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JP3906381B2 - 食器洗浄機の熱交換装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば食器洗浄機からの排湯のようなアルカリ性の排湯の熱を利用して水や冷媒等の流体を昇温する熱交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば食器洗浄機の分野においては、省エネを図ってランニングコストを下げると言う観点から、すすぎ完了後の排湯の熱を利用して新たに供給されるすすぎ水を昇温するということが行われている。具体的には、食器洗浄機からの排湯を回収するタンク内に、すすぎ水の原水を給送する給送管を設け、原水を給送管に給送する間に排湯と熱交換させて原水を昇温するというものである。
一般に熱交換用の給送管としては、熱伝導性に優れた銅管が好適とされる。一方食器洗浄機では、油脂分を良好に除去できるようにアルカリ洗剤を使用しており、したがって食器洗浄機からの排湯は強アルカリ性のものであって、pH11位とされている。上記した銅管は、強アルカリの水溶液中ではいくらか腐食する傾向にあり、しかも排湯は50〜60℃と比較的高い温度で供給されるため、腐食反応が起こりやすい条件下にあると言え、銅管単体では耐食性に問題がある。
そのため従来、この種の食器洗浄機の排湯と熱交換する場合には、銅管の外面に、アルカリに強いニッケルメッキを施した給送管が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらメッキは完璧に行えることはまずあり得ず、ピンホールができてしまう。このようにピンホールがあると、その部分から銅管が早期に腐食し、給送管に孔が開いてしまう心配があった。すなわち従来のものでは、耐久性において必ずしも満足のいくものとは言えなかった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、アルカリ性の排湯に浸漬して使用される給送管に対してその耐食性を高め、もって耐久性を向上させた熱交換装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、洗浄タンク内の洗浄水により食器を洗浄したのち同洗浄水を前記洗浄タンクに回収する洗浄サイクルに続いて、貯湯タンクに溜められた温水によりすすぎを行い同温水を前記洗浄タンクに回収するすすぎサイクルが実行され、このすすぎサイクルの実行に伴って前記洗浄タンクからオーバーフローしたアルカリ性の排湯が排湯回収タンクに回収可能とされた食器洗浄機において、圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を配管接続することで冷凍サイクルを構成したヒートポンプが具備され、このヒートポンプにおける前記蒸発器が前記排湯回収タンク内に熱交換可能に設けられるとともに、前記凝縮器原水の給水管と熱交換可能に設けられまた前記貯湯タンクには、貯留された温水が所定量を下回るとオフし、補給により所定量を回復したところでオンするフロートスイッチが備えられ、前記すすぎサイクルに入り前記フロートスイッチがオフとなったところで前記ヒートポンプの圧縮機が運転されることにより、排湯から熱を回収しつつ原水を昇温することで温水を生成して前記貯湯タンクに供給され、温水が補給されて前記フロートスイッチがオンとなったところで前記圧縮機が停止するようになっており、かつ前記蒸発器が、銅管の外面に錫メッキを施して形成されているとともに、前記排湯回収タンクには常開式の排水弁機構が設けられ、前記フロートスイッチがオフとなったときに前記排水弁を閉弁し、そののち同フロートスイッチがオンとなったところで同排水弁を開弁制御する制御手段が設けられている構成としたところに特徴を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
本発明の蒸発器によれば以下のような作用を呈する。銅と比較してアルカリに弱い錫のメッキが施されているので、錫が銅に対して犠牲陽極として機能して、銅よりも優先的に排湯中に溶出し、錫メッキがいくらかでも銅管の外面に残っている間は、銅管の腐食は始まらない。錫メッキにピンホールがあった場合にも、銅管の腐食については何ら悪影響はない。これにより、蒸発器の耐食性が実質的に高められ、熱交換装置の製品寿命を大幅に延ばすことができる。
また、ヒートポンプの運転が終了した時点で直ちに排湯を排出するようにしたから、蒸発器が排湯中に浸漬している時間、すなわち腐食反応する時間が大幅に短縮でき、製品寿命をさらに延ばすことが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。ここでは、食器洗浄器で使用するすすぎ用の温水をヒートポンプを備えた温水生成装置で生成する場合であって、そのヒートポンプを構成する冷凍サイクルの蒸発器部分に流通する冷媒と、食器洗浄機からの排湯とを熱交換する部分に本発明を適用した例を示している。
図1において、符号1は食器洗浄機であって、その側方に、ヒートポンプ21を装備した温水生成装置20が設置される。まず食器洗浄機1の構造について説明すると、その内部の上方側には、図示しないラックを介して食器が出し入れ可能に収納される洗浄室2が形成されており、この洗浄室2の上面側と下面側に、洗浄ノズル3とすすぎノズル4とが一対ずつ配設されている。洗浄室2の底面の一側には、アルカリ洗剤の混入された洗浄水を貯留する洗浄タンク6が形成され、そこに貯められた洗浄水は、洗浄ポンプ7により汲み上げられて上記した洗浄ノズル3から食器に向けて噴射され、そののち洗浄タンク6内に回収されるといったように循環供給される。
【0007】
洗浄タンク6の下方には、すすぎ用の温水を貯留する貯湯タンク8が装備されている。この貯湯タンク8内には、詳しくは後記するように温水生成装置20で生成された温水が、給湯弁9の介設された給水管10により供給されて貯留される。貯められた温水は、すすぎポンプ11により汲み上げられてすすぎノズル4から食器に向けて噴射され、上記の洗浄タンク6内に回収される。洗浄タンク6にはオーバーフローパイプ13が装備されており、このオーバーフローパイプ13は、洗浄タンク6からオーバーフローした排湯を取り込んで、排湯管14を通して温水生成装置20に設けられた排湯回収タンク30内に排出するようになっている。なお、洗浄タンク6と貯湯タンク8内にはそれぞれヒータ15,16と図示しないサーモスタットが装備されていて、洗浄水は約60℃に、すすぎ用の温水は約80℃に保温されるようになっている。
すなわち食器が洗浄室2に収納されると、洗浄ノズル3から洗浄水が噴射されて食器が洗浄され、続いてすすぎノズル4から温水が噴射されてすすぎが行われる。そして、洗浄タンク6に回収し切れずにオーバーフローした排湯が温水生成装置20側に排出されて排熱が回収され、その回収した熱が、給水管10に給送される水道水等の原水と熱交換されることで温水が生成されて、上記した貯湯タンク8に供給されるようになっている。
【0008】
続いて温水生成装置20について説明する。この温水生成装置20はヒートポンプ21を備えており、箱状をなすケーシング22内に収納されるようになっている。ヒートポンプ21は、図6にも示すように、圧縮機24、凝縮器25、膨張弁26及び蒸発器27が循環接続され、その中に冷媒であるフロンガス(R−22)が流通可能に封入されることで冷凍サイクルを構成している。
圧縮機24は比較的大型のものであって、図2,3に示すように、ケーシング22内の底面上に設置されている。その圧縮機24の側方には、上記した食器洗浄機1から排湯を貯留する排湯回収タンク30が設置されている。
【0009】
この排湯回収タンク30は、図4,5に示すように、その断面形状が、正方形の半分の領域を半円形とした形状に形成されており、上面の開口には、同じ断面形状で周縁に折曲部31aの形成された蓋板31が被着されている。この排湯回収タンク30内には、上記の冷凍サイクルの構成部品である蒸発器27が収納されている。この蒸発器27は、銅管62の外周面に錫メッキ63を施すことで形成されている。この蒸発器27が、排湯回収タンク30の半円形部の内周面に沿うようなコイル状に形成されて収納され、その入り口27aと出口27bとが、正方形の角の部分に構成された余剰空間を通って蓋板31の上面に突出され、冷媒配管21aと接続されている。
排湯回収タンク30の上部の一側には排湯の導入口32が設けられ、食器洗浄機1における洗浄タンク6のオーバーフローパイプ13から引き出された排湯管14と接続されており、洗浄タンク6からオーバーフローした排湯を導入し得るようになっている。他側には、排湯回収タンク30自身のオーバーフロー水を排出する排出口33が設けられ、排水管34が接続されている。
【0010】
上記した蓋板31には、先端にプロペラ状の攪拌具36を設けたシャフト38が垂下して設けられ、攪拌具36が蒸発器27のコイルの内側の略中央高さ部分に位置するようになっていて、この攪拌具36が、蓋板31上に設けられた駆動モータ37によりシャフト38を介して回転駆動されるようになっている。
排湯回収タンク30の底面には、常開式の排水弁40が設けられている。詳細には、蓋板31を貫通して上下動自由に装備されたロッド41の先端に、底面に開口された弁口42の上面側に接離して開閉する弁体43が設けられ、ロッド41を常には上動付勢するばね部材44が設けられている。また、蓋板31にはブラケット45を介してソレノイド46が下向きに取り付けられている。そして常には、ばね部材44の弾力でロッド41が上動付勢されて、ソレノイド46のプランジャ46aに突き当たり、図5の鎖線に示すように弁体43が引き上げられた状態となって弁口42が開いており、ソレノイド46が励磁されると、同図の実線に示すように、プランジャ46aが進出してロッド41並びに弁体43を付勢力に抗して押し下げることで弁口42が閉じられるようになっている。この排水弁40は上記した排水管34に合流して接続されている。
また、排湯回収タンク30の蓋板31には、蒸発器27に向けて温水を散水することでそれを洗浄するための2個の散水ノズル48が設けられている。
【0011】
凝縮器25は大径のパイプ状に形成されており、その中に、すすぎ水の原水を給送する給水管10の途中部分が挿通され、熱交換を可能とした二重管部28が形成されている。この二重管部28が、図2,3に示すように、ケーシング22の2つの側面の内側にわたって回曲しつつ張り巡らされている。給水管10の出口側は、上記のように食器洗浄機1の貯湯タンク8に接続されている。また膨張弁26は、感温筒26aが付設された温度式のものである(図6参照)。なお、ケーシング22内には、ヒートポンプ21の冷凍サイクルや給排水等を制御するための装置を収納した制御ボックス49が備えられている。
【0012】
さらに図6によって冷凍サイクルについて言及する。圧縮機24の高圧側と低圧側との間にはバイパス管51が設けられ、そこに容量調整弁52が設けられている。この容量調整弁52は、熱負荷(熱源)が足りないときや、初期給湯時のようにまったく無いときに、高圧側のホットガスを低圧側にバイパスして、低圧側の圧力が過剰に低下することを防止するように機能する。
給水管10における二重管部28から出たところには、自動給水弁53が設けられている。この自動給水弁53は、高圧側の圧力を検知してそれに応じて給水量を調節し、高圧側の圧力を一定に保つように機能する。それに伴い、略一定温度の温水を取り出すことができる。
給水管10における自動給水弁53の上流側には、分流弁54を介設した散水ホース55が分岐して接続され、この散水ホース55が、前記した排湯回収タンク30の蓋板31に設けられた散水ノズル48に接続されている。この分流弁54は、運転の停止時に開弁することで、二重管部28内に残っている温水を排出し、蒸発器27の洗浄に利用するとともに、運転立上り時の過渡的な凝縮能力不足を防止するように機能する。
【0013】
凝縮器25の出口側の冷媒配管21aと、原水の給水管10における二重管部28に入る手前側の部分とが密着状に並列配管されることにより、第1の補助熱交換部57が構成されている。この第1補助熱交換部57は、凝縮器25から出た液冷媒とすすぎ水の原水との間で熱交換させることによって、原水を予熱するように機能する。
また、上記の第1補助熱交換部57を構成する部分の下流側の冷媒配管21aと、蒸発器27の出口側の冷媒配管21aとが同じく密着状に並列配管されることで、第2の補助熱交換部58が構成されている。この第2補助熱交換部58は、蒸発器27を経た低温冷媒を凝縮器25から出た高温液冷媒で加熱することにより、特に運転後半において圧縮機24側への液戻り現象が起きるのを抑制し、併せて熱利用効率を高めるように機能する。
【0014】
上記の第2補助熱交換部58を構成する部分と、膨張弁26との間における冷媒配管21aにはレシーバ59が介設されている。このレシーバ59は、例えば冷媒を過充填したときや、内部のバランスが崩れて液冷媒が過剰となった場合にそれを溜め、凝縮器25に液冷媒が滞留するのを防止するように機能する。
レシーバ59と膨張弁26との間には冷媒電磁弁60が介設されている。この冷媒電磁弁60は、運転停止時に膨張弁26から高圧ガスが低圧側に漏れることを防いで高圧力を維持するように機能する。
【0015】
本実施形態は上記のような構造であって、続いてその作動を図7のタイミングチャートを参照しつつ説明する。洗浄運転は、食器洗浄機1の洗浄タンク6と貯湯タンク8とが満水の状態から行われる。
初めに洗浄すべき食器をラックに収めて洗浄室2内に収容する(ラック作業)。ラック作業が完了すると洗浄サイクルが開始され、洗浄タンク6内の洗浄水が洗浄ポンプ7で汲み上げられて洗浄ノズル3から噴出されるといった洗浄作業が数十秒間にわたって行われる。5秒程度の停止時間(水切り時間)があったのち、引き続いてすすぎサイクルが開始され、貯湯タンク8内の温水がすすぎポンプ11で汲み上げられてすすぎノズル4から噴出されるといったすすぎ作業が7秒程度行われる。そののち5秒程度の停止時間(同じく水切り時間)が設定され、それにより1回の洗浄工程が完了する。
【0016】
上記において、すすぎサイクルが開始されると、貯湯タンク8内に備えられたフロートスイッチがオフとなることで給湯弁9が開弁されるとともに、圧縮機24がオンしてヒートポンプ21が稼働し始める。同時に冷媒電磁弁60も開弁される。また、排湯回収タンク30に設けられたソレノイド46が励磁されて常開式の排水弁40が閉弁されるとともに、攪拌具36が回転駆動される。すすぎサイクルの開始後に洗浄タンク6からオーバーフローしてくる排湯は、少し遅れて排湯回収タンク30に流入し、実際に蒸発器27が吸熱を始めるのは数秒後となる。
【0017】
さて排湯回収タンク30では、食器洗浄機1の洗浄タンク6からオーバーフローした排湯が少しずつ(数十秒をかけて)取り込まれる。排湯の取り込みの最中からヒートポンプ21はフル運転して蒸発器27に液冷媒を供給し、攪拌具36により排湯が攪拌されて熱交換が促進されつつ吸熱を始める。実際に吸熱に掛けることのできる時間は数十秒であるため、膨張弁26は比較的大きな流量(冷凍能力)のものが使用され、立上りからすぐに多くの冷媒が供給される。
その吸熱の最中に、まず洗浄タンク6からのオーバーフローが終わり、排湯回収タンク30が満水となる。吸熱はさらに継続されるが、蒸発器27に冷媒が十分に行き届くと、感温筒26aで検知される温度が低下することで膨張弁26が閉じ始める。しかしながら、膨張弁26の流量制御のタイミングがどうしても遅れるので少し液戻りぎみになる。そのため、第2補助熱交換部58で加熱されることで液戻りの抑制が図られ、それと併せて熱利用効率の向上が図られる。
【0018】
この吸熱動作の間、蒸発器27はアルカリ性の排湯中に浸漬された状態となるが、蒸発器27は、銅管62の外面に錫メッキ63を施した構造となっているから、錫が銅に対して犠牲陽極として機能して、銅よりも優先的に排湯中に溶出し、錫メッキ63がいくらかでも銅管62の外面に残っている間は、銅管62の腐食は始まらない。もちろん、錫メッキ63にピンホールがあった場合にも、銅管62の腐食については何ら悪影響はない。また、排湯は熱回収されることで15℃程度にまで温度が下げられるので、それだけ腐食も進みにくくなる。
【0019】
この間、給水管10に送給されたすすぎ水の原水は、第1補助熱交換部57で予熱されたのち、二重管部28において冷媒と熱交換されて昇温され、温水となって給湯弁9を介して食器洗浄機1の貯湯タンク8に次第に供給される。貯湯タンク8に所定量温水が溜まってフロートスイッチがオンすると、圧縮機24がオフとなるとともに、冷媒電磁弁60が閉弁してヒートポンプ21の運転が停止される。
また排湯回収タンク30の排水弁40が開弁されるとともに、攪拌具36が停止される。これにより、排湯回収タンク30内の排湯が排出されるが、排湯は慣性力により渦流となって排出されるので、例えば排湯中に食材の細片等の異物が混じっていたとしても、渦流とともにすべて排出され、タンク30内が汚れるおそれがない。また上記のフロートスイッチがオンすることに伴って分流弁54が10〜15秒間開弁され、二重管部28内に残った温水が散水ホース55側に分流される。その温水は、排湯回収タンク30の散水ノズル48から蒸発器27に向けて散水され、蒸発器27の表面が洗浄される。そののち、排湯回収タンク30の排湯が完全に排出され、食器洗浄機1がすすぎ可能な状態とされる。
また、上記のように熱回収が終了したら排湯回収タンク30内の排湯は直ちに排出されるから、蒸発器27が排湯中に浸漬している時間、すなわち腐食反応する時間は僅かに留められ、錫メッキ63自体の腐食も抑制される。
以上のようにして、洗浄作業と、熱回収を伴った温水の生成とが繰り返し行われる。
【0020】
このように本実施形態によれば、食器洗浄器1からのアルカリ性の排湯中に熱交換のために浸漬される蒸発器27が、銅管62の外面に銅と比較してアルカリに弱い錫メッキ63を施して形成されているので、排湯に浸漬している間も、錫が銅に対して犠牲陽極として機能して優先的に排湯中に溶出し、錫メッキ63が残っている限り銅管62が腐食することが阻止される。また、熱交換が終了したら直ちに排湯が排出されるから、蒸発器27が排湯中に浸漬している時間、すなわち腐食反応する時間が大幅に短縮されて錫メッキ63自体の腐食も抑制される。これにより、蒸発器27の耐食性が実質的に高められ、製品寿命を大幅に延ばすことが可能となる。
また、錫メッキ自体は安価であり、銅との相性も良くて製造も簡単であるので、蒸発器27自体を低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の全体構造を示す概略図である。
【図2】 温水生成装置の上面から見た断面図である。
【図3】 その正面から見た断面図である。
【図4】 排湯回収タンクの上面から見た断面図である。
【図5】 その正面から見た断面図である。
【図6】 ヒートポンプの冷凍サイクル図である。
【図7】 洗浄運転時のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…食器洗浄機 21…ヒートポンプ 27…蒸発器 30…排湯回収タンク
40…排水弁 62…銅管 63…錫メッキ

Claims (1)

  1. 洗浄タンク内の洗浄水により食器を洗浄したのち同洗浄水を前記洗浄タンクに回収する洗浄サイクルに続いて、貯湯タンクに溜められた温水によりすすぎを行い同温水を前記洗浄タンクに回収するすすぎサイクルが実行され、このすすぎサイクルの実行に伴って前記洗浄タンクからオーバーフローしたアルカリ性の排湯が排湯回収タンクに回収可能とされた食器洗浄機において、
    圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を配管接続することで冷凍サイクルを構成したヒートポンプが具備され、このヒートポンプにおける前記蒸発器が前記排湯回収タンク内に熱交換可能に設けられるとともに、前記凝縮器原水の給水管と熱交換可能に設けられ
    また前記貯湯タンクには、貯留された温水が所定量を下回るとオフし、補給により所定量を回復したところでオンするフロートスイッチが備えられ、
    前記すすぎサイクルに入り前記フロートスイッチがオフとなったところで前記ヒートポンプの圧縮機が運転されることにより、排湯から熱を回収しつつ原水を昇温することで温水を生成して前記貯湯タンクに供給され、温水が補給されて前記フロートスイッチがオンとなったところで前記圧縮機が停止するようになっており、
    かつ前記蒸発器が、銅管の外面に錫メッキを施して形成されているとともに、前記排湯回収タンクには常開式の排水弁機構が設けられ、前記フロートスイッチがオフとなったときに前記排水弁を閉弁し、そののち同フロートスイッチがオンとなったところで同排水弁を開弁制御する制御手段が設けられていることを特徴とする食器洗浄機の熱交換装置。
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