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JP3870643B2 - 空気調和機の配管清浄用物品 - Google Patents
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JP3870643B2 - 空気調和機の配管清浄用物品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規空気調和機の埋め込み配管に対して、空気調和機を据え付ける場合の施工方法に関するするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気調和機等の冷凍装置には、R22、R410A、R407C等のHCFC、HFC系冷媒を用いた圧縮式ヒートポンプがよく用いられている。この種の冷凍装置は、主に、圧縮機、室外側熱交換器、膨張弁及び室内側熱交換器が冷媒配管によって接続された冷媒回路から構成されている。
【0003】
近年、冷暖房機器の需要増大に伴って、空気調和機は設置後の景観性も考慮されて新設時に空気調和機用の銅配管を住宅の内壁に埋め込む場合が多くなってきている。また一台の室外機に対して複数の部屋にそれぞれ設けられた室内機とを備えて構成され、室外機と室内機とは銅配管を通じて接続するマルチ型のものも一般住宅に普及しつつある。このような場合には、銅配管は各部屋にまで壁面内部を通じて配設されることが多い。
【0004】
ところで、最近、地球環境問題に鑑み、冷凍装置に使用する冷媒を、R22等のHCFC系冷媒からHFC系冷媒などの代替冷媒へ変換することが求められている。HFC系冷媒の使用に際しては、冷凍機油としてエステル油またはエーテル油等の合成油を用いる。このエステル油またはエーテル油は、HCFC系冷媒に対して用いられている従来の鉱油より安定性が劣るため、コンタミと呼ばれるスラッジ状の固定物を析出しやすい。そのため、従来以上に厳しい水分管理やコンタミ管理が必要となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、埋め込み銅配管をそのまま使用したのでは次ぎのような問題が生じ易い。埋め込みの銅配管は内壁への配設後銅配管口部にガムテープ等で簡単に密封した後、長期にわたって放置状態にある場合が多い。その時密封状態が悪いとその後の雨天時に銅配管内部に雨水が侵入することになる。その侵入水は液状態で内部に存在するため、据え付け時に行う真空ポンプ引きでもなかなか除去することが難しい。その結果、冷凍サイクル内に混入した水は徐々にオイルの分解劣化を促進し、摺動部の損傷あるいは膨張弁の詰まりを引き起こしてしまう。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、HFC系冷媒の使用に際して新規埋め込み配管を利用しても長期信頼性の得られる簡単な空気調和機の清浄方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、空気調和機の室内機と室外機とを接続する配管において、一方の配管口から圧縮気体で搬送することによって内部に残留する異物を他方の配管口から排除させることに使用する物品であって、前記物品が略円柱形状の親水性材料で構成されている空気調和機の配管清浄方法である。
【0008】
上記構成によって、物品が圧縮気体で搬送されることによって銅配管内部を移動し、その時に残留付着していた水分、ゴミは物品が搬送される時に生じる排除体積効果および拭き取り効果で銅配管外部に排出される。したがって、新規埋め込み銅配管を空気調和機の配管として使用しても長期信頼性が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
上記の課題を解決するための請求項1記載の発明は、空気調和機の室内機と室外機とを接続する新規埋め込み配管において、一方の配管口から圧縮気体で搬送することによって内部に残留する異物を他方の配管口から排除させることに使用する略円柱状物品であって、前記略円柱状物品がかさ密度 0.1 0.6g/ml 親水性材料で構成されていることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品である。
【0010】
請求項2記載の発明は、空気調和機の室内機と室外機とを接続する新規埋め込み配管において、一方の配管口から圧縮気体で搬送することによって内部に残留する異物を他方の配管口から排除させることに使用する略円柱状物品であって、前記略円柱状物品がかさ密度 0.1 0.6g/ml 親油性材料で構成されていることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品である。
【0011】
請求項3記載の発明は、前記物品が、弾性部A、前記配管内の流路を遮蔽する圧縮気体遮蔽部、弾性部Bの順に構成され、搬送方向に対して弾性部Aが弾性部Bよりも上流側とすると、弾性部Aの外径が弾性部Bの外径よりも小さいことを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品である。
【0012】
請求項4記載の発明は、前記圧縮気体遮蔽部が樹脂フィルム、エラストマーフィルムまたは金属箔であることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品である。
【0013】
請求項5記載の発明は、前記親水性材料が発泡成形物であることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品である。
【0014】
請求項6記載の発明は、前記親水性材料がシートを捲回した成形物であることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品である。
【0015】
請求項7記載の発明は、前記親油性材料が発泡成形物であることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品である。
【0016】
請求項8記載の発明は、前記親油性材料が長繊維不織布を捲回した成形物であることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品である。
【0017】
請求項9記載の発明は、前記物品の少なくとも側面が極細繊維で織った布地で被覆されていることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品である。
【0018】
請求項10記載の発明は、前記極細繊維が0.3デニール以下であることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品である。
【0019】
請求項11記載の発明は、前記極細繊維が分割型または剥離型であることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品である。
【0020】
請求項12記載の発明は、空気調和機の室内機と室外機とを接続する新規埋め込み配管において、一方の配管口から圧縮気体で搬送することによって内部に残留する異物を他方の配管口から排除させることに使用する略円柱状物品であって、前記略円柱状物品がかさ密度 0.1 0.6g/ml 親水性材料で構成されていることを特徴とする空気調和機の配管清浄方法である。
【0021】
請求項13記載の発明は、空気調和機の室内機と室外機とを接続する新規埋め込み配管において、一方の配管口から圧縮気体で搬送することによって内部に残留する異物を他方の配管口から排除させることに使用する略円柱状物品であって、前記略円柱状物品がかさ密度 0.1 0.6g/ml 親油性材料で構成されており、一方の配管口からオイルを所定量内部に充填した後、前記物品を圧縮気体で搬送することを特徴とする空気調和機の配管清浄方法である。
【0022】
請求項14記載の発明は、前記オイルがハードアルキルベンゼンであることを特徴とする空気調和機の配管清浄方法である。
【0023】
請求項15記載の発明は、前記オイルが40℃で動粘度4.14〜35.2mm2/sの特性を有するハードアルキルベンゼンであり、環境条件が低温では低粘度のものを使用し、高温では高粘度のものを選択することを特徴とする空気調和機の配管清浄方法である。
【0024】
請求項16記載の発明は、前記圧縮気体の搬送圧力が0.5〜5kgf/cm2であることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品及び清浄方法である。
【0025】
請求項17記載の発明は、前記圧縮気体が露点−30℃以下の乾燥気体であることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品及び清浄方法である。
【0026】
請求項18記載の発明は、前記圧縮気体が空気あるいは窒素であることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品及び方法である。
【0027】
【実施例】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
図1に示すような一戸建て住宅の場合、空気調和機は1台の室外機1に対して、たとえば3台の室内機A2,室内機B3,室内機C4が備えられていることがある。その時、銅配管は住宅の景観性を考慮して住宅壁の内部に埋め込んだ状態で引きまわされ、室外機から離れた室内機の場合、長い銅配管では30mにもおよぶ場合がある。銅配管は建築中のまだ壁面が覆われていない状態で配設される。しかし、その後長期間放置され、内装および電源工事が終わってから、室内機と室外機の据え付けが行われる。したがって、このような埋め込み配管には放置期間中に水分、ゴミが外部から侵入する場合も多い。
【0029】
本発明では、図2に示すような清浄方式で新規埋め込み配管内に残留している水分、ゴミ等をできる限り排除し、室外機、室内機に対して長期信頼性が保証できる据え付け工事を行うことを目的とする。
【0030】
一本の配管について説明すると、まず一方の銅配管5内部に搬送しようとする物品6を挿入する。この時物品6の外径は銅配管内径よりも少し大きいため銅配管内に少し無理に押し込むようになる。その後フレア加工された銅配管をニップル(図示せず)を介して窒素ボンベ7に連結された耐圧ホース8と接続する。次に窒素ボンベ7に配設されたレギュレータバルブ9を閉の状態にして一次圧を開放する。その後、ゲージ10を見ながら、レギュレータバルブ9を徐々に開放することで所定圧力の窒素ガスが銅配管内部に圧送されると、物品6が内部に混入している水分、ゴミ等を排除および拭き取りながら移動して他方の出口から排出される。この時、内部に混入している水分、ゴミ等も随伴して排出される。その後銅配管5から耐圧ホース8と連結されたニップル(図示せず)を外して新設後放置された埋め込み銅配管の清浄化作業が完了する。
【0031】
この場合、R22冷媒を使用した空気調和機、R410A冷媒を使用した空気調和機、R407C冷媒を使用した空気調和機を据え付ける場合がある。またR410A、R407C冷媒を使用した空気調和機にはエステル油とエーテル油を圧縮機用の冷凍機油としたものがある。実施例ではR410A冷媒の据え付け工事を想定して説明する。
【0032】
(実施例1)
ここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として20℃の雰囲気で、内部に図3に示されるような物品を導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約2.5kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は7.97φ×20のセルロース発泡体11(かさ密度 0.2g/ml)である。その結果、約90%の水分、約85%の銅粉を排除できた。
【0033】
(実施例2)
ここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として20℃の雰囲気で、内部に図4に示されるような物品を導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約2.6kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は上流側に7.96φ×10のセルロース発泡体12(かさ密度 0.2g/ml)であり、下流側に8.00φ×10のセルロース発泡体13(かさ密度 0.2g/ml)で中央部にPP樹脂フィルム14(7.91φ、厚み100μm)がサンドイッチ構造で接着されている。その結果、約93%の水、約85%の銅粉を排除できた。
【0034】
(実施例3)
ここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として20℃の雰囲気で、内部に図4に示されるような物品を導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約2.6kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は上流側に7.97φ×10のセルロース発泡体12(かさ密度 0.1g/ml)であり、下流側に8.02φ×10のセルロース発泡体13(かさ密度 0.1g/ml)で中央部にPP樹脂フィルム14(7.91φ、厚み100μm)がサンドイッチ構造で接着されている。その結果、約93%の水、約87%の銅粉を排除できた。
【0035】
(実施例4)
ここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として20℃の雰囲気で、内部に図5に示されるような物品を導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約2.7kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は上流側に7.96φ×10のセルロース発泡体15(かさ密度 0.2g/ml)であり、下流側に8.00φ×10のセルロースシートがかさ密度 0.2g/mlで捲回された成形体16で中央部にPP樹脂フィルム17(7.91φ、厚み100μm)がサンドイッチ構造で接着されている。その結果、約97%の水、約90%の銅粉を排除できた。
【0036】
(実施例5)
ここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として20℃の雰囲気で、内部に図6に示されるような物品を導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約2.7kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は上流側に7.96φ×10のセルロース発泡体18(かさ密度 0.2g/ml)であり、下流側に8.00φ×10のポリエステル極細繊維布19(0.1デニール、100μm)が貼り付けられ、セルロースシートがかさ密度 0.2g/mlで捲回された成形体20であり、中央部にPP樹脂フィルム21(7.91φ、厚み100μm)が、サンドイッチ構造で接着されている。その結果、約97%の水、約93%の銅粉を排除できた。
【0037】
(実施例6)
図7に示されるようにここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として20℃の雰囲気で、内部にハート゛アルキルヘ゛ンセ゛ン(以下 HABと示す、40℃で銅粘度15.1mm2/s)油22を約10g充填後、図8に示されるような物品にも染み込ませながら導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約1.0kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は上流側に7.96φ×10のPP製発泡体23(かさ密度 0.15g/ml)であり、下流側に8.00φ×10のPP製発泡体24(かさ密度 0.15g/ml)であり、中央部にPP樹脂フィルム25(7.91φ、厚み100μm)がサンドイッチ構造で接着されている。その結果、約98%の水、約95%の銅粉を排除できた。
【0038】
(実施例7)
ここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として20℃の雰囲気で、内部にハート゛アルキルヘ゛ンセ゛ン(以下 HABと示す、40℃で銅粘度15.1mm2/s)油22を約10g充填後、図9に示されるような物品にも染み込ませながら導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約1.0kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は上流側に7.96φ×10のエチレン-プロピレン共重合体(以下 EPDMとする)の発泡成形体26(かさ密度 0.2g/ml)であり、下流側に8.00φ×10のEPDM製発泡体27(かさ密度 0.2g/ml)であり、中央部にPP樹脂フィルム28(7.91φ、厚み100μm)がサンドイッチ構造で接着されている。その結果、約98%の水、約95%の銅粉を排除できた。
【0039】
(実施例8)
ここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として20℃の雰囲気で、内部にHAB油(40℃で銅粘度15.1mm2/s)を約10g充填後、図10に示されるような物品にも染み込ませながら導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約1.2kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は上流側に7.96φ×10のPP製発泡体29(かさ密度 0.15g/ml)であり、下流側に8.00φ×10のPP製長繊維不織布がかさ密度 0.15g/mlで捲回された成形体30であり、中央部にPP樹脂フィルム31(7.91φ、厚み100μm)がサンドイッチ構造で接着されている。その結果、約99%の水、約95%の銅粉を排除できた。
【0040】
(実施例9)
ここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として20℃の雰囲気で、内部にHAB油(40℃で銅粘度15.1mm2/s)を約10g充填後、図11に示されるような物品にも染み込ませながら導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約1.2kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は上流側に7.96φ×10のEPDM製発泡体32(かさ密度 0.2g/ml)であり、下流側に8.00φ×10のPP製長繊維不織布がかさ密度 0.15g/mlで捲回された成形体33であり、中央部にPP樹脂フィルム34(7.91φ、厚み100μm)がサンドイッチ構造で接着されている。その結果、約99%の水、約95%の銅粉を排除できた。
【0041】
(実施例10)
ここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として20℃の雰囲気で、内部にHAB油(40℃で銅粘度15.1mm2/s)を約10g充填後、図12に示されるような物品を導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約1.2kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は上流側に7.96φ×10のPP製発泡体35(かさ密度 0.15g/ml)であり、下流側に8.00φ×10のポリエステル極細繊維布36(0.1デニール、50μm)が貼り付けられ、PP製長繊維不織布がかさ密度 0.15g/mlで捲回された成形体37であり、中央部にPP樹脂フィルム38(7.91φ、厚み100μm)が、サンドイッチ構造で接着されている。その結果、約99%の水、約98%の銅粉を排除できた。
【0042】
(実施例11)
ここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として5℃の雰囲気で、内部にHAB油(40℃で銅粘度7.1mm2/s)を約10g充填後、図12に示されるような物品を導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約1.3kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は上流側に7.96φ×10のPP製発泡体35(かさ密度 0.15g/ml)であり、下流側に8.00φ×10のポリエステル極細繊維布36(0.1デニール、50μm)が貼り付けられ、PP製長繊維不織布がかさ密度 0.15g/mlで捲回された成形体37であり、中央部にPP樹脂フィルム38(7.91φ、厚み100μm)が、サンドイッチ構造で接着されている。その結果、約96%の水、約80%の銅粉を排除できた。
【0043】
(実施例12)
ここでは1本の配管で代表し、3/8inchの銅配管(内径7.92φ)30mを用意し、内部には予め2000mgの水および平均粒径10μmの銅粉100mgを残留させた。条件として35℃の雰囲気で、内部にHAB油(40℃で銅粘度32.4mm2/s)を約10g充填後、図12に示されるような物品を導入した後、窒素ボンベと銅配管を耐圧ホースにて接続し、レギュレータバルブにてゲージを見ながら窒素流量をコントロールし、約1.0kgf/cm2の圧力で物品を搬送した。物品は上流側に7.96φ×10のPP製発泡体35(かさ密度 0.15g/ml)であり、下流側に8.00φ×10のポリエステル極細繊維布36(0.1デニール、50μm)が貼り付けられ、PP製長繊維不織布がかさ密度 0.15g/mlで捲回された成形体37であり、中央部にPP樹脂フィルム38(7.91φ、厚み100μm)が、サンドイッチ構造で接着されている。その結果、約96%の水、約80%の銅粉を排除できた。
【0044】
実施例10〜12では据え付け工事の作業環境温度によってHAB油の動粘度だけを変えた場合について示した。これからPP長繊維成形体に染み込ませるオイルは低温ほど低粘度のものを使用し、高温ほど高粘度のものを使用することが好ましかった。すなわち搬送物と銅管壁のオイルは摺動抵抗の低減には効果を示すが、あまり低粘度のものを使用すると物品の搬送速度が速くなり、油膜形成しながら水分を排出させる効果が不充分になるとともに管壁の拭き取り効果も低下させる結果になった。また、物品をオイルとなじませるために故意に染み込ませる時には、加温して粘度を低下させて十分浸透させ、冷却してから銅配管内部に導入して搬送することは本発明において効果的であった。したがって、据え付け工事の環境条件によって最適なHAB油の動粘度は変化した。市販されているHAB油の場合粘度グレードがJISK2001で規格化されており、本発明に適した粘度グレードはVG5〜VG32であり、これは40℃で動粘度4.14〜35.2mm2/sに相当した。参考として図13にHAB油に対する温度と粘度との関係を示した。
【0045】
実施例では、親水性材料としてセルロース発泡成形体とセルロースシート捲回物が使用されたが、本発明に適用できる親水性樹脂はこの限りではない。この他にアクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合体のケン化物、架橋ポリビニルアルコール変性物、澱粉−アクリルニトリルグラフト重合体の加水分解物、澱粉−アクリル酸グラフト重合体、ポリエチレンオキサイドの部分架橋体、パルプ繊維等が使用でき、水分を吸着して保水状態を維持できるものであればこの限りではない。
【0046】
実施例では、親油性材料としてPP発泡成形体、EPDM発泡成形体、PP製長繊維不織布を使用した。特にPP製長繊維不織布は親油性が特に高いので、HAB油を吸着することで次第に膨潤し、この部分の密度も大きくなってくる。この状態で圧縮窒素にて搬送されると銅配管内部の残留水分およびゴミ等を排除するのに極めて効果的であった。また不織布は発泡体よりも外表面が繊維で構成されるため拭き取り効果(ワイピング)が大きかった。
【0047】
また、PP発泡成形体、EPDM発泡体は埋め込み配管における屈曲部でも対応できる硬度まで低下させることで弾性部としての特徴を十分に活かすことができた。またゴム発泡体は屈曲性と柔軟性を有するので搬送物の長さをある程度長くしても搬送途中で詰まるようなことはなく、水分、ゴミの排除率を向上させることができた。かさ密度で実用的な範囲を考えると0.1〜0.6g/mlであった。発泡成形体としての特性(柔軟性、屈曲性)を活かすためにはかさ密度0.6g/ml以下が好ましく、0.1g/ml以下では機械的強度が脆く、実用的に問題であった。また、この他にCR、SBR、IIR、シリコーン等のゴムおよびPP系、スチレン系エラストマーおよびPP、PE樹脂の発泡成形体も使用でき、油分を吸着して保油状態を維持できるものであればこの限りではない。また、圧縮気体の遮蔽性を考慮すると独立気泡状態の成形体が好ましい。
【0048】
実施例では、圧縮気体遮蔽板としてPP樹脂フィルムを使用したが、本発明に使用できる圧縮気体遮蔽板は樹脂としては塩化ビニル、ポリエチレン(PE)、ナイロン、ABS等が使用でき、エラストマーとしてはPP系、ポリエステル系あるいはCR(クロロプレン)、NBR(ブタジエン-アクリルニトリル共重合体)、IIR(イソブテン-イソプレン共重合体)、シリコーン等が使用でき、金属箔としてはアルミニウム、銅、真鍮等が使用できる。またその厚みは扁平管での耐詰まり性を考慮すると1mm以下、さらに好ましくは樹脂フィルム、金属箔は200μm以下が好ましいと考えられる。
【0049】
本発明に適用できる極細繊維について説明する。極細繊維とは通常繊維の太さが1デニール以下のものをいう。1デニールは長さ9000メートルの繊維の重量は1gのものをいう。一般的に繊維の太さが約1デニールで、絹繊維よりも細い合成繊維を表現する。デニール法は布のフィラメント、ヤーンに使用される単位で、一定の長さに対する重さで糸の太さをあらわす「恒長式」である。極細繊維の特徴は繊維の細さとその形状にある。繊維の材質はナイロンとポリエステルが一般的であるが、通常1デニール以下の繊維が密に詰まった状態で織られている。この繊維の製造方法は一緒にまとめた状態で紡糸した後で、分離する方式が一般的である。
【0050】
本発明に適している極細繊維の製造方法は分割型または剥離型であり、0.3デニール以下のものを使用することで放置期間中に外部から混入した微細なコンタミ物を排除するのに効果的であった。分割型は図14に示すように一本の繊維の中を2つの成分で分離することでつくる極細繊維であり、一本一本の繊維は鋭いエッジを持った三角形の断面をしているため、微細なゴミをかき取る効果が大きい。また剥離型は図15に示すように2つの成分を剥離させることでつくられる非常に扁平な繊維であり、この扁平な形状が撚れることで一本一本の繊維間で微細なゴミをかき取る効果が大きい。そして一旦かき取ったゴミは絡みあった繊維の中に閉じ込められ、再度脱着しにくくなる。したがって、本発明の分野のような銅配管内部からゴミ等異物排除には非常に適していた。
【0051】
上記結果を踏まえて水 300mgを使用して信頼性試験を行った。エステル油(日本石油製;RB68A)260gを充填した圧縮機で、R410A冷媒850gを充填した空気調和機について冷房過負荷条件、室外機40℃、室内機40℃で吐出温度115℃設定にして5000時間運転した。その結果、圧縮機の摺動部に不具合はなく、膨張弁においても顕著な堆積物はなかった。またエーテル油についても同様な信頼性試験を行ったが、圧縮機の摺動部に不具合はなかった。
【0052】
したがって、本発明による埋め込み配管清浄化を実施すればほとんど全ての場合において空気調和機の信頼性を保証できると推定される。
【0053】
本発明に適用できる圧縮気体の搬送圧力は0.5〜5kgf/cm2が好ましかった。圧力が5kgf/cm2よりも大きくなると、搬送物に対して気体のスリップが多くなる傾向にあった。さらに、搬送速度が速すぎて発泡成形体、不織布捲回体および極細繊維布がゴミを拭き取る効果を低下することになった。また、新品のオイルを配管内部に充填して清浄化を行う場合には、圧縮気体の搬送圧力は気象条件、オイルの動粘度、搬送させる物品の特性を勘案してコントロ−ルする必要があった。搬送圧力が0.5kgf/cm2以下では1/4inch銅管で配管長が長い場合には圧力損失が大きくで、搬送物を満足に搬送できず、途中で詰まることもあった。効率的な搬送方法は、搬送圧力を物品導入時には低くし、物品が銅配管内を進行して導入部から遠くなるにしたがって圧力を高くするように制御したほうが良かった。
【0054】
本発明に適用できる圧縮気体は一般的には空気あるいは窒素である。これらは簡単に入手できるので空気あるいは窒素を使用できることで工事の作業性が向上する。また、空気あるいは窒素はポリイミド等の中空フィルターを通過させることで露点−30℃以下の乾燥気体とすることができる。導入する気体中の水分量を制限することで、本発明による配管清浄作業を終了した時に残留している水分も低減できる。すなわち、乾燥気体を導入することで、内部に存在していた水分は搬送気体に随伴する形で排出されるからである。
【0055】
本発明による埋め込み配管清浄化はR22冷媒、R407C冷媒を使用した空気調和機を取り付ける時にも使用できる。
【0056】
【発明の効果】
上記実施例から明らかなように、請求項1及び12記載の発明によれば、略円柱状物品が圧縮気体で十分な屈曲性を有しながら搬送されることによって銅配管内部を移動し、その時に残留付着していた水分、ゴミは略円柱状物品が搬送される時に生じる排除体積効果および拭き取り効果で銅管外に排出される。したがって、新規埋め込み銅配管を空気調和機の配管として使用しても長期信頼性が得られる。
【0057】
また、請求項2及び13記載の発明によれば、配管内に新品のオイルを充填した後、十分な屈曲性を有する物品を搬送させることで銅配管内面にオイルの薄い油膜ができることで、残留付着していた水分、ゴミはより効率的に排出される。また、物品にはオイルが付着することで搬送される時の摺動抵抗が低減し、圧縮気体の圧力も低減できた。使用する新品のオイルは据え付けされる空気調和機の圧縮機内充填オイルとの相溶性を勘案して選択すれば、銅配管内に清浄化のために使用したオイルが残留しても信頼性において問題とはならない。
【0058】
また、請求項3記載の発明によれば、物品が弾性部と圧縮気体遮蔽板で構成されることにより、弾性部がオイル押し退け効果に大きく寄与し、圧縮気体遮蔽板が圧縮気体の風圧を受けることで銅配管内部を効果的に移動するので、銅管内に残留していた水分、ゴミを十分に排除することができる。また搬送方向に対して上流側の外径を小さくすることで配管内への押し込み挿入性が向上した。
【0059】
また、請求項4記載の発明によれば、圧縮気体遮蔽板が薄い板またはフィルムで構成されることで銅配管において扁平部があっても、物品が途中で詰まることなく搬送可能であった。
【0060】
また、請求項5記載の発明によれば、親水性を有するかさ密度0.1〜0.6g/mlのものは十分な屈曲性を有すとともに水を吸着することで次第に膨潤し、また成形体としても密度が大きくなってくる。この状態で圧縮気体で搬送されるので、銅配管内部の残留水分をしっかりと拭き取る効果が大きく効果的であった。
【0061】
また、請求項6記載の発明によれば、親水性を有するかさ密度0.1〜0.6g/mlのものは十分な屈曲性を有すとともに水を吸着することで次第に膨潤し、また成形体としても密度が大きくなってくる。この状態で圧縮気体で搬送されるので、銅配管内部の残留水分をしっかりと拭き取る効果が大きく効果的であった。さらに材料が繊維質のものを選択することで水分、ゴミ分に対してさらに吸い取り、拭き取り効果が顕著であった。
【0062】
また、請求項7記載の発明によれば、親油性を有するかさ密度0.1〜0.6g/mlのものは十分な屈曲性を有すとともにオイルを吸着することで次第に膨潤し、また成形体としても密度が大きくなってくる。この状態で圧縮気体で搬送されるので、銅配管内部の残留水分、ゴミをしっかりと拭き取る効果が大きく効果的であった。
【0063】
また、請求項8記載の発明によれば、親油性を有するかさ密度0.1〜0.6g/mlのものは十分な屈曲性を有すとともにオイルを吸着することで次第に膨潤し、また成形体としても密度が大きくなってくる。この状態で圧縮気体で搬送されるので、銅配管内部の残留水分、ゴミを排除するのに極めて効果的であった。さらに長繊維不織布を選択することでゴミ分に対してさらに拭き取り効果が顕著であった。
【0064】
また、請求項9記載の発明によれば、側面に極細繊維を被覆することで銅配管内壁のワイピング効果は向上した。特に微細なゴミをかき取った時にそれらが脱離することなく、銅配管外に排出できた。
【0065】
また、請求項10記載の発明によれば、極細繊維に対して0.3デニール以下とすることで、微細なゴミを拭き取った時の清浄度がさらに向上した。
【0066】
また、請求項11記載の発明によれば、極細繊維の形状を分割型または剥離型で紡糸することで鋭いエッジを持った三角形あるいは扁平な断面を有し、一旦かき取ったゴミは絡みあった繊維の中に閉じ込められ、再度脱着しにくくなるので清浄度がさらに向上した。
【0067】
また、請求項14記載の発明によれば、搬送物に含ませるオイルをHAB油とすることで配管内に新品のHAB油が残ってもその後空気調和機の信頼性に与える影響が小さい。またHAB油は吸水性が非常に小さいので作業者が保管管理する場合においても取り扱いが容易であった。
【0068】
また、請求項15記載の発明によれば、搬送物に含ませるHAB油を据え付け工事の環境条件に合わせて最適となるように選択することで搬送される時の摺動抵抗低減ができるとともに配管内に油膜を成形しながら搬送され、残留水分も効果的に低減できた。
【0069】
また、請求項16記載の発明によれば、圧縮気体の搬送圧力を最適化することによって搬送物に対する無駄なスリップの防止、水分、ゴミの拭き取り効果の低下防止を行うことができ、残留異物を確実に排除できた。
【0070】
また、請求項17記載の発明によれば、ポリイミド等の中空フィルターを通過させることで露点−30℃以下の乾燥気体とすることができた。導入する気体中の水分量を制限することで、本発明による配管清浄作業を終了した時に残留している水分も低減できた。乾燥気体を導入することで、内部に存在していた水分は搬送気体に随伴する形で排出されるからである。
【0071】
また、請求項18記載の発明によれば、搬送気体として空気あるいは窒素とすることで簡単に入手でき、据え付け作業性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の適用分野となる住宅内埋め込み配管方式の空気調和機施工事例の概略図
【図2】 本発明の一実施例において示す銅配管清浄方式の概略構成図
【図3】 本発明の実施例1において銅配管内を搬送清浄する物品の構成図
【図4】 本発明の実施例2、3において銅配管内を搬送清浄する物品の構成図
【図5】 本発明の実施例4において銅配管内を搬送清浄する物品の構成図
【図6】 本発明の実施例5において銅配管内を搬送清浄する物品の構成図
【図7】 本発明の実施例6において銅配管内を搬送清浄する物品の構成図
【図8】 本発明の一実施例において示す銅配管清浄方式の概略構成図
【図9】 本発明の実施例7において銅配管内を搬送清浄する物品の構成図
【図10】 本発明の実施例8において銅配管内を搬送清浄する物品の構成図
【図11】 本発明の実施例9において銅配管内を搬送清浄する物品の構成図
【図12】 本発明の実施例10において銅配管内を搬送清浄する物品の構成図
【図13】 本発明において使用するHAB油の温度と粘度との関係を示す特性図
【図14】 本発明の一実施例において使用する分割型極細繊維の断面構成図
【図15】 本発明の一実施例において使用する剥離型極細繊維の断面構成図
【符号の説明】
1 室外機
2 室内機A
5 銅管
6 PP樹脂
7 窒素ボンベ
11 セルロース発泡体
14 PPフィルム
16 セルロースシート捲回体
19 ホ゜リエステル極細繊維布
22 ハート゛アルキルヘ゛ンセ゛ン
23 PP製発泡体
26 EPDM製発泡体
30 PP製長繊維不織布

Claims (18)

  1. 空気調和機の室内機と室外機とを接続する新規埋め込み配管において、一方の配管口から圧縮気体で搬送することによって内部に残留する異物を他方の配管口から排除させることに使用する略円柱状物品であって、前記略円柱状物品がかさ密度 0.1 0.6g/ml 親水性材料で構成されていることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品。
  2. 空気調和機の室内機と室外機とを接続する新規埋め込み配管において、一方の配管口から圧縮気体で搬送することによって内部に残留する異物を他方の配管口から排除させることに使用する略円柱状物品であって、前記略円柱状物品がかさ密度 0.1 0.6g/ml 親油性材料で構成されていることを特徴とする空気調和機の配管清浄用物品。
  3. 前記物品が、弾性部A、前記配管内の流路を遮蔽する圧縮気体遮蔽部、弾性部Bの順に構成され、搬送方向に対して弾性部Aが弾性部Bよりも上流側とすると、弾性部Aの外径が弾性部Bの外径よりも小さいことを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機の配管清浄用物品。
  4. 前記圧縮気体遮蔽部が樹脂フィルム、エラストマーフィルムまたは金属箔であることを特徴とする請求項3記載の空気調和機の配管清浄用物品。
  5. 前記親水性材料が発泡成形物であることを特徴とする請求項1、3及び4いずれか1項記載の空気調和機の配管清浄用物品。
  6. 前記親水性材料がシートを捲回した成形物であることを特徴とする請求項1、3及び4いずれか1項記載の空気調和機の配管清浄用物品。
  7. 前記親油性材料が発泡成形物であることを特徴とする請求項2、3及び4いずれか1項記載の空気調和機の配管清浄用物品。
  8. 前記親油性材料が長繊維不織布を捲回した成形物であることを特徴とする請求項2、3及び4いずれか1項記載の空気調和機の配管清浄用物品。
  9. 前記物品の少なくとも側面が極細繊維で織った布地で被覆されていることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項記載の空気調和機の配管清浄用物品。
  10. 前記極細繊維が0.3デニール以下であることを特徴とする請求項9記載の空気調和機の配管清浄用物品。
  11. 前記極細繊維が分割型または剥離型であることを特徴とする請求項9または10記載の空気調和機の配管清浄用物品。
  12. 空気調和機の室内機と室外機とを接続する新規埋め込み配管において、一方の配管口から圧縮気体で搬送することによって内部に残留する異物を他方の配管口から排除させることに使用する略円柱状物品であって、前記略円柱状物品がかさ密度 0.1 0.6g/ml 親水性材料で構成されていることを特徴とする空気調和機の配管清浄方法。
  13. 空気調和機の室内機と室外機とを接続する新規埋め込み配管において、一方の配管口から圧縮気体で搬送することによって内部に残留する異物を他方の配管口から排除させることに使用する略円柱状物品であって、前記略円柱状物品がかさ密度 0.1 0.6g/ml 親油性材料で構成されており、一方の配管口からオイルを所定量内部に充填した後、前記物品を圧縮気体で搬送することを特徴とする空気調和機の配管清浄方法。
  14. 前記オイルがハードアルキルベンゼンであることを特徴とする請求項13記載の空気調和機の配管清浄方法。
  15. 前記オイルが40℃で動粘度4.14〜35.2mm2/sの特性を有するハードアルキルベンゼンであり、環境条件が低温では低粘度のものを使用し、高温では高粘度のものを選択することを特徴とする請求項14記載の空気調和機の配管清浄方法。
  16. 前記圧縮気体の搬送圧力が0.5〜5kgf/cm2であることを特徴とする請求項1〜15いずれか1項記載の空気調和機の配管清浄用物品及び清浄方法。
  17. 前記圧縮気体が露点−30℃以下の乾燥気体であることを特徴とする請求項1〜16いずれか1項記載の空気調和機の配管清浄用物品及び清浄方法。
  18. 前記圧縮気体が空気あるいは窒素であることを特徴とする請求項1〜17記載の空気調和機の配管清浄用物品及び方法。
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