能なチャンネルを最新の状態に更新することが出来る。
(1)第1実施形態
[構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る地上デジタル放送受信機の概略構成図である。この地上デジタル放送受信機1は、アンテナ2と、アンプ3と、メインチューナ部18と、サブチューナ部19と、制御部13と、信号処理部20と、操作部17とを備える。
アンテナ2は地上デジタルテレビジョン放送の放送電波を受信し、電気信号である放送信号に変換する。アンプ3はこの電気信号を増幅し、メインチューナ部18に出力する。
メインチューナ部18は、フィルタ4、混合器5、PLL6、アンプ7、フィルタ8によって構成される。メインチューナ部18に於いて、フィルタ4は制御部13で設定された選局チャンネルの周波数の放送信号を通過させて、混合器5に出力する。PLL6は、選局チャンネルに対応する分周比が制御部13から入力され、選局チャンネルに対応する局部発振信号を混合器5に出力する。混合器5は、フィルタ4からの放送信号とPLL6からの局部発振信号を混合し、中間周波数をアンプ7に出力する。アンプ7は、混合器5からの中間周波数信号の内、選局チャンネルに対応する中間周波数信号を増幅して、フィルタ8に出力する。フィルタ8は、混合器5からの中間周波数信号の余分な信号成分を除去して、信号処理部20に出力する。
信号処理部20は、復調IC14、MPEGデコーダ15、D/Aコンバータ16によって構成される。復調IC14は、メインチューナ部18からの信号を復調して、MPEGデコーダ15に出力する。MPEGデコーダ15は、復調IC14からの信号をデコードし、D/Aコンバータ16に出力する。D/Aコンバータ16は、デジタル信号をアナログ信号に変換して、表示部に出力する。
サブチューナ部19は、混合器9、PLL10、アンプ11、レベル検波部12によって構成される。サブチューナ部19に於いて、PLL10は、選局チャンネルに対応する分周比が制御部13から入力され、選局チャンネルに対応する局部発振信号を混合器9に出力する。混合器9は、アンプ3から出力された放送信号と、PLL10からの局部発振信号を混合し、中間周波数をアンプ11に出力する。アンプ11は、混合器9からの中間周波数信号の内、選局チャンネルに対応する中間周波数信号を増幅して、レベル検波部12に出力する。レベル検波部12は、混合器9からの中間周波数信号の受信強度を検出し、制御部13に出力する。
操作部17は、ユーザからの入力を受付け、入力結果を制御部13に出力する。
制御部13は、操作部17からの信号を受け、メインチューナ部18及びサブチューナ部19を制御する。また、制御部13は、サブチューナ部19からの信号を処理し、この
結果に基づいて、メインチューナ部18を制御する。
[地上波デジタル放送のチャンネルスキャン]
図3は、本発明の第1実施形態に係る地上デジタル放送受信機1で実行されるチャンネルスキャンのフローチャートであり、図3の処理は制御部13の命令に従って実行される。
本実施形態の地上デジタル放送受信機は、車載テレビジョン受信装置に搭載された地上デジタル放送受信機であって、この地上デジタル放送受信機に於いて、アンテナ2が地上テレビジョン放送の放送信号を受信すると、制御部13は、サブチューナ部19を制御し、放送信号を全周波数でスキャンさせ、各周波数の受信強度を検出させる(S20)。この検出された受信強度の内、受信強度が閾値以上のチャンネルリストを作成する(S21)。この受信強度の閾値に関しては、実験により得られた特定の値を使用するものとし、受信可能なチャンネルリストは、図2(b)に掲載されている内容と同等のリストを作成する。そして、この受信可能なチャンネルリストが既に制御部13の記憶部(図示せず)に記憶されているか否かを判断し(S22)、今回初めてチャンネルリストが作成された場合、該チャンネルリストを記憶部に記憶し、メインチューナ部18を制御して、該チャンネルリストに該当するチャンネルのみをスキャンさせる(S23)。反対に受信可能なチャンネルリストが既に記憶されている場合には、既に存在するチャンネルリストと、新たに作成されたチャンネルリストの内容が同一か否かを判断する(S24)。具体的には、受信可能なチャンネルの組み合わせが変化した場合や、受信可能なチャンネルの組み合わせは同一であるが、受信レベルが予め設定された範囲以上に変化した場合等をチャンネルリストの内容変化として想定することが出来る。そして、両チャンネルリストの内容が同一であれば、図3に図示されたステップ20(S20)に戻る。また、両チャンネルリストの内容が同一ではない場合、新たに作成したチャンネルリストを記憶部に記憶することによってチャンネルリストの内容を更新し、該チャンネルリストの内容に基づいて、メインチューナ部18にチャンネルスのキャンを実行させる(S25)。そして、図3に図示されたステップ20(S20)に戻る。
[作用効果]
本実施形態に係る地上デジタル放送受信機は、メインチューナ部18及びサブチューナ部19の2つのチューナを備えており、信号処理部20を介して表示部に放送信号を出力するメインチューナ18とは別に、受信強度を検出するサブチューナ部19を備えている。制御部13は、サブチューナ部19を制御することにより、放送信号を全周波数でスキャンさせ、各周波数の受信強度を検出して制御部13に出力させて、この受信強度の中で閾値以上の受信可能なチャンネルのみをスキャンするようにメインチューナ部18を制御する。したがって、役割の異なる2つのチューナ部を同時並行的に動作させることが可能であり、また、閾値以上の受信強度を持つ放送信号のみをメインチューナ部18でスキャンさせることが出来るので、チューナ部を一つだけ設けているデジタル放送受信機と比較すると、効率的にチャンネルスキャンを実施することが出来る。また、サブチューナ部は受信強度を検出するだけであるので、簡単な回路構成で高速処理が可能である。したがって、このことは、一連のチャンネルスキャンを高速に実行することに役立つ。
さらに、本実施形態に係る地上デジタル放送受信機では、制御部13が第2受信手段で検出された受信強度に基づいてチャンネルリストを作成し、該リスト内容の変化を監視しており、地上デジタル放送を受信中にユーザが移動して、受信可能なチャンネルリストの内容が変化した場合に、受信可能なチャンネルを自動的にスキャンして、該リストを常に最新の状態に更新することが出来る。また、サブチューナ部19は受信強度のみを検出しているので、制御部は複雑な信号処理を行うことなく受信可能なチャンネルを監視することが出来る。
(2)第2実施形態
[構成]
第2実施形態の構成については、操作部17以外の構成は前述の第1実施形態の構成と同一であるので、同一の部分に関しては説明を省略する。第2実施形態において、操作部17は省電力モードの入力を受け付けると、制御部13を制御して、省電力モードを作動させる。
[省電力モード時のチャンネルスキャン]
図4は、第2実施形態の地上デジタル放送受信機1で実行される省電力モードに於けるチャンネルスキャンのフローチャートであり、図4の処理は制御部13の命令に従って実行される。また、図4におけるステップ20乃至25の処理は、図3に記載されているチャンネルスキャンと同一の処理内容であるので、ここでは説明を省略する。従って、以下、省電力モードの切り換えに関するステップ(S26)から説明をする。
本実施形態では、ユーザが操作部17に省電力モードへの切り換えを実行するための入力行う(S26)。ユーザによる省電力モードへの切り換えが行われなかった場合、図4のSTARTに戻る。これとは反対に、ユーザが省電力モードへの切り換えを操作部17への入力によって実行した場合、制御部は操作部17からの出力を受けて、サブチューナ部19の動作を停止する(S26)。制御部13は、メインチューナ部18を制御して、各放送信号のCN比またはビットエラーレートを検出させる(S28)。そして、制御部は、このCN比またはビットエラーレートが閾値以下か否かを判断し(S29)、閾値以上であれば、図4のSTARTにステップを戻り、閾値以下であれば、サブチューナ部19の動作を復帰させる(S30)。そして、サブチューナ部19を再作動させることによって、図3に記載のチャンネルスキャンを実行する。なお、上記手法は一例に過ぎない為、省電力モードの作動によるサブチューナ部19の動作停止(S26)をユーザによる選択ではなく、一定条件に基づいて自動的に行う構成としても良い。
[作用効果]
本実施形態では、ユーザの必要に応じて、サブチューナ部19の動作を停止させ、省電力モードに切り換えることが出来る。該省電力モードへの切り換えにより、サブチューナ部19を停止した場合に於いても、制御部は信号処理部20で検出されたCN比またはビットエラーレートをメインチューナ部から取得することができ、これらの値が閾値よりも低下した場合には、停止状態のサブチューナ部19を再び動作させて、全周波数をスキャンさせて、受信可能なチャンネルリストを更新することが可能である。したがって、省電力モードによって消費電力を抑えることが出来るだけでなく、省電力モード時に受信可能なチャンネルが変化した状況にも対応することが可能となる。
地上波デジタル放送受信機の概略構成図。 閾値以上の受信強度であるチャンネルのリスト 第1実施形態に係るチャンネルスキャンに関するフローチャート。 第2実施形態に係る省電力モード時のチャンネルスキャンに関するフローチャート。
符号の説明
1 地上デジタル放送受信機
2 アンテナ
3 アンプ
4 フィルタ
5 混合器
6 PLL
7 アンプ
8 フィルタ
9 混合器
10 PLL
11 アンプ
12 レベル検波部
13 制御部
14 復調IC
15 MPEGデコーダ
16 D/Aコンバータ
17 操作部
18 メインチューナ部
19 サブチューナ部
20 信号処理部

Claims (4)

  1. 地上デジタル放送の放送信号を受信し、携帯情報端末、車載テレビジョン受信装置に搭載させた地上デジタル放送受信機であって、
    前記放送信号を受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段によって受信された放送信号を処理して表示部に出力する信号処理手段と、
    前記放送信号を受信する第2受信手段と、
    前記放送信号を全周波数でスキャンし、各周波数の受信強度を検出するように前記第2受信手段を制御し、前記受信強度が閾値以上であるか否かを比較し、受信可能なチャンネルリストを作成し、前記リストを使用して前記第1受信手段に前記放送信号をスキャンさせ、前記リストの内容が変化した場合に、前記変化後のリストを使用して、再び前記第1受信手段にチャンネルのスキャンを実行させる制御手段と、を備えることを特徴とする地上デジタル放送受信機。
  2. 地上デジタル放送の放送信号を受信する地上デジタル放送受信機であって、
    前記放送信号を受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段によって受信された放送信号を処理して表示部に出力する信号処理手段と、
    前記放送信号を受信する第2受信手段と、
    前記放送信号を全周波数でスキャンし、各周波数の受信強度を検出するように前記第2受信手段を制御し、前記受信強度が閾値以上であるか否かを判断し、受信可能なチャンネルリストを作成し、前記リストを使用して前記第1受信手段に前記放送信号をスキャンさせ、前記リストの内容が変化した場合に、前記変化後のリストを使用して、再び前記第1受信手段にチャンネルのスキャンを実行させる制御手段と、を備えることを特徴とする地上デジタル放送受信機。
  3. 携帯情報端末、車載テレビジョン受信装置に搭載されていることを特徴とする、請求項2に記載の地上デジタル放送受信機。
  4. 前記制御手段は、前記第2受信手段を停止させて、前記地上デジタル放送受信機を省電力モードで動作させ、前記第2受信手段の停止中に、前記信号処理手段で検出されるCN比またはビットエラーレートを前記第1受信手段から取得し、前記受信CN比またはビットエラーレートが閾値以下に低下した場合に、前記第2受信手段を動作させて、前記放送信号の全周波数でのスキャンを実行させることを特徴とする、請求項2又は3に記載の地上デジタル放送受信機。
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