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JP3856097B2 - ケーキ圧送ポンプ - Google Patents
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JP3856097B2 - ケーキ圧送ポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、汚泥等のケーキ圧送ポンプに関し、特に、圧送ピストンシリンダーの排油回路を利用してケーキ供給用のオーガーを作動させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ピストン型の圧送ポンプは、例えば、特開昭62−147054号公報に記載してあるようにダブルシリンダー型が一般に使用されている。このダブルシリンダー型の油圧シリンダーの駆動は、油圧ポンプを使用しているが、一対のシリンダーに交互に油を送るため、油圧動力と油圧タンクの削減につながっている。また、例えば、特開平7−332230号公報に記載してあるように、下側にオーガーを備えたホッパーの流入口に吸込バルブを対設し、この流入口を開口した輸送管に吸入・圧縮用の圧送ピストンシリンダーを内設したシングル型の圧送ピストンポンプも公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のダブルシリンダー型の圧送ポンプは、シリンダーに交互に油を送るため、出口でのバルブの開閉が頻繁となり耐久性に問題があった。また、シングル型では、断続的な圧送ポンプの作動のため、油圧の動力が増加して油圧タンクも大きくなる欠点があった。そして、ケーキ圧送ポンプには、ポンプにケーキを送り込むためのオーガーやパドル等が必要であり、シングル型の場合には、これらも断続運転となる。これらの駆動はケーキ排出後の圧送ポンプのシリンダーを後退させて、ケーキを輸送管に吸入するときになされるものである。この発明は、圧送ピストンシリンダーの後退または前進時の背圧を利用して、オーガーの油圧モーターを駆動して、ホッパーからのケーキの供給と、輸送管へのケーキの吸込みを連動させるケーキ圧送ポンプを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明の要旨は、ホッパーの下方に設けた吸入管をケーキの輸送管に連結し、吸入管の吸入口に配設した吸入弁と輸送管に内設した吸入・輸送用の圧送ピストンシリンダーを連動させてケーキを輸送する圧送ポンプにおいて、上記圧送ピストンシリンダーのロッド側油室とヘッド側油室への油の給排を切換えるピストン作動弁を配設し、圧送ピストンシリンダーのロッド側油室とピストン作動弁の間にオーガー作動弁を介装させると共に、上記吸入管に内設したオーガーに油圧モーターを連結し、この油圧モーターにオーガー作動弁を接続して、ピストン作動弁を操作して圧送ピストンシリンダーのロッド側油室に油を圧入する時に、オーガー作動弁を切換えて圧送ピストンシリンダーのヘッド側油室を油圧モーターに連通して、ヘッド側油室の油を油圧モーターに供給してオーガーを回転させるもので、圧送ピストンシリンダーの背圧を利用して油圧の有効活用が行なえる。
【0005】
【発明の実施の形態】
この発明に係るケーキ圧送ポンプは上記のように構成してあり、輸送管の端部に内設した圧送ピストンシリンダーの圧送ピストンを後退させる時に、圧送ピストンシリンダーのヘッド側油室の背圧を活用し、このヘッド側油室から排出させる油を油圧モーターに供給してオーガーを回転させ、ホッパに貯留したケーキを下部の開口から吸入管に落下させ、オーガーを回転させて吸入口に向ってケーキを移送する。そして、吸入管の吸入口に対設した吸入弁を吸入口から離反させ、同時に、輸送管の端部に配設した吸入・輸送用の圧送ピストンシリンダーの圧送ピストンを後退させて、開放した吸入管の吸入口からケーキを輸送管に吸引する。次に、吸入管を吸入弁で閉止して、圧送ピストンを前進させて輸送管に吸引したケーキを圧送する。この操作を連続して繰返しケーキを輸送する。
【0006】
【実施例】
この発明に係るケーキ圧送ポンプについて、図面に基づき詳述すると、図1は圧送ポンプであって、ホッパ1の下部に設けた開口1aに吸入管2が連結してあり、吸入管2の吸入口3がケーキの輸送管4の周壁に連結してある。吸入管2の吸入口3に吸入弁5が対設してあり、吸入弁シリンダー6のピストンロッド6aが輸送管4を貫通して連結してある。吸入弁シリンダー6のピストンロッド6aを伸縮させて吸入弁5を移動させ、吸入口3を開閉するようにしてある。吸入管2を連結した輸送管4の端部に吸入・輸送用の圧送ピストンシリンダー7が配設してあり、圧送ピストンシリンダー7の圧送ピストン8を後退させて、吸入弁5を開放した吸入管2の吸入口3からケーキを輸送管4の端部に吸引するようにしてある。この輸送管4に吸入したケーキを圧送ピストン8を前進させて輸送するようにしてある。また、吸入管2には油圧モーター9を連結したオーガー10が内設してあり、ホッパ1の下部に設けた開口1aに対設してある。ホッパ1に供給したケーキをホッパ1の下端の開口1aから吸入管2に落下させ、オーガー10を回転させて吸入管2の端部の吸入口3にケーキを移送するようにしてある。
【0007】
図2に示すように、圧送ピストンシリンダー7にピストン作動弁11が配設してあり、圧送ピストンシリンダー7のロッド側油室7aとピストン作動弁11を吸込回路aで接続し、圧送ピストンシリンダー7のヘッド側油室7bとピストン作動弁11の間にオーガー作動弁12を介装して輸送回路bで接続してある。そして、油圧ポンプ13から供給された作動油をピストン作動弁11
から吸込回路aを通って圧送ピストンシリンダー7のロッド側油室7aに圧入し、輸送管4に内接した圧送ピストン8を後退させて、吸入管2の吸込口3からケーキを輸送管4の端部に吸引するようにしてある。また、ピストン作動弁11を切換えて、油圧ポンプ13からの作動油をオーガー作動弁12に連通させ、輸送回路bからヘッド側油室7bに油を圧入して圧送ピストン8を前進させ、輸送管4に流入したケーキを押圧して輸送するようにしてある。なお、圧送ピストンシリンダー7のロッド側油室7aから排出された油は、ピストン作動弁11から排油回路cの圧抜き弁14を通って油槽15に排出される。
【0008】
オーガー10の油圧モーター9に連結した駆動回路dがオーガー作動弁12に接続してあり、油圧ポンプ13の作動油を圧送ピストンシリンダー7のロッド側油室7aに圧入した時に、圧送ピストン8が後退して押出されるヘッド側油室7bの油を、オーガー作動弁12を切換えて、駆動回路dから油圧モーター9に供給するようにしてある。圧送ピストンシリンダー7から排出される油の背圧を利用して、油圧モーター9でオーガー10を回転させ、ホッパ1に貯留したケーキを開口1aから吸入管2に落下させ、吸入口3に向ってケーキを移送させるようにしてあり、ホッパー1からのケーキの供給と、輸送管4へのケーキの吸入を連動させるケーキ圧送ポンプとなり、圧送ピストン8の後退時の排油を有効に活用できるものである。なお、油圧モーター9から排出された油は排油回路cの圧抜き弁14を通って油槽15に排出される。また、油圧モーター9に供給する余剰の油は駆動回路dから分岐させた分岐回路eの流量調整弁16から抜出して、排油回路cから油槽15に返送される。なお、符号17は油圧ポンプ13の駆動モーター、符号18は油圧ポンプ13の供給回路fに設けた逆止弁、符号19は圧力計である。
【0009】
図2に示すように、ピストン作動弁11と油圧ポンプ13を接続する供給回路fから吸入回路gが分岐してあり、吸入回路gが吸入弁シリンダー6に配設した吸入作動弁20に接続してある。そして、油圧ポンプ13からの作動油を圧送ピストンシリンダー7のロッド側油室7aに圧入する時に、油圧ポンプ13からの作動油を吸入回路gから吸入弁シリンダー6のロッド側油室6bに供給してピストンロッド6aを収縮して吸入弁5を後退させ、吸入管2の吸入口3を開放して吸入口3からケーキを輸送管4に吸込むようにしてある。また、油圧ポンプ13からの作動油を圧送ピストンシリンダー7のヘッド側油室7bに圧入して圧送ピストン8を前進させる時に、吸込弁シリンダー6の吸入作動弁20を切換えて、吸入弁シリンダー6のヘッド側油室6cに油を圧入しピストンロッド6aを前進させて吸入管2の吸入口3を吸入弁5で閉塞して輸送管に吸引したケーキを圧送ピストン8で輸送するようにしてある。
【0010】
【発明の効果】
以上のように、この発明のケーキ圧送ポンプは、ケーキ圧送用の圧送ピストンシリンダーの背圧を利用して、オーガーの油圧モーターが駆動できるものである。即ち、従来のダブルシリンダー型の圧送ポンプは、バルブの開閉が頻繁となり耐久性に問題があった。また、従来のシングル型の圧送ポンプでは、圧送ポンプの作動が断続的となり、油圧の動力が増加して油圧タンクも大きくなる欠点があったものであるが、この発明にあっては、ホッパーの下方に設けた吸入管にオーガーを配設し、吸入・輸送用の圧送ピストンシリンダーのロッド側油室に油を圧入してケーキを吸入管の吸入口から輸送管に吸入する時に、圧送ピストンシリンダーのヘッド側油室の油をオーガー駆動用の油圧モーターに供給して、オーガーを回転させて吸入管のケーキを吸入口に移送するもので、圧送ピストンシリンダーの背圧を利用して油圧の有効活用が行なわれ、ホッパーからのケーキの供給と、輸送管へのケーキの吸込みを連動させるケーキ圧送ポンプとなるものである。そして、装置がコンパクトになり、油圧の動力が少なくて済み油圧タンクも小さくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るケーキ圧送ポンプの縦断側面図である。
【図2】ケーキ圧送ポンプに用いる油圧回路のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホッパー
2 吸入管
3 吸入口
4 輸送管
5 吸入弁
7 圧送ピストンシリンダー
7a ロッド側油室
7b ヘッド側油室
9 油圧モーター
10 オーガー
11 ピストン作動弁
12 オーガー作動弁

Claims (1)

  1. ホッパー(1)の下方に設けた吸入管(2)をケーキの輸送管(4)に連結し、吸入管(2)の吸入口(3)に配設した吸入弁(5)と輸送管(4)に内設した吸入・輸送用の圧送ピストンシリンダー(7)を連動させてケーキを輸送する圧送ポンプにおいて、上記圧送ピストンシリンダー(7)のロッド側油室(7a)とヘッド側油室(7b)への油の給排を切換えるピストン作動弁(11)を配設し、圧送ピストンシリンダー(7)のロッド側油室(7a)とピストン作動弁(11)の間にオーガー作動弁(12)を介装させると共に、上記吸入管(2)に内設したオーガー(10)に油圧モーター(9)を連結し、この油圧モーター(9)にオーガー作動弁(12)を接続して、ピストン作動弁(11)を操作して圧送ピストンシリンダー(7)のロッド側油室(7a)に油を圧入する時に、オーガー作動弁(12)を切換えて圧送ピストンシリンダー(7)のヘッド側油室(7b)を油圧モーター(9)に連通して、ヘッド側油室(7b)の油を油圧モーター(9)に供給してオーガー(10)を回転させることを特徴とするケーキ圧送ポンプ。
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