JP3861237B2 - 吊り金具用アダプター集合体及び吊り金具取り付け方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロールカーテンなどを天付けしたりカーテンレールに取り付けたりするのに用い、特に、丸および三角リング形状の吊り金具を備えるカーテンに適した吊り金具用アダプター集合体および吊り金具取り付け方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、ロールカーテンなどを取り付けるには、カーテン上部に備えられた吊り金具を、天井や壁に、直接木ネジなどで固定していた。ところが近年、カーテンレールが広く普及したことや、建物をなるたけ傷つけないようにするため、カーテンレールを利用した取り付けが行われるようになってきた。例えば、雌ネジ部を備えたカーテンレール内用の取り付け金具を、カーテンレールの端からカーテンレール内に予め挿入しておき、この取り付け金具にボルトなどを用いて吊り金具を係止させる方法などがある。
【0003】
ところが、この取り付け方法は、カーテンレールの端部を塞ぐキャップ部材が容易に外れる構造のカーテンレールにしか実施できないし、例え外れる構造だとしても、キャップ部材を外してまた取り付けるのは非常に面倒であった。また、カーテンレール内用の取り付け金具のネジ部に狙いを定めてボルトなどをねじ込むのは、カーテンを支えながら片手でボルトをねじ込む作業で、しかも吊り金具で視野を制限されるので非常に難しかった。
【0004】
一方、カーテンの吊り金具は多種類にわたり、図26に示されるように、ロールカーテン51などでは三角リング状の吊り金具52が広く用いられている。このタイプの吊り金具52を備えたカーテン51を取り付けるには、通常、釘や木ネジやフックなどを壁や天井から突出させておき、これに、吊り金具52を引っ掛けることによって行われてきた。したがって、カーテンレール内にある雌ネジ部を備えた取り付け金具を介して、ボルトなどを用いて取り付ける上述の方法を直接実施することは難しい。
【0005】
そこで、カーテンレール内用の取り付け金具に、フックを備えた別の補助取り付け金具をボルトなどでまず係止させ、それから、このフックにカーテン側の吊り金具52を引っ掛けるという方法が開発されている。ところが、本例の取り付け方法では、カーテンレール内用の取り付け金具をカーテンレールの端から挿入することの問題点が解決されていないし、フックと吊り金具52の長さ分だけ、カーテンレールとカーテン51との間に隙間が生じてしまい、外観を著しく損なうという問題が発生している。
【0006】
そこで本発明者等は、ロールカーテンなどをカーテンレールに取り付ける手段に関し、三角リング状の吊り金具を備えたカーテンに特に有効であり、取り付け作業が容易で、取り付け後の外観が格別に改善される、吊り金具用アダプター集合体及び吊り金具取り付け方法を提供するべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に至ったのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わる吊り金具用アダプター集合体の要旨とするところは、カーテンなどが備えるリング形状の吊り金具をカーテンレールに取り付けるためのアダプター集合体であって、略平行に互いに近接する上板と下板とが、少なくとも一辺を残してそれぞれの端部どうしで連結されており、該上板と下板を貫通する孔又は切り欠きが設けられた吊り金具用アダプターと、前記カーテンレール内に挿入可能な板状体から成り、中央部にネジ孔が設けられたカーテンレール内用吊り金具用アダプターと、前記ネジ孔に螺入されるボルトと、を含んで構成され、前記ボルトを、前記上板と下板との間に挿入された前記吊り金具及び前記吊り金具用アダプターに挿通したうえで前記ネジ孔に螺入することによって、前記吊り金具、前記吊り金具用アダプター、及び前記カーテンレールに挿入される前記カーテンレール内用吊り金具用アダプターが一団に連結され、前記カーテンレールに取り付け可能とされたことにある。
【0008】
また、本発明に係わる吊り金具用アダプター集合体の要旨とするところは、カーテンなどが備えるリング形状の吊り金具をカーテンレールに取り付けるためのアダプター集合体であって、略平行に互いに近接する上板と下板とが、少なくとも一辺を残してそれぞれの端部どうしで連結されており、該上板と下板を貫通する孔又は切り欠きが設けられた吊り金具用アダプターと、前記カーテンレール内に挿入可能な板状体から成り、中央部からネジ棒が突設されたカーテンレール内用吊り金具用アダプターと、前記ネジ棒に螺合されるナットと、を含んで構成され、前記ネジ棒を、前記上板と下板との間に挿入された前記吊り金具及び前記吊り金具用アダプターに挿通し、前記ナットを螺合することによって、前記吊り金具、前記吊り金具用アダプター、及び前記カーテンレールに挿入される前記カーテンレール内用吊り金具用アダプターが一団に連結され、前記カーテンレールに取り付け可能とされたことにある。
【0009】
前記孔又は前記切り欠きの先端部が、前記上板の前後を二分する位置に設けられ得る。
【0010】
前記上板の端部と前記下板の端部との連結が一辺だけで行われ得る。
【0011】
本発明に係わる吊り金具取り付け方法の要旨とするところは、請求項1に記載の吊り金具用アダプター集合体を用いて、カーテンレールにカーテンなどが備える吊り金具を取り付ける方法であって、前記上板と下板の間に前記吊り金具を挿入し、前記下板を貫通する孔又は切り欠きから前記吊り金具、前記上板を貫通する孔又は切り欠きの順に前記ボルトを挿通し、前記ボルトの先端部を前記ネジ孔に螺入して、前記ボルトに前記カーテンレール内用吊り金具用アダプターを螺着し、前記カーテンレール内用吊り金具用アダプターを前記カーテンレール内に挿入し、前記ボルトを更に螺入して前記吊り金具用アダプターと前記カーテンレールの底部とを接触させることにある。
【0012】
また、本発明に係わる吊り金具取り付け方法の要旨とするところは、請求項2に記載の吊り金具用アダプター集合体を用いて、カーテンレールにカーテンなどが備える吊り金具を取り付ける方法であって、前記上板と下板の間に前記吊り金具を挿入し、前記上板を貫通する孔又は切り欠きから前記吊り金具、前記下板を貫通する孔又は切り欠きの順に前記ネジ棒を挿通し、前記ネジ棒の先端部に前記ナットを螺合し、前記カーテンレール内用吊り金具用アダプターを前記カーテンレール内に挿入し、前記ナットを更に締め付けて前記吊り金具用アダプターと前記カーテンレールの底部とを接触させることにある。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係わる吊り金具用アダプター集合体及び吊り金具取り付け方法の実施態様について、図面に基づいて詳しく説明する。明細書中、カーテンは、好ましくはロールカーテンであるが、他の種類のカーテンであっても良い。
【0014】
図1は、本発明に係わる吊り金具用アダプターの一例を示し、吊り金具用アダプター10は、平行で互いに近接する上板12と下板14とが、折り曲げ部36によってそれぞれの一辺の一部分どうしが連結されており、上板12と下板14を貫通する孔16、17が、上板12の前後及び左右を二分する中央部に設けられている。ここでいう前後左右とは、同図(a)に示すように、カーテンの吊り金具(図示されていない)を挿入する側を手前とした上面図を基にしている。上板12および下板14は略H形である。上板12と下板14とが同型上であり、使用時に上板12と下板14の位置を反対にしても問題ない。
【0015】
この吊り金具用アダプター10は、板材を折り曲げて形成される。図2(a)に示されるように、上板12部分と下板14部分とが、折り曲げ線20で連結された板材11を二つ折りすればよい。板材11を打ち抜いて曲げ加工するだけで容易に製作することができる。図2(b)に示すような板材でも良い。折り曲げ線20で折り曲げる。左または右の辺で上板12と下板14とが接続される。折り曲げ線20の途中に欠損部18を設けると、折り曲げやすくなる。
【0016】
図3〜図6は、吊り金具用アダプター10を用いて、カーテンレールにカーテンを取り付ける方法の一例を示している。すなわち、図3に説明されるように、まず、吊り金具用アダプター10の上板12と下板14との隙間に、カーテン51の上部部材54に備えられた吊り金具52を横に倒して挿入する(○1)。吊り金具52は、吊り金具52をカーテン51に固定する固定部材56の把持部60によって、回動自在に支持されている。そして次ぎに、ボルト24を孔17、16と吊り金具52とに挿通し、その先端部に、カーテンレール内用の吊り金具用アダプター22を螺着させる(○2)。カーテンレール内用の吊り金具用アダプター22は長方形の板状で、その中央部にネジ孔26が設けられている。
【0017】
図4は、このようにして組み上げられたカーテン51の上部を詳細に示していて、吊り下げ金具52、吊り金具用アダプター10、カーテンレール内用の吊り金具用アダプター22が、ボルト24によって一団に連結された集合体を形成している。そしてこの集合体は、吊り金具52の一辺を軸とし、固定部材56の把持部60を軸受として回動することができる。
【0018】
次ぎに、カーテンレール内用の吊り金具用アダプター22をカーテンレール内に挿入して、カーテンを取り付ける作業に入るのであるが、ボルト24を操作するのに邪魔になるカーテン51を移動しなければならない。カーテン51を手前(図4で左へ)に引くと、吊り金具52の一辺を軸としてカーテン51が回転して傾き、図5に示されるように、ボルト24の頭部25が開放される。
【0019】
図6は次ぎの手順を説明している。同図(a)に示されるように、カーテンレール28の底部に開口したランナー走行用スリット30に、まず吊り金具用アダプター22を挿入する。このため、長方形吊り金具用アダプター22の長手方向をスリット30と平行にして挿入するのであるが、吊り金具用アダプター22の幅はスリット30の幅より狭くされている。また、吊り金具用アダプター10の上板12(図5参照)と吊り金具用アダプター22との間隔sを、カーテンレール28の底板27の厚さより大きくしておく。
【0020】
次ぎに、ボルト24を順方向に回転させると(同図(b))、ボルト24と共に吊り金具用アダプター22も回転する。そして、その長手部分がカーテンレール28の側壁内側に突き当たるようになると、吊り金具用アダプター22の回転が止まり、ボルト24だけが回転してカーテンレール28内に進入する。すなわち、カーテン51が引き上げられるようになり、やがて、吊り金具用アダプター10(図5参照)とカーテンレール28の底部とが接触し(同図(c))、カーテン51を自由に垂れ下げることで取り付け作業が終了する(同図(d))。
【0021】
上述の吊り金具取り付け手順から明らかなように、本発明の吊り金具用アダプター10を用いれば、一般家庭でも簡単にカーテン51をカーテンレール28に取り付けることができる。そして、図6(d)に示されるように、カーテン51の上部がカーテンレール28に近接し、隙間がほとんど生じないで取り付けられるので、外観が格別に向上する。
【0022】
吊り金具用アダプター10は、カーテンレール28への取り付けだけに限定されず、天井への取り付け(天付け)にも用いることができる。すなわち、図7で説明されるように、木ネジ32を用いて天井34に直接ネジ込むことで取り付けられる。ボルトの代わりに木ネジ32を用いることと、カーテンレール内用の吊り金具用アダプター22を用いないことの他は、カーテンレール28への取り付けとほぼ同様である。カーテン51と天井34との間が空かず取り付けられるので、従来にない優れた外観になる。
【0023】
本発明の吊り金具用アダプター10によるカーテン51の取り付けでは、カーテンレール内用の吊り金具用アダプター22及び吊り金具用アダプター10の上板12でカーテンレール28の底板27を挟むことにより、カーテン51を支持することになる。したがって、上板12が、前後のどちらかに偏ってカーテンレール28の底板と接するようになれば、カーテンレール28のスリット30を挟む両側に、不均等な変形応力が掛ることになって好ましくない。上板12が、前後に等しくカーテンレール28の底板27と接するように、上板12の前後を二分する位置に孔16が設けられるのが好ましい。
【0024】
孔16、17の大きさは、挿通されるボルト24の太さを基にして定められるが、一般に、市販のロールカーテンなどの重量を両端で支持するには、太さ3mm以上のボルト24が必要であり、孔16、17の幅は少なくとも3mmとされるのが好ましい。また、一般に、市販のカーテンレール28に設けられる、ランナー走行用のスリット30の幅は6mmから10mmなので、孔16、17の幅は10mm以下とされるのが好ましい。そして、汎用性が高まるため、4mm以上6mm以下とされるのが特に好ましい。孔16、17の形状は、円、楕円、長方形、等々特に限定されない。ボルト24の頭部と下板14との間にワッシャーを挿入しても良い。
【0025】
上板12の幅は少なくとも7mmとされるのが好ましい。市販のカーテンレール28のランナー走行用スリット30の幅が主に6mmから10mmなので、7mmより狭い上板12では、スリット30に嵌り込むことがあって好ましくない。
【0026】
また、上板12の幅は大きくとも22mmとされるのが好ましい。上板12の幅をカーテンレール28より広くしても、カーテン51を支持する力は増加しない。市販カーテンレール28の多くで、底部の幅が20mm以下であるため、上板12の幅を大きくとも22mmとして無駄を省くのが好ましい。
【0027】
また、上板12及び下板14の長さは少なくとも14mmとされるのが好ましい。市販のカーテンに備えられる最も小さな三角リング状吊り金具52の幅(左右方向の長さ)は略14mmであり、この三角リング状吊り金具52の全幅を覆う長さの上板12と下板14とで、吊り金具52を確実に挟持しなければならない。市販の三角リング状吊り金具52の幅を考慮すると、上板12及び下板14の長さは、約28mmが良い。
【0028】
図8と図9は、カーテンレール28にカーテン51が取り付けられた状態での、吊り金具52と吊り金具用アダプター10の下板14との関係を示している。下板14に設けられた孔17の中心から距離dcだけ横に離れて、カーテン51は重力によって垂直に垂れ下がっている。孔17がカーテンレール28の中心に位置するので(図6参照)、カーテン51が孔17から離れるほど、カーテンレール28に捻りの応力が加わることになり、カーテンレール28が変形したり破損したりし易くなる。したがって、カーテン51を孔17に近付けることが望ましいが、その距離dcが、下板14の前辺23と孔17との距離dより小さくなれば、固定部材56の把持部60が下板14の上に乗り上げてしまい、カーテン51が垂直に垂れ下がれなくなるので好ましくない。
【0029】
距離dを小さくすることによって距離dcも小さくできるようにし、図10に示されるように、固定部材56の把持部60を下板14の前辺23に接触するまで近付けるのがベストであるが、距離dを小さくするにも限界がある。距離dは、孔17の半径と、孔17の縁から前辺23までの距離の和であるが、上述したように、孔17の幅は3mm以上とされるのが好ましいので、孔17の最小半径は実用的に1.5mmになる。また、孔17の縁から前辺23までの距離は少なくとも1mm必要なので、距離d、すなわち、孔17の中心から前辺23までの距離は、2.5mm以上とされるのが好ましい。
【0030】
一方、距離dには実用的に好ましい上限がある。図11で示される吊り金具52は、その後方端内側でボルト24と接しており、把持部60が下板14の前辺23と接している。もし、孔17の中心から前辺23までの距離dが、これ以上大きくなるような下板14が用いられたら、把持部60が下板14の上に乗り上げてしまい、カーテン51を垂直に吊り下げられなくなるので好ましくない。本図で示される距離dが実用的な意味での上限である。吊り金具52が大きければ、距離dの上限も大きくなるが、最も小さい吊り金具52に対する上限の距離dにしておけば、どんな吊り金具52を備えたカーテン51にも使用できるので非常に便利である。市販のカーテンに備えられる、略14mmの最も小さな三角リング状吊り金具に対して、その線径やボルト24の太さを種々組み合わせて検討した結果、孔17の中心から前辺23までの距離dの上限は約7mmであった。
【0031】
以上、下板14の孔17から前辺23までの距離dについて詳細に説明してきたが、上板12の形状も十分検討されなければならない。図12で示される吊り金具用アダプター10では、下板14の前辺23より上板12の前辺29が手前に長くなっている。このため、固定部材56の把持部60の上に上板12が被さり、ボルト24の締め付けにより、両者は強く圧接するようになる。そして、把持部の自由な回動が阻害されて、カーテン取り付け作業が非常に難しくなる。また、把持部60の肉厚分だけ上板12が持ち上がり、上板12と下板14との平行関係が崩れてしまう。したがって、このような不都合が生じないように、上板12の少なくとも一辺は下板14の前辺23と重なり、把持部60の上に上板12が被さることによって生じるこれらの不都合が避けられるのが好ましい。
【0032】
図13と図14には、上板12あるいは下板14の好ましい形状に関し、幾つかの例を示している。いずれの形状も、孔16(17)の中心から前辺29(23)までの距離dを等しくしているので、上板12と下板14にどの形状を選択してもよく、それらを組み合わせて吊り金具用アダプター10を構成できる。
【0033】
図13に示す形状は、前後を二分する位置に孔16(17)が設けられている。同図(a)に示される長方形の前辺29(23)は、孔16(17)と近接する点を中心にして、左右にL1の長さで対称的であるが、同図(b)に示される長方形では、左にL1、右にL2の長さで非対称である。市販のカーテンに備えられる、最も小さな丸または三角リング状吊り金具に用いられる把持部60の長さは略8mmである。したがって、孔16(17)と近接する点を中心にして、左右にそれぞれ、少なくとも4mmの長さである前辺29(23)であることが好ましい。市販のカーテンにおける把持部60の長さを考慮すると、前辺29(23)の長さは、約18mmが良い。
【0034】
同図(a)、(f)、(i)に示される形状は、前後左右に対称である。また、同図(b)、(c)、(j)に示される形状は、前後にだけ対称である。同図(j)に示される形状では、孔16(17)が右に偏って設けられている。また、同図(g)、(h)に示される形状は、左右にだけ対称である。そして、同図(d)、(e)に示される形状は、前後左右ともに非対称である。カーテンレール28の中央部に孔16が位置するようにして当接する上板12では、カーテンレール28に掛る負荷ができるだけ均等になるように、前後左右に対称な形状とされるのが特に好ましい。
【0035】
同図(e)、(f)、(g)の形状では、前辺29(23)がコの字状窪みの底辺として形成されている。上板12をこれらの形状とすれば、孔16の中心から前辺29までの距離dを短くしながら、かつ、広い幅で左右均等にカーテンレール28と接することができる。またこれの形状で、前辺29の長さを把持部60の長さとほぼ等しくすれば、把持部60をコの字状窪みに嵌め込むことによって、吊り金具52の固定位置が、孔29から左右に大きくずれることを防ぐことができる。
【0036】
また、前後に対称な形状であれば、吊り金具52を後辺側からも挿入することができるので、組み付け作業が容易になって便利であり、カーテンレール28に対し、スリット30を挟む両側に等しい負荷が掛るようになるので安定性が増す。同図(f)に示される略H型の形状は、前後左右に対称であること、及び、前辺29がコの字状窪みの底辺として形成されていることのために、上板12に最適である。
【0037】
図14には、前後の偏った位置に孔16(17)が設けられた形状が例示されていて、上板12よりも下板14に適用し易い形状群である。同図(a)を除いて、同図(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は全て左右に対称である。
【0038】
図1に示される吊り金具用アダプター10は、上板12と下板14とが前(または後)の一辺だけで連結されている。しかしながら、この連結は、少なくとも一辺(前辺または後辺)を残してどの辺(端部)でも自由に行えるものである。なお、連結は、図2に示されるように二つ折りで行うこともできるし、溶接や蝶番などの手段によってもよい。例えば、図15に示される略H型の吊り金具用アダプター10では、同図(a)に示されるように、左の一辺で連結されてもよいし、同図(b)に示されるように、後方の一辺で連結されてもよい。あるいは、同図(c)に示されるように、左右の二辺で連結されてもよいし、同図(d)に示されるように、左右と後方の三辺で連結されてもよい。
【0039】
また、例えば、図16に示される台形状の吊り金具用アダプター10では、同図(a)に示されるように、左の一辺で連結されてもよいし、同図(b)に示されるように、左右の二辺で連結されてもよい。
【0040】
一辺だけで連結された吊り金具用アダプター10は、次ぎのようなメリットがある。すなわち、図2で示されるように、打ち抜いた板状体を二つ折りするだけで製作できるのでコストが大幅に軽減される。また、一端が固定されているだけなので上板12や下板14が撓み易くなり、上板12や下板14の弾性を利用したり、ボルト24の締め付けを利用したりして、上板12と下板14との間で吊り金具52を確実に挟持できるようになる。
【0041】
上板12と下板14を貫通する孔16,17は円孔に限定されず、例えば、角柱状でもよいし楕円柱状でもよい。図17に示される吊り金具用アダプター10では、前後に長い、いわゆる長孔40が設けられている。この吊り金具用アダプター10を用いれば、取り付けの最終段階で吊り金具用アダプター10を前後に動かし、カーテンレール28との位置関係を微調整することができる。
【0042】
孔16,17の代わりに、切り欠きを設けてもよい。図18はその幾つかの例を示すが、いずれも、上板12と下板14とが連結された左辺から進入し、吊り金具用アダプター10の中央部まで伸びる切り欠き38が設けられている。そして、切り欠き38の先端部39の中心から前辺29(23)までは、距離dだけ離れている。切り欠き38の形状や位置は、孔16,17に準じて定められるが、上板12と下板14とが連結された辺から進入することによって、切り欠き38を設けることによる強度の低下を最小限に止めることができる。
【0043】
切り欠き38を設けることの利点は、カーテン51を取り付ける手順を変えられることである。すなわち、まず、カーテンレール内用の吊り金具用アダプター22とボルト24とを連結してカーテンレール28内に挿入し、次いで、吊り金具52をボルト24に掛け、最後に吊り金具用アダプター10を、その切り欠き38にボルト24が収まるようにして、吊り金具52を挟みながら横から入れる。そして、ボルト24を締め付ける手順が可能となる。
【0044】
この取り付け手順によれば、カーテンレール内用の吊り金具用アダプター22をカーテンレール28内に挿入する作業が、カーテン51を支えながらしなくてもよいので非常に容易になり、カーテンレール内に予め収容された吊り金具用アダプター22に狙いを定めてボルト24をねじ込む作業も難しくなくなる。
【0045】
上板12と下板14とは略4mm以内、好ましくは平均的に2mm位の間隙で互いに近接している。図19に示されるように、ほぼ平行であったり(a)、やや開いていたり(b)、開き易いように折り曲げ部36の曲率を緩めたり(c)、挟持性を高めるためヘアピンのように狭めた部分42を設けたり(d)、その他種々の近接態様を選択できる。
【0046】
次ぎに、本発明に係わるカーテンレール内用の吊り金具用アダプターについて詳しく説明する。図20に示される吊り金具用アダプター22は、長方形板状の本体部材48にネジ孔44が設けられたものである。その使用方法の一例は、すでに図3〜図6を用いて説明された。ネジ孔44の直径は、カーテンの重量を十分に支えることができて汎用性の高いボルトの太さに合わせ、3mm〜6mmとされる。
【0047】
ランナー走行用スリットからカーテンレール内に挿入できるように、吊り金具用アダプター22の幅wtはランナー走行用スリットの幅より狭くされる。すなわち、市販カーテンレールの大半が、幅約6mm〜11mmのランナー走行用スリットを設けているので、吊り金具用アダプター22の幅wtは5mm〜10mmとされるのが好ましい。
【0048】
また、ネジ孔44に螺合されたボルトが回された時に、吊り金具用アダプター22がカーテンレールの内壁に引っ掛って共回りが阻止されるように、吊り金具用アダプター22の長さはカーテンレールの内幅より大きくされる。すなわち、市販カーテンレールの大半の内幅が約13mm〜23mmなので、吊り金具用アダプター22の長さLtは15mm〜25mmとされるのが好ましい。
【0049】
吊り金具用アダプター22の厚さhは、カーテンレール内に収容される厚さであればよい。市販カーテンレールの多くは、その内部空間の高さが20mm位であるから、吊り金具用アダプター22の厚さhが18mm以下であれば大半の市販カーテンレールに用いることができる。但し、強度を確保するために1mm以上の厚さhにされるのが好ましい。吊り金具用アダプター22は、図20に示されるように板状体であっても、図21に示されるように中空状であっても、あるいはブロック状であってもよい。
【0050】
この吊り金具用アダプター22の特に有用な実施態様では、幅wtが5mm〜6.5mm、長さLtが19mm〜22mmの板状体であって、直径3mm〜4.5mmのネジ孔44が設けられる。板状体であって小形なので、市販のほとんどのカーテンレールに用いることができ、カーテンの取り付けを容易に行うことができる。
【0051】
カーテンレール内用の吊り金具用アダプター22は、図3〜図6をもとにして説明されたように、吊り金具用アダプター10と組み合わされて有効に用いられるが、必ずしも吊り金具用アダプター10と組み合わせなくてもよい。吊り金具用アダプター10の代わりに、例えば中央部に孔の開いた2枚の板材(ワッシャーなど)で、吊り金具52を挟んで同様の手順を実施することによって、カーテン51を取り付けることも可能である。あるいは、従来の、端部のキャップを外してカーテンレール内に挿入するタイプの取り付け金具に代えて用いることもできる。
【0052】
図22は、カーテンレール内用の別なタイプの吊り金具用アダプター31を示していて、長方形板状の本体部材48の中央部からネジ棒46が立てられている。この吊り金具用アダプター31の用い方を図3を参照しながら説明すると、吊り金具用アダプター31は、吊り金具用アダプター22の機能とボルト24の機能を併せ持ち、○2の方向とは逆に(図中下向き)ネジ棒46を吊り金具用アダプター10に挿通する。そして、ネジ棒46の先端にナットを螺合させと、図4に示される状態とほぼ同様に組み上がる。それからの取り付け作業は、図6で説明される手順に順じて行われるが、ボルト24の代わりにナットで締め付けることになる。吊り金具用アダプター31は、吊り金具用アダプター10と組み合わせて用いられるだけでなく、従来の、カーテンレール内用の取り付け金具の代わりに用いることによって、いろいろな種類のカーテンの取り付けを行うことができ、その作業性を大幅に改善できるものである。
【0053】
本体部材48の大きさは、幅wtが5mm〜10mm、長さLtが15mm〜25mm、厚さhが0.8mm〜18mmとされる。また、ネジ棒46の大きさは、直径φが3mm〜6mm、長さが6mm〜25mmとされる。これらの大きさは、市販カーテンレールの多くに適用できるように十分検討した結果として得られたものである。
【0054】
図23には、吊り金具用アダプター10などと共に用いられる補助用の吊り金具用アダプター50が示されている。吊り金具用アダプター50は、リング部43と、リング部43の端から横方に延長して設けられるフック部41とからなり、フック部41は、リング部43のリング面と平行する面45を3回横切って屈曲している。そして、1回目の横切りから2回目の横切りまでに第一の屈曲部47を形成し、2回目の横切りから3回目の横切りまでに第二の屈曲部49を形成している。本例では、吊り金具用アダプター50が1本の線材を曲げることによって製作されているが、1本の線材からに限らず、幾つかの部材の組み合わせで製作してもよい。
【0055】
吊り金具用アダプター50の用い方を図24と図25に示す。カーテンの三角リング状吊り金具52を吊り金具用アダプター10に直接挿入する代わりに、まず吊り金具用アダプター50を吊り金具用アダプター10に挿入し、この吊り金具用アダプター50に吊り金具52を掛ける方法である。図24では、吊り金具52がフック部41の第一屈曲部47に掛けられている。また、図25では、吊り金具52がフック部41の第二屈曲部49に掛けられている。
【0056】
吊り金具用アダプター50によれば、吊り金具用アダプター10やカーテンレール内用の吊り金具用アダプター22によって、まず吊り金具用アダプター50をカーテンレールに固定し、それから吊り金具用アダプター50にカーテンを吊り下げるという2段階の取り付けになる。このため、重いカーテンを支えてカーテンレールへ直接取り付ける作業が回避できる。また、屈曲部47と屈曲部49を使い分けることによって、二通りの高さ及び前後位置でカーテンを取り付けることができるので、取り付け場所の状況に応じて最適の取り付け状態を選択できるようになる。また、吊り金具の位置が、従来のフック型取り付け金具を用いた時よりも高くなり、カーテンレールを目隠しできるようになる。
【0057】
以上、本発明に係わる吊り金具用アダプター及びカーテン取り付け方法について詳細に説明してきたが、本発明は上述の引用・例示に限定されず、カーテンの種類、吊り金具の材質や形状、吊り金具用アダプターの材質や大きさや形状などにつき、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変化を加えた態様で実施し得るものである。
【0058】
【発明の効果】
本発明に係わる吊り金具用アダプター集合体によれば、三角リング状のカーテン吊り金具を挟み、カーテンレール内用の取り付け金具と組み合わせて、カーテンレールにカーテンを容易に取り付けることができる。また、木ネジなどを、用いて、天井に取り付けることもできる。そして、三角リング状のカーテン吊り金具を横倒しにするので、カーテンの取り付け位置が高くなり外観が向上する。また、その大きさや形状、孔の大きさや位置などを適切に定めることによって、市販のカーテンレールのほとんどに対して使用できるようになる。
【0059】
また、本発明に係わるカーテンレール内用の吊り金具用アダプターによれば、ランナー走行用のスリットからカーテンレール内に挿入できるので、従来のように、端部のキャップを装脱する面倒な作業が省かれる。また、ボルトなどに予め係止させてから、カーテンレール内に挿入できるので、従来のように、カーテンレール内にある取り付け金具のネジ孔にボルトを合わせるという難しい作業を省略できる。
【0060】
また、本発明に係わる補助用の吊り金具用アダプターによれば、カーテンの取り付け高さ及び前後位置が二通りに選択できるので、取り付け場所に適した最良の取り付けができるようになる。カーテンの取り付け位置が高くなるので、カーテンレールを目隠しできるようになる。
【0061】
本発明に係わる吊り金具取り付け方法によれば、三角リング状のカーテン吊り金具を二枚の板材で挟んで横倒しにするので、カーテンの取り付け位置が高くなり外観が向上する。
【0062】
そして特に、二枚の板材を予め連結しておくことによって、板材どうしの位置合わせ作業を省略できるようになる。
【0063】
また、幅が5mm〜10mmの、カーテンレール内用の吊り金具用アダプターを用いることによって、従来の、端部のキャップを装脱する面倒な作業や、カーテンレール内にある吊り金具用アダプターのネジ孔にボルトを合わせるという難しい作業、を省略できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる吊り金具用アダプターの一例を示し、同図(a)は上面図、同図(b)は側面図、同図(c)は裏面図である。
【図2】 本発明に係わり、図1に示される吊り金具用アダプターの展開図である。
【図3】 本発明に係わり、図1に示される吊り金具用アダプターを用いたカーテン取り付け方法を説明する斜視図である。
【図4】 本発明に係わり、図3に示される手順で組み立てられるブロック体の断面図である。
【図5】 本発明に係わり、図4に示されるブロック体の別の状態を示す断面図である。
【図6】 本発明に係わり、カーテン取り付け方法を説明する断面図であり、同図(a)はカーテンレールに挿入する前、同図(b)はカーテンレールに挿入した後、同図(c)はボルトで固定した後、同図(d)は取り付け完了後を示す。
【図7】 本発明に係わり、図1に示される吊り金具用アダプターを用いてカーテンを天付けした状態を示す断面図である。
【図8】 本発明に係わり、下板と吊り金具との位置関係を説明する断面図である。
【図9】 本発明に係わり、下板と吊り金具との位置関係を説明する平面図である。
【図10】 本発明に係わり、下板と吊り金具との他の位置関係を説明する平面図である。
【図11】 本発明に係わり、下板と吊り金具との他の位置関係を説明する平面図である。
【図12】 本発明に係わり、上板と把持部との位置関係を説明し、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図である。
【図13】 本発明に係わり、孔が前後を二分する位置に設けられた、上板又は下板の幾つかの形状を例示する上面図である。
【図14】 本発明に係わり、上板又は下板の他の幾つかの形状を例示する上面図である。
【図15】 本発明に係わる吊り金具用アダプターの幾つかを例示する上面図であり、同図(a)は左の一辺で連結、同図(b)は後ろの一辺で連結、同図(c)は左右の二辺で連結、同図(d)は左右の二辺と後ろの一辺で連結した例である。
【図16】 本発明に係わる吊り金具用アダプターの他の幾つかを例示する上面図であり、同図(a)は左の一辺で連結、同図(b)は左右の二辺で連結した例である。
【図17】 本発明に係わる吊り金具用アダプターの別の一例を示す上面図である。
【図18】 本発明に係わり、切り欠きを持つ吊り金具用アダプターを例示する上面図であり、同図(a)は略H形、同図(b)は略コの字形、同図(c)は長方形の輪郭を有する吊り金具用アダプターを示す。
【図19】 本発明に係わる吊り金具用アダプターを例示する側面図であり、同図(a)は上板と下板が平行、同図(b)は両者が平行でない、同図(c)は折り曲げ部の曲率が緩やか、同図(d)はヘアピン状、を特徴としている。
【図20】 本発明に係わる吊り金具用アダプターの別の一例を示す斜視図である。
【図21】 本発明に係わる吊り金具用アダプターの別の一例を示す斜視図である。
【図22】 本発明に係わる吊り金具用アダプターの別の一例を示す斜視図である。
【図23】 本発明に係わる吊り金具用アダプターの別の一例を示し、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図である。
【図24】 本発明に係わり、図23に示される吊り金具用アダプターを用いた取り付け状態を示し、一部を断面で示す側面図である。
【図25】 本発明に係わり、図23に示される吊り金具用アダプターを用いた別の取り付け状態を示し、一部を断面で示す側面図である。
【図26】 市販カーテンの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10:吊り金具用アダプター
11:板材
12:上板
14:下板
16、17:孔
18:欠損部
19、21:中心線
20:折り曲げ線
22、31:カーテンレール内用の吊り金具用アダプター
23:下板の前辺
24:ボルト
25:頭部
26、44:ネジ孔
27:底板
28:カーテンレール
29:上板の前辺
30:スリット
32:木ネジ
34:天井
36:折り曲げ部
38:切り欠き
39:先端部
40:長孔
41:フック部
42:狭めた部分
43:リング部
45:リング面と平行する面
46:ネジ棒
47、49:屈曲部
48:本体部材
50:補助用吊り金具用アダプター
51:カーテン
52:吊り金具
54:上部部材
56:固定部材
60:把持部
Claims (6)
- カーテンなどが備えるリング形状の吊り金具をカーテンレールに取り付けるためのアダプター集合体であって、
略平行に互いに近接する上板と下板とが、少なくとも一辺を残してそれぞれの端部どうしで連結されており、該上板と下板を貫通する孔又は切り欠きが設けられた吊り金具用アダプターと、
前記カーテンレール内に挿入可能な板状体から成り、中央部にネジ孔が設けられたカーテンレール内用吊り金具用アダプターと、
前記ネジ孔に螺入されるボルトと、
を含んで構成され、
前記ボルトを、前記上板と下板との間に挿入された前記吊り金具及び前記吊り金具用アダプターに挿通したうえで前記ネジ孔に螺入することによって、前記吊り金具、前記吊り金具用アダプター、及び前記カーテンレールに挿入される前記カーテンレール内用吊り金具用アダプターが一団に連結され、前記カーテンレールに取り付け可能とされた、吊り金具用アダプター集合体。 - カーテンなどが備えるリング形状の吊り金具をカーテンレールに取り付けるためのアダプター集合体であって、
略平行に互いに近接する上板と下板とが、少なくとも一辺を残してそれぞれの端部どうしで連結されており、該上板と下板を貫通する孔又は切り欠きが設けられた吊り金具用アダプターと、
前記カーテンレール内に挿入可能な板状体から成り、中央部からネジ棒が突設されたカーテンレール内用吊り金具用アダプターと、
前記ネジ棒に螺合されるナットと、
を含んで構成され、
前記ネジ棒を、前記上板と下板との間に挿入された前記吊り金具及び前記吊り金具用アダプターに挿通し、前記ナットを螺合することによって、前記吊り金具、前記吊り金具用アダプター、及び前記カーテンレールに挿入される前記カーテンレール内用吊り金具用アダプターが一団に連結され、前記カーテンレールに取り付け可能とされた、吊り金具用アダプター集合体。 - 前記孔又は前記切り欠きの先端部が、前記上板の前後を二分する位置に設けられた請求項1又は請求項2に記載の吊り金具用アダプター集合体。
- 前記上板の端部と前記下板の端部との連結が一辺だけで行われた請求項1乃至請求項3の何れかに記載の吊り金具用アダプター集合体。
- 請求項1に記載の吊り金具用アダプター集合体を用いて、カーテンレールにカーテンなどが備える吊り金具を取り付ける方法であって、
前記上板と下板の間に前記吊り金具を挿入し、
前記下板を貫通する孔又は切り欠きから前記吊り金具、前記上板を貫通する孔又は切り欠きの順に前記ボルトを挿通し、
前記ボルトの先端部を前記ネジ孔に螺入して、前記ボルトに前記カーテンレール内用吊り金具用アダプターを螺着し、
前記カーテンレール内用吊り金具用アダプターを前記カーテンレール内に挿入し、
前記ボルトを更に螺入して前記吊り金具用アダプターと前記カーテンレールの底部とを接触させる、吊り金具取り付け方法。 - 請求項2に記載の吊り金具用アダプター集合体を用いて、カーテンレールにカーテンなどが備える吊り金具を取り付ける方法であって、
前記上板と下板の間に前記吊り金具を挿入し、
前記上板を貫通する孔又は切り欠きから前記吊り金具、前記下板を貫通する孔又は切り欠きの順に前記ネジ棒を挿通し、
前記ネジ棒の先端部に前記ナットを螺合し、
前記カーテンレール内用吊り金具用アダプターを前記カーテンレール内に挿入し、
前記ナットを更に締め付けて前記吊り金具用アダプターと前記カーテンレールの底部とを接触させる、吊り金具取り付け方法。
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