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JP3860293B2 - 液晶パネルの検査装置 - Google Patents
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JP3860293B2 - 液晶パネルの検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネルを駆動させて、その良否を検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示パネルすなわち液晶パネルを人手により検査する装置は、一般に、検査用プローブの破損を防止する目的から、検査装置に対する液晶パネルの受け渡しをする受け渡し位置と、測定ステージすなわち検査ステージを用いて液晶パネルの点灯試験をする検査位置とを別々に設け、液晶パネルをその受け渡し位置から検査位置におよびその逆に搬送している。
【0003】
この種の検査装置として、液晶パネルを搬送装置により受け渡し位置と検査位置とに搬送するもの(特開平5−334227号公報)と、点灯検査時に液晶パネルを受ける検査ステージ自体に搬送手段の機能を付加し、検査ステージ自体を受け渡し位置と検査位置とに移動させるもの特開平9−138256号公報)とがある。
【0004】
しかし、前者は、液晶パネルの搬送のために、搬送装置を受け渡し位置と検査位置とに移動させなければならないことと、検査時に搬送装置をそれが点灯検査の妨げにならない位置に大きく退避せなければならないこととから、搬送および退避のための検査ステージの移動時間が無駄になる。また、前者は、液晶パネルを受け面に受けるアームを搬送手段として用いると、アームとの接触面積が大きくなるから、検査ステージとアームとの間における液晶パネルの受け渡し時に液晶パネルに擦り傷を形成するおそれがある。
【0005】
これに対し、後者は、液晶パネルを検査ステージに直接載置するため、液晶パネルの受け渡し時に液晶パネルを損傷するおそれは少ないが、検査ステージ自体を液晶パネルの搬送のために受け渡し位置と検査位置とに移動させなければならず、したがって、液晶パネル搬送のための検査ステージ自体の移動時間が無駄になる、という課題を依然として有する。また、搬送手段がその下面に液晶パネルを吸着するから、液晶パネルが不安定の状態で搬送される。
【0006】
【解決しようとする課題】
本発明の目的は、搬送手段による液晶パネルの損傷を可能な限り少なくし、搬送手段の移動による時間的な無駄を少なくすることにある。
【0007】
【解決手段、作用および効果】
本発明の検査装置は、液晶パネルの受け渡し位置に配置された受け渡しステージと、該受け渡しステージから離れた検査位置に配置された検査ステージと、液晶パネルを両ステージに対し搬送する少なくとも2つの搬送装置とを含む。各搬送装置は、両ステージ間を往復移動可能の移動台と、該移動台を往復移動させる第1の駆動手段と、液晶パネルの端縁を受け入れる凹所を有する少なくとも一対のホルダであって凹所を対向させた状態に移動台に間隔をおいて配置されたホルダと、該ホルダを液晶パネルと平行の面内で相寄り相離れる方向へ変位させる第2の駆動手段とを備える。
【0008】
液晶パネルは、搬送装置のホルダが相寄る方向へ移動されることにより対向する端縁を凹所に受け入れられて搬送装置に把持され、搬送装置のホルダが相離れる方向へ移動されることにより搬送装置から解放される。各搬送装置は、液晶パネルの対向する端縁部をホルダの凹所に受け入れた状態で液晶パネルを搬送する。このため、ホルダと液晶パネルとの接触面積を小さくすることができ、その結果ホルダと検査ステージとの間の液晶パネルの受け渡し時における液晶パネルの損傷を防止することができるし、液晶パネルを真空吸着することなく安定した状他で搬送することができる。
【0009】
検査装置に対する液晶パネルの受け渡しは受け渡しステージにおいて人手によりまたは受け渡し機械により行われ、液晶パネルの検査は肉眼を利用して人手により行われるかまたはテレビカメラを利用して機械的に行われ、検査ステージに対する液晶パネルの受け渡しは搬送装置により行われる。
【0010】
検査の間、ホルダをそれらが離れる方向へ移動させてホルダをわずかに退避させるだけでよく、液晶パネルを検査位置に搬送してきた搬送装置全体を検査位置から大きく退避させる必要がない。このため、搬送手段の退避による時間的な無駄が著しく少ない。
【0011】
液晶パネルの検査および受け渡しは、たとえば、一方の搬送装置から検査ステージへの液晶パネルの受け渡し、その液晶パネルの検査、および、検査ステージから一方の搬送装置への液晶パネルの受け渡しを実行している間、他方の搬送装置から受け渡しステージへの検査済み液晶パネルの受け渡し、受け渡しステージからの液晶パネルの除去、受け渡しステージへの新たな液晶パネルの配置および受け渡しステージから他方の搬送装置への新たな液晶パネルの受け渡しを行うことにより、実施することができる。
【0012】
両搬送装置による液晶パネルの搬送は、たとえば、一方の搬送装置による受け渡しステージへの液晶パネルの搬送と、他方の搬送装置による検査ステージへの未検査液晶パネルの搬送とを並行して行うことにより、実行することができる。このため、搬送手段の移動による時間的な無駄が著しく少ない。
【0013】
本発明によれば、液晶パネルの端縁を受け入れる凹所を対向させた一対以上のホルダを搬送手段とする少なくとも2つの搬送装置を用い、ホルダを液晶パネルと平行の面内で相寄り相離れる方向へ変位させるようにしたから、搬送手段と液晶パネルとの接触面積が小さくなり、また搬送手段の退避および移動による時間的な無駄が少なくなり、さらに液晶パネルを真空吸着することなく安定した状態で搬送することができる。
【0014】
本発明において、移動台は、第1の駆動手段により両ステージ間を移動されるスライダであってパネル受けおよびワークテーブルを受け入れることができる開口を有する第1のスライダと、該第1のスライダに相寄り相離れる方向へ移動可能に配置されかつ前記開口を間にして平行に伸びる一対の第2のスライダと、第1のスライダに対する第2のスライダの位置を調整する調整手段とを備え、ホルダは第2のスライダに配置されている。このため、本発明によれば、また、第2のスライダの間隔を変更することにより、大きさが異なる液晶パネルの検査に用いることができる。
【0015】
受け渡しステージは液晶パネルを受けるパネル受けを備え、検査ステージは液晶パネルを受けるワークテーブルを備え、パネル受けおよびワークテーブルのそれぞれは、液晶パネルの対向する一対の縁部に対応する各部位に形成された切欠部であってそれらが液晶パネルにほぼ垂直のZ方向へ変位されたときおよびホルダが相寄る方向へ移動されたとき、該ホルダの一部を受け入れる切欠部を有することができる。このようにすれば、各ステージに対する液晶パネルの受け渡し時にホルダが切欠部に受け入れられるから、各ステージとホルダとの間における液晶パネルの受け渡しが安全に行われる。
【0016】
搬送装置はZ方向へ間隔をおいており、受け渡しステージおよび検査ステージはそれぞれパネル受けおよびワークテーブルをZ方向へ変位させる変位手段を有することができる。このようにすれば、ホルダを相寄り相離れる方向へ移動させることと、パネル受けおよびワークテーブルをZ方向へ変位させることとにより、ホルダと各ステージとの間における液晶パネルの受け渡しを容易に行うことができる。
【0017】
各第2のスライダを一対のリンクにより第1のスライダに連結し、各リンクを第1の軸により第1および第2のスライダの一方に結合するとともに、当該リンクに形成されて当該リンクの長手方向へ伸びる長穴に移動可能に受け入れられた第2の軸により第1および第2のスライダの他方に結合することができる。このようにすれば、相寄り相離れる方向への第2のスライダの移動が平行になる。
【0018】
第2の駆動手段は、ホルダをZ方向へ変位可能に受ける受け部材と、ホルダを相寄り相離れる方向へ移動させるべく受け部材を移動させる駆動機構と、該駆動機構とホルダとの間に配置されてホルダを駆動機構から離れる方向へ付勢する弾性体とを備えることができる。このようにすれば、各ステージへの液晶パネルの受け渡し時に、パネル受けまたはワークテーブルがホルダの通常の位置を越えて変位しても、ホルダが弾性体の付勢力に抗して変位し、それにより液晶パネルの破損が防止される。
【0019】
受け渡しステージの変位手段は、Z方向へ伸縮可能の2つのシリンダ機構であって一方のシリンダ機構が他方のシリンダ機構の伸縮により液晶パネルにほぼ垂直の方向へ変位されるように直列に連結された2つのシリンダ機構を備え、パネル受けを一方のシリンダに組み付けることができる。
【0020】
受け渡しステージのパネル受けは、液晶パネルの対向する2つの端縁のうちの一方の端縁の側が下方となりかつ他方の縁部の側が上方となるように傾斜した受け面と、液晶パネルの他方の端縁および他の対向する端縁を受けるべく受け面から突出する複数の位置決め部とを備えることができる。このようにすれば、液晶パネルを位置決め部に当接させることにより、液晶パネルの粗アライメントをすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1〜図6を参照するに、検査装置10は、長方形の液晶表示体すなわち液晶パネル12の人手による点灯検査に用いられる。液晶パネル12は、図示の例では、長方形の辺のうち、3つの辺に対応する端縁部のそれぞれに、複数の電極部からなる電極群を有する。
【0022】
以下、理解を容易にするために、検査装置10および液晶パネル12のいずれにおいても、液晶表示パネルすなわち液晶パネル12の長い端縁の方向(左右方向)をX方向といい、液晶パネル12の短い端縁の方向をY方向(前後方向)といい、液晶パネル12に垂直の方向をZ方向という。また、X,YおよびZ方向へ伸びる軸線を、それぞれ、X,YおよびZ軸線という。
【0023】
検査装置10は、フレームすなわち筐体20を含む。筐体20の前面上部は、傾斜面部22とされている。傾斜面部22は、液晶パネル12の受渡しに用いる開口24と、液晶パネル12の検査に用いる開口26とを有する。開口24,26は、液晶パネル12より大きくかつ隅角部を丸くされた矩形の形を有しており、またX方向に間隔をおいている。
【0024】
筐体20内のうち、開口24に対応する部位は検査装置10に対する液晶パネル12の受け渡しをする受け渡し位置とされており、開口26に対応する部位は液晶パネル12の点灯検査をする検査位置とされている。傾斜面部22には、スイッチパネル28が設けられている。スイッチパネル28は、当該検査装置10の各機器のオン/オフをするための複数のスイッチを有する。
【0025】
筐体20には、各種の機器を支持する支持台30が配置されている。支持台30は、ベースプレート32と、長方形の基台34と、両者を連結する複数の支柱36とにより形成されている。基台34は、ベースプレート32よりやや短い長さ寸法および幅寸法を有する板材により形成されており、またベースプレート32と平行に筐体20内をX方向へ伸びている。
【0026】
図示の例では、ベースプレート32は筐体20の傾斜面部22を形成する部材であり、したがって開口24,26はベースプレート32に形成されている。しかし、ベースプレート32を傾斜面部22を形成する部材と別の部材で形成し、ベースプレート32を傾斜面部22を形成する部材に組み付けてもよい。
【0027】
ベースプレート32には、プローブユニット40が配置されている。プローブユニット40は、長方形の板の形をしたプローブベース42と、1以上のねじ部材によりプローブベース42に組み付けられたL字型の複数のプローブブロック44とを備える。
【0028】
プローブベース42は、開口26と相似の開口46を有しており、また複数のねじ部材によりベースプレート32の外側に同軸的に取り付けられている。プローブブロック44は、それぞれが複数のプローブブロック44を含む3つのブロック群に分けられており、また液晶パネル12の電極群が形成された端縁部に対応する辺部に配置されている。
【0029】
各プローブブロック44は、一端部が開口46を介して開口46内に達するように、他端部においてプローブベース42の外側に取り付けられている。各プローブブロック44は、その一端部に複数のプローブ48を支持している。各プローブ48は、液晶パネル12に対し角度を有する状態に伸びている。
【0030】
プローブベース42には、また、位置合わせ用の一対のテレビカメラ50が組み付けられている。テレビカメラ50は、液晶パネル12に形成されている位置合わせマークを撮影するように、プローブベース42に配置されている。テレビカメラ50の出力信号は、プローブユニット40に対する液晶パネル12の精密アライメントのために用いられる。
【0031】
基台34は、液晶パネル12の受け渡しのための受け渡しステージ52と、点灯検査のための検査ステージ54と、液晶パネル12を傾斜した状態で搬送する第1および第2の搬送装置56とを支持する。受け渡しステージ52は開口24に対応する受け渡し位置に配置されており、検査ステージ54は開口26に対応する検査位置に配置されている。
【0032】
受け渡しステージ52は、液晶パネルを傾斜した状態に受ける平板状のパネル受け58と、パネル受け58をZ方向へ変位させる2つのシリンダ機構60,62と、液晶パネル12をパネル受け58に対して位置決める複数の位置決め部64とを備える。
【0033】
パネル受け58は、斜め上向きの面がパネルを載置するパネル受け面とされており、1以上の切欠部66をY方向の各端縁の側に有する。図示の例では、Y方向の一端縁の側にはこの端縁に沿って伸びる1つの細長い切欠部66が形成されており、Y方向の他端縁の側には2つの切欠部66が四角形の隅角部を切除することにより形成されている。パネル受け58は、そのパネル受け面が傾斜した状態に、シリンダ機構62のロッド部に取り付けられている。
【0034】
シリンダ機構60,62は、エアーシリンダのような流体圧シリンダ機構であり、また伸縮方向が同じになるように直列に連結されている。一方のシリンダ機構60は、その伸縮方向がZ方向となるようにシリンダ部において組付具68により基台34に取り付けられている。他方のシリンダ機構62は、その伸縮方向がZ方向となるようにシリンダ部において組付具70によりシリンダ機構60のロッド部に連結されている。
【0035】
位置決め部64は、パネル受け58の受け面に形成されている。図示の例では、Y方向の一端縁部に2つの位置決め部64が形成されているとともに、Y方向の他端縁部に1つの位置決め部64が形成されている。各位置決め部64は、その内側をクランク状に形成されており、したがって液晶パネル12を受ける段部を内側に有する。
【0036】
Y方向の一端縁部の2つの位置決め部64は、対応する 一端縁部の切欠部66を間にしてX方向に間隔をおいており、また液晶パネル12の隣り合う2つの端縁部が当接するようにL字状に曲げられている。Y方向の他端縁部の位置決め部64は、他端縁部の切欠部66の間にあって他端縁部の中央に形成されている。
【0037】
検査ステージ54は、液晶パネル12を左右方向(X方向)に移動させるXステージと、液晶パネル12を斜め上下方向(Y方向)へ移動させるYステージと、液晶パネル12を該パネルに直角の方向(Z方向)へ移動させるZステージと、液晶パネル12を該パネルに直角のZ軸線の周りに角度的に回転させるθステージと、液晶パネル12を受けるワークテーブル72とを備える。
【0038】
Yステージ、Zステージ、θステージおよびワークテーブル72は、それぞれ、Xステージ、Yステージ、Zステージおよびθステージに移動可能に支持されており、また対応するステージの移動にともなって同じように移動される。
【0039】
検査ステージ54は、基台34に、ワークテーブル72が開口24の側となりかつXステージが基台34側となるように、および、液晶パネル12をワークテーブル72に傾斜した状態に受けるように、Xステージ30において基台34に移動可能に組み付けられている。
【0040】
ワークテーブル72は、液晶パネル12を受けかつ支持するように、ベースプレート32の側に開口する直方体状の浅い箱の形をしている。ワークテーブル72の内部空間を形成する4つの端縁部の斜め上向きの面は、液晶パネル12を傾斜した状態に受ける長方形の傾斜したパネル受け面とされている。
【0041】
ワークテーブル72は、パネル受け面に開放する溝74を3つの端縁部に有するとともに、一対の切欠部76をY方向の各端縁部に有しており、さらに液晶パネル12がワークテーブル72から滑落することを防止する一対の端縁受け78をY方向の一方の端縁部に有する。ワークテーブル72内には、バックライトユニット80が液晶パネル12を背面から照明するように収容されている(図4および図6並びに図14〜図17参照)。
【0042】
溝74は、液晶パネル12の電極群が形成された端縁部に対応する部位に形成されており、またワークテーブル72が液晶パネル12の裏面を真空吸着する真空チャックとして作用するように図示しない真空源に連通されている。対をなす両切欠部76は、Y方向に間隔をおいており、またワークテーブル72の表裏の側におよび側方に開放している。ワークテーブル72の切欠部76は、パネル受け58の切欠部66に対応する位置に形成されている。
【0043】
端縁受け78は、パネル受け面の下方側の端縁部に複数のねじ部材により取り付けられており、またX方向へ間隔をおいている。このため、ワークテーブル72に載置された液晶パネル12は、ワークテーブル72のパネル受け面が傾斜していても、下端縁が端縁受け78に当接し、それによりワークテーブル72から落下することを防止される。
【0044】
ワークテーブル72は、また、液晶パネル12をワークテーブル72に対して位置決める一対のストッパ82をX方向の一方の端縁部と上側の端縁部とのそれぞれに有する。対をなすストッパ82は、パネル受け面の対応する端縁部にねじ部材により取り付けられており、また対応する端縁部の方向に間隔をおいている。
【0045】
ワークテーブル72は、さらに、液晶パネル12をストッパ82に押圧するプッシャー機構84をX方向の他方の端縁部とY方向の下側の端縁部とのそれぞれに有する。図示の例では、2つのプッシャー機構84が下側の端縁部の中央にX方向に間隔をおいて配置されており、また1つのプッシャー機構84がX方向の他端縁部の中央に配置されている。
【0046】
各プッシャー機構84は、検査ステージ54に支持された逆転可能の回転機構86と、該回転機構により液晶パネル12に垂直の方向(Z方向)へ伸びる軸線の周りに角度的に回転されて液晶パネル12を押す揺動体88とを備える。
【0047】
各回転機構86は、その出力回転軸がZ方向へ伸びるように、ワークテーブル72に支持されている。各回転機構86として、回転式のシリンダ機構、回転式のソレノイド機構、電動機等を用いることができる。
【0048】
各揺動体88は、一端部において回転機構86の出力回転軸に取り付けられたアーム88aと、該アームの他端部にワークテーブル72のパネル受け面からZ方向へわずかに突出する状態に取り付けられたピン88bとで構成することができる。
【0049】
各プッシャー機構84は、回転機構86が一方向へ所定の角度回転することにより、揺動体88が一方向に所定角度回転されて、液晶パネル12を対応するストッパ82に押し、回転機構86が所定の角度逆転することにより、揺動体88が所定角度逆回転されて、対応するストッパ82への液晶パネル12の押圧を解除する。
【0050】
基台34は、両搬送装置56のための細長い一対の支持板90を支持している。両支持板90は、両ステージ52,54を間にしてY方向へ間隔をおいており、また幅方向がZ方向となりかつ受け渡し位置から検査位置にX方向へ平行に伸びるように基台34に組み付けられている。
【0051】
各支持板90の上部には、細長い一対のレールベース92がZ方向へ間隔をおいて取り付けられている。全てのレールベース92は、X方向へ平行に伸びている。各レールベース92には、X方向へ伸びるレール94が取り付けられている。基台34から遠い一対のレール94は基台34から遠い第1の搬送装置56を受けるために用いられ、基台34に近い一対のレール94は基台34に近い第2の搬送装置56を受けるために用いられる。
【0052】
各搬送装置56は、図8〜図16に示すように、パネル受け58およびワークテーブル72を受け入れることができる開口を有するコ字状の第1のスライダ96と、第1のスライダ96にY方向へ間隔をおいて支持された細長い一対の第2のスライダ98と、第1のスライダ96を往復移動させる第1の駆動機構100と、各第2のスライダ98にX方向へ間隔をおいて配置された複数のホルダ102と、ホルダ102を液晶パネル12と平行の面内でY方向へ変位させる複数の第2の駆動機構104とを備える。
【0053】
第1のスライダ96は、複数のガイド106によりレール94にX方向へ移動可能に支持されており、また第1の駆動機構100により両ステージ52,54間を往復移動される。第2のスライダ98は、受け渡しステージ52および検査ステージ54を間にしてX方向へ平行に伸びている。両スライダ96,98は、ガイド106とともに、移動台として作用する。しかし、第2のスライダ98を省略して、ホルダ102を第1のスライダ96に配置してもよい。
【0054】
各第1の駆動機構100は、一方のレールベース92の両端部にZ軸線の周りに回転可能に配置された一対のプーリ110と、両プーリ110に巻き掛けられた無端ベルト112と、一方のプーリ110を回転させる駆動原114とを備え、無端ベルト112を第1のスライダ96に連結している。
【0055】
各駆動機構100は、駆動源114が正転されることにより、第1のスライダ96を受け渡し位置から検査位置へ移動させ、駆動源114が逆転されることにより、第1のスライダ96を検査位置から受け渡し位置へ移動させる。タイミングベルトを無端ベルト112として用いることができ、この場合プーリ110としてタイミングプーリが用いられる。
【0056】
各ホルダ102は、図6に示すように、液晶パネルの端縁を受け入れる凹所を有しており、また対応する第2の駆動機構104により凹所を内側の向けた状態に第2のスライダ98に支持されている。各ホルダ102は、パネル受け58およびワークテーブル72の切欠部66および76に対応する位置に維持されている。一方の第2のスライダ98に配置されたホルダ102と他方の第2のスライダ98に配置されたホルダ102とは、凹所を対向させている。
【0057】
各第2の駆動機構104は、図示の例では、エアーシリンダのような流体圧シリンダ機構を駆動源として備えており、またシリンダ部において第2のスライダ98に取り付けられており、さらにホルダ102を組付具によりロッド部104bに取り付けている。
【0058】
組付具は、図6に示すように、第2の駆動機構104のロッド部104bに取り付けられた組付ブロック116と、ブロック116からZ方向へ伸びてホルダ102をZ方向へ変位可能に受ける軸118と、ブロック116とホルダ102との間に配置されてホルダ102をロッド部104bから離れる方向へ付勢する弾性体120とを備える。
【0059】
軸118は、ホルダ102の脱落を防止するフランジ部をブロック116と反対の側の端部に有する。弾性体120は、図示の例では、軸118に配置された圧縮コイルばねであるが、ゴムのような他の弾性体であってもよい。各ホルダ102は、液晶パネル12を損傷することを防止するための緩衝材122をコ字状の内側面に設けている。
【0060】
次に、図8〜図15参照して、受け渡しステージ52および搬送装置56の動作を説明する。
【0061】
待機時、たとえば図8に示すように、各搬送装置56は、受け渡し位置に移動されており、またホルダ102をパネル受け58に対する液晶パネル12の受け渡しを妨げない位置に後退させている。受け渡しステージ52は、両シリンダ機構60を伸長させてパネル受け58を基台34から遠い(高い側の)第1の搬送装置56のホルダ102のZ方向における位置(高さ位置)と一致する位置に変位させている。
【0062】
検査すべき液晶パネル12は、受け渡しステージ52および搬送装置56が上記の状態において、人手により受け渡しステージ52のパネル受け58に配置される。このとき、液晶パネル12は、位置決め部64により形成される空間に嵌合されることにより、パネル受け58に対して位置決められる。
【0063】
次いで、第1の搬送装置56が作動してホルダ102が第2の駆動機構104により内側に向けて(相寄る方向へ)移動される。これにより、液晶パネル12は、図9に示すように、Y方向の端縁部を第1の搬送装置56のホルダ102の凹所に受け入れられる。このとき、各ホルダ102は、その一部をパネル受け58の切欠部66に受け入れられるから、液晶パネル12の端縁部を安全かつ確実に受け入れる。
【0064】
次いで、図10に示すように、シリンダ機構62が収縮されて、パネル受け58が基台34に近い(低い側の)第2の搬送装置56のホルダ102の位置へZ軸線に沿って下降される。これにより、液晶パネル12は、第1の搬送装置56に渡され、搬送装置56に傾斜した状態に維持される。
【0065】
次いで、第1の搬送装置56が対応する駆動機構100により検査位置に向けて移動される。これにより、図11に示すように、第2の搬送装置56が受け渡し位置に残る。また、液晶パネル12は、その下側の端縁を下側のホルダ102の凹所の奥面に当接させた状態で搬送される。これにより、液晶パネル12は、粗アライメントをされた状態に維持される。
【0066】
第1の搬送装置56により検査位置に搬送された未検査の液晶パネルは、後に説明するように、検査ステージ54のワークテーブル72がZ軸線に沿って上昇され、次いで第1の搬送装置56のホルダ102が液晶パネルの点灯検査を妨げない位置に後退されることにより、第1の搬送装置56から検査ステージ54に渡されて、点灯検査をされる。検査の終了した液晶パネルは、第1の搬送装置56のホルダ12に受けられる。
【0067】
未検査の液晶パネルが第1の搬送装置56により検査位置に搬送され、その液晶パネルが点灯検査を受けている間、未検査の新たな液晶パネル12が図11に示すように受け渡しステージ52のパネル受け58に配置され、第2の搬送装置56のホルダ102が図12に示すように前進され、その後シリンダ機構60が図13に示すように収縮される。これにより、新たな液晶パネル12が図13に示すように第2の搬送装置56に受けられる。
【0068】
次いで、検査済みの液晶パネルが第1の搬送装置56により受け渡し位置に戻されるとともに、新たな液晶パネルが第2の搬送装置56により検査位置に搬送される。
【0069】
検査済みの液晶パネルが受け渡し位置に搬送されると、先ずパネル受け58が両シリンダ機構60,62により第1の搬送装置56のホルダ102の高さ位置にZ軸線に沿って上昇され、次いで第1の搬送装置56のホルダ102がパネル受け58に対する液晶パネルの受け渡しを妨げない位置に後退される。これにより、検査済みの液晶パネルがパネル受け58に渡される。
【0070】
次いで、パネル受け58上の検査済みの液晶パネルがパネル受け58から取り除かれ、未検査の新たな液晶パネルがパネル受け58に配置される。このときの液晶パネルの受け渡しも、人手により行われる。
【0071】
第2の搬送装置56により検査位置に搬送された液晶パネルは、上記と同様にして検査ステージ54に渡され、点灯検査を受け、その後第2の搬送装置56に戻される。
【0072】
その後は、一方の搬送装置による検査済みの液晶パネルの搬送と、他方の搬送装置による未検査の液晶パネルの搬送とが同期して繰り返され、その間に液晶パネルの点灯検査が行われる。
【0073】
上記のように、一方の搬送装置による受け渡しステージへの液晶パネルの搬送と、他方の搬送装置による検査ステージへの未検査液晶パネルの搬送とを並行して行うことにより、搬送装置の移動による時間的な無駄が著しく少なくなる。なお、パネル受け58への未検査の液晶パネルの配置、および、パネル受け58からの検査済みの液晶パネルの除去は、機械的に行ってもよい。
【0074】
次に、図14〜図17を参照して、検査ステージ54と搬送装置56との間の液晶パネルの受け渡しを説明する。
【0075】
搬送装置56が検査位置に移動された状態において、未検査の液晶パネル12は、図14に示すように、搬送装置56によりZ方向におけるワークテーブル72の高さ位置より上方に維持されている。
【0076】
上記状態において、先ず、図15に示すように、ワークテーブル72のパネル受け面がZ方向におけるホルダ102の高さ位置になるまで、ワークテーブル72が検査ステージ54のZステージによりZ軸線に沿って上昇され、液晶パネル12を真空吸着する。
【0077】
次いで、搬送装置56のホルダ102が、図16に示すように、点灯検査を妨げない位置に後退される。これにより、液晶パネル12は、ワークテーブル72に完全に渡される。
【0078】
次いで、液晶パネル12に形成された位置合わせマークが位置合わせ用テレビカメラ50により撮影され、その出力信号を基に位置合わせマークが所定の座標位置となるようにワークテーブル72が検査ステージ54の各ステージにより変位される。これにより、プローブユニット40に対する液晶パネル12の精密アライメントが行われる。
【0079】
次いで、図17に示すように、ワークテーブル72が検査ステージ54のZステージによりさらにZ軸に沿って上昇され、それにより液晶パネル12の電極部がプローブユニット40のプローブ48に押圧される。
【0080】
次いで、バックライトユニット80が点灯された状態で、液晶パネルに通電される。これにより、液晶パネル12が所定のパターンに点灯されるから、液晶パネル12の良否が点灯状態の正否を確認することにより判定される。点灯状態の正否は、作業者の目視により確認される。
【0081】
点灯検査が終了すると、ワークテーブル72のパネル受け面がZ方向におけるホルダ102の高さ位置になるまでワークテーブル72がZ軸線に沿って下げられ、ホルダ102が前進され、液晶パネルがワークテーブルの真空吸着から開放され、その後ワークテーブルがさらにZ軸線に沿って下降される。これにより、液晶パネル12は、ホルダ102に受けられる。
【0082】
上記のように、ワークテーブル72とホルダ102とが相対的に移動されるとき、各ホルダ102の一部がワークテーブル72に形成された切欠部76に受け入れられるから、ワークテーブル72とホルダ102との相対的移動が妨げられず、両者の間の液晶パネルの受け渡しが確実に行われる。
【0083】
次に、図7および図18を参照して、プッシャー機構84によるワークテーブル72上における液晶パネル12のアライメントと、ホルダ102からワークテーブル72への液晶パネル12の受け渡しの詳細について説明する。
【0084】
先ず、図18(A)に示すように、液晶パネル12がホルダ102によりZ方向におけるワークテーブル72の高さ位置より上方に維持されている状態で、ワークテーブル72が液晶パネル12と接触するまで上昇される。
【0085】
次いで、図18(A)に示すように、各プッシャー機構84が動作して液晶パネル12をストッパ82に向けて変位させる。すなわち、液晶パネル12が図7に実線で示す位置から同図に2点鎖線で示す位置へ移動され、その液晶パネル12の隣り合う2つの端縁がストッパ82に当接される。
【0086】
上記の結果、受け渡しステージ54のパネル受け58からホルダ102への液晶パネルの受け渡し時、搬送装置56による液晶パネルの搬送時、および、ホルダ102からワークテーブル72への液晶パネルの受け渡し時に、液晶パネルの位置が多少変位しても、液晶パネル12は、その位置合わせマークが位置合わせ用テレビカメラ50の視野内に入るようにアライメントをされる。
【0087】
次いで、ワークテーブル72が図18(C)に示すようにさらにZ軸線に沿って上昇される。これにより、液晶パネル12は、ワークテーブル72に受けられる。
【0088】
次いで、ワークテーブル72が、図18(D)に示すよう、ホルダ102を弾性体120の力に抗して上昇させる位置に上昇され、その状態で液晶パネル12がワークテーブル72に真空吸着される。これにより、液晶パネル12は、ワークテーブル72に押圧された状態で、ワークテーブル72に真空吸着されるから、ワークテーブル72に確実に保持される。
【0089】
次いで、図18(E)に示すようにワークテーブル72がZ軸線に沿ってわずかに下げられ、次いで図18(F)に示すようにホルダ102が点灯検査の妨げにならない位置へ後退される。
【0090】
検査済みの液晶パネルをワークテーブル72からホルダ102に渡すときは、上記と逆の動作が図18(F),(C),(B)および(A)の順に行われる。この場合、プッシャー機構84が元の状態に戻るとき、ワークテーブル72の上面が傾斜していることに起因して、液晶パネルがワークテーブル72およびホルダ102に対し変位し、液晶パネルはその下側の端縁を下側のホルダ102の凹所の奥面に当接する。
【0091】
ホルダ102は、液晶パネル12と接触した状態で前進または後退される。しかし、このとき、各ホルダ102の凹所に配置された緩衝材122は、擦り傷が液晶パネル12に形成されることを防止する。
【0092】
なお、両第2のスライダ98を相寄り相離れる方向(Y方向)へ移動可能に第1のスライダ96に支持させ、ホルダ102を第2のスライダ98に取り付け、両第2のスライダ98を駆動機構により相寄り相離れる方向へ同期して移動させることにより、ホルダによる液晶パネルの把持およびその解除をするようにしてもよく、また両第2のホルダ98の最大間隔を検査すべき液晶パネルの大きさに応じて調整するようにしてもよい。
【0093】
プッシャー機構84は早くとも液晶パネルの点灯検査が終了するまでは動作を継続しており、したがって液晶パネル12はストッパ82に押圧されている。このため、液晶パネルの大きさに対する溝74による吸着面の面積の割合が小さくても、液晶パネルが安定に維持され、大きな液晶パネルであっても、正確に検査することができる。また、液晶パネルをプローブユニットに押圧したときに、液晶パネルに作用する押圧力、不平衡力等に起因する液晶パネルの変位が防止される。
【0094】
図19〜図21に示す搬送装置130においては、第2のスライダ98が第1のスライダ96に相寄り相離れる方向へ移動可能に配置されている。第1のスライダ96の上面にはY方向へ伸びるレール132が設けられており、第2のスライダ98にはレール132にその長手方向へ滑動可能に受けられた複数のガイド134が設けられている。
【0095】
第2のスライダ98は、レール132とガイド134とにより第1のスライダ96に片持ち梁状に支持されている。このため、各第2のスライダ98は、X方向に間隔をおいた2箇所のそれぞれにおいてリンク136により第1のスライダ96にさらに連結されている。
【0096】
各リンク136は、当該リンクの長手方向へ伸びる長穴138を有する。各リンク136は、第1の軸140により第2のスライダ98に結合されているとともに、長穴138にその長手方向へ移動可能に受け入れられた第2の軸142により第1のスライダ96に結合されている。
【0097】
両第2のスライダ98が最も離されているとき、図19に示すように、各リンク136はX方向へ伸びており、また第2の軸142は第1の軸140に最も接近している。
【0098】
しかし、第2のスライダ98を漸次接近させると、リンク136は、第2の軸142が第1の軸140から漸次離れるように長穴138に対する位置を漸次変化させることにより、図21に示すようにX方向に対して角度を有するようになる。
【0099】
このため、搬送装置130は、検査すべき液晶パネル12の大きさに応じて、第2のスライダ98の間隔を調整することができる。第1のスライダ96に対する第2のスライダ98の位置は、複数のねじ部材144により解除可能に維持することができる。各ねじ部材144は、第2のスライダ98と螺合しており、また先端をレール132に当接させている。
【0100】
各リンク136を、第1の軸140により第2のスライダ98に結合させかつ第2の軸142により第1のスライダ96に結合させる代わりに、第1の軸140により第1のスライダ96に結合させかつ第2の軸142により第2のスライダ98に結合さてもよい。
【0101】
本発明は、上記実施例に限定されない。たとえば、本発明は、液晶パネルを作業者の目視により検査する目視検査装置のみならず、テレビカメラのような適宜な撮像手段を用いてその出力信号を基にコンピュータにより検査する自動検査装置にも適用することができる。また駆動機構としてのシリンダ機構の代わりに、ソレノイドを用いたプランジャー機構を用いてもよい。
【0102】
本発明は、また、液晶パネルを傾斜した状態で検査する装置のみならず、液晶パネルを水平または垂直の状態で検査する装置にも適用することができるし、四角形の液晶パネルのみならず、六角形、八角形等の他の多角形の液晶パネルにも適用することができ、さらには、多角形の1つの辺に設けられた電極を利用して液晶パネルを検査する装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検査装置の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の検査装置における搬送機構の部分の一実施例を示す右側面図であってプローブユニットの部分を断面で示す図である。
【図3】図1の検査装置における搬送装置を図2における3−3線の方向から見た矢視図である。
【図4】ワークテーブルの一実施例を示す平面図である。
【図5】図4に示すワークテーブルの正面図である。
【図6】ホルダの近傍の一実施例を示す図である。
【図7】ワークテーブル上における液晶パネルのアライメントを説明するための図である。
【図8】搬送装置の最初のステップを示す搬送装置の側面図である。
【図9】搬送装置の図8に続くステップを示す側面図である。
【図10】搬送装置の図9に続くステップを示す図である。
【図11】搬送装置の図10に続くステップを示す図である。
【図12】搬送装置の図11に続くステップを示す図である。
【図13】搬送装置の図12に続くステップを示す図である。
【図14】搬送装置と検査ステージとの間における液晶パネルの受け渡しを説明するための図であって最初の受け渡しステップを示す図である。
【図15】図14に続く受け渡しステップを示す図である。
【図16】図15に続く受け渡しステップを示す図である。
【図17】図16に続く受け渡しステップを示す図である。
【図18】液晶パネルを搬送装置から検査ステージに渡すときの搬送装置と検査ステージとの関係を説明するための図である。
【図19】搬送装置の他の実施例を示す図である。
【図20】図19に示す搬送装置に右側面図である。
【図21】図9に示す搬送装置における第2のスライダを接近させた状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 検査装置
12 液晶パネル
30 支持台
40 プローブユニット
52 受け渡しステージ
54 検査ステージ
56 搬送装置
58 パネル受け
60,62 シリンダ機構(パネル受け用の駆動手段)
64 位置決め部
66,76 切欠部
72 ワークテーブル
78 端縁受け
80 バックライトユニット
82 ストッパ
84 プッシャー機構
86 回転機構
88 揺動体
94 レール
96,98 スライダ
100 スライダ用の駆動機構(第1の駆動手段)
102 ホルダ
104 ホルダ用の駆動機構(第2の駆動手段)
110 プーリ
112 無端ベルト
114 駆動源
122 緩衝材
132 レール
134 ガイド
136 リンク
138 長穴
140,142 軸

Claims (5)

  1. 液晶パネルの受け渡し位置に配置された受け渡しステージと、該受け渡しステージから離れた検査位置に配置された検査ステージと、液晶パネルを両ステージに対し搬送する少なくとも2つの搬送装置とを含み、
    各搬送装置は、両ステージ間を往復移動可能の移動台と、該移動台を往復移動させる第1の駆動手段と、液晶パネルの端縁を受け入れる凹所を有する少なくとも一対のホルダであって前記凹所を対向させた状態に前記移動台に間隔をおいて配置されたホルダと、該ホルダを液晶パネルと平行の面内で相寄り相離れる方向へ変位させる第2の駆動手段とを備え、
    前記移動台は、前記第1の駆動手段により前記両ステージ間を移動されるスライダであって前記パネル受けおよび前記ワークテーブルを受け入れることができる開口を有する第1のスライダと、該第1のスライダに相寄り相離れる方向へ移動可能に配置されかつ前記開口を間にして平行に伸びる一対の第2のスライダと、前記第1のスライダに対する前記第2のスライダの位置を調整する調整手段とを備え、
    前記ホルダは前記第2のスライダに配置されている、液晶パネルの検査装置。
  2. 前記受け渡しステージは液晶パネルを受けるパネル受けを備え、前記検査ステージは液晶パネルを受けるワークテーブルを備え、前記パネル受けおよび前記ワークテーブルのそれぞれは、液晶パネルの対向する一対の縁部に対応する各部位に形成された切欠部であってそれらが液晶パネルにほぼ垂直の方向へ変位されたときおよび前記ホルダが相寄る方向へ移動されたとき、該ホルダの一部を受け入れる切欠部を有する、請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記搬送装置は液晶パネルにほぼ垂直の方向へ間隔をおいており、前記受け渡しステージおよび前記検査ステージはそれぞれ前記パネル受けおよびワークテーブルを液晶パネルにほぼ垂直の方向へ変位させる変位手段を有する、請求項2に記載の検査装置。
  4. 各第2のスライダは一対のリンクにより前記第1のスライダに連結されており、各リンクは第1の軸により前記第1および第2のスライダの一方に結合されているとともに、当該リンクに形成されて当該リンクの長手方向へ伸びる長穴に移動可能に受け入れられた第2の軸により前記第1および第2のスライダの他方に結合されている、請求項1に記載の検査装置。
  5. 前記第2の駆動手段は、前記ホルダを液晶パネルにほぼ垂直の方向へ変位可能に受ける受け部材と、前記ホルダを相寄り相離れる方向へ移動させるべく前記受け部材を移動させる駆動機構と、該駆動機構と前記ホルダとの間に配置されて前記ホルダを前記駆動機構から離れる方向へ付勢する弾性体とを備える、請求項2または3に記載の検査装置。
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