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JP3899100B2 - VoIPサービスシステム、呼制御サーバ、および呼制御方法 - Google Patents
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VoIPサービスシステム、呼制御サーバ、および呼制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、IP(Internet Protocol)網を使った音声通信技術に関し、特に音声通信サービス(VoIPサービス:Voice over Internet Protocol)において提供するダイヤルインサービスのための呼制御技術に関する。
IP網での音声通信であるVoIPサービスは、システム構築および運用の両面において従来のPSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)より低廉であることから多くの注目を集めている。
IP網での音声通信では、送信側で音声データを小容量のデジタルデータからなる音声パケットに分割して送信し、受信側で音声に復号する方式がとられる。これにより、音声とデータとを区別することなく共存させて同一のIP網で送受信することを可能としている。
このようなVoIPサービスシステムでは、従来のPSTNを用いたPBX(Private Branch eXchange:構内交換機)システムからVoIPサービスシステムへの移行に伴って、従来のPBXシステムで提供されていたサービスに対するVoIPサービスシステムでの実現が検討されている。
このようなサービスの1つに、VPN(Virtual Private Network:仮想閉域網)を用いた音声VPNサービスがある。この種の音声VPNサービスは、共用可能なIP網上に、仮想的にユーザ専用のネットワークを構築して異なる拠点に位置する各支社・支店のPBXシステム間を接続して内線統合し、これら拠点の端末間で内線発信機能を実現するサービスである。
また、このようなPBXシステムに有用なサービスとして、ダイヤルインサービスがある。ダイヤルインサービスとは、1つの契約電話番号(以下、親番号という)に対して1つ以上の追加番号(以下、子番号という)の追加を認め、低コストで複数端末を使い分けを実現するサービスである。このサービスによれば、網側でこれら親番号および子番号のいずれかを着信先電話番号とする着信があった場合、網側からの着信通知時にその着信先電話番号が通知されるため、これをPBXシステムやダイヤルイン切替装置で受信して、その着信先電話番号に対応する端末を個別に呼び出すことが可能となる。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開2003−152890号公報 特開2003−283653号公報 特開2003−018182号公報
しかしながら、VoIPサービスシステムで用いられる例えばSIP(Session Initiation Protocol)などの一般的な呼制御プロトコルでは、網側に設けられた呼制御サーバにおいて、自装置に接続されている端末からのレジスタ登録要求(REGISTERリクエスト)を定期的に受け付けて、各端末の電話番号やIPアドレスなど、この端末の呼制御に用いる登録情報を端末ごとに管理するものとなっているため、従来のVoIPサービスシステムでは、前述のダイヤルインサービスを提供する場合、親番号の端末だけでなく子番号の端末からも個別にレジスタ登録要求を受け付ける必要がある。したがって、これら各端末に関するレジスタ登録要求により、呼制御サーバの処理が煩雑になり処理負担が増大するとともに、呼制御サーバと各端末とを結ぶ回線でのトラフィックが増大するという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、各端末に関するレジスタ登録要求に起因して生ずる呼制御サーバの処理負担を軽減できるとともに、呼制御サーバと各端末とを結ぶ回線でのトラフィック増大を抑制できるVoIPサービスシステム、呼制御サーバ、および呼制御方法を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるVoIPサービスシステムは、IP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、呼制御サーバで各端末を収容するとともに当該端末の登録情報に基づき呼制御を行うことにより、IP網を用いた端末での音声通信を実現するVoIPサービスシステムであって、呼制御サーバに、各端末の外線番号のうちダイヤルインサービスを構成する親番号と子番号との対応関係を管理する契約情報テーブルと、各端末の外線番号ごとに当該端末を呼制御するのに用いる各種登録情報を管理する登録情報テーブルと、端末に関するレジスタ登録要求に応じて当該端末の外線番号に対応付けて当該レジスタ登録要求に含まれる登録情報を登録情報テーブルに登録するとともに、契約情報テーブルを参照して当該外線番号を親番号とする子番号が存在する場合は当該子番号に関する登録情報を登録情報テーブルへ登録する登録管理手段とを備えるものである。
この際、登録管理手段で、子番号に関する登録情報として、登録情報テーブルに登録されている親番号の登録情報への参照を指示する子番号用登録情報を用いるようにしてもよい。あるいは、登録管理手段で、子番号に関する登録情報として、登録情報テーブルに登録されている親番号の登録情報と同じ登録情報を用いるようにしてもよい。
また、本発明にかかる呼制御サーバは、IP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末を収容するとともに当該端末の登録情報に基づき呼制御を行うことにより、IP網を用いた端末での音声通信を実現する、VoIPサービスシステムの呼制御サーバであって、各端末の外線番号のうちダイヤルインサービスを構成する親番号と子番号との対応関係を管理する契約情報テーブルと、各端末の外線番号ごとに当該端末を呼制御するのに用いる各種登録情報を管理する登録情報テーブルと、端末に関するレジスタ登録要求に応じて当該端末の外線番号に対応付けて当該レジスタ登録要求に含まれる登録情報を登録情報テーブルに登録するとともに、契約情報テーブルを参照して当該外線番号を親番号とする子番号が存在する場合は当該子番号に関する登録情報を登録情報テーブルへ登録する登録管理手段とを備えるものである。
この際、登録管理手段で、子番号に関する登録情報として、登録情報テーブルに登録されている親番号の登録情報への参照を指示する子番号用登録情報を用いるようにしてもよい。あるいは、登録管理手段で、子番号に関する登録情報として、登録情報テーブルに登録されている親番号の登録情報と同じ登録情報を用いるようにしてもよい。
また、本発明にかかる呼制御方法は、IP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、呼制御サーバで端末を収容するとともに当該端末の登録情報に基づき呼制御を行うことにより、IP網を用いた端末での音声通信を実現する、VoIPサービスシステムの呼制御方法であって、呼制御サーバにより、各端末の外線番号のうちダイヤルインサービスを構成する親番号と子番号との対応関係を契約情報テーブルで管理するステップと、呼制御サーバにより、各端末の外線番号ごとに当該端末を呼制御するのに用いる各種登録情報を登録情報テーブルで管理するステップと、呼制御サーバにより、端末に関するレジスタ登録要求に応じて当該端末の外線番号に対応付けて当該レジスタ登録要求に含まれる登録情報を登録情報テーブルに登録するとともに、契約情報テーブルを参照して当該外線番号を親番号とする子番号が存在する場合は当該子番号に関する登録情報を登録情報テーブルへ登録する登録管理ステップとを備えるものである。
登録管理ステップで、子番号に関する登録情報として、登録情報テーブルに登録されている親番号の登録情報への参照を指示する子番号用登録情報を用いるようにしてもよい。あるいは、登録管理ステップで、子番号に関する登録情報として、登録情報テーブルに登録されている親番号の登録情報と同じ登録情報を用いるようにしてもよい。
本発明によれば、呼制御サーバで、収容する各端末の外線番号のうち、ダイヤルインサービスを構成する親番号と子番号との対応関係を管理しておき、任意の端末に関するレジスタ登録要求に応じて当該端末の外線番号に対応付けて当該レジスタ登録要求に含まれる登録情報が登録情報テーブルに登録されるとともに、契約情報テーブルが参照されて当該外線番号を親番号とする子番号が存在する場合は当該子番号が登録情報テーブルへ登録されるため、ダイヤルインサービスが提供される子番号に関するレジスタ登録要求を省くことができる。
したがって、ダイヤルインサービスの子番号を有する端末に関するレジスタ登録要求に起因して生ずる呼制御サーバの処理負担を軽減できるとともに、呼制御サーバと各端末とを結ぶ回線でのトラフィック増大を抑制できる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムについて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの構成を示すブロック図である。
このVoIPサービスシステムには、呼制御サーバ10、IP網20、IP−PBX25、および端末30〜33が設けられている。
図1において、端末30〜33は、広域LAN(Local Area Network)回線などのアクセス回線を介してIP−VPN網からなるIP網20に接続されており、このIP網20を介して各種パケットをやり取りすることによりVoIP音声通信やデータ通信を行う。
また、IP−PBX25は、広域LAN(Local Area Network)回線などのアクセス回線を介してIP−VPN網からなるIP網20に接続されており、配下に収容する端末31〜33の管理を行うとともに端末31〜33とIP網20との接続を行う。
IP網20には、呼制御サーバ10が接続されており、端末30〜33およびIP−PBX25と呼制御パケットをやり取りすることによりこれら端末30〜33およびIP−PBX25の呼制御を行う。
また、IP網20には、他のVoIPサービスシステムと当該VoIPサービスシステムとを接続するVoIPゲートウェイや、PSTNと当該VoIPサービスシステムとを接続するPSTNゲートウェイなどが必要に応じて接続される(図示せず)。
また、各端末30〜33には、その音声VPNグループ内で、さらには各端末30〜33が属するグローバルな電話網、例えばIP電話網全体さらにはPSTNを含めた電話網全体で、各端末30〜33を識別するための電話番号として外線番号が割り当てられている。
図1に示す例では、端末30に外線番号「05033335001」が割り当てられている。また、端末31〜33には、ダイヤルインサービスが提供されており、端末31には親番号として外線番号「05034506001」が割り当てられ、端末32,33には子番号として外線番号「05034506002」,「05034506003」がそれぞれ割り当てられている。
本実施の形態では、呼制御サーバ10で、ダイヤルインサービスが提供されている各端末の親子関係に関する契約情報を管理しておき、IP−PBX25からの親番号に関するレジスタ登録要求に応じて、その親番号を持つ端末の登録情報を登録するとともに、当該親番号に関連する子番号を持つ端末の登録情報も登録するようにしたものである。
以下では、IP−PBX25の配下にある端末31〜33に対してダイヤルインサービスが適用されており、そのうち端末31が親番号を持ち、端末32,33が子番号を持つ場合を例として説明する。
[呼制御サーバ]
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる呼制御サーバ10について詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる呼制御サーバの構成例を示すブロック図である。
呼制御サーバ10は、全体としてコンピュータを有するサーバ装置からなり、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、画面表示部12、操作入力部13、記憶部14、および制御部15が設けられている。
通信I/F部11は、IP網20に接続されて、端末31〜33の呼制御に必要な制御パケットなどの各種パケットを送受信する回路部である。
画面表示部12は、LCDやCRTなどの画面表示装置からなり、制御部15からの指示に基づき各種情報を画面表示する。
操作入力部13は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して制御部15へ出力する。
記憶部14は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、制御部15での各種処理に用いる例えば内線/外線変換テーブル14A、外線/内線変換テーブル14B、契約情報テーブル14C、登録情報テーブル14Dなどの各種管理情報やプログラム14Pを記憶する。
これら管理情報は、画像表示部12および操作入力部13を用いて、あるいは通信I/F部11を介して予め記憶部14に登録される。プログラム14Pは、制御部15での各種処理を実現するプログラムであり、予め記録媒体や通信I/F部11を介して取り込まれ記憶部14に格納される。
制御部15は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部14からプログラム14Pを読み込んで実行することにより、各種機能手段を実現する機能部である。
この機能手段としては、呼制御手段15Aおよび登録管理手段15Bがある。
このうち呼制御手段15Aは、管理下にある端末からの要求に基づき各種呼制御を行う手段である。また、登録管理手段15Bは、管理下にある端末からのレジスタ登録要求(REGISTERリクエスト/SIP)を受け付けて、その端末の登録情報を登録情報テーブル14Dで管理する手段である。
[契約情報テーブル]
次に、図3を参照して、図1のVoIPサービスシステムで用いられる契約情報テーブル14Cについて詳細に説明する。図3は、呼制御サーバ10の持つ契約情報テーブルの構成例である。
この契約情報テーブル14Cは、当該呼制御サーバ10の管理下にある各端末の外線番号ごとに、当該端末に関するダイヤルインサービスにおける親番号を管理するテーブルであり、ダイヤルインサービスが提供されている各端末間での親子関係がこの契約情報テーブル14Cにより管理される。
図3では、外線番号「05034506002」の端末32と、外線番号「05034506003」の端末33に対して、それぞれ端末31の外線番号である親番号「05034506001」が設定されている。これにより、親番号を持つ端末31に対して、子番号を持つ端末32,33が存在していることがわかる。
また、外線番号「05033335001」の端末30には、親番号が設定されておらず、また他の外線番号の親番号にも指定されていないことから、ダイヤルインサービスが提供されていないことがわかる。
呼制御サーバ10は、管理下にある任意の端末からの発信要求や他の呼制御サーバからの接続要求に応じて、その着信先電話番号と一致する外線番号を契約情報テーブル14Cで検索し、その外線番号に対応する親番号を確認する。
[登録情報テーブル]
次に、図4を参照して、図1のVoIPサービスシステムで用いられる登録情報テーブル14Dについて詳細に説明する。図4は、呼制御サーバ10の持つ登録情報テーブルの構成例である。
この登録情報テーブル14Dは、当該呼制御サーバ10の管理下にある各端末の外線番号ごとに、契約ID、パスワード、IPアドレス、加入者閉塞状態など、各端末の呼制御に用いる各種の登録情報を管理するテーブルである。
図4では、例えば外線番号「05033335001」の端末30に対して、契約ID「256」、パスワード「hoge1」、IPアドレス「a.b.0.1」、加入者閉塞状態「使用可」などの登録情報が設定されていることがわかる。
また、外線番号「05034506001」の端末31に対して、契約ID「123456」、パスワード「hoge2」、IPアドレス「a.b.1.1」、加入者閉塞状態「使用可」などの登録情報が設定されていることがわかる。なお、子番号に相当する外線番号「05034506002」の端末32および外線番号「05034506002」の端末33については、加入者閉塞状態「使用可」が具体的に設定されているものの、契約ID、パスワード、IPアドレスなどの各項目には、親番号の端末31に関する項目を参照するよう記載されている。
呼制御サーバ10は、配下の端末30やIP−PBX25からのレジスタ登録要求に応じて、そのレジスタ登録要求で通知された登録情報を、当該外線番号に対応付けて登録情報テーブル14Dへ登録する。その際、契約情報テーブル14Cを参照して、当該登録情報の外線番号を親番号とする子番号が存在する場合には、前述した端末32,33のように、親番号参照を指示する旨の子番号用エントリをその子番号に対応付けて登録情報テーブル14Dへ登録する。なお、登録情報テーブル14Dの加入者閉塞状態については、保守者によるメンテナンスや認証誤り発生時など、当該端末の閉塞が必要な場合に設定される。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図5を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの登録管理処理動作について説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの登録管理処理動作を示すフローチャートである。
ここでは、前述した図1のVoIPサービスシステムにおいて、IP−PBX25から呼制御サーバ10へレジスタ登録要求が行われた場合を例として説明する。
IP−PBX25では、定期的にあるいは必要に応じて、自装置の配下にある端末のうち、ダイヤルインサービスが提供されている端末の親番号に関するレジスタ登録要求を、IP網20を介して呼制御サーバ10へ送信する。
呼制御サーバ10の制御部15は、通信I/F部11を介してIP−PBX25からのレジスタ登録要求を受信し、登録管理手段15Bにより、図5の登録管理処理を開始する。
登録管理手段15Bは、まず、受信したレジスタ登録要求から登録情報を取得し(ステップ101)。この登録情報には、登録対象となる外線番号、契約ID、パスワード、IP−PBX25のIPアドレスなどの情報が含まれている。登録管理手段15Bは、その登録情報の外線番号に対応付けて、その他の登録情報を、記憶部14の登録情報テーブル14Dへ登録する(ステップ101)。
続いて、記憶部14の契約情報テーブル14Cを参照し、登録した外線番号と一致する親番号を持つ外線番号すなわち子番号を検索する(ステップ102)。ここで、当該外線番号を親番号とする子番号が存在する場合は(ステップ102:YES)、親番号参照を指示する旨の子番号用登録情報をその子番号に対応付けて登録情報テーブル14Dへそれぞれ登録し(ステップ103)、一連の登録管理処理を終了する。また、ステップ102で子番号が見つからなかった場合(ステップ102:NO)、一連の登録管理処理を終了する。
したがって、端末31に関するレジスタ登録要求により、この端末31を親番号とする子番号の端末32,33についても登録情報テーブル14Dへ登録される。
このように、本実施の形態では、呼制御サーバで、ダイヤルインサービスが提供される親番号と子番号の親子関係を契約情報テーブルで管理しておき、レジスタ登録要求を受信した場合は、その登録対象となる外線番号に対応付けて当該登録情報を登録情報テーブルへ登録するとともに、契約情報テーブルを参照して登録対象となる外線番号に子番号が設定されている場合は、その子番号に関する登録情報についても登録情報テーブルへ登録するようにしたので、ダイヤルインサービスが提供される子番号に関するレジスタ登録要求を省くことができる。
したがって、ダイヤルインサービスの子番号を有する端末に関するレジスタ登録要求に起因して生ずる呼制御サーバの処理負担を軽減できるとともに、呼制御サーバと各端末とを結ぶ回線でのトラフィック増大を抑制できる。
なお、以上では、IP−PBX25の配下にある端末のうち、ダイヤルインサービスが提供されている端末の親番号に関するレジスタ登録要求を例として説明したが、呼制御サーバ10に直接収容されている端末30についても、端末30から呼制御サーバ10へレジスタ登録要求が送信され、呼制御サーバ10で、図5と同様の登録管理処理によりその外線番号に対応付けて当該登録情報が登録情報テーブル14Dへ登録される。また、IP−PBX25の配下に単独で契約した電話番号を持つ端末(図示せず)についても、IP−PBX25から呼制御サーバ10へレジスタ登録要求が送信され、端末30と同様にして当該外線番号に対応付けて登録情報が登録情報テーブル14Dへ登録される。なお、これらの場合、当該外線番号に子番号が設定されていないことから、子番号に関する登録処理は行われない。
[呼接続処理]
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの呼接続処理について説明する。図6は、本実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの呼接続処理を示すシーケンス図である。
ここでは、前述した図1のVoIPサービスシステムにおいて、端末30から端末32へ発信した場合を例として説明する。
呼制御サーバ10の制御部15では、自装置の配下にある端末からの発信要求に応じて(ステップ200)、呼制御手段15Aにより、端末30からの発信要求に含まれる着信
次に、記憶部14の登録情報テーブル14Dを参照して、外線番号からなる着信先電話番号に対応する着側端末ここでは端末32に個別の加入者閉塞状況を確認し(ステップ202)、着側端末が使用不可であれば(ステップ203:NO)、発側端末30へ発信エラーを通知し(ステップ204)、一連の呼接続処理動作を終了する。
一方、ステップ203において、着側端末が使用可であれば(ステップ203:YES)、登録情報テーブル14Dから着側端末のIPアドレスを取得する(ステップ210)。この際、端末32のように、着側端末のIPアドレス欄に親番号参照の旨が格納されている場合には、記憶部14の契約情報テーブル14Cを参照して、着信先電話番号に対応する親番号を取得し、その親番号に対応するIPアドレス、すなわちIP−PBX25のIPアドレスを登録情報テーブル14Dから取得する。
呼制御手段15Aは、このようにして取得した着側端末のIPアドレスを用いて、発側端末である端末30の外線番号を発信元情報とし、着側端末である端末32の外線番号を着信先情報とする接続要求を、通信I/F部11からIP網20へ送信する(ステップ211)。
この接続要求は、IP網20を介してIP−PBX25で受信され、その接続要求に含まれる着信先情報により着側端末の外線番号が確認され(ステップ212)、IP−PBX25からその外線番号に対応する着側端末32へ接続要求が送信される(ステップ213)。
端末32は、IP−PBX25からの接続要求に応じて、スピーカからの着信音の送出、あるいはLEDやLCDなどを用いた着信表示により、利用者へ当該着信を報知し(ステップ214)、利用者による応答操作に応じてIP−PBX25へ応答を通知する(ステップ215)。
この端末32からの応答は、IP−PBX25を介して呼制御サーバ10へ通知され(ステップ216)、さらに呼制御サーバ10から発信元の端末30へ通知される(ステップ217)。
これにより、端末30と端末32との間でIP網20およびIP−PBX25を介してRTP(Real-time Transport Protocol)セッションが確立され、VoIP音声通信が開始されて(ステップ218)、当該VoIPサービスシステムにおける一連の呼接続処理動作が終了する。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムについて説明する。なお、VoIPサービスシステムの構成、および呼制御サーバ10の構成については、前述した第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
前述した第1の実施の形態では、呼制御サーバ10で、子番号の登録情報を登録情報テーブル14Dへ登録する際、当該子番号の親番号に相当する登録情報への参照を指示する旨の子番号用登録情報をその子番号に対応付けて登録情報テーブル14Dへそれぞれ登録場合について説明した。本実施の形態では、子番号用登録情報として、親番号と同じ登録情報を用いるようにしたものである。
すなわち、前述した図5のステップ103において、親番号と同じ登録情報をその子番号に対応付けて登録情報テーブル14Dへそれぞれ登録する。これにより、図4の登録情報テーブル14Dにおいて、子番号に相当する外線番号「05034506002」の端末32および外線番号「05034506002」の端末33については、契約ID、パスワード、IPアドレスなどの各項目には、親番号の端末31すなわち外線番号「05034506001」と同様に、契約ID「123456」、パスワード「hoge2」、IPアドレス「a.b.1.1」という子番号用登録情報が設定される。
このように、子番号用登録情報として、その子番号に対応する親番号の登録情報と同じ登録情報を用いるようにしたので、呼制御において子番号に関する登録情報を参照する際、当該子番号の登録情報を登録情報テーブル14Dから直接取得することができる。したがって、第1の実施の形態と比較して、当該子番号の親番号を取得してその親番号の登録情報を参照する必要がなくなり、登録情報の参照に要する処理時間を短縮できる。
[実施の形態の拡張]
以上の各実施の形態では、1つの呼制御サーバ10で各端末を管理する場合を例として説明したが、これら呼制御サーバの数については、各端末や拠点の構成に応じて柔軟に増減させることができ、前述と同様の作用効果を得ることができる。
また、呼制御サーバ10と端末30およびIP−PBX25との間でやり取りされる呼制御パケットはデータ量が極めて少なく、かつ遅延が問題とならないこと、さらにはVoIP音声通信は呼制御サーバ10を経由せずIP網20に確保した通信帯域を用いることから、呼制御サーバ10については、IP網20とWAN回線を介して接続された外部IP網(図示せず)に設け、これらWAN回線および外部IP網を介して、各端末の呼制御を行うようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる呼制御サーバの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる契約情報テーブルの構成例である。 本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる登録情報テーブルの構成例である。 本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの登録管理処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの呼接続処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
10…呼制御サーバ、11…通信I/F部、12…画面表示部、13…操作入力部、14…記憶部、14A…内線/外線変換テーブル、14B…外線/内線変換テーブル、14C…契約情報テーブル、14D…登録情報テーブル、14P…プログラム、15…制御部、15A…呼制御手段、15B…登録管理手段、20…IP網、25…IP−PBX、30〜33…端末。

Claims (9)

  1. IP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、呼制御サーバで前記各端末を収容するとともに当該端末の登録情報に基づき呼制御を行うことにより、前記IP網を用いた前記端末での音声通信を実現するVoIPサービスシステムであって、
    前記呼制御サーバは、
    前記各端末の外線番号のうちダイヤルインサービスを構成する親番号と子番号との対応関係を管理する契約情報テーブルと、
    前記各端末の外線番号ごとに当該端末を呼制御するのに用いる各種登録情報を管理する登録情報テーブルと、
    前記端末に関するレジスタ登録要求に応じて当該端末の外線番号に対応付けて当該レジスタ登録要求に含まれる登録情報を前記登録情報テーブルに登録するとともに、前記契約情報テーブルを参照して当該外線番号を親番号とする子番号が存在する場合は当該子番号に関する登録情報を前記登録情報テーブルへ登録する登録管理手段と
    を備えることを特徴とするVoIPサービスシステム。
  2. 請求項1に記載のVoIPサービスシステムにおいて、
    前記登録管理手段は、前記子番号に関する登録情報として、前記登録情報テーブルに登録されている前記親番号の登録情報への参照を指示する子番号用登録情報を用いることを特徴とするVoIPサービスシステム。
  3. 請求項1に記載のVoIPサービスシステムにおいて、
    前記登録管理手段は、前記子番号に関する登録情報として、前記登録情報テーブルに登録されている前記親番号の登録情報と同じ登録情報を用いることを特徴とするVoIPサービスシステム。
  4. IP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末を収容するとともに当該端末の登録情報に基づき呼制御を行うことにより、前記IP網を用いた前記端末での音声通信を実現する、VoIPサービスシステムの呼制御サーバであって、
    前記各端末の外線番号のうちダイヤルインサービスを構成する親番号と子番号との対応関係を管理する契約情報テーブルと、
    前記各端末の外線番号ごとに当該端末を呼制御するのに用いる各種登録情報を管理する登録情報テーブルと、
    前記端末に関するレジスタ登録要求に応じて当該端末の外線番号に対応付けて当該レジスタ登録要求に含まれる登録情報を前記登録情報テーブルに登録するとともに、前記契約情報テーブルを参照して当該外線番号を親番号とする子番号が存在する場合は当該子番号に関する登録情報を前記登録情報テーブルへ登録する登録管理手段と
    を備えることを特徴とする呼制御サーバ。
  5. 請求項4に記載の呼制御サーバにおいて、
    前記登録管理手段は、前記子番号に関する登録情報として、前記登録情報テーブルに登録されている前記親番号の登録情報への参照を指示する子番号用登録情報を用いることを特徴とする呼制御サーバ。
  6. 請求項4に記載の呼制御サーバにおいて、
    前記登録管理手段は、前記子番号に関する登録情報として、前記登録情報テーブルに登録されている前記親番号の登録情報と同じ登録情報を用いることを特徴とする呼制御サーバ。
  7. IP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、呼制御サーバで前記端末を収容するとともに当該端末の登録情報に基づき呼制御を行うことにより、前記IP網を用いた前記端末での音声通信を実現する、VoIPサービスシステムの呼制御方法であって、
    呼制御サーバにより、前記各端末の外線番号のうちダイヤルインサービスを構成する親番号と子番号との対応関係を契約情報テーブルで管理するステップと、
    呼制御サーバにより、前記各端末の外線番号ごとに当該端末を呼制御するのに用いる各種登録情報を登録情報テーブルで管理するステップと、
    呼制御サーバにより、前記端末に関するレジスタ登録要求に応じて当該端末の外線番号に対応付けて当該レジスタ登録要求に含まれる登録情報を前記登録情報テーブルに登録するとともに、前記契約情報テーブルを参照して当該外線番号を親番号とする子番号が存在する場合は当該子番号に関する登録情報を前記登録情報テーブルへ登録する登録管理ステップと
    を備えることを特徴とする呼制御方法。
  8. 請求項7に記載の呼制御方法において、
    前記登録管理ステップは、前記子番号に関する登録情報として、前記登録情報テーブルに登録されている前記親番号の登録情報への参照を指示する子番号用登録情報を用いることを特徴とする呼制御方法。
  9. 請求項7に記載の呼制御方法において、
    前記登録管理ステップは、前記子番号に関する登録情報として、前記登録情報テーブルに登録されている前記親番号の登録情報と同じ登録情報を用いることを特徴とする呼制御方法。
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