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JP3882016B2 - 擁壁用パネルの組み立て金具 - Google Patents
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JP3882016B2 - 擁壁用パネルの組み立て金具 - Google Patents

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Description

本発明は、四角で、例えば横長板状の擁壁用パネルの背面に固着され、上下方向の相互を結合することにより上記擁壁用パネルにて略垂直状の擁壁を構成できるようにした擁壁用パネルの組み立て金具に関するものである。
横長四角形の板状に形成された擁壁用パネルを略垂直状に積み上げ、これの背面に気泡ミルクあるいは気泡モルタル等のコンクリートを充填してなる擁壁が、例えば特許文献1に示されるように知られている。
そしてこの擁壁における各擁壁用パネルは図1に示すようになっていて、擁壁用パネル1の長手方向(横方向)2個所に、例えば両端から横方向長さの1/4の位置に、上下2個所にボルト締め込み用のインサート2,2が設けられており、この横方向の各位置に、擁壁用パネルの縦方向寸法と略同じ高さで、かつ平行の上面と下面を有する上側部材3aと下側部材3bを有する組み立て金具3が、これの前側部材3cを上記インサート2に締結されるボルト4にて固着されており、この各組み立て金具3を上下に重ね、それぞれの上側部材3aと下側部材3bとをボルトにて固着することにより、各擁壁用パネル1が略垂直状に積み上げられるようになっている。
そして上記組み立て金具3は上記したように、上下で平行にした上側と下側の部材3a,3bと、前後で平行にした前側と後側の部材3c,3dとで窓枠状に形成されていた。
特開2004−238984号公報
上記従来の組み立て金具3にあっては、前側部材3cを除く他の部材3a,3b,3dはアングル材で構成されているが、これらの部材にて窓枠状に構成されていたため、対角線方向の強度に問題があった。また上記各部材3a〜3dは溶接にて結合されていたため、溶接による温度歪みが発生して寸法精度の保持が困難であった。
また、上下の組み立て金具3,3の組み立ては、上下に当接する上側部材3aと下側部材3bとが上下に貫通するボルトにて面接触状態にて固着されていたため、擁壁用パネルの裏側への気泡ミルクの打設時に発生する水平荷重の作用により、ボルトとこれの貫通穴との隙間分だけすべりが生じ、上下の擁壁用パネルの相互が前後にずれてしまうことがあった。
また、構成材料の大部分の構成材料がアングル材が用いているため、組み立て金具3の製作過程において、アングル材の切断、溶接及び亜鉛メッキ等に要する費用がかさみコスト面に課題がある。
本発明は上記のことに鑑みなされたもので、充分な強度保持ができると共に、上下における相互の組み立て金具を前後方向にすべりりが生じることなく組み立てることができるようにした擁壁用組み立て金具を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係る擁壁用パネルの組み立て金具は、四角板状の擁壁用パネルの背面に固定され、上下方向の相互を結合することにより、上記擁壁用パネルにて略垂直状の擁壁を構成できるようにした擁壁用パネルの組み立て金具において、四角形の板材の四辺を板厚方向同一側に折り曲げて側壁の周囲に上下、前後の側部材を設けた弁当箱状に形成し、前側部材を擁壁用パネルの背面に結合可能にし、上面と下面を平行にした上側部材と下側部材の同一位置にボルト締結部を設け、上側部材あるいは下側部材のいずれか一方の後端部に、この上側部材の上面よりあるいは下側部材の下面より突出する突片を後側部材と一体状に設け、この突片と後側部材の突片を有しない方の部分とに、突片の上側部材の上面からあるいは下側部材の下面からと、後側部材の突片を有しない方の端からのそれぞれ同一位置にボルト締結部を設けた構成となっている。
また、請求項2の発明に係る擁壁用パネルの組み立て金具は、四角板状の擁壁用パネルの背面に固定され、上下方向の相互を結合することにより、上記擁壁用パネルにて略垂直状の擁壁を構成できるようにした擁壁用パネルの組み立て金具において、四角形の板材の四辺を板厚方向同一側に折り曲げて側壁の周囲に上下、前後の側部材を設けた弁当箱状に形成し、前側部材を擁壁用パネルの背面に結合可能にし、上側部材の長手方向中間部に、上側部材上に載置する部材の後方への移動を阻止する係止部材を着脱可能に固定した構成になっている。
そして上記請求項1及び請求項2の各構成における擁壁用パネルの組み立て金具において、四角形の板材の周辺に、各側部材の折り曲げ位置に切り込みを入れ、折り曲げた側部材の端部を他の側部材の内側に折り曲げ沿わせ、この重なり部分にボルト締結部を設けた構成になっている。
上記の請求項1の発明に係る擁壁用パネルの組み立て金具では、下側の組み立て金具の上に積み重ねられる上側の組み立て金具は、下側の組み立て金具の上側部材の後端部あるいは下側部材の下面よりに突出される突片に当接すると共に、両者がボルト締結されることより、順次積み重ねられると共に、相互にボルト締結される各組み立て金具は、前後方向へのすべり移動を防止でき、この組み立て金具のすべり移動による壁面の前後方向の変位を防止することができる。
また、請求項2の発明に係る擁壁用パネルの組み立て金具では、この組み立て金具の上側部材上に、この組み立て金具より前後方向長が短い他の組み立て金具を積み重ねる際に、この上側の組み立て金具の後端を上側部材の長手方向中間部に固定する係止部材にて前後方向に係止することができ、上側に積み重ねる組み立て金具の前後方向へのすべり移動を防止でき、壁面の前後方向の変位を防止できる。
そして上記両請求項の発明では、組み立て金具は弁当箱状に形成されていて、側壁の周囲に以下、前後の側部材を設けた構成になっていることにより剛性が向上し、各側部材に作用する荷重は、側壁部にて変形することなく支持することができる。
また請求項3の発明では、折り曲げられて他の側部材の内側に沿わせられた折り曲げ端部が、組み立て時に他の側部材と共にボルト締結されることにより、この部分は溶接することなく、必要な剛性を維持することができる。
そしてさらに、上記各請求項の本発明によれば、一枚の板材を折り曲げて形成でき、しかも溶接を必要としないことにより、軽量でかつ安価に構成することができる。
図2は標準用パネルに用いる標準用の組み立て金具10を、また図3は基礎用パネルに用いる基礎用の組み立て金具11をそれぞれ示すものである。なおこの各組み立て金具10,11は、それぞれ同一形状の横長四角形の擁壁用パネル12の背面に固着されるものである。この擁壁用パネル12は図1に示す従来のものと同一のものが用いられる。
まず、標準用の組み立て金具10を図2、図4にて説明する。この組み立て金具10は、四角形の側壁13の四辺を板厚方向同一側へ90度折り曲げて四角形の弁当箱状に成形されている。そして上下に対向する上側部材14と下側部材15とは、上記擁壁用パネル12の縦方向寸法と略同じ高さで、かつ平行の上面と下面を有している。また、前後方向に対向する前側部材16と後側部材17とは所定の寸法間隔を有して平行に対向されている。前側部材16の上端部は上側部材14の内側に、また下端部は下側部材15の内側にそれぞれ折り曲げられ、隙間なく沿わせる上側及び下側の折り曲げ片16a,16aとなっている。また、下側部材15の後端部は、後側部材17の内側に折り曲げられ隙間なく沿わせる後側折り曲げ片15aとなっている。さらに、後側部材17の上端部は上方へ突出されていて、上側部材14に対して直角状に上方へ突出する突片17aとなっている。18は後端部材17の突片17aを含む背面に沿わせる補強板である。
そして前側部材16には、擁壁用パネル12のインサート2に対応する2個のボルト孔19a,19aが設けてある。また、上側部材14の前端部と下側部材15の前端部で、それぞれ前端から同一位置に、前側部材16の上側折り曲げ片16a、下側折り曲げ片16bを貫通するボルト孔20a,20bが設けてある。また、後側部材17の下端部には折り曲げた下側部材15の後側折り曲げ片15aを貫通するボルト孔21aが設けてあり、さらに後側部材17の上端部には、上側部材14の上面より上側の突片17aと、下側の部分に上下に離隔する2個のボルト孔22a,22bが設けてある。そしてこの後側部材17の下端部のボルト孔21aの下端からの位置と、突片17aの上側に設けたボルト孔22aの上側部材14の上面からの位置が同一になっている。そして補強板18には、後側部材17の上部に設けた2個のボルト孔22a,22bと同ピッチにボルト孔23a,23bが設けてある。
図4に上記標準用の組み立て金具10の成形工程を示す。図中24は、折り曲げ成形される組み立て金具10の展開した形状、すなわち四角形の板材である。そして図4(a)に示す第1工程では、板材24の四辺部で、成形後の各側部材14,15,16,17となる部分の所定の位置にボルト孔19a,19b,20a,20b,21a,22a,22bを設けると共に、前側部材16の上側折り曲げ片16aと下側折り曲げ片16bを得るための切り込み25a,25bが、また下側部材15の後側折り曲げ片15aと後側部材17の上端部に突片17aを得るための切り込み26a,26bがそれぞれ設けてある。
図4(b)に示す第2工程では、後側部材17を下側部材15の後側折り曲げ片15aと共に90度折り曲げる。図4(c)に示す第3工程では、下側部材15を前側部材16の下側に折り曲げ片16bと共に折り曲げる。このとき、すでに折り曲げられている下側部材15の後側折り曲げ片15aを後側部材17の内側へ入り込ませる。図4(d)に示す第4工程では、上側部材14を前側部材16の上側折り曲げ片16aと共に折り曲げる。このとき、後側部材17の上端は突片17aとして突出される。図4(e)に示す第5工程では、前側部材16を折り曲げる。このときすでに折り曲げられている前側部材16の上下の折り曲げ片16a,16bのそれぞれを上側部材14、下側部材15の内側へ入り込ませる。
上記各工程にて標準用の組み立て金具10が成形されるが、この工程順は必ずしも図4の各図に示した通りでなくてもよく、各側部材のいずれから折り曲げてもよい。また複数の側部材を同時に折り曲げ成形してもよい。そしてこれに用いる板材24には板厚が1.2〜1.5mmのものが用いられる。
次に図3に示した基礎用の組み立て金具11について説明する。この基礎用の組み立て金具11は、高さ寸法が上記標準用の組み立て金具10と同一で、前後方向の長さが標準用の組み立て金具10のものより長くなっている。そしてこれの基本的な構成は、上記標準用の組み立て金具10と略同じである。
すなわち、長方形の側壁27の四辺を板厚方向同一側へ90度折り曲げて、長四角状の弁当箱状に成形されている。そして上記に対向する上側部材28と下側部材29とは、擁壁用パネル12の縦方向寸法と略同じ高さで、かつ平行の上面と下面を有している。また、前後方向に対向する前側部材30と後側部材31とは、上記標準用の組み立て金具10の前後方向の長さより長い間隔で平行に対向されている。前側部材30の上端部は上側部材28の内側に、また下端部は下側部材29の内側にそれぞれ折り曲げられ隙間なく沿わせる上側及び下側の折り曲げ片30a,30bとなっている。また、下側部材29の後端部は、後側部材31の内側に折り曲げられ隙間なく沿わせる後側折り曲げ片29aとなっている。さらに後側部材31の上端部は、上側部材28の内側に折り曲げられ隙間なく沿わせる上側折り曲げ片31aとなっている。さらに、長手方向中間部には、上側と下側の各部材28,29を連結するステー部材32が、上下の折り曲げ片32a,32bを両側部材28,29の内側に沿わせて介装してある。
そして前側部材30には、擁壁用パネル12のインサート2に対応する2個のボルト孔33a,33bが設けてある。また、上側部材27の前端部と、下側部材29の前端部でそれぞれ前端から同一位置に、上側と下側の折り曲げ部材30a,30bを貫通するボルト孔34a,34bが設けてある。この両ボルト孔34a,34bのうち、少なくとも上側のボルト孔34aの位置は、上記した標準用の組み立て金具10の前端部の上に設けたボルト孔20aと同一位置になっている。
また、上側部材28と下側部材29の前後方向中間部で、かつ上記標準用の組み立て金具10の前後方向寸法より大きい寸法位置にアンカ用のボルト孔35a,35bが上記ステー部材32の折り曲げ片32a,32bを貫通して設けてある。また、後側部材26にも上下に2個のボルト孔36a,36bが設けてある。
37は基礎用の連結部材11の上側部材28の上面に固定する係止部材であり、この係止部材37はL字状になっており、その各片37a,37bにボルト孔38a,38bが設けてある。そしてこの係止部材37は、一方の片37aを、これに設けたボルト孔28aと上側部材29の中間部に設けたアンカ用のボルト孔35aと一致させた状態で、他の片37bが、この基礎用の組み立て金具11の上に載置される標準用の組み立て金具10の後側部材17の背面に接触するようになっている。
上記構成において、標準用の組み立て金具10は図2に示すように、これの前側部材16をボルト孔19a,19bにボルトを貫通してインサート2に締め付けることにより擁壁用パネル12の背面に固定される。
同様に基礎用の組み立て金具11は、図3に示すようにこれに前側部材30のボルト孔33a,33bにボルトを貫通してインサート2に締め付けることにより擁壁用パネル12の背面に固定される。
次に、基礎用の組み立て金具11を固定した基礎用となる擁壁用パネル12と、標準用の組み立て金具10を固定した標準用となる擁壁用パネル12を用いた擁壁の構築を図2、図3及び図5、図6を参照して説明する。
図5、図6において40は基礎コンクリートで、この基礎コンクリート40の上面は平らに仕上げられており、かつ基礎用の組み立て金具11を固定するためのアンカナット41が、基礎用の組み立て金具11の下側部材29に設けたボルト孔34b,35bに対応する位置に設けてある。また、基礎用の組み立て金具11と干渉しない位置にアンカー筋42が植え込み固定されている。
上記基礎コンクリート40上に基礎用の組み立て金具11を固定した基礎用の擁壁用パネル12を一列状に並べ、それぞれの組み立て金具11を、これの下側部材29に設けられたボルト孔34b,35bに貫通するボルト43をアンカナット41に締め込むことにより基礎コンクリート40に固定する。これにより基礎用の組み立て金具11の前側部材30の下端片30bが下側部材29と共に、またステー部材32の下側の折り曲げ片32bがそれぞれボルト43により下側部材29と一体状に基礎コンクリート40に固定され、前側部材30及びステー部材32は下側部材29と一体となる。
ついでこの組み立て金具11の後側部材31に、擁壁用パネル12と略同一の構成及び大きさにした補強パネル44を、後側部材31に設けたボルト孔36a,36bを貫通するボルト45を補強パネル44に締め込むことにより固定する。そしてその後、前後の両パネル12,44間の空間にコンクリート打設して、基礎用となる擁壁用パネル12を組み立て金具11ごとコンクリートにて基礎ブロック40に固定する。
上記のようにして基礎コンクリート40上に固定した基礎となる擁壁用パネル12上に、標準用の組み立て金具10を固定した1段目の擁壁用パネル12を千鳥状、あるいは直積み状に積み重ねる。このとき、各擁壁用パネル12の背面に固定した標準用の組み立て金具10を基礎用の組み立て金具11上に積み重ねる。このとき、上側の標準用の組み立て金具10の下側部材15の前側のボルト孔20bと、下側の基礎用の組み立て金具11の上側部材28の前側のボルト孔34aとが一致するから、この両孔にボルト46を貫通させナット47にて締結する。
ついで標準用の組み立て金具10の後端、つまり後側部材17の後面と基礎用の組み立て金具11の中間部上面に係止部材37を沿わせる。この状態で係止部材の各片37a,37bのボルト孔38a,38bの一方は、基礎用の組み立て金具11の上側部材28の中間部のボルト孔35aに、他方は標準用の組み立て金具10の後側部材17の下側のボルト孔21aに一致し、各ボルト孔にボルト48,49を貫通してナット50,51にて締結することにより、標準用の組み立て金具10の後端部は基礎用の組み立て金具11に固定される。
次に上記下から2段目の標準用の擁壁パネル12の上側に順次標準用の擁壁用パネル12を積み重ねる。このとき、標準用の組み立て金具10の上側に他の標準用の組み立て金具10が、それぞれの上側部材14に下側部材15が当接した状態で積み重ねられる。
そしてこの状態で下側の組み立て金具10の上側部材14と上側の組み立て金具10の下側部材15のそれぞれの前側のボルト孔20a,20bは一致し、また下側の組み立て金具10の後側部材17の上端に設けた突片17aに設けたボルト孔22aは、上側の組み立て金具10の後側部材17の下側のボルト孔21aとが一致される。
この状態で、上側部材14と下側部材15のそれぞれの前側のボルト孔にボルト46を貫通してナット47で締結する。また突片17aの背面に補強板18を沿わせ、これの上側のボルト孔23aから突片17aと後側部材17のボルト孔22a,21aにボルト52を貫通し、ナット53にて締結し、補強板18の下側のボルト孔23bから後側部材17のボルト孔22bにボルト54を貫通し、ナット55にて締結する。
以下、同様にして標準用の擁壁用パネル12を順次積み重ねて所定の高さの擁壁とする。そしてこれの背面の空間内に盛土、例えば気泡ミルク等の気泡混合軽量盛土を充填して完成させる。
上記構成において、下から2段目の標準用の組み立て金具10は、これの後端が係止部材37にて後側から押さえられ、また下から3段目以上の組み立て金具10の後端は、それぞれの下側の組み立て金具10の後側部材17の突片17aにて後側から押さえられ、各組み立て金具10は後方向へのすべり移動が阻止される。
また各組み立て金具10,11の折り曲がり片16a,16b,15a、さらに30a,30bは、側部材と共にボルトにて締め付けられることにより、これを溶接することなしに、組み立て状態で各側部材と一体状とすることができ、各組み立て金具10,11は溶接構造とすることなしに剛性を維持することができる。
なお上記実施の形態では、標準用の組み立て金具10の後側部材17と、突片17aを結合するのに補強板18を用いたが、この補強板18を用いないで、後側部材17と突片17aを直接ボルト52、ナット53にて結合するようにしてもよい。
図7、図8は本発明の他の実施の形態を示すものである。上述した実施の形態では標準用の組み立て金具10において、これの後側部材17の上端部に突片17aを、上側部材14の上面より上側へ突出させて設けた例を示したが、この図7、図8に示した他の実施の形態での組み立て金具10′の突片17a′は後側部材17′の下端部に、下側部材15の下面より下側へ突出させて設けられている。
この場合、この突片17a′の先端側に設けたボルト孔22aの位置に合わせたボルト孔21aが後側部材17′の上端部に設けられている。他の部分は先の実施の形態のものと同じである。
一方、基礎用の組み立て金具11′では、これの上側部材28′の中間部に、この基礎用の組み立て金具11′の上側に積み重ねる標準用の組み立て金具10′の突片17a′が係合する切り欠き56が設けてある。そしてステー部材32に突片17a′の先端側のボルト孔22aと対応するボルト孔60が設けてあり、上側部材28′の下側とステー部材32の角部に係止部材37がボルト48,51、ナット50,49にて固定されるようになっている。
従来例を示す一部分解斜視図である。 本発明の標準用の組み立て金具を示す一部分解斜視図である。 本発明の基礎用の組み立て金具を示す一部分解斜視図である。 (a),(b),(c),(d),(e)は標準用の組み立て金具の成形工程を示す説明図である。 擁壁の構築構成を示す側面図である。 擁壁の構築構成を示す背後から見る斜視図である。 他の実施の形態を示す一部分解斜視図である。 他の実施の形態による擁壁の構築構成を示す側面図である。
符号の説明
2…インサート、3,10,11…組み立て金具、12…擁壁用パネル、13,27…側板、14,28…上側部材、15,29…下側部材、16,30…前側部材、17,31…後側部材、15a,16a,16b,29a,30a,30b,31a,32a,32b…折り曲げ片、17a,17a′…突片、18…補強板,19a,19b,20a,20b,21a,22a,33a,33b,34a,34b,35a,35b,36a,36b…ボルト孔、32…ステー部材、37…係止部材。

Claims (3)

  1. 四角板状の擁壁用パネルの背面に固定され、上下方向の相互を結合することにより、上記擁壁用パネルにて略垂直状の擁壁を構成できるようにした擁壁用パネルの組み立て金具において、
    四角形の板材の四辺を板厚方向同一側に折り曲げて側壁の周囲に上下、前後の側部材を設けた弁当箱状に形成し、前側部材を擁壁用パネルの背面に結合可能にし、上面と下面を平行にした上側部材と下側部材の同一位置にボルト締結部を設け、上側部材あるいは下側部材のいずれか一方の後端部に、この上側部材の上面よりあるいは下側部材の下面より突出する突片を後側部材と一体状に設け、この突片と後側部材の突片を有しない方の部分とに、突片の上側部材の上面からあるいは下側部材の下面からと、後側部材の突片を有しない方の端からのそれぞれ同一位置にボルト締結部を設けたことを特徴とする擁壁用パネルの組み立て金具。
  2. 四角板状の擁壁用パネルの背面に固定され、上下方向の相互を結合することにより、上記擁壁用パネルにて略垂直状の擁壁を構成できるようにした擁壁用パネルの組み立て金具において、
    四角形の板材の四辺を板厚方向同一側に折り曲げて側壁の周囲に上下、前後の側部材を設けた弁当箱状に形成し、前側部材を擁壁用パネルの背面に結合可能にし、上側部材の長手方向中間部に、上側部材上に載置する部材の後方への移動を阻止する係止部材を着脱可能に固定したことを特徴とする擁壁用パネルの組み立て金具。
  3. 四角形の板材の周辺に、各側部材の折り曲げ位置に切り込みを入れ、折り曲げた側部材の端部を他の側部材の内側に折り曲げ沿わせ、この重なり部分にボルト締結部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれに記載の擁壁用パネルの組み立て金具。

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