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JP3903464B2 - 画像形成装置、並びに画像信号の入力処理方法及び出力処理方法 - Google Patents
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画像形成装置、並びに画像信号の入力処理方法及び出力処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
画像読取手段又はデジタル画像入力手段と、該読取手段が読み取った画像信号をディジタル信号に変換した画像データ又は該デジタル画像入力手段から入力された画像データを記憶する半導体メモリとハードディスクドライブ等の大容量の記憶装置とから構成される装置におけるデータ転送開始タイミングと、半導体メモリ、大容量記憶装置のリソース占有のタイミングの管理・制御技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機のデジタル化が進むと共に画像メモリを応用した加工、編集が盛んとなってきている。その中で、原稿複数枚分の画像データをメモリに記憶して、指定部数まとめてコピー出力し、仕分けの作業を削減する電子ソートという機能がある。 複数枚の画像データを保持するため、そのまま画像データを半導体メモリに蓄積するには蓄積枚数分のデータ量に相当するメモリが必要になりメモリコストが膨大になるという理由から、下記の方法が一般的に用いられる。
1. 半導体メモリ+蓄積用メモリの構成とし、蓄積メモリとして半導体メモリより安価なハードディスク等の2次記憶装置を使用する。
2. 蓄積メモリとして半導体メモリを使用し、圧縮処理を用いて画像データを圧縮し、1枚あたりのデータ量を減らすことでトータルのメモリ量を減らす。
3. 複数の画像入力または出力手段(イメージスキャナ、プリンタコントローラ、ファイルサーバー、FAXコントローラ等)が同一の画像メモリを共有する。
【0003】
画像メモリに対し、画像データの入力または出力を実行するためにDMA(Direct Memory Access)データ転送方式を用いたメモリ制御コントローラ(以下DMAコントローラ)が使用されることが多い。DMAコントローラはディスクリプタと呼ばれるメモリ領域管理情報を基に画像メモリの特定の領域にデータの転送を行う。1画像が格納されるメモリ領域を複数のディスクリプタ毎に分割してデータ転送を行う。DMAコントローラを用いたメモリ制御では、各ディスクリプタで指定されたデータ転送の進行状況(開始、終了)を通知することやデータ転送の実行タイミング制御(画像メモリ領域の途中でデータ転送を中断したり、再開するまたは各ディスクリプタの終了割込み通知を行う等)も可能であるため、DMAコントローラに接続された半導体メモリや、大容量の2次記憶装置のデータ転送のタイミング制御がしやすく、DMA技術は広い分野で応用できる(特開2000ー58724号公報、特開平6−103225号公報、)。
蓄積メモリとして半導体メモリより安価なハードディスク等の2次記憶装置を使用する場合、通常単一の記憶装置に対して複数のデータ転送(データ書込み、読み出し処理)を行うことはできないため、DMAコントローラのディスクリプタを用いて2次記憶装置へのデータ転送単位を分割し、これを時分割に実行することで、複数のデータ転送動作をあたかも並行して実行しているようにすることが一般的である。
【0004】
しかしながら、このような時分割処理を用いる場合、データ転送に要する時間が短くなることはないため、画像形成装置のように画像データの入力または出力に要する時間を最短にすることが装置の生産性に影響を及ぼす場合には、時分割処理を行うことが逆に生産性の低下を招くこともある。ここで、装置の生産性が高いとは装置が最大処理能力(例えば、処理速度等)を維持して機能させることを意味する。よって、画像データを圧縮し、データ転送量を小さくしたり、データ転送速度の速い2次記憶装置を搭載して、2次記憶装置へのデータ転送に要する時間を短くするような構成を採っていた。また従来では、メモリ制御の簡素化を計る理由からも積極的に時分割転送を行わずに、画像入力または出力手段を用いた画像データ入力または出力処理と略同期して2次記憶装置のリソースとして占有してデータ転送を行う手段が用いられていた。
従来用いられていた2次記憶装置では、画像入力または出力手段と半導体メモリへの画像データ転送速度に比較して、半導体メモリの画像データを2次記憶装置へ転送する速度が遅く、画像データの圧縮を行って2次記憶装置のデータ処理容量を小さくしても、画像入力または出力手段−半導体メモリ間のデータ処理速度との差がなかったために、半導体メモリと、2次記憶装置のデータ転送処理(データ圧縮等のデータ変換処理も含む)の転送タイミングの制御を独立にかつ最適に制御しても画像形成装置の生産性は向上しなかった。このように画像形成装置の生産性を向上させる様々な工夫が試みられてきたが、効果のある技術はなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年の高速機では原稿の表裏同時読取が可能になり画像入力または出力手段の処理能力も向上し、かつ効率性を更に向上させるためには画像入力装置の原稿搬送処理をノンストップで動作させる必要のある機種も登場してきている。そのため、画像入力手段からのデータ転送後のメモリタイミング制御だけではなく、画像入力手段から処理要求があったとき、メモリ制御の現在の状態、記憶装置の特性等の条件から処理可能か否かの事前予測を行い、画像入力手段への原稿搬送ノンストップ制御可否判定を通知する等、画像入力装置側で原稿搬送のストップ、ノンストップ制御の切替処理を行うような機能が必要になってきた。
また、画像形成装置に接続する画像入力または出力手段も種々多様になっており、多数の種類の異なる処理要求が同時に発生するケースが生じており、こうしたケースにも対応できるシステムが求められている。たとえば、A画像について読取り処理を行っているとき、B画像の書き込み処理要求が発生した場合、B画像処理が可能か否かの事前予測を行い、書き込み処理への切替を行う等これに対応する技術が望まれている。その他、これに関連して入力または出力装置の切換えの効率化、誤動作の防止等の技術も望まれている。
加えて、処理の高速化、効率化のなかで、処理時間の制約という問題も大きくなってきている。例えば、FAX送信処理においては、電話回線を用いたデータ転送のプロトコルにおいて、データ転送時間に規約があるため、一定時間内にデータ送信を行わないと電話回線が切断されてしまいデータ転送が出来なくなる。また、カラーの画像形成装置において、複数色の画像データを一定の間隔で出力し重ね合わせることでカラー画像を得るような構成を有する場合には、2次記憶装置に保存された画像データを決められた時間内で読み出して出力可能な状態にしないと、カラー画像の形成ができない、もしくは生産性が低下することになるという問題がある。
こうした問題に対し、本発明は記憶装置の処理能力に応じてデータ処理効率を最大にするため、リソースの管理とデータ転送動作の処理を最適に制御することを目的とする。特に画像形成装置に接続された画像入力または出力手段により決定される画像入力または出力手段−記憶装置間のデータ転送速度と入力または出力装置からの次の画像情報の処理要求時間とに基づいて、ユーザーが望む処理が可能か否かを判定し、装置の効率的な利用、装置の誤動作の防止を、装置の構成を変更することなく実現することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、原稿をセット位置から読み取り位置へ搬送するとともに、搬送中の原稿を読み取り、画像信号を生成する画像入力手段と、前記画像入力手段から転送された画像信号が記憶される画像記憶手段と、画像信号に基づいて用紙に画像を書き込む画像出力手段とを有する画像形成装置において、前記画像入力手段から前記画像記憶手段への画像信号の転送速度を設定する手段と、前記画像入力手段から前記画像記憶手段へ転送される画像信号の容量と前記転送速度とから転送が完了するのに要する時間を計算する転送時間計算手段と、前記原稿がセット位置から読み取り位置へ搬送されるまでの時間を計算する原稿搬送時間計算手段と、前記画像信号の転送中に画像入力要求があったとき、前記転送時間計算手段及び原稿搬送時間計算手段の計算結果に基づき、前記原稿搬送時間計算手段が計算した時間内に現在実行中の画像信号の転送が完了するか否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段により完了すると判定されたときのみ、画像信号の転送中に前記要求された画像入力のための原稿の搬送を前記画像入力手段に実行させる制御手段を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項2の発明は、原稿を読み取り、画像信号を生成する画像入力手段と、用紙をセット位置から書き込み位置へ搬送するとともに、画像信号に基づいて前記用紙に画像を書き込む画像出力手段と、前記画像出力手段へ転送される画像信号が記憶される画像記憶手段とを有する画像形成装置において、前記画像記憶手段から前記画像出力手段への画像信号の転送速度を設定する手段と、前記画像記憶手段から前記画像出力手段へ転送される画像信号の容量と前記転送速度とから転送が完了するのに要する時間を計算する転送時間計算手段と、前記用紙がセット位置から書き込み位置へ搬送されるまでの時間を計算する用紙搬送時間計算手段と、前記画像信号の転送中に、画像出力要求があったとき、前記転送時間計算手段及び用紙搬送時間計算手段の計算結果に基づき、前記用紙搬送時間計算手段が計算した時間内に現在実行中の画像信号の転送が完了するか否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段により完了すると判定されたときのみ、画像信号の転送中に前記要求された画像出力のための用紙の搬送を前記画像出力手段に実行させる制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項3の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、該画像形成装置には少なくとも1以上の画像入力手段の固有装置情報が記憶されており、少なくとも1以上の画像入力手段が該画像形成装置に接続され、前記接続された画像入力手段の固有装置情報を取得して記憶する手段と、前記取得され記憶された画像入力手段の固有装置情報と前記画像形成装置に記憶されている固有装置情報とを比較する手段とを有し、前記判定手段は、前記固有装置情報の比較結果が一致する場合のみ、前記判定を行うことを特徴とする画像形成装置である。
請求項4の発明は、請求項記載の画像形成装置において、該画像形成装置には少なくとも1以上の画像出力手段の固有装置情報が記憶されており、少なくとも1以上の画像出力手段が該画像形成装置に接続され、前記接続された画像出力手段の固有装置情報を取得して記憶する手段と、前記取得され記憶された画像出力手段の固有装置情報と前記画像形成装置に記憶されている固有装置情報とを比較する手段とを有し、前記判定手段は、前記固有装置情報の比較結果が一致する場合のみ、前記判定を行うことを特徴とする画像形成装置である。
請求項5の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記判定手段の判定機能の実行を選択するか否かの選択手段を設けたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項6の発明は、原稿をセット位置から読み取り位置へ搬送するとともに、搬送中の原稿を読み取り、画像信号を生成する画像入力手段と、前記画像入力手段から転送された画像信号が記憶される画像記憶手段と、画像信号に基づいて用紙に画像を書き込む画像出力手段とを有する画像形成装置における画像信号の入力処理方法であって、前記画像入力手段から前記画像記憶手段への画像信号の転送速度を設定する工程と、前記画像入力手段から前記画像記憶手段へ転送される画像信号の容量と前記転送速度とから転送が完了する のに要する時間を計算する転送時間計算工程と、前記原稿がセット位置から読み取り位置へ搬送されるまでの時間を計算する原稿搬送時間計算工程と、前記画像信号の転送中に画像入力要求があったとき、前記転送時間計算工程及び原稿搬送時間計算工程の計算結果に基づき、前記原稿搬送時間計算工程で計算された時間内に現在実行中の画像信号の転送が完了するか否かの判定を行う判定工程と、前記判定工程により完了すると判定されたときのみ、画像信号の転送中に前記要求された画像入力のための原稿の搬送を行う工程とを有することを特徴とする画像信号の入力処理方法である。
請求項7の発明は、原稿を読み取り、画像信号を生成する画像入力手段と、用紙をセット位置から書き込み位置へ搬送するとともに、画像信号に基づいて前記用紙に画像を書き込む画像出力手段と、前記画像出力手段へ転送される画像信号が記憶される画像記憶手段とを有する画像形成装置における画像信号の出力処理方法であって、前記画像記憶手段から前記画像出力手段への画像信号転送速度を設定する工程と、前記画像記憶手段から前記画像出力手段へ転送される画像信号の容量と前記転送速度とから転送が完了するのに要する時間を計算する転送時間計算工程と、前記用紙がセット位置から書き込み位置へ搬送されるまでの時間を計算する用紙搬送時間計算工程と、前記画像信号の転送中に、画像出力要求があったとき、前記転送時間計算工程及び用紙搬送時間計算工程の計算結果に基づき、前記用紙搬送時間計算工程で計算された時間内に現在実行中の画像信号の転送が完了するか否かの判定を行う判定工程と、前記判定工程により完了すると判定されたときのみ、画像信号の転送中前記要求された画像出力のための用紙搬送を行う工程とを有することを特徴とする画像信号の出力処理方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を説明するに先立って、本発明を適用する画像形成装置の一実施形態をデジタル複写機を例にとって説明する。
図1はデジタル複写機の概略を表わすブロック図である。デジタル複写機は、大きく読取部1と像形成部2とから構成されている。図1に基づき、読取部1の読み取りプロセス、像形成部2の像形成プロセスを簡単に説明する。
原稿11を原稿台12に沿って可動な露光ランプ13によってスキャン露光を行い、その反射光をCCD(イメージセンサー)14によって光電変換を行い、光の強弱に応じた電気信号とする。IPU(イメージプロセッシングユニット)15により、その電気信号をシェーディング補正等の処理を行いA/D変換し、8ビットのデジタル信号とし、さらに変倍処理、ディザ処理等の画像処理を行い、画像同期信号と共に画像信号を像形成部2に送る。
第2図は原稿台を上方から見た図である。
スキャナ制御部16は以上のプロセスを実行するために、各種センサーの検知、駆動モータ等の制御を行い、また、IPU15に各種パラメータの設定を行う。以上が読み取りプロセスである。
【0008】
像形成部2では、帯電チャージャ21によって一様に帯電された一定回転する感光体22を、書込部23からの画像データによって変調されたレーザー光により露光する。感光体22には静電潜像ができ、それを現像装置24によりトナーで現像することにより顕像化したトナー像となる。あらかじめ給紙コロ25によって給紙トレイ26より給紙搬送されレジストローラ27で待機していた転写紙を、感光体22とタイミングを図って搬送し、転写チャージャ28によって感光体22上のトナーを転写紙に静電転写し、分離チャージャー29によって転写紙を感光体22より分離する。その後、転写紙上のトナー像を定着装置30により加熱定着し、排紙ローラ31により排紙トレイ32に排紙する。一方、静電転写後の感光体22に残留したトナー像は、クリーニング装置33が感光体22に圧接、除去し、感光体は除電チャージャ34により除電される。プロッタ制御部35は以上のプロセスを実行するために、各種センサーの検知、駆動モータ等の制御を行う。以上が像形成プロセスである。
【0009】
ここで、読取部1のIPU15より出力される画像同期信号の様子を第3図に示し説明する。フレームゲート信号(/FGATE)は副走査方向の画像エリアに対しての画像有効範囲を表す信号でこの信号がローレベル(ローアクティブ)の間の画像データが有効とされる。また、この/FGATEはライン同期信号(/LSYNC)の立ち下がりエッジでアサート、あるいはネゲートされる。/LSYNCは画素同期信号(PCLK)の立ち上がりエッジで所定クロック数だけアサートされ、この信号の立ち上がり後、所定クロック後に主走査方向の画像データが有効とされる。送られてくる画像データは、PCLKの1周期に対して1つであり、第2図の矢印部分より400DPI相当に分割されたものである。画像データは矢印部分を先頭にラスタ形式のデータとして送出される。また、画像データの副走査有効範囲は、通常、転写紙サイズによって決まる。
【0010】
システム制御部3は、オペレータによる操作部7への入力状態を検知し、読取部1、記憶部4、像形成部2、FAX部5への各種パラメータの設定、プロセス実行指示等を通信にて行う。また、システム全体の状態を操作部7にて表示する。システム制御部3への指示はオペレータの操作部7へのキー入力にてなされる。
FAX部5は、制御部3からの指示により、送られてきた画像データをG3、G4FAXのデータ転送規定に基づき2値圧縮を行い、電話回線へ転送する。また、電話回線よりFAX部に転送されたデータは復元されて2値の画像データとされ、像形成部2の書込部23へ送られ顕像化される。
セレクタ部6は、システム制御部3からの指示により、セレクタの状態を変化させ、読取部1、記憶部4、FAX部5のいずれかから画像データを取り入れる。
記憶部4は、通常はIPU15から入力される原稿の画像データを記憶することで、リピートコピー、回転コピー等の複写アプリケーションに使用される。また、FAX部5からの2値画像データを一時記憶させるバッファメモリとしても使用する。これらデータ記憶の指示はシステム制御部3がメモリ制御部43を介して行われる。
【0011】
次に 記憶部4について概略を説明した上で、構成要素毎に機能の説明を行う。
記憶部4の動作概略は、下記の通りである。
画像入力、及びデータ蓄積に際してはシステム制御部3からの指示により、画像データを画像メモリ42の所定の画像領域に画像転送DMACにより書込み、または、読出しを行う。このとき画像転送DMACでは画像ライン数をカウントしながら、転送制御を行う。
第4図は記憶部の構成図である。以下、各ブロック毎に機能説明を行う。
4−1 画像入出力DMACの説明
画像入出力DMAC41はCPU及びロジックLSIから構成されている。メモリ制御部43と通信を行い、メモリ制御部43からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作を設定すると共に、メモリ制御部43に対して画像入出力DMACの状態を知らせるためステータス情報を送信する。メモリ制御部43から画像入力のコマンドを受けると、入力画像同期信号に従って入力画像データを8画素単位のメモリデータとしてパッキングして、メモリ制御部43にメモリアクセス信号と共に出力する。またメモリ制御部43から画像出力のコマンドを受けた場合、メモリ制御部43からの画像データを出力画像同期信号に同期させて出力する。
【0012】
4−2 画像メモリ42の説明
画像メモリ42はDRAM等の半導体記憶素子で構成され、少なくとも1つ以上の画像信号を記憶する。メモリ容量は、A3サイズ分(400DPIで2値画像データとして)の4Mバイト及び電子ソート蓄積用のメモリ4Mバイトの合計8MBである。メモリ制御部43から読み出し制御、書き込み制御される。
【0013】
4−3 メモリ制御部43の説明
メモリ制御部43はCPU及びロジックLSIで構成され、システム制御部2と通信を行う。メモリ制御部43はシステム制御部2からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行い、また、記憶部4の状態を知らせるためステータス情報として送信し、各記憶部への転送速度能力(圧縮/伸長速度も含む)、入力または出力速度能力をシステム制御部2へ速度能力として送信する。
システム制御部2からの動作コマンドには、画像入力、画像出力、圧縮、伸長等があり、画像入力、画像出力のコマンドは画像入出力DMAC41に、圧縮関連のコマンドは画像転送DMAC44、符号転送DMAC45、圧縮伸長器46に送信される。
また、システム制御部2より画像転送の中断/再開コマンドを受信し、実行中のデータを中断してシステム制御部2から別の動作コマンドを受け入れることができる。
【0014】
続けてメモリ制御部43の構成と動作を詳細に説明する。
第5図はメモリ制御部43のアドレス発生部及び比較部の構成である。各ブロック毎に機能の説明を行う。
5−1 入出力画像アドレスカウンタ431の説明
入出力画像アドレスカウンタ431は、入出力メモリアクセス要求信号aに応じてカウントアップするアドレスカウンタで、画像メモリ42における入出力画像データの格納場所を示す22ビットのメモリアドレスを出力する。メモリアクセス開始時にアドレスはいったん初期化される。
5−2転送画像アドレスカウンタ432について
転送メモリアクセス許可信号bに応じてカウントアップするアドレスカウンタで、画像メモリ42における転送画像データの格納場所を示す22ビットのメモリアドレスを出力する。メモリアクセス開始時にいったんアドレスは初期化される。
【0015】
5−3 差分算出部434について
画像入力時には、圧縮伸長部46が出力する転送処理ライン数から画像入出力部が出力する入出力処理ライン数を減算し、結果を差分比較部440に出力する。
5−4 ライン設定部433について
差分比較部440で差分算出部434から出力された入力処理ラインのライン数と転送処理ラインのライン数の差分と比較する値をシステム制御部2から通知されて設定する。任意の値を設定することが可能である。
5−5 差分比較部について
画像入力時には、差分算出部434が出力する差分ライン数と、ライン設定部433が出力する設定値とを大小比較し、差分ライン数=設定値の時エラー信号を出力し、また差分ライン数が0となった時転送要求マスク信号をアクティブとする。それ以外、または入力または出力画像が処理中でない状態では、アクティブを出力しない。
5−6 アドレスセレクタ439について
アービタ437からの信号により入力画像または転送画像のアドレスのどちらが選択される。
【0016】
5−7 アービタ437について
アービタ437は圧縮伸張器46に対してメモリアクセス許可信号bを出力する。アドレス比較信号cがアクティブで入出力メモリアクセス要求信号aが非アクティブの条件でメモリアクセス許可信号を出力する。
5−8 要求マスク438について
差分比較部440からの比較結果にて圧縮伸張器46のアクセスのための転送メモリアクセス要求信号をマスク(ディスイネーブル状態とすること)し、転送処理を停止させる。
5−9 アクセス制御回路441について
入力される物理アドレスをアクセス制御回路441からの信号により半導体メモリ(DRAM)に対応したローアドレス、カラムアドレスに分割し11ビットのアドレスバスに出力する。また、アービタからのアクセス開始信号に従い、DRAM制御信号(RAS、CAS、WE)を出力する。
メモリ制御部43は以上の要素から構成される。
【0017】
次にメモリ制御部43の機能動作を説明する。
システム制御部2からの画像入力指示によりメモリ制御部43は初期化され、画像データの待ち状態となる。図示しないスキャナが動作することにより記憶部4に画像データが入力される。入力された画像データはいったん半導体メモリ42に書き込まれる。また、書き込まれた画像データの処理ライン数は画像入出力DMAC41で計数され、メモリ制御部43に入力される。圧縮伸長器46は画像転送のコマンドを受けて転送メモリアクセス要求信号を出力しているが、1ラインが入力されている間は、要求マスク438はマスク信号を出力し、転送メモリアクセス要求信号はマスクされ、実際のメモリアクセスは行われない。画像入出力部DMAC41からの入力データが1ライン分入力され終わると、転送メモリアクセス要求信号のマスクが解除され、半導体メモリ42の読み出しが行われ画像データの圧縮伸長部46への転送処理が開始される。また、処理中も差分算出部434で2つの処理ライン数の差を算出し、0となればアドレスの追い越しがない様に転送メモリアクセス要求信号にマスクをかける。
【0018】
図4に戻って、残りの構成部分について説明を続ける。
4−4画像転送DMAC44について
画像転送DMAC44はCPU及びロジックLSIで構成され、非圧縮の情報を圧縮するとき用いられるDMACで、メモリ制御部43と通信を行う。メモリ制御部43からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行い、また、メモリ制御部43に対し画像転送DMAC44の状態であるステータス情報を送信する。システム制御部3からメモリ制御部43を介して圧縮のコマンドを受けると、メモリ制御部43にメモリアクセス要求信号を出力し、メモリアクセス許可信号がアクティブの場合にメモリ制御部43から画像データを受け取って圧縮伸長器46に転送する。また、メモリアクセス要求信号に応じてカウントアップするアドレスカウンタを内蔵しており、画像データが格納される画像メモリ42の格納場所を示す22ビットのメモリアドレスを出力する。
【0019】
4−5 符号転送DMAC45について
符号転送DMAC45はCPU及びロジックLSIで構成されており、圧縮された情報を伸張するとき用いられるDMACである。メモリ制御部43と通信を行い、メモリ制御部43からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行うと共に、符号転送DMAC45の状態を表わすステータス情報を送信する。システム制御部からメモリ制御部を介して伸長のコマンドを受けた場合、メモリ制御部43にメモリアクセス要求信号を出力し、メモリアクセス許可信号がアクティブの場合に画像データを受け取って圧縮伸長器46に転送する。また、メモリアクセス要求信号に応じてカウントアップするアドレスカウンタを内蔵し、画像データが格納される画像メモリの格納場所を示す22ビットのメモリアドレスをメモリ制御部43に出力する。
4−6 圧縮伸長器46について
圧縮伸長器46はCPU及びロジックLSIで構成され、メモリ制御部43と通信を行う。メモリ制御部43を介してシステム制御部3からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行う。また、圧縮伸長器46の状態を表わすステータス情報をメモリ制御部43に送信する。圧縮伸長器46において2値の画像データをMH符号化方法にて圧縮伸張処理する。
4−7 HDCコントローラ47について
HDCコントローラ47はCPU及びロジックLSIで構成され、メモリ制御部43と通信を行い、ハードディスク48の制御を行う。メモリ制御部43からコマンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行い、また、HDCコントローラ47は状態を表わすステータス情報を送信する。HDD48のステータスのリード、データ転送を行なう。
4−8 HDD48について
2次記憶装置でハードディスクで構成されている。
以上が記憶部4の構成である。
【0020】
次に一般的なビデオ入力DMACについて説明する。
第6図はビデオ入力DMAC6のディスクリプタアクセス動作、及びデータ転送処理を説明するためのものである。図中の画像データは4つのバンドに分割されており、各バンドで設定されているライン数の画像データを転送する。
以下1画像中の総転送ライン数を加算する手順を説明する。
まず、ビデオ入力DMAC6が転送コマンドを受けるとDMAが起動し、あらかじめ内部のディスクリプタ格納レジスタ61にCPUによって設定されたチェーン先アドレス(a)にディスクリプタ1をリードアクセスし、メモリ中のディスクリプタ1の内容をディスクリプタ格納レジスタ61にロードする。そのロードされた内容は、4ワードで構成されている。
(1)次のディスクリプタの格納アドレスを示すチェーン先アドレス611、
(2)転送するデータの先頭アドレスを示すデータ格納先アドレス612、
(3)転送するデータのデータ量をライン数で示すデータ転送ライン数613、 (4)設定されたライン数転送が完了した場合、CPU割り込みを発生するか否かのフォーマット情報614
フォーマット情報614の最下位ビットには、設定されたライン数転送完了の場合にCPU割り込みを発生させるか否かを表わすビットが配置されている。最下位ビットが0でCPU割り込みを発生、1でCPU割り込みをマスクする。
【0021】
第6図の例では、画像を4つのバンドに分割し、各ディスクリプタのフォーマット情報の最下位1ビットには1から4まで順に、0、0、0、0であると仮定する。各バンドの画像データ転送が完了するとCPU割り込みが発生し、その割り込みを発生し、各ディスクリプタに設定されているライン数をそれまでのライン数に加算することにより現在処理を行っているライン位置を検出しながら転送処理を行う。
同様にして画像メモリから、圧縮伸長器を通してHDにデータを転送(1次記憶装置→2次記憶装置)する場合、画像転送DMACは1バンド毎に転送するが、1バンド毎にディスクリプタを設定する為に、ディスクリプタのライン数として1バンドの画像ライン数を設定する。そのときに符号転送DMACの転送先をHDDコントローラに設定する。
HDDコントローラには格納アドレスを設定し、画像メモリ→画像転送DMAC→圧縮伸長器→符号転送DMAC→HDDコントローラ→HDというパスを通して画像データの転送を行うことが可能となる。データ転送完了後に、HDDコントローラよりHDへ蓄積した際の使用データ量(実際にHDに蓄積されたメモリ容量)が通知され、このHDへ格納したアドレスと使用データ量を1次記憶装置に確保しているHDD管理領域に記憶しておく。また、メモリ制御部は画像メモリから2次記憶部へのデータ転送が画像入力装置から画像メモリへのデータ転送を追い越さないように制御している
【0022】
逆にHDから圧縮伸長器を通して画像メモリにデータを転送(2次記憶装置→1次記憶装置)する場合、1次記憶装置に確保しているHDD管理領域に記憶しているHDへ蓄積した際の格納アドレスと使用データ量を取得し、HDDコントローラに格納アドレスを設定し、符号転送DMACには使用データ量を、画像転送DMACには伸長後のライン数を設定して、HD→HDDコントローラ→符号転送DMAC→圧縮伸長器→画像転送DMAC→画像メモリというパスを通して画像データの転送を行うことができる。
【0023】
次に本発明の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態
始めに、入力処理としてADF(自動原稿給紙装置)を例に取って概略を説明する。
原稿がADFの給紙トレイセットの位置から読取り開始位置まで搬送するのに時間を要するが、この時間は給紙トレイから読取開始位置までの距離と給紙モータの能力により決定される。たとえば、給紙モータの搬送速度が50mm/secとし、給紙トレイから読取開始位置までの距離が100mmだとすると、次の原稿の給紙準備にかかる時間は2秒となる。システム制御部は現在実行中の処理を2秒以内に完了できれば、次の読取処理の準備を受付け可能となる。その処理が2秒以内に完了できないと予測される場合は受付不可として入力手段へ不可の通知を行う。すると、入力手段は給紙をせず、入力準備完了の信号をシステム制御部から通知されるまで待ち、ADFの処理は停止する。このように次の入力処理に先立って準備が必要になるが、この準備期間に注目して、この準備期間中に現在実行中の処理が完了するか否かを判定する。完了すると判定する場合は前記次の処理を行う。このような判定の手段を設けることによりADFの処理を円滑に行うことが出来る。
次にこの制御を行う構成と手順を説明する。
図7は本発明の入力または出力装置と記憶装置の間の画像信号の流れのタイミング管理・制御を説明するためのブロック図であり、これに基づいて説明する。
オペレータは操作部6を用いて画像信号Aの制御内容を決定する(▲1▼)。システム制御部3は入力または出力装置から設定された転送速度sを取得し、上記取得した転送速度sを用いて現在実行中の処理が完了するのに要する時間tを計算する。画像信号の入力または出力処理の要求を受けてシステム制御部3は、その処理の準備に要する時間Tを指定すると共に、上記時間tと指定された時間Tとから現在実行中の制御が上記指定された時間内Tに完了できるか判定して、できると判定された時には実行要求を出す(▲2▼)。
実行要求が出されると、画像信号Aは、実行要求に従ってスキャナー、FAX、複写装置等の入力機器1から取りこまれ(▲4▼)、メモリ制御部43の制御を受けながら(▲3▼)第一次記憶部42に蓄積される(▲5▼)。次に画像信号Aは、メモリ制御部43の制御(▲6▼)の下に第1次記憶部42から圧縮を受け第2次記憶部48に蓄積される(▲7▼)。他方、第2次記憶部48に記憶された画像信号Aは、メモリ制御部43の制御を受けながら)、伸張されて第一次記憶部42に送られ(▲8▼)、さらに書き込み部等の出力機器2に出力される(▲9▼)。
【0024】
第8図は、第7図における画像信号Aを入力または出力する際のシステム制御3の処理フローである。例えば、読取り処理の場合を例に取り説明する。
初めに、システム制御部3は入力または出力装置から設定された転送速度sを取得し[S81]、画像信号Aの入力または出力要求があると、原稿トレイから読取位置までの距離、給紙モータの能力等のパラメータを設定する[S82]。制御部3は、上記パラメータに基づき原稿読取の準備に要する時間Tを指定すると[S83]、上記取得した転送速度sを用いて現在実行中の処理が完了するのに要する時間tを計算する[S84]。この時間tと上記指定時間Tとから現在実行中の処理が指定時間内に完了できるか判定する[S85]。判定結果は、入力または出力装置へ通知し[S86]、実施するか否かの判断を行う[S87]。指定時間T内に完了するのであれば処理を行うコマンドを発行する[S88]。指定時間T内に完了しない場合は処理をしない[S89]。
なお、書き込み部の読取処理準備完了までの時間については、給紙トレイから印字位置までの移送に要する時間である。この様に入力または出力処理の準備に要する時間とはある入力または出力処理を行う時、その処理に先立って準備しなければならない処理に要する時間を指す。
また、上記[S85]で要求された制御が指定された時間内に完了できるかの判定について、例えば画像読取部1から画像が読み込まれる場合(メモリ42へ画像信号を送る場合)を例にとって説明する。
図9は、システム制御部3の制御の下に画像読取部1が読取った画像データを画像メモリ42に転送する構成を示す。画像読取部1から画像メモリ42への転送速度sは、読取部1の読取速度で決定され、その速度は読取部1のハードウェアに依存する。システム制御部3は読取部1と通信して、読取部1から画像信号転送速度sを取得し、そのデータを保存する。その際に画像信号転送速度sだけでなく、画像入力または出力手段のデバイスID、ソフトウェアバージョン、ハードウェアバージョン等の固有情報も取得してデータテーブルとして保存する。以下画像信号転送時間なる語を用いるが、画像信号転送時間tとは画像信号の1つの装置(例えば、読取部)から他の装置(画像メモリ)への現在時点から転送完了までの時間を意味する。
転送には、▲1▼画像読取部1から画像メモリ42へ画像情報を送るケース▲2▼画像メモリ42から2次記憶装置48に転送するケース▲3▼2次記憶装置48から画像メモリ42に転送するケース▲4▼画像メモリから出力手段に転送するケースの4つのケースがあるが、その代表としてケース1について画像信号転送時間tの算出方法を説明する。
[画像読取部1から画像メモリ42へ画像情報を送るケース]
画像読取部1は読み取った画像情報を読取部のバッファメモリに蓄積し、これを画像メモリ42に転送する。画像信号転送時間tは読取部1から取得した画像信号転送速度sとこれから転送される画像信号データ量dから算出され、その算出式は下記の通りである。
d ÷ s = t
例えば画像信号転送速度を10MB/秒とし、転送される画像信号データ量を5MBとした場合、画像信号転送時間は、
5MB ÷ 10MB/秒 = 0.5秒
となる。
上記算出した転送処理時間は画像信号の入力または出力処理に要する時間であるから、
次に上記算出した転送処理時間tと上記指定した指定時間Tとを比較し、指定された処理時間内に入力または出力処理が可能か否かを判定する。その後判定結果を入力または出力部に通知する。すると、例えば、読取部1は判定通知をもとに画像信号転送時間tが指定時間T以内ならば生産性を最大にする制御を行い、画像信号転送時間tが指定時間Tより大きい時、生産性を最大にする制御を行わず、原稿をジャムさせない制御に切り替える。
【0025】
第2の実施の形態
図9はシステム制御部3の制御の下に、2つの画像入力装置x、yが画像形成装置2に画像信号を送信する構成を示す。 画像入力または出力装置x、yとシステム制御部3との間で、及び画像形成装置2とシステム制御部3との間でコマンド、レスポンスを送受信する手段を用いて電源投入時に画像入力または出力手段の固有装置情報(デバイスID、ソフトウェアバージョン、ハードウェアバージョン等)X,Yを画像入力または出力装置x、yからシステム制御部3に送出する。システム制御部3ではこれら固有装置情報X,Yを記憶しておく。
他方、画像形成装置2は予め接続を設定した画像入力または出力装置a,b、cの固有装置情報A,B、Cをデータテーブルとして登録しておく。さらに画像形成部2は、電源投入時に画像入力または出力装置x、yから取得した固有情報X,Yについてデータテーブルの固有情報A,B、Cと比較し、一致していないものがあれば、これを制御対象外と判断し、上記画像信号の入力または出力処理を許容する時間を指定する手段によって指定された時間内に画像信号の入力または出力処理が可能か否かの判定を行わない。
こうすることによって多数の多種類の機器を接続しても画像形成装置は自動的に入力または出力機器との整合性を判断し、誤動作・動作異常を防止できる。
【0026】
第3の実施の形態
第3の実施の形態は、図7において、画像読取部1から画像形成装置2へデータを転送する場合、上記指定された時間内Tにデータ入力または出力処理ができるか否かを判定する判定機能を選択するか否かの選択手段を設けたものである。
次にこの選択手段を設けた理由を説明する。
画像形成装置に接続される画像信号入力または出力手段、記憶装置の処理性能が向上し、処理時間の判定の必要がない場合が生じたり、処理時間の判定ができない場合があるが、このような場合は処理時間指定の処理要求や画像信号転送時間の設定や情報取得の処理は不要になる。このように上記処理が必要なケース、不要なケースに対応する為に上記判定機能を選択出来るように構成するとよい。
上記指定時間の設定、画像信号転送時間の計算、処理の可否の判定機能を選択するか選択しないを初期設定条件としてメモリ制御部43のNVRAM(Non-volatileRAM)に記憶させることもできるし、初期設定条件としてNVRAMに記憶せず、システム制御部3からメモリ制御部4へのパラメータとして指示することもできる。
第4の実施の形態
図11はADF処理を実行中に割り込み処理Bが発生した時の画像入力または出力処理を説明するタイムチャートである。ADFの現在の処理をAとし、ADFの次の処理をCとし、処理Cに関する原稿の給紙準備に要する時間をTとする。
処理Aが現時点から完了するまでに要する時間t1と処理Bの処理に要する時間t2(処理Bにかかる準備期間と処理Bの処理時間を合わせた全体の処理に要する時間をいう)とを計算する。次に、準備時間T内に処理Aが完了し、なお、割り込み処理Bができるかの判定を行う。処理Aと割り込み処理BがT時間内で完了できると判定されると、ADF処理を継続してでき、なお割り込み処理Bも出来ることになり、一層効率的な処理が出来ることになる。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、原稿をセット位置から読み取り位置へ搬送するとともに、搬送中の原稿を読み取り、画像信号を生成する画像入力手段と、前記画像入力手段から転送された画像信号が記憶される画像記憶手段と、画像信号に基づいて用紙に画像を書き込む画像出力手段とを有する画像形成装置において、画像入力手段から画像記憶手段への画像信号の転送中に画像入力要求があったとき、原稿がセット位置から読み取り位置へ搬送されるまでの時間内に現在実行中の画像信号の転送が完了する場合のみ、画像信号の転送中に前記要求された画像入力のための原稿の搬送を行うことにより、装置の効率的な利用、及び装置の誤動作の防止を実現することができる。
また、本発明によれば、原稿を読み取り、画像信号を生成する画像入力手段と、用紙をセット位置から書き込み位置へ搬送するとともに、画像信号に基づいて前記用紙に画像を書き込む画像出力手段と、前記画像出力手段へ転送される画像信号が記憶される画像記憶手段とを有する画像形成装置において、画像記憶手段から画像出力手段への画像信号の転送中に画像出力要求があったとき、用紙がセット位置から書き込み位置へ搬送されるまでの時間内に現在実行中の画像信号の転送が完了する場合のみ、画像信号の転送中に前記要求された画像出力のための用紙の搬送を行うことにより、装置の効率的な利用、及び装置の誤動作の防止を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル複写機の概略を示す図である。
【図2】原稿台を上から見た図である。
【図3】読取部のIPUから出力される画像同期信号を示す図である。
【図4】記憶部の構成を示す図である。
【図5】メモリ制御部のブロック図を示す。
【図6】ビデオDMACのディスクリプタアクセス動作、データ転送動作を説明する図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の概略図を示す。
【図8】本発明の第1の実施の形態のフローを示す。
【図9】本発明の第1の実施の形態のブロック構成図を示す。
【図10】本発明の第2の実施の形態のブロック構成図を示す。
【図11】本発明の第4の実施の形態についてのタイムチャートを示す。
【符号の説明】
1・・・デジタル複写機の読取部、2・・・デジタル複写機の像形成部、3・・・システム制御部、4・・・記憶部、41・・・画像入出力DMAC、42・・・画像メモリ、43・・・メモリ制御部、48・・・HDD

Claims (7)

  1. 原稿をセット位置から読み取り位置へ搬送するとともに、搬送中の原稿を読み取り、画像信号を生成する画像入力手段と、前記画像入力手段から転送された画像信号が記憶される画像記憶手段と、画像信号に基づいて用紙に画像を書き込む画像出力手段とを有する画像形成装置において、
    前記画像入力手段から前記画像記憶手段への画像信号の転送速度を設定する手段と、前記画像入力手段から前記画像記憶手段へ転送される画像信号の容量と前記転送速度とから転送が完了するのに要する時間を計算する転送時間計算手段と、前記原稿がセット位置から読み取り位置へ搬送されるまでの時間を計算する原稿搬送時間計算手段と、前記画像信号の転送中に画像入力要求があったとき、前記転送時間計算手段及び原稿搬送時間計算手段の計算結果に基づき、前記原稿搬送時間計算手段が計算した時間内に現在実行中の画像信号の転送が完了するか否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段により完了すると判定されたときのみ、画像信号の転送中に前記要求された画像入力のための原稿の搬送を前記画像入力手段に実行させる制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 原稿を読み取り、画像信号を生成する画像入力手段と、用紙をセット位置から書き込み位置へ搬送するとともに、画像信号に基づいて前記用紙に画像を書き込む画像出力手段と、前記画像出力手段へ転送される画像信号が記憶される画像記憶手段とを有する画像形成装置において、
    前記画像記憶手段から前記画像出力手段への画像信号の転送速度を設定する手段と、前記画像記憶手段から前記画像出力手段へ転送される画像信号の容量と前記転送速度とから転送が完了するのに要する時間を計算する転送時間計算手段と、前記用紙がセット位置から書き込み位置へ搬送されるまでの時間を計算する用紙搬送時間計算手段と、前記画像信号の転送中に、画像出力要求があったとき、前記転送時間計算手段及び用紙搬送時間計算手段の計算結果に基づき、前記用紙搬送時間計算手段が計算した時間内に現在実行中の画像信号の転送が完了するか否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段により完了すると判定されたときのみ、画像信号の転送中に前記要求された画像出力のための用紙の搬送を前記画像出力手段に実行させる制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    該画像形成装置には少なくとも1以上の画像入力手段の固有装置情報が記憶されており、少なくとも1以上の画像入力手段が該画像形成装置に接続され、前記接続された画像入力手段の固有装置情報を取得して記憶する手段と、前記取得され記憶された画像入力手段の固有装置情報と前記画像形成装置に記憶されている固有装置情報とを比較する手段とを有し、前記判定手段は、前記固有装置情報の比較結果が一致する場合のみ、前記判定を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項記載の画像形成装置において、
    該画像形成装置には少なくとも1以上の画像出力手段の固有装置情報が記憶されており、少なくとも1以上の画像出力手段が該画像形成装置に接続され、前記接続された画像出力手段の固有装置情報を取得して記憶する手段と、前記取得され記憶された画像出力手段の固有装置情報と前記画像形成装置に記憶されている固有装置情報とを比較する手段とを有し、前記判定手段は、前記固有装置情報の比較結果が一致する場合のみ、前記判定を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    前記判定手段の判定機能の実行を選択するか否かの選択手段を設けたことを特徴とする画像形成装置
  6. 原稿をセット位置から読み取り位置へ搬送するとともに、搬送中の原稿を読み取り、画像信号を生成する画像入力手段と、前記画像入力手段から転送された画像信号が記憶される画像記憶手段と、画像信号に基づいて用紙に画像を書き込む画像出力手段とを有する画像形成装置における画像信号の入力処理方法であって、
    前記画像入力手段から前記画像記憶手段への画像信号の転送速度を設定する工程と、前記画像入力手段から前記画像記憶手段へ転送される画像信号の容量と前記転送速度とから転送が完了するのに要する時間を計算する転送時間計算工程と、前記原稿がセット位置から読み取り位置へ搬送されるまでの時間を計算する原稿搬送時間計算工程と、前記画像信号の転送中に画像入力要求があったとき、前記転送時間計算工程及び原稿搬送時間計算工程の計算結果に基づき、前記原稿搬送時間計算工程で計算された時間内に現在実行中の画像信号の転送が完了するか否かの判定を行う判定工程と、前記判定工程により完了すると判定されたときのみ、画像信号の転送中に前記要求された画像入力のための原稿の搬送を行う工程とを有することを特徴とする画像信号の入力処理方法。
  7. 原稿を読み取り、画像信号を生成する画像入力手段と、用紙をセット位置から書き込み位置へ搬送するとともに、画像信号に基づいて前記用紙に画像を書き込む画像出力手段と、前記画像出力手段へ転送される画像信号が記憶される画像記憶手段とを有する画像形成装置における画像信号の出力処理方法であって、
    前記画像記憶手段から前記画像出力手段への画像信号の転送速度を設定する工程と、前記画像記憶手段から前記画像出力手段へ転送される画像信号の容量と前記転送速度とから転送が完了するのに要する時間を計算する転送時間計算工程と、前記用紙がセット位置から書き込み位置へ搬送されるまでの時間を計算する用紙搬送時間計算工程と、前記画像信号の転送中に、画像出力要求があったとき、前記転送時間計算工程及び用紙搬送時間計算工程の計算結果に基づき、前記用紙搬送時間計算工程で計算された時間内に現在実行中の画像信号の転送が完了するか否かの判定を行う判定工程と、前記判定工程により完了すると判定されたときのみ、画像信号の転送中に前記要求された画像出力のための用紙の搬送を行う工程とを有することを特徴とする画像信号の出力処理方法。
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