JP3888532B2 - コンテンツ再生機器、サーバ接続方法、サーバ接続プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭内の家電製品やコンピュータ、周辺機器などをネットワークで接続するホームネットワークに係り、ネットワーク上の接続可能なサーバへ接続するためのコンテンツ再生機器、サーバ接続方法、サーバ接続プログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭内の電化製品やコンピュータ、周辺機器などをネットワークで接続し、各機器の状態や様々な情報をやり取りし、ユーザの利便性や快適性を向上させるネットワーク技術が提案されている。このように、家庭内におけるネットワーク、特に、家電製品やコンピュータなどが接続されたネットワークをホームネットワークと呼ぶ。
【0003】
上記ホームネットワークの1つとして、UPnP(Universal Plug and Play )を用いたネットワーク技術が提案されている。UPnPでは、家庭内の電化製品やコンピュータ、周辺機器などをネットワークに接続するだけで、ユーザが複雑な操作や設定作業を伴うことなく、機能させることが可能となっている。このためには、ネットワークに接続された機器が、ホームネットワーク上に存在する他の機器と各種情報をやり取りすることができるように、自動的に他の機器に関する情報を取得する必要がある。
【0004】
そのため、UPnPを用いたホームネットワークでは、機器(クライアント端末)は、ネットワークに接続されると、クライアント端末から各種サービスを提供するサーバを自動的に発見することができるようになっている。具体的には、図15(a)に示すように、クライアント端末1は、ホームネットワーク3に接続されると(電源投入やアプリケーションの起動を含む)、ホームネットワーク3上にSD要求(Service Discovery Request)を発行する。これに対して、ホームネットワーク3上のサーバ2−1〜2−4は、図15(b)に示すように、自身のネット上のアドレスやサーバ名(ホスト名)、サービス内容を含む応答をクライアント端末1に返す。クライアント端末1では、上記サーバ2−1〜2−4からの応答を受け取ることで、サーバ2−1〜2−4のサーバ名、アドレスなどの接続するための情報を取得する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したUPnPを用いたホームネットワークでは、ホームネットワーク3上に存在する全サーバ2−1〜2−4の一覧を取得するためには、サーバの接続台数にも依るが、例えば、10秒前後の間、各サーバからの応答を待ち、タイムアウトした時点でサーバ一覧取得完了とみなすことになる。したがって、サーバ一覧の取得には、毎回10秒近くの検索処理待ち時間が発生してしまうという問題があった。
【0006】
上述した問題を解決するために、ホームネットワーク3上のサーバ一覧を予めクライアント端末1に登録しておくことが考えられる。しかしながら、ホームネットワーク3では、常時、全てのサーバ2−1〜2−4が起動しているとは限らず、また、クライアント端末1も接続されているとは限らないので、予め登録したサーバ一覧を利用することは非現実的である。また、UPnPの特徴の1つである「ネットワークへの柔軟な参加、プラグ・アンド・プレイ」が損なわれることになる。したがって、クライアント端末1をホームネットワーク3に接続する度、あるいはアプリケーションを起動する度に、ホームネットワーク3上に存在するサーバ2−1〜2−4の一覧を取得する必要性をなくすことはできず、検索処理待ち時間の発生を解消することができないということなる。
【0007】
また、ユーザは、クライアント端末1をホームネットワーク3に接続する度、あるいはアプリケーションを起動する度に、サーバ一覧の中から接続すべきサーバを選択しなければならない。ホームネットワーク3上のサーバが少数であれば問題はないが、サーバが多くなると、サーバの選択操作が煩わしくなり、利便性が損なわれるという問題がある。
【0008】
そこで本発明は、自動的にサーバを発見する機能を維持しつつ、かつサーバ検索時間を短縮することができ、また、ユーザの操作性を向上させることができるコンテンツ再生機器、サーバ接続方法、サーバ接続プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のコンテンツ再生機器は、ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに接続し、接続した前記コンテンツ提供サーバからコンテンツを取得して再生するコンテンツ再生機器において、過去の接続履歴に基づいて特定のコンテンツ提供サーバを記憶する記憶手段と、前記ネットワークに接続されている全てのコンテンツ提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続要求を一斉送出し、前記接続要求を送出した後の所定の期間、前記接続要求に応じたコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けて接続可能なコンテンツ提供サーバを検出し、検出した前記接続可能なコンテンツ提供サーバのうちの1つと接続する接続手段とを含み、前記接続手段は、前記接続要求の一斉送出に応じた前記特定のコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けた場合、前記特定のコンテンツ提供サーバに接続し、前記所定の期間の途中であっても、前記応答の受付および前記接続可能なコンテンツ提供サーバの検出を中断することを特徴とする。
【0010】
本発明のサーバ接続方法は、ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに接続し、接続した前記コンテンツ提供サーバからコンテンツを取得して再生するコンテンツ再生機器のサーバ接続方法において、過去の接続履歴に基づいて特定のコンテンツ提供サーバを記憶する記憶ステップと、前記ネットワークに接続されている全てのコンテンツ提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続要求を一斉送出し、前記接続要求を送出した後の所定の期間、前記接続要求に応じたコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けて接続可能なコンテンツ提供サーバを検出し、検出した前記接続可能なコンテンツ提供サーバのうちの1つと接続する接続ステップとを含み、前記接続ステップは、前記接続要求の一斉送出に応じた前記特定のコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けた場合、前記特定のコンテンツ提供サーバに接続し、前記所定の期間の途中であっても、前記応答の受付および前記接続可能なコンテンツ提供サーバの検出を中断することを特徴とする。
【0011】
本発明のサーバ接続プログラムは、ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに接続し、接続した前記コンテンツ提供サーバからコンテンツを取得して再生するコンテンツ再生機器のサーバ接続プログラムであって、過去の接続履歴に基づいて特定のコンテンツ提供サーバを記憶する記憶ステップと、前記ネットワークに接続されている全てのコンテンツ提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続要求を一斉送出し、前記接続要求を送出した後の所定の期間、前記接続要求に応じたコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けて接続可能なコンテンツ提供サーバを検出し、検出した前記接続可能なコンテンツ提供サーバのうちの1つと接続する接続ステップとを含み、前記接続ステップは、前記接続要求の一斉送出に応じた前記特定のコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けた場合、前記特定のコンテンツ提供サーバに接続し、前記所定の期間の途中であっても、前記応答の受付および前記接続可能なコンテンツ提供サーバの検出を中断することを特徴とする。
【0012】
本発明の記録媒体のサーバ接続プログラムは、ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに接続し、接続した前記コンテンツ提供サーバからコンテンツを取得して再生するコンテンツ再生機器のサーバ接続プログラムであって、過去の接続履歴に基づいて特定のコンテンツ提供サーバを記憶する記憶ステップと、前記ネットワークに接続されている全てのコンテンツ提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続要求を一斉送出し、前記接続要求を送出した後の所定の期間、前記接続要求に応じたコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けて接続可能なコンテンツ提供サーバを検出し、検出した前記接続可能なコンテンツ提供サーバのうちの1つと接続する接続ステップとを含み、前記接続ステップは、前記接続要求の一斉送出に応じた前記特定のコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けた場合、前記特定のコンテンツ提供サーバに接続し、前記所定の期間の途中であっても、前記応答の受付および前記接続可能なコンテンツ提供サーバの検出を中断することを特徴とする。
【0013】
本発明においては、過去の接続履歴に基づいて特定のコンテンツ提供サーバが記憶され、ネットワークに接続されている全てのコンテンツ提供サーバに対し、ネットワークを介して接続要求が一斉送出され、接続要求を送出した後の所定の期間、接続要求に応じたコンテンツ提供サーバからの応答が受け付けられて接続可能なコンテンツ提供サーバが検出され、検出された接続可能なコンテンツ提供サーバのうちの1つと接続される。なお、接続要求の一斉送出に応じた特定のコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けた場合、特定のコンテンツ提供サーバに接続し、所定の期間の途中であっても、応答の受付および接続可能なコンテンツ提供サーバの検出が中断される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態によるホームネットワークの構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、UPnPを用いたホームネットワーク環境上で、サーバが管理・提供する曲データを、クライアント端末でストリーミング再生を行なう例を挙げて説明する。なお、図15に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。
【0015】
ホームネットワーク3には、少なくとも1つのクライアント端末10と、複数のサーバ2−1〜2−4とが、無線(RF)や、電話回線、電源回線、IrDA、イーサネット(登録商標)、IEEE1394などの通信メディアを介して接続されている。クライアント端末10は、曲データ再生アプリケーション(以下、アプリケーションという)が起動すると、あるいはユーザから指示が発生すると、ホームネットワーク3上のサーバ2−1〜2−4を検索する機能を有する。また、クライアント端末10は、ユーザから指示があると、所望するサーバが管理する音楽データをストリーミング再生する機能を有する。
【0016】
特に、本実施形態におけるクライアント端末10は、前回接続したサーバ(アプリケーション終了時に接続していたサーバ)のホスト名およびID(URL)を記憶しておき、サーバ検索に際して、前回接続したサーバが見つかった時点で、該サーバに優先的に接続した後、サーバ検索を中断するようになっている。これにより、全サーバからの応答を待ってサーバの一覧を取得するという従来の方法と比較して、サーバ検索に要する時間を短縮することが可能となっている。なお、前回接続したサーバが見つからなかった場合には、従来通り、予め設定したタイムアウトに達するまで、ホームネットワーク3上のサーバ2−1〜2−4からの応答を待ち、サーバ一覧を取得するようになっている。
【0017】
サーバ2−1〜2−4は、各々、アルバム・曲データの一覧を管理し、クライアント端末10からの依頼を受け、アルバム・曲データの一覧をクライアント端末10へ供給する。また、サーバ2−1〜2−4は、各々、クライアント端末10が特定のURLの曲を再生すべく要求すると、自身に格納されているアルバム・曲データをクライアント端末10へ供給する。
【0018】
次に、図2は、上記クライアント端末10の構成を示すブロック図である。サーバ曲管理部101は、ホームネットワーク3上に存在するサーバの1つと通信を行ない、該サーバから取得したアルバム一覧・曲一覧を管理する。具体的には、後述するGUI102からの依頼時、あるいは起動時に、ホームネットワーク3上に存在するサーバ2−1〜2−4を検索し、所定のサーバに格納されている全てのアルバム・曲のIDおよび曲名を取り出してGUI102に供給する。また、サーバ曲管理部101は、後述するコンテンツ管理所部からアルバム・曲のIDを受け取り、該アルバム・曲のIDに対応する曲データのURLをサーバから取得し、該URLをコンテンツ管理所部103へ供給する。
【0019】
GUI102は、サーバ曲管理部101からアルバム一覧・曲一覧を取得し、各アルバム・曲のIDおよびアルバム名・曲名を取り出して画面に表示する。また、GUI102は、ユーザがアルバム・曲一覧の中から所望するアルバム・曲を選択して再生指示すると、選択された曲のIDをコンテンツ管理処理部103に供給する。
【0020】
コンテンツ管理処理部103は、GUIから受け取った曲のIDをサーバ曲管理部101へ供給し、該曲のIDに対応する曲のURLをサーバ曲管理部101から取得してプラグイン104へ供給する。
【0021】
プラグイン104は、コンテンツ管理処理部103から、それぞれが対応するデータ形式(MP3、WMAなど)の曲データを読み取り、復号化してサウンド出力部105へ供給する。すなわち、複数のデータ形式の曲データを再生するためには、それぞれのデータ形式に対応する複数のプラグインが搭載されることになる。サウンド出力部105は、プラグイン104からの復号化された曲データを受け取り、楽音として出力する。
【0022】
依頼先サーバ名記憶部106は、図3(a)に示すように、前回のクライアント起動時に接続していたサーバ名(接続先サーバ名)と、該サーバの識別子とを記憶する。サーバ一覧記憶部107は、図3(b)に示すように、ホームネットワーク上で見つかったサーバのサーバ名とそのURLとの一覧を記憶する。
【0023】
B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。ここで、図4ないし図6は、クライアント端末10の曲データ再生アプリケーションが起動されたときに実行されるサーバ一覧取得動作を説明するためのフローチャートである。また、図7ないし図14は、サーバ一覧取得動作時の画面(GUI)の表示例を示す模式図である。
【0024】
B−1.サーバ一覧取得動作
クライアント端末(アプリケーション)10が起動されると、ホームネットワーク3上に、SD要求(Service Discovery Request)を発行(ブロードキャスト)し(ステップS10)、サーバ2−1〜2−4からの応答があったか否かを判断する(ステップS12)。そして、サーバ2−1〜2−4のいずれからも応答がない場合には、タイムアウト(例えば、10秒)に達したか否かを判断し(ステップS14)、タイムアウトに達していない場合には、ステップS12へ戻り、ホームネットワーク3上のサーバ2−1〜2−4からの応答を待つ、応答待ち状態となる。
【0025】
ここで、図7は、応答待ち状態におけるアプリケーションの表示画面を示す模式図である。表示領域200には、ホームネットワーク3への接続状況が表示されるようになっており、図柄を回転表示することで、サーバ検索中であることを表す。また、表示領域201には、各種コントロール用のボタン(停止、再生、一時停止、早送り、巻き戻しなど)が表示されており、マウス等でクリックすることでボタンを押下し、アプリケーションに対して動作指示を出すことができるようになっている。表示領域202には、現在の動作状況を表すメッセージが表示される。図示の例では、「サーバを検索しています…」とサーバ検索中であることが表示されている。また、表示領域203は、接続されているサーバで管理・提供されるアルバム・曲の一覧が表示されるようになっている。
【0026】
クライアント端末10は、上記応答待ち状態において、いずれかのサーバ2−i(i=1〜4)から応答があると、該サーバ2−iが本アプリケーション向けのサーバであるか否かを判断する(ステップS16)。そして、本アプリケーション向けのサーバでない場合には、ステップS12へ戻り、他のサーバからの応答を待つ。一方、本アプリケーション向けのサーバであった場合には、サーバ一覧記憶部107にサーバ名とそのURLとを追加する(ステップS18)。
【0027】
次に、接続先サーバ名記憶部106を参照し、上記サーバが前回接続したサーバ(アプリケーション終了直後に接続していたサーバ)であるか否かを判断し(ステップS20)、前回接続したサーバでない場合には、ステップS12へ戻り、ホームネットワーク3上のいずれかのサーバからの応答を待つ、応答待ち状態となる。以後、タイムアウトに達するまでに、前回接続したサーバ以外からの応答があった場合には、そのサーバ名とURLとをサーバ一覧記憶部107に追加していく。
【0028】
以下では、まず、前回接続したサーバが見つからなかった場合、あるいは初回起動で前回接続したサーバが接続先サーバ名記憶部106に記憶されていない場合で、タイムアウトに達した場合について説明する。この場合、上述したサーバ一覧取得動作過程において、ホームネットワーク3に存在するいずれかのサーバ(1つ以上)から応答があって、該サーバのサーバ名とそのURLとがサーバ一覧記憶部107に記憶される場合と、サーバが全く存在しない場合とを含んでいる。
【0029】
いずれの場合であっても、サーバ一覧取得動作の過程において、タイムアウトに達すると、サーバが見つからなかったか否かを判断する(図5のステップS30)。そして、サーバが見つからなかった場合には、当該処理を中止する。この場合、アプリケーションの画面上にその旨を通知するメッセージを表示するようにしてもよい。
【0030】
一方、いずれかのサーバが見つかった場合には、見つけたサーバが1つだけであるか否かを判断する(ステップS32)。そして、複数のサーバが見つかっている場合には、サーバ選択画面を表示する(ステップS34)。ここで、図8は、サーバ選択画面を示す模式図である。サーバ選択画面300には、サーバ検索により見つかったサーバのサーバ名が一覧表示されている。また、サーバ一覧を更新するための「内容の更新」ボタン301、サーバ一覧の中から選択したサーバへ接続するための「接続」ボタン302、サーバ一覧表示を取り消すための「キャンセル」ボタン303などが表示されている。
【0031】
クライアント端末10のアプリケーションでは、上記サーバ選択画面300の表示状態において、「内容の更新」ボタン301が押下されたか否かを判断し(ステップS36)、続いて、「キャンセル」ボタン303が押下されたか否かを判断する(ステップS40)。そして、「キャンセル」ボタン303が押下された場合には、サーバ選択画面300に表示されているサーバ一覧を保持することなく、当該処理を終了する。一方、「内容の更新」ボタン301が押下された場合には、後述するサーバ一覧更新処理により、サーバ一覧を更新し(ステップS38)、その後、ステップS34に戻り、再度検索したサーバ一覧の表示を行なう。
【0032】
一方、サーバ選択画面300に表示されているサーバ一覧のうち、いずれかのサーバが選択された状態で、「接続」ボタン302が押下された場合には、選択されたサーバ2−iを次回接続時に優先的に接続するサーバとして、接続先サーバ名記憶部106に記憶することにより更新する(ステップS42)。次いで、選択されたサーバ2−iと接続する(ステップS44)。
【0033】
ここで、図9は、サーバ名「test−server」に接続した場合の表示画面を示す模式図である。クライアント端末10は、選択されたサーバ2−iに接続すると、該サーバ2−iが管理・提供するアルバム・曲名の一覧を取得し、図9に示すように、プレイリスト一覧として表示する。そして、ユーザが該プレイリスト一覧から所望するアルバム・曲名を選択し、図10に示すように、再生ボタンを押下すると、選択したアルバム・曲名に含まれる曲データが再生されることになる。
【0034】
より具体的には、サーバ曲管理部101により、該サーバ2−iが管理・提供するアルバム・曲名の一覧を取得し、アルバム・曲名およびIDをGUI102に供給する。GUI102では、アルバム・曲名およびIDに従って、プレイリスト一覧を表示する。そして、ユーザが該プレイリスト一覧から所望するアルバム・曲名を選択し、再生ボタンを押下すると、GUI102は、選択されたアルバム・曲名のIDをコンテンツ管理情報部103へ供給する。コンテンツ管理情報部103では、上記アルバム・曲名のIDをサーバ曲管理部101へ供給する。サーバ曲管理部101では、接続しているサーバ2−iから上記アルバム・曲名のIDの曲データを取得し、コンテンツ管理部103へ供給する。コンテンツ管理部103では、上記曲データを取得してプラグイン104に供給する。プラグイン104では、コンテンツ管理処理部103からの曲データを復号化してサウンド出力部105へ供給し、楽音として出力する。
【0035】
B−2.優先接続処理
次に、前回接続したサーバへ優先的に接続する際の動作について説明する。次回、アプリケーションを起動すると、前述した図4に示すフローチャートに従って、サーバ一覧取得処理が実行される。この場合、一度、サーバ一覧取得処理を実行し、いずれかのサーバ2−iに接続して曲データを再生しているので、当該サーバ2−iが接続先サーバ名記憶部106に記憶されている。ゆえに、図7に示す、サーバからの応答待ち状態において、ステップS20で、前回接続したサーバ2−iからの応答があった場合には、当該サーバ2−iに優先的に接続し(ステップS22)、サーバ一覧取得を終了する。クライアント端末10には、図11に示すように、前回接続したサーバ2−iが管理・提供するアルバム・曲名を、プレイリスト一覧に表示される。したがって、ユーザは、サーバ一覧を取得すべく全サーバ2−1〜2−4からの応答を待つ必要はなく(時間短縮)、また、サーバ一覧の中から所望するサーバを選択するという操作を行なうことなく(操作軽減)、短時間でサーバに接続して曲データを再生することが可能となる。
【0036】
B−3.サーバ一覧更新処理
次に、前述したステップS38において、「内容の更新」ボタン301が押下された場合に実行されるサーバ一覧更新処理について説明する。検索したサーバの一覧を表示する、図8に示すサーバ選択画面300において、「内容の更新」ボタン301が押下されると、図6に示すサーバ一覧更新処理が実行される。該サーバ一覧更新処理では、まず、ホームネットワーク3上に、SD要求(Service Discovery Request)を発行し(ステップS50)、サーバ2−1〜2−4のいずれかからの応答があったか否かを判断する(ステップS52)。そして、サーバ2−1〜2−4からの応答がない場合には、タイムアウト(例えば、10秒)に達したか否かを判断し(ステップS54)、タイムアウトに達していない場合には、ステップS52へ戻り、図13に示す表示画面で、ホームネットワーク3上のサーバ2−1〜2−4からの応答を待つ、応答待ち状態となる。
【0037】
上記応答待ち状態において、サーバ2−1〜2−4のいずれかから応答があると、応答したサーバが本アプリケーション向けのサーバであるか否かを判断する(ステップS56)。そして、本アプリケーション向けのサーバでない場合には、ステップS52へ戻り、他のサーバからの応答を待つ。一方、本アプリケーション向けのサーバであった場合には、サーバ一覧記憶部107にサーバ名とURLとを追加する(ステップS58)。また、サーバ一覧取得動作の過程において、タイムアウトに達すると、図5に示すフローのステップS38へ戻り、ステップS34へと進み、図14に示すように、検索したサーバ一覧の表示を行なう。すなわち、サーバ一覧更新処理では、タイムアウトに達するまで、ホームネットワーク上に存在する全てのサーバからの応答を待ち、応答のあったサーバの一覧を取得するわけである。サーバ選択、曲データの再生について前述した通りである。
【0038】
なお、上述した実施形態においては、サーバ一覧画面(選択画面)の「内容の更新」ボタン301を押下することで、サーバ検索を再開するようにしたが、これに限らず、前回接続したサーバが見つかり、該サーバに接続した後、バックグラウンド処理により、サーバ検索を継続し、ホームネットワーク上のサーバ一覧を取得するようにしてもよい。
【0039】
また、上述した実施形態においては、前回接続したサーバに優先的に接続するようにしたが、これに限らず、接続回数などの履歴情報を記憶しておき、サーバ検索時に、該履歴情報を参照し、接続回数の多いサーバに優先的に接続するようにしてもよい。
【0040】
また、上述した実施形態では、サーバが提供するコンテンツとしてアルバム・曲データとしたが、これに限らず、動画や静止画などであってもよい。また、コンテンツを提供する機器としてサーバを例に説明したが、これに限らず、AV機器であってもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、自動的にサーバを発見する機能を維持しつつ、かつサーバ検索時間を短縮することができ、また、ユーザの操作性を向上させることができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるホームネットワークの構成を示すブロック図である。
【図2】上記クライアント端末の構成を示すブロック図である。
【図3】依頼先サーバ名記憶部とサーバ一覧記憶部とのデータ構成を示す概念図である。
【図4】クライアント端末の曲データ再生アプリケーションが起動されたときに実行されるサーバ一覧取得動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】クライアント端末の曲データ再生アプリケーションが起動されたときに実行されるサーバ一覧取得動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】クライアント端末の曲データ再生アプリケーションが起動されたときに実行されるサーバ一覧取得動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】サーバ検索時の画面を示す模式図である。
【図8】サーバ選択時の画面を示す模式図である。
【図9】接続したサーバのアルバム・曲を選択する際の画面を示す模式図である。
【図10】接続したサーバの曲データを再生している状態における画面を示す模式図である。
【図11】前回接続したサーバに優先的に接続した状態における画面を示す模式図である。
【図12】サーバ一覧更新処理へ進む前のサーバ一覧表示画面を示す模式図である。
【図13】サーバ一覧更新処理における検索中の表示画面を示す模式図である。
【図14】サーバ一覧更新処理後のサーバ一覧表示画面を示す模式図である。
【図15】従来技術によるUPnPを用いたホームネットワークにおける動作を説明するための概念図である。
【符号の説明】
10……クライアント端末(コンテンツ再生機器)、2−1〜2−4……サーバ(コンテンツ提供機器)、3……ホームネットワーク(ネットワーク)、101……サーバ曲管理部(接続手段)、102……GUI(表示手段)、103……コンテンツ管理処理部、104……プラグイン、105……サウンド出力部、106……接続先サーバ名記憶部(記憶手段)、107……サーバ一覧記憶部(保持手段)
Claims (10)
- ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに接続し、接続した前記コンテンツ提供サーバからコンテンツを取得して再生するコンテンツ再生機器において、
過去の接続履歴に基づいて特定のコンテンツ提供サーバを記憶する記憶手段と、
前記ネットワークに接続されている全てのコンテンツ提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続要求を一斉送出し、前記接続要求を送出した後の所定の期間、前記接続要求に応じたコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けて接続可能なコンテンツ提供サーバを検出し、検出した前記接続可能なコンテンツ提供サーバのうちの1つと接続する接続手段とを含み、
前記接続手段は、前記接続要求の一斉送出に応じた前記特定のコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けた場合、前記特定のコンテンツ提供サーバに接続し、前記所定の期間の途中であっても、前記応答の受付および前記接続可能なコンテンツ提供サーバの検出を中断する
ことを特徴とするコンテンツ再生機器。 - 前記接続手段は、前記特定のコンテンツ提供サーバから応答がなく、かつ、前記特定のコンテンツ提供サーバとは異なる1つのコンテンツ提供サーバのみから応答があった場合、応答した前記コンテンツ提供サーバに接続する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生機器。 - 前記記憶手段は、前記特定のコンテンツ提供サーバとして、前回、ネットワークから解放される直前に接続していたコンテンツ提供サーバを記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生機器。 - 前記記憶手段は、前記特定のコンテンツ提供サーバとして、過去の接続回数が最も多いコンテンツ提供サーバを記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生機器。 - 前記接続手段は、前記特定のコンテンツ提供サーバから応答がなく、かつ、前記特定のコンテンツ提供サーバとは異なる複数のコンテンツ提供サーバから応答があった場合、応答した複数の接続可能なコンテンツ提供サーバのうち、ユーザによって選択されたコンテンツ提供サーバに接続する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生機器。 - 前記特定のコンテンツ提供サーバから応答がなく、かつ、前記特定のコンテンツ提供サーバとは異なる複数のコンテンツ提供サーバから応答があった場合、応答した複数の接続可能なコンテンツ提供サーバの接続情報を保持する保持手段と、
ユーザによってサーバ一覧の表示が指示された場合、前記保持手段によって保持されている接続可能なコンテンツ提供サーバの一覧を表示させる表示手段とをさらに含み、
前記接続手段は、前記表示手段によって表示された接続可能なコンテンツ提供サーバの一覧の中からユーザによって選択されたコンテンツ提供サーバに接続する
ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ再生機器。 - ユーザから前記表示手段によって表示された接続可能なコンテンツ提供サーバの一覧の更新が指示された場合、
前記接続手段は、前記ネットワークに接続されている全てのコンテンツ提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続要求を一斉送出し、前記接続要求を送出した後の所定の期間、前記接続要求に応じたコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けて接続可能なコンテンツ提供サーバを検出し、
前記保持手段は、検出された接続可能なコンテンツ提供サーバの接続情報を保持し、
前記表示手段は、前記保持手段によって保持されている接続可能なコンテンツ提供サーバの一覧を表示させる
ことを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ再生機器。 - ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに接続し、接続した前記コンテンツ提供サーバからコンテンツを取得して再生するコンテンツ再生機器のサーバ接続方法において、
過去の接続履歴に基づいて特定のコンテンツ提供サーバを記憶する記憶ステップと、
前記ネットワークに接続されている全てのコンテンツ提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続要求を一斉送出し、前記接続要求を送出した後の所定の期間、前記接続要求に応じたコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けて接続可能なコンテンツ提供サーバを検出し、検出した前記接続可能なコンテンツ提供サーバのうちの1つと接続する接続ステップとを含み、
前記接続ステップは、前記接続要求の一斉送出に応じた前記特定のコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けた場合、前記特定のコンテンツ提供サーバに接続し、前記所定の期間の途中であっても、前記応答の受付および前記接続可能なコンテンツ提供サーバの検出を中断する
ことを特徴とするサーバ接続方法。 - ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに接続し、接続した前記コンテンツ提供サーバからコンテンツを取得して再生するコンテンツ再生機器のサーバ接続プログラムであって、
過去の接続履歴に基づいて特定のコンテンツ提供サーバを記憶する記憶ステップと、
前記ネットワークに接続されている全てのコンテンツ提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続要求を一斉送出し、前記接続要求を送出した後の所定の期間、前記接続要求に応じたコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けて接続可能なコンテンツ提供サーバを検出し、検出した前記接続可能なコンテンツ提供サーバのうちの1つと接続する接続ステップとを含み、
前記接続ステップは、前記接続要求の一斉送出に応じた前記特定のコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けた場合、前記特定のコンテンツ提供サーバに接続し、前記所定の期間の途中であっても、前記応答の受付および前記接続可能なコンテンツ提供サーバの検出を中断する
ことを特徴とする処理をコンピュータに実行させるサーバ接続プログラム。 - ネットワークを介してコンテンツ提供サーバに接続し、接続した前記コンテンツ提供サーバからコンテンツを取得して再生するコンテンツ再生機器のサーバ接続プログラムであって、
過去の接続履歴に基づいて特定のコンテンツ提供サーバを記憶する記憶ステップと、
前記ネットワークに接続されている全てのコンテンツ提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続要求を一斉送出し、前記接続要求を送出した後の所定の期間、前記接続要求に応じたコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けて接続可能なコンテンツ提供サーバを検出し、検出した前記接続可能なコンテンツ提供サーバのうちの1つと接続する接続ステップとを含み、
前記接続ステップは、前記接続要求の一斉送出に応じた前記特定のコンテンツ提供サーバからの応答を受け付けた場合、前記特定のコンテンツ提供サーバに接続し、前記所定の期間の途中であっても、前記応答の受付および前記接続可能なコンテンツ提供サーバの検出を中断する
ことを特徴とする処理をコンピュータに実行させるサーバ接続プログラムが記録された記録媒体。
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