JP3886587B2 - 内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法 - Google Patents
内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3886587B2 JP3886587B2 JP03895897A JP3895897A JP3886587B2 JP 3886587 B2 JP3886587 B2 JP 3886587B2 JP 03895897 A JP03895897 A JP 03895897A JP 3895897 A JP3895897 A JP 3895897A JP 3886587 B2 JP3886587 B2 JP 3886587B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- tank
- tank system
- overpressure
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M25/00—Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
- F02M25/08—Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
- F02M25/0809—Judging failure of purge control system
- F02M25/0818—Judging failure of purge control system having means for pressurising the evaporative emission space
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は請求項1の上位概念に記載の内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カリフォルニア環境庁(CARB)は,1996年1月以降,車両装置の機能性を試験するためにオンボード手段を用いて診断を行うことを要求している。この場合,とくに,オンボード診断を用いてタンク系統の気密試験もまた行われなければならない。
【0003】
内燃機関付車両のタンク系統は,実質的に,燃料タンクと内燃機関の吸気管に結合された再生弁と,および再生弁が開いているときに燃料タンクと再生弁との間に設けられた吸着フィルタを介して燃料ベーパーが吸気管内に吸引される前記吸着フィルタとを備えている。
【0004】
米国特許第5383437号ならびに第4回「車両およびエンジン技術に関する研究討論会(アーヘン)」(1993年)の論文集に発表された文献「タンク診断:確実な漏れ検出の新しい方法」から,内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法が既知であり,この場合,再生弁が閉じられているとき,ポンプによりタンク系統内に診断用過圧(すなわち、診断用過剰圧力)が形成される。その後,準定常状態において,漏れが存在する場合にはある時間経過後にタンク系統内に形成される圧力低下がポンプの作動により補償され,2回のポンプ作動の間に経過した時間,すなわちポンプストローク間の時間を介して,タンク系統の漏れが特定される。この場合,ポンプストローク間に経過した時間は,系統の漏れに対する直接の尺度である。気密試験の終了後,タンク系統内に存在する過圧は降下されなければならない。既知の方法においては,これは,ポンプが停止され,このとき同時に遮断手段が開放され,これによりタンク系統の過圧が大気中に放出されることにより行われる。
【0005】
過圧降下のこの方法においては,過圧を大気中に放出するとき,完全に飽和された吸着フィルタがある程度「逆洗」され,これにより炭化水素分子が大気中に放出されることがある。これは,タンク通気装置を有するタンク系統からの,回避されるべき,好ましくない大気汚染を意味するばかりでなく,車両を運転するドライバにきわめて不快な悪臭を与えることをも意味している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって,とくに,気密試験を終了したとき,燃料ベーパーの放出,したがって有害な炭化水素分子の大気中への放出が回避されるように,冒頭記載の種類の内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法を改良することが本発明の課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題は,請求項1の上位概念に記載の方法において,本発明により,請求項1の特徴項に記載の特徴により解決される。
【0008】
気密試験の終了後,診断用過圧が再生弁の開放により降下されることはとくに有利である。これにより,診断用過圧はある程度吸気管内に「吸引」され,したがって,吸着フィルタが燃料ベーパーで飽和されているとき,有害な炭化水素分子の大気中への放出が回避される。これにより,車両全体の環境保護義務が向上されるばかりでなく,悪臭の放出もまた明らかに回避される。
【0009】
本発明の有利な実施態様が従属請求項に記載されている。
【0010】
したがって,たとえば,タンク系統内の圧力が燃料タンク内の圧力と大気圧との間の圧力差を測定する,燃料タンク内に設けられた圧力センサにより決定されることは有利である。このように,この方法の実施を可能にするために,現在のタンク系統の変更はほとんど必要ない。
【0011】
しかしながら,タンク系統内の圧力が,燃料ベーパーの吸引量および/または診断用過圧および/または燃料タンクの液面レベルを介して決定されることもまた可能である。
【0012】
この場合,圧力は計算ユニット内で計算されることが好ましいが,判定装置,たとえば回路装置等内で評価されてもよい。
【0013】
これらの圧力決定方法においては,本方法の実施を可能にするために,既存のタンク系統の改造を実際に必要としないことは有利である。なぜならば,圧力の決定は,ある程度,既存のコンピュータ(エンジン制御等)において実施可能な「データ処理作業」に置き換えることができるからである。
【0014】
再生弁がタンク通気弁であり,吸着フィルタが活性炭フィルタであることが好ましい。
【0015】
以下に本発明のその他の詳細および利点を図面によりさらに詳細に説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の基本的な考え方は,タンク系統内に形成された過圧(すなわち、過剰圧力)により気密試験が行われる内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法を,気密試験の終了後,放出される有害な炭化水素分子による環境汚染を回避するために,過圧が大気中に放出されないで内燃機関に戻されるように過圧が降下されるように改良することにある。
【0017】
内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法が,図2に略図で示したそれ自身既知のタンク系統,ならびに図1a,1bおよび1cに示した,タンク通気弁のデューティレシオ,遮断弁の開閉状態およびタンク系統内の大気に対する圧力の時間線図によりわかりやすく示されている。
【0018】
図2に示すように,内燃機関のタンク系統は,配管11を介してたとえば活性炭フィルタのような吸着フィルタ20と結合されている燃料タンク10を含んでいる。吸着フィルタ20は,たとえばタンク通気弁のような再生弁30を備えた他の配管21を介して,図示されていない内燃機関の吸気管40と結合されている。この場合,配管21の吸気管40への入口は,流れ方向(図2における矢印)において絞り弁41の下流側に配置されている。さらに,吸着フィルタ20は他の配管22を有し,配管22はポンプ50,たとえば遮断弁のような遮断手段60およびフィルタ70を介して,吸着フィルタ20の通気のために大気と結合されている。
【0019】
吸着フィルタ20の再生のためにタンク通気弁が開かれ,これにより吸着フィルタ20内に吸着されている燃料ベーパーは内燃機関の吸気管40内に洗浄される。この再生過程が,図1において,時間t1から時間t3までの時間間隔内に示されている。
【0020】
タンク系統の気密試験のために,ここでは,次のように行われる。t1およびt2の間の時間間隔において(図1),再生弁30(通気弁)および遮断手段60(遮断弁)が閉じられた状態で,ポンプ50による,大気と結合された入口50aからの空気の吸引およびこの空気の圧縮により,タンク系統内に診断用過圧(すなわち、診断用過剰圧力)が形成される。タンク系統内の大気圧に対する圧力は,たとえば燃料タンク10内の圧力と大気圧との間の差圧を測定する,燃料タンクに設けられた圧力センサ80により決定される。圧力がある所定値以上に上昇すると(t1a),図1cに略図で示すように,準定常状態において,ポンプ50の作動により,形成される圧力低下が時間間隔t1aないしt2において補償される。ポンプ作動の間に経過する時間を介して,すなわち所定のしきい値以下の圧力低下を反復ポンプ作動により防止するために必要な時間を介して,たとえば,本出願の構成部分でもある,米国特許第5383437号および第4回「車両およびエンジン技術に関する研究討論会(アーヘン)」(1993年)の論文集に発表された文献「タンク診断:確実な漏れ検出のための新しい方法」により詳細に示されているように,漏れの存在および場合によりその大きさが特定される。
【0021】
ここで,気密試験の終了後,時間t2と時間t3との間の時間間隔内(図1)でタンク系統内の診断用過圧が降下されなければならない。
【0022】
これは,まず再生弁30(タンク通気弁)が開かれることにより行われ,一方このとき,遮断手段60(遮断弁)は閉じられたままである(図1aおよび1b参照)。これと同時に,タンク系統内の圧力が圧力センサ80により測定され,タンク系統内にほぼ周囲圧力に対応する圧力が形成されたときにはじめて遮断手段60(遮断弁)が開かれる。このように,内燃機関の吸気管40内への吸引により過圧がある程度降下され,これにより,たとえば吸着フィルタ20が飽和しているときに存在する有害な炭化水素分子の大気への放出が回避される。
【0023】
タンク系統内の圧力を決定するために,燃料タンク10の液面レベルを介して,実質的にポンプ動力により与えられる診断用過圧を介して,および吸気管圧力,したがって再生弁30(タンク通気弁)における圧力差,および再生弁30の流量特性から求められる燃料ベーパーの吸引量を介して,圧力を決定することもまた可能である。この場合,圧力の決定は,(図示されていない)計算ユニットまたはアナログ技術,ディジタル技術またはハイブリッド技術で構成されたその他の回路ユニット内で行われることが好ましい。
【0024】
最後に,燃料タンク10の液面レベルのデータ,診断用過圧のデータ,および燃料ベーパーの吸引量のデータから,同様に,たとえば,アナログ技術,ディジタル技術またはハイブリッド技術の回路ユニットとして形成してもよい判定装置内で,圧力を評価することもまた可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】タンク通気弁のデューティレシオの略時間線図(図1a),遮断手段の開閉状態の略時間線図(図1b),およびタンク系統内の大気に対する圧力の時間線図(図1c)である。
【図2】内燃機関付車両のタンク系統の既知の気密試験装置の略系統図である。
【符号の説明】
10 燃料タンク
11,21,22 配管
20 吸着フィルタ
30 再生弁(タンク通気弁)
40 吸気管
41 絞り弁
50 ポンプ
50a 空気入口
60 遮断手段(遮断弁)
70 フィルタ
80 圧力センサ
【発明の属する技術分野】
本発明は請求項1の上位概念に記載の内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カリフォルニア環境庁(CARB)は,1996年1月以降,車両装置の機能性を試験するためにオンボード手段を用いて診断を行うことを要求している。この場合,とくに,オンボード診断を用いてタンク系統の気密試験もまた行われなければならない。
【0003】
内燃機関付車両のタンク系統は,実質的に,燃料タンクと内燃機関の吸気管に結合された再生弁と,および再生弁が開いているときに燃料タンクと再生弁との間に設けられた吸着フィルタを介して燃料ベーパーが吸気管内に吸引される前記吸着フィルタとを備えている。
【0004】
米国特許第5383437号ならびに第4回「車両およびエンジン技術に関する研究討論会(アーヘン)」(1993年)の論文集に発表された文献「タンク診断:確実な漏れ検出の新しい方法」から,内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法が既知であり,この場合,再生弁が閉じられているとき,ポンプによりタンク系統内に診断用過圧(すなわち、診断用過剰圧力)が形成される。その後,準定常状態において,漏れが存在する場合にはある時間経過後にタンク系統内に形成される圧力低下がポンプの作動により補償され,2回のポンプ作動の間に経過した時間,すなわちポンプストローク間の時間を介して,タンク系統の漏れが特定される。この場合,ポンプストローク間に経過した時間は,系統の漏れに対する直接の尺度である。気密試験の終了後,タンク系統内に存在する過圧は降下されなければならない。既知の方法においては,これは,ポンプが停止され,このとき同時に遮断手段が開放され,これによりタンク系統の過圧が大気中に放出されることにより行われる。
【0005】
過圧降下のこの方法においては,過圧を大気中に放出するとき,完全に飽和された吸着フィルタがある程度「逆洗」され,これにより炭化水素分子が大気中に放出されることがある。これは,タンク通気装置を有するタンク系統からの,回避されるべき,好ましくない大気汚染を意味するばかりでなく,車両を運転するドライバにきわめて不快な悪臭を与えることをも意味している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって,とくに,気密試験を終了したとき,燃料ベーパーの放出,したがって有害な炭化水素分子の大気中への放出が回避されるように,冒頭記載の種類の内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法を改良することが本発明の課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題は,請求項1の上位概念に記載の方法において,本発明により,請求項1の特徴項に記載の特徴により解決される。
【0008】
気密試験の終了後,診断用過圧が再生弁の開放により降下されることはとくに有利である。これにより,診断用過圧はある程度吸気管内に「吸引」され,したがって,吸着フィルタが燃料ベーパーで飽和されているとき,有害な炭化水素分子の大気中への放出が回避される。これにより,車両全体の環境保護義務が向上されるばかりでなく,悪臭の放出もまた明らかに回避される。
【0009】
本発明の有利な実施態様が従属請求項に記載されている。
【0010】
したがって,たとえば,タンク系統内の圧力が燃料タンク内の圧力と大気圧との間の圧力差を測定する,燃料タンク内に設けられた圧力センサにより決定されることは有利である。このように,この方法の実施を可能にするために,現在のタンク系統の変更はほとんど必要ない。
【0011】
しかしながら,タンク系統内の圧力が,燃料ベーパーの吸引量および/または診断用過圧および/または燃料タンクの液面レベルを介して決定されることもまた可能である。
【0012】
この場合,圧力は計算ユニット内で計算されることが好ましいが,判定装置,たとえば回路装置等内で評価されてもよい。
【0013】
これらの圧力決定方法においては,本方法の実施を可能にするために,既存のタンク系統の改造を実際に必要としないことは有利である。なぜならば,圧力の決定は,ある程度,既存のコンピュータ(エンジン制御等)において実施可能な「データ処理作業」に置き換えることができるからである。
【0014】
再生弁がタンク通気弁であり,吸着フィルタが活性炭フィルタであることが好ましい。
【0015】
以下に本発明のその他の詳細および利点を図面によりさらに詳細に説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の基本的な考え方は,タンク系統内に形成された過圧(すなわち、過剰圧力)により気密試験が行われる内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法を,気密試験の終了後,放出される有害な炭化水素分子による環境汚染を回避するために,過圧が大気中に放出されないで内燃機関に戻されるように過圧が降下されるように改良することにある。
【0017】
内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法が,図2に略図で示したそれ自身既知のタンク系統,ならびに図1a,1bおよび1cに示した,タンク通気弁のデューティレシオ,遮断弁の開閉状態およびタンク系統内の大気に対する圧力の時間線図によりわかりやすく示されている。
【0018】
図2に示すように,内燃機関のタンク系統は,配管11を介してたとえば活性炭フィルタのような吸着フィルタ20と結合されている燃料タンク10を含んでいる。吸着フィルタ20は,たとえばタンク通気弁のような再生弁30を備えた他の配管21を介して,図示されていない内燃機関の吸気管40と結合されている。この場合,配管21の吸気管40への入口は,流れ方向(図2における矢印)において絞り弁41の下流側に配置されている。さらに,吸着フィルタ20は他の配管22を有し,配管22はポンプ50,たとえば遮断弁のような遮断手段60およびフィルタ70を介して,吸着フィルタ20の通気のために大気と結合されている。
【0019】
吸着フィルタ20の再生のためにタンク通気弁が開かれ,これにより吸着フィルタ20内に吸着されている燃料ベーパーは内燃機関の吸気管40内に洗浄される。この再生過程が,図1において,時間t1から時間t3までの時間間隔内に示されている。
【0020】
タンク系統の気密試験のために,ここでは,次のように行われる。t1およびt2の間の時間間隔において(図1),再生弁30(通気弁)および遮断手段60(遮断弁)が閉じられた状態で,ポンプ50による,大気と結合された入口50aからの空気の吸引およびこの空気の圧縮により,タンク系統内に診断用過圧(すなわち、診断用過剰圧力)が形成される。タンク系統内の大気圧に対する圧力は,たとえば燃料タンク10内の圧力と大気圧との間の差圧を測定する,燃料タンクに設けられた圧力センサ80により決定される。圧力がある所定値以上に上昇すると(t1a),図1cに略図で示すように,準定常状態において,ポンプ50の作動により,形成される圧力低下が時間間隔t1aないしt2において補償される。ポンプ作動の間に経過する時間を介して,すなわち所定のしきい値以下の圧力低下を反復ポンプ作動により防止するために必要な時間を介して,たとえば,本出願の構成部分でもある,米国特許第5383437号および第4回「車両およびエンジン技術に関する研究討論会(アーヘン)」(1993年)の論文集に発表された文献「タンク診断:確実な漏れ検出のための新しい方法」により詳細に示されているように,漏れの存在および場合によりその大きさが特定される。
【0021】
ここで,気密試験の終了後,時間t2と時間t3との間の時間間隔内(図1)でタンク系統内の診断用過圧が降下されなければならない。
【0022】
これは,まず再生弁30(タンク通気弁)が開かれることにより行われ,一方このとき,遮断手段60(遮断弁)は閉じられたままである(図1aおよび1b参照)。これと同時に,タンク系統内の圧力が圧力センサ80により測定され,タンク系統内にほぼ周囲圧力に対応する圧力が形成されたときにはじめて遮断手段60(遮断弁)が開かれる。このように,内燃機関の吸気管40内への吸引により過圧がある程度降下され,これにより,たとえば吸着フィルタ20が飽和しているときに存在する有害な炭化水素分子の大気への放出が回避される。
【0023】
タンク系統内の圧力を決定するために,燃料タンク10の液面レベルを介して,実質的にポンプ動力により与えられる診断用過圧を介して,および吸気管圧力,したがって再生弁30(タンク通気弁)における圧力差,および再生弁30の流量特性から求められる燃料ベーパーの吸引量を介して,圧力を決定することもまた可能である。この場合,圧力の決定は,(図示されていない)計算ユニットまたはアナログ技術,ディジタル技術またはハイブリッド技術で構成されたその他の回路ユニット内で行われることが好ましい。
【0024】
最後に,燃料タンク10の液面レベルのデータ,診断用過圧のデータ,および燃料ベーパーの吸引量のデータから,同様に,たとえば,アナログ技術,ディジタル技術またはハイブリッド技術の回路ユニットとして形成してもよい判定装置内で,圧力を評価することもまた可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】タンク通気弁のデューティレシオの略時間線図(図1a),遮断手段の開閉状態の略時間線図(図1b),およびタンク系統内の大気に対する圧力の時間線図(図1c)である。
【図2】内燃機関付車両のタンク系統の既知の気密試験装置の略系統図である。
【符号の説明】
10 燃料タンク
11,21,22 配管
20 吸着フィルタ
30 再生弁(タンク通気弁)
40 吸気管
41 絞り弁
50 ポンプ
50a 空気入口
60 遮断手段(遮断弁)
70 フィルタ
80 圧力センサ
Claims (6)
- 燃料タンクと,内燃機関の吸気管に結合された再生弁と,再生弁が開いているときに燃料タンクと再生弁との間に設けられた吸着フィルタを介して燃料ベーパーが吸気管内に吸引される前記吸着フィルタと,および吸着フィルタの通気配管を気密状態に密閉するための遮断手段とを備え,ポンプによりタンク系統内に診断用過圧が形成され,および気密試験の終了後診断用過圧が降下される内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法において,
診断用過圧を降下させるためにまず再生弁(30)が開放されることと,
タンク系統内の圧力が測定されることと,および
タンク系統内にほぼ大気圧に対応する圧力が形成されたときにはじめて遮断手段(60)が開放されることと,
を特徴とする内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法。 - タンク系統内の圧力が,燃料タンク(10)内の圧力と大気圧との間の差圧を測定する,燃料タンク(10)内に設けられた圧力センサ(80)により決定されることを特徴とする請求項1の方法。
- タンク系統内の圧力が,燃料ベーパーの吸引量および/または診断用過圧および/または燃料タンクの液面レベルを介して決定されることを特徴とする請求項1の方法。
- 圧力が計算ユニット内で計算されることを特徴とする請求項3の方法。
- 圧力が判定装置内で評価されることを特徴とする請求項3の方法。
- 再生弁(30)がタンク通気弁であり,吸着フィルタ(20)が活性炭フィルタであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19607771.0 | 1996-03-01 | ||
| DE19607771 | 1996-03-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09242633A JPH09242633A (ja) | 1997-09-16 |
| JP3886587B2 true JP3886587B2 (ja) | 2007-02-28 |
Family
ID=7786841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03895897A Expired - Fee Related JP3886587B2 (ja) | 1996-03-01 | 1997-02-24 | 内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5794599A (ja) |
| JP (1) | JP3886587B2 (ja) |
| DE (1) | DE19708329A1 (ja) |
| SE (1) | SE510750C2 (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19628153B4 (de) * | 1996-06-14 | 2009-04-16 | Mahle Filtersysteme Gmbh | Verfahren zum Betreiben einer Kraftstofftank-Entlüftungsanlage eines Verbrennungsmotors |
| DE19834332B4 (de) * | 1998-07-30 | 2005-06-02 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Prüfung der Funktionsfähigkeit eines Behältnisses |
| DE19836295B4 (de) * | 1998-08-11 | 2004-07-08 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Prüfung der Funktionsfähigkeit einer Tankentlüftungsanlage eines Fahrzeugs |
| JP2000161151A (ja) * | 1998-11-24 | 2000-06-13 | Mitsubishi Electric Corp | 燃料蒸発ガス排出抑止装置 |
| US6334355B1 (en) * | 2000-01-19 | 2002-01-01 | Delphi Technologies, Inc. | Enhanced vacuum decay diagnostic and integration with purge function |
| DE10014550B4 (de) * | 2000-03-23 | 2005-05-19 | Daimlerchrysler Ag | Vorrichtung zur Steuerung einer Kraftstoffpumpe |
| JP3540286B2 (ja) * | 2001-04-13 | 2004-07-07 | 株式会社デンソー | 燃料蒸気処理装置 |
| DE10136183A1 (de) * | 2001-07-25 | 2003-02-20 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Steuergerät zur Funktionsdiagnose eines Tankentlüftungsventils einer Brennstofftankanlage insbesondere eines Kraftfahrzeuges |
| JP3849584B2 (ja) * | 2002-06-07 | 2006-11-22 | トヨタ自動車株式会社 | 蒸発燃料処理装置 |
| US7113280B2 (en) * | 2004-07-09 | 2006-09-26 | Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Dye detection method and apparatus |
| CN100336576C (zh) * | 2005-01-14 | 2007-09-12 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种采样吸附管及其热解吸器 |
| US20080223343A1 (en) * | 2007-03-12 | 2008-09-18 | A. Kayser Automotive Systems, Gmbh | Fuel vapor control apparatus |
| US20090101119A1 (en) * | 2007-03-12 | 2009-04-23 | A. Kayser Automotive Systems, Gmbh, A German Corporation | Carbon canister cap with integrated device |
| US20100126477A1 (en) * | 2008-11-21 | 2010-05-27 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Evaporative emissions control system |
| DE102010055310A1 (de) * | 2010-12-21 | 2012-06-21 | Audi Ag | Kraftstoffsystem sowie Verfahren zum Betreiben eines Kraftstoffsystems |
| US9228541B2 (en) * | 2013-02-07 | 2016-01-05 | Ford Global Technologies, Llc | Partially sealed fuel vapor purge system |
| DE102013209716A1 (de) * | 2013-05-24 | 2014-11-27 | Continental Automotive Gmbh | Kraftstofftanksystem |
| CN103884473B (zh) * | 2014-02-18 | 2016-08-17 | 北京国电富通科技发展有限责任公司 | 一种水冷系统的漏水判断方法 |
| CN110031160B (zh) * | 2019-05-24 | 2020-06-09 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 燃油蒸发泄漏检测系统及方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5383437A (en) * | 1992-12-23 | 1995-01-24 | Siemens Automotive Limited | Integrity confirmation of evaporative emission control system against leakage |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP03895897A patent/JP3886587B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-02-26 US US08/806,411 patent/US5794599A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-02-28 SE SE9700726A patent/SE510750C2/sv not_active IP Right Cessation
- 1997-03-03 DE DE19708329A patent/DE19708329A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| SE9700726L (sv) | 1997-09-02 |
| SE9700726D0 (sv) | 1997-02-28 |
| SE510750C2 (sv) | 1999-06-21 |
| DE19708329A1 (de) | 1997-09-04 |
| JPH09242633A (ja) | 1997-09-16 |
| US5794599A (en) | 1998-08-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3886587B2 (ja) | 内燃機関付車両のタンク系統の気密試験方法 | |
| JP4737860B2 (ja) | 容器特に自動車タンク通気装置の機能性の検査方法および装置 | |
| US6112728A (en) | Device for diagnosis of a tank ventilation system of a vehicle | |
| US5975062A (en) | Apparatus and method for periodically cleaning a charcoal canister and for periodically checking leak-tightness of a fuel system of an internal combustion engine | |
| JP3073010B2 (ja) | 自動車のタンク通気装置及びその機能正常性を検査する方法 | |
| CN110552819B (zh) | 包括第一和第二电磁阀的蒸发排放控制系统泄漏检查模块 | |
| JPH06307297A (ja) | 車両のタンク通気装置とその駆動方法 | |
| US11359582B1 (en) | Systems and methods for canister filter diagnostics | |
| US20090007641A1 (en) | Method to test for a leak in a fuel tank system | |
| CN113389648A (zh) | 一种高压燃油系统的泄露检测装置 | |
| RU2698147C2 (ru) | Система и способ для бортовой обработки данных | |
| JP2003057143A (ja) | 容器特に自動車タンク通気装置の気密検査方法および装置並びに診断ユニット | |
| JP2001012319A (ja) | 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置 | |
| CN117212001A (zh) | 一种汽车燃油蒸发系统的泄漏检测装置及方法 | |
| JPH0594745U (ja) | 気密容器のリーク検出装置 | |
| JP2003269266A (ja) | タンク排気装置における機能の試験方法及び自動車のタンク排気装置 | |
| US12228474B2 (en) | Leakage detector | |
| GB2269903A (en) | Method for detecting leaks in a motor vehicle tank ventilation system. | |
| US7431022B1 (en) | Evaporative emission canister purge actuation monitoring system | |
| JPH0734987A (ja) | 燃料蒸気を捕集して内燃機関に供給するタンク通気装置の監視法 | |
| JPH09138176A (ja) | 容器における給油過程の検出方法 | |
| CN211202150U (zh) | 混合动力汽车燃油蒸汽排放控制系统和车辆 | |
| JPH07505203A (ja) | 自動車エンジンのガソリンタンクから漏洩する蒸気を回収するための装置 | |
| CN113047972B (zh) | 泄漏诊断系统及其方法以及包括泄漏诊断系统的车辆 | |
| KR20220062384A (ko) | 내연 엔진에 의해 구동될 수 있는 자동차의 연료 탱크의 환기 라인을 진단하는 방법 및 디바이스 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040217 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061024 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061122 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |