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JP3909660B2 - 渦流量計 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、渦流量計に関し、特に振動などのノイズがあっても誤差が発生することがない渦流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5(A)に、カルマン渦流量計の渦検出部の構成を示す。この図において、渦発生体7は管路6に垂直に配置される。管路6に流れる被測定流体が渦発生体7にぶつかるとカルマン渦が発生し、そのため渦発生体7には交番的な揚力が加わって微小変形する。
【0003】
渦発生体の上部には1対の圧電素子81,82が上下方向に埋め込まれ、この圧電素子81,82によって渦発生体7の微小変形を検出する。単位時間に発生するカルマン渦の数は流速に比例するので、これによって被測定流体の流量を測定することができる。
【0004】
圧電素子81,82はカルマン渦による信号だけでなく、管路6の振動などによって発生するノイズも検出する。図5(B)にカルマン渦信号と振動によるノイズの応力分布を示す。図中Sはカルマン渦による応力分布を、Nは振動によるノイズの応力分布を示す。図に示すように、これらの応力分布はかなり異なっている。
【0005】
図中、S1,N1は圧電素子81が検出する渦信号とノイズの応力、S2,N2は圧電素子82が検出する渦信号とノイズの応力である。圧電素子81,82はこれらの応力に応じた電荷を出力し、この電荷はチャージアンプによって電圧に変換される。
【0006】
圧電素子81,82の出力をそれぞれQ1,Q2とすると、これらの値は下記(1)、(2)式で表すことができる。なお、応力S1,S2,N1、N2による圧電素子81,82の出力を同じ記号で表している。
Q1=S1+N1 ・・・・・・・・・・ (1)
Q2=−S2−N2 ・・・・・・・・・ (2)
(2)式の右辺に“−”の記号がついているが、これは位相が逆であることを示している。
【0007】
前記(2)式にN1/N2を乗算し、(1)式を加算すると、
Q1+(N1/N2)×Q2=S1+N1−(S2+N2)×N1/N2
=S1−(N1/N2)×S2 ・・・(3)
が得られる。S1/S2≠N1/N2であり、かつN1/N2が既知であれば、前記(3)式から明らかなようにノイズ成分N1、N2を除去することができる。なお、(N1/N2)は“ノイズ比”と呼ばれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような渦流量計には、次のような課題があった。
【0009】
ノイズ比(N1/N2)は出荷時に標準的な振動を加えて調整して決定している。このノイズ比は変化しないと仮定しているが、実際には渦流量計が設置されている状況によって異なる場合がある。そのため、ノイズを完全に除去することができず、流量測定値に誤差が発生するという課題があった。
【0010】
また、運転状況が変わると最適なノイズ比が微妙に変化して、流量測定値の誤差が変動してしまうという課題もあった。
【0011】
さらに、出荷時に設定されたノイズ比と実際のノイズ比の差が大きくなると、サービスマンが現地に赴くなど人手を介してノイズ比の再調整を行わなければならず、コストや時間ががかかるという課題もあった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、渦発生体によって発生した渦信号を検出する2つの検出部81,82と、その出力のそれぞれを複数の周波数バンドに分割してそれらのバンドの信号強度を出力する第1のスペクトル分析部2と、その出力が入力されノイズ比を決定するノイズ比演算部3と、このノイズ比演算部3が演算したノイズ比が入力されて2つの検出部81,82の出力に関連する信号をこのノイズ比の比率で加算する加算部41とを有し、この加算部41の出力に基づいて流量値を求めると共に、ノイズ比演算部3は2つの検出部81,82の各バンドの信号強度の比からノイズのバンドを判定して、ノイズと判定されたバンドのうち信号強度が最大のバンドの信号強度比をノイズ比として加算部41に出力するようにしたものである。常に最適のノイズ比を設定できる。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、加算部41の出力が入力されるバンドパスフィルタ43を有し、このバンドパスフィルタ43によってノイズ比演算部3が信号と判定したバンドのみ通過させるようにして、このバンドパスフィルタの出力から流量値を求めるようにしたものである。ノイズを減らすことができる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、加算部41の出力が入力される第2のスペクトル分析部42と、加算部41の出力が入力されるバンドパスフィルタ43とを有し、第2のスペクトル分析部42はその入力を複数の周波数バンドに分割して各バンドの信号強度を求め、この信号強度が予め定められた感度曲線より大きいバンドを信号のバンドと判定し、このバンドの信号のみ通過させるようにバンドパスフィルタ43を制御するようにして、このバンドパスフィルタ43の出力から流量値を求めるようにしたものである。ノイズをさらに減らすことができる。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3記載の発明において、ノイズ比演算部3は信号と判定されたバンドの信号強度の比が予め定められた詰まり判定比以下であると詰まり警報を出力するようにしたものである。管路の詰まりを検出することができる。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4記載の発明において、ノイズ比演算部3はノイズと判定されたバンドにおける加算部41の出力の信号強度が予め定められた異常振動判定第1閾値より小さい場合または異常振動判定第2閾値より大きい場合に異常振動アラームを出力するようにしたものである。異常振動を検出できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明に係る渦流量計の一実施例を示す構成図である。なお、図5と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
【0018】
図1において、1は電荷−デジタル変換部であり、チャージコンバータ11,12およびA/Dコンバータ13,14から構成されている。圧電素子81の電荷出力はチャージコンバータ11に入力されて電圧信号に変換され、この電圧信号はA/Dコンバータ13でデジタル信号に変換される。同様に、圧電素子82の電荷出力はチャージコンバータ12で電圧信号に変換され、さらにA/Dコンバータ14でデジタル信号に変換される。
【0019】
2はスペクトル分析部であり、スペクトル分析器21および22で構成される。A/Dコンバータ13の出力はスペクトル分析器21に入力されてスペクトル分析される。すなわち、スペクトル分析器21は入力信号を複数の周波数のバンドに分解し、各バンドの信号強度を出力する。同様に、スペクトル分析器22はA/Dコンバータ14の出力を複数の周波数のバンドに分解し、各バンドの信号強度を出力する。
【0020】
3はCPUであり、スペクトル分析部2の出力が入力され、これらの入力からノイズ比を決定して出力する。5は出力回路であり、CPU3の出力が入力される。
【0021】
4は信号処理部であり、電荷−デジタル変換部1の出力が入力される加算器41,この加算器41の出力が入力されるスペクトル分析器42およびバンドパスフィルタ43,このバンドパスフィルタ43の出力が入力されるシュミットトリガ44およびこのシュミットトリガ44の出力が入力されるカウンタ45から構成される。
【0022】
加算器41はA/Dコンバータ13,14の出力およびCPU3が出力するノイズ比を用いて、下記(4)式の演算を行う。すなわち、A/Dコンバータ31,32の出力値をそれぞれA,B、ノイズ比をλN、加算器41の出力をCとすると、
C=A+λN×B ・・・・・・・・・・ (4)
の演算を実行して、その演算結果Cをスペクトル分析器42およびバンドパスフィルタ43に出力する。
【0023】
スペクトル分析器42は加算器41の出力Cのスペクトルを分析し、バンドパスフィルタコントローラ43Cを介してバンドパスフィルタ43の通過周波数帯域を設定する。加算器41の出力Cはこのバンドパスフィルタ43でフィルタリングされ、帯域外の周波数成分が除去される。
【0024】
バンドパスフィルタ43の出力はシュミットトリガ44でパルス信号に変換され、このパルス信号はカウンタ45でカウントされる。図1の(a)はバンドパスフィルタ43の出力であり、その波形はほぼサイン波になっている。同(b)はシュミットトリガ44の出力であり、パルス波になっている。
【0025】
カウンタ45で積算されたカウント値はCPU3に入力される。CPU3はこのカウント値により、渦信号の周波数を演算して、この周波数から流量測定値を求めて出力回路5に出力する。
【0026】
次に、この実施例の動作のうち、詰まりと異常振動の判定およびノイズ比の設定について、図2のフローチャートに基づいて説明する。まず、スペクトル分析器21,22の出力を取得し、スペクトル分析器21の信号強度が最大のバンドにおける、スペクトル分析器21の出力とスペクトル分析器22の出力の比、すなわちそのバンドにおける信号強度の比を求める。
【0027】
信号強度の比が得られると、この比によって渦信号であるかノイズであるかを判定する。渦信号のバンドであると判定されると、詰まりがあるかどうかを判定し、詰まりがあると詰まりアラームをオンにする。そして、信号強度が大きいバンドの順にノイズのバンドであるかを調べて、ノイズのバンドの信号強度の比をノイズ比として加算器41に設定する。
【0028】
ノイズと判定されると、異常振動があるかどうかを判定し、異常振動があると異常振動アラームをオンにする。そして、異常振動の有無に関わらず、そのバンドの信号強度の比をノイズ比として加算器41に設定する。なお、これらの処理はCPU3によってソフトウエアで行われる。
【0029】
次に、図3を用いて信号とノイズの判定および詰まりの判定について説明する。図3のグラフの縦軸はスペクトル分析器21と同22の出力の比、横軸は詰まりの程度を表す。同図のSP1、NP1はスペクトル分析器21の出力であり、それぞれ信号とノイズを表している。同様に、SP2,NP2はスペクトル分析器22の出力であり、それぞれ信号とノイズを表している。
【0030】
これらSP1,NP1、SP2,NP2はそれぞれ図5(B)の応力S1,S2,N1、N2に対応している。同図からわかるように、信号(S1,S2)の場合は圧電素子81が検出する応力S1の方が圧電素子82が検出する応力S2より大きくなり、ノイズ(N1,N2)の場合は同程度か圧電素子82が検出するノイズN2の方が大きくなる。
【0031】
圧電素子81の出力はスペクトル分析器21の出力に対応し、圧電素子82の出力はスペクトル分析器22の出力に対応する。従って、信号の場合はスペクトル分析器21の出力の方が同22の出力よりも大きく、ノイズの場合は同程度が小さくなる。そのため、図3の縦軸である
スペクトル分析器21の出力/スペクトル分析器22の出力
が1.0より大きいと信号、小さいとノイズと判定することができる。
【0032】
実際には、予め決められた最小信号比よりもこの比が大きいと信号と判定し、小さいとノイズと判定するようにする。この最小信号比は口径によって異なり、たとえば口径が50Aの場合は1.1の値を用いる。
【0033】
図3に示すように、詰まりが大きくなるに従って信号の比SP1/SP2は低下する傾向を示す。そのため、詰まり判定比を設定し、SP1/SP2がこの値よりも小さくなると、詰まりが発生していると判定するようにしている。
【0034】
異常振動であるかの判定は、加算器41の出力によって行う。CPU3がノイズのバンドと判定したバンドの信号強度が感度曲線より大きく第1閾値T1より小さいか、信号強度が第2閾値T2より大きいと、異常振動と判定する。第2閾値T2は第1閾値T1より大きい値であり、これらの値は予め定める。
【0035】
次に、図4に基づいてスペクトル分析器42およびバンドパスフィルタ43の動作を説明する。図4において、(A)はノイズが重畳した渦信号の波形、同(B)はスペクトル分析器42で(A)の信号をスペクトル分析した結果である。(B)の横軸は対数目盛でプロットした周波数であり、ここではSB1〜SB6の6つのバンドに分割されている。また、同図の縦軸は各バンドにおける信号の強度である。
【0036】
右肩上がりの直線は感度曲線であり、信号の検出感度を表す。周波数が高くなるに従って、検出感度は高くなる傾向がある。この感度曲線は渦発生体7および圧電素子81,82の特性から、予め求めることができる。
【0037】
信号強度がこの感度曲線より高いバンドを渦信号のバンドとし、そのバンドだけ通過させるようにバンドパスフィルタ43の特性を設定する。図4ではSB2のバンドの信号強度が最大であるが感度曲線より下なので、信号強度が感度曲線を越えているSB5のバンドが渦信号であると判定する。
【0038】
図4(C)はこのようにして設定されたバンドパスフィルタ43の特性を表す。SB5のバンドのみ通過させる特性を示す。同図(D)はバンドパスフィルタ43の出力である。ノイズが除去されているのがわかる。
【0039】
信号強度が感度曲線よりも高いバンドが複数あると、信号強度が最大のバンドを渦信号のバンドとして、そのバンドのみ通過させるようにバンドパスフィルタ43の特性を設定する。大きな異常振動が発生した場合、ノイズのバンドを信号のバンドと誤判定する場合も考えられるが、このときは図2および図3で説明した異常振動アラームが出力される。
【0040】
バンドパスフィルタ43の出力はシュミットトリガ44に入力されて矩形波に変換され、カウンタ45でカウントされる。カウンタ45のカウント値はCPU3に入力されて流量信号が演算され、この流量信号は出力回路5から外部に出力される。
【0041】
なお、バンドパスフィルタ43は高速で周波数特性を切り替えなければならないので、その制御は、バンドパスフィルタコントローラ43Cを設置し、ハードウェアにより行う。
【0042】
また、スペクトル分析器42およびバンドパスフィルタ43を省略し、加算器41の出力をシュミットトリガ44に入力して流量値を求めるようにしてもよい。ノイズの除去効果は若干悪くなるが、構成が簡単になる。
【0043】
さらに、バンドパスフィルタ43Cを省略してバンドパスフィルタ43の制御をCPU3からソフトウェアによって行うようにしてもよい。すなわち、CPU3が信号と判定したバンドのみ通過させるようにバンドパスフィルタ43を制御するようにしてもよい。
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば、次の効果が期待できる。 請求項1記載の発明によれば、渦発生体によって発生した渦信号を検出する2つの検出部81,82と、その出力のそれぞれを複数の周波数バンドに分割してそれらのバンドの信号強度を出力する第1のスペクトル分析部2と、その出力が入力されノイズ比を決定するノイズ比演算部3と、このノイズ比演算部3が演算したノイズ比が入力されて2つの検出部81,82の出力に関連する信号をこのノイズ比の比率で加算する加算部41とを有し、この加算部41の出力に基づいて流量値を求めると共に、ノイズ比演算部3は2つの検出部81,82の各バンドの信号強度の比からノイズのバンドを判定して、ノイズと判定されたバンドのうち信号強度が最大のバンドの信号強度の比をノイズ比として加算部41に出力するようにした。
【0044】
検出部の出力を常に周波数分析してノイズを判定し、ノイズ比を求めるようにしたので、状況に応じたノイズ比を設定することができる。そのため、振動などノイズが多い環境でも正確な流量値を求めることができるという効果がある。
【0045】
また運転条件が変化しても、その運転条件に応じたノイズ比を設定できるので、人手でノイズ比を再設定する必要がなくなり、メンテナンスが簡単になるという効果もある。
【0046】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、加算部41の出力が入力されるバンドパスフィルタ43を有し、このバンドパスフィルタ43によってノイズ比演算部3が信号と判定したバンドのみ通過させるようにして、このバンドパスフィルタ43の出力から流量値を求めるようにした。
【0047】
バンドパスフィルタ43によるノイズ除去を追加したので耐ノイズ性がより大きくなり、振動などのノイズが大きい環境でも正確に流量値を測定することができるという効果がある。
【0048】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、加算部41の出力が入力される第2のスペクトル分析部42と、加算部41の出力が入力されるバンドパスフィルタ43とを有し、第2のスペクトル分析部42はその入力を複数の周波数バンドに分割して各バンドの信号強度を求め、この信号強度が予め定められた感度曲線より大きいバンドを信号のバンドと判定し、このバンドの信号のみ通過させるようにバンドパスフィルタ43を制御するようにして、このバンドパスフィルタ43の出力から流量値を求めるようにした。
【0049】
加算器41によってノイズが少なくなった信号をさらに周波数分析して信号のバンドのみバンドパスフィルタ43で通過させるようにしたので、耐ノイズ性がさらに高くなり、振動やその他の要因によるノイズが大きい環境でも正確に流量測定ができるという効果がある。
【0050】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3記載の発明において、ノイズ比演算部3は信号と判定されたバンドの信号強度の比が予め定められた詰まり判定比以下であると詰まり警報を出力するようにした。管路の詰まりを事前に検出でき、事故を防止できるという効果がある。
【0051】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4記載の発明において、ノイズと判定されたバンドにおける加算部41の出力の信号強度が予め定められた異常振動判定第1閾値より小さい場合または異常振動判定第2閾値より大きい場合に異常振動アラームを出力するようにした。
【0052】
異常振動を検出でき、これによる誤差の増大を防止できるので、振動の大きい環境でも安心して使用できるという効果がある。また、異常振動による事故を事前に防止できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】渦信号とノイズの判定手順を説明するための図である。
【図4】渦信号のバンドの判定手順を説明するための図である。
【図5】渦流量計の渦検出部の抗せ図である。
【符号の説明】
1 電荷−デジタル変換部
11,12 チャージアンプ
13,14 A/Dコンバータ
2 スペクトル分析部
21,22、42 スペクトル分析器
3 CPU
4 信号処理部
41 加算器
43 バンドパスフィルタ
43C バンドパスフィルタコントローラ
44 シュミットトリガ
45 カウンタ

Claims (5)

  1. 渦発生体と、この渦発生体によって発生した渦信号を検出する2つの検出部と、この2つの検出部の出力のそれぞれを複数の周波数バンドに分割してそれらのバンドの信号強度を出力する第1のスペクトル分析部と、この第1のスペクトル分析部の出力が入力されノイズ比を決定するノイズ比演算部と、このノイズ比演算部が演算したノイズ比が入力され前記2つの検出部の出力に関連する信号をこのノイズ比の比率で加算する加算部とを有し、この加算部の出力に基づいて流量値を求めると共に、前記ノイズ比演算部は前記各バンドの前記2つの検出部の信号強度の比からノイズのバンドを判定して、ノイズと判定されたバンドのうち信号強度が最大のバンドの信号強度の比をノイズ比として前記加算部に出力するようにしたことを特徴とする渦流量計。
  2. 前記加算部の出力が入力されるバンドパスフィルタを有し、このバンドパスフィルタによって前記ノイズ比演算部が信号と判定したバンドのみ通過させるようにして、このバンドパスフィルタの出力から流量値を求めるようにしたことを特徴とする請求項1記載の渦流量計。
  3. 前記加算部の出力が入力される第2のスペクトル分析部と、前記加算部の出力が入力されるバンドパスフィルタとを有し、前記第2のスペクトル分析部はその入力を複数の周波数バンドに分割して各バンドの信号強度を求め、この信号強度が予め定められた感度曲線より大きいバンドを信号のバンドと判定して、このバンドの信号のみ通過させるように前記バンドパスフィルタを制御するようにして、前記バンドパスフィルタの出力から流量値を求めるようにしたことを特徴とする請求項1記載の渦流量計。
  4. 前記ノイズ比演算部は、信号と判定されたバンドの信号強度の比が予め定められた詰まり判定比以下であると詰まり警報を出力するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の渦流量計。
  5. 前記ノイズ比演算部は、ノイズと判定されたバンドにおける前記加算部の出力の信号強度が予め定められた異常振動判定第1閾値より小さい場合または異常振動判定第2閾値より大きい場合に異常振動アラームを出力するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の渦流量計。
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