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JP3872666B2 - ハードコピー装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプリンタのようなハードコピー装置において、摺動キャリッジ(摺動往復台)が走査すべき媒体に対して移動するときにこの摺動キャリッジを支持するためのビームに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術のプリンタでは、プリントヘッド搬送用キャリッジを支持するビーム(梁部材)は、プリンタに剛性を与えるために必要な構造要素である。そのため、このようなビームは、特にシート・メタル(薄板金)製のビームである場合には、必要な程度の剛性を提供するために実質的に長方形の断面を有している。
【0003】
このような長方形断面に伴う問題は、様々な構成要素の機能を達成するのに望ましいようにこれらの構成要素を相対的に近接して一緒に設置することが妨げられるということである。プリンタでは、関連する構成要素は、スライダ・ロッド,プリントヘッド,駆動ベルト,及び/又はエンコーダ装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上術の問題を克服又は減少させることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、
a) 案内部材、及び
b) 前記案内部材に移動可能に取付けられ、走査平面に平行に移動するプリントヘッド
を支持し、さらに、
c) 前記プリントヘッドを移動させるための駆動機構、もしくは
d) ハードコピー装置の基台に対する前記プリントヘッドの位置を決定するためのエンコーダ装置、
の少なくとも一方、
を支持する構造ビームを含み、
前記構造ビームが、前記走査平面に対して実質的に平行な第1の面、及び、これに近接して前記案内部材に対向している第2の面を含む複数の面を備えているハードコピー装置において、
前記第2の面が、少なくとも、前記案内部材に最も近接している第1の部分と、前記第1の部分からセットバックしている第2の部分とを含み、
前記駆動機構もしくは前記エンコーダの少なくとも一方が前記第2の部分の前に配置されること、
を特徴とするハードコピー装置
が提供される。
【0006】
上記のハードコピー装置の長所は、駆動機構及び/又はエンコーダ装置を第2の部分の前に設置できるということである。これにより、上述の様々な構成要素の全てを案内部材に近接して設置できる装置が得られる。特に、垂直方向にコンパクトにまとまった装置も得られる。ハードコピー装置がプリンタである場合には、走査平面が媒体の前進する平面に対応することが認識されるであろう。
【0007】
好適な実施形態では、第2の面全体は、50゜の角度で第1の面に対して傾斜されている。これにより、構成要素の都合の良い配置が可能になり、そしてこのことはビームが比較的堅固な断面形状を有することを意味する。
【0008】
好ましくは、ビームは台形の断面形状を有している。これは、特に堅固な形状である。第1の面に加え、この第1の面より上方にあってこの第1の面に対してほぼ平行に配置された第3の面が設けられる。この第3の面は、ケーブル又は管をプリントヘッドに接続するための支持体を形成できる。
【0009】
好適な実施形態では、特にコンパクトな装置を構成するために、駆動ベルトの形態を成す駆動機構が、エンコーダ装置と第2の面の第2の部分との間に設置される。
【0010】
本発明の好適な実施形態では、ハードコピー装置プリントヘッドは、構造ビームの第2の案内部材上を摺動するためのブッシング(ブッシュ)を組み込んだ独自の支持領域を備えており、ブッシングは、プリントヘッドの対応する表面に係合してその表面に対して限定的に回転できる、球面の一部分をなす形状を有する部分と、ブッシング部分から延びてプリントヘッド上の構造物に取付けられているフレキシブルアーム(可撓性アーム)とを含む。このことは、本発明の独自の特徴を構成していることが認識されよう。
【0011】
本発明の好適実施形態を次に付図を参照して、単なる例として説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、従来技術によるプリンタのプリンタ・キャリッジ(印刷キャリッジ)のビーム12を概略的に示している。このビーム12は、比較的廉価である薄板金又はアルミニウム押出成形部材により作られており、ビーム12に剛性を与えるべく長方形の断面を有している。プリンタ・キャリッジ(図示せず)を支持するためのスライダ・ロッド13は、ビーム12の上面の前方側隅部に近接する箇所においてこのビーム12上に図示の如く取付けられている。 プリンタ・キャリッジは、プラテン17上に配置される印刷媒体(図示せず)に印刷するためのプリントヘッド16を支持している。
【0013】
スライダ・ロッド13は、プリンタの精密に製造された構成要素である。従って、プリントヘッド16をスライダ・ロッド13にできるだけ近接して設置し、その位置で配置精度を維持して正確なドット付着及び良好な印刷品質を確保すべきである。
【0014】
プリンタ・キャリッジを往復移動させるために駆動ベルト機構が設けられ、この駆動ベルト機構は、2つのラン(run)21,22を有するエンドレス(無端)の往復ベルト20を備えている。このエンドレス往復ベルト20のラン21,22のうちの一方がプリント・キャリッジに駆動可能に係合されている。この係合は、プリンタ・キャリッジが急速に移動され、かつ、頻繁に方向が反転されるように、比較的に高い駆動力を発生するようになっている。これらの駆動力は、スライダ・ロッド13で生ずる摩擦力の発生箇所及びプリンタ・キャリッジの重心に関連する慣性力発生箇所の双方から離れた位置に加えられる。そのため、この駆動力は、不必要なトルク成分を生じ、スライダ・ロッド13を中心とする回転移動を生ずる傾向がある。従って、プリント・キャリッジ駆動用のベルト20をプリンタ・キャリッジの重心及びスライダ・ロッド13のできるだけ近くの位置に設置すべきである。
【0015】
スライダ・ロッド13に沿うキャリッジの位置を制御しかつ監視するためのエンコーダ装置25も図1のシステムに設けられている。このエンコーダ装置25は、プリンタに固定され、かつ、厳密に配列された垂直標識が付けられた
一定長のテープ26を含んでおり、このテープ26の垂直標識は、プリンタ・キャリッジに取付けられたセンサ27により走査されるようになっている。センサ27により検出された信号は、プリンタ・キャリッジの加速移動及び減速移動を常時決定する。2400dpiの印刷解像度でプリントヘッドの位置を0.01mm以内で決定するのが望ましいので、エンコーダ装置25をプリントヘッドに可能な限り近づけて、その読みができるだけ正確となるようにし、プリント・キャリッジの回転又は揺動によりその読みを誤ることのないようにすべきである。また、スライダ・ロッド13が真直(真正のストレート状態)から偏っている場合には、それに起因して生ずるプリンタ・キャリッジの速度の変化を検出して迅速に矯正する必要がある。
【0016】
従って、様々なプリンタ構成要素を一緒に互いに近接して設置することが望ましいことがわかるであろう。但し、ビーム12の形状は、要望の通りに近接していない周辺位置に各構成要素を設置しなければならないことを示唆していることがわかるであろう。また、構成要素の幾つかがビーム12の上方に設置されているので、プリンタは可成りの高さを有している。ビーム12の高さを単に低くすることによりプリンタの高さを低減するのは不可能である。そのようすれば、ビームの剛性が低くなり、印刷品質の低下に至るからである。
【0017】
次に、図2に示すように、本発明によるプリンタ30は、構造ビーム31,32を備えている。ビーム31は、プリントヘッド36の下に印刷平面若しくは走査平面Bを形成している印刷プラテン35の上に印刷媒体を平らにしておく押さ付装置の一部分を構成するいわゆる真空ビームである。挟み装置37及び駆動ローラ38は、プリントヘッド36を通過するように印刷媒体を前進させるための駆動システムの一部分を構成している。なお、プリンタ・キャリッジは、重心39を有している。
【0018】
印刷媒体は、駆動ローラ38を中心に矢印Aで示した曲線経路に沿って印刷プラテン35に近づくことができるようになっている。これに代えて、印刷媒体49は、比較的に堅い及び/又は厚い材料であってもよいが、プリンタ30の後方から真直ぐな経路に沿って印刷プラテン35に近づくことができるようになっている。
【0019】
ビーム32は、薄板金から作られたものであり、図1のプリンタのビーム12に対応するプリンタ・キャリッジ・ビームである。そのビーム32は、上壁41,後壁42,及び下壁43を有している。前壁45は、垂直な壁ではなく、ビーム32の断面が台形形状となるようにその前壁45が傾斜している。下壁43と前壁45との間の角度は50゜である。前壁45の下縁に隣接してその前壁45にスライダ・ロッド33が取付けられており、そのスライダ・ロッド33上をプリンタ・キャリッジ100の一つ又はそれ以上の軸受(図示せず)が摺動するように構成されている。キャリッジ100の更に他の軸受が、ビーム32の後壁42の垂直状延長部46に設けられたフランジ48に係合している。この軸受は、図2においては概略的に図示されており、以下においては図3〜図8に関連して更に詳細に説明することとする。
【0020】
スライダ・ロッド33の位置は、プリントヘッド36がプラテン35から所要間隔でスライダ・ロッド33に対して比較的に近接して走行できる位置に設定されている。
【0021】
エンコーダ装置50がスライダ・ロッド33の上方に近接した位置で、前壁45から離れた位置に設置されている。エンコーダ装置50は、プリンタの走査軸方向に延長し、かつ、プリンタ・キャリッジ100と一緒に走行するセンサ52のアームの間を通過する標識付きテープ51を含んでいる。
【0022】
プリンタ・キャリッジ100の駆動ベルトの2つのラン(run)71,72は、エンコーダ装置50とビーム32の前壁45との間に延びている。
【0023】
図3〜図8は、フランジ48の下面に沿って摺動する上面を有するブッシング150を示しており、このブッシング150は、ビーム32の上壁41に係合しているばね29によってフランジ48に対して押圧されている。ブッシング150は、弾性を有する金属材から作られており、2つの平板状のフレキシブルアーム152,153間に配置されたスライダ本体部151を備えている。スライダ本体部151の上面54は、ほぼ中心箇所の窪み部60の周りに設置された4つの摺動表面領域56,57,58,59を有している。使用中において、領域56〜59は、フランジ48の下面上を摺動するよう配置されており、これらの領域56〜59は、フランジ48に接触しない区域61,62に対して隆起している。
【0024】
スライダ本体部151の下面は、頂部が切取られた、球の一部分の形状をなす部分(突起)65を含んでおり、この部分65は、アーム152,153の下面と面一であるスライダ本体部151の表面66に連なっている。部分65の曲率中心は、摺動面54のわずか上にある。部分65もその側面67,68の位置で頂部を切取られている。部分65は、実質的に表面66の中心位置に設けられ、窪み部60がその内部に延びている。球の一部分の形状をなす部分65は、その表面が滑らかに磨かれている。
【0025】
第1のアーム152は、スライダ本体部151の一端から延びており、その自由端には、アーム152の主要部に対して平行に延びかつその中に長孔74を有する端部73で終わる角度付け部分78を有している。第2のアーム153は、スライダ本体部151の反対側の端から延びており、その自由端にはフック形状部76を有している。
【0026】
図3,図7,及び図8は、ブッシング150を受けるよう設けられたプリンタ・キャリッジ100の一部分を示している。明瞭化のために、アーム153を図3及び図8においては省略してある。キャリッジ100は、平面図では長方形であるがその表面が凹球面の一部を形成している凹部(窪み部)81を有している。この凹部81の表面は、滑らかに磨かれている。凹部81から長手方向に離れて更に別の長方形状の凹部82及び83が設けられており、凹部82にはそのベース部分から突出する円形のピン84が備えられている。
【0027】
組立に際しては、部分65が凹部81内に挿入され、フック形状部76及び端部73がそれぞれ凹部83及び82内に挿入され、ピン84が孔74に挿通される。次いで、ブッシング150がキャリッジ100に取付けられる。次いで、キャリッジ100がビーム32に取付けられ、これによりブッシング150の摺動面54がばね29によりフランジ48の下面に対して上方に押されるような状態にする。この状態の下では、アーム153はブッシング150を組立中に移動しないようにする働きをするだけなので、このアーム153は何も機能をも持たなくなる。
【0028】
図8は、キャリッジ100に対するブッシング150の三つの理論回転軸P,Q,及びRを示している。全ての表面領域56〜59がフランジ48の下面上で平らであるようにするために、軸P及びQを中心とする回転が可能ならしめられている。板ばねの形態を成すアーム152の形状及び弾力性がこのような回転を可能とし、ブッシング150にかかる荷重が表面領域56〜59をフランジ48上で平らに維持する傾向があるようになる。
【0029】
一方、長孔74とピン84との係合が、ビーム32に対するキャリッジ100の不必要な移動を生ずる軸Rを中心とする回転を妨げる。
【0030】
アーム152の長手方向のブッシング150の変位は、この方向に延びる長孔74によってではなく、キャリッジ100の荷重力に対してこのキャリッジ100と一緒に移動してこのような変位を可能としなければならない、球面の一部分の形状をなす部分65により妨げられる。この部分65は、ブッシング150の横方向の変位をも阻止する。
【0031】
図2から分かるように、ビーム32の前部の形状がプリントヘッド36,スライダ・ロッド33,エンコーダ装置50,及び駆動ベルト71,72の近接並置を可能としていることがわかる。これにより、印刷媒体49に対するプリントヘッド36の間隔,角度,及び速度の制御及び検出、並びに、高い印刷品質の維持を、高精度で行なうことが可能となる。その上、ベルト71,72は、プリンタ・キャリッジ100の重心39に比較的に近い位置にある。加えて、上述の構成要素は、ビーム32の前(すなわち、その上壁41と下壁43の高さの間)に設置されているので、垂直方向において小型化した装置が得られる。その上、ビーム12の断面形状は、満足な程度の剛性を与え得るようになっている。他に、上壁41の上面は空いたままなので、キャリッジ100に接続される付随ケーブル及び/又はインク供給管の便利な支持体を形成できる。
【0032】
上述の装置の更に他の長所は、次の通りである。
− キャリッジ100の移動がより正確であるため、画像品質が一層良いこと。このことは、大型プリンタでは特に有利である。
− 重要構造部品を、それらを従来の製品の場合のように精密に製作する必要がないので、廉価に構成できること。及び
− 望ましくない不整列によるトルクが小さいので、キャリッジに予めかけられている荷重(キャリッジ予荷重)を低くでき、その結果、それを移動させるのに必要なエネルギが少なくて済み、キャリッジの移動が滑らかになり、同じモータで加速度がより大きくなること。
【0033】
ブッシング150の長所は、それがビーム32とキャリッジ100との間に一様な比較的大きな接触面を与え、ペンと紙との間隔を良く制御できるようにすることである。大きな表面積は、また、圧力をあまり高くせずに高いキャリッジ荷重を支持でき、環境塵埃(周囲のダスト)の影響を少なくする。その他に、ブッシング150はセルフ−アライニング(self-aligning)の部材であるから、接触面の磨耗は非常に小さい。アーム152の構成は、必要な三つの回転自由度のうち2つを精密に与える。
【0034】
表面部分65の曲率中心は摺動面54のわずか上にあるので、装置は、摩擦力の影響が増大しても非常に安定である。
【0035】
上述の装置に様々な変更を施すことができる。例えば、駆動ベルト71,72及びエンコーダ装置50の位置を入れ替えてもよい。他の変更例では、駆動ベルト71,72を前壁45から遠くの位置に移すことができ、或いは別の形態のキャリッジ駆動機構に置き換えることができる。それに代えて、エンコーダ装置50を、前壁45から遠くの位置に移動させることができ、或いは別の形態の検出機構に置き換えてもよい。
【0036】
後壁42及び下壁43の形状は重要ではないが、例示した形状は、ビーム32の剛性(強度)に寄与するので、好適であることがわかるであろう。下壁43は印刷媒体49の経路を形成するのに役立つから、その下壁43の形状は好適には平坦である。その下壁43は、曲がるべきではない印刷媒体49の全ての厚さに対して真直ぐな経路が得られるように、平面Bの上方において十分な高さにあるべきである。
【0037】
下壁43と前壁45との間の角度は25゜〜75゜の範囲内にあり、好適には45゜〜55゜の範囲内にある。
【0038】
スライダ・ロッド33をラック−ピニオン機構のような、キャリッジ100の移動を案内する別の装置で置き換えてよい。
【0039】
この装置を、プリンタ以外のハードコピー装置に使用することができる。加えて、位置を監視するために別々のエンコーダ50を必要とするのを回避することができる読取装置に使用でき、この場合には、プリントヘッド36は光学式又は他のスキャナ装置により置き換えられる。
【0040】
図9〜図15は、断面形状が異なるキャリッジビームを備えた実施形態を示している。
【0041】
図9は、ほぼ三角形をなすシート・メタル製のビーム312を示している。このビーム312は、所要範囲の剛性を有しているが、垂下ケーブルなどを支持する上壁41に相当するような表面を備えていない。
【0042】
図10は、実質的にL形のシート・メタル製のビーム412を示している。このビーム412は、好適な実施形態の場合のように垂直方向においてコンパクトである装置を提供せず、ビーム412もそれほど堅くない。
【0043】
図11は、ビームの一方のアームが、それに取付けられた別の要素により与えられる別のL字形状のビーム512を示している。このビーム512は、製作するのに高価である。
【0044】
図12は、2つの傾斜面613を有する前壁を備えたシート・メタル製のビーム612を示している。このビーム612は、製作するのに高価であり、好適な実施形態の場合に比較して高さが高くなる。
【0045】
図13は、更に他の変更形状を備えているが、あまり高い剛性を与えないシート・メタル製のビーム712を示している。
【0046】
図14は、図2のものを反転させた台形状のビーム812を示している。しかし、このような形状では、ビーム812をプリントヘッド36に対して高い位置に配置する必要があり、プリンタ30の高さが増大する。
【0047】
図15は、アルミニウムから成る押出成形品のビーム912を示している。符号915で示すような内部の強化部を、押出成形プロセス中に適宜に形成して、精密なビームを得るようにすることができるが、シート・メタル製のビームよりも高価になる。
【0048】
ブッシング150に様々な変更を施すことができる。例えば、アーム153を省略することができる。部分(突起)65の表面の曲率中心を、摩擦力のモーメントを零にすべく摺動面54の平面と一致するように配置することができる。このようにすると、摩擦力の作用によるブッシング150の不安定な回転が回避される。曲率中心の位置をもっと高くしてもよいが、安定度が充分ではない。キャリッジ100に、凹部81の代わりに、球の一部分の形状をなすように突出する突起部を設けてよく、この場合には、ブッシング150の突起65は、この突起65にマッチングする、球の一部分の形状をなす凹部(窪み部)で置き換えられる。
【0049】
所要の軸を中心とするスライダ本体部151の回転が許容され、第3の軸を中心とする回転が制限されていれば、アーム152の断面形状を異ならしめることができる。スライダ本体部151の側面67,68の頂部を切取る必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のプリンタの概略断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を構成するプリントヘッドキャリッジ装置を組込んだプリンタの断面図である。
【図3】図2において右側に設けられた摺動機構を部分的に破断して示す底面側から見た斜視図である。
【図4】図3の摺動機構に用いられているブッシングの側面図である。
【図5】図3のブッシングの平面図である。
【図6】図3のブッシングの底面図である。
【図7】図4〜図6のブッシングを取付けるプリンタ・キャリッジを縮小して示す平面図である。
【図8】図3の摺動機構を部分的に破断して示す上方側から見た斜視図である。
【図9〜図15】本発明の7つの代替の実施形態におけるビームの断面形状を示す図である。

Claims (12)

  1. a) 案内部材、及び
    b) 前記案内部材に移動可能に取付けられ、走査平面に平行に移動するプリントヘッド
    を支持し、さらに、
    c) 前記プリントヘッドを移動させるための駆動機構、もしくは
    d) ハードコピー装置の基台に対する前記プリントヘッドの位置を決定するためのエンコーダ装置、
    の少なくとも一方、
    を支持する構造ビームを含み、
    前記構造ビームが、前記走査平面に対して実質的に平行な第1の面、及び、これに近接して前記案内部材に対向している第2の面を含む複数の面を備えているハードコピー装置において、
    前記第2の面が、少なくとも、前記案内部材に最も近接している第1の部分と、前記第1の部分からセットバックしている第2の部分とを含み、
    前記駆動機構もしくは前記エンコーダの少なくとも一方が前記第2の部分の前に配置されること、
    を特徴とするハードコピー装置
  2. 前記第2の面の少なくとも一部が、前記第1の面に対して傾斜されていることを特徴とする請求項1に記載のハードコピー装置。
  3. 前記第2の面のほぼ全てが、前記第1の面に対して傾斜されていることを特徴とする請求項に記載のハードコピー装置
  4. 傾斜角が25°〜75°の範囲内にあることを特徴とする請求項2又は3に記載のハードコピー装置
  5. 前記構造ビームが、前記第1の面に対してほぼ平行に延び、かつ、前記第1の面の側とは反対側の前記第2の面の縁部に隣接している第3の面を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のハードコピー装置
  6. 前記構造ビームが、閉じた形状を画成する断面形状を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のハードコピー装置
  7. 前記閉じた形状が、実質的に台形の形状を有することを特徴とする請求項に記載のハードコピー装置
  8. 前記第2の面の前記第2の部分の前に設置されたエンコーダ装置を含むことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のハードコピー装置
  9. 前記駆動機構が、前記第2の面の前記第2の部分の前に設置された駆動ベルトを含むことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のハードコピー装置
  10. 前記駆動ベルトが、前記エンコーダ装置と前記第2の面の前記第2の部分との間に設置されていることを特徴とする請求項に記載のハードコピー装置
  11. 前記案内部材が、スライダ・ロッドであることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載のハードコピー装置
  12. 前記プリントヘッドが、前記構造ビームに設けられた第2の案内部材に移動可能に取付けられ、前記プリントヘッドが、前記第2の案内部材上を摺動するためのブッシングを備え、前記ブッシングは、前記プリントヘッドの対応する面に係合してそれに対して限定的に回転できる部分球面を有する部分と、前記ブッシングの部分から延びかつ前記プリントヘッド上の構造物に取付けられているブレキシブルアームとを含むことを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載のハードコピー装置
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