JP3898528B2 - 遮音床構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の階を有する建物、特にユニット建物に適した遮音床構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遮音床構造としては、例えば、特開平6−306989号公報や、特開平11−2286号公報や、特開2001−65099号公報等に記載されたものが知られている。
【0003】
このうち、特開平6−306989号公報では、四角枠状に組まれた芯材の上面に床面材を貼設して床パネルを構成すると共に、この床パネルの下面に天井材を取付け、更に、隣接する上記芯材間に直交方向へ延びるブロッキング材を架設すると共に、天井材の下面で且つブロッキング材に対応する位置に防振補強合板を取付けるようにしている。
【0004】
また、特開平11−2286号公報および特開2001−65099号公報では、床小梁の下部または対向する床小梁間に粘性マスダンパーを取付けるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平6−306989号公報のものでは、ブロッキング材や防振補強合板には減衰性が無いため、歩行のような重量音の対策としては不十分である。また、床パネルの下面に直接天井材を取付けているので、固体伝播音に対する防振効果が悪化するという問題があった。
【0006】
また、特開平11−2286号公報および特開2001−65099号公報のものでは、床小梁の下部または対向する床小梁間に粘性マスダンパーを取付けるようにしているので、高価な粘性マスダンパーが多数必要になるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、単純な構造で減衰性を高めることのできる遮音床構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明では、桁床大梁と妻床大梁とを略矩形状に組合せて床フレームを構成し、該床フレームの対向する桁床大梁間に複数本の床小梁を架設し、床振動を直接受振可能な棒状のスタッドと、該スタッドが軸線方向へ移動自在に貫通配置されると共に内部に高粘性を有するダンピングオイルを封入されたケースと、該ケースおよびスタッドの貫通部間を封止する弾性封止材と、ダンピングオイル中に位置決めされてスタッドのケース内側端に一体に取付けられたダンピングプレートと、前記ケースに取付けられたアジャスティングマスとを備えた粘性マスダンパーを設け、前記桁床大梁に、前記スタッドのケース外側端を取付ボルトを用いて取付けた遮音床構造を特徴としている。
【0011】
このように構成された遮音床構造の発明によれば、桁床大梁や妻床大梁等(以下、桁床大梁等という)が振動すると、桁床大梁に取付けられた粘性マスダンパーがその振動を吸収する。これによって、床振動の減衰性が高くなり、重量音を抑えることができるようになる。上記したように、粘性マスダンパーでは、桁床大梁等が振動すると、ダンピングプレートとダンピングオイルとの間に変位が生じ、熱損失が発生する。よって、桁床大梁等の振動エネルギーがダンピングオイルの熱エネルギーとして変換され、結果として、桁床大梁等の振動が減衰する。
【0012】
請求項2に記載された発明では、隣接する床小梁間に、共振板ダンパーを設けた請求項1記載の遮音床構造を特徴としている。
【0013】
このように構成された遮音床構造の発明によれば、床小梁が振動すると、隣接する床小梁間に設置された共振板ダンパーが、床振動に共振して、その振動を吸収する。よって、床振動の減衰性が高くなり、重量音を抑えることができるようになる。また、この共振板ダンパーは構造が単純であるため、粘性マスダンパーと比較して安価なものとすることができる。そして、粘性マスダンパーに共振板ダンパーを組合せることにより、粘性マスダンパーのみで構成するよりも、安価なものとすることができる。
【0014】
請求項3及び4に記載された発明では、粘性マスダンパー、共振板ダンパーのいずれかを、ユニット建物の床フレームにおける振動モードの腹位置に取付けた遮音床構造を特徴としている。
【0015】
このように構成された遮音床構造の発明によれば、粘性マスダンパー、共振板ダンパーをユニット建物に適用することができる。ユニット建物では、構造上、床構造と天井構造が分離しているので、固体伝播音を低減することができる。また、ユニット建物の組立工場で各ダンパーを組込むことができる。そして、床の歩行振動モードの腹位置および重量衝撃の振動モードの腹位置に各ダンパーを設けることにより、最小限の個数で効率良く振動振幅を低減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図示例と共に説明する。
【0017】
図1〜図4は、この発明の実施の形態1を示すものである。
【0018】
まず、図1により、この実施の形態1を適用する建物1について説明する。この建物1は、複数の階を有している。即ち、基礎2の上に1階部分Aを形成し、この1階部分Aの上に2階部分Bを形成し、2階部分Bの上に屋根パネル3を取付けている。なお、建物1は、3階以上であっても良いことは言うまでもない。
【0019】
そして、この建物1は、図1では、ユニット建物4とされている。即ち、1階部分Aは、9個の略箱状の建物ユニット5で構成されており、2階部分Bは、9個の略箱状の建物ユニット6で構成されている。
【0020】
各建物ユニット5,6は、図2に示すように、4本のユニット柱11と、このユニット柱11の下端間に4本の床大梁12,13(平行な2本の桁床大梁12(長尺)、および、平行な2本の妻床大梁13(短尺))を略矩形状に連結して成る床フレーム14と、ユニット柱11の上端間に4本の天井大梁15,16(平行な2本の桁天井大梁15(長尺)、および、平行な2本の妻天井大梁16(短尺))を略矩形状に連結して成る天井フレーム17とを有する、ボックスラーメン構造のユニットフレーム18を備えている。なお、ユニット柱11は矩形断面を呈し、床大梁12,13および天井大梁15,16は、それぞれ内向きのコ字断面を呈している。
【0021】
そして、床フレーム14の対向する桁床大梁12間には、妻床大梁13と平行な複数本の床小梁21が架設され、床小梁21の上部には桁床大梁12と平行な複数本の床根太22が取付けられ、床根太22の上部には、パーチクルボードなどの床面材23が貼設されて、床構造24を構成している。なお、床面材23は単層であっても、防音シート等を貼設して複層化しても良い。
【0022】
同様に、天井フレーム17の対向する桁天井大梁15間には、妻天井大梁16と平行な複数本の天井野縁26が架設され、天井野縁26の下面には、石膏ボードなどの天井面材27が貼設されている。また、天井野縁26の上面には補強板28が貼設され、この補強板28の上面には仕切板29が取付けられ、補強板28上面の仕切板29で仕切られた部分にはロックウールなどの吸音材30が取付けられている。以上により、天井構造31が構成されている。
【0023】
このように、ユニット建物4では、床構造24と天井構造31とを別個独立に有しているので、下階の建物ユニット5の上に上階の建物ユニット6を載置した状態では、床構造24と天井構造31とが相互に分離配置されることとなる。
【0024】
なお、建物ユニット5,6には上記した標準タイプのものの他に、各種の変形タイプも存在するが、以下、そのような変形タイプのものも含まれるものとする。
【0025】
この実施の形態1では、図3、図4に示すように、上記の建物1における下階の建物ユニット5または上階の建物ユニット6の床構造24に対し、隣接する床小梁21間に重錘機能を有する鋼板35を架設する。そして、鋼板35と床小梁21との接触面間に粘性ゴムなどの粘性材36を介装する。更に、床小梁21と粘性材36との間、および、粘性材36と鋼板35との間を接着剤で固着して鋼板ダンパー38,39を構成する。
【0026】
この重錘機能を有する鋼板35は、それぞれ自体振動しないような適度な剛性があれば、納まり上に問題のない範囲内で、形状などは任意とすることができる。また、鋼板35は重いほど効果があるので、可搬性や施工性や床小梁21の耐荷重能力に支障のない限りなるべく重いものを選択するのが良い。但し、鋼板35の重さに応じて粘性材36の減衰特性を最適調整する必要がある。
【0027】
この最適調整は以下のようにする。即ち、予め、鋼板ダンパー38,39を取付ける床(床構造24)の等価質量と、床の固有周波数とを求めておき、鋼板ダンパー38,39における鋼板35と粘性材36との重量比を調整して振動振幅比を変えて行き、床の固有周波数と一致するように減衰特性を調整する。
【0028】
より具体的には、例えば、鋼板35の重さを30kgとする場合には、減衰比が略0.3〜0.6程度の範囲となるように調整するのが望ましい。
【0029】
そして、この鋼板ダンパー38,39を、ユニット建物4の床フレーム14における振動モード40,41の腹位置42,43に取付ける。特に、床の歩行振動モード40,41の腹位置42,43および重量衝撃の振動モード40,41の腹位置42,43に取付けるのが好ましい。
【0030】
そのために、予め、床の振動モード40,41を求めておく。そして、床の歩行振動モード40の腹位置42として、床フレーム14の桁方向の略中央位置に、鋼板ダンパー38を1箇所取付けるようにする。また、重量衝撃の振動モード41の腹位置43として、床フレーム14の桁方向の略中央位置を除いた桁方向の略4等分点の位置に、鋼板ダンパー39を1箇所ずつ、合計2箇所取付けるようにする。即ち、鋼板ダンパー38,39は、合計、3箇所設けるようにする。ここで、鋼板ダンパー38には、鋼板ダンパー39よりも大型のものが使われるようにする。また、鋼板ダンパー38,39は、妻方向に対しては、それぞれ中間位置に取付けるようにする。
【0031】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0032】
床小梁21が振動すると、隣接する床小梁21間に設置された鋼板ダンパー38,39が、以下のようにして、その振動を吸収する。これによって、床振動の減衰性が高くなり、重量音を抑えることができるようになる。また、この鋼板ダンパー38,39は構造が単純であるため、粘性マスダンパーと比較して安価なものとすることができる。
【0033】
そして、上記したように、鋼板ダンパー38,39では、床小梁21が振動すると、粘性材36に変形が生じ熱損失が発生する。よって、床小梁21の振動エネルギーが粘性材36の熱エネルギーとして変換され、結果として、床小梁21の振動が減衰する。
【0034】
また、上記鋼板ダンパー38,39は、一般の建物1やユニット建物4に適用することができる。特に、ユニット建物4では、構造上、床構造24と天井構造31とが分離しているので、固体伝播音を低減することができる。また、ユニット建物4の組立工場で鋼板ダンパー38,39を組込むことができる。
【0035】
そして、床の歩行振動モード40の腹位置42に大型の鋼板ダンパー38を設け、重量衝撃の振動モード41の腹位置43に小型の鋼板ダンパー39を設けることにより、最小限の個数で効率良く振動振幅を低減することができる。
【0036】
【発明の実施の形態2】
図5〜図10は、この発明の実施の形態2を示すものである。なお、この実施の形態2を適用する建物1については、実施の形態1と同様なので、説明を省略する。
【0037】
この実施の形態2のものでは、床振動を直接受振可能な略上下方向へ延びる棒状のスタッド45と、このスタッド45が軸線方向(上下方向)へ移動自在に貫通配置されると共に内部に高粘性を有するシリコンオイル等のダンピングオイル46を封入された鉄製容器などのケース47と、ケース47およびスタッド45の貫通部(即ち、ケース47上面の開口およびスタッド45中間部外周)間を封止する硬質ゴムや弾性ゴムなどの弾性封止材48と、ダンピングオイル46中に浸漬、位置決めされてスタッド45のケース内側端(下端)に一体に取付けられたダンピングプレート49と、ケース47に取付けられたコンクリート等のアジャスティングマス50とを備えた粘性マスダンパー51を設ける。
【0038】
そして、コ字断面の桁床大梁12内に納まるように粘性マスダンパー51を配置し、桁床大梁12の上フランジ52に、スタッド45のケース外側端(上端)を貫通させ、上フランジ52から上方に突出したスタッド45上端に取付ボルト53を螺着するなどして、桁床大梁12に粘性マスダンパー51を取付ける。
【0039】
更に、隣接する床小梁21間に、一対の架材55を掛け渡し、この一対の架材55間に共振板ダンパー56を設ける。この共振板ダンパー56は、図9に示すように、一対の架材55の下端部間に接続した板材57と、この板材57の上部に載置・固定された重錘58とを備えている。この板材57は、両端における架材55との取付位置を振動の節とし、中央部を腹として、上下に曲げ変形による振動を行い得るようになっている。この板材57にはパーチクルボードなどの適切な粘性および弾性を有するものが選択される。また、重錘58には、振動吸収に最適な重さのものが選択される。
【0040】
そして、この粘性マスダンパー51および共振板ダンパー56を、ユニット建物4の床フレーム14における振動モード40,41の腹位置42,43に取付ける。特に、床の歩行振動モード40,41の腹位置42,43および重量衝撃の振動モード40,41の腹位置42,43に取付けるのが好ましい。
【0041】
そのために、予め、床の振動モード40,41を求めておく。そして、床の歩行振動モード40の腹位置42として、桁床大梁12の桁方向の略中央位置に、粘性マスダンパー51を1箇所取付けるようにする。また、重量衝撃の振動モード41の腹位置43として、床フレーム14の桁方向の略中央位置を除いた桁方向の略4等分点の位置に、共振板ダンパー56を2箇所ずつ、合計4箇所取付けるようにする。なお、共振板ダンパー56は、妻方向に対しては、それぞれ中間位置に取付けるようにする。
【0042】
次に、この実施の形態2の作用について説明する。
【0043】
桁床大梁12や妻床大梁13等(以下、桁床大梁12等という)が振動すると、桁床大梁12に取付けられた粘性マスダンパー51がその振動を吸収する。よって、床振動の減衰性が高くなり、重量音を抑えることができるようになる。
【0044】
また、上記したように、粘性マスダンパー51では、桁床大梁12等が振動すると、図8に示すように、ダンピングプレート49とダンピングオイル46との間に上下の変位が生じ、この時のダンピングオイル46の抵抗力Fによって熱損失が発生する。よって、桁床大梁12等の振動エネルギーがダンピングオイル46の熱エネルギーとして変換され、結果として、桁床大梁12等の振動が減衰する。
【0045】
一方、床小梁21が振動すると、図10に示すように、隣接する床小梁21間に掛け渡された一対の架材55間に設置された共振板ダンパー56の板材57が、床振動に共振して、その振動を吸収する。よって、床振動の減衰性が高くなり、重量音を抑えることができるようになる。また、この共振板ダンパー56は構造が単純であるため、粘性マスダンパー51と比較して安価なものとすることができる。
【0046】
そして、上記した粘性マスダンパー51に共振板ダンパー56を組合せることにより、粘性マスダンパー51のみで構成するよりも、安価なものとすることができる。
【0047】
更に、上記粘性マスダンパー51、共振板ダンパー56は、一般の建物1やユニット建物4に適用することができる。特に、ユニット建物4では、構造上、床構造24と天井構造31とが分離しているので、固体伝播音を低減することができる。また、ユニット建物4の組立工場で粘性マスダンパー51、共振板ダンパー56を組込むことができる。
【0048】
そして、床の歩行振動モード40の腹位置42に粘性マスダンパー51を設け、重量衝撃の振動モード41の腹位置43に共振板ダンパー56を設けることにより、最小限の個数で効率良く振動振幅を低減することができる。
【0049】
上記以外の部分については、上記実施の形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明してきたように、床小梁が振動すると、隣接する床小梁間に設置された鋼板ダンパーが、以下のようにして、その振動を吸収する。これによって、床振動の減衰性が高くなり、重量音を抑えることができるようになる。また、この鋼板ダンパーは構造が単純であるため、粘性マスダンパーと比較して安価なものとすることができる。上記したように、鋼板ダンパーでは、床小梁が振動すると、粘性材に変形が生じ熱損失が発生する。よって、床小梁の振動エネルギーが粘性材の熱エネルギーとして変換され、結果として、床小梁の振動が減衰する。
【0051】
また、桁床大梁や妻床大梁等(以下、桁床大梁等という)が振動すると、桁床大梁に取付けられた粘性マスダンパーがその振動を吸収する。これによって、床振動の減衰性が高くなり、重量音を抑えることができるようになる。上記したように、粘性マスダンパーでは、桁床大梁等が振動すると、ダンピングプレートとダンピングオイルとの間に変位が生じ、熱損失が発生する。よって、桁床大梁等の振動エネルギーがダンピングオイルの熱エネルギーとして変換され、結果として、桁床大梁等の振動が減衰する。
【0052】
そして、床小梁が振動すると、隣接する床小梁間に設置された共振板ダンパーが、床振動に共振して、その振動を吸収する。よって、床振動の減衰性が高くなり、重量音を抑えることができるようになる。また、この共振板ダンパーは構造が単純であるため、粘性マスダンパーと比較して安価なものとすることができる。そして、請求項2の粘性マスダンパーに請求項3の共振板ダンパーを組合せることにより、粘性マスダンパーのみで構成するよりも、安価なものとすることができる。
【0053】
さらに、粘性マスダンパー、共振板ダンパーをユニット建物に適用することができる。ユニット建物では、構造上、床構造と天井構造が分離しているので、固体伝播音を低減することができる。また、ユニット建物の組立工場で各ダンパーを組込むことができる。そして、床の歩行振動モードの腹位置および重量衝撃の振動モードの腹位置に各ダンパーを設けることにより、最小限の個数で効率良く振動振幅を低減することができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する建物の斜視図である。
【図2】図1の建物ユニットの一部破断した斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態1にかかる床フレームの平面図である。
【図4】図3の部分拡大斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態2にかかる床フレームの平面図である。
【図6】図5の部分拡大斜視図である。
【図7】図5の縦断面図である。
【図8】(a)(b)は粘性マスダンパーの作動原理図である。
【図9】共振板ダンパーの斜視図である。
【図10】(a)(b)(c)は共振板ダンパーの作動原理図である。
【符号の説明】
4 ユニット建物
12 桁床大梁
13 妻床大梁
14 床フレーム
21 床小梁
35 重錘機能を有する鋼板
36 粘性材
38 鋼板ダンパー
39 鋼板ダンパー
40 振動モード
41 振動モード
42 腹位置
43 腹位置
45 スタッド
46 ダンピングオイル
47 ケース
48 弾性封止材
49 ダンピングプレート
50 アジャスティングマス
51 粘性マスダンパー
53 取付ボルト
56 共振板ダンパー
Claims (4)
- 桁床大梁と妻床大梁とを略矩形状に組合せて建物ユニットの床フレームを構成し、該床フレームの対向する桁床大梁間に複数本の床小梁を架設し、
床振動を直接受振可能な棒状のスタッドと、該スタッドが軸線方向へ移動自在に貫通配置されると共に内部に高粘性を有するダンピングオイルを封入されたケースと、該ケースおよびスタッドの貫通部間を封止する弾性封止材と、ダンピングオイル中に位置決めされてスタッドのケース内側端に一体に取付けられたダンピングプレートと、前記ケースに取付けられたアジャスティングマスとを備えた粘性マスダンパーを設け、
前記桁床大梁に、前記スタッドのケース外側端を取付ボルトを用いて取付けたことを特徴とする遮音床構造。 - 隣接する床小梁間に、共振板ダンパーを設けたことを特徴とする請求項1記載の遮音床構造。
- 前記粘性マスダンパーを、ユニット建物の床フレームにおける振動モードの腹位置に取付けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遮音床構造。
- 前記共振板ダンパーを、ユニット建物の床フレームにおける振動モードの腹位置に取付けたことを特徴とする請求項2に記載の遮音床構造。
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